検索結果一覧

中学校、高等学校国語科の教材研究と教材の扱い方 

著者
菅原敬三 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
370 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2011年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-86327-144-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
生徒が認識主体として育つための教師の教材への取り組み方・考え方。板書の構造化を薦めつつこれからの授業形態を問う。
渓水社で購入する
【品切】
この本の目次を見る
はじめに

1 教材研究

  教材研究の誤解
  教材研究は誰のものか
  教師にとっての教材研究
  感動は実感レベルの通じ合い
  教材を深く読み、そこから課題を発見する
  授業を受ける生徒の味わう醍醐味は「発見と解決」にある
  国語科とは、何を教える教科か
  試案 1 ――「三十五億年の命」冒頭の二文の場合
  発問、板書を工夫する
  試案 2 ――「幼年時代」(柏原兵三)の場合

2 教材研究と教材の扱い方

 小 説
  高等学校「物と心」(小川国夫)
  高等学校「清兵衛と瓢箪」(志賀直哉)
  高等学校「海の方の子」(山田詠美)
  高等学校 理解領域における「表現」の指導―「赤西蠣太」の場合―
  高等学校「舞踏会」(芥川龍之介)
  高等学校「赤い繭」(安部公房)
  高等学校『山月記』(中島 敦)
 詩
  高等学校「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」(石垣りん)
  中学校「空に小鳥がいなくなった日」(谷川俊太郎)
  中学校「最初の質問」(長田 弘)
  中学校「永久欠番」(中島みゆき)
 評 論
  高等学校「感激ということ」(高見 順)―一高生へ―
  高等学校「ミロのヴィーナス」(清岡卓行)
  高等学校「ガリヴァーとアリス」(外山滋比古)
  高等学校「水の東西」(山崎正和)
  高等学校「あのクジラのこと」(池澤夏樹)
  中学校「動物の文化的行動」(河合雅雄)
  中学校「ガイアの知性」(龍村 仁)
  中学校「クジラの飲み水」(大隈清治)国語科学習指導案 具体例
 古 文
  高等学校『伊勢物語』(第四段、第五段)―単元「恋のゆくえ」または「ならぬ恋」―
  高等学校「中納言参り給ひて」(『枕草子』第九十八段)
  高等学校「五月の山里」(『枕草子』第二百二十三段)
  中学校「扇の的」(『平家物語』)

論文初出一覧
おわりに
戻る