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国語教育個体史研究の考察 

著者
小西寿津実 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
672 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2005年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-854-4/ISBN4-87440-854-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
野地潤家博士の個体史研究の理論を芦田恵之助氏、大村はま氏らの実践とあわせて考察し、「国語教育個体史」の考え方の生成・発展・展開をとらえ、「個体史」の解明を試みる。
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まえがき

 序 章 研究の目的と方法
  第一節 研究の目的
  第二節 研究の方法


第一部 国語教育個体史研究の理論と主張

 第一章 国語教育個体史研究とは何か
  第一節 国語教育個体史の定義
   1国語教育個体史とは何か
   2国語教育実践史
   3国語教育生活史
   4国語教育者成長史
   5国語学習個体史
  第二節 国語教育個体史記述の意義
  第三節 国語教育個体史の記述方法
   1国語教育実践史の記述方法
   2国語教育生活史の記述方法
   3国語教育者成長史の記述方法
   4ことば自覚の問題―国語教育者成長史の具体例―
  第四節 国語教育個体史研究の意義
   1国語教育の時間的構造の問題
   2国語教育実践の基本問題
   3国語教育個体史記述の困難と問題点
   4国語教育個体史の研究方法
   5国語教育個体史の先行研究

 第二章 個体史の先行実践としての自分史
  第一節 自分史とは何か
   1自分史の理念と実際
   2自分史の意義
   3自分史の限界と動機
  第二節 「自分史」と「個体史」とのちがい
   1足立倫行氏の考える自分史
   2色川大吉氏の考える自分史

 
第二部 国語教育個体史的方法(研究)の生成と深化

 第一章 「個体史」思想の発生―芦田恵之助の随意選題との関わり―

 第二章 個体史的方法の展開・発展―大村はまの言語生活指導・学習記録―
  第一節 芦田国語教育の展開としての大村はま実践
   1大村はま「国語筆記帖に就いて」の考察
   2小阪安都子さんの「国語筆記帖」の考察
   3大村はま実践の歩みの略史
   4大村はまの実践の意義
   5大村はま単元学習の生成
   6大村はま「国語教育実践史」一部 やさしいことばで
   7大村はま「国語教育実践史」二部 クラーク先生
   8大村はま「国語教育実践史」三部 古典に親しむ 読書の技術
   9大村はま「国語教育実践史」四部 研究発表 実用的な手紙の書き方
   10大村はま「国語教育個体史」
   11大村はまの言語生活

 第三章 「個体史」学の成立―野地潤家博士の国語教育学―
  第一節 特別授業 作品を読む
  第二節 国語教育実習個体史
  第三節 国語教育個体史 実践編
   1赴任まで―野地潤家博士とわたくしの共通点―
   2新任の辞―同じ思い―
   3言葉の扉―このように生きたい―
   4「春夫の詩」

 結 章 研究のまとめと今後の課題
  第一節 研究のまとめ
  第二節 今後の課題

あとがき

引用・参考文献・参考資料
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