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国語・日本語教育基礎論研究 

著者
村井万里子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
304 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2006年11月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-939-8/ISBN4-87440-939-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
国語教育基礎論の構築を目指し、「読むこと(読書)の教育」、「日本語教育」の分野で、それぞれ原論的探究を行った芦田恵之助、山口喜一郎等の業績を取り上げ考察する。
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まえがき(野地潤家)
はじめに

第1部 読むことの教育の基礎的研究
 一 読むことの教育における基礎的実践課題――「読む」とはどういうことか――
 二 主題読書法を頂点とする読書技術の体系――アドラー『本を読む本』を拠点に――
 三 対話としての読み――「分析読書」の技術――
 四 「虚構読み」の仕組みと作用の意義づけ
 五 読書生活個体史の一例――『戦争と平和』との出会いと恩沢――
 六 「読書個体史」記述の意義と機能の考察
 七 読みに働く二つの信頼
 八 国語科音読指導の意義と可能性――伊藤経子氏の実践を通して――
 九 読み方教授の考察――芦田恵之助「松阪の一夜」を手がかりに――

第2部 日本語教育の原論的・歴史的考察――山口喜一郎の日本語教授研究――
 一 山口喜一郎の日本語教授法――その体系と展開――
 二 山口式直接法のカリキュラムと指導案
 三 山口式直接法の原理・教材・授業の実際
 四 明治期台湾日本語教育の生成過程――「グアン法」から「新公学校規則」まで――
 五 明治期台湾における山口喜一郎の日本語教授――『国民読本参照国語科話方教材』を手がかりに――
 六 開かれた言語活動機構の形成――「読本」と生活に関連させた「話方教材」の組織――

おわりに

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