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古典情報様式論 

著者
小林正治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
270 
定価
3000 
発行日
2011年3月22日 
ISBN
ISBN978-4-86327-134-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
 
内容
心の通じ合いを願うという人間の本性に基づく情報伝達の基本原理を、古典文学の日記、詩歌、贈答歌、消息、物語、論説において解析、発想様式と情報伝達の実際を追う。
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  まえがき

序 章 情報伝達の基本構造

 第一節 情報発信の視点
  1 「日記」・「随筆」の視点
  2 「詩歌」の視点
  3 「贈答歌」・「消息」の視点
  4 「物語」の視点
  5 「論説」の視点
 第二節 情報空間
  1 視点空間
  2 認識空間
  3 親疎空間
 第三節 情報網

第一章 情報の発信

 第一節 聞き手の立場・心情などを認識して情報を伝える発想様式
  1 聞き手の立場・心情などを尊重して情報を伝える発想様式
  2 聞き手の立場・心情などを無視して情報を伝える発想様式
 第二節 聞き手の認識を変えるために情報を伝える発想様式
  1 聞き手を納得させるために情報を伝える発想様式
  2 聞き手の翻意を促すために情報を伝える発想様式

第二章 情報が共有されていない場合の情報伝達

 第一節 話し手の解説や補完的な描写によって情報を伝える発想様式
  1 話し手の解説・批評・感想などを差し挟んで情報を伝える発想様式
  2 補完的な描写によって情報を伝える発想様式
 第二節 種々の構成をとることによって情報を伝える発想様式
  1 場面を描写することによって情報を伝える発想様式
  2 対偶様式をとることによって情報を伝える発想様式
  3 人物を登・退場させることによって情報を伝える発想様式
  4 事態の展開を再構築することによって情報を伝える発想様式
  5 夢幻を組み込むことによって情報を伝える発想様式

第三章 情報が共有されている場合の情報伝達

 第一節 古歌・古詩・故事を引用することによって情報を伝える発想様式
  1 古歌・古詩を引用することによって情報を伝える発想様式
  2 故事を引用することによって情報を伝える発想様式
  3 既往の作品をふまえて情報を伝える発想様式
 第二節 同一の場面を共有することによって情報を伝える発想様式
  1 背景となる事態を共有することによって情報を伝える発想様式
  2 同一の主題・話題によって情報を伝える発想様式

第四章 情報の受信

 第一節 話し手の情報に対して何らかの返信を意図する発想様式
  1 話し手の真意が理解できずに話し手からの情報を黙止・無視する発想様式
  2 話し手の情報に対して容認・曲解・歪曲・反論する発想様式
 第二節 何らかの情報を受けて新しい行動を起こす発想様式
  1 新しい情報に触発されて今までとは違った行動をとる発想様式
  2 男女がそれぞれ相手の真情に触発されて愛を確かめるという発想様式

終 章 心の通じ合い
  1 理に訴えるよりも情に訴える
  2 相手に対する思いやり・敬いの心を忘れずに心情に訴える
  3 自己の心情を抑えて相手をそのまま受容する
  4 多彩な機知に富んだ情報を取り交わす

  あとがき
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