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20世紀メキシコにおける農村教育の社会史 ―農村学校をめぐる国家と教師と共同体―

著者
青木利夫 
シリーズ
 
助成
2014年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
272 
定価
4,730円 (本体4,300円 )
発行日
2015年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-86327-281-1 
Cコード
C3022 
ジャンル
教育〈教育学〉 歴史・考古・民族/欧米
 
内容
20世紀のメキシコにおいて国家が学校教育に求めた役割、また国家と住民あるいは共同体間の緊張関係のなかで学校教育に果した機能について、国家と共同体のはざまに立たされた教師に注目して検討する。書評



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序 章 メキシコの農村教育をめぐる国家と教師と共同体
 1.問題の所在
 2.メキシコにおける学校教育普及の歴史的背景
 3.先行研究と本書の課題
 4.本書の構成

     第1部 メキシコにおける「混血化」の思想

第1章 ホセ・バスコンセロス「混血」思想の形成過程
 はじめに
 1.西欧中心主義批判としての「混血」論
 2.「ラテン」と「アングロサクソン」
 3.「文明」と「野蛮」
 おわりに

第2章 マヌエル・ガミオの人類学研究と「混血」
 はじめに
 1.インディオの「発見」
 2.インディオを知る
 3.インディオの救済/メキシコの救済
 おわりに

第3章 モイセス・サエンスの「インディオ」統合のための実験
 はじめに
 1.「死せるインディオ」から「生きるインディオ」へ
 2.「幼子」インディオから「メスティーソ」へ
 3.「混血化」の実験
 おわりに

     第2部 「農村教育」のはじまりとその役割

第4章 公教育省の再建と教育の「連邦化」
 はじめに
 1.教育の中央集権化の試み
 2.バスコンセロスの公教育省設置計画
 3.公教育省の権限拡大
 おわりに

第5章 農村地域独自の教育と「農村教師」の養成
 はじめに
 1.教員養成の開始
 2.「農村教育」と「農村教師」の誕生
 3.農村師範学校と農民地域学校
 おわりに

第6章 社会改良運動としての「農村教育」
 はじめに
 1.「村の家」と「文化伝道団」
 2.文化伝道団の活動とその機能
 3.家庭・村・国家
 おわりに

     第3部 学校をめぐる国家と住民の関係史

第7章 農村教師となるまで
 はじめに
 1.農村教師の訓練不足と不安
 2.勤務地に到着するまで
 3.勤務先での教師の位置
 おわりに

第8章 農村教師の戦略
 はじめに
 1.村の価値と農村教師
 2.学校にたいする住民の対応
 3.助言者または仲介者としての農村教師
 おわりに

第9章 村の学校
 はじめに
 1.学校施設の建設
 2.教師にたいする住民の協力
 3.住民による教師交代要求
 おわりに

終 章 メキシコにおける教育社会史研究に向けて
 1.あらたな「公共空間」としての農村学校
 2.「公共空間」をめぐる住民と教師の生きられた歴史
 3.今後の課題

補 論 統合主義から多文化主義へ―成長する農村教師―

史料および引用・参考文献一覧
資料1 メキシコ合州国憲法第3条
資料2 統計
資料3 住民の請願書・公教育省の公文書

あとがき
事項索引
人名索引
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