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戦後作文・綴り方教育の研究 

著者
菅原 稔 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
818 
定価
22,000円 (本体20,000円 )
発行日
2004年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-803-2/ISBN4-87440-803-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
戦後(昭和21年~40年代)の兵庫県を中心に作文・綴り方教育の組織的な生成と展開、実践および理論の成立と発展、文集の意義と成果から、地方的展開の姿を解明する。
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まえがき――野地潤家

序 章 研究の目的と課題、および方法

 第1節 研究の目的と課題
 第2節 研究の方法
   1 先行研究の検討
   2 研究の方法

第1章 作文・綴り方教育における機関誌の刊行とその展開

 第1節 戦後同人誌の刊行とその後の展開
   1 戦後同人誌の刊行
   2 戦後同人誌の展開
 第2節 兵庫県国語教育連盟機関誌「国語兵庫」の刊行とその後の展開
   1 「国語兵庫」の創刊とその刊行経過
   2 昭和20年代の「国語兵庫」所収の実践記録の検討
   3 昭和30年代の「国語兵庫」所収の実践記録の検討
   4 昭和40年代の「国語兵庫」所収の実践記録の検討
   5 「国語兵庫」の意義と役割
 第3節 兵庫作文の会機関誌「作文運動」の刊行とその後の展開
   1 「作文運動」の創刊とその刊行経過
   2 昭和20年代の「作文運動」所収の実践記録の検討
   3 昭和30年代の「作文運動」所収の実践記録の検討
   4 昭和40年代の「作文運動」所収の実践記録の検討
   5 「作文運動」の意義と役割
 第4節 神崎作文の会機関誌「むぎのめ」の刊行とその後の展開
   1 神崎作文の会の結成と「むぎのめ」の刊行経過
   2 昭和30年代の「むぎのめ」所収の実践記録の検討
   3 昭和40年代の「むぎのめ」所収の実践記録の検討
   4 「むぎのめ」の意義と役割

第2章 作文・綴り方教育における典型的実践の成立と展開

 第1節 村の地域性に基づく作文・綴り方教育実践――東井義雄のばあい――
   1 実践記録『学童の臣民感覚』と転向論の検討
   2 学校文集「土生が丘」の検討
   3 実践報告「培其根」の検討
   4 東井義雄の実践・理論の内容と意義
 第2節 都市の地域性に基づく作文・綴り方教育実践――戸田唯巳のばあい――
   1 学級文集「星の子のひろっぱ」と実践記録『学級というなかま』の検討
   2 瓦木小学校の教師集団に見られる学級文集活動
   3 戸田唯巳の実践・理論の内容と意義
 第3節 学級集団作りにはたらく作文・綴り方教育実践――小西健二郎のばあい――
   1 学級文集「たけのこの兄」と実践記録『学級革命』の検討
   2 学級文集「たんばのこ」と実践記録『たんばの子』の検討
   3 小西健二郎の実践・理論の内容と意義
 第4節 社会認識の形成にはたらく作文・綴り方教育実践――黒藪次男・黒藪豊子のばあい――
   1 学級文集「神部の子」と実践記録『ありがとう小さいなかま』の検討
   2 学校文集「せんちょう」とへき地における作文・綴り方教育実践の検討
   3 黒藪次男の実践・理論の内容と意義
   4 黒藪豊子の実践・理論の内容と意義

第3章 作文・綴り方教育における文集活動の様相とその展開

 第1節 兵庫県下における戦後文集刊行の動向
 第2節 学校文集の分析と考察
   1 兵庫県東部の学校文集「雲」(伊丹市伊丹小学校)
   2 兵庫県中部の学校文集「じねんじょ」(加西市西在田小学校)
   3 兵庫県西部の学校文集「香島の土」(揖保郡香島小学校)
 第3節 学級文集の分析と考察
   1 低学年文集の分析と考察
   2 中学年文集の分析と考察
   3 高学年文集の分析と考察
 第4節 個人文集・職員文集の分析と考察

終 章 研究の総括と結論

 第1節 研究の総括
 第2節 研究の結論

あとがき
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