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現代日本語における名詞文の時間表現
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- 序 論
1 研究の目的
1-1 名詞および名詞文に関する先行研究と課題
1-2 時間表現に関する先行研究と課題
1-3 研究の目的
2 研究の方法
2-1 名詞文分析の観点
2-2 検討対象と資料
3 論文の構成および用語の説明
3-1 論文の構成
3-2 用語の説明
第一部 名詞文の時間表現の体系
第1章 特定の時間位置に位置付けのない名詞文
1 〈超越時〉を表す名詞文
1-1 名詞文が表す〈超越時〉の特徴
1-2 同値・包含関係の名詞文
1-3 X項の特性を表す名詞文
2 〈時間性不問〉を表す名詞文
2-1 名詞文が表す〈時間性不問〉の特徴
2-2 「時制形式の交替現象」のダを承接した名詞文
2-3 過去の仮定
2-4 歴史的現在
第2章 特定の時間位置に位置付けのある名詞文
1 〈現在〉を表す名詞文
1-1 名詞文が表す〈現在〉の特徴
1-2 現在の状態と動きを表す名詞文
1-3 トキ副詞やトキ名詞などによって現在を表す名詞文
1-4 発話場面にしばられた名詞文
1-5 現在の存在や所在などを表す名詞文
2 〈未来〉を表す名詞文
2-1 名詞文が表す〈未来〉の特徴
2-2 トキ副詞やトキ名詞などによって未来を表す名詞文
3 〈過去〉を表す名詞文
3-1 名詞文が表す〈過去〉の特徴
3-2 基本的な過去
3-3 現在を含んだ過去
3-4 体験にとりこまれた過去
3-5 「不確かな認識の判明」
3-6 「想起」
第二部 時制形式の選択に関する考察
第3章 話し手の発話時以前の認識の考察
―「不確かな認識の判明」とは何か―
1 はじめに
2 先行研究
2-1 「不確かな認識の判明」に関して
2-2 「話し手の発話時以前の認識」に関して
3 「XハYダッタ」
3-1 通常の過去表現における「話し手の発話時以前の認識」
3-2 「不確かな認識の判明」における「話し手の発話時以前の認識」
3-3 「XハYダッタ」における話し手の認識
4 「XハYダ」
5 まとめ
第4章 「XハY」の時間的内容の考察
―「時制形式の交替現象」および「想起」とは何か―
1 はじめに
2 先行研究と本研究の立場
2-1 「時制形式の交替現象」に関して
2-2 「想起」に関して
2-3 直示および直示語に関して
3 考察の前提
3-1 名詞文の種類
3-2 時制の作用域
3-3 名詞文と他の述語文との異なり
3-4 名詞の時間性
3-5 特定の時間位置に位置付けのない名詞文
4 分析―「XハY」の時間的内容
5 「時制形式の交替現象」
5-1 「時制形式の交替現象」のメカニズム
5-2 「時制形式の交替現象」を引き起こす条件
5-3 「昨日は月曜日だ」の時間構造
6 「想起」
6-1 「想起」のメカニズム
6-2 「想起」を引き起こす条件
6-3 周辺的な「想起」
6-4 「きょうはエープリルフールでしたね」の時間構造
7 「XハY」の時間的内容と時制形式が表す文法的意味との間の相関関係
8 まとめ
結 論
1 本研究のまとめ
1-1 名詞文の時間表現の体系
1-2 時制形式の選択に関する考察
2 日本語教育に向けて
2-1 「不確かな認識の判明」
2-2 「想起」
2-3 「時制形式の交替現象」
巻末資料(アンケート1・2)
引用出典
参考文献
あとがき
索 引