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高校古典教育の論究
- 伊東武雄
- A5
- 400
- 8,250円 (本体7,500円 )
- 2003年10月20日
- ISBN978-4-87440-777-6/ISBN4-87440-777-3
- C3081
- 国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
- 実践記録と考察。“読解の三段階法”の紹介、古典教材を生かすとりくみ、七例をあげての比較読みの試み、万葉歌59首・伊勢物語“梓弓”・王朝日記の学習指導実践、ほか。
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【品切】 |
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- まえがき
第一章 古文表現読みのために――藤原与一先生“読解の三段階法”紹介――
はじめに
一、読解の三段階法の提唱――『毎日の国語教育』
二、読解の三段階法の深化――『国語教育の技術と精神』
三、読解の三段階法の指導――『私の国語教育学』
四、古文教材による例説
おわりに
第二章 古典学習指導の方法――古典教材を生かすとりくみ――
はじめに
一、学習プリントによる指導
二、三段階法による読解
三、音読朗読の重視
四、教材を生かす学習作業
五、古典を文学として読む
おわりに
資料1~10
第三章 古文の読解指導――土佐日記をとりあげて――
はじめに
一、藤原与一先生の読解の三段階法――『私たちと日本語』のばあい――
二、指導の実際
三、指導の反省
四、今後の課題
おわりに
第四章 冊子法の実践――高校一年のばあい――
はじめに
一、冊子法の実際
二、冊子法の基盤
三、冊子法の内容
四、冊子法の確認
五、冊子法の効用
六、冊子法の徹底――今後の課題――
資料1~13
第五章 比較読みの試み――七例のとりくみ――
はじめに
一、英雄の最期――項羽最期と木曽最期の比較読み
二、柳宗元“捕蛇者説”と山上憶良“貧窮問答歌”
三、長恨歌(前半)と源氏物語桐壺
四、“高行くや”――古事記と日本書紀の比較読み
五、二つの門出――更級日記冒頭と奥の細道冒頭の比較
六、近代詩四編
“レモン哀歌”と“永訣の朝”/“一つのメルヘン”と“はじめてのものに”
七、堀辰雄“曠野”の比較読み
第六章 万葉歌59首を読む――受容の実態を中心に――
はじめに
一、学習の実際
(1)万葉歌59首の理解/(2)万葉歌59首の輪読/(3)学習の整理
二、受容の実態
(1)興味関心・難易・効用/(2)万葉歌への評価/(3)わたしの好きな万葉歌/(4)すきな万葉歌人/(5)わが万葉観――万葉集を学習して思うこと
おわりに
第七章 伊勢物語二四段“梓弓”を読む――古典学習指導の一つの実践――
はじめに
一、梓弓の鑑賞
二、梓弓の指導
三、梓弓の受容
おわりに――今後の問題
第八章 王朝日記を読む――土佐日記・蜻蛉日記・更級日記を中心に――
はじめに
一、読みとりのポイント(留意点)と目標――人生の真実が描かれていることを理解させる――
二、とりくみの概要
三、受容の実態
1 '95年小冊子“王朝日記を読む”/2 '97年アンケート“王朝日記の学習を終えて”/3 '95 '97年アンケート“古典1の学習を終えて”
四、反省と課題
第九章 わたくしの国語教育実践史――実践の報告を中心に――
はじめに
一、実践の基盤
二、実践の立場と方法
三、実践の内容
四、実践の報告
おわりに
追加資料1~3
あとがき
索 引
作品索引/事項索引/人名索引