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カント理論哲学形成の研究 

著者
桧垣良成 
シリーズ
 
助成
97年度文部省助成 
判型
A5 
ページ
420 
定価
8000 
発行日
1998年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-483-6/ISBN4-87440-483-9 
Cコード
C3014 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
デカルト、ヴォルフ、バウムガルテンの理性主義の流れにカントの前批判期を位置づけ、そこからカント研究のある部分が全くの誤認であると指摘、従来の通説に対立する見解を示す。
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序論
     第一部 「実在性」の概念
第一章 カント以前における「実在性」と「存在」
第一節 「実在性」概念の源流
第二節 バウムガルテンにおける「実在性」と「存在」
第二章 前批判期カントにおける「実在性」と「存在」
第一節 「真に肯定的な規定」としての「実在性」と「存在」
第二節 実在的対立
第三節 空間の実在性
第三章 『純粋理性批判』における「実在性」と「存在」
第一節 「真に肯定的な規定」としての「実在性」
第二節 「超越面的演繹」の課題を担う「実在性」
第三節 「認識」の客観的実在性」とコペルニクス的転回――ライプニッツおよびロックとの対比――
第四節 metakategorialな概念としての「客観的実在性」
第四章 「実在的」の二義性――「概念」と「実在」との関係の転回――
第一節 「二義性」の再検討
第二節 理性主義における「実在的」
第三節 前批判期カントにおける理性主義的な「実在的」
第四節 「二義性」の成立
第五章 「実在的け」と「綜合的」――「存在判断」と「綜合的判断」――
第一節 「実在的」の二義性と「綜合的」の二義性
第二節 「存在判断」と「総合的判断」
     第二部 カントの理論哲学形式における諸論点と「実在性」の問題
第一章 「根拠」の概念
第一節 『新解明』における「根拠けの概念
第二節 従来の解釈の批判
第三節 理論哲学形式における『新解明』の意義
第二章 「神の存在のオントローギッシュな証明」に対する批判の展開
第一節 『新解明』における異論
第二節 『証明根拠』における異論
第三節 弁証論的対立
第四章 思考法の変革
第一節 『懸賞論文』の「方法」論
第二節 先学に対する独自性――ホッブズ、ライプニッツ、ヴォルフ、クルージウスとの対比――
第三節 『純粋理性批判』との比較
第五章 「質料」と「形式」との関係
第一節 ヴォルフにおけるforma dat esse reiという命題
第二節 「反省概念の多義性」の章における「質料」と「形式」
第三節 転回の事情
第四節 「経験的実在論」としての批判哲学
第六章 可能性の制約
第一節 神の現存在の論証のための唯一可能な証明根拠
第二節 カントの証明根拠の特徴
第三節 証明根拠に対する自己批判
第四節 純粋理性の理想
第五節 超越論的証明
第六節 「可能性の根拠」と「可能性の制約」
第七節 「可能性の制約」の転回
終章 モナド論から批判哲学へ
第一節 前批判期カントの「理性主義」
第二節 前批判期諸著作における「理性主義」の諸相
第三節 パウムガルテンのモナド論
第五節 批判哲学の萌芽再考
     付論
第一章 神の存在のオントローギッシュな証明と認識論的立場の問題――トマス、デカルト、カント――
第一節 トマスとデカルト
第二節 カント
第二章 存在と本質との区別の問題――トマスとカント――
第一節 Seinに関するカントのテーゼと神における存在と本質との同一性
第二節 神のオントローギッシュな証明に対するトマスの批判の眼目
第三節 トマスにおける存在と本質との「概念的」区別
第四節 「概念」と「実在」との区別
第三章 「超越論的感性論」の再構成
第一節 空間および時間の「超越論的観念性」
第二節 「感性的直感」としての空間および時間
第三節 「純粋形式」としての空間および時間
第四節 カントの理論哲学形式における空間時間論の位置づけ
あとがき
資料 バウムガルテン『形而上学』訳注
文献表
索引 事項索引
    人名索引
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