検索結果一覧

近世讃岐の藩財政と国産統制 

著者
木原溥幸 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
294 
定価
6,050円 (本体5,500円 )
発行日
2009年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-86327-049-7 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
地方文書の「御用日記」を中心とした史料を元に、高松藩の砂糖流通の実態、丸亀藩の幕末期の藩札流通や国産との関係を究明。藩財政のあり方の分析を試みる。
渓水社で購入する

購入冊数

オンライン書店で購入

この本の目次を見る
     1部 高松藩

第一章 高松藩の砂糖流通統制
  はじめに
 一 文政二年の砂糖会所
 二 加島屋・天王寺屋「七歩金掛込」
 三 天保元年の砂糖引請人
 四 天保六年の砂糖問屋
 五 林田浦砂糖会所の積出状況
  おわりに

第二章 高松藩の砂糖為替金
  はじめに
 一 文政・天保初期の砂糖為替金
 二 天保六年の「船中為替」
 三 「別段為替」と「肥代貸付」
 四 林田浦砂糖会所の砂糖為替金
  おわりに

第三章 高松藩の藩札と流通
  はじめに
 一 藩札発行と流通
 二 商品の流通と藩札
 三 砂糖統制と藩札
 四 藩札の回収
   1年貢米の「永年売」/2「御林」・「御用地作徳米」の売払
 五 天保札の発行
  おわりに

第四章 高松藩砂糖統制と久米栄左衛門
  はじめに
 一 文政期藩財政と砂糖統制
 二 「口上書」と「砂糖仕込銀」・「冥加」引替
 三 「砂糖車元割当金」
 四 「砂糖車株調達金」と「砂糖代前貸」
  おわりに

     2部 丸亀藩

第五章 丸亀藩の藩札と国産統制
  はじめに
 一 藩札の発行と流通
 二 安政二年の「封札」
 三 藩札と国産
 四 綛糸寄会所の設置
 五 「砂糖大坂積登趣法」
  おわりに

第六章 丸亀藩の御用銀と「直支配」・「会釈」
  はじめに
 一 大喜多家の調達金
 二 「人別高掛り」
 三 近世後期の御用銀
 四 「直支配」と「会釈」
 五 郷中帯刀人と「固メ出張」
  おわりに

第七章 丸亀藩財政と中井家・長田家
  はじめに
 一 丸亀藩掛屋中井家
 二 幕末の中井家調達金
 三 丸亀藩と長田家
 四 「物産方」と長田作兵衛
 五
  おわりに

附論 福岡藩「生蝋為替仕組」と広瀬久兵衛
  はじめに
 一 幕末期の藩財政
 二 財政改革と広瀬久兵衛
 三 広瀬久兵衛の「生蝋為替仕組」計画
 四 「生蝋為替仕組」の実施
  おわりに

あとがき
戻る