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国語科授業の実践的考究 

著者
米田 猛 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
356 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2023年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-86327-636-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
著者が試みた多くの授業実践の記録とともに、それらを理論化することにより、それらの実践の一般性、汎用性を高めることを企図。
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第一章 「話すこと・聞くこと」の授業論
一 スピーチ(独話・感話)
二 聞き手意識を聞き手分析に高める―情報伝達型スピーチの指導―
三 スポーツマンシップとは何か―フリートーキングにおける論題の選び方―
四 古田拡の「聞くことの教育」論―「能動的にきく」とはどうすることか―
五 主体的な聞き手を育てる

第二章 「書くこと」の授業論
一 作文指導のための語彙指導研究
二 表現の「効果」を考える授業づくり
三 情報の創造・伝達としての作文教育
四 「説得」という言語活動の本質
五 「第三の書く」「学習作文」の理論と「読みを支える書く活動」
六 説明表現を支える思考力・感性・表現力
七 「説明文」の文章表現能力分析
八 「課題学習」・「調べる学習」の現状と間題点
九 反省と助言と励ましとを
十 評価の本質的な価値を考える―作文の評価の在り方―
十一 子どもの自己評価を中心に―「国語への関心・意欲・態度」の評価を考える―
十二 形成的評価を取り入れた意見文の指導

第三章 「読むこと」の授業論
一 読みの目的に合う能力育成の必要性
二 「読むこと」は「自己を表現すること」
三 これからの時代に必要な読みの力を育てるための学習材開発を
四 情報読みで課題解決力をつける
五 筆者の論理と読者の論理
六 中学生の読解力・分析力を調査する観点
七 音読・朗読の苦手な子への助言―説明文教材の場合―
八 授業に生きる教材研究 「言葉の力」―筆者の発想と主張とを読む―
九 授業に生きる教材研究 「日本語の特色」―内容理解と読解技能育成との関連を図る―
十 文学的文章で育てる言語力
十一 重要語句に着目した文学教材の授業
十二 「相互触発」で読みを深める―「最後の一句」・読みを深める「話し合い」の進め方―
十三 主題把握のための教材研究と授業「夜の果物屋」(杉みき子)―子どもの考えと言語表現と―
十四 小説・物語教材の授業展開―「少年の日の思い出」の場合―
十五 「走れメロス」の教材研究と授業
十六 授業に生きる教材研究 「オツベルと象」―人物像対比から「さびしい笑い」へ

第四章 「国語の特質」の授業論
一 語句の辞書的な意味と文脈上の意味に注意する
二 質的個人差と個に応じた語句の集積
三 「辞書」の多様な活用法を考える
四 和語・漢語・外来語
五 「直感」と「洞察」との往還が「感性的思考力」を磨く
六 文法指導(文節・単語)における評価について

第五章 国語科授業のための基礎論
一 「言語能力」の明確化を図る
二 自ら学ぶ子どもを育てる基礎・基本の力
三 実生活での活用を目指す国語力育成のための教科指導の在り方〔国語〕
四 指導事項精選のための三つの視点
五 新学習指導要領を読む
六 国語科教育における「活用」と「探究」
七 個を生かす一時間の授業の組み立て方
八 授業に生きるノートを作る
九 書くことが好きになるノート指導のアイディア―多様な内容を工夫する
十 読解力を高める「わかる板書」の工夫
十一 授業改善に生きる評価
十二 国語科の本質を踏まえた「連携」を考える

あとがき
索引
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