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中学校対象 論理的思考を鍛える国語科授業方略〈中学校編〉 

編者
井上尚美・大内善一・中村敦雄・山室和也 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
216 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
2012年3月3日 
ISBN
ISBN978-4-86327-177-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
「論理的思考力」「批判的思考力」を育てる授業づくりを、具体的な授業実践事例編と理論編で分りやすく解説。広い世界に発信できる能力を育成する国語教育を目指す。中学校編。 →より詳しくご紹介
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はじめに 井上尚美

[実践編]――――――――――――――――――――
◎ 読むこと
 1 キーワードは「なぜ?」
  ――根拠になる言葉を手がかりに筆者の着想・構想を読む(中1)――【遠藤直美】
  1 ようこそ!ビセイブツワールドへ
  2 微生物は地球を「掃除」してるって、ほんと?
  3 微生物が地球を救う!
  4 なぜ「利用」が「活用」に変化した?
  5 題名に込められた思いとは……
  6 達成基準を踏まえた学習の評価
  7 実践後の反省と今後の課題

 2 比べよう 二つの記事と自分の考え
  ――記事を分析・比較し、意見をまとめる(中1)――【開田晃央】
  1 結論と根拠をとらえよう
  2 記事の分析をしよう
  3 情報を共有しよう
  4 比べよう 記事と自分の意見
  5 達成基準を踏まえた学習の評価
  6 実践後の反省と今後の課題

 3 ようこそ 北斎ワールドへ!
  ――絵や写真を説明する表現の方法や工夫をとらえる(中2)――【結解一憲】
  1 筆者の視点の動きは?
  2 工夫された表現は?
  3 自分の解説文と比べてみよう!
  4 絵や写真の魅力を伝えよう!
  5 達成基準を踏まえた学習の評価
  6 実践後の反省と今後の課題

◎ 書くこと
 1 新入生の皆さん、安心して我が部へどうぞ
  ――宣伝文句のあいまいさを見抜き、説得力ある勧誘文を書く(中1)――【木村真理】
  1 この表現、信用できるかな?
  2 新入生を上手に勧誘してみよう
  3 達成基準を踏まえた学習の評価
  4 実践後の反省と今後の課題 

 2 僕の思い、君に届け!
  ――根拠を明らかにした主張文で、後輩にアドバイスする(中3)――【岩上賀子】
  1 説得力のある主張文でアドバイスするには、型も必要!
  2 体験を基に熱く語れ!
  3 反論の先どりは、主張を補強する
  4 題名で、後輩の気持をキャッチ!
  5 僕の思い、届いたかな?
  6 達成基準を踏まえた学習の評価
  7 実践後の反省と今後の課題

◎ 話すこと・聞くこと
 1 話し言葉(音声言語)の特徴を考えよう
  ――クイズを楽しみながら、分析的に聞く力を育てる(中1)――【神部秀一】
  1 周辺言語の存在に気づく
  2 語順の問題に気づく
  3 論理・非論理・感覚語の問題に気づく
  4 座標軸を使って整理する
  5 達成基準を踏まえた学習の評価
  6 実践後の反省と今後の課題

 2 一人の発言のよさを共有する
  ――見える話合いを通して(中1)――【佐藤康・中村一城】
  1 論題について、個人で立論を考える
  2 グループ・ディスカッションを通して、班としての立論をまとめる
  3 学級全体でパネル・ディスカッションをしよう
  4 意見文を書こう
  5 達成基準を踏まえた学習の評価
  6 実践後の反省と今後の課題

 3 「見える化」を踏まえた効果的な話合い
  ――進行の仕方を工夫し、課題の解決に向けて互いの考えを生かし合う話合いを実現するための方策――(中3)【今井 靖】
  1 パネルディスカッションの学習活動全体へのイメージを持とう
  2 論題に対する自分の立場を決めよう
  3 パネルディスカッションに向けて情報を収集し、整理・分類しよう
  4 情報の適否を考えて、弁論のためのメモを作ろう
  5 「見える化」の発想による司会者への指導
  6 パネルディスカッションをしてみよう
  7 達成基準を踏まえた学習の評価
  8 実践後の反省と今後の課題

◎ 国語の特質に関する事項
 1 日本語の文の組み立てを考えよう
  ――言葉遊びを用いて文法学習を進める試み(中1)――【松崎史周】
  1 日本語の文の区切り方を考えよう
  2 文の成分の働きを考えてみよう
  3 修飾語の種類を考えてみよう
  4 到達基準を踏まえた学習の評価
  5 実践後の反省と今後の課題

 2 逆接の表現のつながりから主人公の心情をとらえる
  ――文学の読みにおいて、言葉のつながりの意味・役割を考える(中3)――【作田昌史】
  1 初読の感想を交流し自分の考えを持とう
  2 逆接の表現を手がかりに、主人公の人物像をとらえよう
  3 なぜ、逆接の表現が続いているのか考えよう
  4 逆接の表現の変化から、主人公の変容について考えよう
  5 到達基準を踏まえた学習の評価
  6 実践後の反省と今後の課題

[調査・研究編]―――――――――――――――――
 一 論理的思考力・説明力の育成を小学校から見通す【岩永正史】
  1 説明文を巡る学力の状況
  2 論理的思考力、説明的表現力をどうとらえるか
  3 小学校の説明文教材からどんな教科内容が見出せるか
  4 見えてくる教科内容の系統性と実践の方向

 二 先行実践研究から可能性を捉える【栗原裕一】
  1 はじめに
  2 メディアを活用した情報の吟味・分析と文章構成の理解(読むこと)
  3 論理的な表現をするために(書くこと)
  4 論理的な話し合いをするために(話すこと・聞くこと)
  5 おわりに

 三 読みの方略は転移するのだろうか
  ――作品を解釈する読みの方略が他の読みの場面で活用される条件――【佐藤佐敏】
  1 はじめに
  2 読みの方略
  3 読みの方略の転移を促す授業の提案
  4 授業実践とその考察
  5 仮定スキルが転移する条件
  6 今後の研究課題とまとめ

[基礎理論編]――――――――――――――――――
 一 言語論理教育の目指すもの【井上尚美】
  1 問題意識を持たせる
  2 言語論理教育の目指すもの

 二 「批評文」の指導で説得力を育む【大内善一】
  1 説得の文章表現技術
  2 説得を目指す文章表現の典型
  3 「批評文」を書くことで説得力を育む
  4 説得力を育むための「批評文」指導への一視点

 三 「見える化」を主軸とした「話すこと・聞くこと」の授業改善【中村敦雄】
  1 「話すこと・聞くこと」の大事さ
  2 「話すこと・聞くこと」の進展
  3 「話すこと・聞くこと」の課題
  4 「話すこと・聞くこと」における言語論理教育
  5 「話すこと・聞くこと」のゴール
  6 第一の方向性――音声言語独自の特徴について考える
  7 第二の方向性――「見える化」を取り入れる
  8 「見える化」による話合い・討論の授業改善
  9 本書所収の各実践のポイント

 四 「言葉のつながり」を意識化する授業づくり
  ――言葉の様々なつながりに着目した言語活動の積み重ね――【山室和也】
  1 「国語の特質」は言葉のつながりから
  2 語や文のレベルでのつながり
  3 言葉が使われる場面や状況(文脈)との関係
  4 「国語の特質」をどのように学習活動に具体化するか
  5 言語直感を活かした学習活動を通して言葉のまとまりを意識する――松崎実践から
  6 文章全体の中での言葉のつながりを読みに活かす――作田実践から
  7 表現を豊かにする比喩や反復表現、複雑な文の読みとり
  8 国語の特質を意識した実践の積み重ねを


おわりに 井上尚美

「言語論理教育」指導の手引(中・高等学校編) 井上尚美
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