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第二言語コミュニケーション力に関する理論的考察 ―英語教育内容への指針―

著者柳瀬陽介
助成05年度学術振興会助成
版型A5
ページ数360
定価6,825(本体6,500+税)円
発行日2006年2月28日
ISBNISBN978-4-87440-912-1/ISBN4-87440-912-1
CコードC3082

ジャンル 言語学・言語教育〈外国語〉


内容哲学的言語論と自然科学的言語論とを連関させることによって従来のコミュニケーション能力論を批判的に検討・分析。結果と図式化によって新しい概念の検討を試みる。

     第一部 コミュニケーション能力論の検討

第一章 英語教育内容としての第二言語コミュニケーション力
 第一節 問題設定と基本用語の定義
 第二節 論文の構成

第二章 コミュニケーション能力概念の誕生
 第一節 チョムスキーによる心理言語学的問題設定
 第二節 ハイムズによる社会言語学的・心理言語学的拡張

第三章 コミュニケーション能力概念の応用言語学的展開
 第一節 カナルとスウェインによる応用言語学的展開
 第二節 ウィドウソンによる教育学的展開
 第三節 テイラーによる言語学的批判

第四章 コミュニケーション能力概念の応用言語学的整理
 第一節 バックマンとパーマーによるテスティングからの整理
 第二節 セルセ・マーシアらによる教育学的整理
 第三節 ライオンズとマクナマラによる三分法

第五章 コミュニケーション能力概念の問題点
 第一節 メタ理論的自覚の不徹底
 第二節 慣習一致の前提
 第三節 過程論の欠如
 第四節 チョムスキー言語論との不整合
 第五節 方略的能力の二分化


     第二部 第二言語コミュニケーション力論の展開

第六章 言語コミュニケーション力論のあり方
 第一節 自然科学的モデル
 第二節 哲学的モデル
 第三節 応用言語学の実際

第七章 慣習の相対化
 第一節 第二言語コミュニケーションの実態
 第二節 デイヴィドソンの言語コミュニケーション力論

第八章 理解過程の解明
 第一節 把握と解釈
 第二節 関連性理論による解釈過程の解明

第九章 チョムスキー言語論との整合化
 第一節 チョムスキー言語論における「言語」
 第二節 能力と慣習

第十章 第二言語コミュニケーション力の構造的図式化

第十一章 第二言語コミュニケーション力論に基づく実践的チェックリスト
 第一節 チェックリスト
 第二節 まとめ


参考文献
謝  辞
事項索引
人名索引


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