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縄文時代の植物採集活動〈増訂版〉 ―野生根茎類食料化の民俗考古学的研究―

著者
山本直人 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
254 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
2008年6月15日 
ISBN
ISBN978-4-86327-025-1 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
民俗・民具調査を行い、根茎類や堅果類を食料化するときの敲打製石製品が出現する背景を明らかにし、社会組織と精神文化を考察する。「その後の進展と展望」を加筆。
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 まえがき


     第1部 生態考古学の方法と研究史

第1章 生態考古学の方法
第2章 生態学的方法論による縄文時代研究史
 第1節 研究史
 第2節 生態考古学の現状と課題


     第2部 縄文時代の植物採集活動の民俗考古学的研究

  序 論 植物採集活動研究の目的と方法

第1章 植物採集活動の研究史
 第1節 研究史
 第2節 研究の所在
第2章 研究の方法と目的
 第1節 研究の目的
 第2節 研究の方法

  本 論 根茎類食料化に関する民俗調査と事例研究

第3章 根茎類の植物遺体と食料化が想定される根茎類
 第1節 遺跡出土の根茎類植物遺体
 第2節 食料化が想定される根茎類
第4章 クズ食料化に関する民俗調査
 第1節 クズ粉生産地の地理的分布
 第2節 調査事例の報告
 第3節 調査事例の分析
 第4節 まとめ
第5章 ワラビ食料化に関する民俗調査
 第1節 ワラビ粉生産地の地理的分布
 第2節 調査事例の報告
 第3節 調査事例の分析
 第4節 まとめ
第6章 ヤマノイモ食料化に関する民俗調査
 第1節 調査事例の報告
 第2節 調査事例の分析
 第3節 まとめ
第7章 その他の根茎類食料化に関する民俗調査
 第1節 調査事例の報告
 第2節 調査事例の分析
 第3節 まとめ

  結 論 根茎類食料化の民俗考古学的研究

第8章 クズ・ワラビ食料化に関する民俗モデルの構築と比較
 第1節 民俗調査の留意点と問題点
 第2節 クズ・ワラビ食料化に関する共通点と相違点
 第3節 クズ・ワラビ食料化の工程と関連用具
 第4節 クズ・ワラビ食料化における民具資料と考古資料の比較
 第5節 考察

第9章 根茎類食料化の地域性と季節性
 第1節 民俗モデルの構築
 第2節 縄文時代の遺物の検討
 第3節 考察

第10章 敲打製石製品出現の技術的背景
 第1節 研究の目的と方法
 第2節 敲打製石製品の製作技術
 第3節 野生植物の食料化技術
 第4節 考察

第11章 今後の課題と展望
 第1節 今後の課題
 第2節 その後の進展と展望

 あとがき
 引用文献
 索  引
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