デンマーク語で四季を読む――デンマーク文化を学ぶための中・上級テキスト集――

掲載作品一覧

ノンフィクション
“Anna, 8, Taastrup”「アナ,8歳,トストロプ」 トストロプ在住のアナちゃん8歳の日常を書いた短いエッセイ
“Barndommen i Danmark”「デンマークの幼年期」 デンマークで幼年期に受けられる教育についてまとめたテキスト
“Børnepasning”「保育制度」 デンマークで施行されている幼児から小学生までの保育制度についてまとめたテキスト
“Danmarks befrielse d.5. maj 1945”「1945年5月5日・デンマークの解放記念日」 「デンマークの解放記念日」について書かれたテキスト
“Danmarks befrielse: Lise Nørgaard, forfatter” 「デンマークの解放記念日・作家リーセ・ナアアゴーのインタビュー」  
“Danmarks befrielse: Tøger Seidenfaden, chefredaktør, Politiken” 「デンマークの解放記念日・日刊紙ポリティーケンの編集長トゥーヤ・サイデンフェーデンのインタビュー」  
“De fire årstider: Anders”「四季・アナスの場合」 アナスが好む季節・冬についての紹介
“De fire årstider: Ida”「四季・イーダの場合」 イーダが好む季節・春についての紹介
“De fire årstider: Malthe”「四季・マルデの場合」 マルデが好む季節・夏についての紹介
“De fire årstider: Sofie”「四季・ソフィーイの場合」 ソフィーイが好む季節・秋についての紹介
“De sidder der endnu!”「彼らはまだあそこに座ってる!」 仕事と家事を両立している家族を持つ女性の目を通して書かれた,自身の生活そして独身生活を送る人々についてのテキスト
“Det er hårdt at miste sin far, mens han stadig er her”「自分の父親がまだここにいるのに、彼を失ってしまうのは辛いこと」 認知症の父親を抱え,彼の介護に向き合うデンマーク人女性へのインタビュー記事
“Det moderne arbejdsliv”「現代の仕事と生活」 現在のデンマークにおける労働環境,そして働く人々の悩みについて扱ったテキスト
“Drengen, der ikke vidste hvad han ville”「やりたいことが分からなかった男の子」 現代デンマーク児童文学界の人気作家の一人,キム・フォプス・オーケソン (Kim Fupz Aakeson) が自身の青春時代について回想しているエッセイ
“Efterårsmorgen ved Sortedamssøen”「ソアテダムスーウンの秋の朝」 デンマーク人画家クレステン・クプゲ (Christen Købke) が1838年に発表した「ソアテダムスーウンの秋の朝」というタイトルの絵画について扱ったテキスト
“En alderdom vi kan leve med”「老年期とともに生きる」 日刊紙ポリティーケン (Politiken) に2011年11月4日付で掲載された,「デンマークで迎える老年期」に関する投稿記事
“Familie, samlivsformer og singlekultur”「家族、共生のかたち、シングルライフ」 デンマークで若い世代が選択する様々なライフスタイルについて扱ったテキスト
“Fastelavn”「ファステラウン」 新年を迎えてからの最初の代表的な歳時記「ファステラウン」について扱ったテキスト
“Grøn transport”「地球に優しい交通手段」 「環境に配慮した暮らし」を目指して活動しているデンマーク人グループが書いた「交通手段としての自転車」に関するエッセイ
“Grønne indkøb”「地球に優しいお買い物」 「環境に配慮した暮らし」を目指して活動しているデンマーク人グループが書いた「クリスマス時期の消費合戦」に関するエッセイ
“Gækkebrev”「騙し手紙」 復活祭にちなんだ風習の1つである「騙し手紙」について書かれたテキスト
“Hvor er jeg dog træt af at være lækker”「魅力的でいることなんてもうウンザリ!」 日刊紙ポリティーケン (Politiken) に2011年3月16日付で掲載された,一人の高校生による「外見,他人からの評価を気にするデンマークの若者」に関する投稿記事
“Jeg vil ikke kalde det panik eller løbe fra alderdommen”「僕はそれをパニックと呼びたくもないし、老いから逃げることもしたくない」 日刊紙ベアリングスケ (Berlingske) に2011年11月11日付で掲載された,いわゆる「男性の更年期」について扱った記事
“Jul”「クリスマス」 デンマークのクリスマスの起源について扱ったテキスト
“Kald mig bare Ledige Louis”「どうぞ僕を職なしのルイと呼んでくれ」 日刊紙ポリティーケン (Politiken) に2013年5月30日付で掲載された,「デンマークで若者が職を見つけることの難しさ」を実感したデンマーク人の若者による投稿記事
“Karriere eller børn – skal du virkelig vælge?”「キャリアそれとも子ども?本当に選ぶ必要はあるの?」 デンマークの月刊誌Alt for damerneに2013年7月2日付で掲載された,「キャリア・仕事」と「家庭・育児」の間で悩むデンマーク人女性2人のインタビュー記事
“Kartoffelferien var våd, kold og modbydelig”「ジャガイモ休暇は、ずぶ濡れになるし、寒いし、そして気持ち悪いものでした」 日刊紙クレステリト ダウブラズ (Kristeligt Dagblad) に2012年10月18日付で掲載された,「秋休み(ジャガイモ休暇)」に関する記事
“Konfirmation”「堅信礼」 デンマークで一般に13歳〜14歳頃に行なわれる「堅信礼」について扱ったテキスト
“Kristen og homoseksuel: Al kærlighed kommer fra Gud”「クリスチャンでありそしてゲイであること:全ての愛は神から」 日刊紙クレステリト ダウブラズ (Kristeligt Dagblad) に2012年10月23日付で掲載された,クリスチャンであるカーアン (Karen) が自身ゲイであることとどのように向き合ってきたかということに関するインタビュー記事
“Kulturnatten i København”「コペンハーゲンのカルチャーナイト」 毎年秋に行なわれるコペンハーゲンのカルチャーナイトを扱ったテキスト
“Nyt i den gamle jul”「古来のユールに取り入れらてきたもの」 近代以降にデンマークのクリスマスに取り入れられていった様々な風習についてまとめたテキスト
“Ole Lykke, 66 år”「オーレ・ルゲさん,66歳」 コペンハーゲンにある自由解放区クリスチェーニャ (Christiania) に設立当時から暮らすオーレさんについてのテキスト
“Påskedag”「ポースケの日」 デンマークの復活祭,そしてそれにまつわる様々な伝統についてのテキスト
“Roskilde Festival”「ロスキレ・フェスティバル」 7月最初の週末に行なわれる,デンマーク最大の音楽フェスティバルについて扱ったテキスト
“Sct. Hans Aften”「夏至祭」 デンマークの夏の風物詩の1つ,「夏至祭」について扱ったテキスト
“Stakkels single”「可哀想なシングルたち」 日刊紙ベアリングスケ (Berlingske) に2005年3月5日付で掲載された,「シングルでいる人々の実状」について扱った記事
“Ud af krisen, mand”「危機から抜け出そう」 日刊紙クレステリト ダウブラズ (Kristeligt Dagblad) に2002年10月4日付で掲載された,いわゆる「男性の更年期」について扱った記事
“50 år”「50歳」 デンマークで50歳という歳を迎える際の様々な伝統について扱ったテキスト
フィクション
“Danmarks Engel”「デンマークの天使」 アンデルセン,キェルケゴールと同時代の詩人であり,フォルケホイスコーレ(folkehøjskole: 国民高等学校)を提唱したグルントヴィ (N.F.S. Grundtvig) が1849年に詠んだ詩
“Den blomstrende have”「花ざかりの庭」 現代デンマークの女性作家,ナヤ・マリーイ・アイト (Naja Marie Aidt) が1993年に発表した短編小説
“Den lille pige med Svovlstikkerne”「マッチ売りの少女」 アンデルセンによる1845年発表の童話
“Den sidste aften”「最後の晩」 デンマークにおける印象主義作家の巨匠,ヘアマン・バング (Herman Bang) が1880年に発表した短編小説
“Det ubeskrevne Blad”「空白の一枚」 20世紀デンマークが世界に誇る物語作家,カーアン・ブリクスン (Karen Blixen) が1942年に発表した短編小説
“En sang til hans søster”「アイツの妹に捧げる歌」 現代デンマーク女性作家の1人,ピア・ユール (Pia Juul) が2005年に発表した短編小説
“Envoi”「献辞」 1944年にノーベル文学賞を受賞した作家,ヨハネス・ヴィー・イェンスン (Johannes V. Jensen) が1921年にデンマークの初夏の美しさを詠んだ詩
“Evig og uden Forandring”「永遠にして不変」 19世紀デンマーク近代文学を代表する作家,イェンス・ピーダ・ヤコプスン (Jens Peter Jacobsen) が1875年に詠んだ詩
“Foraarets Horisont”「春の地平線」 世界大戦中に活躍した詩人,モーデン・ニルスン (Morten Nielsen) が1943年に詠んだ詩
“Forårsnat”「春の夜」 デンマークを代表する女性作家の一人,トーヴェ・ディトリウスン (Tove Ditlevsen) が1939年に詠んだ詩
“Fødselsdagen”「誕生日」 デンマークのユーモア・風刺作家であり,国民的作家でもあるフィン・スボー (Finn Søeborg) の1954年に発表したユーモア短編小説
“Genfortælling”「語り直し」 デンマークの国民的作家の1人,アナス・ボーデルスン (Anders Bodelsen) が1973年に発表した推理小説からの一部抜粋
“Globryllup”「ウェディングゲスト」 現在,デンマークの国内外で注目を集める女性作家,ヘレ・ヘレ (Helle Helle) が2000年に発表した短編小説
“Hullet i kælderen”「地下室の穴」 現代デンマークを代表する詩人,ヘンレク・ノアブラント (Henrik Nordbrandt) が1987年に外国人のデンマーク語学習者向けに書き下ろした短編小説
“Idyl”「安閑」 20世紀前半に活躍したデンマーク人作家,カール・イーレク・ソイア (Carl Erik Soya) が1930年に発表した短編小説
“Ingeborg”「インゲボー」 戦間期,戦後に活躍した作家ホー・スィー・ブラナ (H. C. Branner) が1939年に発表した短編小説
“Levende”「生きている」 現代デンマーク詩人を代表する1人,セーアン・ウルレク・トムスン (Søren Ulrik Thomsen) が1981年に「生」について詠んだ詩
“Lovtale over Efteraaret”「秋の讃歌」 キェルケゴールの生誕200年を記念して編集・出版された「キェルケゴール新版全集」の第27巻に収められた「秋礼讃」に関する1846年の覚書からの抜粋
“Min oldemor”「私のひいおばあちゃん」 デンマークの女性作家,ハネ・マリーイ・スヴェンスン (Hanne Marie Svendsen) が1987年に外国人のデンマーク語学習者向けに書き下ろした短編小説
“Muldskud”「もぐら塚」 1917年にノーベル文学賞を受賞したデンマーク人作家,ヘンレク・ポントビダン (Henrik Pontoppidan) が1899年に発表した短編小説
“Nissehuen”「ニッセ帽」 現代デンマークの作家,ヘニング・モーデンスン (Henning Mortensen) が2008年に発表した短編小説
“Patienten”「患者」 デンマーク人作家,ピーダ・スィーベア (Peter Seeberg) が1962年に発表した短編小説
“Påskeliljer”「ラッパスイセン」 女性作家キアステン・トーロプ (Kirsten Thorup) が1987年に外国人のデンマーク語学習者向けに書き下ろした短編小説
“Roden”「根っこ」 戦後作家マーティン・A・ハンスン (Martin A. Hansen) が1948年に執筆した短編小説
“Solsort”「クロウタドリ」 戦後デンマークを代表する詩人,ハルフダン・ラスムスン (Halfdan Rasmussen) が1948年に詠んだ詩
“Sommerfugledalen”「蝶の谷」 20世紀デンマークを代表する女性詩人インガ・クレステンスン (Martin A. Hansen) が1994年に発表し、北欧のみならず欧米全体にセンセーションをまき起こしたソネット詩(全訳付き)
“Sommergjækken”「夏もどき」 1862年にアンデルセンにより書かれた童話
“Sommetider”「時として」 デンマークの戦後文壇の中核を担った,クラウス・リフビェア (Klaus Rifbjerg) が1964年に発表した短編小説
“Ude af sit gode skind”「惑乱」 デンマークの現代作家,スヴェン・オーウ・マスン (Svend Åge Madsen) が1990年に発表した短編小説
“Vibeke”「ヴィーベケ」 現代のデンマーク女性作家,イーダ・イェスン (Ida Jessen) が2007年に発表した短編小説
“Vildgaasen. Et billede.”「雁」 キェルケゴールが1854年に自身の日記の中に記した寓話
“Vilhelm Hammershøi”「ヴィルヘルム・ハマスホイ」 デンマークの象徴派詩人ソーフス・クラウスン (Sophus Claussen) が1916年に同時代に活躍した画家のヴィルヘルム・ハマスホイの死を悼んで詠んだ詩
“Ægget”「たまご」 20世紀デンマークを代表する作家ヴィリ・サアアンスン (Villy Sørensen) が1986年に発表した「たまご」と「にわとり」が登場する寓話
“Året har 16 måneder”「一年は十六ヶ月」 現代デンマークを代表する詩人,ヘンレク・ノアブラント (Henrik Nordbrandt) が1986年に詠んだ詩
“Årstiderne”「四季」 ベニ・アナスン (Benny Andersen) が1972年にデンマークの四季について詠んだ詩