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中国対外経済論 

共著
片岡幸雄・鄭海東 
シリーズ
広島経済大学研究双書第25冊 
助成
 
判型
A5 
ページ
496 
定価
7000 
発行日
2004年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-806-3/ISBN4-87440-806-0 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
中国ははたして真の経済大国への諸条件を有するのか。世界政治経済に対する中国の歴史認識の変化と民族経済の動向を解析。外交・経済関係の特徴と実態を明確にする。
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まえがき

序 章 本書の構成
第一章 建国期における世界政治経済に対する歴史認識構造と対外経済関係論
 第1節 建国期における世界政治経済認識
  1中国の世界政治経済状況に対する基本姿勢
  2アメリカを中心とした資本主義諸国の対中経済包囲網の形成
 第2節 国民経済構築戦略の基本論理構造と対外経済関係の地位
  1反帝国主義―独立自主政治主導型国民経済構築論理
  2世界的な社会主義革命への歴史的体制転換過程にある中国国民経済の構築論理
  3社会主義計画経済の優越性を前提とした国民経済の構築論理
  4国際市場経済関係捨象―封鎖型自己完結的国民経済構築論理

第二章 世界政治経済の変革主体認識構造と対外経済関係論
 第1節 「戦争と革命」の時代認識
 第2節 世界政治経済における米ソの姿勢と中国の対外戦略
 第3節 対外経済関係の地位―対外経済関係の理論認識

第三章 世界政治経済に対する認識の変化
 第1節 「戦争と革命」の時代認識との訣別
  1認識の変化の底流
  2「戦争と革命」の時代認識との訣別
 第2節 資本主義の再評価と現代資本主義論
  1資本主義再評価論の登場―鄭励志氏の問題提起
  2「現代資本主義論」―「帝国主義」は変わったか

第四章 新しい中国社会主義経済論と対外経済論
 第1節 「平和と発展」の時代認識下における新たな対外経済論構築への始動―旧来の認識下における国民経済構築論理から新たな国民経済構築論理への転換―
  1反帝国主義―独立自主政治主導型国民経済構築論理の基礎前提の転換
  2世界的な社会主義革命への歴史的体制転換過程認識の抽象時間化と国民経済構築の新編成論理
  3社会主義計画経済の優越性を前提とした経済建設理念と政策展開の相対化
  4国際市場経済関係捨像―封鎖型自己完結的国民経済構築論理の基軸転換
 第2節 中国社会主義経済論の新展開
  1三大挑戦課題
  2中国社会主義市場経済論への道程
 第3節 社会主義市場経済理論の形成
  1商品経済と市場経済の区別
  2社会主義市場経済論
 第4節 対外経済論
  1中国の対外貿易の地位と役割
  2併存する二つの世界市場論
  3中国対外経済貿易発展理論の基礎構造
  4対外経済貿易発展戦略
  5外資直接投資の導入と貿易及び経済発展
  6APECと中国
  7WTOと中国
  8中国対外経済貿易の総体政策

第五章 中国における外資系企業と民族経済論
 第1節 旧中国―半植民地半封建経済下における外資系企業に対する評価
 第2節 史的認識構造からみた民族経済概念のコントラスト
  1民族経済概念捨像論
  2伝統的民族経済擁護論
 第3節 新民族経済論
  1新しい民族経済概念
  2民族経済保護論
 第4節 協調と対立―協調的管理政策を求めて

第六章 改革・開放と外資直接投資導入の動態―成果と問題―
 第1節 対外開放の歩み
 第2節 外資導入の概況
 第3節 外資直接投資の発展と外資直接投資導入政策内容の変化
  1第一段階(1979~83年)―対外開放の試験的準備期
  1第二段階(1984~91年)―発展段階期
  1第三段階(1992~93年)―高度発展段階期
  1第四段階(1994~99年)―調整・安定的発展期
  1第五段階(2000年~)―WTO加盟と新段階
 第4節 外資系企業の地位と基本的特徴
  1中国国民経済における地位概況
  2製造業部門における外資系企業の地位と特質
 第5節 外資系企業の進出戦略と中国のディレンマ

第七章 貿易体制改革、外資系企業の貿易参入と対外貿易の発展―成果と問題
 第1節 貿易体制改革と外資系企業の貿易における地位の躍進
  1第一段階(1979年~83年)―貿易体制改革開始期
  2第二段階(1984年~87年)―本格的体制改革突入期
  3第三段階(1988年~90年)―旧体制脱皮への試走期
  4第四段階(1991年~93年)―旧体制脱皮期
 第2節 新たな貿易体制の構築過程と現行貿易体制
  1外国為替管理の刷新
  2新しい枠組の貿易体制の構築
 第3節 貿易形態と構造的特質
  1貿易形態
  2貿易形態の構造的特質
 第4節 貿易の産業構造的特質と輸出競争力
  1貿易の産業構造的特質と形成要因
  2輸出競争力の現状
 第5節 内在するいくつかの問題

第八章 中国のGATT加盟問題の由来
 第1節 加盟申請の経緯
  1台湾のGATT脱退と中国の加盟申請
  2「地位回復三原則」
 第2節 GATT加盟の経済的背景
  1加盟のメリット
  2貿易依存度の増大
 第3節 GATT加盟の複眼的視点

第九章 遠のくGATT
 第1節 交渉の難航
 第2節 遠ざかるGATT
 第3節 加盟条件の整理
  1客観基準のない加盟条件
  2関税と非関税措置
 第4節 ルールの再検討
  1発展途上国資格の問題
  2GATT35条問題
  3選択的セーフガード

第十章 朱鎔基首相の訪米と米中合意
 第1節 1995年後の加盟交渉
  1GATT加盟からWTO加盟へ
  2強硬態度を崩さぬ米国
  3二国間交渉の進展
  4成果なしのクリントン訪中
 第2節 朱鎔基訪米と米中合意
  1中国の動揺
  2波乱の朱鎔基訪米
  3米中交渉の合意
 第3節 米中合意の評価
  1二つの譲歩案の内容と意味
  2合意内容の意味

第十一章 WTO正式加盟と中国経済への影響
 第1節 米中合意後の加盟交渉
  1EUの豹変
  2対中PNTR供与問題の決着
 第2節 加盟議定書と正式加盟
  1多国間交渉の難航
  2正式加盟の実現
  3台湾のWTO加盟
 第3節 加盟条件と中国経済の将来

第十二章 努力代替型工業化の行方
 第1節 中国GATT/WTO加盟問題の再整理
  1政治問題としての加盟問題
  2米国主導の加盟交渉
  3苛酷な加盟条件
 第2節 外資依存型経済と加盟交渉
  1米国市場依存の高まり
  2加工貿易と経済成長
  3外資依存型経済下の中国産業
 第3節 努力代替型工業化の行き詰まり
  1技術進歩の幻覚
  2技術開発メカニズムの不在
  3「捷径主義」と市場経済主義
 第4節 結びに代えて

 索 引
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