検索結果一覧

中国の対外経済論と戦略政策 

著者
片岡幸雄/2007年度日本貿易学会奨励賞受賞 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
458 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2006年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-931-2/ISBN4-87440-931-8 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
建国後の世界政治経済に対する歴史認識と経済基本枠組の変化と検証。新資料分析をもとにグローバリゼーションを伴う経済の展望と貿易戦略政策を考察する。
渓水社で購入する

購入冊数

オンライン書店で購入

この本の目次を見る
まえがき


序 章 本書の構成

第一章 建国期における世界政治経済に対する歴史認識構造と対外経済関係論
 第1節 建国期における世界政治経済認識
 第2節 国民経済構築戦略の基本論理構造とを対外経済関係の地位

第二章 世界政治経済の変革主体認識構造と対外経済関係論
 第1節 「戦争と革命」の時代認識
 第2節 世界政治経済における米ソの姿勢と中国の対外戦略
 第3節 対外経済関係の地位――対外経済関係の理論認識

第三章 世界政治経済に対する認識の変化
 第1節 「戦争と革命」の時代認識との訣別
 第2節 資本主義の再評価と現代資本主義論

第四章 新しい中国社会主義経済論と対外経済論
 第1節 「平和と発展」の時代認識下における新たな対外経済論構築への始動
 第2節 中国社会主義経済論の新展開
 第3節 社会主義市場経済理論の形成
 第4節 対外経済論

第五章 中国における外資系企業と民族経済論
 第1節 旧中国――半植民地半封建経済下における外資系企業に対する評価
 第2節 史的認識構造からみた民族経済概念のコントラスト
 第3節 新民族経済論
 第4節 協調と対立――協調的管理政策を求めて

第六章 改革・開放と外資直接投資導入の動態――成果と問題――
 第1節 対外開放の歩み
 第2節 外資導入の概況
 第3節 外資直接投資の発展と外資直接投資導入政策内容の変化
 第4節 外資系企業の地位と基本的特徴
 第5節 外資系企業の進出戦略と中国のディレンマ

第七章 貿易体制改革、外資系企業の貿易参入と対外貿易の発展――成果と問題――
 第1節 貿易体制改革と外資系企業の貿易における地位と躍進
 第2節 新たな貿易体制の構築過程
 第3節 貿易形態と構造的特質
 第4節 貿易の産業構造的特質と輸出競争力
 第5節 内在するいくつかの問題

第八章 経済のグローバリゼーションと対外経済関係論
 第1節 経済理論にみる二つのグローバリズム
 第2節 マルクス主義グローバリズムの問題点――マルクス主義グローバリズムにおける民族問題と国民国家――
 第3節 中国におけるマルクス主義グローバリズムと社会主義民族国家論
 第4節 経済のグローバリゼーションに対する中国の対外経済関係認識
 第5節 経済のグローバリゼーションに臨む中国経済の位置と発展への結合

第九章 WTO加盟後の貿易戦略政策
 第1節 グローバル競争への一体化戦略論
 第2節 管理的貿易自由化戦略論
 第3節 両見解の主要論点の整理
 第4節 両見解に対する評価

第十章 WTO加盟後製造業における外資直接投資導入戦略
 第1節 WTO加盟後の外資導入戦略の前提としての国民待遇と超国民待遇
 第2節 WTO加盟後の外資直接投資導入総体戦略
 第3節 WTO加盟後製造業の外資導入戦略


索 引
戻る