検索結果一覧

民族分断と観光 金剛山観光から見る韓国・北朝鮮関係 

著者
李 良姫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
228 
定価
2,970円 (本体2,700円 )
発行日
2018年10月15日 
ISBN
ISBN978-4-86327-449-5 
Cコード
C3036 
ジャンル
政治・経済・法律 労働・福祉・生活 歴史・考古・民族/アジア
 
内容
同じ民族ゆえに共有する統一への願いと敵対関係。その両面が混在する金剛山観光を通して分断された状況下での観光の実態を明らかにする。
渓水社で購入する

購入冊数

オンライン書店で購入

この本の目次を見る
序章 民族分断と観光人類学
 1. はじめに
 2. 本書の構成

第1章 高麗から朝鮮王朝までの金剛山観光
 1. 金剛山の歴史的位置付け
 2. 高麗末期から朝鮮王朝における金剛山観光
 3. イザベラ・バード・ビショップの金剛山観光
 4.景勝地としての金剛山イメージの形成

第2章 日本植民地と金剛山観光開発
 1. 鉄道と金剛山観光開発
 2. 観光施設の整備
 3. 金剛山紀行文
 4. 植民地統治政策としての観光

第3章 北朝鮮における金剛山観光
 1. 体制維持と観光政策
 2. 北朝鮮における金剛山観光の意義
 3. 韓国の対北朝鮮政策と金剛山観光
 4. 現代グループと北朝鮮

第4章 金剛山観光の観光類型
 1. 金剛山観光にに関わる諸条件
 2. 現代グループの金剛山観光施設と運営
 3. 韓国人観光客にとっての金剛山観光の意味

第5章 軍事境界線と観光
 1. 金剛山の陸路観光
 2. 観光客の北朝鮮に対するイメージの変化
 3. 陸路観光の意義

第6章 民族分断と安保観光
 1. 観光商品としての安保観光
 2. 教育の場としての観光
 3. 教育の場から観光化へ

結章 観光人類学的側面から見る民族分断と金剛山観光
 1. 観光類型の特異性
 2. ホストとゲスト論から見る金剛山観光
 3. 金剛山観光における植民地記憶
 4. 政治戦略としての金剛山観光
 5. 安保と統一の両面性

引用・参考文献一覧
戻る