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戦後国語教育を歩み拓く ―浜本純逸初期論集―

編著
浜本純逸初期論集編集委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
364 
定価
3,520円 (本体3,200円 )
発行日
2023年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-86327-614-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
1962(昭和37)~1987(昭和62)年の26年間にわたる浜本純逸の論稿を掲載。文学教育論の源流、国語教育論の源流、平和教育への希求、ソビエト教育学に学ぶ、の四本柱を軸にまとめる。
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はじめに 【松崎 正治】

第一章 文学教育論の源流  
 第一節 古典理解の方法―本文批判・注釈・解釈―・〈抜萃〉(一九六二年/二○○四年) 
 第二節 坂口安吾研究―準備と形成―(一九六三年) 
 第三節 武田泰淳小論(一九六八年) 
 第四節 安吾の第二次大戦期の作品―『波子』『古都』『真珠』を中心に―(一九七三年) 
〔解説〕 【幾田 伸司】

第二章 国語教育論の源流  
 第一節 ある対話(一九六六年)
 第二節 国語科教育の課題と新しい一つの方向(一九七一年)
 第三節 「国語通信」「こくご通信」について―戦後国語教育史におけるその位置―(一九七三年)
 第四節 国語教育と言語観(一九七四年)
 第五節 意識の変革から認識力の育成へ(一九七五年)
 第六節 子どもの表現と自己解放(一九八○年)
 第七節 連句のおもしろさ(一九八四年)
 第八節 言語化能力の教育(一九八七年)
〔解説〕 【田中 宏幸】

第三章 平和教育への希求
 第一節 戦争体験の継承(一九六五年)
 第二節 被爆体験の継承と教育(一九七二年)
 第三節 原爆教育は広がる(一九七三年)
 第四節 平和教育の展望(一九七八年) 
 第五節 井伏鱒二/『黒い雨』 ―庶民の目で見た戦争と原爆への告発―(一九七七年)
〔解説〕 【幸田 国広】

第四章 ソビエト教育学に学ぶ  
 第一節 ウシンスキーの「母語」について(一九六八年) 
 第二節 ソビエトにおける学び方学習の動向(一九七四年) 
 第三節  〔翻訳〕 スホムリンスキー「少年期の教育―市民誕生―」
 第七章「情緒教育と美育」・〈抜萃〉(一九八一年) 
 第四節 文学読 みの提唱と深化―ルイブニコワの文学教育論―・〈抜萃〉(一九八四年/二○○八年) 
〔解説〕 【藤原 顕】

(附録1) 火焚きの翁―清水文雄先生に捧げる―  
(附録2) 竹本千万吉先生を読む  

おわりに 【村上 呂里】
跋 研究以前 【浜本 純逸】
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