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馬琴読本と中国古代小説 

著者
崔 香蘭 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
330 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2005年1月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-851-3/ISBN4-87440-851-6 
Cコード
C3093 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
馬琴読本における中国古代小説の摂取方法の様相について段階的に研究。中国古代小説の誤読誤解を正し新見を提示するとともに馬琴の奇抜な手法や読本創作の巧みさを論究。
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  序……(粕谷宏紀)

   序 章 馬琴読本における中国古代小説受容の方法

  一 中国古代小説と中国白話小説とは何か
  二 馬琴読本と中国古代小説との関係

   第一章 馬琴の中国古代小説受容の源流

第一節 読本処女作『高尾船字文』の趣向
   はじめに
  一 『船字文』と『焚淑録』
  二 『船字文』と『水滸伝』『捜神記』
  三 『船字文』と『今古奇観』
  四 『船字文』と『水滸伝』
   おわりに
第二節 『刈萱後伝玉櫛笥』における『開元天宝遺事』『逸史』『石点頭』の趣向
   はじめに
  一 『玉櫛笥』と『開元天宝遺事』
  二 『玉櫛笥』と『逸史』
  三 『玉櫛笥』と『石点頭』
   おわりに

   第二章 馬琴の中国古代小説受容の展開

第一節 馬琴読本における『水滸伝』虎退治説話の受容
   はじめに
  一 趣向取りの初期
  二 趣向取りの進展期
   おわりに
第二節 馬琴読本における「しびれ薬」の受容
  一 『杜騙新書』と『水滸伝』
  二 『高尾船字文』
  三 『椿説弓張月』
  四 『傾城水滸伝』
  五 『開巻驚奇(にんべんに)夾客伝』
  六 『南総里見八犬伝』
   おわりに

   第三章 馬琴中編読本における中国古代小説受容の様相

第一節 馬琴読本における幻術譚の一斑
   はじめに
  一 『船文字』と『水滸伝』
  二 『四天王剿盗異録』と『五雑俎』
  三 『四天王剿盗異録』と『古今説海』
   おわりに
第二節 『四天王剿盗異録』における『水滸伝』の影響
   はじめに
  一 狼退治の場
  二 喧嘩仲裁の場
   おわりに

   第四章 馬琴長編読本における中国古代小説受容の様相

第一節 『開巻驚奇(にんべんに)夾客伝』における馬琴の構想力―第一集の騙術譚をめぐって―
   はじめに
  一 『(にんべんに)夾客伝』における騙術譚の枠組
  二 『(にんべんに)夾客伝』における騙術譚の舞台設定
   おわりに
第二節 『開巻驚奇(にんべんに)夾客伝』における『女仙外史』『水滸伝』などの趣向
   はじめに
  一 変容を伴う平行的な摂取法
  二 重層的な摂取法
   おわりに
第三節 『南総里見八犬伝』(「館山城合戦」)における『平妖伝』(「貝州城合戦」)の趣向
   はじめに
  一 妖術による「発跡」について
  二 妖術による魅惑
  三 魔風による敗退
  四 妖術による「禁人法」
   おわりに
第四節 『近世説美少年録』と続編『新局玉石童子訓』における『平妖伝』『女仙外史』の趣向
   はじめに
  一 阿蘇神社縁起説話
  二 犬掛合戦
   おわりに
第五節 『新局玉石童子訓』における『水滸伝』『快心編』の武芸比べの趣向
   はじめに
  一 槍術比べの場
  二 射芸比べの場
   おわりに
第六節 『新局玉石童子訓』における「奇対」という冤罪譚の手法
   はじめに
  一 「かかる奇對」について
  二 「奇対」に至る趣向摂取の軌跡
   おわりに―「奇対」という手法―

   終 章 馬琴読本における中国古代小説受容研究の課題

   あとがき
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