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イギリス初等教育における国語科教育改革の研究 ―Centre for Language / Literacy in Primary Education の取り組みを中心に―

著者
松山雅子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
542 
定価
8,580円 (本体7,800円 )
発行日
2015年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-86327-289-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
イギリスにおける初等教育改革の推移をふまえ、小学校国語(英語)科教育センター(CPLE 1)とその発展形であるCPLE 2について、その40年余にわたる教師教育の取り組みを、生成期、拡張期、充実期の三段階の推移と捉えて考察する。書評
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掲載表リスト

序 章 研究の目的と方法
  第1節 研究の目的と方法
  第2節 研究の位置と意義 
第1章 教科教育センターの設立とその諸活動(1960 ~)
  第1節 教育改革の史的状況
  第2節 教科教育センターの設立と基本指針
  第3節 教科教育センターの諸活動
第2章 理論的基盤の生成期
    観察記録法(Primary Language Record, 1988)の開発
  第1節 専門的力量の向上をめざす観察記録法
  第2節 観察記録法の目的・方法・意義
  第3節 観察記録法に対する評価観と志向した学習指導環境
第3章 理論的基盤の拡張期
    文学を核とするリテラシー教授モデル(1996)の考案と検証
  第1節  段階別読本ではなく「現実にある本」(a real book)によるリテラシー教授の提案
  第2節 Core Book の編纂によるリテラシー教授法の開発
  第3節 学習者実態調査によるリテラシー教授モデルの検証
第4章 発展的実地検証による充実期
    読書力向上プロジェクト(Power of Reading Project,2005-2011)の学習指導構想と実際
  第1節 読書力向上プロジェクトの骨子
  第2節  国語科カリキュラムにおけるプロジェクトの位置―小学校事例の考察から
  第3節  読書力向上プロジェクトの単元構成―体系性と柔軟な運用
  第4節  読書力向上プロジェクトの実際―現職研修・授業の実際とアンケート調査
結 章 センターがめざしたイギリス国語科教育改革
 参考文献

資料編
1 CLPE 主催の現職研修プログラム(1987年~1999 年資料入手分)
2 著者(松山)が行った研修参加者対象アンケート(2012.3.27/ 5.18)
 著者が行ったアンケート調査集計基礎表 ケンブリッジ研修(2012/3/27)ロンドン研修(2013/5/18)
3 機関紙Language Matters(1975 ~ 2002)総目次

あとがき
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