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小学校対象 児童の読書力を形成する読書日記 ―読書指導法の改善と個の変容を目指して―

著者
細 恵子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2021年11月20日 
ISBN
ISBN978-4-86327-573-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
年間を通して書く「読書日記」が、児童の幅広い読書力の形成を可能にした。小学校での7年間にわたる筆者の読書日記指導の実際と児童の変容の記録。これまでの読書指導の課題を改善するための具体的な取り組みを紹介し、日常の読書につなげていくために「読書日記」が有効なものであることを示している。書評
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はじめに

第1章 読書日記指導に向けて
 第1節 読書力の定義
   第1項 リテラチャー・サークルの話題
   第2項 大村はまの「読書生活の記録」
   第3項 先行研究における「読書力」の検討
   第4項 読書指導で身に付けさせたい「読書力」
 第2節 読書日記の考案
 第3節 小学校教育における「読書日記指導」
   第1項 読書日記指導の構想
   第2項 読書日記指導の目的と方法

第2章 読書日記の実践理論
 第1節 4つの視点による指導
   第1項 指導方法
   第2項 国語科単元と読書日記
   第3項 個の変容
   第4項 成果と課題
 第2節 自分との関連づけ
   第1項 実践の概要
   第2項 分析方法
   第3項 結果と考察(学級と個の変容)
   第4項 成果と課題
 
第3章 低学年の読書日記の実践
 第1節 読書日記の導入、国語科との関連(第1学年)
   第1項 読書日記導入までの実践(4月~6月)
   第2項 国語科単元「くりかえしのあるほんをよもう『おおきなかぶ』」の実践(6月~7月)
 第2節 感想の質を向上させるための比べ読み―読書日記・自己評価活動と関わらせて―(第2学年)
   第1項 実践の方法
   第2項 実践の概要
   第3項 実践の結果
   第4項 考察
   第5項 成果

第4章 中学年の読書日記の実践
 第1節 児童同士の交流(第3学年)
   第1項 交流の方法
   第2項 交流の実際
   第3項 考察
 第2節 学級での交流による読書力の形成(第3学年)
   第1項 児童Aの読書感想文から児童Bの読書日記、新聞へ
   第2項 読書だよりを読むことから自分の考えを書く読書日記へ
   第3項 学級に良い影響を与える児童の変容
   第4項 児童が実感した、自分の身に付いた読書力
   第5項 考察

第5章 高学年の読書日記の実践
 第1節 読書日記と国語科の言語活動
   第1項 第5学年の実践
   第2項 第6学年の実践
 第2節 児童と共に行う読書環境づくり
 第3節 日常の読書日記の書き方
 第4節 児童の変容

第6章 読書日記指導プログラムの構想
 第1節 読書日記指導プログラムの在り方
   第1項 読書の目標
   第2項 読書日記の指導方法
   第3項 読書日記の内容
 第2節 読書日記指導プログラム

おわりに

引用・参考文献
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