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呉天竺三蔵康僧会旧雑譬喩経 全訳 壺の中の女 

訳者
西村正身・羅黨興 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
2013年5月1日 
ISBN
ISBN978-4-86327-214-9 
Cコード
C1014 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
『旧雑譬喩経』全61話日本語初翻訳。文学世界のなかにおける説話という観点に立って仏教説話を見直す。
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凡 例

(数字は通し番号)

巻 上

1  商人と人喰い鬼
2  孔雀王
3  燃える服
4  借金の報い
5  悔いた兄嫁
6  龍に生まれ変わった沙彌
7  月女
8  三人の酔っ払い
9  比丘尼に生まれ変わった犬
10 比丘への布施
11 教えを少し理解した夫婦と比丘
12 釜の中の金
13 出家僧と人喰い鬼の距離
14 七宝を埋める
15 斎戒の功徳
16 淫らな沙門
17 正妃を救った若い沙門
18 欲深な伊利沙をこらしめる帝釈天
19 妻と王妃の不貞
20 鳥に育てられた娘
21 壺の中の女
22 わずかな手掛かりからの推理
23 持ち逃げされた女と狐
24 雄羊の忠告――動物の言葉
25 買った禍
26 山火事を消す鸚鵡
27 道端の大金を巡る殺し合い
28 偽りの誓い
29 最も立派に振舞ったのは誰か?
30 戻ってきた指環
31 小さな泥の住まいの功徳
32 悟りの機縁は人さまざま
33 真昼に松明をかざす梵志
34 化粧をする沙門
35 一粒の種
36 屠殺を生業としていた男の報い
37 眠り込んだ妻の落とした剣で死んだ夫
38 魚身と屈強な男

巻 下

39 仏陀が教えを説こうとしなかった男
40 金の釜を盗もうとした男
41 女になった若者
42 食べ物を少し残すようになった理由
43 よけいなことをして墜落死した亀
44 沙門に生まれ変わった男
45 人喰い鬼との約束
46 心を入れ替えた太子
47 大便を布施して地獄に落ちた女
48 成し難い四つのこと
49 親しむべきは何か
50 満足を知ることと満足してしまってはいけないこと
51 小便をもらした比丘がそしられるのを見て
52 三回の精進の功徳
53 海で大雨を降らせる龍
54 わが身を供養する兎
55 逃げた人喰い鬼
56 国を棄てて沙門になった王
57 仏塔を巡る王と退却する敵
58 獣の頭と人間の頭
59 馬車から下りて沙門に挨拶する王
60 自分の遺骨をいとおしむ魂
61 鬼に動じぬ沙門
62 日月も私を見ている
63 同じ地獄の釜に落ちた六人の男

羅漢にまつわる七篇

64 手に入れた宝は鉛や錫
65 仏陀にたしなめられた目連
66 天神になった龍王
67 誉められて改心した人々
68 仏陀の愁いが喜びに変わる
69 仏陀に捧げ物をする少年
70 仏陀の教えに従って豚の身に生まれ変わるのを免れた天人


用語・人名・国名等
既訳・類話・文献
書誌(索引を兼ねる)

解説
 一 康僧会の伝記
 二 『旧雑譬喩経』のタイトルと訳者問題
 三 注目すべき類話について
あとがき
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