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広島のロートレックと呼ばれた男 山路商略伝 

著者
塩谷篤子・藤崎 綾 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
196 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2014年9月16日 
ISBN
ISBN978-4-86327-270-5 
Cコード
C0023 
ジャンル
一般書/紀行・歴史読み物
 
内容
大正時代後期から第二次世界大戦末期にかけて広島市内で人目を引いた画家・詩人がいた。身体的特徴や創作生活からフランス画家ロートレックになぞらわれた。同時代の著作や遺稿、証言、資料から彼の人物像と生きた時代をふりかえる。書評
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プロローグ
 馬にのる商サン
 松の花粉
 二十歳の商

第一部

第一章 生い立ち
 誕生
 両親
 満州への移住
 幼少の頃
 小学生の頃
 満州での暮らし
 絵を習う
 広島へ

第二章 広島の文学青年たち
 画家をめざして
 軍都広島
 広島の詩人達
 夜店「ピエロ」
 『東洋鬼』創刊
 山本春二の偽死亡通知
 白鳥座公演
 大道アトリエ
 立体造型詩と『萬國旗』
 新聞文芸欄

第三章 山路アトリエ
 山路画材店
 アトリエの仲間たち
 ゴリさんのこと
 喫茶店にて
 市電にて
 「モンマルトルの丘」にて
 音楽三昧
 読書三昧
 広島のロートレック
 「広島市山路商様」
 名井屋と「比治山風景」
 百貨店と活動写真館
 岸麗子への恋文
 画業一途に
 山路の「枯れもの」

第四章 芸術遍歴
 ダダイスト宣言
 美術グループ広土社結成
 シュールレアリスムの受容
 全関西展、二科展入選
 広島洋画協会の創立
 県美展への抗議行動

第五章 シュルレアリスム事件
 山路番の特高警察
 焚書事件
 治安維持法違反
 官憲側の見解
リズム文学研究会
 釈放後、晩年の商

第六章 知人の語る山路
 弟、監の俳句より
 綱島竜生氏からの手紙
 焦土の遺作展
 船田玉樹氏の語る思い出
 幼い甥から見た山路
 現代の画家から見た山路
 
第二部 山路商の作品と解説(広島県立美術館主任学芸員 藤崎綾)

 山路商 作品図版
 作品と解説
 山路商の美術活動

年  譜
エピローグ
参考文献
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