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中世瀬戸内海の仏教史 ――村上水軍の本拠地芸予諸島を主として――

著者
堤 勝義 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
196 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2008年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-86327-039-8 
Cコード
C1021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本 一般書/歴史読み物
 
内容
小早川氏の庶家の水軍や村上水軍が活動していた中世時代、尾道から今治を中心とした芸予諸島に点々と存在した寺院、諸宗派、歴史について文書・文献より読み解く。
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序 論

   中世瀬戸内海の要津尾道の仏教諸宗派について

一、はじめに
二、尾道浦の諸寺院
 (1)西國寺
 (2)浄土寺
 (3)天寧寺
 (4)仏通寺派
 (5)天台宗
 (6)時宗の諸寺院
 (7)浄土宗西山派
 (8)日蓮宗
 (9)浄土真宗
 (10)修験道
 (11)神社について
 (12)向島の仏教
 (13)まとめ

   村上水軍と真言宗・曹洞宗

一、はじめに
二、村上氏と真言宗
 (1)大島の高龍寺
三、村上氏と曹洞宗
 (1)大内氏と曹洞宗
 (2)今治の曹洞宗
 (3)伯方島の曹洞宗
 (4)福島正則と曹洞宗
四、まとめ

   石山本願寺戦争と村上水軍
   ――中世の芸予諸島の浄土真宗――

一、はじめに
二、石山本願寺戦争と村上水軍の動向
三、竹原長善寺と大三島の藤原氏
 (1)竹原長善寺のこと
 (2)岡村島の善照寺
四、まとめ

   中世芸予諸島への仏通寺派の進出

一、はじめに
二、千畝周竹と一笑禅慶
 (1)千畝周竹と浦氏
 (2)一笑禅慶と生口氏
 (3)その他
三、一笑禅慶と宮地氏
四、仏通寺派の芸予諸島への進出
五、おわりに

   中世の時代の瀬戸内と山間の禅宗
   ――仏通寺派の笠木山高松寺と関係ある寺院と雪舟の死没寺院についても考える――

一、はじめに
二、高松寺の本寺について
三、高松寺から常喜寺に至る交通路について
四、瀬戸内の千畝派の寺院について
五、その他の事について
 (1)丹後、京都の住持について
 (2)長命の事について
 (3)気候の変遷について
六、雪舟の死亡地について
七、まとめ

中世瀬戸田の仏教
一、はじめに
二、生口島の寺院
 (1)光明寺
 (2)向上庵
三、高根島の寺院
 (1)長全寺・長善寺
四、まとめ

中世岩城島の仏教
一、はじめに
二、岩城島の寺院
三、おわりに

中世芸予諸島の建造物・石塔
  ――国宝・国の重要文化財――


あとがき
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