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ヘンリー・ジェイムズ小説研究 

著者
甲斐二六生 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
288 
定価
3000 
発行日
2004年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-840-7/ISBN4-87440-840-0 
Cコード
C3097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
「カサマシマ公爵夫人」「悲劇の美神」「メイジーの知ったこと」「鳩の翼」「使者たち」「黄金の盃」の5作品における、各小説の人物像と展開・社会的背景の解釈と作者研究。
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第1章 『カサマシマ公爵夫人』――ハイアシンス・ロビンソン:生と死のドラマ
 1.父母の顔を求めて――ハイアシンスの自己像形成
 2.ハイアシンスの選択――何故ホッフェンダールに命を預けるか
 3.ハイアシンスの分裂と転向――死と生
 4.ホッフェンダール――神,それとも?
 5.作品の二重性――リアリズムかロマンスか

第2章 『悲劇の美神』――人生と芸術
 1.ジェイムズと人物研究――性格描写
 2.『ロデリック・ハドソン』から『悲劇の美神』へ――芸術家の闘い
 3.選 択――政治か芸術か
 4.ニックとジューリア――自由の問題
 5.ミリアム――演技的人間
 6.ピーター――世俗と芸術の狭間で

第3章 『メイジーの知ったこと』――夢と現実
 1.意味の探究
 2.経験とイニシエーション
 3.メイジーの意味
 4.現実と道徳原理
 5.メイジーの選択

第4章 『鳩の翼』――霊的世界と肉体的世界
 1.人物素描(1) ケイト・クロイ
 2.人物素描(2) ミリー・シール
 3.デンシャーの内省――その意識・視点と状況
 4.贖罪,受苦,放棄
 5.デンシャーの変容――二つの経験

第5章 『使者たち』――ストレザーのヨーロッパ
 1.ストレザーとヨーロッパ
 2.ストレザーの使命
 3.探究のテーマ

第6章 『黄金の盃』(1) 上巻――アメリーゴとアダム
 1.概 観
 2.アメリーゴの存在――追い迫る過去
 3.審美主義者の不安――未決の現在
 4.ヨーロッパとアメリカ――融和の試み
 5.ア ダ ム――本来的自己を求めて
 6.人間関係のドラマ――網に囚われた人々
 7.愛人たちとコロス――物語発展の端緒と解釈の枠組
 8.アメリーゴとシャーロット(1)――自由の喪失
 9.アメリーゴとシャーロット(2)――自由の追求と共謀
 10.アメリーゴの不安――内的世界
 11.アシンガム夫妻――コロスの二人
 12.マギーの開花――ローマの妻・母
 13.マギーの目覚め――生き始める
 14.シャーロットの意識――危機とナルシシズム

第7章 『黄金の盃』(2) 下巻――マギーの思惟世界
 1.変化への志向――意識の深化
 2.生きる主題――行動へ
 3.拮抗する力――マギーと愛人たち
 4.関係の組み直しと均衡――鬩ぎあう力
 5.父 と 子――誠実な人々
 6.運動のエネルギー――物理的な力への暗喩的転換
 7.無明の闇から光明へ――悪の世界を知る
 8.秩序と均衡へ――夫婦関係の建て直し
 9.罪と罰と赦し――マギーの心の営み
 10.盃の象徴――隠れた罅と修復

 参考文献

 あ と が き
 初出一覧
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