検索結果一覧

学びのファンタジア 

著者
庄井良信 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
300 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
1995年12月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-379-2/ISBN4-87440-379-4 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
学校で多大な緊張を強いられ自閉や学習障害に陥る子どもたちにファンタジーを与え、希望と積極性をもたせる臨床教育の実践。
渓水社で購入する

購入冊数

オンライン書店で購入

この本の目次を見る
序文
第1章 魔法のとびらがひらくとき――「子ども文庫」からはじまる21世紀・教育支援ネットワーク
1 ころぼっくる文庫の誕生
2 ファンタジーがこころを癒すとき
3 「情熱の詩人」が歩みはじめる
第2章 ファンタジアの賢人たち――「読みとる」学びから「読みひらく」学びへ
1 さまよえる賢人たち
2 発達の最近接領域(ZPD)――その虚像と実像
3 学習集団に「個性」が輝くとき
第3章 こころ癒されるとき――教育セラピーとは何か
1 精神医学と教育学
2 セラピーとは何か
3 やすらぎからときめきへ
4 ファンタジアの主人公
5 臨床心理学から臨床教育学へ
第4章 セラピーネットワーク――「学校五日制」時代に生きる教師達
1 教室から地域へ――小さな子どもの大きな苦悩から
2 学びをひらく
3 セラピー感覚のある教師へ
第5章 ヴィゴツキー・ルネサンス――学びあいの秘宝をさぐる
1 活動のトライアングル
2 "neo-Vygotskian"の学習パラダイム
3 学びがこころを癒すとき
第6章 ことばの息吹がきこえるとき――学びのバフチン・パラダイム
1 揺らぐ自立像と活動理論
2 対話しながら自己問答する
3 発話に「声」がやどるとき
第7章 ファンタジーの教授学――「あそび」が潜在能力をひらくとき
1 教育学とファンタジー
2 意味世界への"Sociocultural"なアプローチ
3 権利としてのファンタジー
第8章 芸術としての学び――21世紀の「学力保障」とは何か
1 孤独なアンドロイドの群像
2 学びと芸術 ―― ヴィゴツキーの原点思想に帰る
3 学力保障パラダイム再考
第9章 学習・芸術・人形劇セラピー――人形(marionette)とともに生きる喜び
1 人形劇と教育学
2 芸術としての学び
3 "anthropmorphe"による芸術体験
4 学びをひらく人形劇
5 あきちゃんのほほ笑み―― 保育のなかの人形劇セラピー
第10章 メタファーの光と影――人形劇とセラピー国際会議(フランス)随想
1 虚構と現実のあいだの「雲」
2 治療から社会参加へ
3 異文化葛藤と人形劇
第11章 教室にファンタジーを――「いじめ」をのりこえる抒情のしらべ
1 抒情とファンタジーの生活指導
2 心の奥にある願い ――それをどう意味づけるか
3 がんばれ冒険宝島
第12章 思春期相談のアンソロジー――春をよぶ青年教師たちへ
1 揺れる思春期 ――その「こころ」を読む
2 あきらめるな思春期!
3 自我形成のゆがみ ――その源泉を探る
4 青年教師よ、あつく未来を語れ
文献
索引
戻る