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カラガンダ第八分所 

著者
川堀耕平 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
282 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2008年6月21日 
ISBN
ISBN978-4-86327-019-0 
Cコード
C0023 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
昭和20年9月カラガンダに抑留。4年余にわたる重労働と赤化教育を経て24年9月帰国。戦争末期の日本軍と抑留生活の赤裸々な実態の回想記録。
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 はじめに

第一章 徴兵から敗戦
    軍国少年/甲種合格/おじじの格言/生きて戻れ/しゃもじ/行軍・南京から漢口/
    初年兵訓練/満州へ/ハンカチ精勤賞/敗戦・軍旗奉焼/藤部隊の戦歴

第二章 行先不明の列車
    武装解除/布ベルトとマンドリン銃/輸送列車

第三章 捕虜収容所
    捕虜収容所/第一夜/身体検査/所持品検査/炭坑へ/ハラキリ/カラガンダ/飢餓/
    食券/キャベツ/じゃがいも

第四章 収容所の生態
    ダワイ ダワイ/マルーシャのランプ/乳房/風のかたまり/壁新聞

第五章 民主運動
    劇団誕生/「友の会」と「壁新聞」/オ・カ渡部一等兵/反軍闘争/ダモイ/
    民主グループ「新潮会」/「いけにえの花」事件/「地区政治講習会」へ/ポルシチ/
    スパースク/地区講習会/板垣論/将軍たちへの講義/「ヘソの話」と「花」/雪かき/右か左か

第六章 民主運動燃える
    アカチョコベ/ニコライ/民主運動/ブッチキ/青年宣伝隊/美術展覧会/隠匿物資摘発闘争/
    青年行動隊/二度目の民主委員会改選/横山操のこと/不敬罪/ダモイ

第七章 帰 国
    スコーラ、ダモイ/ダモイ列車、ナホトカ着/舞鶴湾/天皇島上陸/
    アクチブ隔離・拘禁/托雁

第八章 故郷に帰って
    赤旗/帰省/観音崎の女/共産党事務所/父のこと

(付)死体解剖実習室

 おわりに
 あとがき
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