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「封じ込め」構想と米国世界戦略 ジョージ・F・ケナンの思想と行動、1931年~1952年

著者
鈴木健人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
366 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2002年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-703-5/ISBN4-87440-703-X 
Cコード
C3031 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
対ソ政策を触媒とした世界戦略構想は「封じ込め政策の軍事化」の方向へ。なぜ提唱者の構想は外交政策として実現しなくなっていくのか?冷戦期の米国外交の問題を解明。
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 序論
第1部 「封じ込め」構想の成立と展開
 第1章 ジョージ・ケナンのソ連観 1931-1947年
はじめに
第1節 ソ連観の形成とその背景
第2節 ソ連観の構成要素
第3節 米ソ関係の構造
第4節 「冷戦」への道
まとめ
 第2章 「封じ込め」構想とマーシャル・プラン
はじめに
第1節 「封じ込め」の構想
第2節 ソ連の戦後構想
第3節 連合国とドイツ占領
第4節 マーシャル・プラン立案とドイツ
第5節 ドイツをめぐる米欧間の亀裂
第6節 ドイツ分割の確保
まとめ
第2部 「封じ込め」構想の軍事的側面
 第3章 「封じ込め」構想における軍事力の意義 1947-1952年
はじめに
第1節 従来の研究とその問題点
第2節 ケナンの軍事力観
第3節 「封じ込め」と北大西洋条約
第4節 「封じ込め」と軍事力
まとめ
第4章 「封じ込め」構想と対ソ戦争目的の設定
はじめに
第1節 対ソ戦争計画の立案
第2節 ケナンの構想と二つの戦争観
第3節 対ソ戦争目的の設定
第4節 対ソ戦争目的における限定性とケナン構想の挫折
まとめ
第3部 「封じ込め」と核兵器 1945-1950年
 第5章 冷戦初期米国の核政策
第1節 戦後軍事計画と原爆
第2節 米国核政策の転機
第3節 ケナンの初期的原爆観
 第6章 ソ連の原爆実験と米国の対応
第1節 群の原爆備蓄増加要求
第2節 ソ連の原爆実験とその影響
第3節 水爆開発への動き
 第7章 国務省内の検討作業
第1節 ケナンの軍部批判
第2節 危機の評価
第3節 政策企画本部内の作業
第4節 アチソン国務長官の態度
第5節 二つの選択
 第8章 ケナンの長文覚書「原子力国際管理」
第1節 核兵器に関する本質的諸問題の検討
第2節 冷戦状況と核
 第9章 水爆開発の決定とNSC-68
第1節 国務省内のケナン批判
第2節 水爆開発の決定
第3節 NSC-68とその論理
まとめ
 結論
注/あとがき/主用参考文献一覧/索引
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