検索結果一覧

祖谷山舊記・忌部神・予章記考 ― 四国の近世社会からみた中世・古代 ―

著者
丸山幸彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
384 
定価
7,920円 (本体7,200円 )
発行日
2020年9月23日 
ISBN
ISBN978-4-86327-526-3 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
吉野川上流域の四国山地周辺〈ソラの世界〉に広く存在する由緒書について『祖谷山奮起』を中心に由緒書内の虚飾と虚飾を必要とした理由と背後にある歴史の実態に光を当てる。

チラシ(755KB)ダウンロードする

渓水社で購入する

購入冊数

オンライン書店で購入

この本の目次を見る
はじめに

第一編 ソラの世界と『祖谷山舊記』―四国山地における中世惣村の変貌―
序 章  四国山地の中世と近世
第一章 二つの『祖谷山舊記』―延享本と宝暦本―
第二章 由緒書からみた転換期の四国山地―惣村・惣村連合と近世大名―
第三章 祖谷山における二つの検地―天正検地と慶長検地ー
第四章 祖谷山元和一揆と喜多家の権力確立
第五章 近世祖谷山における材木年貢の変遷―桧宍料と「山共に請込」―

第二編 南朝年号文書の世界と条里の世界―在村国学者・儒学者の地域史研究―
序 章 近世阿波国学・儒学の潮流ー榲邨前史ー
第一章 伝承の世界から史実の世界へ―忌部神・阿陽記・南朝文書―
第二章 近世において再編された中世三木家文書―南朝年号文書と御殿人集団―
第三章 吉野川下流域地帯の郡界変遷―条里界線上の郡界移動―
第四章 戦国末期の条里にもとづく郡再編―篠原長房とのかかわりで―
第五章 忌部神社論争と古代麻植郡忌部郷―在村国学者・儒学者らと小杉榲邨―

第三編 近世『予章記』を通してみた伊予の中世
第一章 近世『予章記』の成立とその構造 ―長福寺本を中心に―
第二章 築山本『予章記』の考察―近世『予章記』分析の一環として―

あとがき
索引
戻る