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アメリカの話し言葉教育 

著者
西本喜久子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
352 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2005年11月23日 
ISBN
ISBN978-4-87440-896-4/ISBN4-87440-896-6 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
内容
アメリカの話し言葉教育の歴史を「コミュニケーション」概念の確立と学校教育への適応化の歴史と捉えて、経験主義国語教育とその改革を歴史的に精査、今日的課題に迫る。
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   まえがき(森田信義)

第1部 アメリカの話し言葉教育概観
  1 アメリカにおける話し言葉教育
      はじめに
    1 目標
    2 指導理論
    3 教育課程
    4 教科書
    5 授業、指導方法
      まとめ

第2部 アメリカの話し言葉教育の現状
  2 小学校1年生の話し言葉教育 その1
     ――ノーフォーク市の場合――
  3 小学校1年生の話し言葉教育 その2
     ――ノーフォーク市の場合――
  4 機能的コミュニケーション能力の開発研究
  5 話し言葉教育の現状
     ――アメリカの小学校教師へのアンケート調査をもとに――
      はじめに
    1 全体的特徴と話し言葉教育の位置づけ
    2 調査の目的、方法、項目
    3 調査の分析と考察
      おわりに

第3部 アメリカの国語教育の歴史的研究
  6 19世紀における話し言葉教育の形成過程
      はじめに
    1 先行研究について
    2 『アメリカの話し言葉教育の歴史―基礎研究』の史的意義
    3 『アメリカの話し言葉教育の歴史―基礎研究』の構成
    4 アメリカの話し言葉教育の定義と研究について
    5 19世紀を中心としたアメリカの教育環境の発達と国語科について
    6 アメリカの話し言葉教育の基本理念
    7 19世紀におけるアメリカの初等・中等学校の話し言葉教育の形成過程
      おわりに
  7 経験主義国語教育における話し言葉教育 その1
     ――『国語の経験カリキュラム』(1935)を中心に――
      はじめに
    1 『国語の経験カリキュラム』の研究経緯と全体的特徴
    2 『国語の経験カリキュラム』の位置づけと基本概念:「経験」と「統合」
    3 『国語の経験カリキュラム』における話し言葉教育
    4 昭和22年版学習指導要領と『国語の経験カリキュラム』の比較
      おわりに
  8 経験主義国語教育における話し言葉教育 その2
     ――アメリカの経験主義国語教育とわが国の戦後国語教育との関係――
      はじめに
    1 昭和22年版「学習指導要領」以前の「話シ方」教育
    2 昭和22年版「学習指導要領」における「話しかた」教育
    3 昭和26年版「学習指導要領」における「聞くこと」「話すこと」の教育
      おわりに
  9 アメリカにおける国語教育改革の試み その1
     ――『国語の経験カリキュラム』(1935)と『初等教育に関する15人委員会報告書』(1895)の比較考察を通して――
      はじめに
    1 1930年代までの代表的研究報告における『国語の経験カリキュラム』の位置
    2 『国語の経験カリキュラム』の成立と史的背景
    3 『国語の経験カリキュラム』における国語教育
    4 わが国の国語教育と『国語の経験カリキュラム』
      おわりに
  10 アメリカにおける国語教育改革の試み その2
     ――教育の現代化運動時代の国語教育と話し言葉教育――
      はじめに
    1 『国語のカリキュラム』開発にいたる史的展開
    2 『国語のカリキュラム』
      おわりに

   あとがき
   初出一覧
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