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井伏鱒二研究 

著者
磯貝英夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
580 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1984年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-134-7/ISBN4-87440-134-1 
Cコード
C3092 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
井伏鱒二の文学を多面的に論究。井伏鱒二の位置・井伏文学の方法序説、井伏文学の展開、作品論、井伏鱒二とその郷土、研究史・資料その他で井伏文学の全容に迫る。
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まえがき (磯貝 英夫)
1 総論
井伏鱒二の位置 (磯貝 英夫)
井伏文学における自己回復の道 (江後 寛士)
井伏文学の方法・序説――「言葉について」の話法構造とメタ言語の濫用と―(塩崎 文雄)
2 井伏文学の展開
井伏鱒二の初期―『夜ふけと梅の花』について―― (坂根 俊英)
井伏鱒二と常民―「朽助のいる谷間」「川」を中心に― (横山 信幸)
井伏作品における社会と個の問題―昭和十年第前半の作品を中心に― (秋枝 美保)
井伏鱒二の戦時下抵抗のかたち―「花の町」を軸にして― (前田 貞昭)
井伏鱒二の戦後―その視点構造と情念― (相原 和邦)
井伏鱒二・戦後の歴史小説の警鐘―松川事件との関連にふれて― (藤本千鶴子)
井伏文学における旅―昭和三十年代前品の作品を中心に― (赤井 恵子)
「武州鉢形城」から「黒い雨」へ (田辺 健二)
最近の井伏鱒二―放下と固執について― (槇林 滉二)
井伏文学の総集成―『海揚り』と『萩窪風土記』をめぐって― (磯貝 英夫)
3 作品論
「山椒魚」 (槇林 滉二)
「丹下氏邸」考 (伊藤眞一郎)
「青ヶ島大概記」論―史料と虚構をめぐって― (宇野 憲治)
「さざなみ軍記」論 (横山 信幸)
「さざなま軍記」文体考―その写実性人間愛― (木村 東吉)
「漂民宇三郎」論―庶民文学の方法について― (江後 寛士)
「黒い雨」注解 (寺横 武夫)
4 特論
井伏鱒二の随筆 (岩崎 文人)
井伏鱒二の方言表現―「朽助のいる谷間」の場合― (藤本千鶴子)
井伏の歴史ものの翻訳について (アントニー・V・リーマン)
井伏鱒二とその郷土 (岩崎 文人)
5 研究史・史料
井伏鱒二研究略史 (寺横 武夫)
井伏鱒二参考文献年表 (寺横 武夫)
井伏鱒二著作年表 (前田貞昭・綾目広治・他)
執筆者紹介
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