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国語科教育総論 

著者
浜本純逸 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
2016年4月1日3刷 
ISBN
ISBN978-4-86327-129-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
「国語科教育論 改訂版」を大幅改訂。3つの章を割愛、4つの章を追加――第二章 問題と方法の歴史/第八章 世界認識の履歴を学ぶ古典学習/第十一章 学びを励ます評価/第十二章 国語科教育研究の意義。書評
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まえがき

第一章 国語科教育の目標
 一 学習の道具としての母語
 二 国民の紐帯としての母国語
 三 読み書き能力と智徳の啓発
 四 言語活動の経験
 五 言語の教育

第二章 問題と方法の歴史
 一 国語科教育の国語とは何か
 二 教授法と学習者の認識力
 三 随意選題論争
 四 言語活動主義の提唱
 五 標準語国語と方言(生活語)教育
 六 総合的学習(単元学習)か、分節学習(領域ごとの系統学習)か
 七 大村はまにおける単元学習の成立
 八 「言語教育か文学教育か」論争
 九 問題意識喚起の文学教育
 十 言語文化とは何か、なぜ学ぶか
 十一 PISA型読解リテラシーを超える

第三章 国語科教育の学習材
 一 学習材の機能
 二 学習材の条件
 三 学習材体系
 四 学習材研究

第四章 国語科で育てる学力
 一 言語化能力の教育
 二 学力問題としての「つまずき」
 三 学力の構造
 四 自己学習力とその育成

第五章 話し言葉の学習指導
 一 「話すこと・聞くこと」学習指導の意義
 二 話し言葉の特質
 三 話し言葉学習指導の内容
 四 話し言葉学習指導の方法

第六章 読書リテラシーを育てる
 はじめに
 一 子ども時代の読書体験
 二 読むことの種類
 三 文学作品の学習指導
 四 説明的文章の学習指導
 五 読書リテラシーの指導
 六 映像(テキスト)を読む指導
 七 読書生活の指導

第七章 作文の学習指導
 一 書き表すことと思考力
 二 文書表現の種類
 三 表現力の発達
 四 作文指導の方法
 おわりに

第八章 世界認識の履歴を学ぶ古典学習
 一 国際化という言語環境の変化
 二 「世界の古典」という学習材化
 三 世界認識の履歴を学ぶ古典学習

第九章 教育基本語彙の選定
 一 教育基本語彙選定の四方向
 二 論理語彙の選定
 三 感情語彙の選定
 四 教育基本語彙表
 おわりに――今後の課題

第十章 新単元学習
 一 学校再生への願い
 二 新単元学習とは
 三 経験学習批判の学力観
 四 自己学習力を育てる場としての新単元学習
 五 年間指導計画と評価
 おわりに

第十一章 学びを励ます評価
 一 相対評価から絶対評価への歩み
 二 一人ひとりの学びを励まし交流する実践
 三 本当の評価を求める協同検討

第十二章 国語科教育研究の意義
 一 国語科教育研究の意義
 二 国語科授業の反省的研究
 三 修士論文と博士論文
 四 国語科教育遺産の蓄積と継承
 五 国語科教育政策への提言

 付録
  一 国語科教育の課題と新しい一つの方向
  二 説明的文章の構造と文学作品の構造
  所収論考の初出詩一覧

あとがき
索  引
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