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国語科教育の未来ヘ ――国語科・日本語科・言語科――

著者
浜本純逸 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
460 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
2008年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-86327-018-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
各教科の学習を支えている「国語」の実際と展望、言語能力を育てるための学びのあり方、総合学習のなかで培われたことばの力などについて考察。
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 まえがき

第一章 全教科の学びを支えることばの力

 一 いま、 なぜ総合的学習か
 二 総合的学習と国語科との関係(一)
 三 総合的学習と国語科との関係(二)
 四 国語科における総合的学習の歴史(一)―山路兵一の実践を中心に―
 五 国語科における総合的学習の歴史(二)―1950年前後―
 六 国語科における総合的学習の歴史(三)―1970年以後―
 七 指導内容の重点(一)―言葉の力―
 八 指導内容の重点(二)―インタビューする力―
 九 指導内容の重点(三)―調べる活動―
 十 指導内容の重点(四)―まとめる力―
 十一 指導内容の重点(五)―報告・発表する力―
 十二 国語科教師のあり方

第二章 学びの可能性の探索

 一 学校ごとにカリキュラムづくりを始めよう
 二 言語活動をとおして言語能力を育てる
 三 読み手を育てる国語学習は、どうあるべきか
 四 学習価値の発見と授業の想定
 五 理解と表現の関連指導
 六 課題学習について
 七 生への問いを育てる
 八 個人を育てる国語教室の創造
 九 基本としての思考力、基礎としての論理的表現力
 十 考える力と表現する力とを育てる国語教育
 十一 文学教育の復権―感性を豊かにし、思考力を育てる文学教育へ―

第三章 総合的学習の展開とことばの教育
 
 一 誘導の原理に立つ「ことばの教育」構想
   ―1950年前後の福岡第二師範附属小倉小学校教育課程―
 二 『昭和24年長野県カリキュラム実験試案 国語科編』について
 三 コアカリキュラムを支えることばの力と育つ言語能力
   ―熊本県「隈府プラン」(1941~51)を手がかりとして―
 四 1950年前後の教育課程編成における文学の位置
   ―『教育計画 熊本県基底カリキュラム』を中心に―
 五 教育課程編成(1950年前後)における地域の自立
   ―東京都・埼玉県「基準教育課程」構想とことばの教育―
 六 戦後新教育の実際と展開への模索
   ―『第二回中央研究発表集録』(1951年茨城県)における新教育と国語科教育―
 七 『東京都中央区中学校国語教育課程(試案)』(1952年)の成立過程と内容
   ―新教育国語科カリキュラムの一到達点―
 八 「経験主義単元学習」論争とは―いつ、どのような経験を与えるか―
 九 西尾・時枝論争が提起したもの
 十 子どもからの学習材―倉澤栄吉の教材論―
 十一 1980年代の国語教育を方向づけたもの―岩淵悦太郎国語教育論・覚え書き―

第四章 国語科から日本語科・言語科へ
 
 一 文学教育実践史研究の意義
 二 世界認識の履歴を学ぶ古典学習
 三 国語科教育学研究の課題と方法
 四 私の国語科教育研究の課題と方法
 五 国語学力をこのように考えてきた
 六 国語科教育研究の過去・現在・未来

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  執筆文献一覧
  あとがき
  索引
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