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借曲集 SAD SONGS :set to Japanese Melodies

著者
片柳 寛 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
76 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2010年5月15日3刷 
ISBN
ISBN978-4-87440-722-6/ISBN4-87440-722-6 
Cコード
C0073 
ジャンル
一般書/実用・趣味
 
内容
日本の童謡・唱歌を原曲とし、編者自らが英詞した歌詞と楽譜を載せた借曲集。楽譜があるので原曲を知らない外国人でも楽しめる。『夕焼小焼』『さくら』『戦友』など。(英文)
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 Greeting
 Introduction
 Foreword
  Notes
 
 Title ――First line, original
 
 ・Starry Sky ――Yuuyake Koyake-de Hi-ga kurete
 ・Simple Song ――Yurikago-no Uta-wo
 ・Lullaby ――Ame-ga furimasu
 ・Soldier Dying ――(no verse)
 ・Dirge ――Aoge-ba toutoshi Waga-shi-no On
 ・Spring Sorrows ――Furuki miyakowo
 ・To The War Dead ――Umi yuka-ba mizuku Kabane
 ・Dear Shadow ――Usagi oishi Ano-yama
 ・Sad Songs ――Haru-no Ogawa-wa sarasara nagaru
 ・Le Petit Prince d'Etoile ――Michi-wa Hitosuji Tambomichi
 ・Vessel of Sorrows ――Koko-wa Okuni-wo nan-byakuri
 ・Mother Eternal ――Haru-ga kita, Haru-ga kita Doko-ni kita
 ・Wings ――Shabondama tonda Yane-made tonda
 ・Resigned? ――Koganemushi-wa Kanemochi-da
 ・Easter Promise ――Are, Tennin-ga Hagoromo-no
 ・A Song to Teach ――Somatsuni suna-to Hahaue-ga
 ・Battle Won ――Shichiri-ga Hama-no Isozutai
 ・Innocent Tears ――Sakura, Sakura, Yayoi-no Sora-wa
 ・Happy Tale ――Sora-mo, Minato-mo Yo-wa harete
 ・Child's Prayer ――Kono Michi-wa Itsu-ka kita Michi
 ・Far Call ――Tsuki-no Sabaku-wo harubaru-to
 ・Lone Voyager ――Hana-yorimo medenishi Waga-ko yo
 ・Shy Reunion ――Ryojun Kaijyoo Yaku narite
 ・One That Goes ――Kokoro takeku-mo Onigami naranu
 ・Lonely Doll ――Kinran Donsu-no Obi shimenagara
 ・Empty Dream ――Mate-do kurase-de konu Hito-wo
 ・Dream ――Yuuyake Koyake-no Akatombo
 ・Friend Departing ――Todoroku Tsutsuoto tobikuru Dangan
 ・Come Home! ――Nanohanabatake-ni Irihi usure
 ・Eternity ――Haru Kooroo-no Hana-no En
 
  Postscript
  IndexA by original titles
  IndexB by composers
  Reference
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現代社会とスピリチュアリティ ――現代人の宗教意識の社会学的探究――

著者
伊藤雅之 
シリーズ
愛知学院大学文学会叢書1 
助成
 
判型
A5 
ページ
206 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2009年4月10日4刷 
ISBN
ISBN978-4-87440-737-0/ISBN4-87440-737-4 
Cコード
C3039 
ジャンル
哲学・宗教 労働・福祉・生活
 
内容
ニューエイジの宗教文化をはじめ、インド系の新宗教運動である和尚ラジニーシ・ムーブメント、さらにネット恋愛といった多様な文化現象と現代のスピリチュアリティ文化の特徴を解き明かす。
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はじめに
1部 現代宗教への理論的アプローチ

1章 現代のスピリチュアリティ文化―「精神世界」とニューエイジを中心として―
 1 「精神世界」の生成と発展
 2 「ニューエイジ」概念の対象領域
 3 ニューエイジの3つの構成要素
  世界観/実践形態/担い手の意識
 4世界観の2つの局面
  ニューエイジは功利主義的か/ニューセイジの新しさ
 5日本の「精神世界」研究の課題
2章 世俗化論のゆくえ―現代イギリスの宗教状況を手がかりとして―
 1 近代化と宗教
 2 イギリスにおける世俗化論争
  世俗化論の拒否派/世俗化論の肯定派・中立派/世俗化論争への見解
 3 1980年代以降の宗教性の動向
 4 世俗社会における宗教性
3章 入信の社会学―当事者の価値観の持続と変容をめぐって―
 1 欧米と日本における入信研究
 2 入信の社会学の対象と2つのパラダイム
  社会学的入信研究の対象/伝統的パラダイムと新しいパラダイム/
  2つのパラダイムの比較
 3 ロフランド=スターク・モデル
  L-Sモデルの概観/L-Sモデルの評価
 4 新しいモデルをめざして
  7つの条件の必要不可欠性、および累積性に関する問題/
  信者の意味・解釈世界に対するアプローチの問題/
  7つの条件には含まれていない要因をめぐる問題
 5 現代社会における入信モデル

2部 フィールドへの接近―和尚ラジニーシ・ムーブメントの事例―

4章 和尚ラジニーシ・ムーブメントの歴史的展開
 1 ニューエイジと反ニューエイジの連続性
 2 ラジニーシの世界観
 3 具体的アプローチ―瞑想とグループ・セラピー―
 4 ORMの担い手の特徴
 5 ORMの実践形態の歴史的変遷
  初期(1973年以前)/第1プーナ期(1974-1981)/オレゴン期(1982-1985)
  第2プーナ期(1986-1989)/ポスト・ラジニーシ期(1990-現在)
 6 ニューエイジの理想と現実のはざまで
5章 宗教の暴力性―信者の心が揺れるとき―
 1 脱会しない信者へのアプローチ
 2 ORMのオレゴン期の状況説明
 3 ラジニーシへの信頼を支える2つの理由
  光明を得たラジニーシの存在/自己変容の重視、あるいは他者への無関心
 4 宗教的解釈のあり方の特質
  ユートピア社会が幻想と化したとき/ラジニーシの隠された意図を探して
  スピリチュアル化が行われないとき
 5 世俗と宗教世界を別ける解釈のあり方
6章 イニシエーション前後の価値観の変化―当事者への聞き取り調査から―
 1 当事者への内面世界へのアプローチ
 2 入信プロセスⅠ―背景的な状況―
  悩み/パースペクティブ/探求行為
 3 入信プロセスⅡ
  本との出会いと人生の転機/メンバーおよびラジニーシとの関係/
  信者以外との人間関係/徹底した相互交流と意識変容の体験
 4 ORMメンバーの特異性と今後の課題

3部 新しいスピリチュアリティ研究へむけて

7章 ネット恋愛のスピリチュアリティ―オンライン上の「特別な存在」との交感をめぐって―
 1 「本当の自分」を理解してくれる存在
 2 ネット恋愛にみる新しい〈つながり〉のかたち
  擬似宗教としての恋愛ブーム/ネット恋愛とは何か/出会いサイトの実態
 3 ネットのむこう側にいる神
  ネット恋愛の事例/オンライン上での会話/急激な親密性が形成されるメカニズム
 4 ネット恋愛と宗教における「特別な存在」
  ネット恋愛と宗教の共通項/ネット恋愛と宗教の相違
8章 宗教・宗教性スピリチュアリティ―21世紀の宗教社会学への提言―
 1 宗教社会学の現在
 2 現代宗教の変容―宗教から宗教・宗教性・スピリチュアリティへ―
 3 現代宗教へのアプローチ
  社会の宗教的次元へのアプローチ/制度宗教から文化資源としての宗教研究へ/
  当事者の選択性・能動性―「道具箱」としての宗教
 4 コンテクストとしてのグローバル化
  社会・文化的な統合と差異化/宗教の脱-埋め込み
 5 現代社会の宗教性・スピリチュアリティ研究にむけて


あとがき
文献リスト/項目索引/人名索引
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新・国語科教育学の基礎 

共著
森田信義・山元隆春・山元悦子・千々岩弘一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
280 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
2007年4月1日8刷 
ISBN
ISBN978-4-87440-590-1/ISBN4-87440-590-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
意義と目標、表現教育の研究、文学教育の研究、読書教育の研究、説明的文章教育の研究、音声言語教育の研究、言語事項の指導の研究の7章で、各章末に「論文作成の手引き」を付す。
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はじめに
一 国語科教育の意義・目標と構造
1 国語科教育の意義・目標
(1)国語科教育と国語教育
(2)国語科教育の意義・目標
2 戦後国語科教育の構造―『学習指導要領』の歴史と課題
(1)昭和22(1974)年版『学習指導要領 試案』
(2)昭和26(1951)年版『学習指導要領 試案』
(3)昭和33(1958)年版『学習指導要領』
(4)昭和43(1968)年版『学習指導要領』
(5)昭和52(1977)年版『学習指導要領』
(6)平成元(1989)年版『学習指導要領』
(7)平成10(1998)年版『学習指導要領』
二 表現教育の研究
1 概観
(1)明治期の作文教育
(2)大正期の作文教育
(3)昭和初期の作文教育
(4)昭和後期の作文教育
2 表現教育の目標
(1)表現の意義
(2)表現教育の目標
3 表現教育の内容
(1)表現能力
(2)文種
4 表現の指導過程
(1)表現の過程
(2)表現の指導過程
5 表現の指導方法
(1)記述前指導
(2)記述中指導
(3)記述後指導
6 表現教育の研究を深めるために―論文作成の手引き
(1)研究の対象と研究の方法
(2)基本資料一覧
三 文学教育の研究
1 概観
2 文学教育の目標
(1)世界認識の方法と現実世界を生きるためのモデルを求めて
(2)教師自身の「読みの理論」の反映としての目標
3 文学教育の内容
(1)学習指導要領において求められている文学を読む能力
(2)文学作品を読む力の発達―あまんきみこ「おにたのぼうし」の場合―
4 文学教材研究法
(1)教材研究の観点
5 文学教育の方法
(1)文学の指導過程
(2)文学教材の指導方法
6 文学教育の研究を深めるために―論文作成の手引き―
(1)研究の対象と研究の方法
(2)論文題目例
(3)基本資料一覧
四 説明的文章教育の研究
1 概観
(1)説明的文章の定義
(2)説明的文章教育の歴史と現状
(3)説明的文章を読むとはどのような行為か
2 説明的文章教育の目標
3 説明的文章教育の内容
(1)三つの段階における目標からみた説明的文章の読みの能力
(2)「指導事項」からみた説明的文章の読みの能力
(3)説明的文章の教材
4 説明的文章教材の研究法
(1)教材研究の観点
(2)教材研究の実際
5 説明的文章教育の方法
(1)説明的文章の指導過程
(2)説明的文章の指導方法
6 説明的文章教育の研究を深めるために―論文作成の手引き―
(1)研究の対象と研究の方法
(2)論文題目例
(3)基本資料一覧
五 読書教育の研究
1 概観
2 読書教育の目標
3 読書教育の内容
(1)読書能力論
(2)読書教材論
4 読書教育の方法
5 読書教育の研究を深めるために―論文作成の手引き―
(1)研究の対象と研究の方法
(2)論文題目例
(3)基本資料一覧
六 音声言語教育の研究
1 概観
(1)音声言語教育の定義
(2)これまで何が教えられてきたか―音声言語教育小史―
2 音声言語教育の内容及び方法
(1)基盤領域(聞く姿勢作り)
(2)音読
(3)独話(スピーチ)
(4)対話
(5)会話(話し合い)
3 音声言語指導のための教材
4 音声言語教育の研究を深めるために―論文作成の手引き―
(1)研究の対象と研究の方法
(2)基本資料一覧
七 言語事項指導の研究
1 概観
(1)言語事項の定義
(2)言語事項指導の歴史と現状
(3)言語事項指導の基本的性格
2 言語事項指導の目標
3 言語事項指導の内容
4 言語事項教材研究法
(1)教材研究の観点
(2)教材研究の方法
5 言語事項指導の方法―書写指導のばあい―
(1)書写指導における指導過程
(2)書写指導の実際
6 言語事項指導の研究を深めるために―論文作成の手引き―
(1)研究の対象と研究の方法
(2)論文題目例
(3)基本資料一覧

・平成10年版 小学校学習指導要領〔国語〕
・平成10年版 中学校学習指導要領〔国語〕
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縮景園 1945年

著者
田端 展 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-954-1/ISBN4-87440-954-7 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
原爆投下直後の光景を今に重ねて遡及する縮景園にまつわる幻想小説集。穏やかな夕景を人生に重ね凄惨と平穏を往還する回想の佳編4作。
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歩数計
午後の陽荘の女
縮景園幽色
被爆美

あとがき
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源氏物語の端役たち 

著者
加藤宏文 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
372 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2006年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-953-4/ISBN4-87440-953-9 
Cコード
C3093 
ジャンル
文学・語学/日本 国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
全54帖から各帖ひとりの端役に着目。端役が果たす物語のリアリティーの推進と深化、具体的なことばを通して見える役割を探究。「ことば」を通して物語を読み深めてゆく。
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まえがき(野地潤家)
はじめに

第一部
 桐壺巻 「つたはりぬる」内侍のすけ――老い人の起爆力――
 帚木巻 「なよびかなる」交野の少将――ドンファンを超えるもくろみ――
 空蝉巻 「ひだり右に苦しき」小君――処世の原点――
 夕顔巻 「まじらひつく」右近――秘密の原点――
 若紫巻 「たばかる」王命婦――「せめありか」れて――
 末摘花巻 「はしたなる大きさの女」――貧窮のリアリティー――
 紅葉賀巻 「心なき」犬君――「いじめ」の役割――
 花宴巻 「突きしろふ」女房たち――世渡りの洞察力――
 葵巻 「口ごはき」供人たち――笠に着るペーソス――
 賢木巻 「うちしはぶく」神官の者ども――情念沈黙の条件――
 花散里巻 「おぼめく」郭公の女方の女房たち――哀しい打算――
 須磨巻 「たゆたふ」筑紫の五節――「日陰の霜」への始発――
 明石巻 「しほたれ言ひあへる」供人たち――省かれた歌の力――
 澪標巻 「なに心もなき」宣旨のむすめ――序列を超えた「あはれ」――
 蓬生巻 「くづし出で」ぬ老女房――物語る潜在力――
 関屋巻 「まかり過ぎし」衛門の佐――右顧左眄の痛み――
 絵合巻 「死にかへる」「浅はかなるわか人ども」――熱中のスタンス――
 松風巻 「はちぶく」預り――弱者の幕引き――
 薄雲巻 「心ぎたなき」を恐れる夜居僧――禁断の告白――
 朝顔巻 「うすゝき出で来」た御門守――「蓬が門」の剥落ぶり――
 乙女巻 「ひがもの」大内記――清貧の師への評価――
 玉鬘巻 「ずゐぶん」を念じた三条――初瀬観音の大慈大悲――
 初音巻 「ふるめき人」・醍醐の阿闍梨の君――学識・修行・兄弟愛――
 胡蝶巻 「物めでしぬべき」若き女房たち――詠歌の処遇――
 蛍巻 「おとろへ残りたる」宰相の君――光源氏の情報網――
 常夏巻 「そばそば」見る中納言の君――読みの出発――
 篝火巻 「ともしつくる」右近の大夫――絶妙の装置作り――
 野分巻 「うちさゝめく」右馬助――もう一通の行方――
 行幸巻 「消えかへる」若き御達――我を忘れる潜在力――
 藤袴巻 「かじけたる下折れ」の「御つかひ」――主人との共同作業――
 真木柱巻 「口おほふ」木工の君――哀しい嫉妬――
 梅枝巻 香を「ほる」兵衛の尉――親子の昇進情報――
 藤裏葉巻 「つぶやきし」大夫の乳母――誤算の原点――

第二部
 若菜上巻 「ざればめる」女房たち――「かくろへごと」への温床――
 若菜下巻 「物深からぬわか人」小侍従――「はやりかなる口ごはさ」の果て――
 柏木巻 「片耳」に聞く女三宮――「老いしらへる」女房の起爆力――
 横笛巻 「ねおびれる」若君――封じ込められた真相――
 鈴虫巻 「きしろふ」女房たち――光源氏道心の相対化――
 夕霧巻 「なまけやけき」内侍のすけ(藤典侍)――恋敵に捉えられた女心――
 御法巻 「まろび落つる」女房たち――葬送の悲しみ――
 幻巻 「ふくだみたる」髪の中将の君――光源氏の「ほだし」――
 匂宮巻 「まゐりあつまる」女房たち――「はかなき契り」を頼む――
 紅梅巻 「めし放」たれた若君――取り巻きたちの思惑――
 竹河巻 「くちはやき」宰相の君――場をとりもつ即興――

第三部
 橋姫巻 「深山がくれの朽木」弁御許――物語を切り拓く方途――
 椎本巻 「ほのめき参る」阿闍梨――離合集散の彼方へ――
 総角巻 「しそしつる」老人ども――真実への視点――
 早蕨巻 「思ひあらたむる」大輔の君たち――したゝかな生き方――
 宿木巻 「ほろほろと食ふ」女房たち――受領一家の生活感――
 東屋巻 「警策(かうざく)」を売り込む仲立――仲人口の論法――
 浮舟巻 「ふつゝかなる」内舎人――武勇(ぶよう)の者の影響力――
 蜻蛉巻 「しめやかなる」ときの小宰相の君――「数ならぬ身」の思い――
 手習巻 「臥し転ぶ」妹尼君――悲嘆の表現――
 夢浮橋巻 「慌てたる心地」の小君――「甚深微妙」への文使い――

参考文献

おわりに

語彙索引
人物索引
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ジョン・ロック『寛容論』の研究 

著者
山田園子 
シリーズ
 
助成
06年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
254 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
2006年11月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-947-3/ISBN4-87440-947-4 
Cコード
C3014 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
ロックの出発点として『寛容論』を位置づけその中身をテキストクリティークと歴史的背景の検討をふまえて解明。著者による『寛容論』手稿の日本語版を資料編として付す。
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序 章 本書の課題と構成
第1章 『寛容論』四手稿の特質
  1 本章のねらい
  2 『寛容論』四手稿の特質と執筆経過
  3 ヘンリー・E・ハンティントン図書館所蔵手稿の構造的特質
  4 四手稿から読み取れるロックの寛容論の展開過程
  5 小括
第2章 『寛容論』四手稿の課題と背景
  1 本章のねらい
  2 歴史的背景と問題の所在
  3 『寛容論』執筆に至るまで
  4 『寛容論』の課題
第3章 『寛容論』における非国教徒観
  1 本章のねらい
  2 非国教徒論の視点
  3 非国教徒観の推移
  4 非国教徒の処遇
  5 小括
第4章 『寛容論』の包容・寛容策
  1 本章のねらい
  2 現行国教会護持
  3 包容的国教会
  4 主教制国教会と非国教徒寛容
  5 非国教徒の信仰の自由
  6 包容・寛容策
  7 ロックの包容・寛容策
結 び

補 章 ロックとキリスト教
  1 研究史の整理
  2 展望
資料編 『寛容論』日本語版
  1 日本語版テキストの編集方針
  2 凡例
  3 日本語版テキスト

あとがき
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道徳教育実践力を育てる校内研修 「横断的な道徳学習」の創造

編著
朝倉淳・鈴木由美子・宮里智恵/竹原市立竹原小学校 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
178 
定価
1,562円 (本体1,420円 )
発行日
2006年11月6日 
ISBN
ISBN978-4-87440-952-7/ISBN4-87440-952-0 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈道徳教育〉
 
内容
道徳教育をテーマにした場合の校内研修のあり方や進め方について、校内の環境・体制作り、人との良好な関係作りの提案など多角的に考察。授業研修の実践事例とともに示す。
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はじめに

第1章 道徳教育・校内研修の課題と展望
 第1節 道徳教育・校内研修の意義と課題
   1校内研修の意義/2道徳教育をテーマとした校内研修/3道徳教育をテーマとした校内研修の課題
 第2節 実践力が育つ校内研修
   1実践力が育つ校内研修の要件/2学校における道徳教育の環境整備/3校内研修の体制づくり/4実効性のある授業研究を柱とする校内研修

第2章 学校における道徳教育の環境整備
 第1節 認め合い支え合う学習集団の育成
   1学習集団とは/2望ましい学習集団とは/3「道徳の時間」における学習集団の役割とは/4認め合い支え合う学習集団の育成
 第2節 心を育む環境整備
   1道徳的な心情を培う環境づくりの工夫/2道徳的実践意欲を喚起する環境整備の工夫
 第3節 家庭や地域との連携
   1広報活動(発信)/2地域人材(ゲストティーチャー)の活用
コラム 心のドア

第3章 道徳教育の校内研修体制づくりとその実際
 第1節 校内研修の体制づくり
   1校内研修の組織づくり/2研究主題・副題の設定
 第2節 実効性のある年次計画と年間計画
   1全体計画/2研修の年次計画と年間計画
 第3節 各文書や資料の整理とファイル
   1道徳の時間指導記録や教材教具等のファイリングと共有化/2先進校実践のファイリングと共有化/3研究成果の普及

第4章 道徳の時間・校内授業研究の理論と実際
 第1節 研究テーマの設定
   1校内授業研究における研究テーマ/2研究テーマ設定にあたっての留意事項/3研究テーマから研究仮説へ/4道徳の時間の研究テーマの設定
 第2節 校内授業研究のポイントと展開
   1道徳の時間の校内授業研究のポイント/2道徳の時間の校内授業研究の展開
 第3節 校内授業研究の実際―竹原市立竹原小学校の場合―
   1研究テーマについて/2研究仮説の設定/3研究の検証
 第4節 公開研究会の開催とまとめ方
   1公開研究会の型/2公開研究会開催までの手順/3参加者の立場に立った公開研究会に/4公開研究会のまとめ方
コラム 事務室

第5章 道徳の時間・実践事例
 第1節 本校の研究テーマ その特色
   1本校の研究テーマ/2研究テーマの設定の根拠/3本校の研究テーマの特色/4研究テーマの妥当性の検証/5本校の研究テーマ設定の成果と課題
 第2節 横断的な道徳学習の授業構想とその展開
   1学級活動との関連を重視した道徳の時間―第1学年「けんこうにくらそう」―/2国語科との関連を重視した道徳の時間―第6学年「自然環境の大切さ」―
 第3節 横断的な道徳学習 実践事例
   1第1学年「きまりをまもって」/2第2学年「あいさつであかるいせいかつ」/3第2学年「さあ、がんばって」/4第3学年「相手の気持ちを考えて」/5第3学年あきらめずやりぬく心」/6第4学年「みんなでいっしょに」/7第4学年「いきいきと働く気持ち」/8第5学年「許すということ」/9第6学年「目標を持ち、くじけず歩む」/障害児学級「サツマイモを育てよう」「礼儀正しく」

おわりに


〈編著〉
朝倉 淳(あさくら あつし)はじめに 第1章 広島大学大学院教育学研究科助教授

〈著〉
井出 香(いで かおり)第5章第3節 竹原市立竹原小学校教諭
伊藤賀世(いとう かよ)第5章第3節 竹原市立竹原小学校教諭
岩井 幸(いわい ゆき)第5章第3節 竹原市立竹原小学校教諭
神笠雅司(かみかさ まさし)第5章第2節 竹原市立竹原小学校教諭
古坂和子(こさか かずこ)第5章第3節 元竹原市立竹原小学校教諭
鈴木由美子(すずき ゆみこ)第4章第1節、第5章第1節 広島大学大学院教育学研究科助教授 
高橋倫子(たかはし みちこ)第2章第3節、第5章第3節 竹原市立竹原小学校教諭
竹下昌憲(たけした まさかず)おわりに 竹原市立竹原小学校校長
田坂久美子(たさか くみこ)コラム 竹原市立竹原小学校事務主任
寺地里美(てらち さとみ)第4章第3節、第5章第2節 竹原市立竹原小学校教諭
土居奈津子(どい なつこ)第5章第3節 竹原市立竹原小学校教諭
長木照美(ながき てるみ)コラム 竹原市立竹原小学校養護教諭
中島桂子(なかしま けいこ)第5章第3節 竹原市立竹原小学校教諭
野々村陽子(ののむら ようこ)第4章第4節 竹原市立竹原小学校教頭
羽田幸司(はだ こうじ)第5章第3節 竹原市立竹原小学校教諭
桝野八代伊(ますの やよい)第5章第3節 竹原市立竹原小学校教諭
簑田 薫(みのだ かおる)第5章第2節 竹原市立竹原小学校教諭
宮里智恵(みやさと ともえ)第2章第1節、第4章第2節 広島大学附属三原小学校教諭
大和文彦(やまと ふみひこ)第3章 三原市立三原小学校教諭
山根久恵(やまね ひさえ)第2章第2節 竹原市立竹原西小学校教諭
吉岡秀喜(よしおか ひでき)第5章第3節 竹原市立竹原小学校教諭
淀川晃司(よどかわ こうじ)第5章第3節 竹原市立吉名小学校教諭
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国語・日本語教育基礎論研究 

著者
村井万里子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
304 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2006年11月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-939-8/ISBN4-87440-939-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
国語教育基礎論の構築を目指し、「読むこと(読書)の教育」、「日本語教育」の分野で、それぞれ原論的探究を行った芦田恵之助、山口喜一郎等の業績を取り上げ考察する。
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まえがき(野地潤家)
はじめに

第1部 読むことの教育の基礎的研究
 一 読むことの教育における基礎的実践課題――「読む」とはどういうことか――
 二 主題読書法を頂点とする読書技術の体系――アドラー『本を読む本』を拠点に――
 三 対話としての読み――「分析読書」の技術――
 四 「虚構読み」の仕組みと作用の意義づけ
 五 読書生活個体史の一例――『戦争と平和』との出会いと恩沢――
 六 「読書個体史」記述の意義と機能の考察
 七 読みに働く二つの信頼
 八 国語科音読指導の意義と可能性――伊藤経子氏の実践を通して――
 九 読み方教授の考察――芦田恵之助「松阪の一夜」を手がかりに――

第2部 日本語教育の原論的・歴史的考察――山口喜一郎の日本語教授研究――
 一 山口喜一郎の日本語教授法――その体系と展開――
 二 山口式直接法のカリキュラムと指導案
 三 山口式直接法の原理・教材・授業の実際
 四 明治期台湾日本語教育の生成過程――「グアン法」から「新公学校規則」まで――
 五 明治期台湾における山口喜一郎の日本語教授――『国民読本参照国語科話方教材』を手がかりに――
 六 開かれた言語活動機構の形成――「読本」と生活に関連させた「話方教材」の組織――

おわりに

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索  引
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リットの人間学と教育学 人間と自然の関係をめぐって

著者
宮野安治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
246 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2006年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-935-0/ISBN4-87440-935-0 
Cコード
C3037 
ジャンル
哲学・宗教 教育〈教育学〉
 
内容
リットの晩年において展開される哲学的人間学およびそれに基づいた人間陶冶論の内容を「人間と自然の関係」を軸に研究。人間形成と教育のつながりと問題点を検討する。
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はじめに
凡例

序 論 リット研究の視座

     第1部 哲学的人間学の構想と展開

第1章 リット哲学的人間学の成立過程
 第1節 「人間の自己問題性」と哲学的人間学の成立
 第2節 人間の自己認識
 第3節 ペスタロッチの人間学
 第4節 生物界における人間の特殊地位

第2章 「人間の世界意義」への問い
 第1節 人間学をめぐる知の状況
 第2節 人間の非全体性
 第3節 人間と世界の相互性
 第4節 「精神」概念とゲーレン人間学批判

第3章 自然との関係における人間の自己生成
 第1節 人間と自然の関係
 第2節 対象としての自然と自己生成
 第3節 印象としての自然と自己生成
 第4節 意味の担い手としての自然と自己生成

第4章 人間存在の両義性
 第1節 人間世界における両義性
 第2節 自然との関係における両義性
 第3節 両義性と自由
 第4節 両義性の克服

第5章 人間と思考
 第1節 「人間と世界」と「思考と存在」
 第2節 科学的思考の段階構造
 第3節 形成力としての思考――思考照明説批判
 第4節 思考の自立――思考存在様態説批判

第6章 人間学としての科学論
 第1節 自己認識と哲学的人間学
 第2節 認識論と科学論
 第3節 精神論的省察
 第4節 科学論の陶冶論的意義

     第2部 人間陶冶論の新構築

第1章 フマニテート理念と近代世界
 第1節 ドイツ運動とフマニテート理念
 第2節 フマニテート思想家たちの文化批判
 第3節 ゲーテにおける人間と世界の関係
 第4節 フンボルトにおける人間と世界の関係

第2章 人間陶冶の二律背反
 第1節 リットと弁証法
 第2節 調和 vs 二律背反
 第3節 「二律背反」概念の特徴
 第4節 二律背反の自覚――リットと田辺元

第3章 自然科学と人間陶冶
 第1節 現代文化における自然科学
 第2節 自然科学批判の諸相
 第3節 方法と陶冶価値
 第4節 ラサーンのリット批判をめぐって

第4章 技術と人間陶冶
 第1節 技術の光と影
 第2節 自然科学と技術
 第3節 技術の陶冶価値と手段の魔力
 第4節 技術時代における「注意深さへの教育」

第5章 職業・専門陶冶と「合理化」の問題
 第1節 職業陶冶と一般陶冶
 第2節 専門陶冶と人間陶冶
 第3節 合理化とラティオの監視
 第4節 「合理化」「理性」論議にかかわって

あとがき
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コンピュータが支援する日本語の学習と教育 日本語CALL教材・システムの開発と利用

著者
水町伊佐男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
360 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2006年10月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-951-0/ISBN4-87440-951-2 
Cコード
C3037 
ジャンル
日本語教育
 
内容
現代の情報化社会における日本語教育の背景から、日本語CALLの開発・利用に関する実践的な事例、多面的な課題を具体的に検討。日本語CALLの全体像と方向性を捉える。
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まえがき

第1章 日本語教育における電子メディアの利用
    ―学習者と教師から見た日本語CALL研究の位置づけ―
 1節 電子メディア利用の教育・学習とe-Learning
 2節 情報社会の中の日本語教師
 3節 日本語学習者のメディア利用
 4節 メディア利用に関わる研究分野
 5節 本章のまとめ

第2章 コンピュータ支援による日本語の学習
    ―CALLに関わる用語と課題の整理―
 1節 言語学習とコンピュータ利用
 2節 日本語CALLの取り組み方
 3節 マルチメディア日本語教材の現状
 4節 日本語CALLの課題
 5節 本章のまとめ

第3章 文字情報の提示機能を用いた言語学習の支援
    ―英語CALLからの示唆と検索機能を用いた日本語CALL―
 1節 英語CALLの開発・実践からの示唆
 2節 「IPAL動詞」を用いた日本語検索・表示機能の利用
 3節 本章のまとめ

第4章 入力文字を限定した解答によるドリル型日本語CALL
    ―日本語動詞活用練習のプログラム開発―
 1節 コースウェアの概要
 2節 コースウェアの詳細
 3節 試行と調査
 4節 本章のまとめ

第5章 日本語CALLにおける解答時の文字入力方法の検討
    ―解答入力方式の検討と「ひらがな転記方式」の開発―
 1節 ローマ字入力・ローマ字解答方式の検討
 2節 日本語入力による解答方法の検討
 3節 マウス方式とキーボード方式の比較
 4節 本章のまとめ

第6章 解答内容の正誤判定と学習促進のためのフィードバック
    ―「誤字」検出機能の開発と解答支援―
 1節 英語教育におけるスペリングエラーの研究
 2節 スペリングエラー検出機能の有効性
 3節 日本語CALLの「誤字」検出機能の有効性
 4節 本章のまとめ

第7章 音声の入・出力機能を利用した日本語の指導
    ―音声分析装置による日本語韻律の指導―
 1節 言語音声の研究と指導
 2節 日本語韻律の知覚の指導
 3節 日本語韻律の発話の指導
 4節 本章のまとめ

第8章 日本語の学習・教育と画像・映像の利用
    ―日本語動詞の絵カードの作成とVOD教材の開発―
 1節 ホームページで利用する日本語動詞の「絵カード」の作成
 2節 ビデオ教材作成の視点
 3節 VOD教材の開発と学習者の印象
 4節 本章のまとめ

第9章 マルチメディア日本語CALL教材開発の検討
    ―「動詞の勉強」と「作成支援・学習管理」のソフト試作を通して―
 1節 Visual Basicによる「動詞の勉強」の試作開発
 2節 言語素材作成支援と学習管理の検討と試作
 3節 本章のまとめ

第10章 高度なマルチメディア日本語CALL教材の開発と評価
    ―『聴解:日本の生活「アパートに住む」』(CD-ROM)―
 1節 理論に基づく日本語CALL教材の開発
 2節 試行クラスでの実践に基づく教材の評価
 3節 本章のまとめ

第11章 ネットワーク利用の日本語CALL教材の開発
    ―『聴解:日本の生活「私の年中行事」』―
 1節 コースウェアの概要
 2節 コースウェアのデザイン
 3節 タスクの内容
 4節 学習支援の内容
 5節 本章のまとめ

第12章 ネットワーク利用の日本語CALL教材の実践と評価
    ―韓国の大学での「私の年中行事」の授業利用と個別利用―
 1節 システムの利用
 2節 学習活動の要点
 3節 授業や個別利用による実践事例
 4節 CALL教材の利用に関する学習者の評価
 5節 本章のまとめ

第13章 CALLコースウェアの開発と日本語教師
    ―「私の年中行事」の開発における教師の役割―
 1節 CALL教材開発の過程と具体例
 2節 言語素材の原稿の記述
 3節 コンテンツ開発の意義と課題
 4節 本章のまとめ

第14章 ネットワークを利用した授業の担当教師への支援
    ―言語素材DBの活用と同期/非同期両型の運用―
 1節 教材の事前閲覧・視聴・入手・試行の支援
 2節 学習履歴に基づく学習指導の支援
 3節 テスト問題作成の支援
 4節 テレビ会議システムによる支援
 5節 電子掲示板による支援
 6節 本章のまとめ

第15章 日本語CALLの開発・利用に関する総合的な考察
    ―ネットワーク利用の日本語教育支援モデルの提案―
 1節 各章の要点
 2節 総合的な考察
 3節 本書のまとめ

参考文献
参考資料(URL)
あとがき
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佐久間艇長の遺書と現代 

著者
藤本 仁 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
168 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2006年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-945-9/ISBN4-87440-945-8 
Cコード
C0023 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
佐久間勉艇長の生涯と時代による遺書の扱いの変遷を振り返り、彼の人間像・感性・精神に迫りつつ現代が捉えるべき意味を模索する。「特攻隊」の精神を表現する小説を収録。
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【品切】
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佐久間艇長の遺書と現代
佐久間勉――その愛と死
錨の帽子
よみがえる心の音――跋にかえて《文沢隆一》

引用・参考文献
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国語科教師の実践的知識へのライフヒストリー・アプローチ 遠藤瑛子実践の事例研究

共著
藤原 顕・遠藤瑛子・松崎正治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
242 
定価
2,640円 (本体2,400円 )
発行日
2006年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-942-8/ISBN4-87440-942-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
遠藤瑛子の授業実践を対象に、その教師としての力量形成の軌跡を実践的知識の形成と変容という観点から探究。教師と研究者の共同研究により新たな力量形成研究を提示する。
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序 ……【浜本純逸】

序 章 教師の実践的知識とライフヒストリー――研究の目的と方法……【藤原 顕】
  一 問題設定
  二 教師の実践的知識へのライフヒストリー・アプローチ
  (一)研究対象としての教師の実践的知識
  (二)実践的知識に迫るためのライフヒストリー・アプローチ
  三 研究の手続きと本書の構成

第一章 ライフヒストリーを観点とした遠藤瑛子実践の把握
  一 遠藤瑛子のライフヒストリーと授業実践……【松崎正治・藤原 顕】
  (一)研究の対象と方法
  (二)ライフヒストリーの記述・解釈
  (三)結び――実践的知識を特徴づける基本的カテゴリー
  二 解釈へのコメント……【遠藤瑛子】

第二章 遠藤瑛子実践における単元生成の文脈
  一 五回の三年間継続担当回生において実践された諸単元の関連……【藤原 顕】
  (一)研究の対象と方法
  (二)単元生成の文脈の記述・解釈
  (三)結び――国語科総合単元学習の授業にかかわった実践的知識を特徴づけるカテゴリー
  二 解釈へのコメント……【遠藤瑛子】

第三章 カリキュラム経験を通した授業スタイルの変容……【藤原 顕】
  一 本章の概要
  二 単元「風―自然とともに生きる」・「あれから一年 強く生きる」における授業スタイルの変容……【松崎正治・藤原 顕】
  (一)研究の対象と方法
  (二)単元「風―自然とともに生きる」の場合
  (三)単元「あれから一年 強く生きる」の場合
  (四)結び――二つの単元にかかわった授業スタイル変容の共通点
  三 単元「現代を読む」の生成と授業スタイルの変容……【藤原 顕】
  (一)研究の対象と方法
  (二)単元「現代を読む」における遠藤のカリキュラム経験(その1)―単元構想
  (三)単元「現代を読む」における遠藤のカリキュラム経験(その2)―授業実践
  (四)結び――国語科総合単元学習の授業にかかわる実践的知識変容の契機
  四 解釈へのコメント……【遠藤瑛子】

第四章 結論……【藤原 顕】


文  献
資  料 遠藤瑛子授業実践関係年譜【松崎正治】
あとがき
索  引
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からだとこころの健康科学 

共著
木村達志・亀井 文・瀬戸正弘 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
156 
定価
2,310円 (本体2,100円 )
発行日
2006年9月20日2刷 
ISBN
ISBN978-4-87440-781-3/ISBN4-87440-781-1 
Cコード
C3040 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
健康に暮らすための要素として「栄養」「運動」「心理学」をあげ、それぞれの健康に対する役割をわかりやすく解説。健康問題の解決や生活習慣病の見直しをはかる。
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【品切】
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1部 栄養と健康

  第1章 栄養素の種類
    1.マクロの栄養素
    2.マイクロの栄養素
    3.水
    4.平成12年度国民栄養調査における日本人の栄養素等摂取状況

  第2章 健康的な食事の基本とは
    1.はじめに
    2.毎日の食事の取り方
    3.献立例

  第3章 人生を通して豊かな食生活を送るには
    1.私たちの食生活は何に影響されるのか
    2.孤食について

  第4章 摂食障害
    1.はじめに
    2.拒食症とは
    3.拒食症の診断基準
    4.過食症とは
    5.過食症――どんなものを・どのくらい食べるの?
    6.過食症の診断基準
    7.まとめ

  第5章 女子大学生のダイエット
    1.はじめに
    2.調査対象
    3.減量行動等の実態
    4.減量行動と生活習慣との関係
    5.減量行動と体脂肪率との関係
    6.体脂肪率と自己の体型認識との関係
    7.減量行動と運動習慣との関係
    8.まとめ

 第6章 ダイエットによる弊害,女性の貧血とは
    1.貧血とは
    2.血液の成分
    3.血液の働き
    4.貧血の基準
    5.貧血の成因的分類
    6.貧血の症状
    7.なぜ,貧血はよくないのでしょうか?
    8.鉄欠乏性貧血
    9.起立性調節障害(OD)および起立性低血圧とは

 第7章 アルコールとの付き合い方
    1.はじめに
    2.アルコールの吸収と代謝
    3.アルデヒド脱水素酵素(ALDH)
    4.アルコールと日本人の体質
    5.だんだん「強く」なる人がいる理由
    6.酒が肝臓を傷めるメカニズム
    7.アルコールに対する感受性の判定
    8.アルコールの適量とは
    9.女性とアルコール
   10.女性ホルモンとアルコール耐性
   11.アルコールハラスメント

第2部 運動と健康

 第1章 体力(Physical fitness)とは
    1.防衛体力 fitness for protection と行動体力 fitness for performance
    2.運動能力と加齢現象 ageing
    3.体力運動能力と男女差

 第2章 基礎代謝とエネルギー代謝
    1.エネルギー代謝
    2.基礎代謝 basal metabolism
    3.基礎代謝率 basal metabolism rate
    4.食物の特異動的作用 specific dynamic action,SDA
    5.エネルギー代謝率 relative metabolic rate,RMR
    6.エネルギー所要量の算出
    7.基礎代謝を増やすには

 第3章 運動と体脂肪の減量
    1.肥満症とは
    2.体脂肪減少のプログラム
    3.エネルギーバランス
    4.アメリカスポーツ医学会の減量プログラム
    5.運動とダイエットに関する先行研究
    6.体脂肪減量のためのシュミレーション

 第4章 ダイエットは本当に必要か? 肥満の判定,評価基準
    1.肥満の成因と代謝異常
    2.肥満の臨床学的分類
    3.肥満の背景
    4.肥満の判定と評価
    5.体脂肪量の推定

 第5章 運動と生活習慣病(成人病)
    1.はじめに
    2.現代における健康阻害要因
    3.運動と疾病との関係
    4.BMI と死亡率との関係
    5.生活習慣病(成人病)とは
    6.高脂血症とは
    7.高血圧症とは
    8.動脈硬化症とは
    9.糖尿病とは
   10.脳血管疾患とは
   11.虚血性心疾患とは
   12.生活習慣病の予防
   13.体力づくりと運動

  第6章 女性とスポーツ
    1.スポーツの両性化現象
    2.女性とスポーツ実施
    3.女性のスポーツ実施上の問題点
    4.妊娠と運動

 第3部 心理学的アプローチと健康
   ――健康に貢献する心理学的アプローチ――

 第1章 健康心理学とは何か
    1.健康心理学の定義
    2.伝統的生物医学モデルと比較した健康心理学の特徴
    3.健康心理学の研究領域・研究テーマと現況・課題

 第2章 ストレスと健康
    1.はじめに
    2.ストレスの本質・メカニズムを知る――ストレスとは何か
    3.自分自身のストレスを知る
    4.ストレスの緩和要因・マネジメント法を知る
    5.ストレスと睡眠

 第3章 パーソナリティと健康
    1.はじめに
    2.タイプAと虚血性心疾患・抑うつとの関係
    3.タイプCとガンとの関係

  参考・引用文献
  索引
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愛を失ったとき 

著者
武谷田鶴子 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
208 
定価
1,047円 (本体952円 )
発行日
2006年9月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-943-5/ISBN4-87440-943-1 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
切々と語られる被爆体験とアメリカ人ホストファミリーとのふれあい。様々な心の傷を受けながらも「世界平和」を強く願う。
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【品切】
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ゲンバク
アメリカへ行く
ジィーンとモー
平和であるよう
ショックだった話
INORI
白いようふく
あとがき
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中世ヨーロッパにおける死と生 

共著
水田英実・山代宏道・中尾佳行・地村彰之・四反田 想・原野 昇 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
202 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2006年9月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-941-1/ISBN4-87440-941-5 
Cコード
C3022 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/欧米 文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
中世イングランドにおける生と死/『新約聖書』とその注解に描かれた人間の生死/チョーサーの死生観/トリスタン物語における死と生/フランス中世文学にみる死の表現
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まえがき

中世イングランドにおける生と死
 ―聖人・治癒・救済― ………山代宏道

『新約聖書』とその注解に描かれた人間の生死
 ―ラザロの復活の奇跡― ………水田英実

「尼僧院長の話」に見るチョーサーの生死観
 ―〈少年殉教〉と感覚に訴える表現― ………中尾佳之

チョーサーの『公爵夫人の書』における死と生
 ―“herte”(=heart)を通して― ………地村彰之

トリスタン物語における死と生 ………四反田想

フランス中世文学にみる死の表現
 ―エリナン・ド・フロワモン『死の詩』再読― ………原野 昇

あとがき
Contents
著者紹介
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日本語会話におけるターン交替と相づちに関する研究 

著者
大浜るい子 
シリーズ
 
助成
06年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
298 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2006年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-937-4/ISBN4-87440-937-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
言語学〈日本語〉 日本語教育
 
内容
日本語の会話にはなぜ相槌が多用されるのか。世代や性別、会話での役割により使用される相槌の種類や頻度を調査分析。また日英の相槌を比較し、その原因を解明する。
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【品切】
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序章
 0-1 本研究の目的
 0-2 本論文の構成
 0-3 会話資料に使用される記号

第1部

1章 バックチャンネルの研究史
 1-1 はじめに
 1-2 バックチャンネルの研究概観
2章 バックチャンネルあるいは相づちの機能についての記述から見えてくるもの
 2-1 はじめに
 2-2 機能の種類
 2-3 考察とまとめ
3章 日本語会話におけるターン交替形式
 3-1 はじめに
 3-2 ターン交替形式の7タイプ
 3-3 会話中に見られるターン交替形式に関する調査
 3-4 本章のまとめ
4章 ターンの取得放棄と取得再放棄が意味するもの
 4-1 はじめに
 4-2 会話資料の概要
 4-3 仮説
 4-4 調査結果
 4-5 まとめに代えて―ターン取得回避傾向と会話展開―

第2部

5章 接続助詞「けど」の会話における機能
 5-1 はじめに
 5-2 接続助詞「けど」の意味論
 5-3 調査と分析
 5-4 本章のまとめ
6章 終助詞「ね」の会話における機能
 6-1 はじめに
 6-2 調査結果の概要
 6-3 終助詞「ね/よ」の基本的機能
 6-4 分析と考察
 6-5 本章のまとめ

第3部

7章 本研究における相づちの定義
 7-1 はじめに
 7-2 相づちの出現位置と使用者による定義の問題点
 7-3 「繰り返し」と「言い換え」について
 7-4 肯定の応答詞「うん」について
 7-5 本研究における相づちの定義と認定基準
8章 日本語会話における相づち使用の実態
 8-1 はじめに
 8-2 相づち使用の概略
 8-3 相づち頻度の役割差、対人差、そして個人差
 8-4 相づちの表現種類数と相づちの使用回数の関係
 8-5 相づちの表現種類の役割差、対人差、そして個人差
 8-6 ターン交替形式と相づち頻度そして相づち表現との関係
 8-7 本章のまとめ
9章 日本語の相づちはなぜ高頻度なのか
 9-1 はじめに
 9-2 相づち使用の日本/ニュージーランド比較調査
 9-3 相づち使用の日本語母語話者/外国人留学生比較調査
 9-4 日本語の相づち頻度が高くなる理由の考察
 9-5 本章のまとめ
10章 「うん系」の相づちの機能
 10-1 はじめに
 10-2 取得再放棄の「うん系」
 10-3 再保持の「うん系」
 10-4 応答時あるいは重なり時の「うん系」
 10-5 ターン途中の「うん系」
 10-6 本章のまとめ

終章
 11-1 本研究のまとめ
 11-2 本研究の意義と日本語教育への示唆
 11-3 今後の課題

参考文献
資  料

謝 辞

事項索引
人名索引
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英作文推敲活動を促すフィードバックに関する研究 ―推敲過程認知処理モデルからの有効性の検証―

著者
青木信之 
シリーズ
 
助成
06年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
288 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
2006年8月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-948-0/ISBN4-87440-948-2 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
教師や学習者同士のフィードバックを中心に、それらの有効性や限界を推敲過程の認知処理モデルに照らし合わせながら、実験や調査を用い理論的・実証的に解明する。
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【品切】
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序 章 本研究の意義と構成
 第1節 研究主題
 第2節 研究の背景と課題設定
 第3節 論文の構成
 第4節 本論での用語について

第1章 文章産出過程と下位過程としての推敲過程
 第1節 文章産出過程全体モデル
 第2節 L2での文章産出過程モデル
 第3節 推敲過程モデル

第2章 Skilled revisers と unskilled revisers
 第1節 L1でのskilled revisers と unskilled revisers
 第2節 Skilled revisers と unskilled revisers の task definition と推敲過程
 第3節 L2での skilled revisers と unskilled revisers
 第4節 英作文力、英文法力、日本語作文力と、英作文推敲との関係

第3章 推敲活動を促す補助とフィードバック――フィードバック研究における問題の所在――
 第1節 推敲活動を促す教育的介入及び補助ツールの分類
 第2節 推敲補助――書き手の推敲を支援するもの――
 第3節 フィードバック――読み手からの支援――
 第4節 フィードバック研究における問題の所在

第4章 フィードバックの具体性と推敲過程
 第1節 実験の狙い
 第2節 実験方法
 第3節 基礎調査結果
 第4節 実験結果
 第5節 総合考察

第5章 推敲能力を向上させるフィードバックのあり方
 第1節 フィードバックの具体性と推敲
 第2節 適切な推敲過程の学習に結びつくフィードバック
 第3節 推敲活動の動的側面の学習
 第4節 今後の課題

参考文献
Appendixes
謝辞
索引
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作品集 まぐろの目玉 ――ユーモアの周辺――

著者
藤本 仁 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
298 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2006年8月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-936-7/ISBN4-87440-936-9 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
ユーモアを中心とした掌編・短編29の小作品集。花のある手紙、鉛筆と消しゴム、再会、猫のいる界隈、ほか。
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掌篇
 すずめのお宿
 美術館のモップ
 上天気
 八十三歳
 花のある手紙
 海苔巻
 千二百度
 燃えどき
 自転車
 よしずとたたみ
 鉛筆と消しゴム
 花は嵐に散る
 人命救助
 再会
 ブーゲンビリア
 緑陰
 河原
 書留郵便

落しもの
階段ばなし
まぐろの目玉
猫のいる界隈

壊すもの壊さないもの
バティック
ば、ば、ばの合唱
魔女
たばこはやめられる

ユーモアの周辺


 跋に代えて《戎 栄一》
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STUDIES IN ENGLISH PHILOLOGY 

共著
菅野政彦・松浦加寿子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
142 
定価
2,640円 (本体2,400円 )
発行日
2006年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-940-4/ISBN4-87440-940-7 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
Character Sketch by Metaphor in Oliver Twist/"Black" and "White" in Jane Eyre/"Kinde"and Related Terms in John Gower's Confessio Amantis etc.(英文)
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Acknowledgements

Nicholas Grimald the Humanist Archaist【Masahiko Agari(上利政彦)】
Sidney's Animification and Personification in Certain Sonnets: In Comparison with Those in Spenser's Amoretti【Kazuko Matsuura(松浦加寿子)】
Notes on Salinger's Word-formation【Motoko Sando(山東資子)】
Character Sketch by Metaphor in Oliver Twist【Saoko Tomita(富田佐央子)】
"Black" and "White" in Jane Eyre【Koichi Totani(戸谷鉱一)】
"Kinde" and Related Terms in John Gower's Confessio Amantis【Masahiko Kanno(菅野正彦)】

Contributors
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CHARLES DICKENS AND LITERARY DIALECT 

著者
今林 修 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
210 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
2006年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-938-1/ISBN4-87440-938-5 
Cコード
C3082 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
The present study on Dickens's use of literary dialect. The scope of this book will focus on his use of regional dialects described in Nicholas Nickleby, David Copperfield, American Notes and Martin Chuzzlewit, Hard Times, and Great Expectations.
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Preface
Table of abbreviations
List of tables


INTRODUCTION

CHAPTER1 PROVENANCE AND SOURCE
1.1 Nicholas Nickleby
1.2 David Copperfield
1.3 Hard Times
1.4 American Notes and Martin Chuzzlewit
1.5 Great Expectations

CHAPTER2 SPOKEN AND WRITTEN
2.1 Phonetic Spelling
2.2 Paraarer, parearer, or paroarer?
2.3 Nighbut, nighbout, or nighb't?

CHAPTER3 CHARACTERISATION AND EXPERIMENT
3.1 Conventional use of phonetic spellings
3.2 Conventional use of apostrophes
3.3 Experimental use of capital letters
3.4 Experimental use of italics
3.5 Experimental use of hyphens
3.6 Experimental use of diacritic marks
3.7 Dickens's linguistic experiments
3.8 Dickens's linguistic characterisation

CHAPTER4 REALISM AND VERISIMILITUDE
4.1 Dickens’s natural gift and pursuit for dialect materials
4.2 Heroic speech and dialect suppression
4.3 Linguistic stigmatisation in Hard Times

CHAPTER5 STYLISTICS AND SOCIOLINGUISTICS
5.1 Ommiscient narrator as a dialect glossarist
5.2 Visual effect and the point of view
5.3 Regional dialect and class dialect
5.4 American English and British English

CHAPTER6 PROVINCIALISMS AND AMERICANISMS
6.1 Yorkshire provincialisms in Nicholas Nickleby
6.2 Lancashire provincialisms in Hard Times
6.3 East Anglia provincialisms in David Copperfield
6.4 Kentish provincialisms in Great Expectations
6.5 Americanisms in American Notes and Martin Chuzzlewit

CONCLUSION
Select Bibliography
Index
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人類の危機に立ち会った人たちの声 

著者
今石元久 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
172 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2006年7月11日 
ISBN
ISBN978-4-87440-933-6/ISBN4-87440-933-4 
Cコード
C0036 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
広島・長崎の被爆者の証言をテキストと音声とで書き残す。肉声CDにより文字や絵には換えがたい、リアルな惨状を感じ取ることができる。(一部英訳)より詳しくご紹介
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地獄の絵

原爆の声
(1)声の迫真力
(2)声のデジタル化
(3)負の遺産
(4)原爆ネットワークの構築

原爆60年の声
(1)ヒロシマの声
 1 事実の中のリアリティー
 2 保田証言
(2)ナガサキの声
 1 万物破壊の思想
 2 和田証言
(3)母と子で読む証言
 1 感情の喪失
 2 悲惨
 3 暗黒の時代

ヒロシマの証言
(1)私たちの原爆(肉声のCD付)
(2)村上手記

原爆タワーと肉声のデジタル化
(1)「原爆タワー」を!
(2)被爆の肉声のデジタル化

◆特別寄稿
教え子(広島第二県女生)の被爆死を悼む  野地潤家

◆備忘録
1 CD「私たちの原爆」の聴取のしかた
2 学徒動員の被爆
(1)学徒の被爆
(2)女専と原爆
(3)暁部隊のことなど
(4)「被爆アンケート」の結果について
3 原爆被害に関する基礎
(1)爆 風
(2)熱 線
(3)放射線
(4)原子爆弾症
(5)後遺症など
(6)心身の苦しみ
(7)不 安

あとがき
索  引
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中国の対外経済論と戦略政策 

著者
片岡幸雄/2007年度日本貿易学会奨励賞受賞 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
458 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2006年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-931-2/ISBN4-87440-931-8 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
建国後の世界政治経済に対する歴史認識と経済基本枠組の変化と検証。新資料分析をもとにグローバリゼーションを伴う経済の展望と貿易戦略政策を考察する。
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まえがき


序 章 本書の構成

第一章 建国期における世界政治経済に対する歴史認識構造と対外経済関係論
 第1節 建国期における世界政治経済認識
 第2節 国民経済構築戦略の基本論理構造とを対外経済関係の地位

第二章 世界政治経済の変革主体認識構造と対外経済関係論
 第1節 「戦争と革命」の時代認識
 第2節 世界政治経済における米ソの姿勢と中国の対外戦略
 第3節 対外経済関係の地位――対外経済関係の理論認識

第三章 世界政治経済に対する認識の変化
 第1節 「戦争と革命」の時代認識との訣別
 第2節 資本主義の再評価と現代資本主義論

第四章 新しい中国社会主義経済論と対外経済論
 第1節 「平和と発展」の時代認識下における新たな対外経済論構築への始動
 第2節 中国社会主義経済論の新展開
 第3節 社会主義市場経済理論の形成
 第4節 対外経済論

第五章 中国における外資系企業と民族経済論
 第1節 旧中国――半植民地半封建経済下における外資系企業に対する評価
 第2節 史的認識構造からみた民族経済概念のコントラスト
 第3節 新民族経済論
 第4節 協調と対立――協調的管理政策を求めて

第六章 改革・開放と外資直接投資導入の動態――成果と問題――
 第1節 対外開放の歩み
 第2節 外資導入の概況
 第3節 外資直接投資の発展と外資直接投資導入政策内容の変化
 第4節 外資系企業の地位と基本的特徴
 第5節 外資系企業の進出戦略と中国のディレンマ

第七章 貿易体制改革、外資系企業の貿易参入と対外貿易の発展――成果と問題――
 第1節 貿易体制改革と外資系企業の貿易における地位と躍進
 第2節 新たな貿易体制の構築過程
 第3節 貿易形態と構造的特質
 第4節 貿易の産業構造的特質と輸出競争力
 第5節 内在するいくつかの問題

第八章 経済のグローバリゼーションと対外経済関係論
 第1節 経済理論にみる二つのグローバリズム
 第2節 マルクス主義グローバリズムの問題点――マルクス主義グローバリズムにおける民族問題と国民国家――
 第3節 中国におけるマルクス主義グローバリズムと社会主義民族国家論
 第4節 経済のグローバリゼーションに対する中国の対外経済関係認識
 第5節 経済のグローバリゼーションに臨む中国経済の位置と発展への結合

第九章 WTO加盟後の貿易戦略政策
 第1節 グローバル競争への一体化戦略論
 第2節 管理的貿易自由化戦略論
 第3節 両見解の主要論点の整理
 第4節 両見解に対する評価

第十章 WTO加盟後製造業における外資直接投資導入戦略
 第1節 WTO加盟後の外資導入戦略の前提としての国民待遇と超国民待遇
 第2節 WTO加盟後の外資直接投資導入総体戦略
 第3節 WTO加盟後製造業の外資導入戦略


索 引
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終章 石川啄木 

著者
井上信興 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
214 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2006年6月26日 
ISBN
ISBN978-4-87440-930-5/ISBN4-87440-930-X 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/文芸評論
 
内容
生涯を通じて啄木を支えた人物に焦点をあて論述するほか、直筆ノートに関する筆跡の疑惑、啄木碑、郁雨との関係について述べる、歌と生活を追い続けてきた著者渾身の書。
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「はしがき」にかえて 「論考解説」

啄木を支えた人々
啄木と大森浜と砂丘
「東海の歌」に関する疑問の三論
啄木の筆跡について
古木巌宛の葉書の真偽
文学碑雑感
「晩節問題」と「覚書」について
梅川操と釧路新聞
西脇巽著「石川啄木東海歌の謎」
西脇巽著「啄木と郁雨・友情は不滅」
生活者としての啄木

あとがき
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昭和地区の縄文時代を考える 

著者
國僧智昌 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
146 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2006年6月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-929-9/ISBN4-87440-929-6 
Cコード
C0036 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
呉市昭和地区とその周辺地区の遺跡・遺物、方言や地名などのことばを各地域の郷土史をもとに整理。縄文時代の昭和地区における人々のくらしを探る。
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【品切】
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イレギュラー教員と言われて 

著者
池本光博 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
350 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2006年6月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-927-5/ISBN4-87440-927-X 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
「坊ちゃん」の痛快さと「金八先生」の慈愛を一緒にしたような型破りな先生の奮戦記。北海道は足寄高校に初任、望んで奥尻中学校へ。そして郷里広島に戻って荒れる学校に渾身奮闘。
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まえがき

1 えかったよのお! せんせいで!

一 どうして、北海道なんじゃあ?
二 新任地「北海道立足寄高等学校」への出発
三 下宿の思い出
四 学校の状況と高校生の雰囲気など
五 勤務について
六 休日(日曜・祭日)の過ごし方
七 演奏会を聴きに札幌へ・転勤への思い
八 僻地四級の中学校へ転勤
九 奥尻島について
十 下宿Fさん宅
十一 中学校勤務
十二 帰省と再度大学への思い
十三 最後の勤務 O高等学校へ
十四 教員五十一人との出会い
十五 学校変革への発信概要
十六 「イレギュラー音楽教員」と言われて

2 今じゃけん、先生がんばって!

一 私なりの教育現場の把握
二 教員の意識・資質について
 1採用されたら、こっちのもん的意識
 2諦め的な自己防衛本能
 3認識不足と自意識過剰
 4指示や注意にむくれ、反省の余地・悔しさ等皆無
 5希薄な学ぶ姿勢
 6管理職への敵対
三 子ども(生徒)観について
 1教員の一言が起因しての退学生徒(高等学校)の事例
 2子どもたち・教員の呼名のあり方
 3乏しい子どもたちへのかかわり
 4大切な環境美化への思い
 5授業での無機能さ
四 職務怠慢
 1出勤薄捺印・事前の欠勤手続きなどのずさんさ
 2車・旅行・ファッション・グルメなどの会話
 3さぼり横行
五 教育委員会・管理職の責務
 1教育委員会の採用及び指導等の責任・あって欲しい校長像
 2主任性・評価制度(自己申告書)などの課題
 3校長の資質と責務
 4教員の相互指摘・点検・連携などの実態
 5経費の無駄
 6国旗・国歌へのこだわりと持論の欠落
 7保護者等との繋がりへの手だて
六 計画性・持続性の欠落
 1乏しい創意工夫の心
 2遠足・修学旅行・行事などについて
 3進路保証への視点及び日常的取組みについて
 4パソコンなどの機器導入による功罪
 5乏しい精神的かかわり
七 生徒指導面
 1退学生徒・他校生・部外者の校内徘徊への対応
 2生徒指導における現状維持と計画・継続性
 3時間厳守ができない教員

3 先生!……先生!……聞こえてるの?

  はじめに
一 子どもたちのサインや叫び声は聞こえますか?
二 教育現場への文明の利器導入の功罪について
三 心から現状の職務に満足されていますか?
四 変遷する教育行政の施策について
五 いま何を中心に据えますか?
六 研修の在り方や生活権保持など、組合の必要性を感じませんか?
七 教育の少子化現象に及ぼす視点について
  おわりに――どうしても言いたいこと!

あとがき
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文集 本の森 出会いの森 

著者
下田和子 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
278 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2006年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-928-2/ISBN4-87440-928-8 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
30年間保育者として歩み、その間大学で経済学も学んだ著者の、記録と創作と感想をまとめた独創的文集。
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 まえがき【野地潤家】

1 有縁(うえん)
 1母の思い出
 2卒業式へ
 3帰ってきた犬
 4クーの生い立ち
 5伯母への手紙
 6伯母への手紙―スペイン紀行―

2 本の森
 1子どもの本の深い森で
 2本の中の老人
 3古典のススメ―「クマのプーさん」A・A・ミルン作 石井桃子訳 岩波少年文庫―
 4本の中から見つかるもの
 5ジェイムズ・クリュスも今こそ旬
 6『生きる』をテーマにブックトーク
 7賢治さがしの旅

3 紀行
 1ヨーロッパ紀行―夫の勤続30年を記念して―
 2北欧四カ国をたずねて
 3ニュージーランドの旅

4 随想
 1大変だったあの日
 2鴉(カラス)
 3有田焼の湯のみ
 4イラスケ川流域水辺教室に参加して
 52005年の夏休み―生きることに夏休みは無いのに―
 6蘭鋳
 7蟷螂
 8金木犀三話

5 まほろば
 1戦争の残したもの、残されたもの―「新日曜美術館」をみて―
 2犬馬難鬼魅易
 3皇帝の画家ダヴィット
 4自然とのかしこい付き合い方―最近気づいたこと―
 5今日の一曲―モーツァルト生誕250年を迎えて―
 6世界最大級の穴が語る謎

6 童話
 1きえたネコ
 2ありがとうって大好き

7 詠草「花筏」

8 目録

 あとがき
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小学校対象 中学校対象 「国際的な読解力」を育てるための「相互交流のコミュニケーション」の授業改革 ―どうしたらPISAに対応できるか―

著者
有元秀文 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
160 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2006年6月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-921-3/ISBN4-87440-921-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
国際社会に通用する読解力と論理的表現力を身につけさせるために必要となる、親・教師・友達との相互交流のコミュニケーションの重要性とその方法について考察した論文集。
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 序  文

1 「対話と相互交流」のある学校をめざして
2 「相互交流のコミュニケーション」を学ぶための国語教育のありかた
3 コミュニケーション活動としての論理的な表現指導のありかた
    ――小中学生のスピーチ原稿の分析――
4 未来を切り拓く、スピーチコミュニケーションの学習
5 目立つ「読む力、書く力の不足」をどう補うか
6 読書とコミュニケーションが学校を変える
7 コミュニケーションに必要なカウンセリング・スキル
8 メディアの暴力を批判するためのメディアリテラシー教育
9 スペインで行われた「読書へのアニマシオン」セミナー
10 「読書とコミュニケーション」が確かな国語学力を育てる
11 「コミュニケーション・スキル」をどう育むか
    ――国際化と子ども受難の時代に――
12 コミュニケーション・スキルを学ぶための学習モデルの開発
13 相互交流の輪が広がる新しい読書指導のありかた
14 気持ちが伝えられる子を育てるには
    ――子どもの意識調査から――
15 多読と討論が国際的な子どもを育てる
16 OECD調査によるわが国の高校生の読解力とその背景
17 国際的な読解力を育てるための指導方法の改善

 初出一覧
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仲間と読み深める 読書会のすすめ 

著者
深川賢郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
204 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2006年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-926-8/ISBN4-87440-926-1 
Cコード
C0090 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉 一般書/随筆
 
内容
JPIC読書アドバイザーの読書会立ち上げから10年にわたる活動の記録と実践。「読むことは根を育て、書くことは実を育てる」の意識を基に、豊かで充実した読書を追及する。
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【品切】
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PFIの意思決定理論 

著者
山口直也 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
168 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2006年5月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-924-4/ISBN4-87440-924-5 
Cコード
C3034 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
公共サービスの提供を民間主導で行う手法の一つであるPFI事業。その意思決定理論を公的機関の政策運営に与える影響を重視し、意義と限界について学術的な視点から論じる。
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はしがき

第1章 PFIの概要
 1.PFIの特徴と事業形態
 2.英国におけるPFI
 3.我が国におけるPFIの現状
 4.結 び

第2章 PFIにおける意思決定プロセス
 1.ROAMEFサイクルとPFIの意思決定プロセス
 2.PFI事業のプロセス
 3.PFIにおけるVFM(Value For Money)
 4.結 び

第3章 PFIにおける意思決定支援情報
 1.PFIの事業スキーム
 2.事業方式の決定における事業条件の仮定
 3.PFIにおける意思決定支援情報
 4.結 び

第4章 PFIにおける意思決定問題(1)―意思決定要因とリスク評価―
 1.PFI事業における意思決定要因
 2.リスク配分の意義とその問題点
 3.結 び

第5章 PFIにおける意思決定問題(2)―VFMと割引率―
 1.VFM評価にあたっての問題点
 2.割引率の設定に関する問題
 3.結 び

第6章 PFI事業におけるコンストラクション・マネジメント
 1.PFIによるコスト低減の可能性
 2.PFI方式が設計・建設に与える効果
 3.『地方政府における建設の再検討』
 4.PFI事業におけるコスト・マネジメント・プロセス
 5.結 び

第7章 PFIにおけるマネジメント・コントロール
 1.Anthony=Govindarajan(2000) によるマネジメント・コントロールの定義
 2.Hofstede(1981) によるマネジメント・コントロールの枠組み
 3.PFI事業のマネジメント・コントロール
 4.PFIが公的機関の予算管理に与える影響
 5.結 び

参考文献
あとがき―残された課題
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国語科教育論〈改訂版〉 

著者
浜本純逸 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
248 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
2006年5月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-925-1/ISBN4-87440-925-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
作文教育、語彙指導、新単元学習論など国語科教育の原論に関する論考を集成。改訂に際して「話し言葉の学習指導」と「読解リテラシーを育てる」の2章を追加。
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 まえがき

第一章 国語科教育の目標
  一 学習の道具としての母語
  二 国民の紐帯としての母国語
  三 読み書き能力と智徳の啓発
  四 言語活動の経験
  五 言語の教育

第二章 国語科教育の学習材
  一 学習材の機能
  二 学習材の条件
  三 学習材体系
  四 学習材研究

第三章 国語科で育てる学力
  一 言語化能力の教育
  二 学力問題としての「つまずき」
  三 学力の構造
  四 自己学習力とその育成

第四章 話し言葉の学習指導
  一 「話すこと・聞くこと」学習指導の意義
  二 話し言葉の特質
  三 話し言葉学習指導の内容
  四 話し言葉学習指導の方法

第五章 読解リテラシーを育てる
  一 子ども時代の読書体験
  二 読むことの種類
  三 読むことの学習指導

第六章 説明的文章の構造と文学作品の構造
  一 説明的文章の構造
  二 文学作品の構造
  三 説明的文章の構造と文学作品の構造の差異

第七章 作文の学習指導
  一 書き表すことと認識力
  二 文章表現の種類
  三 表現力の発達
  四 作文指導の方法

第八章 教育基本語彙の選定
  一 教育基本語彙選定の四方向
  二 論理語彙の選定
  三 感情語彙の選定
  四 教育基本語彙表

第九章 新単元学習
  一 学校再生への願い
  二 新単元学習とは
  三 経験学習批判の学力観
  四 自己学習力を育てる場としての新単元学習
  五 年間指導計画と評価

第十章 国語科教師

第十一章 国語科教育の歴史
  一 近代以前の言葉の教育
  二 第一期 国語科成立以前 一八六八年~一八九九年
  三 第二期 国語科の成立 一九〇〇年~一九四〇年
  四 第三期 国民科国語の時代 一九四一年~一九四五年
  五 第四期 言語活動の時代 一九四六年~一九七六年
  六 第五期 言語能力主義の時代 一九七七年~二〇〇三年
  七 第六期 言語力を育てる時代 二〇〇三年~

 付録
  一 国語科教育の課題と新しい一つの方向
  二 新しい入門期教科書『にほんご1・2』について

 所収論考の初出誌一覧
 あとがき
 索引
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オセアニアのことば・歴史 

著者
岡村 徹 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
220 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2006年5月8日 
ISBN
ISBN978-4-87440-923-7/ISBN4-87440-923-7 
Cコード
C0087 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア 文学・語学/アジア〈語学〉
 
内容
各地域で使われている言語を、歴史的・社会的背景からの考察と現地調査より研究。ナウル島・ノーフォーク島・ニューギニア・オーストラリアの言語をエッセイ風に解説する。
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まえがき
凡例
本書で使われている地図および写真一覧

一、ナウル島のことば・歴史
  世界最小の共和国の教育事情―ナウル共和国からの報告
  ナウル島のニホンゴに見る歴史
  燐鉱石の島に残る戦跡―ナウル
  豪州軍と日本人捕虜
  私がナウル部隊のことを語り継ぎます
  言語接触の神秘
二、ノーフォーク島のことば・歴史
  キングストンを歩く
  ノーフォーク語の行方
  ノーフォーク島の英語
  上の写真の紳士は……
  島嶼の言語と社会
三、ニューギニアのことば・歴史
  ポートモレスビーを歩く
  パプアニューギアで出会ったピジン英語
  ピジン語を話そう―パプアニューギニアのことば―
四、オーストラリアのことば・歴史―島から大陸へ渡った人びと
  砂糖の町を歩く
  移民の思い
  カナカ英語から英語へ
  オーストラリアの言語と社会
五、島への恩返し
  恩返しの計画
  刊行物等の交換およびニューズレターの発行
  図書の出版


参考文献
あとがき
言語名および人名索引[厳選]
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生命科学 脳と行動、生体調節

著者
小林 惇 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
146 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2006年4月10日3刷 
ISBN
ISBN978-4-87440-614-4/ISBN4-87440-614-9 
Cコード
C1045 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
記憶と学習、生体リズム、循環調節ほか、わかりやすく解説。前著に引き続き、環境ホルモンなど、生命科学の最新情報も盛りこむ。
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     第1編 脳と行動
第1章 序論
第2章 動物の生得的行動
第3章 本能行動の解発機構
第4章 動物の学習行動
第5章 慣れと鋭敏化の神経機構
第6章 動物の性行動にみられる雌雄差
第7章 人間の神経系と行動
第8章 脳内化学物質と行動
第9章 記憶と学習 (1)シナプスの可塑性
第10章 記憶と学習 (2)長期増強と長期抑圧
第11章 生体リズム (1)日周リズム
第12章 生体リズム (2)人間にみられるいろいろなリズム
第13章 脳と心

     第2編 生体調節
第14章 調節の概念
第15章 循環調節 (1)体液の循環
第15章 循環調節 (2)血液の機能
第17章 循環調節 (3)血圧調節
第18章 呼吸調節
第19章 体液調節
第20章 体温調節
第21章 運動調節 (1)骨格筋とその収縮
第22章 運動調節 (2)運動とその制御
第23章 代謝調節 (1)エネルギー産生機構
第24章 代謝調節 (2)エネルギー代謝
第25章 体重調節
第26章 生命の維持―生体防御機構とその攪乱―
参考図書
索引
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草の根の日韓21世紀共同体 文化・経済・環境からのアプローチ

編著
尹 光鳳・権 俸基・李 東碩・羅 星仁 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
270 
定価
2,090円 (本体1,900円 )
発行日
2006年4月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-917-6/ISBN4-87440-917-2 
Cコード
C1031 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア 政治・経済・法律 労働・福祉・生活 一般書/歴史読み物
 
内容
国際平和都市・ヒロシマという視点から、文化交流、経済、環境問題への取り組みなど日韓交流の促進のための現状と課題を検討し、新しい歴史共同体構築を総合的に提案する。
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まえがき


     第1部 文化・教育・歴史分野における日韓交流

第1章 韓流でみた日韓文化交流《尹 光鳳》
 1 はじめに
 2 日韓文化交流の歩み
 3 マスコミでみた韓流の現在
 4 韓国における日本文化
 5 日本における韓国文化
 6 「冬のソナタ」と韓流ブーム
 7 おわりに
第2章 日韓の大学における第二外国語教育《朴 大王》
 1 はじめに
 2 第二外国語教育の現状
 3 第二外国語教育をめぐる状況の変化
 4 第二外国語教育の問題点と課題
 5 まとめ
第3章 日韓の姉妹大学間の国際交流《藤井正一》
 1 はじめに
 2 日韓民間交流の必要性と課題
 3 日韓の大学改革の現状と課題
 4 広島修道大学と大邱啓明大学間の国際交流
 5 おわりに
第4章 日韓共通の歴史教材制作からみた日韓交流《児玉戒三》
 1 はじめに
 2 制作に携わった日韓の執筆者の思い
 3 日韓の学生の歴史認識の違い
 4 日本の中学校歴史教科書に対する韓国からの指摘
 5 共通歴史教材のテーマ
 6 親日派と親韓派
 7 原稿執筆と討論
 8 本の完成と今後の課題
第5章 東アジア人の文化共同体構築のための日韓交流《李 東碩》
 1 はじめに
 2 人間同士の対立構図の過去・現在・未来
 3 世界「反平和」を断ち切るための実践課題
 4 東アジア青少年のための「超国籍人」教育の課題
 5 おわりに


     第2部 政治・経済・環境分野における日韓協力

第6章 韓国と北朝鮮の政治・経済協力―日韓協力への示唆―《金 聖哲》
 1 はじめに
 2 「太陽政策」の政治経済学的性格
 3 「太陽政策」と政府と企業の提携
 4 南北韓経済交流の制度化過程
 5 結びにかえて:日韓協力への示唆
第7章 日韓における自治体間国際交流の現状とその特徴《権 俸基》
 1 はじめに
 2 日本における地域の国際化の現状
 3 日韓の自治体間交流と情報化利用における特徴と傾向
 4 まとめ
第8章 東アジア地域における貿易パターンの変化と日韓協力《権 俸基》
 1 はじめに
 2 東アジア地域の経済成長と貿易パターンの変化
 3 アジア地域の経済統合の推進
 4 日韓の産業構造の変化と経済協力
 5 おわりに
第9章 地球温暖化防止のための日韓協力―クリーン開発メカニズム(CDM)を介して―《羅 星仁》
 1 はじめに
 2 地球温暖化をめぐる国際交渉の経緯:先進国と発展途上国の対立を中心に
 3 クリーン開発メカニズム(Clean Development Mechanism=CDM)とは
 4 日韓のCDMプロジェクト:ウルサン化学HFC23熱分解事業を事例に
 5 ウルサンCDMプロジェクトの評価
 6 結びにかえて
第10章 東アジア人の経済・環境共同体構築のための日韓協力《李 東碩》
 1 はじめに
 2 世界経済・環境管理体制の現状と課題
 3 東アジア人経済・環境共同体構築の課題
 4 日韓経済・環境協力の最優先課題
 5 おわりに

索 引
執筆者紹介
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ポケット教育小六法〈2006年度版〉 

編者
21世紀教職研究会 
シリーズ
 
助成
 
判型
新書変形 
ページ
308 
定価
770円 (本体700円 )
発行日
2006年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-922-0/ISBN4-87440-922-9 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
大学・短大で教育学や教職科目を学ぶ学生、または現在、教育・保育・社会福祉で活躍する関係者のための、現場で必要な憲法や各法令の重要文をまとめた実用書。
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西洋近代における個と共同性 

編者
友田卓爾(代表) 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
286 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2006年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-916-9/ISBN4-87440-916-4 
Cコード
C3022 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/欧米
 
内容
国家にみる強制的な共同性と中間領域・中間諸団体にみる選択的な共同性との相互関係のもとを生きる個人の共同性・アイデンティティの変容を歴史的・多角的に考察。
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序  西洋近代における個と共同性

     1部 個の解放と社会化
第1章 近世イギリスにおける議会課税の政治学
    ―10分1税・15分1税の問題を中心として―(井内太郎・広島大学大学院文学研究科)

第2章 イギリス革命期の「大衆請願」にみる革新的共同性(友田卓爾・広島大学総合科学部)

第3章 ジョン・ロック『寛容論』における「個」と「共同性」(山田園子・広島大学大学院社会科学研究科)

第4章 アメリカ独立革命とタヴァン
    ―共同性を育む市民社会の空間―(岡本 勝・広島大学総合科学部)


     2部 社会の分節化と個
第5章 ヴィクトリア朝女性のpublic sphere
    ―女たちの「個」と「共同性」―(東田雅博・金沢大学文学部)

第6章 初期チュートリアル・クラス労働者成人学生のオックスフォード進学と奨学金問題
    ―個人の上昇か集団としての向上か―(安原義仁・広島大学大学院教育学研究科)

第7章 1911年カーディフ港湾争議
    ―「中国人問題」をめぐる共同性―(久木尚志・北九州市立大学外国語学部)


     3部 個の揺らぎと国民化
第8章 フランス革命の共同性と公共性
    ―宗教・教会史を軸に―(岡本 明・広島大学大学院文学研究科)

第9章 19世紀フランス・ユダヤ人の「個」と「共同性」(加藤克夫・島根大学法文学部)

第10章 ビスマルク帝国期の共同性と労働者保護
    ―職業協同組合を中心にして―(田中 優・岡山大学教育学部)

第11章 ヴァイマル共和国とナチス時代における自然治癒医療の一側面
    ―「個」の揺らぎから「民族の共同体」を求めてナチズムへ―(田村栄子・佐賀大学文化教育学部)

あとがき
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「自分さがし」からはじまる 人間学的国語教育の探究 

著者
小川雅子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
222 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2006年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-913-8/ISBN4-87440-913-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
脳科学的知見、古典教材などから、学習者の内在価値観から乖離しない国語教育の実際を探究。日常生活に根ざした人間の本質的な国語力展開を目指す。
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「国語力」観の変遷 ―戦後国語教育を通して―

著者
桝井英人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
530 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2006年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-914-5/ISBN4-87440-914-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
戦後日本における、小・中・高等学校「学習指導要領」国語科編の改訂を軸とした国語教育関係論者の言説を社会動向を含めて分析。各時代における「国語力」観の実像に迫る。

★Kindle版★<上><下>

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序  文 (広島大学大学院教育学研究科助教授 山元隆春)
はじめに
凡  例

     序  論

1主題/2対象/3方法/4概念図式/5先行研究/6意義/7構成


     第一部 敗戦と試案の時代

第一章 国語科単元学習の受容(昭和22~26年版)
 第一節 昭和22年版の目標観
  1「学習指導要領」概観/2昭和22年版の目標分析/3昭和22年版、その他の特徴/4昭和22年版をめぐる議論
 第二節 昭和前期、敗戦までの国語教育
  1結果責任にたいする態度/2日本語教育と国民科国語
 第三節 戦後教育改革
  1改革の経緯と『新教育指針』/2新教育と単元学習
 第四節 米国の単元学習
  1単元学習とは/2四つの系譜
 第五節 新教科書と学習指導要領作成
  1原理の混交/2作成過程/3昭和22年版に内在する問題/4単元の再構成/5昭和26年版へ
 第六節 単元学習実践の諸相
  1先進的な試み/2単元学習の浸透をはばんだもの
 第七節 単元学習思想の線状
  1「思想」としての大村はま/2倉澤栄吉の「方法」

第二章 言語生活という考え方(昭和26年版)
 第一節 「言語生活」の登場
  1昭和26年版の目標観/2昭和26年版をめぐる議論/3学習指導要領のことば/4「言語生活」と「経験主義」の接続
 第二節 「言語生活」の基底
  1「生活」概念の変遷/2言語生活の拡張性/3桑原の「言語生活」理解/4言語生活主義の批判性/5言語生活の底
 第三節 西尾と時枝――伝達の可能性
  1「ことばの実態」論争/2時枝と「国語」/3ことばは通じない
 第四節 時枝の「言語生活」
  1反転の根底/2言語生活に関する科学的調査研究/3時枝にとっての言語生活/4言語感覚と国語規範論

第三章 文学教育の意味(昭和31年版高校)
 第一節 文学という戦略
  1言語か文学か/2文学の力/3現場からの点火
 第二節 文学教育を支えるもの
  1連帯という名の国語力/2「国民文学論」と国語教育/昭和31年版高校の目標観


     第二部 経済総力戦と「国語力」

第一章 能力主義の実像(昭和33年版)
 第一節 昭和33・35年版の概観
  1昭和33・35年版の目標/2昭和33・35年版の目標分析―理解と表現/3昭和33・35年版をめぐる議論
 第二節 経験主義からの離脱
  1経験主義の否定/2「能力」への点火
 第三節 能力主義の確立
  1昭和33年版成立の経緯/2能力観の形成/3読解力という名の能力―沖山光/4経験主義の終わり――昭和35年版高校/5能力への賛同と抵抗
 第四節 能力主義概念の転換
  1経済成長と能力/2国語力の「技術革新」/3スキル学習とテスト学力/4受験学力としての国語力

第二章 能力から人間へ――主体・思考・表現(昭和43年版)
 第一節 能力主義の完成と反省
  1昭和43・44・45年版における「能力」/2目標の中心化/3国民性の育成/4学習指導要領の言語的疎外/5国語の愛護と国民性/6言語生活の消滅/7主体性と創造/8能力主義の否定
 第二節 表現と評価
  1思考の評価と表現/2高校生の実像/3高校紛争とことば
 第三節 人間主義への志向
  1経済界の人間化提言/2国語教育における人間主義

第三章 表現による思考/言語感覚(昭和52年版)―覚醒と浸潤―
 第一節 表現による思考
  1昭和52・53年版目標の分析/2改訂の震源/3「国語表現」の意義/4学習指導要領の立っている場所/5自己構成力と自己把握力/6表現と主体性
 第二節 言語感覚
  1言語感覚の概観/2覚醒か浸潤か


     第三部 社会と「国語力」の危機

第一章 生活概念のゆらぎと言語(平成元年版)
 第一節 主体性の変質
  1参加と非参加/2改訂の経緯――臨教審/3平成元年版の目標観/4対応という名の主体性
 第二節 論理と心
  1二種類の生活概念/2豊かな心/3言語技術教育の提唱/4高校新設科目「現代語」

第二章 伝え合うことの危機(平成10年版)
 第一節 「心」という力
  1平成10年版の目標観/2夢の断念と生きる力/3「心」の参戦/4臨床心理学と国語
 第二節 主題化する「他者」
  1他者の受容/2他者と非参加
 第三節 声の力
  1音声への期待/2発信から受信へ/3声と場/4声と人格


     結  論
1「国語力」観の変遷の概観/2変遷のダイナミズム/3「国語力」の課題のために


付録
 参考資料一覧
 国語科学習指導要領関連年表
 学習指導要領目標一覧(高等学校国語科)
 主要人物略歴一覧

おわりに
索  引
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第二言語コミュニケーション力に関する理論的考察 ―英語教育内容への指針―

著者
柳瀬陽介 
シリーズ
 
助成
05年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
360 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
2006年2月28日 
ISBN
ISBN978-4-87440-912-1/ISBN4-87440-912-1 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
哲学的言語論と自然科学的言語論とを連関させることによって従来のコミュニケーション能力論を批判的に検討・分析。結果と図式化によって新しい概念の検討を試みる。
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【品切】
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     第一部 コミュニケーション能力論の検討

第一章 英語教育内容としての第二言語コミュニケーション力
 第一節 問題設定と基本用語の定義
 第二節 論文の構成

第二章 コミュニケーション能力概念の誕生
 第一節 チョムスキーによる心理言語学的問題設定
 第二節 ハイムズによる社会言語学的・心理言語学的拡張

第三章 コミュニケーション能力概念の応用言語学的展開
 第一節 カナルとスウェインによる応用言語学的展開
 第二節 ウィドウソンによる教育学的展開
 第三節 テイラーによる言語学的批判

第四章 コミュニケーション能力概念の応用言語学的整理
 第一節 バックマンとパーマーによるテスティングからの整理
 第二節 セルセ・マーシアらによる教育学的整理
 第三節 ライオンズとマクナマラによる三分法

第五章 コミュニケーション能力概念の問題点
 第一節 メタ理論的自覚の不徹底
 第二節 慣習一致の前提
 第三節 過程論の欠如
 第四節 チョムスキー言語論との不整合
 第五節 方略的能力の二分化


     第二部 第二言語コミュニケーション力論の展開

第六章 言語コミュニケーション力論のあり方
 第一節 自然科学的モデル
 第二節 哲学的モデル
 第三節 応用言語学の実際

第七章 慣習の相対化
 第一節 第二言語コミュニケーションの実態
 第二節 デイヴィドソンの言語コミュニケーション力論

第八章 理解過程の解明
 第一節 把握と解釈
 第二節 関連性理論による解釈過程の解明

第九章 チョムスキー言語論との整合化
 第一節 チョムスキー言語論における「言語」
 第二節 能力と慣習

第十章 第二言語コミュニケーション力の構造的図式化

第十一章 第二言語コミュニケーション力論に基づく実践的チェックリスト
 第一節 チェックリスト
 第二節 まとめ


参考文献
謝  辞
事項索引
人名索引
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江戸出訴への領主の対応 ――交代寄合高木家役人出府中御用日記――

著者
伊藤孝幸 
シリーズ
愛知学院大学文学会叢書2 
助成
 
判型
A5 
ページ
198 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2006年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-908-4/ISBN4-87440-908-3 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
明和元年に発生した交代寄合旗本高木家(西高木家)の領民による、江戸出訴に対する領主高木家の江戸表での具体的な対応策を書き留めた御用日記(全六巻)を翻刻。
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凡  例

一 御用日記 一番(明和元年11月20日~12月16日)
二 御用日記 二番(明和元年12月17日~閏12月11日)
三 御用日記 三番(明和元年閏12月12日~同月大晦日)
四 御用日記 四番(明和2年正月朔日~4月20日)
五 御用日記 五番(明和2年4月21日~6月8日)
六 御用日記 六番(明和2年6月9日~10月17日)

あとがき
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羅英対訳・詳註 『変身物語』を読む[2] 

著者
鈴木利久 
シリーズ
 
助成
新潟大学経済学会出版助成 
判型
B5 
ページ
296 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2006年2月16日 
ISBN
ISBN978-4-87440-906-0/ISBN4-87440-906-7 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
オウィディウス(43B.C.-17?A.D.)のMetamorphosesはシェイクスピア他多くの英文学作品に影響を与えた。Loeb版をテキストとして詳細な語釈をつけ、原本理解の一助とする。
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教育実習個体史 ―私の教育実習録から―

著者
清水 茂 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
236 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2006年1月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-904-6/ISBN4-87440-904-0 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
昭和43年、当時大学生であった著者がいずれも特色ある3つの小・中学校において行った教育実習の記録。実習への意欲的な取り組みと教育にかける情熱が丹念に綴られている。
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中学校対象 中学校国語科教育の実践像 

著者
加留部謹一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
324 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2006年1月19日 
ISBN
ISBN978-4-87440-897-1/ISBN4-87440-897-4 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
国語科教師の使命である「言語の教育」に力点をおいた実践研究報告30編をジャンル別に分類・収録。生徒の疑問や関心を反映させ、学習者が学びの主体となる授業を展開する。
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 序(浜本純逸)
 前書き

1 国語科教師の仕事――国語の学習を学習する
    対話

2 話し言葉の練磨――音声言語
  1 音読・朗読で話し言葉のリズムとイメージと論理を磨く
  2 「聞く」態度と能力を育てる――中学生の「聞くこと」に関する意識調査から――

3 文脈の中で生きてはたらく言葉――言語事項
  1 語のはたらきに関すること
  2 意味を文脈の中で正しくとらえる(報道・記録)

4 学習反応を生かす――説明的文章
  1 説明文教材の読みの学習反応のとらえ方――「1たす1は2にならない」(三浦つとむ)――
  2 生活記録教材「『うつ』の経験」(国分一太郎)
  3 読解学習の場を生かす課題と発問と作業――「説得ということ」(渡辺実)の場合――

5 見えないものの世界にふれる――文学的文章
  1 見えないものの世界にふれる授業――授業改善の方向を探る――
  2 授業展開のくふう「問いを生み、問いを残す文学教育」
  3 「少年の日の思い出」(ヘルマン・ヘッセ)の授業の「まとめ」方の工夫
  4 悲しみから憤りへの体験――戦争文学「川とノリオ」(いぬいとみこ)の場合――
  5 「問い」を軸に理解と表現を関連づけた文学教育――武田泰淳の「信念」を中心に――
  6 「夕鶴」(木下順二)の授業
  7 現実を見るモデルとしての「坊っちゃん」(夏目漱石)との出会い
  8 「サーカスの馬」(安岡章太郎)を読む――「団長の親方」の意味を求めて――
  9 作家を読むしるべ

6 人間を考えさせてくれる――古典の価値と学習材化
  1 古典教材における子どもの学習反応・感想
  2 「徒然草」(吉田兼好)――知識人を裁く兼好の筆――
  3 「枕草子」(清少納言)――「いと」を読む「をかし」の文学――
  4 「おくのほそ道」(松尾芭蕉)――テーマを探る――

7 認識力を育てる――作文教育
  1 詩に表れた中学校一年生の心模様――一つの発想指導と作品――
  2 認識力を育てる作文教育
  3 作文に表れた「ケンカの諸相」――中学校一年生の場合――
  4 文のつなぎ――「接続詞」の使用状況――をさぐる〈教科書と児童生徒作文〉

8 進んで学習に取り組ませる――授業技術
  1 問題解決の見通しを持たせる板書
  2 知的好奇心と授業技術の工夫
  3 生きぬく力をつける学習活動

9 自ら学ぶ力を育てる――評価
  1 形成的評価(テスト)の活用〈同一問題の個別的な学習〉
  2 鑑賞の評価法――生の実体としての享受の診断――

 後書き
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百年との邂逅 ―ある北米移民―

著者
加耶野 寧 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
252 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2005年12月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-910-7/ISBN4-87440-910-5 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
今からおよそ百年前、19歳の祖父は単身アメリカに渡った。祖父母とその家族の足跡をたどるため、私はシアトルへと旅立つ。激動の時代を生き抜いた、ある日本人移民の物語。
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プロローグ

二〇〇三年二月十九日、水曜日。シアトル一日目。

     二月二十日、木曜日。シアトル二日目。

     二月二十一日、金曜日。シアトル三日目。

     二月二十二日、土曜日。シアトル四日目。

     二月二十三日、日曜日。帰国。
戻る

話しことばの教育 

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
468 
定価
8,250円 (本体7,500円 )
発行日
2005年12月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-902-2/ISBN4-87440-902-4 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
内容
昭和27年の謄写印刷私家版を翻刻。話しことばの生態・自覚・育成・教育の4部構成で、昭和17年から23年までの自身の実践記録と考察・研究の論考をまとめる。
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まえがき
1 話しことばの生態
  1 感動詞の生態――夜祭りのことば――
  2 児童語の生態――何も何も小さきものはいとうつくし。枕草子、第一三二段――
  3 農村語の生態
  4 おとめのことば感覚
  5 女生徒のことばあそび
  6 女学生の声を聴く――街頭録音の反省――
  7 女教師のことばの生態
  8 ある夏期大学から
  9 切符を買う人々
  10 世相の生態――片輪のユーモア――
  11 路上の挨拶

2 話しことばの自覚
  1 はらとことば
  2 寡黙――蔵王のもとにて――
  3 ことばを磨くには
  4 音声への情熱
  5 口癖の一考察
  6 会話の貧困性――口不調法の問題――
  7 新緑のように――幸福の問題――
  8 会話における美の問題
  9 言語衛生の問題
  10 話法破綻の問題
  11 感情生活と言語表現
  12 話しことばの問題

3 話しことばの育成
  1 国語教育の出発点――名について――
  2 成就の教育
  3 国語教育の道程
  4 国語教育の明朗化
  5 ことばしつけにおける役割
  6 生活語教育のありかた
  7 国語教育者の生活の問題
  8 放心状態の問題
  9 教室の精神――学級経営の根本問題――
  10 話風の建設
  11 音声教育の問題
  12 夢の中の国語教育
  13 話風育成の問題――問題の群落――

4 話しことばの教育―美しき話しことばを求めて―
  出発に際して
  1 まおとめことばの自覚
  2 ことばのふるさと
  3 話題の問題
  4 姉と弟との対話
  5 飽和の浄化
  6 花よりも美しく(1)―音声論―
  7 花よりも美しく(2)―抑揚論―
  8 花よりも美しく(3)―呼吸論―
  9 花よりも美しく(4)―澄耳論―
  10 過失―一つの反省―
  11 信賴―生涯の対話―
  12 描写ということ
  13 花ざかり
  14 考査――「ことば」に関してわたくしの抱くゆめ――

あとがき
索引/1 人名索引 2 事項索引
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中世城館跡の考古学的研究 

著者
小都 隆 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
356 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
2005年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-905-3/ISBN4-87440-905-9 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
中世における西日本を中心とした防御施設を持った軍事・住居施設跡を「城館跡」とし、考古学的方法で改めて分類・編年を行い中世社会研究のための有力な歴史資料化を試みる。
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はじめに
例言

序 章 中世城館跡分類研究の現状と課題
  1 中世城館跡研究のあゆみ
  2 型式分類研究の現状

第1章 西日本の中世城館跡
 第1節 中世城館跡の分類と編年―広島県を例として―
  1 広島県の中世城館跡の概要
  2 分類の方法と内容
  3 中世城館跡の型式分類
  4 中世城館跡の編年
  5 広島県の中世城館跡
 第2節 中国地方の中世城館跡
  1 分布と立地・規模
  2 中国地方の発掘資料
  3 中国地方の分類と編年
  4 中国地方の中世城館跡
 第3節 四国地方の中世城館跡
  1 分布と立地・規模
  2 四国地方の発掘資料
  3 四国地方の分類と編年
  4 四国地方の中世城館跡
 第4節 近畿地方西部の
  1 分布と立地・規模
  2 近畿地方西部の発掘資料
  3 近畿地方西部の分類と編年
  4 近畿地方西部の中世城館跡

第2章 中世城館跡の機能と実態
 第1節 中世城館跡の分類と編年
  1 中世城館跡の型式分類
  2 中世城館跡の編年
 第2節 中世城館跡の地域性
  1 分布調査に見る地域性
  2 発掘調査に見る地域性
 第3節 中世城館跡の機能と実態
  1 政治的状況と中世城館跡
  2 地域社会と中世城館跡
  3 中世城館跡の機能と実態

第3章 中世城館跡の考古学的個別研究
 第1節 郡山城跡の構造的研究
  1 郡山城跡の位置
  2 文献史料から見た郡山城跡
  3 郡山城跡の遺構
  4 郡山城跡の構造と性格
 第2節 毛利氏とその本拠城
  1 毛利氏の歴史
  2 毛利氏(総領家)の城
  3 家臣団の城
  4 毛利氏の支配と城の変遷
 第3節 高杉城跡の再検討
  1 高杉城跡の位置
  2 高杉城跡の記録
  3 高杉城跡の遺構
  4 高杉城跡の検討
 第4節 吉川元春館の構造
  1 吉川元春館跡の概要
  2 遺構の検討
  3 文献史料との比較
  4 吉川元春館の構造
  5 他遺跡との比較
 第5節 小倉山城跡の鍛冶遺構
  1 小倉山城跡の概要
  2 小倉山城跡の鍛冶遺構
  3 鍛冶遺構の検出例
  4 文書に現れた鍛冶
 第6節 芸備地方の砦
  1 村落・民衆と城との関わり
  2 芸備地方の砦の実態

終 章 中世城館跡研究の課題と展望
  1 中世城館跡研究の現状
  2 中世城館跡研究の課題
  3 中世城館跡研究の展望

あとがき
図版・挿図出典一覧
遺跡索引
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STUDIES IN CHAUCER'S WORDS AND HIS NARRATIVES 

著者
地村彰之 
シリーズ
 
助成
05年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
272 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
2005年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-903-9/ISBN4-87440-903-2 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
This consists of four chapters:Chapter1 Analysis of Textual Structure, Chapter2 Dialects, Chapter3 Collocations, and Chapter4 Grammar. Conclusion has been attached to these chapters as concluding remarks of this book.
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Preface
Contents
Introduction

Chapter1 Analysis of Textual Structure
   1.0 Introduction
   1.1 The Book of the Duchess
   1.2 The House of Fame
   1.3 The Canterbury Talesand Troilus and Criseyde
   1.4 Hypocritical vocabulary

Chapter2 Dialects
   2.0 Introduction
   2.1 Northern dialect
   2.2 Women's speech

Chapter3 Collocations
   3.0 Introduction
   3.1 Troilus and Criseyde
   3.2 Courtly manners and customs
   3.3 Nature
   3.4 God and pagan gods

Chapter4 Grammar
   4.0 Introduction
   4.1 "Un"-words
   4.2 Impersonal constructions
   4.3 Negative expressions

Summary
Conclusion
Select Bibliography
Index
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アメリカの話し言葉教育 

著者
西本喜久子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
352 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2005年11月23日 
ISBN
ISBN978-4-87440-896-4/ISBN4-87440-896-6 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
内容
アメリカの話し言葉教育の歴史を「コミュニケーション」概念の確立と学校教育への適応化の歴史と捉えて、経験主義国語教育とその改革を歴史的に精査、今日的課題に迫る。
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【品切】
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   まえがき(森田信義)

第1部 アメリカの話し言葉教育概観
  1 アメリカにおける話し言葉教育
      はじめに
    1 目標
    2 指導理論
    3 教育課程
    4 教科書
    5 授業、指導方法
      まとめ

第2部 アメリカの話し言葉教育の現状
  2 小学校1年生の話し言葉教育 その1
     ――ノーフォーク市の場合――
  3 小学校1年生の話し言葉教育 その2
     ――ノーフォーク市の場合――
  4 機能的コミュニケーション能力の開発研究
  5 話し言葉教育の現状
     ――アメリカの小学校教師へのアンケート調査をもとに――
      はじめに
    1 全体的特徴と話し言葉教育の位置づけ
    2 調査の目的、方法、項目
    3 調査の分析と考察
      おわりに

第3部 アメリカの国語教育の歴史的研究
  6 19世紀における話し言葉教育の形成過程
      はじめに
    1 先行研究について
    2 『アメリカの話し言葉教育の歴史―基礎研究』の史的意義
    3 『アメリカの話し言葉教育の歴史―基礎研究』の構成
    4 アメリカの話し言葉教育の定義と研究について
    5 19世紀を中心としたアメリカの教育環境の発達と国語科について
    6 アメリカの話し言葉教育の基本理念
    7 19世紀におけるアメリカの初等・中等学校の話し言葉教育の形成過程
      おわりに
  7 経験主義国語教育における話し言葉教育 その1
     ――『国語の経験カリキュラム』(1935)を中心に――
      はじめに
    1 『国語の経験カリキュラム』の研究経緯と全体的特徴
    2 『国語の経験カリキュラム』の位置づけと基本概念:「経験」と「統合」
    3 『国語の経験カリキュラム』における話し言葉教育
    4 昭和22年版学習指導要領と『国語の経験カリキュラム』の比較
      おわりに
  8 経験主義国語教育における話し言葉教育 その2
     ――アメリカの経験主義国語教育とわが国の戦後国語教育との関係――
      はじめに
    1 昭和22年版「学習指導要領」以前の「話シ方」教育
    2 昭和22年版「学習指導要領」における「話しかた」教育
    3 昭和26年版「学習指導要領」における「聞くこと」「話すこと」の教育
      おわりに
  9 アメリカにおける国語教育改革の試み その1
     ――『国語の経験カリキュラム』(1935)と『初等教育に関する15人委員会報告書』(1895)の比較考察を通して――
      はじめに
    1 1930年代までの代表的研究報告における『国語の経験カリキュラム』の位置
    2 『国語の経験カリキュラム』の成立と史的背景
    3 『国語の経験カリキュラム』における国語教育
    4 わが国の国語教育と『国語の経験カリキュラム』
      おわりに
  10 アメリカにおける国語教育改革の試み その2
     ――教育の現代化運動時代の国語教育と話し言葉教育――
      はじめに
    1 『国語のカリキュラム』開発にいたる史的展開
    2 『国語のカリキュラム』
      おわりに

   あとがき
   初出一覧
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この頃宇宙・真白にぞ 

著者
望月雅子(北川加奈子) 
シリーズ
 
助成
 
判型
菊 
ページ
総346 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2005年11月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-901-5/ISBN4-87440-901-6 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
「収録された文章のすべては、過去に眼を注いでおり、世情の騒ぎや危うい異変に萎縮せざるを得ない日常をこえている。」(岩崎清一郎)「よろこびとかなしみが満開! 病と向き合うことで複眼のまなざしと透明なまなざしを体現されました。」(立野竹久)2冊函入り。
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戦後国語(科)単元学習の出発とその去就 ―山口県における実践営為を中心に―

著者
加藤宏文 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
3冊合本994 
定価
16,500円 (本体15,000円 )
発行日
2005年10月11日 
ISBN
ISBN978-4-87440-894-0/ISBN4-87440-894-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
昭和20年代からの、山口県下での国語(科)教育実践の足跡をたどり、先人たちが取り組んだ「新教育」の実態・実質を究明。これからの国語(科)教育がとるべき指針を提示する。
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          【本 文 編】
 序文
 まえがき
 凡例

序章 研究の課題・目的・方法・意義
 第1節 課題――今日の国語(科)教育には、何が求められているのか――
 第2節 目的――何を明らかにすることが、できるのか――
 第3節 方法――何を対象として、どのような視点で分析・探究するのか――
 第4節 意義――今日、どのような問題点を解決するのに、質するのか――

第1章 「新教育」の受容
 第1節 出発における課題
   はじめに
   1.生きたことばに培っているか
   2.教科書を捨てよ
   3.読み方は、個性をどう伸張するか
   4.「生活」指導即表現教育
   おわりに
 第2節 実践の動向
   はじめに
   1.各校の課題意識
   2.生活綜合と基礎学力
   3.「中核」と「補助」
   4.「地域」における「創意工夫」
   おわりに
 第3節 県下の営為
   はじめに
   1.「新教育」思潮のうねり
   2.「新教育」思潮の国語(科)教育における受容
   3.国語(科)教育における単元学習の模索
   4.「新教育」下の営為に学ぶ
   おわりに
 第4節 「修正」への傾斜
   はじめに
   1.「修正」への理念とその構造
   2.「生活拡充課程」「修正」の実際とその問題点
   3.「基礎学習課程(基礎学習)」「修正」とその問題点
   4.「国語(科)教育」の課題
   おわりに

第2章 「教科」か「経験」か
 第1節 『光プラン』の中の国語(科)教育
   はじめに
   1.『光プラン』の記述体系
   2.言語活動の位置づけ
   3.課題から単元計画へ
   4.『光プラン』の実践へ
   おわりに
 第2節 『桜山プラン』の構造
   はじめに
   1.記述体系
   2.「国語(科)教育」の位置
   3.「改善」と「修正」と
   4.「国語(科)教育」の実際
   おわりに
 第3節 「阿武郡国語同人会」の営為
   はじめに
   1.受容の実態
   2.構成と展開
   3.実践計画
   4.「国語(科)単元学習」の展開
   5.状況認識
   おわりに
 第4節 手嶋倫典氏の「表現学習」指導
   はじめに
   1.単元「手紙」の場合
   2.「題材」の学習
   3.長文の学習
   4.単元「日記」
   おわりに

第3章 「個性尊重」の実際
 第1節 「生野教育」の「学習誘導案」
   はじめに
   1.『生野教育の建設』の基盤
   2.教育課程の研究と学習目標
   3.「関連課程」の「誘導案」
   4.「教科課程」の「誘導案」
   おわりに
 第2節 高水小学校の「国語指導計画」
   はじめに
   1.考え方と努力点
   2.「国語学習指導目標」
   3.単元計画
   4.単元「学級新聞を作ろう」
   おわりに
 第3節 小郡小学校の個性尊重の教育の実際
   はじめに
   1.「個性尊重の原理」と「綜合課題」
   2.「綜合課題をめざして」
   3.「読みの能力別指導」の実際
   4.「個別指導」の実際
   おわりに
 第4節 もう1つの「光プラン」
   はじめに
   1.基底単元「ゆうびんやさん」
   2.「学力」評価法
   3.展開例
   4.「目標」と評価
   おわりに

第4章 「基礎学力」の探究
 第1節 福賀小学校の「読解力伸張の方法」
   はじめに
   1.認識体系
   2.指導法の探究
   3.個人差に応じた指導
   4.考える学習
   おわりに
 第2節 本郷中学校の「基礎学力の指導」
   はじめに
   1.基礎学力の構造
   2.国語科における「基礎学力」
   3.実態把握の方法と内容
   4.基礎学力の養成
   おわりに
 第3節 高等学校の「基礎学力の実態と対策」
   はじめに
   1.短絡的な発想
   2.要素的能力の処理
   3.「新教育」理念の崩壊
   4.実践の「反省」
   おわりに
 第4節 附属防府中学校国語科における「基礎学力」の探究
   はじめに
   1.「国語科における 基礎学力とその指導の一断面」
   2.「仕事学習」における「国語教育の徹底」
   3.「国語科における仕事(単元)学習の実際」
   4.「国語科『仕事学習』における問題把握の指導の実際」
   おわりに

第5章 「修正」営為
 第1節 教育研究会著『観察・参加・実習の手引き』
   はじめに
   1.「観察・参加・実習の手引き」の理念の受容と記述体系
   2.「修正教科カリキュラム」の立場
   3.国語科学習指導の理念
   4.「教案例」に見られる国語科学習指導の実際
   おわりに
 第2節 附属山口小学校の「生活カリキュラム」
   はじめに
   1.「コア・カリキュラムの立場」
   2.「本校生活カリキュラム構成の手続」
   3.「生活カリキュラム計画案」
   4.「単元展開の実践記録」
   おわりに
 第3節 附属山口小学校の「修正教科カリキュラム」
   はじめに
   1.「修正教科カリキュラム」の理論と方法
   2.「修正教科カリキュラム」構成の手続と展開
   3.「修正教科カリキュラム」における「国語科単元」の位置
   4.「修正教科カリキュラム」の反省と課題
   おわりに
 第4節 『光プラン』の推移
   はじめに
   1.本著の体系
   2.「生活課程生活科単元」の実際
   3.「研究課程各科教材単元発展一覧表」
   4.「国語科の実際指導上の諸注意」
   おわりに

第6章 「新教育」の去就
 第1節 尾崎家連氏の場合
   はじめに
   1.読解力・作文力の学習指導法
   2.研究課程の学習指導
   3.国語科「新教育」の反省
   4.『中学 作文の力』への発展
   おわりに
 第2節 小河正介氏主担『小・中学校 国語科 学習指導上の問題点とその指導』
   はじめに
   1.問題点解決の「かぎ」
   2.「基礎学力」観
   3.「基礎学力」の「抽出」例
   4.「基礎学力の養成」の「留意」点
   おわりに
 第3節 附属防府中学校の「自主的仕事学習」の推移
   はじめに
   1.「自主的仕事学習をめざして」
   2.「国語科における仕事(単元)学習の実際」
   3.「問題解決学習としての『仕事学習』(単元学習)における問題把握の指導」
   4.「国語科『仕事学習』における問題把握の指導の実際 特に文法の学習指導を中心として」
   おわりに
 第4節 附属防府中学校の「自主的仕事学習」の去就
   はじめに
   1.集団思考による学習指導
   2.国語科における「集団思考」の意義
   3.「集団思考」の「機会・方法・留意点」
   4.「集団思考」を中心とした詩の指導の実際
   おわりに

終章 「新教育」に学ぶ
 第1節 桜山小学校著『単元展開の資料と手引』
   はじめに
   1.単元設定の理由と目標
   2.「展開案」の構造
   3.「資料」の詳述
   4.「改善」「修正」の行方
   おわりに
 第2節 附属防府中学校の「自主的仕事学習」の変質
   はじめに
   1.「仕事学習」の概念と構造
   2.「仕事学習」の展開
   3.「仕事学習」の到達段階
   4.国語科における「仕事学習」
   おわりに
 第3節 全国諸「プラン」との比較
   はじめに
   1.軸としての『光プラン』
   2.奈良女高師附属小学校「学習研究会」の場合
   3.「山形女附小プラン」の場合
   4.長野師範女子部附属小学校「指導の実践記録」の場合
   5.千葉北条小学校「コア・カリキュラム」の場合
   6.「明石附属プラン」の学習構造
   おわりに
 第4節 「新教育」における「国語(科)単元学習」の評価
   はじめに
   1.教科と経験との狭間で
   2.「個性尊重」の実際
   3.「基礎学力」観
   4.「修正」営為
   おわりに

 初出誌一覧
 あとがき
 事項索引
 人名索引


          【資 料 編】

第1章 「新教育」の受容
 第1節 出発における課題
 第2節 実践の動向
 第3節 県下の営為
 第4節 「修正」への傾斜

第2章 「教科」か「経験」か
 第1節 『光プラン』の中の国語(科)教育
 第2節 『桜山プラン』の構造
 第3節 「阿武郡国語同人会」の営為
 第4節 手嶋倫典氏の「表現学習」指導

第3章 「個性尊重」の実際
 第1節 「生野教育」の「学習誘導案」
 第2節 高水小学校の「国語指導計画」
 第3節 小郡小学校の個性尊重の教育の実際
 第4節 もう1つの「光プラン」

第4章 「基礎学力」の探究
 第1節 福賀小学校の「読解力伸張の方法」
 第2節 本郷中学校の「基礎学力の指導」
 第3節 高等学校の「基礎学力の実態と対策」
 第4節 附属防府中学校国語科における「基礎学力」の探究

第5章 「修正」営為
 第1節 教育研究会著『観察・参加・実習の手引き』
 第2節 附属山口小学校の「生活カリキュラム」
 第3節 附属山口小学校の「修正教科カリキュラム」
 第4節 『光プラン』の推移

第6章 「新教育」の去就
 第1節 尾崎家連氏の場合
 第2節 小河正介氏主担『小・中学校 国語科 学習指導上の問題点とその指導』
 第3節 附属防府中学校の「自主的仕事学習」の推移
 第4節 附属防府中学校の「自主的仕事学習」の去就

終章 「新教育」に学ぶ
 第1節 桜山小学校著『単元展開の資料と手引』
 第2節 附属防府中学校の「自主的仕事学習」の変質
 第3節 全国諸「プラン」との比較
 第4節 「新教育」における「国語(科)単元学習」の評価

 関係資料年表


          【説 述 編】

 まえがき

序章 私は、何を求めつゞけているのか
 序節
   はじめに
   1.学力観の集団吟味を
   2.学習(指導)目標の確認を
   3.発問体系の確立を
   4.「平等」から「対等」へ
 第1節 ことばにとって、「沈黙」とは、何か
   はじめに
   1.ことばには、4つの機能がある
   2.「沈黙」は、生きて働いている
   3.「沈黙」に極めて近いことばを、「きく」
   4.「沈黙」を、共有する
   おわりに
 第2節 価値ある主題(学習指導目標)で、単元を統合する
   はじめに
   1.「ことば」にもぐりこんで、落ちる
   2.ことばが学習(教)材となるとき
   3.「価値」において、学習(教)材を透視する
   4.主題文を、創る
   おわりに
 第3節 1つことばを「価値」において捉え、語彙を豊かにする
   はじめに
   1.私たちは、何を「きい」ているのか
   2.ことばを「きく」
   3.「きゝ」合う
   4.1つことばの「価値」に「きく」
   おわりに
 第4節 「きく」からこそ、問える
   はじめに
   1.「たまらなさ」の持続
   2.発問体系への拠点
   3.問いを重ねる
   4.確かで豊かな発問の生成へ
   おわりに
 結語

第1章 「新教育」は、どのように出発したのか
 第1節 何が、問い直されようとしたのか
   はじめに
   1.ある学習指導の場面から
   2.4つの課題
   3.今日への教訓
   4.私の実践例
   おわりに
 第2節 「カリキュラム」の創造には、どのような問題があったのか
   はじめに
   1.「またぐ」から「あるく」へ
   2.「生活綜合」と「基礎学力」
   3.今日の「学力重視」論
   4.「生きる力」とは、何か
   おわりに
 第3節 「児童生徒の側に立つ」
   はじめに
   1.「相互依存の社会性」
   2.個性と社会性
   3.知の一極集中
   4.「児童生徒の側に立つ」
   おわりに
 第4節 「問題解決学習」は、どのような壁にぶつかったのか
   はじめに
   1.何が「問題」なのか
   2.「個性化、個別化」との落差
   3.「総合的な学習の時間」のために
   4.私の確認
   おわりに
 結語

第2章 「経験」は、なぜ「教科」と対立したのか
 第1節 「経験の組織化」か、「組織の経験化」か
   はじめに
   1.表現への昇華
   2.「生活課程」と「研究課程」
   3.「総合」を求めて
   4.「価値」ある指導目標を
   おわりに
 第2節 国語(科)教育の独自性は、どこにあったのか
   はじめに
   1.ことば「道具」観
   2.「中心」にとっての「周域」
   3.「生きる力」への展望
   4.学習指導目標と焦点のことば
   おわりに
 第3節 「国語単元学習」は、どのように展開されたのか
   はじめに
   1.非連続の連続
   2.教科書を生かす
   3.学習(教)材開発自在
   4.主題単元の展開
   おわりに
 第4節 「表現学習」は、手段か目的か
   はじめに
   1.手持ちの観念
   2.「まとまりの急所をつく」
   3.随所に「緊張関係」を
   4.さゝやかな存在の中に
   おわりに
 結語

第3章 「個性」は、どのように尊重されようとしたのか
 第1節 「個性」を「誘導」する
   はじめに
   1.「理解」することと「納得」することと
   2.「経験の伸張と拡充」
   3.「個性」の2極化
   4.違いを生かす
   おわりに
 第2節 「機能的主題」を、設定する
   はじめに
   1.「心の奥深くに」
   2.「言語要素」を考慮する
   3.統合力としての「価値」ある「主題」
   4.主題単元学習と「個性」
   おわりに
 第3節 創作活動に、「個性」をきく
   はじめに
   1.学習者の「内的経験」を知る
   2.「表現」多彩
   3.揺さぶり合う
   4.多彩な「創作活動」
   おわりに
 第4節 「個性」を「評価」する
   はじめに
   1.「連発」されることば
   2.「評価」の方法
   3.「評定」との峻別
   4.1歩先を
   おわりに
 結語

第4章 「学力低下」の批判に、どう対応したのか
 第1節 「基礎学力」とは、何か
   はじめに
   1.「根」っこにある力
   2.「批判」の矛先
   3.「国語」学力の構造
   4.「基本」に生きる「基礎」
   おわりに
 第2節 「基礎学力」は、どのように養成されたか
   はじめに
   1.異質の「楽しさ」
   2.「能力別学習指導」への傾斜
   3.「能力」の多様性
   4.「価値」としての拠点
   おわりに
 第3節 「ドリル」に、なぜ傾斜したのか
   はじめに
   1.絶えず始まる
   2.「用具」としての「練習」
   3.開かれた「練習」
   4.「ドリル」を生かす
   おわりに
 第4節 力が、なぜつかないのか
   はじめに
   1.「意味が意味にならない世界」
   2.「新しい人間像」
   3.「全国学力テスト」案
   4.「目標」としての学力
   おわりに
 結語

第5章 「修正」に追い込まれたのは、なぜか
 第1節 どこが、「修正」されねばならなかったのか
   はじめに
   1.「コア・カリキュラム」の実際
   2.「修正」の構造
   3.問題意識の組織化力
   4.「組織化力」を求めて
   おわりに
 第2節 「生活カリキュラム」を、創造する
   はじめに
   1.「課題」と「実践」と
   2.「内容」と「方法」と
   3.「実践目標」への視点
   4.「実態」からの「目標」創造
   おわりに
 第3節 「綜合的学習」か「教科的学習」か
   はじめに
   1.「手づくりの授業」
   2.無理のない「教科の統合」
   3.「総合的な学習の時間」
   4.「動的把握」の「総合」
 第4節 「用具的使命」か、「文化価値追求の使命」か
   はじめに
   1.事実、歴史的事実・個性、愛情
   2.「国語教育本来の姿」
   3.「ゆとり」と「学力向上」と
   4.「ことばを通す」
   おわりに
 結語

第6章 「新教育」は、どのように変質していったのか
 第1節 「実践」が、理念を突き動かした
   はじめに
   1.「言葉のひとり歩き」
   2.「教育的交渉」
   3.実践側の力量
   4.実践の拠点
   おわりに
 第2節 「評価」は、どう揺れ動いたのか
   はじめに
   1.「理解」の彼方に
   2.「評価」の理念と方法
   3.存在と可能性
   4.心・ことば・関係・行方
   おわりに
 第3節 「自主的仕事学習」は、何を求めたのか
   はじめに
   1.「事実」と「問題」
   2.「問題解決」とその「展開」
   3.「体験的な学習」、「問題解決的な学習」
   4.国語科における「問題解決的な学習」
   おわりに
 第4節 「集団思考」は、どのように求められたか
   はじめに
   1.「もっとたくさんのことを」
   2.「集団思考力養成の立場」
   3.「思考していく型と流れ」
   4.「論述」への「集団思考」
   おわりに
 結語

終章 「新教育」は、捨て石だったのか
 第1節 壁は、どこにあったのか
   はじめに
   1.「雪崩のとき」
   2.「僅かばかりの新しい建設」
   3.「言語」・「総合」・「集団」
   4.「読み取る」と「察する」と
   おわりに
 第2節 「統合」の精神は、なぜ貫かれなかったのか
   はじめに
   1.「私の受けた国語教育」
   2.「思想がない」
   3.「機能的作文」指導
   4.1語を通して
   おわりに
 第3節 「分化」の弊に、「綜合」の糸口をつかむ
   はじめに
   1.2つの「分化」
   2.「分岐的全体者」
   3.「留保の言葉」
   4.「学校生活三分割案」
   おわりに
 第4節 内発的な探究の精神に、学ぶ
   はじめに
   1.「感化」と「模倣」との区別
   2.内発的な学習指導の場
   3.「専門知とは違う切り口」
   4.私の実践
   おわりに
 結語
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シュプランガー教育学の研究 ―継承・発展過程と本質理論をたずねて―

著者
山崎英則 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
450 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2005年10月11日 
ISBN
ISBN978-4-87440-885-8/ISBN4-87440-885-0 
Cコード
C3037 
ジャンル
哲学・宗教 教育〈教育学〉
 
内容
わが国の教育に影響を与えたシュプランガーの思想を、教育学はもとより宗教論、安心立命論、人間教育論など幅広い視点から分析。シュプランガー思想の全体像を究明する。
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【品切】
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カント倫理学の研究 ―義務論体系としての『道徳形而上学』の再解釈―

著者
松井富美男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
312 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
2005年9月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-893-3/ISBN4-87440-893-1 
Cコード
C3012 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
「私は何をなすべきか」という実践哲学の問題を道徳分野と法分野から論究するとともに、義務の報酬という観点から権利と幸福を取り上げ、カント義務論の全容を明らかにする。
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【品切】
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序 説
 第1節 先行研究――形式主義と実質をめぐる解釈――
 第2節 「道徳の形而上学」の構想
 第3節 本研究の目的


   第1部 批判的倫理学の立場

 序
第1章 形式主義の方法
 第1節 善意志
 第2節 実践的原則
 第3節 形式と実績
 第4節 形式主義の拡張
第2章 定言命法と仮言命法
 第1節 区別の規準
 第2節 アプリオリな総合的命題
 第3節 批判的検討
 第4節 概念の変容
第3章 自律の構造
 第1節 客観的目的
 第2節 目的自体の原理
 第3節 道徳的経験
 第4節 人間性の二面性
第4章 世界の合目的性――道徳的目的論への準備――
 第1節 自然の体系的統一
 第2節 反省的判断力
 第3節 自然の合目的性
 第4節 歴史の合目的性


   第2部 法と倫理の世界

 序
第1章 法の義務
 第1節 法の原理
 第2節 外的自由
 第3節 正義の区分
 第4節 規範的正義
 第5節 法則的正義
 第6節 国家と権力
 第7節 刑罰の正義
第2章 帰責の根拠――超越論的自由の解釈――
 第1節 責任の本質
 第2節 超越論的自由
 第3節 経験的性格と叡智的性格
 第4節 ショーペンハウアーの解釈
 第5節 行為主体
 第6節 道義的責任
第3章 徳の義務
 第1節 義務の区分
 第2節 徳論の原理
 第3節 自己の完全性
 第4節 他人の幸福
 第5節 他人の存在
 第6節 傾向性からみた徳


   第3部 幸福実現への道

 序
第1章 幸福追求の権利
 第1節 「権利」の概念
 第2節 権利の諸相
 第3節 法的占有と物権
 第4節 債権の根拠
 第5節 人間性の権利
第2章 世俗的幸福の獲得
 第1節 実践理性と幸福
 第2節 幸福に値すること
 第3節 ガルヴェ批判
 第4節 倫理的義務の報償
 第5節 幸福の相互保証
第3章 最高善における幸福
 第1節 正義の神
 第2節 最高善の構想
 第3節 「要請」の意味
 第4節 理念の客観的実在性
 第5節 神と幸福

結 語

付 論 カントと生命倫理
 序
 第1節 問題の所在
 第2節 構成的モデルとしての権利
 第3節 「相互性」の変容
 第4節 カント義務論の地平
 第5節 人間中心主義の自明性


参考文献
あとがき
索  引
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ヒッタイト語における指示詞の研究 ―指示詞体系におけるa-の統語論的記述を中心として―

著者
松川陽平 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
224 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2005年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-895-7/ISBN4-87440-895-8 
Cコード
C3087 
ジャンル
言語学〈英語・その他〉
 
内容
ヒッタイト語の指示詞a-を全ヒッタイトテキストから歴史的、共時的に記述・機能分析し、apa-、ka-との間の統語論的相関関係を明らかにする。
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序 論
第1章 ヒッタイト語、指示詞および研究目的
 1.1 ヒッタイト語
 1.2 ヒッタイト語の研究史
 1.3 直示・指示詞・照応形の概念
 1.4 直示の概念
 1.5 指示詞の機能
 1.6 照応形の機能
 1.7 指示詞と定冠詞の類似点・相違点
 1.8 直示的無漂指示詞
 1.9 インド・ヨーロッパ語の指示詞
 1.10 ヒッタイト語の指示詞
 1.11 a-の先行研究と機能
 1.12 先行研究の問題点と論文の目的
 1.13 方法論・資料体・用語の定義

本 論
第2章 a-のテキスト内照応と外界照応に関する歴史的・共時的記述
 2.1 a-の歴史的出現分布に関する先行研究と検討
 2.2 a-の歴史的出現分布
 2.3 a-の指示形容詞用法と指示代名詞用法
 2.4 a-の共時的分析:テキスト内照応と外界照応
 2.5 a-の外界照応用法
 2.6 a-の外界照応と限定表現の特徴
 2.7 a-、apa-、ka-と関係節限定、同格節限定
 2.8 テキスト内照応と外界照応における先行詞とa-との結束性

第3章 a-、ka-、apa-の外界照応における直示性について
 3.1 apa-、ka-の外界照応における直示機能
 3.2 外界照応・テキスト内照応におけるa-、apa-、ka-と直示述語
 3.3 時間の直示性に関するa-、apa-、ka-の相関関係
 3.4 人称の直示性に関するa-、apa-、ka-の相関関係

第4章 インド・ヨーロッパ語の指示詞体系とヒッタイト語の指示詞体系の相関関係と問題点
 4.1 インド・ヨーロッパ語、ラテン語、ヒッタイト語の指示詞体系
 4.2 ラテン語とヒッタイト語の指示詞体系の相関関係
 4.3 まとめ

結 論

ヒッタイト語の指示詞a-の統語論的機能

 補遺1――a-の語源、定冠詞形成過程と音韻論・形態論における問題点
 補遺2――ヒッタイト語の指示詞とシュメール語、アッカド語の指示詞との対応関係と問題点

参考文献
あとがき
索  引
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中世ヨーロッパにおける排除と寛容 

共著
原野 昇・水田英実・山代宏道・中尾佳行・地村彰之・四反田 想 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
184 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2005年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-892-6/ISBN4-87440-892-3 
Cコード
C3022 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/欧米 文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
中世キリスト教における排除と寛容/中世イングランドにおける…/フランス中世文学にみる…/中世ドイツ文学における…/クリセイデ像の変容にみる…/チョーサーの作品における写本とテクスト
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【品切】
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 まえがき

中世キリスト教における排除と寛容
 ―対異教徒・対ユダヤ教徒・対異端者―…(水田英実)
中世イングラントにおける排除と寛容
 ―教会改革運動とノリッジ―…(山代宏道)
フランス中世文学にみる排除と寛容
 ―『ポンチュー伯の息女』再読―…(原野 昇)
中世ドイツ文学における排除と寛容
 ―ヴァルターとヴォルフラムの場合―…(四反田 想)
クリセイデ像の変容にみる排除と寛容…(中尾佳行)
チョーサーの作品における写本とテクスト
 ―テクストに対する排除と寛容―…(地村彰之)

 あとがき
 Contents
 著者紹介
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広島県議の半世紀 

共著
大山広司・大平泰記 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
206 
定価
1,045円 (本体950円 )
発行日
2005年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-891-9/ISBN4-87440-891-5 
Cコード
C0031 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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【品切】
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確かな国語力を育てる国語科授業の探究 

著者
山本名嘉子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
202 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2005年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-883-4/ISBN4-87440-883-4 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
一人一人に確かな国語力を身につけさせるために教育者としてどのように取り組めばよいか、様々な研究・実践成果から考察。授業の有り方、学校の教育改革まで広く提案する。
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まえがき

第一章 確かな国語力を育てる国語科授業の課題
 1 確かな国語力を育てるために
  (1)育てるべき学力を明確に
  (2)国語力を育てる指導計画の作成と評価
 2 主体的な国語の学習を育てるために
  (1)子どもの側に立って授業を発想する―子どもをとらえる視点
  (2)言語活動の必然の場に立たせる
 3 確かな国語力の定着を図る単元の構成と展開
  (1)単元検討の視点
  (2)国語力の定着を図る単元の構成
  (3)個に対応する手だての具体化
  (4)一時間の授業の充実のために
 4 豊かなことば学びの場を―家庭・地域を結んで
  (1)生きたことば学びの場としての総合的学習
  (2)生きた伝え合いの場―ゲストティーチャーの活用
  (3)豊かな読書を育てる
 5 授業力を高める授業研究のすすめ

第二章 主体的に学ぶ子どもを育てる国語科の授業を創る
 1 主体的に学ぶ国語科の授業をつくるために
 2 主体的に学ぶ子どもを育てる国語科単元学習の実践―福山市立山野小学校―
  (1)教師を変えた子どものことば
  (2)子どもが主体的に学ぶ授業づくりの基本
  (3)国語科単元学習の実践へ
 3 多様な読み方を学ばせて主体的な学びを育てる実践―安芸高田市立船佐小学校―
  (1)多様な読み方を取り入れた単元構成の工夫
  (2)「読むこと」、「書くこと」、「話すこと・聞くこと」を関連させた授業の実際

第三章 個に応じ、個を生かして確かな国語力を育てる授業実践
 1 小学校における個に応じた指導の基本的な考え
 2 個に応じる指導の目的
 3 個をとらえる視点
 4 個に応じる方法
 5 個に応じる多様な授業形態
 6 個に応じる指導の配慮点
 7 興味・関心と習熟度に応じた指導によって書く力を伸ばした授業の実際―廿日市市立平良小学校―
   1単元構成と個に応じる取り組み/2ステップアップ短作文指導計画(5年)/3単元「いろいろな方法で調べて伝えよう」の授業計画と展開/4授業結果について
 8 平良小学校の実践に学んで

第四章 評価を生かして基礎・基本の国語力を育てる授業実践
 1 評価の目的を明確にして授業に生かす
 2 評価を生かして授業を変える実践研究の実際―東広島市立寺西小学校―
  (1)授業を変える評価についての構想
  (2)診断的評価を生かした授業の事例―単元「教えてあげるたからもの」2年―
  (3)形成的評価を座席表に記入して授業に生かす―単元「ヤドカリとイソギンチャク」4年―
  (4)自己評価を育てる
  (5)自己評価を生かして課題別学習を―単元「イースター島にはなぜ森林がないか」6年―
  (6)第6学年の授業研究のまとめ(『平成16年度研究紀要』から)

第五章 確かな国語力を育てる単元の計画
 1 確かな国語力を育てる授業の視点
 2 国語科の単元を創る
  (1)単元づくりの基本構想を持つ
  (2)単元の構想を確かめる
  (3)単元の全体計画を作成する
  (4)言語活動を具体化する
 3 授業の目的を明確にした学習指導計画案を作成する
  (1)実践課題の明確化を図った学習指導計画案
  (2)研究主題についての取り組みの具体化を図った学習指導計画案
 4 単元の展開計画を作成する

第六章 確かなことば学びの場を創る
 1 生き生きとしたことばによる伝え合いの場に
 2 意欲を高める言語活動を組織する
 3 教えることを大切に―指導者の意識と言語技術の指導―
 4 伝え合い・学び合いの技術の指導
 5 学習過程における一人一人の学びの支援

第七章 学校を変える 教師を変える 授業研究の取り組み
 1 教師の意識を変える授業研究
 2 廿日市市立宮園小学校の授業研究
  (1)三年単元「もしもの国へ行ってみよう―ぼくもわたしも小説家『世界でたった一つの本』を作ろう」
  (2)参観した教師から子どもたちへ
  (3)この授業までの授業者の取り組み
  (4)授業後の授業についての話し合い
  (5)授業研究の態勢づくり
  (6)取り組みの成果
  (7)共に学び合うための学校づくり―校長のリーダーシップ―
  (8)宮園小学校の授業研究について
 3 尾道市立久保小学校の授業研究
  (1)授業観の見直し、授業研究の意識を耕す
  (2)目指す授業作りのための具体的な取り組み
  (3)授業の評価を取り入れ、授業研究の質を高める
  (4)授業研究の実際
 4 授業研究の課題
  (1)改めて授業研究の意義を
  (2)授業研究の目的を明確にして
  (3)授業研究を主体的に
  (4)授業後の話し合いを充実させる手だてを
  (5)授業についてのまとめの重要性

まほろば講話 二十一世紀を生きる力―コミュニケーション能力を高めよう

あとがき
戻る

小学校対象 初等国語科教育実践の探究 

著者
岡山末男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
552 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2005年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-890-2/ISBN4-87440-890-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
「子どもたちのことばを育てる教育」に一貫して取り組んできた著者の33年間の実践・研究の成果を集成。言語能力の育成、読むことの学習指導、詩の学習指導、ほか。
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まえがき

1 言語能力の育成
 1 話しことばが育つ学級
 2 授業のイメージ
 3 価格破壊―ある出来事―
 4 子どもと楽しい国語教室を―大橋冨貴子先生のことばから―
 5 新年の目標―話すこと で―
 6 印象に残った授業―アンケートから―
 7 あるがままの自分でいい―話すこと―
 8 個性・能力に応じた教育を
 9 大切なのは先生の熱意
 10 思い出の学校―へき地・複式学級―
 11 ことばのキャッチボール
 12 「総合的な学習」に生きる言語能力―木を見て森を見ず―
 13 教材研究と指導計画―分科会指導助言―
 14 「話すこと・聞くこと」の指導―指導助言―
 15 「教材研究」部会の指導助言―野地先生とともに―
 16 書くことの学習指導―子どもは元来、表現好きだ―
 17 作文教育のあり方―分科会指導助言―
 18 十分間の効果的な活用法
 19 「愛の精神」を残して
 20 生きる道しるべ
 21 子どもの心に届くことば
 22 発問について考える
 23 先生の通信簿―子どもたちの評価―
 24 心を結ぶことば
 25 ことばを育てる教師
 26 心のつながり
 27 心を耕すことばを
 28 (講演)子どもの意欲を育てる

2 読むことの学習指導
 1 理解学習の効果的な方法
 2 読むことの学習指導―意欲的に取り組む学習課題―
 3 子どもが生きる授業をめざして―「太郎こおろぎ」「つり橋わたれ」「手ぶくろを買いに」―
 4 豊かな読みを育てる文学の指導―「一つの花」の実践―
 5 問い続ける子どもを育てる―「ヒロシマのうた」(六下)の実践から―

3 詩の学習指導
 1 席についた直樹くん―詩の学習について―
 2 詩を味わう
 3 詩の学習指導を通して―「ことばに目を向け、確かに学習していく子」―
 4 詩の指導について
 5 子どもの詩の指導―分科会指導助言―
 6 詩の実践から学ぶ―分科会指導助言―
 7 選択を取り入れた詩の授業
 8 想像力を育てる詩の授業
 9 鑑賞から詩作へつなぐ授業

4 学級便り
 1 学級便り―三年B組 一九八六年四月(1)―
 2 学級便り―三年B組 一九八六年四月(2)―
 3 学級便り―三年B組 一九八六年五月―
 4 学級便り―三年B組 一九八六年六月(1)―
 5 学級便り―三年B組 一九八六年六月(2)―
 6 学級便り―三年B組 一九八六年九月―
 7 学級便り―三年B組 一九八六年十月―
 8 学級便り―三年B組 一九八六年十一月―

5 週報 ふくしま その一
 1 週報 ふくしま(平成九年度)
 2 週報 ふくしま(平成十年度)

6 週報 ふくしま その二
 1 後ろ姿で子は育つ
 2 食の楽しさ、難しさ
 3 基礎基本の徹底
 4 楽しみのある学級
 5 具体的な言葉かけ
 6 弾むコミュニケーション
 7 読む楽しみ
 8 教師の言葉で子どもは育つ

7 研修体験
 1 企業研修は教育に通ずる―企業研修体験―
 2 野ぎくの会のこと―確かなことばの力を育てるために―
 3 文献紹介―『国語科教育・授業の探究』に学ぶ
 4 研修アンケートから学ぶ
 5 ヨーロッパ研修

8 大学生は書くことが嫌い?―「初等国語科教育法」から―
 1 平成十二(二〇〇〇)年度 初等国語科教育法B―受講者アンケート集計―
 2 平成十三(二〇〇一)年度 初等国語科教育法―小学校国語科の思い出―

9 研修講座挨拶
 1 平成十二(二〇〇〇)年度 小学校国語教育研修講座
 2 平成十三(二〇〇一)年度 小学校国語教育研修講座
 3 平成十三(二〇〇一)年度 中学校国語教育研修講座
 4 平成十三(二〇〇一)年度 高等学校国語教育研修講座
 5 平成十一(一九九九)年度 中学校・高等学校英語教育研修講座
 6 平成十一(一九九九)年度 高等学校英語教育研修講座
 7 平成十二(二〇〇〇)年度 教職経験者研修

あとがき
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国語教育個体史研究の考察 

著者
小西寿津実 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
672 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2005年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-854-4/ISBN4-87440-854-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
野地潤家博士の個体史研究の理論を芦田恵之助氏、大村はま氏らの実践とあわせて考察し、「国語教育個体史」の考え方の生成・発展・展開をとらえ、「個体史」の解明を試みる。
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まえがき

 序 章 研究の目的と方法
  第一節 研究の目的
  第二節 研究の方法


第一部 国語教育個体史研究の理論と主張

 第一章 国語教育個体史研究とは何か
  第一節 国語教育個体史の定義
   1国語教育個体史とは何か
   2国語教育実践史
   3国語教育生活史
   4国語教育者成長史
   5国語学習個体史
  第二節 国語教育個体史記述の意義
  第三節 国語教育個体史の記述方法
   1国語教育実践史の記述方法
   2国語教育生活史の記述方法
   3国語教育者成長史の記述方法
   4ことば自覚の問題―国語教育者成長史の具体例―
  第四節 国語教育個体史研究の意義
   1国語教育の時間的構造の問題
   2国語教育実践の基本問題
   3国語教育個体史記述の困難と問題点
   4国語教育個体史の研究方法
   5国語教育個体史の先行研究

 第二章 個体史の先行実践としての自分史
  第一節 自分史とは何か
   1自分史の理念と実際
   2自分史の意義
   3自分史の限界と動機
  第二節 「自分史」と「個体史」とのちがい
   1足立倫行氏の考える自分史
   2色川大吉氏の考える自分史

 
第二部 国語教育個体史的方法(研究)の生成と深化

 第一章 「個体史」思想の発生―芦田恵之助の随意選題との関わり―

 第二章 個体史的方法の展開・発展―大村はまの言語生活指導・学習記録―
  第一節 芦田国語教育の展開としての大村はま実践
   1大村はま「国語筆記帖に就いて」の考察
   2小阪安都子さんの「国語筆記帖」の考察
   3大村はま実践の歩みの略史
   4大村はまの実践の意義
   5大村はま単元学習の生成
   6大村はま「国語教育実践史」一部 やさしいことばで
   7大村はま「国語教育実践史」二部 クラーク先生
   8大村はま「国語教育実践史」三部 古典に親しむ 読書の技術
   9大村はま「国語教育実践史」四部 研究発表 実用的な手紙の書き方
   10大村はま「国語教育個体史」
   11大村はまの言語生活

 第三章 「個体史」学の成立―野地潤家博士の国語教育学―
  第一節 特別授業 作品を読む
  第二節 国語教育実習個体史
  第三節 国語教育個体史 実践編
   1赴任まで―野地潤家博士とわたくしの共通点―
   2新任の辞―同じ思い―
   3言葉の扉―このように生きたい―
   4「春夫の詩」

 結 章 研究のまとめと今後の課題
  第一節 研究のまとめ
  第二節 今後の課題

あとがき

引用・参考文献・参考資料
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VOCABULAIRE DE L'ANCIEN FRANCAIS 

著者
原野 昇 
シリーズ
 
助成
05年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
192 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2005年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-888-9/ISBN4-87440-888-5 
Cコード
C3085 
ジャンル
文学・語学/欧米〈語学〉
 
内容
Actes du Colloque de Hiroshima du 26 au 27 mars 2004 a l’Universite de Hiroshima./≪Et Gieffroy le suit l’espee traicte≫--constructions predicatives adjointes avec participe parfait en francais medieval/Sur le mot plait//Sur le mot croerre/etc.(仏文)
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Michel ZINK
Denaturer

≪Et Gieffroy le suit l’espee traicte≫:constructions predicatives adjointes avec participe parfait en francais medieval [YI Yeong-Houn]

Le verbe≪veoir≫chez Robert de Boron ―le temoignage oculaire et la creation liturgique du roman― [YOKOYAMA Ayumi]

La voix evoquant Dieu:≪Dieu, le fils Marie≫ ―Une etude informatique des textes medievaux― [TAKIGUCHI Hideto]

Sur le mot plait [SUZUKI Satoru]

Li vus que Nicodemus fist:saint Vout et saint Genet [SETO Naohiko]

La Somme des offices de Jean Beleth:notes lexicographiques [MATSUMURA Takeshi]

Sur le choix du manuscrit de base―le cas du Lai de l'Oiselet― [MATSUBARA Hideichi]

Remarques surl’expression ≪Tant conme hante li dura≫ [FUKUMOTO Naoyuki]

Sur le mot croerre [HARANO Noboru]

Programme du Colloque de Hiroshima
Liste des auteurs
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小学校対象 初等国語科授業を求めつづけて ―創出、試行、考究―

著者
安宗和子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
448 
定価
6,380円 (本体5,800円 )
発行日
2005年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-887-2/ISBN4-87440-887-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
「ごんぎつね」「スーホの白い馬」などの文学教材での学習や、書く喜びを引き出す作文指導など授業の実践記録と考究、ならびに創作作品、随想、紀行文、講義感想なども収める。
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冬のあさがお 

著者
中西柚香 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
276 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2005年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-884-1/ISBN4-87440-884-2 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
大切な人と過ごしたわずかな時間。けなげなあさがおの姿に辛さも悲しみも、自己の生き方さえも見出していく、深い愛を綴る小説集。
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さくらもち
寄せかえせ波さすらわず
蓑の下の小さな田
冬のあさがお
ハナミズキの咲いた日
残影
赤トンボ
天国の空を見た日
増穂の小貝
山の向こう
街角の木立の中に
 「冬のあさがお」に寄せて……石川耕三
 あとがき
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わたしのヒロシマ俳句2 

著者
重本泰彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6変形 
ページ
114 
定価
942円 (本体857円 )
発行日
2005年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-886-5/ISBN4-87440-886-9 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
ロンドン大学での講演を含む全和英併記の俳句集。原爆ドームと原爆樹を中心に綴る。
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たのしいお手玉 

共著
森下恵子・山下美佐子・橋本恵子 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
80 
定価
1,430円 (本体1,300円 )
発行日
2005年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-882-7/ISBN4-87440-882-6 
Cコード
C0076 
ジャンル
一般書/実用・趣味
 
内容
お手玉の由来から作り方、遊び方の基本と応用、さらに感覚と運動の協応心理からみた全身運動としてのお手玉遊びを論理的、科学的に考究するまでに及ぶ、お手玉遊びの入門書。
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  はじめに

お手玉遊びの由来

お手玉を作りましょう
 1 おてだまの材料
 2 お手玉の形状と作り方
  1)巴型お手玉の作り方(座ぶとん型)
  2)俵型お手玉の作り方
  3)かます型お手玉の作り方
  4)枕型のお手玉の作り方
  5)丸いお手玉の作り方(サッカーボール)
  6)ネットのお手玉の作り方

お手玉であそぼ
 1 幼児編 みんなで仲良く
 2 児童編 リズムにあわせて
 3 一般編 お手玉しましょ
  1)ウォーミングアップ
  2)ゆり(繰り)技のいろいろ
  3)ゆり技からボール操作への応用
  4)寄せ玉遊び(取り技・拾い技)
  5)簡単なお手玉演舞

お手玉を考える
 1 お手玉運動から得られるもの
 2 お手玉操作の能力と調整力
 3 お手玉運動と科学

  参考文献
  おわりに
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「東アジア」の時代性 

編著
貴志俊彦・荒野泰典・小風秀雅 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
244 
定価
2,079円 (本体1,890円 )
発行日
2005年6月13日 
ISBN
ISBN978-4-87440-878-0/ISBN4-87440-878-8 
Cコード
C1021 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア 政治・経済・法律
 
内容
時代によって異にしてきた「東アジア」認識を、歴史・民族・経済・文学と多角的に分析、多くの課題を抱えながらも将来にむけて共生の可能性をさぐる論考23編。
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【品切】
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序【貴志俊彦・荒野泰典・小風秀雅】


     第1部 「東アジア」の時代性

近世日本における「東アジア」の「発見」【荒野泰典】
   はじめに――「東アジア」という概念をめぐって――
 一 「亜細亜」と「東洋」――加藤祐三氏の整理から――
 二 「東アジア」の発見――地球的世界との出会いと日本人のアイデンティティ――
 三 近代における「東アジア」の登場――アイデンティティから「生命線」へ――

近代朝鮮と東アジア認識【金 鳳珍】
   はじめに
 一 連帯意識の芽生えと漂流
 二 東アジア連帯意識・論の新たな潮流
 三 日本の朝鮮保護国化への抵抗言説としての連帯論の漂流と失踪
   おわりに――連帯意識・論の失踪の意味

「東亜新秩序」構想の変容と抵抗【貴志俊彦】
   はじめに
 一 「東亜新秩序」構想をめぐる国内外の反響
 二 「東亜新秩序」の拡大と変質
   おわりに


     第2部 「東アジア」の相対化

琉球の自己認識【豊見山和行】

アイヌモシリ・蝦夷地と東アジア【及川将基】
 一 蝦夷地と東アジア
 二 アイヌモシリと東アジア

『民俗台湾』と大東亜共栄圏【三尾裕子】
   はじめに
 一 『民俗台湾』の概要
 二 台湾の民俗から大東亜の民俗へ
 三 「大東亜民俗学」の基礎としての「民俗台湾」というレトリック
   おわりに

「南洋」と「東洋」【弘末雅士】

「西アジア」の地域とアイデンティティ【羽田 正】


     第3部 「東アジア」論の位相と射程

〈 歴史学の立場から 〉
古代の「東アジア」という場【深津行徳】
   プロローグ
 一 「治天下大王」――倭の場合――
 二 「太聖王」――高句麗の場合――
 三 「寐錦」と「麻立干」――新羅の場合――
 四 「大干」と「大王」――伽耶の場合――
 五 古代「東アジア」における大王号
   エピローグ

册封体制と不平等条約体制【小風秀雅】
   はじめに
 一 地域システムとしての不平等条約体制
 二 不平等条約体制について
 三 册封体制の崩壊と「東洋」アイデンティティ
 四 二十世紀への展望

歴史の変奏としての東アジアの現在【本野英一】

〈 文学の立場から 〉
東アジアという視座【小峯和明】
   はじめに
 一 「東アジア」という呼称
 二 「漢字文化圏」から――政治論と文化論、近代論と前近代論の交差

歴史のトポスと文学のトポス【石ざき 等】
 一 夏目漱石の『門』
 二 太宰治の『地球図』
 三 いくつかの質問
 四 湯浅克衛『カンナニ』


収録図版一覧
あとがき【貴志俊彦・荒野泰典・小風秀雅】
執筆者一覧
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サンフランシスコ平和条約の盲点 ―アジア太平洋地域の冷戦と「戦後未解決の諸問題」―

著者
原 貴美恵 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
320 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2005年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-873-5/ISBN4-87440-873-7 
Cコード
C3031 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア 政治・経済・法律
 
内容
北方領土、竹島、尖閣列島等の主権帰属や海峡問題などが、なぜ未解決なのか。サンフランシスコ平和条約で未処理におかれた経緯を詳細に検討、その体制の現代的意味と日本の未来を考察。
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はじめに

序 章 アジア太平洋地域の「冷戦」再考

    アジア太平洋地域における「冷戦の終焉」?/アジア太平洋における冷戦の出現と展開-ヤルタ構想からサンフランシスコ体制へ/欧米における「冷戦の終焉」とアジア太平洋の「デタント」?/サンフランシスコ平和条約と地域紛争

第一章 「朝鮮」処理―朝鮮半島問題と竹島

 ヤルタ構想からサンフランシスコ体制へ
    戦時国際合意/ヤルタ構想/ポツダム/一般命令第一号/モスクワ外相会議/二つの朝鮮政府設立/朝鮮戦争
 「未解決の諸問題」へ―対日平和条約における「朝鮮」と竹島(独島)処理
    米国による対日領土処理初期検討/平和条約初期草案/条約の起草再開とシーボルド意見書/ダレスと平和条約草案/英国草案/英米共同草案/朝鮮の地位/大韓民国政府による草案修正要請/サンフランシスコ講和会議/「李ライン」宣言
 サンフランシスコ講和後
    朝鮮の地位/竹島―資源開発、国際法、問題の複雑性
 総括

第二章 「台湾」処理―台湾海峡問題

 ヤルタ構想からサンフランシスコ体制へ
    戦時国際合意/ヤルタ構想/二つの中国/「非介入」から「封じ込め」へ/英国の中国政策
 「未解決の諸問題」へ―対日平和条約における「台湾」処理
    米国による初期検討/平和条約初期草案/条約の起草再開とシーボルド意見書/ダレスと平和条約草案/英国草案/米英共同草案/サンフランシスコ講和会議
 サンフランシスコ講和後
    台湾の地位/尖閣列島問題
 総括

第三章 「千島」処理―北方領土問題

    二国間国境線画定の歴史的変遷
 ヤルタ構想からサンフランシスコ体制へ
    ヤルタ構想―強調と代償/ポツダム/一般命令第一号―占領を巡る駆け引き/降伏文書/モスクワ外相会談/サンフランシスコ平和条約
 「未解決の諸問題」へ―対日平和条約における「千島列島」処理
    日本の講和準備/米国による初期検討/千島列島とミクロネシアの信託統治/平和条約初期草案/条約の起草再開とシーボルド意見書/ダレスと平和条約草案/英国草案/米英共同草案/サンフランシスコ講和会議
 サンフランシスコ講和後
 総括

第四章 ミクロネシア処理―「アメリカの湖」へ

 ヤルタ構想からサンフランシスコ体制へ―冷戦とミクロネシア
    ヤルタ構想―国連信託統治/サンフランシスコ体制の中のミクロネシア―戦略的信託統治
 「未解決の諸問題」へ―対日平和条約におけるミクロネシア処理
    米国による初期検討―ヤルタ構想の舞台裏/国連発足の舞台裏で/「アメリカの湖」へ―関係国の反応と米国の対応/平和条約草案準備とミクロネシア処理
 サンフランシスコ講和後―信託統治の終焉
 総括

第五章 南極

    日本と南極大陸―探査、捕鯨及び領土的関心
 ヤルタ構想からサンフランシスコ体制へ―冷戦と南極
    ヤルタ構想と南極/サンフランシスコ体制と南極
 「未解決の諸問題」―対日平和条約における南極処理
    米国による初期検討/平和条約初期草案/条約の起草再開/ダレスと平和条約草案/英国草案/オーストラリアとニュージーランド/米英共同草案
 サンフランシスコ講和後
 総括

第六章 「南沙及び西沙諸島」処理―南海諸島係争

    第二次大戦前と後での南海諸島係争の違い
 ヤルタ構想からサンフランシスコ体制へ
    戦時国際合意/ヤルタ構想と南海諸島/終戦と東南アジア/終戦後の南海諸島
 「未解決の諸問題」へ―対日平和条約における南沙及び西沙諸島処理
    米国による初期検討/平和条約初期草案/条約の起草再開/ダレスと平和条約草案/一九五一年四月英案、五月英米草案/フランスによる南沙及び西沙諸島条項の掲載要請/インドシナ連合三国の国際承認/サンフランシスコ講和会議
 サンフランシスコ講和後
 総括

第七章 「琉球」処理―沖縄と尖閣列島問題

    ヤルタ構想からサンフランシスコ体制へ―冷戦と沖縄・尖閣
 「未解決の諸問題」へ―対日平和条約における沖縄・尖閣処理
    米国による初期検討/平和条約初期草案/条約の起草再開/ダレスと平和条約草案/英国草案/英米共同草案/サンフランシスコ講和会議―ダレスの「潜在主権」発言
 サンフランシスコ講和後
    「ダレスの脅し」/沖縄返還と基地問題/日中の領土係争―沖縄から尖閣列島問題へ/米国と尖閣列島問題/国連海洋法と尖閣―「沖縄問題」の再燃
 総括

終 章 サンフランシスコ体制と地域紛争

    地域冷戦/リンケージ/多国間枠組み・国際化/歴史と未来

あとがき
参考文献
索  引
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大槻和夫著作集 全九巻 

著者
大槻和夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
総3524 
定価
88,000円 (本体80,000円 )
発行日
2005年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-790-5/ISBN4-87440-790-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
国語教育の理念・歴史・方法・課題に半生をかけて考察した渾身の論考を集成。文学・論説・評論の教材ほか、さらにはドイツ国語教育との比較、平和教育の課題と幅広く論及。
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    ___第一巻 国語教育学への探究道程―その軌跡―___

 著作集刊行に寄せて(広島大学名誉教授・鳴門教育大学名誉教授 野地潤家)
 著作集刊行にあたって

1 国語教育研究の過去・現在・未来 ――広島大学最終講義――

2 大槻和夫著述目録

3 大槻和夫年譜

4 大槻「国語教育学」の輪郭と真髄 ――解題 大槻和夫先生――
  一 総  論(広島大学 山元隆春)
  二 授 業 論(愛媛大学 三浦和尚)
  三 ドイツ国語教育論 ――根源的探求と体系的アプローチ――(大坂教育大学 土山和久)
  四 文学教育論(島根大学 足立悦男)
  五 説明的文章教育論 ――研究と成果――(広島大学 森田信義)
  六 作文教育論(兵庫教育大学 中洌正堯)
  七 言語教育論 ――特に話し言葉を含む――(佐賀大学 白石寿文)
  八 古典文学教育論(鳴門教育大学 世羅博昭)
  九 大学教育・教師教育論(三重大学 藤原和好)
  十 平和教育論および活動(広島市立安佐中学校 杉本麗次)

5 これまでとこれから
  一 子どもに未来への理想を ――十代半ばにして人生をあきらめている子どもたち――
  二 子どもにとって魅力ある授業とは
  三 教師教育研究の課題
  四 教育学部の改組 ――東千田地区を中心に――
  五 言葉の豊かな子が伸びる ――すべての子どもに国語の力を――
  六 宮城教育大学における改革の理念と方法
  七 生徒一人ひとりを生かす授業
  八 「老化の兆候測定」に思う
  九 教育学部の改組 ――沖原豊先生、教育学部長の一年間――
  十 これからの教科教育 ――近未来社会に生きる能力を育てるために――
 十一 学会活動の新たな展開を念じつつ ――理事長就任のご挨拶――
 十二 学会の更なる発展を期待して ――理事長退任のご挨拶――
 十三 学会運営にかかわって ――回想と期待――
 十四 国語科教師における国語教育学の目的と体系
 十五 日本における国語教育の動向
 十六 教科教育学研究パラダイムの検討 ――教科教育学の反省と課題――
 十七 教科教育学の課題と展望
 十八 感謝と期待 ――退官にあたって――

4 大槻和夫先生に学びて
 (浜本純逸・古川和子・築地道江・足立悦男・三浦和尚・西村佳子・
  宮平政知・小桝雅典・松友一雄・林 陽子)

7 紙 風 船 ――明日への希望を求めて――

  あ と が き
  初出一覧


    ___第二巻 国語科授業の課題と創成___

1 国語科教育授業改革の課題
  一 問題の発見 ――何を改革するのか――
  二 「授業の地獄」からの脱出
  三 生き生きとした学習を創り出すために
  四 授業過程改革の基本
  五 主体的・能動的な学習に立ち上がらせるために その一
  六 主体的・能動的な学習に立ち上がらせるために その二
  七 子どもたちの目を醒ます語りかけを
  八 「学習の手引き」に工夫を
  九 関わり合う教室を創り出すために
  十 指導的評価活動の見直し
 十一 指導事項の重点化を
 十二 授業改善のすじみち

2 国語科授業改善の方法
  一 授業改善の出発点 ――問題をとらえる――
  二 授業の成立をめざして
  三 「おもしろくない授業」を「おもしろい授業」へ
  四 「学習のてびき」の工夫を中心とした授業改善
  五 学習者相互のかかわりあいの組織化を
  六 個人的、集団的な授業改善の進め方

3 「わかる授業」をどうつくるか
  一 「わかる授業」 ――その基本――
  二 教材研究について
  三 発問について
  四 学習集団の指導
  五 教師の話し方
  六 教育評価について
  七 条件整備を求めて

4 国語科授業の検討
  一 子どもの読みがどう変わったか
      ――梶矢文昭先生「とびこめ」(四年)の授業について――
  二 単元構成の原理を考える
      ――竹之内裕章先生の授業について――
  三 指導的評価のあり方を探る
      ――西英喜先生「かわいそうなぞう」(二年)の授業について――
  四 言語に着目した読みの指導を発展させるために
      ――石田秀孝先生「最後の授業」(六年)の授業について――
  五 読み深めの過程を考える
      ――西英喜先生「とびこめ」(四年)の授業について――
  六 学習者とともに創る授業
      ――荻原輝久先生「ちからたろう」(二年)の授業について――
  七 何に関わらせるか
      ――平田健三先生「石うすの歌」(六年)の授業について――
  八 対話としての読み
      ――平田健三先生「重さのない世界」(六年)の授業について――
  九 説明文教材の読みの指導 提案の意義と課題
      ――西英喜先生「記号のなぞ解き」(自作教材・六年)の授業――
  十 説明文の授業について
      ――平田健三先生「合図としるし」(三年)の授業から――
 十一 説明文指導の創意・工夫
      ――石田秀孝先生「どうぶつのあかちゃん」(一年)の授業について――
 十二 何をどのように読み取らせるか
      ――石田秀孝先生の授業について――
 十三 「何を読みとらせるのか」を求めて
      ――平田健三先生「生きている土」(六年)の授業について――
 十四 学習課題を深くとらえて
      ――石田秀孝先生「ヒロシマのうた」(六年)の授業について――
 十五 文学の授業における共体験の成立と意味づけ
      ――平田健三先生「アレクサンダとぜんまいねずみ」(二年)の授業について――
 十六 子どもの読みを生かす授業の工夫
      ――石田秀孝先生「アレクサンダとぜんまいねずみ」(二年)の授業について――
 十七 主体的な学習活動をつくりだし、「読み方」を身につけさせるために
      ――吉岡克弥先生「わらぐつの中の神様」(五年)の授業について――
 十八 何のために、何を、どうイメージ化させるか
      ――神野正喜先生「きりかぶの赤ちゃん」(一年)の授業について――
 十九 語り方(文体)をふまえた読みの指導
      ――本家太先生「大造じいさんとガン」(五年)の授業について――
 二十 反復・対比の構造をふまえた読みの試み
      ――吉岡克弥先生「きりかぶの赤ちゃん」(一年)の授業について――
 二十一 「意味づけ・価値づけ」の読みの授業への提案
      ――吉岡克弥先生「おにたのぼうし」(三年)の授業について――
 二十二 説明文の読みにおける表象化
      ――河野順子先生「どうぶつのあかちゃん」(一年)の授業について――
 二十三 対決(批判)読みの授業を発展させるために
      ――原正寛先生「一秒が一年をこわす」(五年)の授業について――
 二十四 「だれにでも作文は書ける」を実感させる工夫
      ――神野正喜先生「せかいにたった一つのアルバムを作ろう」(一年)の授業について――

5 国語科授業研究の視点と方法

  あ と が き
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    ___第三巻 国語科授業の創成に培う(一)___

1 国語科授業の創成を求めて その一
  一 読書指導と教科学習指導との関連
  二 国語科教育研究の構想 ――課題と方法――
  三 「学習集団の組織化」論の基本的前提について
  四 探究・表現する学習内容の開発 ――その教授学的国語教育学的試論――
  五 探究・表現する学習の成立条件 ――授業展開の面について――
  六 学習集団づくりと学習内容 ――真の学習の成立をめざして――
  七 「集団的学習」から「学習集団の形成」へ ――教師の指導性について――
  八 授業の組織化と発問 ――武田常夫氏の実践に学ぶ――
  九 教育内容の創造 ――どう発想するか――
  十 集団を必要とする授業 ――坂本泰造氏の実践に学ぶ――
 十一 教材研究から授業設計への条件 ――文学教材の場合――
 十二 学習集団の形成と言語活動の指導
 十三 「励まし合いの教育」をつくり出すために ――授業を中心に――
 十四 発達論の視点からの教育の見直し ――教育の再生を求めて――
 十五 ひとりひとりを生かす授業の基礎 ――読みの指導の場合――
 十六 個に応じる教材化の工夫
 十七 「自己学習力」と個性の伸張 ――内発的動機づけの問題を中心に――
 十八 物語文の系統的読み方指導 ――読者への働きかけの装置に着目して――
 十九 「苦役」から「喜び」へ ――授業改善の方向を考える――
 二十 個が生きる教育の今後の課題
 二十一 学びの転換
 
2 国語科授業の創成を求めて その二
  一 一次感想発表はなぜ必要か ――授業研究にもとづく一つの試論――
  二 説明的文章の教材論
  三 文学作品の読みとりの本質をふまえて
  四 知識の媒介・確信の形成・諸能力の発達の統一と系統化を
  五 国語科の本質をふまえた実践研究を
  六 読みを生かす授業の条件
  七 「よい授業の条件」とは何か ――授業の二側面をふまえて――
  八 目標構造からみた「国語に対する関心・態度」
  九 主体的な学習活動を成立させる授業を ――到達目標と学習目標の関連を考える――
  十 学習者の内面に対立・矛盾を生み出す授業 ――そのためのいくつかの視点と方法――
 十一 国語学力論の方向と実践課題
 十二 ヤマ場を創出するための三つの条件 ――「授業の成立」をめざして――
 十三 基礎学力の研究動向
 十四 認識能力を育てる指導をこそ ――「情報読み」の授業――
 十五 形式的言語操作主義からの脱却を
 十六 学習者の読みの予測に立った教材研究
 十七 読者論を導入した授業の具現化をめざして
 十八 自問自答としての読み ――説明文指導をどう改善するか――
 十九 基礎学力論争から学ぶ
 二十 国分・石田論争を正当に位置づけよ ――「言語教育と文学教育」論争が国語教育に示唆するもの――
 二十一 教科書教材の活用と欠落の補充を ――認識力と表現力がどう結びつけられているか――
 二十二 コミュニケーション技術 ――気になる「実践用語」を解明する――
 二十三 国語科指導過程論 ――解説――
 二十四 戦後の「国語単元学習」の問題点と授業への示唆
 二十五 基礎学力擁護論
 二十六 国語科の構造と「内容」の再編
 二十七 先行実践・研究との関わりを明確に

  あ と が き
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    ___第四巻 国語科授業の創成に培う(二)___

3 国語科授業の創成を求めて その三
  一 国語の基礎能力と授業構造
  二 考えさせる授業と学習集団の問題
  三 小国=わかる授業と教材精選の視点
  四 国語科授業の創造のために
  五 言語教育の今日的課題 ――シンポジウム提案――
  六 国語の授業蘇生へのみち ――「荒れない」部分への着目を――
  七 基調提案 ――子どものゆがみ・くずれに取り組む国語教育――
  八 根底からの国語教育の問い直しを
  九 授業の成立をめざして
  十 確かで豊かな国語力の育成
      ――シンポジウム提案 活動主義的国語科授業の問題点とその克服――
 十一 国語の授業を魅力あるものに
 十二 言語コミュニケーションの力と授業 ――シンポジウム提案――
 十三 学習者が意欲的に取り組む国語教室の創造 ――国語科教育改革の実践的課題――
 十四 中学・高校における言語指導の課題 ――シンポジウム提案――
 十五 「ことばを育て、心を育てる」国語教育を ――今後の課題――
 十六 文学作品の読みの授業における「感動」と「意味づけ」
      ――高等学校のお二人の報告を聞いて考えたこと――
 十七 個と集団の弁証法的、力動的関係の展開を ――シンポジウム提案――
 十八 「明日へつながる授業」をつくるために ――シンポジウム提案――
 十九 学ぶ喜びを生み出す国語教室 ――シンポジウム提案――
 二十 「関わり合う力」を育てる ――シンポジウム提案――
 二十一 言葉と事実
 二十二 音声言語の指導 ――今、何が重要か――
 二十三 「学び」の成立 ――藤森裕治氏の実践から学ぶ――

4 国語科授業の創成を求めて その四
  一 授業分析 授業展開の一般方式にしばられるな
      ――国語科指導過程の研究/「最後の授業」の学習――
  二 『国語科の授業研究』No.6~8
  三 現代課題に対処する視点からの研究を
      ――教材研究・教材解釈/どこに問題があるか――
  四 授業研究の基本的な問題について ――授業研究の方法論――
  五 板書・ノートの方法と研究課題 ――可能性を引き出す授業技術の分析――
  六 みる側にたっての改善を ――通信簿のどこを改善すべきか――
  七 国語科における授業研究の方法
  八 授業における主権者の形成
  九 わかる授業 ――その基本――
  十 わかる授業と教育内容の精選
 十一 書評『よい授業の条件』(現代授業論双書・1、井上弘著、明治図書刊)
 十二 国語科授業と学習リーダーの問題
 十三 「情報化社会」適応の国語能力観 ――新指導要領の能力・学力観の検討――
 十四 子どもの変容を書く ――実践記録に何を望むか――
 十五 達成基準を明確化した国語科授業の改善
 十六 基礎学力のとらえ方とその形成 ――単元学習の何を生かすか――
 十七 教科書攻撃の意味するもの
 十八 構想論(西郷文芸学の検討) ――認識・伝達・創造論として――
 十九 人間として、人間らしく ――文学作品をとおして子どもに今、何を教えるか――
 二十 文学作品の特殊性をふまえた読みを ――司会者としての感想――
 二十一 戦後の学力論争からみた新指導要録の学力観
 二十二 通知表の目的に合致した方向への改善を ――相対評価の功罪――
 二十三 「問題解決学習」の今後の課題 ――実践提案を読んでの感想――
 二十四 「評価基準」をみる二つの立場 ――なる場合、ならない場合――
 二十五 国語科教育改革の理念としての「新学力観」の検討
      ――若干の疑問点・問題点を中心に――
 二十六 教育観全体のなかで「支援」観を検討する
      ――『小学校 国語 指導資料』を中心に――
 二十七 昭和五十二年版学習指導要領の問題点
 二十八 国語科教育の改善をめざして「教科内容」を考える
 二十九 「人間認識の力を育てる」文芸教育論の学力論的体系とその意義
 三十  文学の授業では何を教えるのか ――西郷提案の教授学的意義――
 三十一 「総合単元学習」を発展させるための具体的課題
 三十二 教育課程全体のなかに位置づけた改善を
      ――二十一世紀にふさわしい学習指導要領「国語」とは――
 三十三 段落分け指導・人物の気持ちの読み取りの問題点とその改善

  あ と が き
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    ___第五巻 国語科授業の創成に培う(三)___

5 国語科授業の創成を求めて その五
  一 「能力・発達と評価」研究を全教師のものにするために ――問題提起――
  二 国語科授業の成立・展開
  三 国語教育の立場から ――教育課程改訂への提言――
  四 発言しない子と学習集団づくり
  五 発問の工夫
  六 到達目標の設定と評価法改善の意義
  七 国語科教育の課題 ――学力問題――
  八 「ゆとりの時間」の民主的計画・実践のための視点、原則
  九 国語科授業の成立と展開
  十 教科構造論 ――国語科の構造――
 十一 国語科の授業構成と授業観察
 十二 授業の指導と知的発達
 十三 学力論と国語科教育
 十四 言語事項の指導内容論
 十五 教材研究
 十六 なぜ今、学力を問題にするのか
 十七 国語教育と学習集団
 十八 国語科の授業改善
 十九 国語能力形成と教科
 二十 戦後の研究と実践を踏まえた改訂を ――教育課程審議会「中間まとめ」に――
 二十一 近代教育史の中で芦田実践をとらえたい
 二十二 高等学校教科課程の改善について ――国語科――
 二十三 国語科における学力保障 その一

6 国語科授業の創成を求めて その六
  一 教育課程(国語科)改訂のポイントと問題点
  二 国語科における学力保障 その二
  三 国語科の仕事
  四 国語科教育のあゆみ
  五 国語科教育の課題
  六 国語科の課題 ――二十一世紀に向けて――
  七 国語の学力と単元学習
  八 国語科の指導内容をどう精選するか
  九 「新学力観」にもとづく学習指導
  十 キーワードでみる国語科実践研究の最前線 ――「関心・意欲・態度」の評価――
 十一 戦後高校国語教育の歩みとこれからの課題
 十二 転換期における国語学力論の課題
 十三 国語科の目標と内容
 十四 『国語教室の機微と創造』(古田拡著、明治図書、一九七〇年)
       ――国語教育基本文献解題――
 十五 古田拡先生の国語教育論
 十六 国語教育個体史研究の意義 ――国語教育実践・研究の確かな拠点の構築――
 十七 「教科内容厳選」の検討と実践の課題 ――小学校「国語」の場合――
 十八 教育課程における自治活動の位置づけと指導内容
 十九 新学習指導要領をどう受けとめるか ――理解の観点と検討の課題――
 二十  音声言語による思考と説明の在り方
 二十一 国語科と総合学習の区別と関連
 二十二 これからの教科教育学研究の課題
 二十三 学びの共同体としての学校の再生と教育課程再編の課題
 二十四 これからの国語科教育
 二十五 子どもの「学び」を見抜き価値づけ方向づける評価力を
       ――到達目標と達成度を授業でどう実現するか――
 二十六 国語教育者への道

  あ と が き
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    ___第六巻 文学・古典文学の授業___

1 文学の授業を求めて
  一 授業の効率と組織化の検証 ――「最後の授業」(小学校六年)――
  二 「くもの糸」(芥川龍之介) ――八幡中学校一年国語の分析――
  三 教材の扱い方と実践授業の展開 ――「馬盗人」(『今昔物語集』)――
  四 教材解釈力の訓練 ――文学の授業の場合――
  五 「故郷」(魯迅)取り扱い上の二、三の問題
  六 表現・理解の関連指導のあり方 ――なにを軸にすえるか――
  七 教材研究と指導 ――「ネギを植えた人」(金素雲)――
  八 「文学の方法」に即し、学習者の読みを予測して ――文学の教材研究――
  九 文学教育の充実・発展をめざして ――国語教育改革会議に参加して――
  十 子どもの読書生活 ――その方法――
 十一 文学の授業 ――「わらぐつの中の神様」(杉みき子)――
 十二 文学の授業提案に対する二、三の私見
 十三 「現代文」の学習指導

2 文学・古典文学の授業を求めて
  一 生き生きとした古典の学習を求めて(講演記録)
  二 古典の授業を魅力あるものに ――古典教育の課題――
  三 万葉の旅から その一
  四 万葉の旅から その二
  五 文学の教材研究 ――「まどさんのうた」(阪田寛夫)――
  六 文学作品の読みの過程とその指導
  七 音読・朗読による文学作品の読み深めの指導
  八 文学教材を表現教材として生かす
      ――思考力・表現力を育てるための「文学教材」の授業 ここを改善したい――
  九 西郷文芸学とそれに基づく文芸の授業の今日的意義
  十 「野火」(大岡昇平)の教材化、教材価値
 十一 国語科教育とことば・文学の学び
 十二 「文学教育」再構築の可能性
 十三 「荒れる子」の背景と授業改革の課題 ――教育方法学の立場から――
 十四 読者への働きかけの装置と予想される読者の反応
      ――「わすれられないおくりもの」(スーザン・バーレイ)の教材分析――
 十五 作品研究を教材研究に生かす ――小林論文から学んだこと――
 十六 体系的な文学教育 ――ドイツ民主共和国の国語教育(1)――
 十七  長編小説の取り扱い ――ドイツ民主共和国の国語教育(2)――
 十八 古典を学ぶ ――「古典を読む会」から――

  あ と が き
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    ___第七巻 説明・論説・評論・作文の授業___

1 説明・論説・評論の授業を求めて
  一 説明文教材の性格・分析と指導方法
  二 低学年教材「さけが大きくなるまで」(教育出版・二年下)
  三 論説・評論の指導と教材分析
  四 説明的文章の授業の現状と問題点
  五 説明的文章の読みの指導研究三点
  六 教師の指導性の確立を ――説明文の授業改善をめざして――

2 作文の指導・授業を求めて
  一 なぜ書かせるのか ――技術主義の克服――
  二 作文意欲を育てる基本
  三 「ほめて育てる」ための基本
  四 作文指導の現状と課題
  五 作文の授業
  六 調査活動から情報発信へ
  七 論理的作文の指導のポイントは何か
  八 国民学校時代の綴り方教育 ――昭和前期――
  九 体系的系統的な作文指導 ――ドイツ民主共和国――
  十 示唆に富む議論文指導 ――ドイツ民主共和国――
 十一 ドイツ民主共和国(東独)の作文教育 その一
 十二 ドイツ民主共和国(東独)の作文教育 その二
 十三 文章表現の年輪

  あ と が き
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    ___第八巻 ドイツ国語教育の考究___

1 ドイツ国語教育移入史の考察
  一 保科孝一氏のドイツ国語教育摂取の態度 ――日独国語教育交渉史研究(中間報告)――
  二 ディルタイ解釈学移入史の予備的考察 その一 ――「解釈学の成立」を中心に――
  三 ディルタイ解釈学移入史の予備的考察 その二 ――「歴史的理性批判」を中心に――
  四 ディルタイ解釈学の摂取について ――勝部謙造博士の場合――

2 近代ドイツ国語教育の成立
  一 近代ドイツ国語教育の成立・展開に関する一考察 ――ギムナジウムの教則を中心に――
  二 近代ドイツ国語教育論の一源流 ――ヒルデブラントの国語教育論――
  三 マティアスの『ドイツ語教授史』について ――ドイツ国語教育史研究――
  四 ヒルデブラントについての一考察 ――東独におけるその評価――
  五 ラースの国語教育論 ――近代ドイツ国語教育史研究――
  六 十九世紀末のドイツの作文教育論 ――中等学校作文教育を中心に――
  七 十九世紀末のドイツの読み方教育論 ――中等学校読み方教育を中心に――
  八 十九世紀ドイツにおける文法教育論の展開 ――中等学校文法教育論を中心に――
  九 十九世紀ドイツの国語教育 ――古ドイツ語の教授――
  十 ドイツにおける小学読本の歴史的展開
 十一 一九七〇年代以降のドイツにおける国語教育改革 ――プロジェクト法的ブロック授業を中心に――

3 ドイツ民主共和国の国語教育
  一 『補習教育要項』
  二 文学の授業の原理
  三 文学教育の独自性
  四 文学教育における陶冶と訓育の目標
  五  文学教育の目標と課題
  六 文学教育カリキュラムの構造
  七 「寓話」の取り扱い
  八 「メルヘン」の取り扱い
  九 シュトルム「白馬の騎者」の取り扱い
  十 詩 教 育
 十一 文学教育改革の動向
 十二 外国文学の取り扱い
 十三 国語学力の発達の問題
 十四 言語教育の目標と課題
 十五 言語教育における「コミュニケーションの原理」
 十六 表現指導
 十七 文法指導
 十八 語彙指導
 十九 正書法の指導
 二十 議論文作文の指導
 二十一 読み方の指導
 二十二 言語教育課程の改革
 二十三 言語教育改革の事例
 二十四 ドイツの方言指導

  あ と が き
  初出一覧


    ___第九巻 平和教育への宿願___

1 文学教育と平和教育 その一
  一 戦争児童文学による平和教育を進めるために
  二 基地の中の沖縄 ――沖縄返還とはなんであったか――
  三 平和教育の視点にたつ文学教育 ――国語科のカリキュラム試案をめぐって――
  四 家庭や子どもの状況と平和教育
  五 〝状況と人間〟を読みとらせることのたいせつさ ――作品「雲」の教材解釈をめぐって――
  六 文学教育と平和教育 ――なぜ戦争児童文学を読ませるのか――

2 広島における平和教育 ――歩みと課題――
  一 《座談会》教育基本法と広島の教育の歩み
  二 原爆と広島大学〈平和教育関係〉
  三 広島における平和教育の歩みと今日の課題
  四 いまこそ平和教育の全国化・世界化を ――NGO被爆問題国際シンポジウム参加記――
  五 戦争をどう教えるか
  六 家庭・学校の平和教育と子どもの核意識
  七 平和教育関係文献紹介
  八 子どもと教育 ――子どもの権利保障確立の第一歩として――
  九 どこがおかしいのか ――平和と民主主義のとらえかえしを――

3 文学教育と平和教育 その二
  一 原爆児童文学紹介 ――中・長編を中心に――
  二 『原爆詩集』(峠 三吉) ――民族の怒りと未来への警告――
  三 文学教育と平和教育
  四 文学教育がひらくもの 状況認識の力を ――平和教育の視点から――
  五 核未来戦争に関する本(図書紹介)
  六 読書によって子どもの平和への認識をどう育てるか
  七 平和の問題を考える力を育てよう
  八 国語科教育と人権・平和の教育

4 読み方・文学教育と平和教育
  一 私の本棚『ひろしま―年戦争と広島(試案)』
  二 私の本棚『現代民話考』第二期 1 銃後 ほか
  三 私の本棚『風が吹くとき』ほか
  四 私の本棚『石棺 チェルノブイリの黙示録』ほか
  五 私の本棚『戦争―血と涙で綴った証言(上・下)』ほか
  六 私の本棚『ぼくたちの軍隊―武装した日本を考える―』ほか
  七 読み方・文学教育と平和教育の課題
  八 国語・文学教育と平和教育
  九 子どもたちの学力を豊かに育てるために ――教課審「中間まとめ」をどう読むか――

  あ と が き
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  刊行を終えるにあたって
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Peace and Conflict Studies A Theoretical Introduction 

著者
松尾雅嗣 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
204 
定価
2,068円 (本体1,880円 )
発行日
2005年5月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-881-0/ISBN4-87440-881-8 
Cコード
C3031 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
広島大学平和科学研究センターでの成果。Development of Peace Studies / Studies on War and Conflict / Conflict and Cooperation in International Society / Theoretical Postscript etc.(英文)
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List of tables
List of figures

1 Introduction-- What Is Peace Studies ?
  1.1 What Is Peace Studies ?
  1.2 What Is Peace ?
2 Development of Peace Studies
  2.1 Birth of Peace Studies
  2.2 Development of Peace Studies
3 Studies on War and Conflict-- General
  3.1 War and Peace Studies-- Pioneering Works
  3.2 Collection of the Empirical Data on War
  3.3 Understandings of War
  3.4 A Case of A Systemic Factor-- Polarity
4 Studies on Great Wars
  4.1 General Introduction
  4.2 Lateral Pressure
  4.3 Cycles of Great Wars
5 Arms Race
  5.1 Introduction-- Significance of Arms Race
  5.2 Security Dilemma
  5.3 Richardson Model
  5.4 Unilateral Model
  5.5 Arms Race and War Revisited
  5.6 Disarmament Efforts
6 Internal Conflict
  6.1 General Introduction-- What Is Internal Conflict ?
  6.2 Realities of the “Local Wars” in the Postwar World
  6.3 Local Conflicts in the Post-Cold War Era
  6.4 New Trends in the Post-Cold War Era
  6.5 Nature of Internal Conflict
  6.6 Causes of Internal Conflict
7 Conflict and Cooperation in International Society
  7.1 Collective Action Dilemmas
  7.2 Game Theory
  7.3 Prisoner's Dilemma
  7.4 Solving Prisoner's Dilemma
  7.5 Cooperation under Anarchy
8 Theoretical Postscript-- Whither Peace Studies ?
  8.1 Peace Studies and War
  8.2 Peace and Security

References
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ポケット教育小六法〈2005年度版〉 

編者
21世紀教職研究会 
シリーズ
 
助成
 
判型
新書変形 
ページ
266 
定価
770円 (本体700円 )
発行日
2005年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-874-2/ISBN4-87440-874-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
大学・短大で教育学や教職科目を学ぶ学生、または現在、教育・保育・社会福祉で活躍する関係者のための、現場で必要な憲法や各法令の重要文をまとめた実用書。
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【品切】
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薄命の歌人 石川啄木小論集 

著者
井上信興 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
220 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2005年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-871-1/ISBN4-87440-871-0 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/文芸評論
 
内容
「一握の砂」の巻頭歌にある“東海”についての解釈を、諸説をもとに検討するほか、啄木の生活や思考、足跡記録を独自の私解を含めて論述。
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 「はしがき」にかえて「初出及び解説」

「東海の歌」についての私解
「東海歌」の原風景―大間説について
「東海歌」の原風景―八戸蕪嶋説について
「東海歌」の原風景―三陸海岸説について
「不愉快な事件」についての私解
「あこがれ」の発刊について―小田島尚三の評価
詩への転換とその前後
啄木釧路からの脱出―その主因となったもの
啄木敗残の帰郷―岩城説への疑問
石川啄木生涯の足跡について
辞世の歌
啄木の教育論
歌集「一握の砂」のモデルについて
啄木の秀歌
啄木短歌の虚構とその解釈

 「あとがき」にかえて「啄木と私」
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大村はま国語教室の実際 

著者
大村はま 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
740 
定価
8,360円 (本体7,600円 )
発行日
2005年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-880-3/ISBN4-87440-880-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
1989年から2001年まで、広島・大下学園祇園高等学校で行われた大村はま先生の講演記録と、大村はま国語教室の会第19回から30回までの提案資料を収録。
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 ま え が き

1 単元 「赤い鳥 小鳥」の実際
  講演資料

2 単元 ユーモア優等生――笑いのセンスを育てる――
  講演資料
  大槻和夫「大村先生のご提案をどう受けとめるか――ひとりの聞き手として考えたこと――」

3 単元 一基の顕彰碑
  講演資料

4 「ことばの海で ことばの森で」の学習
  講演資料

5 単元 ことばの感覚をみがき合う
  講演資料

6 単元 談話室
  講演資料

7 国語教室の実際――学習のてびきについて――
  講演資料

8 私の学習指導の歩み
  講演資料

9 単元学習のためのわたしの勉強法と単元の実際
  講演資料

 あ と が き
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文学教育基礎論の構築 ―読者反応を核としたリテラシー実践に向けて―

著者
山元隆春 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
752 
定価
9,350円 (本体8,500円 )
発行日
2005年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-875-9/ISBN4-87440-875-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
学習者とテクストの相互作用に働く要因を、論理的・実証的に論究。学習者の文学を読み解く力の発達をうながす、文学教育のあり方を探究する。
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イギリス医療と社会サービス制度の研究 

著者
渡辺 満 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
264 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
2005年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-872-8/ISBN4-87440-872-9 
Cコード
C3036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
イギリス保守党・労働党による医療制度と社会サービス制度の改革の歴史、現状、課題を資料をもとに論究。財政問題のみならず患者の立場にたつ両党の改革実態に迫る。
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【品切】
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はしがき
年  表

     第1章 保守党1990年代改革

 第1節 NHS改革
  1 財政の動向
  2 旧方式の問題点
  3 改革の主な内容
  4 内部市場構想をめぐって
  5 改革の評価

 第2節 ファンドホールディング制度
  1 ファンドホールディングの概要
  2 ファンドホールディング制度の問題点
  3 二階層サービスをめぐって

 第3節 患者憲章
  1 新患者憲章の概略
  2 成績一覧表(リーグ表)をめぐって
  3 患者憲章の評価

 第4節 コミュニティケア改革
  1 コミュニティケア改革の背景
  2 新制度の問題点
  3 利用者からみた新制度の特徴
  4 コミュニティケア改革の成果

     第2章 労働党改革第1期

 第1節 1997年白書“New NHS”
  1 内部市場の廃止、プライマリケアグループの創設
  2 プライマリケアグループの概略
  3 保健局、NHSトラスト
  4 品質のコントロール
  5 白書への反応

 第2節 医療の品質向上対策
  1 医療スキャンダルの表面化
  2 諮問文書「ファースト・クラス・サービス」
  3 英国医師会の意見

 第3節 プライマリケアの役割変化
  1 プライマリケアと病院の役割分担
  2 GPの地位の改善(1950-60年代)
  3 1990年代の改革
  4 1997年白書“New NHS”

     第3章 労働党改革第2期

 第1節 NHSプラン
  1 労働党改革の中間総括
  2 第2期改革の課題

 第2節 患者参加機構改革
  1 患者の声強化策に関する新提案
  2 NHSプラン以降の経過と法案の概要
  3 庶民院保健医療委員会における審議
  4 貴族院特別委員会修正案
  5 保健医療ソーシャルケア2001年法成立

 第3節 専門医契約の問題点
  1 問題設定と経過
  2 専門医契約の現状
  3 専門医契約に関する諸問題
  4 BMAの原案提示

 第4節 ファンデーショントラストの創設
  1 ファンデーショントラストとは何か
  2 各界の反応
  3 ファンデーショントラスト創設の意味

     第4章 医療と社会サービスの関係

 第1節 福祉改革とロングタームケア
  1 福祉改革
  2 ロングタームケア
  3 王立委員会報告書

 第2節 NHS(医療)と地方自治体(社会サービス)の関係
  1 遅らされた退院の現状と原因
  2 法案への各界の対応
  3 保健省の追加提案
  4 法案の修正
  5 中間ケアをめぐる諸問題

あとがき
索  引
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敬語の常識 

著者
長尾高明 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
220 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2005年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-868-1/ISBN4-87440-868-0 
Cコード
C1081 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉 一般書/歴史読み物
 
内容
敬語意識として相手との距離をどのように測っているかという考えを元に、実用的な活用方法を様々な場面を想定して解りやすく紹介。敬語を使いこなすための認識を明確にする。
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【品切】
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     一 敬語とはどんな言葉か

1 敬語とは
   社会人教育は敬語
   基礎の確認
   主語なしの文
   主語なしの文(補足)
   生活と敬語

2 敬語は封建時代の産物か?
   中国語の敬語
   お名前は?
   買い物の場合
   中国でも敬語がふえた?

3 学校では敬語は身につかない
   学校に何でも期待するな
   敬語の訓練は?
   学校は等質な人間の集まり
   学校での学習は知識のみ
   言葉は体験
   学校での敬語の指導例
   学校の外では
   スラングのような敬語

4 日本の敬語は複雑か?
   英語の敬語
   さまざまな言い方

5 敬語の難しさ
   「距離」を測る

     二 敬語はどのように使われているか

1 敬語の現代風定義
   敬語とは?
   敬語意識のもと

2 実際の例いくつか
  1久しぶりのクラス会
  2子供を叱る
  3議論や喧嘩
  4留学生の悩み
  5客と同僚
  6電話の対応

3 敬語の使い分け
   基本的な使い分け
   相手を確認する
   ウチかソトか
   ウチとソトの変形?
   学校内スラング
   携帯電話の用語
   祖父はソトか?

4 敬語の種類

5 「美化語」と呼ばれる言葉
   お椅子・お住まい
   「お」のつく言葉について

6 敬語を使えないとこんなに困る
   人格判断の基準

7 現代敬語の使い方の基準
   「これからの敬語」
   慇懃無礼
   言葉以外の要素

     三 敬語を使いこなす(敬語アラカルト)

1 尊敬語の用法
   基本的な形
   簡単な規則
   複合動詞・可能動詞の敬語
   慣用句の尊敬表現
   「お……だ」の形

2 謙譲語の用法
   謙譲語その1
   謙譲語その2
   丁寧語に近い用法

3 典型的なまちがいの例
   敬語の誤りとは?
   尊敬語と謙譲語との混同
   謙譲語の誤用
   「お……する」の使い誤り
   「お……する」の変形
   謙譲語+れる
   似た言葉の混同

4 これは敬語か?
  1お疲れ様
   そのほかの「……様」
  2ございます
   とんでもございません
   そのほかの「ございます」
  3「れる・られる」は誤解を招く
   出られる?
   なさる?

5 「……せていただく」という言葉
   「……せていただく」は敬語(謙譲)表現
   「……させていただく」の誤り
   さまざまな意味
   依頼の表現
   子供を死なせた
   子供に死なれた

6 マニュアル敬語は耳ざわり
   コンビにが発祥地?
   「ほう」と「から」
   「……になっている」
   「とか」「みたい」「じゃないですか」
   思わない?
   バランスが肝心
   私は人?
   「すごい」
   寒かんべ

7 丁寧語の表現がふえた
   参る・申す
   いただく
   あげる
   いたす

8 上品にみせる言葉

9 「寒かったです」はおかしくないか
   古語では一定
   「ない」は特別
   「静かでした」は自然
   「行ったです」はタラちゃん?

10 「あなた」は使いにくい
   「あなた」の下落
   「あなた」では喧嘩にならない
   二人称の呼び方
   家族の呼び方
   人の呼び方(補足)

11 敬語を使いすぎるな
   二重敬語
   なるべく簡素に
   途中の「ます」「です」

12 あちらを立ててこちらも立てる(二方面への敬語)
   現代語は不便?
   古語の場合
   「ください」は丁寧語
   敬語で困る場面

13 相手への配慮が敬語の基本

14 相手の行動を重く自分の行動は軽く

15 挨拶・手紙
   こんにちは
   ごめんください・すみません
   さようなら
   気配り・礼儀後
   手 紙
   礼 状

16 敬語の変化

17 まとめ-敬語の基本
   敬語は心
   思いやり・察し合い
   不快な敬語
   茶席の会話
   声の表情
   敬語はゆとり

あとがき
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佐藤眞典先生御退職記念論集 歴史家のパレット 

著者
佐藤眞典先生御退職記念論集刊行会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
230 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
2005年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-866-7/ISBN4-87440-866-4 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
古典期アテナイから第三帝国下のユダヤ人まで、11人の研究者による論文集。執筆者:前野弘志・豊田浩志・森竹弘喜・大宅明美・佐藤眞典・工藤達彦・中平希・井内太郎・原田昌博・長田浩彰・前野やよい
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【品切】
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佐藤眞典教授年譜・業績目録
緒 言

冠の共同体―古典期アテナイにおける碑文建立と民主政―【前野弘志・まえのひろし】

紀元後3世紀初頭のM. Aurelius Prosenes の石棺を見、銘文を読む【豊田浩志・とよたこうじ】

エルサレム王国像再考【森竹弘喜・もりたけひろき】

13世紀ポワチエにおける王権・都市民・在地領主【大宅明美・おおやあけみ】

中世イタリアの都市条例にみる市民像【佐藤眞典・さとうしんすけ】

16世紀教会国家の統治官と匪賊【工藤達彦・くどうたつひこ】

税関連上訴に見る16世紀ヴェネツィア共和国の中央政府・地方都市・農村地域【中平 希・なかひらめぐみ】

近世イギリスにおける国家と社会―10分1税・15分1税の課税問題の分析を中心として―【井内太郎・いないたろう】

「赤いベルリン」とナチズム【原田昌博・はらだまさひろ】

第三帝国下のユダヤ人「混血者」家族の事例【長田浩彰・ながたひろあき】

あとがき―佐藤先生とレオナルド=ブルーニと私―【前野やよい・まえのやよい】
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フーコーの投機体験 『これはパイプでない』探求

著者
鈴木繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
448 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
2005年3月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-864-3/ISBN4-87440-864-8 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教 文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
『これはパイプでない』にあらわれるミシェル・フーコーの思考を綿密にたどり、その言説空間への自己の投企を経て、フーコーとともに投機体験することへと読者を導く。
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序章 迷走感覚と宙づり

1章 増殖する「不確かさ」
 1 皮肉な学習空間
 2 習得と自習

2章 「不確かさ」の宙づり
 1 閉塞する論理学
 2 解体するカリグラム空間
 3 闖入の空白
 4 崩れゆく〈共通の場〉

3章 「不確かさ」への触知
 1 分離撤廃するクレー
 2 依存離脱するカンディンスキー
 3 分離破綻するマグリット

4章 マグリット戦略の表象・再現前化
 1 言葉と物の力動的戯れ
 2 戯れから空へ

5章 類似の確定肯定と似非の全面肯定
 1 類似生成のメカニズム
 2 似非への覚醒
 3 似非の罠

6章 再・表象・再現前化と持続的跳躍
 1 マグリットの皮膜
 2 皮肉の似非作成法

終章 投機体験への序説

 注

 文献案内
 図版一覧
 参考文献
 索引
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中国のエネルギー産業の地域的分析 ―山西省の石炭産業を中心に―

共著
時 臨雲・張 宏武 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2005年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-820-9/ISBN4-87440-820-6 
Cコード
C3060 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
中国のエネルギー供給の70%を占める石炭の、その3割前後を産出する山西省をモデルに分析、国家の政策と地域経済の関連を研究する。
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まえがき

序 章 研究の目的と方法
  一 研究の課題
  二 研究の目的と方法
  三 従来の研究
  四 研究の対象地域
  五 若干の用語について

第一章 中国のエネルギー政策とエネルギー産業の歴史的研究
 第一節 建国前のエネルギー開発概況
 第二節 建国から「文化大革命」前までのエネルギー政策とエネルギー産業
  一 建国後各経済時期の画定について
  二 国民経済の回復期
  三 「第一次五ヵ年計画」期
  四 「第二次五ヵ年計画」期と「調整」期
 第三節 「文化大革命」期のエネルギー政策とエネルギー産業
  一 エネルギー産業に関わった背景と方針・政策及びその影響
  二 経済とエネルギー産業の展開
 第四節 改革・開放以後のエネルギー政策とエネルギー産業
  一 エネルギー産業に関わった背景と方針・政策及びその影響
  二 エネルギー産業の展開

第二章 中国の石炭産業における山西省の位置づけ
 第一節 中国のエネルギー産業における石炭の地位
  一 エネルギー構成から見た石炭の地位
  二 エネルギー資源の賦存状況から見た石炭の地位
 第二節 中国の石炭産業における山西省の位置づけ
  一 概 観
  二 石炭産業の位置づけ
  三 「山西石炭・エネルギー・重化学工業基地」建設の意義

第三章 山西省の石炭産業とその地域的展開
 第一節 山西省の石炭資源
  一 主要炭田の概況
  二 石炭の質量とその利用
  三 石炭資源についての分析
 第二節 改革・開放前の石炭産業とその地域的展開
  一 建国前の石炭開発
  二 国民経済回復期の石炭産業
  三 「第一次五ヵ年計画」期の石炭産業
  四 「第二次五ヵ年計画」期と三年「調整」期の石炭産業
  五 「文化大革命」期の石炭産業
 第三節 改革・開放後の石炭産業とその地域的展開
  一 「第五次五ヵ年計画」期の石炭産業
  二 「第六次五ヵ年計画」期以後の石炭産業

第四章 山西省における石炭の主要関連産業と石炭の運送
 第一節 石炭関連産業の成長
  一 石炭関連産業
  二 関連産業の成長
 第二節 コークス産業
  一 改革・開放前のコークス産業
  二 改革・開放後のコークス産業
 第三節 電力業
  一 発展概況
  二 発電所の建設
 第四節 省外への石炭運輸
  一 交通ルートの概況
  二 省外への石炭運送

第五章 山西省における石炭産業と地域経済との関連
 第一節 地域経済構造(工業を中心に)
  一 産業構造とその変化
  二 大・中規模企業から見た工業の地域的構造
 第二節 石炭産業と地域経済
  一 石炭生産と産業構造
  二 石炭産業と産業配置
 第三節 石炭開発と地域経済の成長(県・市別から)
  一 石炭生産概況
  二 国内総生産額と工業生産額
  三 石炭産業と地域経済との関連
  四 一人当たり国内総生産額から見た石炭産業の影響

終 章 むすび
  一 中国におけるエネルギー産業と国から出された政策の関係
  二 山西省の石炭産業
  三 石炭産業と地域経済の関連

付  録
参考文献
索  引
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カント超越論的論理学の研究 

著者
山口修二 
シリーズ
 
助成
04年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
260 
定価
8,250円 (本体7,500円 )
発行日
2005年2月28日 
ISBN
ISBN978-4-87440-861-2/ISBN4-87440-861-3 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
「超越論的論理学」の学の理念が十分な「根拠」を持ち、この理念が「形而上学的演繹」から「原則論」に至る「分析論」の多様な議論を一貫する内的な問題連関を形成することを確証。
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序 〔隈元忠敬〕
凡 例
序 論


第一章 超越論的論理学の理念
 第一節 1762-64年における<内包的論理学>
  1 判断論
  2 学問の方法―「分析」と「総合」
  3 真理の根拠
  4 思考の対象の可能性
  5 <内包的論理学>の限界
 第二節 1770年の「就任論文」における「外延的論理学」
  1 形而上学の革新
  2 知性の消極的規定―知性の感性からの区別
  3 純粋直観としての時空―感性の知性からの区別
  4 感性と知性の関係―外延的論理学の方法
  5 『純粋理性批判』へ―オルガノンからカノンへ―
 第三節 『純粋理性批判』における「論理学の限界」
  1 「一般論理学」と真理問題
  2 「一般論理学」の役割―論理的形式と内容
  3 「超越論的論理学」の構想

第二章 超越論的論理学の着手―形而上学的演繹
 第一節 形而上学的演繹の「問題」
 第二節 問題解決のプログラム
 第三節 思考一般の機能としての判断
 第四節 「判断表」の掲示
 第五節 カテゴリーの導出
 第六節 形而上学的演繹の成果

第三章 超越論的論理学の正当化―超越論的演繹
 第一節 超越論的演繹の問題
 第二節 第二版演繹の論証構造
  1 演繹の第一段階
  2 第二段階への移行
  3 演繹の第二段階
 第三節 超越論的演繹の成果

第四章 超越論的論理学の展開―図式論の問題
 第一節 「判断力」の規則
 第二節 カテゴリーへの「包摂」の問題
 第三節 総合と図式
 第四節 図式と諸原則

第五章 超越論的論理学の体系
 第一節 感覚的経験の客観性
  1 問題の所在―感覚の主観性と客観性―
  2 感覚と直観形式
  3 感覚とその対象―「知覚の予科」―
  4 結び
 第二節 時間経験の客観性―「経験の類推」―
  1 時間的経験の主観性と客観性
  2 実体の持続性
  3 継起と因果性
  4 同時性と交互作用

結 び


文 献
索 引
あとがき
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第二言語不安の理論と実態 

著者
元田 静 
シリーズ
 
助成
04年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
252 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2005年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-867-4/ISBN4-87440-867-2 
Cコード
C3081 
ジャンル
言語学〈日本語〉 日本語教育
 
内容
日本における日本語学習者の第二言語不安を理論的・実証的に検討。理論的基盤形成をめざすとともに、実態調査で用いた全尺度を掲載、教育現場での情意要因の扱いに資する。
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【品切】
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まえがき

第1章 序論
第1節 研究の目的
第2節 研究の方法
 2-1 本研究の構成
 2-2 基本概念の定義

第2章 心理学における不安との接点
第1節 はじめに
第2節 臨床心理学における不安
 2-1 不安の概念
 2-2 自己成長と不安
第3節 実験心理学における不安
 3-1 不安動因説
 3-2 認知的妨害説
第4節 社会心理学における不安
 4-1 対人不安
 4-2 他者との比較
第5節 第2章のまとめ

第3章 第二言語不安研究の動向と課題
第1節 はじめに
第2節 第二言語不安の概念
 2-1 言語自我の観点
 2-2 認知的妨害作用の観点
 2-3 状況特定的不安の観点
 2-4 対人不安の観点
 2-5 第二言語不安の定義
第3節 第二言語不安の実証的研究
 3-1 模索期
 3-2 展開期
 3-3 分化期
第4節 第二言語不安研究の課題
第5節 第3章のまとめ

第4章 目標言語使用環境における第二言語不安の実態
第1節 はじめに
第2節 目標言語使用環境の観点
 2-1 教室内と教室外
 2-2 発話と聴解
 2-3 第二言語能力および学習者要因
第3節 初級日本語学習者の第二言語不安 ―調査―
 3-1 目的
 3-2 方法
 3-3 結果
 3-4 考察
第4節 第4章のまとめ

第5章 目標言語使用環境における第二言語不安尺度の作成とその検討
第1節 はじめに
第2節 項目の選定 ―予備調査―
 2-1 目的
 2-2 方法
 2-3 結果
第3節 日本語不安尺度の作成 ―調査1―
 3-1 目的
 3-2 方法
 3-3 結果
 3-4 考察
第4節 構成概念妥当性の検討 ―調査2―
 4-1 仮説の設定
 4-2 目的
 4-3 方法
 4-4 結果
 4-5 考察
第5節 第5章のまとめ

第6章 第二言語不安と自尊感情との関係
第1節 はじめに
第2節 自尊感情の概念規定
 2-1 自己概念と自尊感情,および自己評価
 2-2 自尊感情の特徴
第3節 第二言語教育・習得研究における自尊感情
 3-1 1970年代の理論
 3-2 実証的研究
第4節 第二言語不安研究における自尊感情
 4-1 理論的関係
 4-2 本研究の仮説
第5節 日本語不安と自尊感情との関係 ―調査―
第6節 第6章のまとめ

第7章 第二言語不安と動機づけとの関係
第1節 はじめに
第2節 心理学における動機づけ
 2-1 動機づけ
 2-2 内発的動機づけ
第3節 第二言語教育・習得研究における動機づけ
 3-1 Gardnerらの研究
 3-2 Gardnerら以降の研究
第4節 本研究における動機づけの枠組みと仮説
 4-1 動機づけの枠組み
 4-2 可能性予期の概念の導入
 4-3 本研究の仮説
第5節 日本語不安と動機づけとの関係 ―調査―

第8章 第二言語不安の軽減に対する教育的示唆
第1節 はじめに
第2節 不安軽減の意義
 2-1 不安の作用
 2-2 哲学的見解
 2-3 本研究の立場
第3節 不安軽減の基本理念
第4節 不安軽減の方策
 4-1 環境の観点
 4-2 自尊感情の観点
 4-3 動機づけの観点
第5節 第8章のまとめ

第9章 結論
第1節 本研究のまとめ
第2節 本研究の意義と課題
 2-1 本研究の意義
 2-2 本研究の課題

引用文献

資料
 1.第二言語不安尺度
 2.日本語能力の自己評定(4技能)尺度
 3.クローズテスト
 4.日本語不安(教室内・教室外)項目 ―調査1―
 5.日本語不安(教室内・教室内)尺度 ―JLAS―
 6.対人不安(相互作用不安・聴衆不安)尺度
 7.曖昧さを対する耐性尺度
 8.日本語の自信尺度
 9.日本語能力の自己評定(Can-do)尺度
 10.全体的な自尊感情尺度
 11.日本語での自尊感情(教室内・教室外)尺度
 12.可能性予期(日本語の上達見込み感)尺度
 13.動機づけの強さ(日本語の学習欲求・習得要求)尺度
 14.動機づけの内容(日本語や日本語学習に対する興味)尺度

謝辞
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備後の浄土 明王院 明王院開創千二百年記念

著者
安嶋紀昭 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
156 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2005年2月11日 
ISBN
ISBN978-4-87440-865-0/ISBN4-87440-865-6 
Cコード
C0015 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
備後福山市の古刹・明王院の国宝五重塔内部に描かれた荘厳画をカラー図版で掲載、図像学的・宗教史的に解説。文化財としての意義付けとともに密教の側面をも理解できるようにした。
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はじめに

原色図版

第一章 国宝明王院五重塔初層内部荘厳画
  一 明王院の歴史と五重塔
  二 金剛界三十七尊像
  三 真言八祖行状図
  四 龍猛行状図の場面選択
  五 重複のイマージュ

第二章 空海時代の密教絵画
  一 密教における絵画の意味
  二 空海の両部曼荼羅
  三 東寺の真言七祖像
  四 高野山の五大力菩薩像

第三章 五大明王の図像学
  一 概説五大明王
  二 東寺本の現状と形相
  三 東寺本の制作事情
  四 五大明王の図像学
     主要経軌等所説図像一覧表1 不動明王篇
     主要経軌等所説図像一覧表2 降三世明王篇
     主要経軌等所説図像一覧表3 軍茶利明王篇
     主要経軌等所説図像一覧表4 大威徳明王篇
     主要経軌等所説図像一覧表5 烏蒭渋摩明王・金剛薬叉明王篇

おわりに
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Product and Process in the L1 and L2 Writing of Japanese Students of English 

著者
広瀬恵子 
シリーズ
 
助成
04年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
254 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
2005年2月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-862-9/ISBN4-87440-862-1 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
同一学習者及び英語力上下二群の日本人学習者の日・英作文とその文章産出過程を多角的に比較分析。分析結果を基に実際の英文構成、ライティング方略指導の効果を探る。(英文)
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【品切】
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A Sociolinguistic Analysis of English Loanwords in Japanese Television Commercials :A Case Study

著者
ガブリエリ, Richard R. P. 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
168 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2005年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-863-6/ISBN4-87440-863-X 
Cコード
C3082 
ジャンル
文学・語学/欧米〈語学〉 言語学〈英語・その他〉 英語教育
 
内容
Sociolinguistics and Sociolinguistic Enquiry / Case Study Research / The Acculturation of English to Japanese Language and Society / The World of Advertising / The Study(英文)
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Acknowledgements
Table of Contents
List of Figures
List of Tables

1 Introduction
 1.1 Preamble
 1.2 Aims and Purpose of the Study
 1.3 Research Questions

2 Sociolinguistics and Sociolinguistic Enquiry
 2.1 Sociolinguistics Defined
  2.1.1 The Wonder of Language
 2.2 The Birth of Sociolinguistics
 2.3 Sociolinguistic Enquiry
  2.3.1 Sociolinguistics and the Sociology of Language

3 Case Study Research
 3.1 Introduction
  3.1.1 Multiple Methods of Data Collection
 3.2 Case Study Research
  3.2.1 Towards a Definition of Case Study
  3.2.2 The Nature of Case Study Research
  3.2.3 Case Study Research-Advantages and Disadvantages
  3.2.4 Case Study and Ethnography

4 The Acculturation of English to Japanese Language and Society
 4.1 Overview
  4.1.1 Grammatical Features of Nativized English
 4.2 The Nativization of English
  4.2.1 The Key Issues

5 English Loanwords in Japanese
 5.1 The Borrowing of Words
 5.2 Loanwords in Japanese
  5.2.1 Overview
  5.2.2 English Loanwords in Japanese

6 The World of Advertising
 6.1 Overview
 6.2 The Nature of Advertising
  6.2.1 Advertising and the Target Audience
 6.3 English in Japanese Advertising
  6.3.1 Introduction
  6.3.2 English Loanwords in Japanese Television Commercials

7 The Study
 7.1 Research Questions
 7.2 Procedure
  7.2.1 Working Framework
  7.2.2 Sampling
 7.3 Display of the Data and Analysis
  7.3.1 Loanwords and the Target Audience
  7.3.2 Wordplay

Notes

8 Conclusion
 8.1 Concluding Remarks
  8.1.1 Significance of the Study
  8.1.2 Directions for Further Research

Appendix 1 - The Television Commercials
Appendix 2 - The Questionnaire
References
Index
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日英外来語の発音 

著者
小林泰秀 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
186 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2005年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-850-6/ISBN4-87440-850-8 
Cコード
C3082 
ジャンル
文学・語学/欧米〈語学〉 言語学〈英語・その他〉
 
内容
日本にとけこんだ英語、英語圏の中の日本語と、両言語間にみられる言語現象を発音の面で捉える。資料は外来語辞典の英語、英和辞典の日本語と英語圏辞典の日本語からの借用語。
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はしがき

第1章 外来語の促音
 1.1 はじめに
 1.2 促音とは
 1.3 閉鎖音の促音
 1.4 摩擦音の促音
 1.5 おわりに

第2章 外来語の音体系
 2.1 はじめに
 2.2 外来語の子音
 2.3 母音挿入
  2.3.1「イ」の挿入/2.3.2「オ」の挿入/2.3.3「ウ」の挿入
 2.4 音声への対応
 2.5 スペリングへの対応
 2.6 外来語のアクセント
  2.6.1長母音と二重母音/2.6.2撥音/2.6.3促音/2.6.4母音の無声化とアクセント/2.6.5複合語のアクセント/2.6.6英語と同一のアクセント/2.6.7短縮語のアクセント
 2.7 おわりに

第3章 『研究社新英和大辞典』にある日本語の発音
 3.1 はじめに
 3.2 音節区分
  3.2.1第5版の音節区分/3.2.2第5版と第6版の音節区分
 3.3 アクセント付与
  3.3.1第5版のアクセント付与/3.3.2第5版と第6版のアクセント付与
 3.4 発音
  3.4.1アクセントと発音/3.4.2米音と英音/3.4.3アクセントのある母音の発音/3.4.4アクセントのない母音の発音
 3.5 おわりに
 発音記号一覧表

第4章 The Oxford Dictionary of Pronunciation for Current English にある日本語の発音
 4.1 はじめに
 4.2 ODPの発音記号
 4.3 アクセント付与
 4.4 発音
  4.4.1嵌入のr/4.4.2米音と英音の強勢母音/4.4.3米音と英音の非強勢母音/4.4.4<Vr>の発音
 4.5 おわりに
 発音記号一覧表

あとがき

 使用辞典
 参考文献
 索  引
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まちづくりNPOの理論と課題 

著者
澤村 明 
シリーズ
新潟大学マネジメントスクール研究叢書2 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2005年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-847-6/ISBN4-87440-847-8 
Cコード
C1030 
ジャンル
政治・経済・法律 労働・福祉・生活
 
内容
漠然とした「まちづくり」概念を再定義し、都市計画法令制度にもとづいた制度論的アプローチによるまちづくり研究の検討、提示。事例と知見をもとに、理論的考察を行なう。
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序 章 本書の目的と方法・構成
序-1 本書の目的
序-2 制度とは何か―本書の視座
序-3 本書の概要

第1章 わが国におけるまちづくりとNPOの今日的概念
1-1 「まちづくり」とは何か
 1-1-1 従来の「まちづくり」の定義
 1-1-2 「まちづくり」の語源
 1-1-3 本書における「まちづくり」の定義
1-2 「NPO」とは何か
 1-2-1 混乱する概念
 1-2-2 NPOの源泉
 1-2-3 サラモンによるNPOの共通定義
1-3 日本のNPO
 1-3-1 NPO法成立以前の法人形態と現在の概要
 1-3-2 NPO法(特定非営利活動促進法)の概要
1-4 本書で取り上げるNPOの範囲
1-5 まちづくりNPOの定義と先行研究
 1-5-1 まちづくりNPOの定義
 1-5-2 まちづくりNPOについての先行研究
 補論 NPO類似概念の整理―ボランティア、NGOなど

第2章 産業化以降の日本社会に見るNPOの存在理由
2-1 NPOの存在理由についての定説の検討
 2-1-1 市場の失敗説
 2-1-2 政府の失敗
 2-1-3 市場の失敗・政府の失敗説の限界
 2-1-4 マズローの欲求5段階説に依拠する説
2-2 市民型NPOの存在理由
 2-2-1 NPOに期待される「公益」の問題性
 2-2-2 日本の「公」と「私」の特徴
 2-2-3 NPOの出現以前の非市場的な財・サービスの供給者
 2-2-4 家計部門の縮退と非市場的取引の担い手の交替
 2-2-5 家計部門の縮退とコミュニティの変容
 2-2-6 都市型コミュニティ内のアソシエーションとしての市民型NPO
 2-2-7 日本の「公」「私」と「共」概念
 2-2-8 家計組織としての市民型NPO
2-3 市民型NPO以外のNPOの存在理由

第3章 制度としてのまちづくり・組織としてのまちづくりNPO
3-1 制度と組織
3-2 民間まちづくりの系譜
 3-2-1 「まちづくり」と都市計画-国家高権から住民参加へ
 3-2-2 民間まちづくりの主な流れ
3-3 運動としてのまちづくり
 3-3-1 社会学系と都市計画学系の活動形態による類型化
 3-3-2 社会学的な分類概念の限界
 3-3-3 志向性による類型化
 3-3-4 まちづくり運動の6タイプ
3-4 提案・自助型まちづくり運動の事例―建築紛争を中心に
3-5 制度としての「まちづくり」の条件
3-6 制度に沿わなかったケース
 3-6-1 駒沢超高層ワンルームマンション事件
 3-6-2 世田谷の欠陥住宅問題
3-7 まちづくりNPOと専門家
 3-7-1 専門家が関与する理由
 3-7-2 NPOとする理由
3-8 運動から組織へ―まちづくりNPOの生成過程
 3-8-1 組織としてのNPO
 3-8-2 組織化のパターン
 3-8-3 まちづくりNPOの組織文化
3-9 まちづくりプレーヤーとしてのNPO

第4章 まちづくりNPOの抱える課題
4-1 まちづくり運動が抱える問題
4-2 まちづくりNPOの課題
 4-2-1 まちづくりNPOの安定化戦略
 4-2-2 地域密着型まちづくりNPOの課題
 4-2-3 インターミディアリ型まちづくりNPOの課題
 4-2-4 組織としての課題―キーパーソン型
 4-2-5 組織としての課題―ネットワーク型
4-3 まちづくりNPOセクター全体としての課題
 4-3-1 専門家の関与
 4-3-2 悪質なNPOへの対処
 4-3-3 財源としての都市計画税の可能性
 4-3-4 大同団結すべき課題への対応
4-4 まちづくりNPOと建築紛争
 4-4-1 なぜNPOが建築紛争に立ち向かうのか
 4-4-2 建築紛争に対処するまちづくりNPOの課題
4-5 「建てる側」のNPOの可能性

終 章 本書の知見と残された課題
終-1 本書の知見
終-2 残された課題
 終-2-1 理論から実証による補完
 終-2-2 制度としての「まちづくり」の詳細分析
 終-2-3 本書の知見についての分野的拡大

参考文献
あとがき
索  引
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台湾漢民族のネットワーク構築の原理 ―台湾の都市人類学的研究―

著者
上水流久彦 
シリーズ
 
助成
04年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
248 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2005年1月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-857-5/ISBN4-87440-857-5 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア 労働・福祉・生活
 
内容
急激な都市発展をとげる台湾の中で、新たな環境への瓔譁人の適応における「会」組織の調査・分析を通じ、台湾漢人社会の人間関係の構築・維持の仕組みを論究する。
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序 章 問題の所在
 第一節 調査地にみる瓔譁人の社会的問題
 第二節 漢人社会にみる「会」組織の機能
 第三節 アソシエーションの機能にみる「統合」と「分化」
 第四節 「会」組織の「統合と分化」と漢人の統合原理
 第五節 研究課題と対象組織

第一章 調査としての玉山
 第一節 玉山の人口構成とその形式
 第二節 瓔譁人と新住民

第二章 扶助組織の分析――金銭的互助会
 第一節 調査地の互助会
 第二節 互助会選択の過程
 第三節 「人情」と互助会の人間関係
 第四節 「信用」という成員の選出基準
 第五節 結 語

第三章 血縁組織の分析――劉姓の同姓団体
 第一節 宗親会設立の契機と組織形態
 第二節 劉姓宗親会活動の実態とその限界
 第三節 劉姓大祖堂の成員獲得方法
 第四節 台北市劉姓宗親会の役割
 第五節 結 語

第四章 地縁組織の分析――寺廟管理組織
 第一節 蓮莱寺と地域性
 第二節 蓮莱寺における「瓔譁」の意味
 第三節 活動にみる蓮莱寺の新たな展開
 第四節 幹部成員の選出方法
 第五節 寺廟関与者の構成原理
 第六節 結 語

終 章 都市化に対する瓔譁人の適応
 第一節 異質な者を取り込み同類化する仕組み
 第二節 取り込み同類化した者を差異化する仕組み
 第三節 同類化しつつ差異化する「会」組織


参考文献
あとがき
索  引
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馬琴読本と中国古代小説 

著者
崔 香蘭 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
330 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2005年1月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-851-3/ISBN4-87440-851-6 
Cコード
C3093 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
馬琴読本における中国古代小説の摂取方法の様相について段階的に研究。中国古代小説の誤読誤解を正し新見を提示するとともに馬琴の奇抜な手法や読本創作の巧みさを論究。
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  序……(粕谷宏紀)

   序 章 馬琴読本における中国古代小説受容の方法

  一 中国古代小説と中国白話小説とは何か
  二 馬琴読本と中国古代小説との関係

   第一章 馬琴の中国古代小説受容の源流

第一節 読本処女作『高尾船字文』の趣向
   はじめに
  一 『船字文』と『焚淑録』
  二 『船字文』と『水滸伝』『捜神記』
  三 『船字文』と『今古奇観』
  四 『船字文』と『水滸伝』
   おわりに
第二節 『刈萱後伝玉櫛笥』における『開元天宝遺事』『逸史』『石点頭』の趣向
   はじめに
  一 『玉櫛笥』と『開元天宝遺事』
  二 『玉櫛笥』と『逸史』
  三 『玉櫛笥』と『石点頭』
   おわりに

   第二章 馬琴の中国古代小説受容の展開

第一節 馬琴読本における『水滸伝』虎退治説話の受容
   はじめに
  一 趣向取りの初期
  二 趣向取りの進展期
   おわりに
第二節 馬琴読本における「しびれ薬」の受容
  一 『杜騙新書』と『水滸伝』
  二 『高尾船字文』
  三 『椿説弓張月』
  四 『傾城水滸伝』
  五 『開巻驚奇(にんべんに)夾客伝』
  六 『南総里見八犬伝』
   おわりに

   第三章 馬琴中編読本における中国古代小説受容の様相

第一節 馬琴読本における幻術譚の一斑
   はじめに
  一 『船文字』と『水滸伝』
  二 『四天王剿盗異録』と『五雑俎』
  三 『四天王剿盗異録』と『古今説海』
   おわりに
第二節 『四天王剿盗異録』における『水滸伝』の影響
   はじめに
  一 狼退治の場
  二 喧嘩仲裁の場
   おわりに

   第四章 馬琴長編読本における中国古代小説受容の様相

第一節 『開巻驚奇(にんべんに)夾客伝』における馬琴の構想力―第一集の騙術譚をめぐって―
   はじめに
  一 『(にんべんに)夾客伝』における騙術譚の枠組
  二 『(にんべんに)夾客伝』における騙術譚の舞台設定
   おわりに
第二節 『開巻驚奇(にんべんに)夾客伝』における『女仙外史』『水滸伝』などの趣向
   はじめに
  一 変容を伴う平行的な摂取法
  二 重層的な摂取法
   おわりに
第三節 『南総里見八犬伝』(「館山城合戦」)における『平妖伝』(「貝州城合戦」)の趣向
   はじめに
  一 妖術による「発跡」について
  二 妖術による魅惑
  三 魔風による敗退
  四 妖術による「禁人法」
   おわりに
第四節 『近世説美少年録』と続編『新局玉石童子訓』における『平妖伝』『女仙外史』の趣向
   はじめに
  一 阿蘇神社縁起説話
  二 犬掛合戦
   おわりに
第五節 『新局玉石童子訓』における『水滸伝』『快心編』の武芸比べの趣向
   はじめに
  一 槍術比べの場
  二 射芸比べの場
   おわりに
第六節 『新局玉石童子訓』における「奇対」という冤罪譚の手法
   はじめに
  一 「かかる奇對」について
  二 「奇対」に至る趣向摂取の軌跡
   おわりに―「奇対」という手法―

   終 章 馬琴読本における中国古代小説受容研究の課題

   あとがき
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保健体育科教育における肥満羸痩概念の基礎的検討 

著者
吉川和利 
シリーズ
 
助成
04年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
256 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
2004年12月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-856-8/ISBN4-87440-856-7 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈保健・体育〉
 
内容
肥満や羸痩度に関する基礎的研究として多様な情報量基準を導入し概念の再構築を図り、体内総水分量を予測する統計モデルを作成。保健体育科教育における位置づけを検討する。
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序 章

 第1節 研究の目的

 第2節 健康事象の現代的課題と肥満

  1) 人口統計学的にみた有病率の変遷
  2) 現代病の危険因子の構造化

第1章 肥満羸痩の概念規定と保健体育科教育における課題
 第1節 一般モデルによる生体エネルギー源と肥満羸痩の関連
  1) 栄養障害の指標としての体格の意義
  2) 肥満羸痩に関わる体格指標の有効性と限界
 第2節 肥満羸痩概念ならびにその指標の批判と更新
  1) 羸痩から肥満への問題転換
  2) 肥満羸痩指標の批判と体組成への更新
  3) わが国における肥満羸痩指標の問題点
 第3節 肥満羸痩度に関連する保健体育科教育的課題と概念モデル
  1) 保健体育科教育の教育課程における肥満羸痩概念の反映
  2) 身体活動からみた体組成の概念化
 第4節 全体モデルの仮定

第2章 研究の理論的枠組み
 第1節 体組成の成分要素の理論
  1) 直接法による体組成分画化の理論段階
  2) 間接法による体組成の理論段階
  3) 多成分モデルへの進展
 第2節 間接的な推定方法の進展とその信頼性
  1) 総水分量法の定量による体組成推定
  2) 総カリウムの定量値による体組成推定
  3) クレアチニン法による体組成推定
  4) 体密度法測定法による体組成推定
  5) 皮脂厚など身体計測法による体組成推定
  6) 電気工学の援用による体組成推定の信頼性
 第3節 体組成定量方法の妥当性の検討
  1) 体水分量定量値による体組成推定の妥当性
  2) 総カリウム測定法による体組成推定の妥当性
  3) 尿中クレアチニン法による体組成推定の妥当性
  4) 体密度法による体組成推定の妥当性検討
  5) 皮脂厚法など身体計測法による体組成推定の妥当性
  6) 電気工学援用法の妥当性
 第4節 総合的な有用性の評価
 第5節 体組成予測モデルの研究系譜
  1) 体組成予測モデルへの帰着必然性
  2) 体組成予測モデルの研究系譜
  3) 予測モデルの互換性と相補性
  4) 独立変数採択からみた体組成予測モデルの限界
  5) 標本の属性からみた予測モデルの限界
  6) モデルの妥当性・信頼性の限界
 第6節 体水分モデルの意義
  1) 多成分的モデルでの必要性
  2) 電気抵抗的方法への応用可能性
  3) 関数式での係数確認の意義
 第7節 重回帰分析に関する最近の課題
  1) 資料の分析手法の選択
  2) 重回帰分析の定義
  3) 最良回帰式の選定と統計的基準
  4) 情報量規準の導入
  5) 多重共線性への対処
  6) 残差分析

第3章 研究主題ならびに仮定の設定
 第1節 作業課題と仮定
 第2節 被験者
 第3節 研究の実施
 第4節 研究の限界

第4章 青年期から壮年期までの体内総水分量予測式の作成
 第1節 重回帰式での変数選択と予測モデル最適化の必要性
 第2節 資料と方法
  1) 被験者の選定
  2) 体水分の定量方法
  3) 身体計測の手続き
  4) 統計解析の理論的枠組み
 第3節 研究結果
  1) 基本統計量の算出
  2) 相関係数行列の検討
  3) 重回帰分析の実際
 第4節 考察
  1) 予測モデルでの独立変数の検討
  2) 残差分析
  3) 体脂肪率の算出
  4) モデルの適用範囲の限界
  5) 計測値の正規性検定について
 第5節 青壮年期男子の予測モデル作成に関する資料と方法
  1) 被験者の特性と身体計測
  2) 体水分量の定量方法
 第6節 男子に関する予測モデルの研究結果
  1) 基本統計量の算出
  2) 相関係数行列と多重共線性の検出
  3) 重回帰モデルの作成
 第7節 予測モデルの評価とモデルの再構築
  1) 2、3の基準統計量による評価
  2) 残差分析
  3) 異常値除去後の重回帰分析
  4) モデルの多重共線性について
  5) 体脂肪率の換算
 第8節 提示モデル全般の考察ならびに小括

第5章 周径値を独立変数とした体内総水分量(TBW) 予測式作成の試み
 第1節 周径値モデルの意義
 第2節 資料と方法
  1) 被験者
  2) 体内水分量の定量
  3) 身体計測
  4) データ解析
 第3節 結果と考察
  1) 基本統計量と相関行列
  2) 重回帰モデルの作成方式
  3) 最適モデルの選択
 第4節 考察
  1) 重回帰式の妥当性検討
  2) モデルの信頼性の確認
  3) 体脂肪率の推定
 第5節 小括

第6章 リッジ回帰分析による最適モデルの選択
 第1節 リッジ回帰分析の定義と体組成研究上の意義
 第2節 資料と方法
 第3節 結果と考察
  1) 多重共線性の探索
  2) リッジ推定量の軌跡
  3) ステップワイズモデルとの比較による妥当性検討
  4) 予測モデルからの体脂肪率推定
 第4節 小括

第7章 結論と討論
 第1節 研究結果の要約
 第2節 体水分モデルの成果と体組成研究に関わる意義
  1) 独立変数に示されるモデルの有効性
  2) 肥満度評定と関数式係数を巡る論議
  3) 体組成に関した応用的研究への発展可能性
 第3節 保健体育科教育における課題への成果
  1) 保健体育科教育の外的・客観的意義からみた体水分モデル
  2) 保健体育科教育の内的・主観的側面からみた体水分モデルの意義
  3) 肥満羸痩に関する全体(holistic) モデルへの発展
 第4節 今後の課題

文 献
謝 辞
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マルティン・ブーバー研究 

著者
稲村秀一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
296 
定価
6,050円 (本体5,500円 )
発行日
2004年12月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-845-2/ISBN4-87440-845-1 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
ヘブライズムを思想的背景とする教育論・共同体論を分析、「現代の精神状況における神の蝕」の現象をブーバーの人間学的視座から解明して真の宗教的実存の可能性を探求。
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 序
 凡例
 略記号

第一章 教育思想の人間学的基礎
 第一節 ブーバーの教育思想成立の歴史的背景
 第二節 『教育的なるものについて』の教育思想
    一 教育の現実
    二 創造者本能の開発としての教育
    三 結びつきの本能の実現としての教育
    四 教育思想の二つの基本的な立場と第三の立場
    五 自由についての教育論の二つの視点
    六 権力意志とエロースを教育の原理とすることの批判
    七 教育の原理としての抱擁
    八 教育の原理と目的
 第三節 『育成と世界観』の教育思想
    一 『育成と世界観』成立の歴史的背景
    二 世界「観」の意義と限界
    三 根源的実在性と力としての「世界」
    四 育成の基礎はどこにおくべきか
    五 世界へ向けての教育と真の共同性の開発
    六 民族教育論の問題
 第四節 『性格教育について』の教育思想
    一 教育観の二類型
    二 普遍妥当的価値の崩壊の彼方に開かれる展望
    三 混沌における第三の立場
    四 性格教育における教師の役割
    五 性格教育の目標としての「偉大な性格」

第二章 共同体論の基礎構造
 第一章 人間存在の共同性
    一 共同的存在としての人間
    二 共同性をめぐる基礎経験と著作
 第二節 人間の間柄
    一 「人間の間柄」と「社会的なるもの」
    二 「人間の間柄」を破壊するもの
    三 「人間の間柄」を育成するもの
    四 「人間の間柄」の成就としての「真の対話」
 第三節 「社会的なるもの」の理解と展開
    一 『我と汝』における共同体論
    二 『単独者への問い』における共同体論
    三 『人間の問題』における共同体論
    四 『ユートピアへの道』における共同体論
    五 『社会と国家の間』『政治的原理の妥当性と限界』における共同体論
 まとめ

第三章 現代の精神状況における「神の蝕」
 第一節 隠れた神と現代の思想状況
 第二節 神の蝕の人間学的構造
    一 神の蝕と「神」という言葉
    二 ブーバーの人間学と宗教的世界
    三 真の現実としての立体的間の領域
    四 「神の蝕」としての「我―それ」関係の肥大化現象
 第三節 立体的間の崩壊から生まれる諸現象
    一 近世以降における哲学的思惟の主観化
    二 永遠の汝の対象化(理念化)
    三 宗教的現実と人為的宗教性
 第四節 理念としての神と人格としての神
    一 理念としての神と「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神」
    二 スピノザの実体的神論批判
    三 神の絶対的人格性
 第五節 宗教的現実と人間の危機
    一 神の蝕における倫理と宗教
    二 宗教的現実と経験
 第六節 対話的思惟の欠如と神の蝕
    一 宗教における非対話的諸形態と神の蝕
    二 「永遠の我―汝」関係の表現
    三 対話的思惟の欠如と神の蝕

第四章 宗教的実存の二形態
 はじめに
 第一節 信仰の二様式
    一 『信仰の二様式』の構成と意図
    二 エムーナーとピスティス
 第二節 『新約聖書』における信仰の多様性
    一 イエスの信仰
    二 弟子達の信仰
    三 パウロの信仰
 第三節 律法の問題
    一 トーラーの訳語と意味について
    二 イエスとパウロのトーラー理解の相違
    三 律法からの解放とトーラーへの復帰
 第四節 宗教的実存の構造
    一 「信じる者にはすべての事が可能である」の意味
    二 悔い改めの二様式
    三 魂の転向と実存の悔い改め
 まとめ

 後記
 初出誌一覧
 資料・参考文献
 事項索引
 人名索引
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ENGLISH PHILOLOGY AND STYLISTICS A Festschrift for Professor Toshiro Tanaka

編者
今林修・福元広二 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
232 
定価
4,000円 (本体4,400円 )
発行日
2004年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-860-5/ISBN4-87440-860-5 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉 文学・語学/欧米〈語学〉
 
内容
Contributed by: A.Jimura, Y.shinoda, M.Kanno, Y.Nakao, H.Ohno, H.Matsumoto, N.Hirayama, K.Matsuura, M.Kosako, S.Fuami, H.Fukumoto, A.Sasaki, S.Ikadatsu, E.Tatsumoto, M.Nishio, O.Imahayashi, S.Tomita, K.Nakagawa, E.Yoshida, H.Sakauchi.(英文)
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Professor Tanaka the Philologist(Akiyuki Jimura [地村彰之])
Acknowledgements
List of Contributors

A Case of Lexical Convergence specially referring to the relations between words and their etymological meanings with the appendix of the “D” Entries “A Glossary of the Cursor Mundi”(Yoshihiro Shinoda [篠田義博])

A Note on Gower's Narrative Art(Masahiko Kanno [菅野正彦])

Chaucer's Semely and Its Related Words from an Optical Point of View(Yoshiyuki Nakao[中尾佳行])

Lexicological Multiplicity in Chaucer― With Special Reference to Words Related to “Heart”(Hideshi Ohno [大野英志])

“Pendragon” and “Tyntagill” in The Destruction of Troy― A Conjecture(Hiroyuki Matsumoto [松本博之])

Epistemic Adverbs in the Paston Letters(Naoki Hirayama [平山直樹])

The Subjunctive in Deloney(Kazuko Matsuura [松浦加寿子])

A Cognitive Observation on Metaphors in E.Spenser's Amoretti(Masaru Kosako [小迫 勝])

Well as a discourse marker in The Taming of the Shrew ― A preliminary sketch(Shigenobu Fuami [浮網茂信])

The Grammaticalization of I tell you in Shakespeare(Hiroji Fukumoto [福元広二])

Be-perfect and Have-perfect in John Evelyn's Diary(Akemi Sasaki [佐々木朱美])

The Burns Text of Tam Lin Revisited(Seiichi Ikadatsu [筏津成一])

Free Indirect Discourse in Emma(Eiko Tatsumoto [辰本英子])

The Reporting Clause in Oliver Twist― With Special Reference to the Reporting Clause of Sikes(Miyuki Nishio [西尾美由紀])

Dialectal Features of Stephen Blackpool's Pronunciation(Osamu Imahayashi [今林 修])

Pip's Point of View in Great Expectations in Terms of Humanisation and Dehumanisation(Saoko Tomita [冨田佐央子])

Katherine Mansfield's “The Fly” Revisited:With Special Reference to Its Expressions of <Desire>(Ken Nakagawa [中川 憲])

Centering and Dialogue― A Preliminary Analysis of Referring Expressions in a Parallel Corpus of English and Japanese Map Task Dialogues(Etsuko Yoshida [吉田悦子])

Critical Linguistic Approaches to the British Press Reports on a Criminal Trial (Hiroyuki Sakauchi [坂内宏行])
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ENGLISH PHILOLOGY AND STYLISTICS :A Festschrift for Professor Toshiro Tanaka

編者
今林修・福元広二 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
232 
定価
4,840円 (本体4,400円 )
発行日
2004年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-860-5/ISBN4-87440-860-5 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉 文学・語学/欧米〈語学〉
 
内容
Contributed by: A.Jimura, Y.shinoda, M.Kanno, Y.Nakao, H.Ohno, H.Matsumoto, N.Hirayama, K.Matsuura, M.Kosako, S.Fuami, H.Fukumoto, A.Sasaki, S.Ikadatsu, E.Tatsumoto, M.Nishio, O.Imahayashi, S.Tomita, K.Nakagawa, E.Yoshida, H.Sakauchi.(英文)
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Professor Tanaka the Philologist(Akiyuki Jimura [地村彰之])
Acknowledgements
List of Contributors

A Case of Lexical Convergence specially referring to the relations between words and their etymological meanings with the appendix of the “D” Entries “A Glossary of the Cursor Mundi”(Yoshihiro Shinoda [篠田義博])

A Note on Gower's Narrative Art(Masahiko Kanno [菅野正彦])

Chaucer's Semely and Its Related Words from an Optical Point of View(Yoshiyuki Nakao[中尾佳行])

Lexicological Multiplicity in Chaucer― With Special Reference to Words Related to “Heart”(Hideshi Ohno [大野英志])

“Pendragon” and “Tyntagill” in The Destruction of Troy― A Conjecture(Hiroyuki Matsumoto [松本博之])

Epistemic Adverbs in the Paston Letters(Naoki Hirayama [平山直樹])

The Subjunctive in Deloney(Kazuko Matsuura [松浦加寿子])

A Cognitive Observation on Metaphors in E.Spenser's Amoretti(Masaru Kosako [小迫 勝])

Well as a discourse marker in The Taming of the Shrew ― A preliminary sketch(Shigenobu Fuami [浮網茂信])

The Grammaticalization of I tell you in Shakespeare(Hiroji Fukumoto [福元広二])

Be-perfect and Have-perfect in John Evelyn's Diary(Akemi Sasaki [佐々木朱美])

The Burns Text of Tam Lin Revisited(Seiichi Ikadatsu [筏津成一])

Free Indirect Discourse in Emma(Eiko Tatsumoto [辰本英子])

The Reporting Clause in Oliver Twist― With Special Reference to the Reporting Clause of Sikes(Miyuki Nishio [西尾美由紀])

Dialectal Features of Stephen Blackpool's Pronunciation(Osamu Imahayashi [今林 修])

Pip's Point of View in Great Expectations in Terms of Humanisation and Dehumanisation(Saoko Tomita [冨田佐央子])

Katherine Mansfield's “The Fly” Revisited:With Special Reference to Its Expressions of <Desire>(Ken Nakagawa [中川 憲])

Centering and Dialogue― A Preliminary Analysis of Referring Expressions in a Parallel Corpus of English and Japanese Map Task Dialogues(Etsuko Yoshida [吉田悦子])

Critical Linguistic Approaches to the British Press Reports on a Criminal Trial (Hiroyuki Sakauchi [坂内宏行])
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君よ知るや五月の森 

著者
古谷清刀 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
896 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
2004年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-843-8/ISBN4-87440-843-5 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
「最高の友達で兄弟で恋人」を求めて全てを捧げ合う日々の幸福を、二世代の少年たちの初恋を通して描く学園版『源氏物語』。
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上巻
1緑樹の章
  ・Prologue〈黒枠の葉書〉
  ・自己紹介
  ・出会い
  ・一学期
2濤聲の章
  ・夏休み
  ・Intermezzo〈飛行機雲〉


下巻
3爽籟の章
  ・二学期

4雪花の章
  ・冬休み
  ・三学期
  ・卒業式
  ・Epilogue〈告別式〉
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ことば・文・文章を求め合って2 ―じゅんや博士 読書、文章作法の会で学んだこと―

著者
白川朝子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
368 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2004年11月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-839-1/ISBN4-87440-839-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
野地潤家博士の文章講座記録第2弾。平成14年12月から平成15年11月までの例会内容を再現。生きること・書くこと・読むことの密なつながりを考えさせられる講話記録。
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まえがき

1 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第1回 感想
          (平成14〈2002〉年12月11日〈水〉)
 1 日本語を習得するために
 2 「やっと言えた」――新聞から
 3 受講感想から
 4 名詩集案内
 5 私の愛読詩――保育科に学んだ人たち
 6 「救われたこと」(野地潤家先生稿)
 7 「敬意と感謝をこめて」(古谷満利さん稿)
 8 Nさんの文章「読書・文章作法の会1周年を迎えて」について
 9 代表のあり方
 10 「虹」の文章について
 11 愛誦詩を見つける
 12 「まとめのしかた」について

2 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第2回 感想
          (平成15〈2003〉年1月8日〈水〉)
 1 年賀状(2003年)から
 2 (資料)「恭賀浄福」の年賀状から
 3 訓辞のありようについて
 4 「雪が面白い」(中国新聞夕刊“でるた”欄 平成15年1月7日〈火〉)について
 5 題材探し(「日本の遺産」・「神社紀行」)から
 6 書き出し文(大雪のことを書くとして)
 7 題材ノート

3 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第3回 感想
          (平成15〈2003〉年2月19日〈水〉)
 1 F氏の年賀状から
 2 中国新聞「緑地帯」(F氏稿)から
 3 こわれたまねきねこ(F氏稿)
 4 「バレンタイン前は引っ張りだこの畑博之さん」(朝日新聞“ひと”欄 平成15年2月13日〈木〉)
 5 徒然草関係文献目録の中から
 6 「徒然草」第60段
 7 『徒然草私感』
 8 「菓子三昧」

4 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第4回 感想
          (平成15〈2003〉年3月12日〈水〉)
 1 桜の詩集「文芸春秋 特別版 3月臨時増刊号」によって
 2 CD「ふるさと」を聴く

5 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第5回 感想
          (平成15〈2003〉年4月9日〈水〉)
 1 新聞を読むために
 2 読売新聞「選抜高校野球決勝」の記事から(4月4日)
 3 4月4日(金)毎日新聞の記事から
 4 春色の山(福島県裏磐梯)の写真
 5 広島大学生協ベストセラー
 6 「ある読書生活像」(野地潤家先生稿)
 7 Kさんの被爆体験記にかかわって
 8 和歌山県の小学校の先生の実践記録(回覧)
 9 「早春賦」日本の名歌のCDを聴く
 10 ハワイからの美しい虹の絵はがき(回覧)
 11 各区の図書館の蔵書数
 12 「暮らしの手帖 特別号 保存版2 叱る!!」より

6 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第6回 感想
          (平成15〈2003〉年5月14日〈水〉)
 1 中国新聞「記者手帳」から
 2 新聞の見出しから
 3 「SARS」について
 4 宇野千代生家への御案内
 5 週間朝日「大人の挨拶」から
 6 歩き方を知らない
 7 自分の漢字力を確かめるための一方法
 8 日本の名歌並びに、さだまさし「虹の木」のCDを聴く
 9 グリーンフェスティバルの展示に関して
 10 むすび
   (後日譚)

7 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第7回 感想
          (平成15〈2003〉年6月11日〈水〉)
 1 気をつけて話し方の修練を
 2 「捧霊前 原爆25回忌」について
 3 Sさんの文章「雪の庭」について
 4 『中高年のための文章読本』
 5 『国語科授業の構築と考究』(野地潤家先生のご著書)
 6 再び『中高年のための文章読本』から
 7 野地先生の教え子のお嬢さんからの手紙文
 8 「さだまさしさん」の記事の紹介
 9 グリーンフェスティバルの展示について文章を書く
 10 グリーンフェスティバル(平成15〈2003〉年6月1日〈日〉)

8 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第8回 感想
          (平成15〈2003〉年7月9日〈水〉)
 1 朗吟・朗詠・朗読関係文献のご紹介
 2 『蓮根日記――昭和20年を青春と生きて――』(村石昭三著)から
 3 『昭和年表』の紹介
 4 「国語教育を求めつづけて」(野地潤家先生稿)
 5 「岩波ジュニア新書」から読みたい本を
 6 Kさんの文章「学生がいた街」とNさんの文章「桜」について
 7 次回につなげて

9 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第9回 感想
          (平成15〈2003〉年8月13日〈水〉)
 1 会話・あいさつ・司会のむずかしさ
 2 宇野千代随筆集『百歳 ゆきゆきて』から
 3 朝日新聞文化欄「夕陽妄語」から
 4 説話的な世界
 5 『徒然草』第234段
 6 独創的な読み方

10 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第10回 感想
          (平成15〈2003〉年9月10日〈水〉)
 1 ねむの花の写真に詩の添えられたはがき
 2 「ねむの花樹」の朗読
 3 「個展」の朗読
 4 人生の岐路に立った時は
 5 文集『源平桃』の誕生
 6 「夏の花」の朗読
 7 『源平桃』の中から会員の希望により朗読
 8 「作文指導における叙述の基礎的研究――野地潤家先生著『源平桃』を対象に――」(中洌正蕘氏稿)
 9 質問力あれこれ
 10 Hさんの文章「破れかぶれの作文」について

11 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第11回 感想
          (平成15〈2003〉年10月8日〈水〉)
 1 本多顕彰氏『徒然草入門』から
 2 正岡子規
 3 『源平桃』に関して
 4 授業記録『国語教育個体史研究』から
 5 むすび

12 じゅんや博士 読書、文章作法の会 2年目第12回 感想
          (平成15〈2003〉年11月12日〈水〉)
 1 中島子玉の漢詩「河内路上」の文学碑に関して
 2 須賀良夫氏の「高師の思い出――その学・人・生活――」
 3 「かけがえのない場所――あの講堂の壇上――」(野地潤家先生稿)
 4 「10年ごとの軌跡」(野地潤家先生稿)
 5 Kさんの文章「2人で散歩」について

まとめに代えて
その1 この1年間を振り返って
その2 学んだこと・感動したこと103か条

あとがき
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ヘンリー・ジェイムズ小説研究 

著者
甲斐二六生 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
288 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2004年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-840-7/ISBN4-87440-840-0 
Cコード
C3097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
「カサマシマ公爵夫人」「悲劇の美神」「メイジーの知ったこと」「鳩の翼」「使者たち」「黄金の盃」の5作品における、各小説の人物像と展開・社会的背景の解釈と作者研究。
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第1章 『カサマシマ公爵夫人』――ハイアシンス・ロビンソン:生と死のドラマ
 1.父母の顔を求めて――ハイアシンスの自己像形成
 2.ハイアシンスの選択――何故ホッフェンダールに命を預けるか
 3.ハイアシンスの分裂と転向――死と生
 4.ホッフェンダール――神,それとも?
 5.作品の二重性――リアリズムかロマンスか

第2章 『悲劇の美神』――人生と芸術
 1.ジェイムズと人物研究――性格描写
 2.『ロデリック・ハドソン』から『悲劇の美神』へ――芸術家の闘い
 3.選 択――政治か芸術か
 4.ニックとジューリア――自由の問題
 5.ミリアム――演技的人間
 6.ピーター――世俗と芸術の狭間で

第3章 『メイジーの知ったこと』――夢と現実
 1.意味の探究
 2.経験とイニシエーション
 3.メイジーの意味
 4.現実と道徳原理
 5.メイジーの選択

第4章 『鳩の翼』――霊的世界と肉体的世界
 1.人物素描(1) ケイト・クロイ
 2.人物素描(2) ミリー・シール
 3.デンシャーの内省――その意識・視点と状況
 4.贖罪,受苦,放棄
 5.デンシャーの変容――二つの経験

第5章 『使者たち』――ストレザーのヨーロッパ
 1.ストレザーとヨーロッパ
 2.ストレザーの使命
 3.探究のテーマ

第6章 『黄金の盃』(1) 上巻――アメリーゴとアダム
 1.概 観
 2.アメリーゴの存在――追い迫る過去
 3.審美主義者の不安――未決の現在
 4.ヨーロッパとアメリカ――融和の試み
 5.ア ダ ム――本来的自己を求めて
 6.人間関係のドラマ――網に囚われた人々
 7.愛人たちとコロス――物語発展の端緒と解釈の枠組
 8.アメリーゴとシャーロット(1)――自由の喪失
 9.アメリーゴとシャーロット(2)――自由の追求と共謀
 10.アメリーゴの不安――内的世界
 11.アシンガム夫妻――コロスの二人
 12.マギーの開花――ローマの妻・母
 13.マギーの目覚め――生き始める
 14.シャーロットの意識――危機とナルシシズム

第7章 『黄金の盃』(2) 下巻――マギーの思惟世界
 1.変化への志向――意識の深化
 2.生きる主題――行動へ
 3.拮抗する力――マギーと愛人たち
 4.関係の組み直しと均衡――鬩ぎあう力
 5.父 と 子――誠実な人々
 6.運動のエネルギー――物理的な力への暗喩的転換
 7.無明の闇から光明へ――悪の世界を知る
 8.秩序と均衡へ――夫婦関係の建て直し
 9.罪と罰と赦し――マギーの心の営み
 10.盃の象徴――隠れた罅と修復

 参考文献

 あ と が き
 初出一覧
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「説得するために書く」作文指導のあり方 

著者
摺田誉美 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
216 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2004年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-838-4/ISBN4-87440-838-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
「説得」と「対話」との関係、カウンセリングの理論と技法、インベンション指導の実践・考察を通して、「説得」能力の基礎を築くための「書くこと」の学習活動を構想する。
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まえがき

序 章 「説得するために書く」作文指導研究の目的と方法
  第1節 研究の目的
  第2節 研究の方法

第一章 「対話」的コミュニケーションにおける「説得」と「書くこと」指導
  第1節 わが国の国語科教育における「対話」の教育の重要性
  第2節 「対話」の持つ一機能としての「説得」
  第3節 「説得」と「書くこと」の関係

第二章 「一般意味論」指導の意義と作文指導
  第1節 「一般意味論」の原理とカウンセリング理論との関係
  第2節 「一般意味論」と国語科教育の関係
  第3節 「トゥルミンモデル」と学習者の論理構造の発達

第三章 インベンション指導と「説得するために書く」作文指導との関連
  第1節 これまでのインベンション指導の成果と課題
  第2節 インベンションにおける「配置」
  第3節 インベンション指導の基本原理の検討

第四章 「説得するために書く」「悩みごと相談の手紙」の特徴とその指導
  第1節 「悩みごと相談の手紙」作文指導の先行実践と、その問題点
    (1) 貝田桃子「説得する文章を書く―「私たちが答える同世代の悩み」」
    (2) 西鳥羽裕「社交的な手紙の作文技術―悩み事相談―」
    (3) 森下幸子「クラスの悩み相談室」
    (4) 先行諸実践に学ぶこと
  第2節 「説得」のためのカウンセリング理論・技法と「トゥルミンモデル」及び「文章構成」との関係

第五章 「説得するために書く」作文指導の実践的研究
  第1節 授業構想及び授業計画
    1 授業構想
    2 授業計画
  第2節 授業実践と考察
   授業の実施状況と調査結果・考察
    (1) 第1時
    (2) 第2時
    (3) 第3時
    (4) 第4時
    (5) 特に「書けない生徒」への配慮
    (6) 「授業後のアンケート」の結果から
    (7) 授業後の改善策

終 章 研究の結論
  第1節 結論

あとがき
引用・参考文献
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現代日本語の接尾辞研究 

著者
黄 其 正 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
274 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2004年10月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-859-9/ISBN4-87440-859-1 
Cコード
C3081 
ジャンル
言語学〈日本語〉
 
内容
現代日本語の動詞性・形容詞性・名詞性の各接尾辞についての総合的な研究・分析をすることで、日本語の言語体系の中における接尾辞の特徴および位置づけを明らかにする。
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【品切】
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話しことば教育実践学の構築 

著者
前田真証 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
594 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2004年10月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-836-0/ISBN4-87440-836-2 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
内容
話しことば学力論の分析と構造化、年間指導計画論、教育話法の研究・育成など、学校教育現場における「話しことば」学力を身につけるための教育実践の提言・考察。
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まえがき
はじめに

第1部 話しことば学力論・年間指導計画論
 第一章 話しことば学力論・年間指導計画論の課題
   はじめに
   (一) 望ましい対話の蒐集を通して対話の生産性の内実について一層の掘り下げを
        ――対話本質論の問題に関して――
   (二) 育てるべき対話能力の段階と観点を学習者の自覚と結びつけたものに
        ――対話の学力構造論に関して――
   (三) 対話カリキュラムの作成手順を鮮明に
        ――対話指導計画論の課題――
   (四) 対話能力育成への実践事例の持つ可能性
   おわりに
 第二章 小・中学校の話しことば実践事例の考察と課題
  第一節 話表力の根底を耕す指導実践の検討
   第一項 入門期において心から話そうとする意欲の湧くものに(小学校)
   第二項 実践「よい聞き手になろう」の意義(中学校)
   第三項 国語科以外で取り組む対話への基礎訓練(中学校)
  第二節 話表力そのものを育てる指導実践の検討
   第一項 単元「お勧めの場所について対話しよう」の考察(中学校)
   第二項 話しことば教育実践の評価のために(その一)(小学校)
   第三項 話しことば教育実践の評価のために(その二)(中学校)
  第三節 話表力を活用する指導実践の検討
   第一項 体験したことが生きる対話活動をめざして
        ――福岡市立簀子小学校の研究テーマの考察――
   第二項 話しことばを活用した単元の考察

第2部 対話を基底とした話しことば教育
 第一章 問答・討議能力と司会能力の育成指導(小学校)
 第二章 対話能力の育成を中核にした国語教室経営の研究(中学校)
   (一) 対話を話しことばの基底に据える
   (二) 対話能力を育成する指導の組織化
   (三) 対話能力の育成を中核に据えた国語教室経営に向けて
   (四) 実践事例の考察
   (五) 研究の成果と課題
 第三章 伝え合う力を育てる国語科学習指導法の創造(中学校)
   (一) 伝え合う力に着目した国語科学習指導改善の指針
   (二) 伝え合う中学生の姿と学力進展の筋道
   (三) 伝え合う力を育てる年間指導計画の原案
   (四) 実の場を設定した国語科学習指導法創出のために
   (五) 実践事例の意義
   (六) 本研究の成果と課題

第3部 話しことば学力の構造化と問題点
 第一章 話しことば学力論
   はじめに
   (一) 伝え合う力の基底
   (二) 伝え合う力の意味と役割
   (三) 西尾実氏の「通じ合い」との比較
   (四) 話しことば教育実践への志向
   おわりに
 第二章 話しことば学力試案の問題点(小学校)
   はじめに
   (一) 望ましい聞き手・話し手の想定
   (二) 話しことば領域において指導すべき内容
   おわりに
 第三章 話しことば学力試案の問題点(中・高等学校)
   (一) 望ましい聞き手・話し手の想定の問題点
   (二) 話しことば領域において考案した指導内容の問題点
   おわりに

第4部 話しことば年間指導計画の構想
 第一章 中学校話しことば教育の構想
  一 研究の経緯・目的・方法
  二 話しことば年間指導計画への構想
   (一) 話表力の根底を耕す指導
   (二) 話表力自体を伸ばす指導
   おわりに
 第二章 応答力・質疑力を育てる年間指導計画の作成
  一 対話(応答力・質疑力)の根底を耕す学習指導
   (一) 学習者に対話の価値を身にしみて感じさせる
   (二) 談話生活の基盤となる正しく深い聞く力を養う
   (三) 自他ともに尊重される学級に
  二 対話の力そのもの(応答力・質疑力)を育てる学習指導
   (一) 対話の力(応答力・質疑力)を伸長させる階梯
   (二) 基礎訓練・日々の国語学習において
   (三) 単元学習において
  三 培った対話の力を活用する学習指導
 第三章 発表力の育成をめざす年間指導計画の作成
  一 発表力の根底を耕す学習指導
  二 発表力そのものを育てる学習指導
   (一) 発表力を伸長させる階梯
   (二) 発表の基礎訓練において
   (三) 日々の国語学習において
   (四) 単元学習において
  三 発表力を活用する学習指導
 第四章 討議力の伸長をはかる年間指導計画の作成
   はじめに
  一 討議力の根底を耕す指導
     ――話し合うことの価値を身にしみて感じさせることを中心に――
   (一) 実際の国語学習の中で話し合いの威力に気づかせる
   (二) おりおりに話し合うことの価値・必要性を理解させる
   (三) 話し合うことの究極的目的に目を開かせる
  二 討議力そのものを伸ばす指導
   (一) 討議力を養う階梯
   (二) 基礎訓練における討議力の育成
   (三) 日々の国語学習における討議力の練成
   (四) 単元学習における討議力の養成
   おわりに
 第五章 司会力を養う年間指導計画の作成
   はじめに
  一 司会力の根底を耕す指導
   (一) 司会の価値・必要性を感じさせる
   (二) 司会者としての確かな聞く力をつける
  二 司会力そのものを育てる学習指導
   (一) 司会力を伸ばす階梯
   (二) 基礎訓練において
   (三) 話し合いの学習の中で
   おわりに

第5部 教育話法・話しことば授業力のために
 第一章 教育話法の修練
      ――教師のコミュニケーション能力を求めて――
  一 現代におけるコミュニケーション上の課題
  二 教師に必要なコミュニケーション能力の育成(一)
     ――教育話法の習得・熟達を中心に――
   (一) 教育話法の種類と位置
   (二) 教育話法を向上させるために
  三 教師に必要なコミュニケーション能力の育成(二)
     ――学習話法の自覚と練成を中心に――
  四 教師に必要なコミュニケーション能力の育成(三)
     ――生活話法の凝視を中心に――
   おわりに
 第二章 話しことば授業力の修得と練成
   はじめに
  一 生徒自ら話しことば学力への展望をし得るものに
  二 学習者自身の話しことばの努力目標が自覚できるものに
   (一) 話表力の根底を自覚する
   (二) 話表力そのものの伸長
   (三) 蓄積された話表力の活用
  三 授業を教師の話しことば授業力の鍛えられる場に
   おわりに

あとがき
索引
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論理的思考力を育む国語教育 「ディベート」と「図解思考」の拓く地平

著者
浅井靖生 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
184 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2004年10月22日 
ISBN
ISBN978-4-87440-835-3/ISBN4-87440-835-4 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
情報や思考を図解、整理しことばを媒介にした論理的な思考能力の育成の指導法並びに展開性を備えた方略を提案・検証。主に国語教育を中心にした実践研究をもとに論述。
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 はじめに

1 アプローチ
 1 図解思考
  A 収束的思考/B 拡散的思考
 2 ディベート
  A ニ値論理から「問題発見」へ/B 文学的教材とディベート/C アプローチからの「問題発見」/D 自己認識の変容/E 授業改革とディベートの役割
 3 「図解思考」と「ディベート」

2 授業実践・提案とその考察
 1 「ロジカル・シンキング」が創造する国語教室
  A ロジカル・シンキングと国語科教育/B 「トゥールミン・モデル」の意識化/C 図解思考/D 目標としての「ログロール」
 2 「ピラミッド・ストラクチャー」を利用した作文・小論文指導
  A 文章構成案出のハードル/B ピラミッド・ストラクチャーとは/C 作文・小論文指導への応用/D まとめと課題
 3 「1分間スピーチ」の帯単元化(指導案)
     ─ワード・ハンティングとの複合的学習─
 4 「ペア・インタビュー」からの立論構成・反駁予想
     ─『羅生門』(芥川龍之介)を単元教材として─
 5 「ローテーション・バズ・セッション」から論題考案までの実践例
     ─『こころ』(夏目漱石)を単元教材として─
 6 「マイクロ・ディベート」からの反駁準備(指導案)
     ─『水の東西』(山崎正和)を単元教材として─
 7 文学的文章教材から「観念的・情動的論題ディベート」に展開する授業例
     ─「絵仏師 良秀」(『今昔物語集』)を単元教材として─
 8 教科書教材から「政策論題ディベート」に展開する授業例
     ─『風の学校』(沢木耕太郎)を単元教材として─
 9 「政策論題ディベート」を導入した国語科教育について
  A 教材から論題を見出す/B 「政策論題ディベート」授業のもたらすもの
 10 アフター・ディベート
  A フロー・シートの再検証/B 「録音・録画」からの検証/C 「セルフ・ディベート」の習慣化/D 学習の整理と蓄積(ポートフォリオの活用)

3 「話す」「聞く」とディベート
 1 ディベートの中の「話す」「聞く」
  A 論題提示からグループ協議の段階/B ディベート・ゲームの段階
 2 ディベートにおける「話す」「聞く」と評価
 3 ディベートにおける「話す」「聞く」に関わる課題と展望

4 課題と考察
 1 意識化
 2 組織化
 3 体系化(アルゴリズムの構築)
 4 目的の明確化
 5 ディベートの抱える課題

5 展 望
 1 文学的文章教材と論理的思考
 2 「総合的な学習の時間」との連関
 3 「時代」への対応
 4 ディベートのこれから

 引用文献・参考文献
 おわりに
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中等国語教育の展開 明治期・大正期・昭和期

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
562 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2004年10月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-842-1/ISBN4-87440-842-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
昭37年11月から昭61年8月までによる24年間の研究・論考の集成。明治・大正・昭和における中等国語教育の研究、中等国語教材史に関する考察、作文教育史研究の計13編。
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まえがき

1 明治期における中等国語教育
 1 明治後期の中等国語教育の実情―明治三〇年代から末年まで―
 2 中等国語教材論の一源流―上田万年編「国文学」(巻之一)の場合―
 3 明治期における文学史教育

2 大正期における中等国語教育
 4 広島高師附属中学校の国語教育―大正中期を中心に―
 5 大正後期の中等国語教育―第五回中等教育研究会(広島高師附中)を中心に―
 6 大正後期における「現代文」教授
 7 大正期における近代詩教授

3 昭和期における中等国語教育
 8 広島高師附属中学校の国語教育―昭和初期を中心に―
 9 広島高師附属中学校の国語教育―入学考査問題の検討―
 10 高等女学校国語学習事例の考察―大村はま先生の指導による―

4 中等国語教材史の考察
 11 国語教材史の問題―寺田寅彦の場合―
 12 国語教材史の一考察―「父帰る」(菊池寛作)について―

5 文章教育の史的展開
 (一)明治前期の文章教育(文章学習)
 (二)明治後期の文章教育
 (三)大正期の文章教育
 (四)昭和前期の文章教育
 (五)昭和後期の文章教育
    おわりに

あとがき
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作文教育における文章化過程指導の研究 

著者
大西道雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
300 
定価
6,050円 (本体5,500円 )
発行日
2004年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-834-6/ISBN4-87440-834-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
文章化過程に焦点をあて、歴史的先行研究の調査・考察から実践的検討をし、創構過程から文章作成活動へいたる展開の模索・解明を試みる。意見文研究の第3冊目。
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まえがき(野地潤家)
はしがき


序 章 問題の所在と研究の目的及び方法
 第一節 問題の所在
   第一項「文章化過程指導」とは何か
   第二項 創構過程指導に関する研究の概要
 第二節 研究の目的
   第一項 生成的文章指導観
   第二項「場」と叙述様式の形成要因
   第三項 支援・援助の方法
 第三節 研究の方法

第一章 作文の構想過程指導に関する基礎的研究
 第一節 昭和初期における作文の構想研究の討究(1)
     ――垣内松三・金原省吾の場合――
   第一項 問題の所在
   第二項 垣内松三の「構想論」と実証研究の検討
   第三項 金原省吾の「構想論」と実証研究の検討
   第四項 検討の集約
 第二節 昭和初期における作文の構想研究の討究(2)
     ――西尾実の場合――
   第一項 西尾実の「構想論」の成立過程の検討
   第二項 西尾実の綴方作品の縦断的研究の検討
   第三項 西尾実の構想研究の現代的意義
 第三節 作文の構想過程モデル作成の試み
   第一項 作文の構想過程に関する先行研究の整理と考察
   第二項 作文の構想過程モデル作成の試み

第二章 作文の叙述過程指導に関する基礎的研究
 第一節 文章の叙述様式成立に関する先行諸説の整理と考察
   第一項 修辞学の場合――武島又次郎・五十嵐力・佐々政一について――
   第二項 表現学の場合――松永信一・土部弘について――
   第三項 文章論の場合――相原林司・長田久男について――
 第二節 作文の叙述過程モデル作成の試み
   第一項 作文の叙述過程モデル作成のための理論的仮説
   第二項 作文の叙述過程モデル作成の試み
 第三節 作文の叙述過程モデルの実践的展開に備えた授業の思考実験的検討
   第一項 書く場の設定と創構活動
   第二項 創構活動を発動させ、展開させる「境遇」の意識化と構想活動
   第三項 実験的検証のための課題

第三章 作文教育における条件作文法の考究
 第一節 作文教育における条件作文法の問題史的考察
   第一項 上田萬年の課題・条件作文論
   第二項 友納友次郎の練習目的論
   第三項 和多史雄の条件作文論
   第四項 巳野欣一の課題条件作文論
   第五項 藤原与一の短作文論
   第六項 大西道雄の短作文論
   第七項 問題史的考察のまとめ
 第二節 条件作文法に関する基礎理論的考察
   第一項 条件作文法の基礎理論的考察
   第二項 作文力形成の促進要因としての作文条件の体系的整理
   第三項 考察の集約と課題

第四章 作文における文章化過程指導の実践的検討
 第一節 小学校の場合
   第一項 広島市立己斐東小学校の事例
   第二項 福岡市立青葉小学校の事例
   第三項 安田学園安田小学校の事例
 第二節 広島市立安佐中学校の事例
 第三節 鹿児島県鹿児島実業高等学校の事例
   第一項 実践研究成果の整理
   第二項 授業実践の分析と考察
 第四節 実践的検討結果の集約

第五章 作文における文章化過程指導の臨床的実験的解明
    ――高等学校1年の場合――
 第一節 臨床的実験的解明のための実験的調査仮説
 第二節 検証のための授業形式による実験的調査の構成と実施
   第一項 実験的調査の協力校及び協力者
   第二項 調査のための作文単元の構成
   第三項 作文活動の展開計画
   第四項 実験的調査の経過の概略
 第三節 実験的調査結果の分析と考察
   第一項 分析の観点と方法
   第二項 分析と整理
   第三項 標本事例の抽出
   第四項 抽出した標本事例の分析と考察
 第四節 分析・考察の集約と課題

終 章 研究の総括と課題
 第一節 研究の総括
   第一項 文章化過程における構想過程指導の基礎的研究(第一章)の集約
   第二項 文章化過程における叙述過程指導の基礎的研究(第二章)の集約
   第三項 作文教育における条件作文法に関する基礎的考察(第三章)の集約
   第四項 作文の文章化過程指導の実践的検討(第四章)の集約
   第五項 作文の文章化過程指導の臨床的実験的解明(第五章)の集約
 第二節 残された研究課題


引用・参考文献
あとがき
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回想余滴 

著者
井手勝美 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
288 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2004年9月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-841-4/ISBN4-87440-841-9 
Cコード
C0016 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
キリシタン史研究38年間の摘録と追懐。キリシタン思想研究、ヴァリニァーノ研究、英国史家トインビーについての考察、機関誌掲載文、恩師を偲んだ追悼文など収録。
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金田道和先生退官記念論文集 英語教育学研究 

著者
金田道和先生退官記念事業会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
272 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2004年9月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-837-7/ISBN4-87440-837-0 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育学・英語学・英米文学・文化人類学の各研究分野に携わる山口大学教育学部出身者17名による論文集。
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中世ヨーロッパの時空間移動 

共著
原野 昇・水田英実・山代宏道・中尾佳行・地村彰之・四反田 想 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
216 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
2004年9月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-833-9/ISBN4-87440-833-8 
Cコード
C3022 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/欧米 文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
中世ヨーロッパの旅/旅と巡礼の表象/中世ドイツ文学にみる旅/『カンタベリー物語』にみる旅/チョーサーとマンデヴィルの旅/中世の〈旅する人〉
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 まえがき

中世ヨーロッパの旅―騎士と巡礼―(山代宏道)
旅と巡礼の表象―フランス中世文学にみる―(原野 昇)
中世ドイツ文学にみる旅―騎士宮廷叙事詩と<冒険>―(四反田 想)
『カンタベリー物語』にみる旅―構造と意味―(中尾佳行)
チョーサーとマンデヴィルの旅―中世の旅と楽しみ―(地村彰之)
中世の<旅する人>―天のエルサレムと地のエルサレム―(水田英実)

 あとがき
 Contents
 著者紹介
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小学校対象 小学校国語科教育の実践・研究 

著者
神田和正 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
562 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2004年8月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-831-5/ISBN4-87440-831-1 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
国語科教育の改善・新生を追求し続けた37年間の実践と論考。「子どもを引きつける導入の方法」「作文の時間をどうするか」「生き生きと読ませるために」ほか。
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   序  文(野地潤家)
   まえがき

         第一章 国語科教育の改善・新生を求めて

 第一節 国語科教育の改善・新生を求めて
   1 子どもの姿を直視しよう
   2 教科書の教材・その活用
   3 子どもを引きつける導入の方法
   4 国語科における評価─あいまいさの克服─
   5 国語科との関連で効果を上げる
   6 「表現」と「理解」の関連指導―関連単元のあり方とその指導―
   7 関心・態度を養う国語科授業
   8 今後に生きる言語能力を目指して
   9 中学年における年間指導計画づくり
   10 「全国特色ある国語教育研究校」のここを学ぶ
   11 小学三年の「言語事項」指導計画作成の重点
   12 楽しい国語教室の創造─単元学習の見直しと建て直し─

 第二節 国語科学習活動の改善・新生を求めて
   1 「聞くこと・話すこと」の指導をするに当たって心がけたいこと
   2 話の内容を正しく聞き取れない子
   3 作文の時間をどうするか─わたしの実践から─
   4 作品例について―広島県作文集を読んで―
   5 子どもを伸ばす授業―詩の学習を通して―
   6 「表現」における基礎指導─視写・聴写によって─
   7 一つの作文を前にして―この子の表現力をどう伸ばすか―
   9 小学校・読むこと B文学的視点から
   10 『ことば』をたいせつにする
   11 「読むこと」を子どものものに
   12 学ぶ喜びのある文学教材の試み─「おいの森とざる森、ぬすと森」の場合─
   13 「説明的文章を読む」指導(その一)
   14 「説明的文章を読む」指導(その二)
   15 国語科における読書指導(その一)
   16 国語科における読書指導(その二)
   17 「読書する子」の学習システム

         第二章 国語科教育の実践・研究

 第一節 文学教材の読解指導
   1 読みを深めるために─一つの試み、感想のメモを使って─
   2 物語文読解指導の方法を求めて
   3 効を奏した「詩のページ」
   4 国語科学習における「てびき」の活用─低学年における文学教材による読解学習─
   5 広島へ行って─広島の子どもの反応─
   6 言語能力の高める学習課題
   7 語句の意味をつかませる─いきいきと読みを深める物語文の指導─

 第二節 説明文教材の読解指導
   1 読解学習指導におけるつまずき
   2 説明文の読解指導
   3 思考力をたかめる国語科の授業―説明文の読解指導を中心として―
   4 生き生きと読ませるために
   5 調べ読みへの導き
   6 知識・情報を得る読解(読書)指導―説明的文章における読みの取り組みについて―
   7 言語の教育と「日本のことば」
   8 表現に即して読み取る・読みの姿勢を大事にする
   9 表現の豊かさ・確かさを高める国語科の指導―作文指導の場合―

 第三節 初等国語科教育における試み・展望
   1 漢字指導の一考察(その一)
   2 漢字指導の一考察(その二)
   3 初等国語科教育の展望─大学における「初等国語科教育」の改善のために─


         第三章 国語教育個体史から─回想・随想─

   1 ひなのたわごと
   2 『いとなみ』の中から─考える子を目指して─
   3 松永信一先生からいただいたもの─松永先生の思い出─
   4 国語教室の創造
   5 養護学級と共に
   6 複式学級指導を通して得たもの
   7 読書三到
   8 小学校教師三十年
   9 新聞の切り抜き
   10 本校の教育目標の変遷
   11 図書欠乏症とつんどく
   12 国語教育における実践理論の必要性
   13 広島大学附属東雲小学校退任の挨拶
   14 心に生きる本田先生
   15 切り抜く楽しみ
   16 広島市の国語教育の歩みに支えられて
   17 教師の基礎的・基本的言語能力の充実・向上を─私の大学の授業をもとに─


   付録
    小学校国語教育執筆目録/共著・部分執筆の概要/神田和正 履歴

   あとがき
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エッセイ集 ここにいるよ 

著者
はらみちを 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
218 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2004年8月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-828-5/ISBN4-87440-828-1 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
これまでに得た愛すべき出会いを独特の文体と優しいイラストで綴るエッセイ集。日常の生命のきらめきがあふれる。
渓水社で購入する
【品切】
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まえがき【ここにいるよ】

魂の表現者達
郵便局はセピア色
それからのクッピー
古時計
ヒロミと生きてる
ボディメッセンジャー
お婆ちゃんの愉しみ
アイゲイズシステム
あいさつおっちゃん
コーチン
哲ちゃん
カオルさんの白い手
トンボも泳ぐよ
音色心情
救え植物!人と樹の会
母の笑顔
臍から手へ
手話は芸術だ
ぬくもり繁華譚
生きる子よ
一日郵便局長記
初めてのチューッ!
わが武道館 暴走記
橋と月
和ちゃんのファン達
風の中の美術館
ここにいるよ
マンガ天国知ってるかい
やしきわらし
やすらぎ音楽祭
洋平くんのこと
家 族
人よ樹から降りなされ
ピンクと黒とまっか
車椅子笑笑譚
百一才の時間
野 菊
ななかまど

半 胴
アート天才塾
生き残りじゃ
妖と神秘とナマナマしさと
ミュージカル顛末記
ヤメロ!ヒガミッポー!
吉原さん
ニューヨークに行く
元気!
母子の糸
ヨーコ心配
観音さま

あとがき【燦めくスピリット達に囲まれてきた】
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生きる力を左右する 子どもたちの言語環境 

著者
小川雅子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
178 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2004年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-830-8/ISBN4-87440-830-3 
Cコード
C2081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
子どもたちの言語環境と教師の言動意識、子どもの言語活動の問題と対処などの調査結果をもとに、誰もが豊かな言語生活をおくるための自己意識のありかたを究明する。
渓水社で購入する

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まえがき
第一章 家庭言語環境の実態と課題
 一 家庭言語環境の特徴
 二 家族に言われて嬉しかったことば
 三 子どもにとって嫌だったことば
 四 否定のことばの影響力と解決
 五 認識のレベルを止揚する

第二章 学校言語環境の独自性と教育力
 一 教室方言社会の教育力
 二 先生に言われて嬉しかったことば
 三 先生に言われて嫌だったことば
 四 同僚から見た教師のことば
 五 叱り方は方法ではない

第三章 友だち・メディアの言語環境
 一 友だちに言われて嬉しかったことば
 二 友だちに言われて嫌だったことば
 三 メディアのことば
 四 学校教育を超える影響力

第四章 周囲への要望と自己の発話意識
 一 周りの人にお願いしたいこと
 二 自分の話し方について気をつけていること
 三 好きなことば
 四 具体的な人間の知識として

第五章 子どもの味方になる見方による問題の解決
 一 子どもの発話行為の問題
 二 内言領域を主体とした指導事例
 三 方法の模倣ではなく「理」をつかむ
 四 国語教育の課題

引用・参考文献
あとがき
調査項目(質問用紙)
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芦田恵之助の綴り方教師修養論に関する研究 

著者
桑原哲朗 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
402 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2004年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-814-8/ISBN4-87440-814-1 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
固有の価値観と理念を持ち、随意選題という指導法を用いて優れた実践を生み出した芦田恵之助の、教師の重要性を強く認識した修養論の研究と実践的教育過程の基本原理を解釈・提示。
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【品切】
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  凡  例

 序論 研究の目的
  1節 文章表現教育研究の現状と課題
   1 技能
   2 認識
   3 言語生活
   4 教師の価値観
  2節 本研究の目的

1部 問題の所在と解釈の枠組
 1章 先行研究と研究方法
  1節 明治後期・大正初期における綴り方教師研究
   1 作文・綴り方教授書にみる教師像
   2 芦田恵之助の実践理論
  2節 芦田恵之助研究における問題の所在
   1 修養論について
   2 随意選題・文章観について
  3節 研究方法
   1 調査範囲
   2 資料の確定
   3 分析法
    (1) 内容の分析
    (2) 価値判断の分析
 2章 解釈の枠組

2部 芦田恵之助の教育者的堪能の形成と成立
 1章 教育者的堪能の形成と成立――綴り方教師修養論の変容――
  1節 日用文教授の重視
  2節 制限的綴り方の重視
  3節 実作と推敲の重視
  4節 教師の内面への着目
  5節 実践の根拠の定立
  6節 実践の再構築
  7節 実践の安定から随選案へ
 2章 教育者的堪能の本質――綴り方教師修養論の内容――
  1節 教育者的堪能のモデル
  2節 教育者的堪能の構成要素
   1 教授法
   2 系統
   3 技能
   4 専門的学問知
    (1) 実践的文法
    (2) 実践的修辞法
    (3) 実践的表記諸法
   5 価値観の体系
  3節 教育者的堪能における価値判断の変容
   1 価値判断の分析
   2 教育者的堪能のモデルにみる変容
  4節 教育者的堪能のシステム
   1 内的交渉
   2 外的交渉
   3 システムの中核としての綴り方教授文章観
 3章 綴り方教授文章観
  1節 綴り方教授文章観の形成と構成要素
  2節 文題選択
   1 書くべき対象
   2 随意選題と課題
   3 随選案の指標
  3節 主観的によい文

 結論 成果と展望
  1節 教師から賢師へ――教育者的堪能の習得――
  2節 実践学的教育課程の開発
   1 実践学的教育課程としての随意選題
   2 実践学的教育課程開発の方向
  3節 今後の課題

  註
  資  料
  参考文献目録

  あとがき

  事項索引
  人名索引
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国語教育学研究 国語教育を求めて

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
602 
定価
9,350円 (本体8,500円 )
発行日
2004年7月12日 
ISBN
ISBN978-4-87440-825-4/ISBN4-87440-825-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
昭和36年に刊行された限定私家版の復刻改訂版。国語教育学の確立を目指しての研究・実践における諸問題の論稿集成。
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まえがき

1 国語教育研究の諸問題
 1 国語教育理論の成立過程―国語教育学の理論的性格―
 2 国語教育科学の問題
 3 国語教育研究の基本問題
 4 国語教育研究の組織化の問題
 5 国語教育研究の問題
 6 「文法教育」の共同研究の基本問題
 7 語い学習史の基本問題―付、学習語い関係文系目録―
 8 「現場研究」体制の問題
 9 国語教育研究のために その一
 10 国語教育研究のために その二
 11 国語教育研究への姿勢の問題
 12 国語教育の深化のために―国語教育の史的研究を中心に―
―付、近代国語教育史研究文献目録―

2 国語教育実践の諸問題
 1 国語教育の実践心理の問題―みずからの国語教育を育てるために―
 2 近代国語教育史における内省派の伝統
 3 文芸教育の基本問題―鑑賞観の混乱について―
 4 読解指導の基本問題
 5 国語教育の系統化の問題―歴史的性格と問題点―
―付、戦後系統学習関係文系目録―
 6 国語教育経験課程の事例
 7 国語科教育法の「経験課程」の構成と方法―教育実習の問題点―
 8 国語教育事実の把握―実践記録のありかた―
 9 「国語教育実践」解釈の問題
 10 国語教育を深めるために

3 作文教育〔研究・実践〕の諸問題
 1 学校教育実践史の問題
 2 中学校作文教育の問題―組織化の問題を中心に―
 3 「作文教育論」史上の二つの論説
 4 「作文教育」研究の基本問題―国語学習個体史の立場を中心に―
 5 「作文」研究の基本的方法―個体史的立場を中心に―
 6 系統学習の歴史的性格―芦屋恵之助先生の「綴り方教授」のばあい―
―付、戦前綴方系統関係文献目録―
 7 高校作文教育の問題
 8 田上新吉先生のこと
 9 ちいさきものもほこりかに―三重県名張小学校六年生文集「桔梗」によせて―
 10 書くことをたいせつに―広島市矢賀小学校六年生文集「汽笛」によせて―

4 国語教育〔研究・実践〕の諸問題
 1 松山大会に臨んで―第二回全国大学国語教育学に出席して―
 2 十 年―私の国語教育史―
 3 国語教育への旅愁
 4 アンケート二つ
 5 喜びの国語教育―浜松への抒情―
 6 「国語教育の基礎能力と能力別指導」をいただいて
 7 国語教育研究における時間の問題
 8 「地方国語教育史」研究と「比較国語教育学」研究
 9 現場研究法―研修を深めるために―
 10 「小・中国語教育課程」改訂方針について
 11 凝 視―自己凝視と自己深化―
 12 新春のことば 1959
 13 年頭の自戒―国民言語生活史研究のことなど―
 14 教育相談室から
 15 巣立つみなさんへ
 16 しごとの継続と集積と
 17 「国語教育研究」発刊によせて
 18 国語教科書の歩み
 19 新春のことば 1960
 20 共同思考と共同研究

付 1発表目録
  2執筆目録

あとがき
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学校教育の認識論的転回 

著者
中井孝章 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
294 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
2004年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-823-0/ISBN4-87440-823-0 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
学校教育の日常性に焦点をあて、理科・社会科・国語科・外国語・道徳を主題とした授業実践や教育活動に見られる認識のあり方を例示し、根本的な学校教育の変革を論述。
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1「学校知」変革への視座――わざとしての知識――
 1.「学校知」の特徴
 2.「学校知」のパラドックス――アウグスティヌスのパラドックスと「受験知のスキル」――
 3.暗黙知理論に基づく知識観の転換
 4.暗黙知理論に基づく学習観の転換
 5.暗黙知理論に基づく授業実践
  5.1食育における「暗黙知=わざ」/5.2食育における理論と実践

2「自然認識」変革への視座としての「多重概念」――極地方式の科学教育に学ぶ――
 1.素朴理論への視座
 2.経験学習の再評価と仮説的推論
 3.自然認識における仮説的推論――ルール学習の再評価――
  3.1自成的学習とルール学習/3.2常識的モデルと科学的モデル――多重概念という視座――/3.3学習援助のストラテジー――「ドヒャー型」と「じわじわ型」――
 4.日常経験と学校経験を結ぶもの
 〔間奏1〕記号学習における推論的範型の系譜――世界の徴候学的解読――

3「社会認識」変革への視座としての「思考の往復運動」――社会科授業論としての中間項理論に学ぶ――
 1.授業実践のタイポロジー――知識論と思考論の交差――
 2.問題解決的思考の批判的検討
  2.1「受け身の授業実践」の批判的検討/2.2問題解決的思考の批判的検討――反省的思考を超えて――
 3.問題発見的思考の可能性
 4.有田和正の「新しい授業モデル」
 5.問題思考と再思考の展開――中間項理論の射程――
  5.1問題思考と「問いかけ主導型」の授業構成――思考の往復運動(1)――/5.2再思考と「対象受容型」の授業構成――思考の往復運動(2)
 6.問題解決学習から問題思考・学習への転換に向けて

4「文学教育」変革への視座としての「虚構としての文学」――新しい解釈学とマニエリスム文学論に学ぶ――
 1.「虚構としての文学」と文学言語の自律
 2.文学教育における解釈と分析
 3.文学教育における「前理解」とそのタイプ
 4.「持参された前理解」と「先取り的前理解」
 5.文学教育におけるマニエリスムの技法――教材化の技法――
 〔間奏2〕「電脳文学」教育の可能性

5「学校英語」変革への視座としての歴史精神分析――「多元的散開的外国語」の理念に学ぶ――
 1.英語教育変革の動向と「生活英語」の視座
 2.英語に対する日本人の歴史心理の構造――近代日本の精神分析を介して――
  2.1「人工言語」としての「学校英語」――その歴史的意味の検討――/2.2「英会話症候群」における「引き裂かれた自己」/2.3教育的コミュニケーション関係と「国際理解教育」
 3.多元的散開的外国語学習と国際理解教育に向けて

6「学校道徳」変革への視座としての「モラルジレンマ」――「決疑論としての道徳教育」の理念に学ぶ――
 1.「ゴルディオスの結び目」
 2.「学校道徳」という“推量ゲーム”――徳目主義の陥穽――
  2.1徳目主義の思想的背景/2.2「学校道徳」の言語ゲーム
 3.「学校道徳」改革の現在と新しい道徳授業の認識論――モラルジレンマという視座――
  3.1マル道の道徳授業とその認識論/3.2環境プロジェクトの授業とその認識論
 4.功利性原理と最低限の倫理学――稀少性の制約と道徳問題――
 5.功利性原理の効用と道徳教育の革新――社会的ジレンマという思考実験――
  5.1社会的ジレンマの理念と利得構造/5.2教育効果の不均衡と利他主義教育のアポリア/5.3行動結果に基づく人間類型/5.4社会的ジレンマの解決に向けての思考回路
 6.道徳授業の改革の端緒としての「命の授業」
 7.功利性原理に基づく道徳授業と「脳死・臓器移植」問題――思考実験としてのサバイバル・ロッタリー――
  7.1授業戦略としての功利主義擁護/7.2サバイバル・ロッタリーの思考回路と功利主義のパラドックス/7.3パーソン論と免疫学的思考/7.4「脳死・臓器移植」問題の道徳授業の展開
 8.道徳授業改革の視座としてのモラルジレンマ――「学校道徳」を越えて――
  8.1コールバーグの道徳教育の理論と実践/8.2モラルジレンマに基づく授業実践とジレンマくだき/8.3真正のモラルジレンマとしての生命問題――決疑論としての道徳教育論の構築に向けて――
 〔間奏3〕トゥールミンモデルの効用と限界――「脳死」概念の議論分析を中心に――

文献リスト
あとがき
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えつこ15歳のとき、8月6日・ヒロシマ 

文
武谷田鶴子[佐古美智子 キルト] 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5変形 
ページ
40 
定価
1,047円 (本体952円 )
発行日
2004年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-827-8/ISBN4-87440-827-3 
Cコード
C0023 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
被爆し、アメリカで手術を受けた二人によるキルトと文。鎮魂と平和への思いをこめる。
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【品切】
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国語科教育実践の探究 

著者
清水 茂 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
392 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2004年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-824-7/ISBN4-87440-824-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
藤原与一博士の実践理論に学んで自らが実践・研究を重ねた論考37編。感傷主義からの脱却、意欲のある子に育てる、わかったことを進んで表現できる子どもを育てる指導、ほか。
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国語科教育実践学への探究 

著者
堀 泰樹 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
664 
定価
9,350円 (本体8,500円 )
発行日
2004年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-822-3/ISBN4-87440-822-2 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
昭和53年から25年間の国語教育の論考と報告。中・高校での「聞くこと」の教育と、作文・読解・読書指導の指導実践と論考。大分県の場合を中心に近代国語教育史の考察をそえる。
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 まえがき(広島大学名誉教授 鳴門教育大学名誉教授 野地 潤家)

1 古田拡先生に学ぶ――「聞くこと」の教育を中心に――
 1 国語教育における「聞くこと」の発見
 2 「聞くこと」の教育論の研究
 3 「聞くこと」の教育についての一考察――宇佐美よし子氏のばあい――
 4 「聞くこと」の教育の検討
 5 国語教育実践理論の研究
 6 文法教育論の考察
 7 国語教材論の考察
 8 作文の「鑑賞」の指導についての考察

2 作文の指導を求めて
 1 作文指導の研究
 2 作文指導の隘路――ホール・ランゲージの立場を視点にして――
 3 「作文」指導における人間関係――高校の国語教室づくりのために――
 4 構成指導の実践的研究――中学二年生、Y・Sさんの「学習記録」から――
 5 題材指導の実践的研究――高等学校「国語1」のばあいを中心に――

3 読解・読書指導を求めて
 1 読書生活の指導
 2 文体の読みの指導――小説のばあいを中心に――
 3 文学的文章(小説)におけるつまずきの原因と克服
 4 国語科基本教材の地線的研究を進めるにあって――小説のばあい――
 5 アメリカにおける文学教育の考察――主題単元の展開例を中心に――
 6 主題単元における古典教育――単元「自我」のばあい――
 7 アメリカにおける小説指導――読者の反応を中心としたアプローチ――

4 中学校国語科指導を求めて
 1 中学生の読書意識についての一考察
 2 ことば自覚を高める指導の試み――単元「はやりことばを考える」(中一)――
 3 表現(スピーチ)の学習指導の実際――中学二年生のばあい――
 4 「走れメロス」(太宰治)の教材史

5 高等学校国語科指導を求めて
 1 「国語1・2」の実践的研究(一)――単元「自然観の断絶」――
 2 「国語1・2」の実践的研究(二)――単元「愛―出会いと別離と―」――
 3 「国語1・2」の実践的研究(三)――単元「自我―少女たちの心―」――
 4 「国語1・2」の実践的研究(四)――1年三組のばあい――
 5 「国語1・2」の実践的研究(五)――単元「青春」のばあい――
 6 「国語1・2」の実践的研究(六)――五か年の共同研究の歩みを中心に――
 7 「アルプスの少女」(石川淳)におけるつまずき――高校2年のばあい――
 8 高等学校における論説・評論指導
 9 六年制教育課程の実証的研究
 10 六年制教育課程の成果と課題

6 国語科授業の創成を求めて
 1 “安き位”を求めるということ
 2 ことばの学び手が育つ国語教室の創造のために――「ことばの学び手」の〈現実〉をとらえることから――
 3 「現代語」の授業のあり方――生きたことば事例の教材化――
 4 津久見大会にみる中国研の成果と課題

 5 国語科学習指導の深化――「聞くこと」による国語学習者の発見
 6 言語感覚の育成――ことばの母胎への働きかけを――
 7 国語科授業展開の確かさを求めて――小山清先生に学んだこと――
 8 国語科授業のヴィジョン形成についての一考察――教員養成系学部における課題――
 9 教育実習指導の実際(一)――今江祥智「龍」(民話)――
 10 教育実習指導の実際(二)――島崎藤村「桜の実の熟する時」(小説)――
 11 慈しみのことばの源がはぐくむもの

7 近代国語教育史を求めて――大分県のばあいを中心に――
 1 大正期師範学校の作文資料――「作文草稿集」(佐賀県師範学校 内山吉作稿)のばあい――
 2 読むことの“学習の手引き”についての考察――昭和初期における大分県大分郡東稙田尋常高等小学校の実践を中心に――
 3 大分県における昭和初期の綴り方実践の考察(一)――中尾六助氏のばあい(1)――
 4 大分県における昭和初期の綴り方実践の考察(二)――中尾六助氏のばあい(2)――
 5 大分県における昭和初期の綴り方実践の考察(三)――荒金進氏のばあい――
 6 大分県国語教育関係文献目録(一)――『大分県教育』・大正篇
 7 大分県国語教育関係文献目録(二)――『大分県教育』・昭和篇

あとがき/初出一覧
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われらの青春のうた ロシア民謡翻訳歌詞考

著者
山碕雄一 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
220 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2004年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-821-6/ISBN4-87440-821-4 
Cコード
C1073 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
日本でも親しまれ愛唱した原語版の直訳と対照する比較文化論的ロシア民謡考。「うたごえ」の記憶と共に淡い青春の日々が今よみがえる。
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 少し長いまえがき

第一章 ロシア民謡原語版へのあこがれ
    ―『カチューシャ』と『トロイカ』と『郵便馬車の馭者だった頃』『鐘の音は単調になりひびく』『果てしなき荒野原』など―

第二章 『仕事の歌』をめぐって
    ―『流刑人』『とらわれ人』『どん底の歌』『ポルシュカ・ポーレ』など―

第三章 ヴォルガの風土
    ―『ヴォルガの舟歌』『ステンカ・ラージン』『ヴォルガ下り』『なつかしきヴォルガ』―

第四章 圧政の中の叙情
    ―『うぐいす』と『蚤の歌』と『バイカル湖のほとり』『聖なる湖バイカル』―

第五章 独唱に適した民謡
    ―『黒い瞳の』『行商人』『赤いサラファン』―

第六章 現代ソヴィエトの歌曲
    ―『道』『バルカンの星の下で』『ともしび』『モスクワ郊外の夕べ』と『スリコ』など―

第七章 可憐な恋
    ―『カリンカ』『白樺は野に立てり』『小さいぐみの木』『リラの花』―

第八章 ウクライナの嘆き
    ―『雪白く』『コザックは口笛を吹いて』と『バンドゥーラに寄せて』―

 少し長いあとがき

 主要参考文献目録
 収録したロシア民謡・題名(日本語訳) 索引

 刊行にあたって〈木村逸司〉
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高校対象 国語科学習指導の深化を求めて 

著者
安宗伸郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
170 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2004年6月6日 
ISBN
ISBN978-4-87440-818-6/ISBN4-87440-818-4 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
高等学校における「主体的な読みとりをさせるための試み」「漱石を読む」と題した二つの授業指導と実践。教育実習生の受け入れ記録と教育に関する随想11篇を収録。
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漱石文学の研究 

著者
安宗伸郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
396 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
2004年6月6日 
ISBN
ISBN978-4-87440-817-9/ISBN4-87440-817-6 
Cコード
C3095  
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
書簡や日記、記録から漱石の心象の経年変化と人間像を探り、漱石の作品や文献から作品への考究を行う。日付と行動を記した夏目漱石年譜を収録。漱石文学研究の進展をはかる。
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清水文雄先生に導かれて 王朝文学の会の軌跡

著者
安宗伸郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
202 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2004年6月6日 
ISBN
ISBN978-4-87440-816-2/ISBN4-87440-816-8 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
清水文雄先生指導による王朝文学会の歩みと機関誌「河」への随想、恩師槇岡先生、義兄門田宏氏に関る編集関係を記載。縁あって携わったこれまでの編集記録をおさめる。
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  まえがき

1 王朝文学の会の軌跡

  一 王朝文学の会の歩み(昭三一・四?~平七・一二)――年代記風に――
  二 王朝文学の会二十年の思い出(昭三一・四?~昭五四・五)
  三 王朝文学の会(昭五四・六~五八・五)――このごろの歩み――
  四 王朝文学の会(昭五八・六~平三・六)――この八年間の歩み――
  五 清水文雄先生古稀記念――「河」五号 編集後記――
  六 清水文雄先生喜寿記念――「河」十三号――
  七 清水文雄先生傘寿記念――「河」十七号――
  八 清水文雄先生米寿記念――「河」二十四号――
  九 清水文雄先生卒寿記念――「河」二十六号――
 一〇 「河」終刊の辞
 一一 「続『河』」創刊の辞
 一二 「続河」二号 巻頭言・編集後記
 一三 「続河」三号 はじめに・編集後記
 一四 「続河」四号 はじめに・編集後記
 一五 「続河」五号 はじめに・編集後記
 一六 「続河」六号 はじめに・編集後記
 一七 「続河」七号 はじめに・編集後記
 一八 「続河」八号 はじめに・編集後記

2 随  想

  一 ひとり立ちの日に
  二 夢について
  三 Kさんのこと
  四 伯父の話
  五 叔父のこと
  六 「家長制度」について
  七 思い出
  八 福永武彦のこと
  九 雑記帳より
 一〇 我が心の中の短歌
 一一 ご出席の皆様へのお礼の言葉――長男直樹の結婚式での挨拶――

3 編集に携わって

  一 槇岡永惣先生へ――喜寿記念「アメーバ」――
  二 傘寿記念「アメーバ」
  三 門田宏遺稿集までのこと
  四 門田京子詩文集「旅」
  五 門田宏遺稿集「道」(句歌集)
  六 門田宏遺稿集「歩いてきた道」
  七 教え子からの手紙
  八 妻の目から見た門田宏と原爆

  あとがき
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本居宣長の国語教育 「もののあはれをしる」心を育てる

著者
浜本純逸 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
2004年4月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-787-5/ISBN4-87440-787-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
近世国語教育史における宣長の思想成立過程・人間観・教育観と、教育法を考察することによって、現在の国語教育形成の探究・今後の展望を模索する。
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英語の語彙指導 あの手この手 

著者
毛利公也 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
196 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2004年4月8日 
ISBN
ISBN978-4-87440-811-7/ISBN4-87440-811-7 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
高校における英語の語彙習得のための様々な指導法と問題点を考察。実践記録と指導のための自己研修を紹介し、国際化時代を迎えるこれからの英語指導のあり方を模索する。
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現代日本文学のポエジー 虹の聖母子

著者
横山昭正 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
244 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2004年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-815-5/ISBN4-87440-815-X 
Cコード
C1095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉 一般書/文芸評論
 
内容
まどみちお・村野四郎・堀辰雄・志賀直哉の作品における比較文学的アプローチ。1虹の聖母子・2共感覚の詩・3村野四郎の詩法・4『風立ちぬ』小論・5志賀直哉小論。
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  まえがき

1 虹の聖母子―まど・みちおの詩のイコノロジー―
    はじめに
 一 「ぞうさん」のこと
 二 「にじ」の解釈1
 三 「にじ」の解釈2
 四 まどと虹
 五 虹とデンデンムシ
 六 虹とテントウムシ―共感覚 synesthesia―
 七 虹とスイミツトウ―カナンの地―
 八 音楽
 九 虹の音楽
 十 聖母子図―授乳の聖母 Maria Lactans―
    おわりに

2 共感覚の詩
    はじめに
 一 ボードレール「照応」Correspondances
 二 響きと花
 三 声と色、香りと色
    おわりに―「精神と感覚との熱狂」―

3 村野四郎の詩法―「鹿」をめぐって―
    はじめに
 一 時間から空間へ
 二 平易な語法
 三 「すんなり立って」
 四 比喩の冒険
 五 ハイデッガー「終末への存在」 Sein zu Ende
 六 「大きい森の夜」
    おわりに

4 『風立ちぬ』小論―「生と死との絨毯」―
    はじめに
 一 幻影
 二 死への接近
 三 演劇性
 四 振り向くオルペウス
 五 リルケ「わたしのいのちはどこへまで届くか」
    おわりに

5 志賀直哉小論―冥界からの帰還―
    はじめに
 一 『城の崎にて』
   1都市から田舎へ/2町から自然、自然から町へ/3幽明境
 二 『暗夜行路』
   1反響と反映―尾道―/2火と水の結婚/3天と地の結婚―大山―
    おわりに―「弧」をめぐって―

  あとがき
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戦後作文・綴り方教育の研究 

著者
菅原 稔 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
818 
定価
22,000円 (本体20,000円 )
発行日
2004年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-803-2/ISBN4-87440-803-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
戦後(昭和21年~40年代)の兵庫県を中心に作文・綴り方教育の組織的な生成と展開、実践および理論の成立と発展、文集の意義と成果から、地方的展開の姿を解明する。
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まえがき――野地潤家

序 章 研究の目的と課題、および方法

 第1節 研究の目的と課題
 第2節 研究の方法
   1 先行研究の検討
   2 研究の方法

第1章 作文・綴り方教育における機関誌の刊行とその展開

 第1節 戦後同人誌の刊行とその後の展開
   1 戦後同人誌の刊行
   2 戦後同人誌の展開
 第2節 兵庫県国語教育連盟機関誌「国語兵庫」の刊行とその後の展開
   1 「国語兵庫」の創刊とその刊行経過
   2 昭和20年代の「国語兵庫」所収の実践記録の検討
   3 昭和30年代の「国語兵庫」所収の実践記録の検討
   4 昭和40年代の「国語兵庫」所収の実践記録の検討
   5 「国語兵庫」の意義と役割
 第3節 兵庫作文の会機関誌「作文運動」の刊行とその後の展開
   1 「作文運動」の創刊とその刊行経過
   2 昭和20年代の「作文運動」所収の実践記録の検討
   3 昭和30年代の「作文運動」所収の実践記録の検討
   4 昭和40年代の「作文運動」所収の実践記録の検討
   5 「作文運動」の意義と役割
 第4節 神崎作文の会機関誌「むぎのめ」の刊行とその後の展開
   1 神崎作文の会の結成と「むぎのめ」の刊行経過
   2 昭和30年代の「むぎのめ」所収の実践記録の検討
   3 昭和40年代の「むぎのめ」所収の実践記録の検討
   4 「むぎのめ」の意義と役割

第2章 作文・綴り方教育における典型的実践の成立と展開

 第1節 村の地域性に基づく作文・綴り方教育実践――東井義雄のばあい――
   1 実践記録『学童の臣民感覚』と転向論の検討
   2 学校文集「土生が丘」の検討
   3 実践報告「培其根」の検討
   4 東井義雄の実践・理論の内容と意義
 第2節 都市の地域性に基づく作文・綴り方教育実践――戸田唯巳のばあい――
   1 学級文集「星の子のひろっぱ」と実践記録『学級というなかま』の検討
   2 瓦木小学校の教師集団に見られる学級文集活動
   3 戸田唯巳の実践・理論の内容と意義
 第3節 学級集団作りにはたらく作文・綴り方教育実践――小西健二郎のばあい――
   1 学級文集「たけのこの兄」と実践記録『学級革命』の検討
   2 学級文集「たんばのこ」と実践記録『たんばの子』の検討
   3 小西健二郎の実践・理論の内容と意義
 第4節 社会認識の形成にはたらく作文・綴り方教育実践――黒藪次男・黒藪豊子のばあい――
   1 学級文集「神部の子」と実践記録『ありがとう小さいなかま』の検討
   2 学校文集「せんちょう」とへき地における作文・綴り方教育実践の検討
   3 黒藪次男の実践・理論の内容と意義
   4 黒藪豊子の実践・理論の内容と意義

第3章 作文・綴り方教育における文集活動の様相とその展開

 第1節 兵庫県下における戦後文集刊行の動向
 第2節 学校文集の分析と考察
   1 兵庫県東部の学校文集「雲」(伊丹市伊丹小学校)
   2 兵庫県中部の学校文集「じねんじょ」(加西市西在田小学校)
   3 兵庫県西部の学校文集「香島の土」(揖保郡香島小学校)
 第3節 学級文集の分析と考察
   1 低学年文集の分析と考察
   2 中学年文集の分析と考察
   3 高学年文集の分析と考察
 第4節 個人文集・職員文集の分析と考察

終 章 研究の総括と結論

 第1節 研究の総括
 第2節 研究の結論

あとがき
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戦後古典教育論の研究 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏を中心に

著者
渡辺春美 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
404 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2004年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-813-1/ISBN4-87440-813-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
 
内容
古典観、目的観、方法論など全般にわたって隔たりが見られる、時枝誠記・荒木繁・益田勝実3氏の古典教育に関する論考を中心に考察。古典教育論の問題・課題を明確にする。
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 ま え が き(鳴門教育大学教授 世羅博昭)


序 章 研究の目的と方法
  一 研究の目的
  二 研究の方法

第一章 時枝誠記氏の古典教育論
 第一節 時枝誠記氏の古典教育論 ――古典観・古典教育の目的を中心に――
  一 戦後古典教育論批判
   1 戦後古典教育論/2 時枝誠記氏の戦後の古典教育論批判
  二 時枝誠記氏の古典教育論
   1 古典観/2 古典教育の目的
  三 考察のまとめ
 第二節 時枝誠記氏の古典教育論の展開
       ――古典読解能力の重視から民族精神理解の重視へ――
  一 古典教育論を把握する観点
  二 古典教育論の展開
   1 時期区分/2 前期の国語教育論/3 後期の古典教育論
  三 古典教育論の基礎――言語生活実態の認識
  四 考察のまとめ
 第三節 古典教育論の基底 ――言語過程説との関連を中心に――
  一 時枝誠記氏の古典教育論
  二 古典教育論の基底
   1 歴史観と古典教育観/2 言語過程説と古典教育論
  三 考察のまとめ
 第四節 古典教育における「読み」の方法
  一 言語に対する二つの立場と読みの方法
   1 言語に対する二つの立場/2 読みの方法――「主体的読み」と「観察的読み」
  二 古典の読みの方法の検討
   1 「主体的読み」/2 「観察的読み」
  三 考察のまとめ

第二章 荒木繁氏の古典教育論
 第一節 「民族教育としての古典教育―『万葉集』を中心として―」の考察
  一 「民族教育としての古典教育」の発表
  二 「民族教育としての古典教育」の学習指導の実際
   1 授業の「関心と目標」/2 対象ならびに時期/3 教  材/4 授業展開
  三 「民族教育としての古典教育」の考察
   1 「関心と目標」(1)の考察/2 「関心と目標」(2)の考察/3 「関心と目標」(3)の考察/4 考察のまとめ
 第二節 「民族教育としての古典教育―『万葉集』を中心に―」の成立
  一 「民族教育としての古典教育」の成立に関する先行研究
  二 「民族教育としての古典教育」の成立
   1 「成立」考察の観点/2 「民族教育としての古典教育」の成立
  三 考察のまとめ
 第三節 荒木繁氏の授業実践に対する評価
  一 荒木繁氏の実践への批判――広末保・西郷信綱氏の批判
   1 広末保氏の批判/2 西郷信綱氏の批判
  二 西尾実氏による荒木繁氏の実践の意義づけ
 第四節 荒木繁氏の古典文学鑑賞指導の構造
  一 荒木繁氏の古典観
   1 文学観/2 古典観/3 歴史社会学派の古典観/4 荒木繁氏の古典観とソビエト文学理論
  二 古典文学鑑賞指導の構造
   1 文学鑑賞指導の構造――問題意識喚起の文学教育/2 古典文学鑑賞指導の構造
  三 考察のまとめ
 第五節 荒木繁氏の古典教育論の達成
  一 荒木繁氏の文学教育論の展開
   1 「文学経験」の成立を目指す文学教育/2 教材論/3 主体論/4 方法論/5 考察のまとめ
  二 荒木繁氏の古典教育論の展開
   1 「民族教育としての古典教育」の再検討――三つの観点から/2 民族教育を巡る状況/3 民族教育の方法/4 考察のまとめ
  三 荒木繁氏の古典教育論の達成
   1 古典教育の理論/2 古典教育の目的/3 古典教育の方法/4 考察のまとめ

第三章 益田勝実氏の古典教育論
 第一節 古典教育論 ――「内言」を豊かにする古典教育――
  一 古 典 観
  二 古典教育観
  三 「内言」を豊かにする古典教育
   1 「内言」を豊かにする古典教育論/2 「内言」を豊かにする古典教育の基本的方法/3 考察のまとめ
 第二節 古典教材観
  一 古典教材化の基本
   1 古典教材化の観点/2 古典の解釈例の教材化/3 教材の構成
  二 教材開発の実際
   1 「おあん物語」の出典/2 指導の構想から見た教材化のねらい
  三 考察のまとめ
 第三節 「倭建命」(『古事記』)の学習指導構想
  一 「倭建命」教材化の意義
  二 「倭建命」の学習目標
  三 「倭建命」の授業構想分析
  四 考察のまとめ――益田勝実氏の古典教育の方法
 第四節 『平家物語』の学習指導構想
  一 『平家物語』の指導構想
   1 指導目標/2 指導構想
  二 『平家物語』に見られる学習指導の方法
   1 指導過程/2 理解・認識の深化に関する指導方法/3 ことばに関する指導方法
  三 考察のまとめ
 第五節 「船長日記」の学習指導構想
  一 「こぶとりの話」の学習指導構想
   1 教材化のねらい/2 「学習の手引き」と古典教育の方法
  二 「船長日記」の学習指導構想
   1 教材化のねらい/2 「船長日記」の指導構想と古典教育の方法
  三 考察のまとめ

第四章 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育論の特質と課題
  一 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の基本姿勢
   1 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の基本姿勢/2 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の基本姿勢の比較考察
  二 古 典 観
   1 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典観/2 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典観の比較考察
  三 古典教育の目的
   1 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育の目的/2 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育の目的に関する比較考察
  四 古典教育の方法
   1 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育の方法/2 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育の方法に関する比較考察

結 章 研究のまとめと課題
  一 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育論研究の経過
   1 第一章の研究の経過/2 第二章の研究の経過/3 第三章の研究の経過/4 第四章の研究の経過
  二 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育論の特質と課題
   1 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育論の特質/2 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育論の意義/3 時枝誠記・荒木繁・益田勝実三氏の古典教育論の課題
  三 戦後古典教育研究の課題

 参考文献
 文献目録

 あ と が き
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国語科教育学への道 

著者
大内善一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
608 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2004年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-810-0/ISBN4-87440-810-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
「表現教育史論・表現教育論」「理解教育論―教材論・教材化論・教材分析論」「国語科授業研究論―授業構想論・授業展開論・授業記録論」の3部構成で形式・内容の二元対立を止揚。
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  ま え が き

第1部 表現教育史論・表現教育論
 第一章 昭和戦前期綴り方教育の到達点と課題
    一 本研究の目的
    二 戦後期における国分一太郎の問題提起
    三 国民学校国民科綴り方における「生活」観を巡る問題
    四 戦前期生活主義綴り方教育への反省
    五 戦前期綴り方教育の到達点――平野婦美子著『綴る生活の指導法』の登場――
    六 戦前期綴り方教育から戦後作文教育への橋渡し
    七 生活綴り方教育の復興の中で亡失された戦前綴り方教育の到達点
    八 考察のまとめ
 第二章 田中豊太郎の綴り方教育論における「表現」概念に関する考察
    一 本研究の目的
    二 「表現」概念を巡る問題の所在
    三 「表現」における「観照作用」への着眼と「生活」概念の限定
    四 「生活」と「表現」の一元化への試み
    五 「表現」概念の広がり
    六 考察のまとめ
 第三章 綴り方教育史における文章表現指導論の系譜
         ――菊池知勇の初期綴り方教育論を中心に――
    一 本研究の目的
    二 菊池知勇という人物
    三 菊池知勇の綴り方教育論・綴り方教育運動に関する先行研究
    四 旧修辞学に基づいた作文教授法批判
    五 旧修辞学的作文教授法批判の意義
    六 菊池知勇綴り方教育論の展開と成熟
    七 考察のまとめ
 第四章 秋田の『赤い鳥』綴り方教育
        ――高橋忠一編『落した銭』『夏みかん』の考察を中心に――
    一 本研究の目的
    二 秋田県における『赤い鳥』綴り方教育の概況
    三 『赤い鳥』綴り方教育の前期から後期への発展の位相
    四 高橋忠一の綴り方教育観の一端
    五 『落した銭』『夏みかん』所収の全作品と題材の傾向
    六 表現上の特色に関する考察
    七 高橋忠一の綴り方教育観と三重吉の選評姿勢――考察のまとめに代えて――
 第五章 波多野完治「文章心理学」の研究
        ――作文教育の理論的基礎――
    一 本研究の目的
    二 「文章心理学」の生成
    三 「文章心理学」の展開
    四 「文章心理学」の中核的理論としての「緊張体系」論に関する考察
    五 作文教育の理論的基礎としての「文章心理学」の意義と今後の課題
 第六章 波多野完治の綴り方・作文教育論
    一 本研究の目的
    二 昭和戦前期の展開
    三 昭和戦後期の展開
    四 考察のまとめ
 第七章 時枝誠記の作文教育論
    一 本研究の目的
    二 言語過程説に基づく国語教育観
    三 言語過程説に基づく作文教育論
    四 時枝誠記の作文教育論の意義
 第八章 新しいレトリック理論の作文教育への受容
    一 本研究の目的
    二 構想力の論理としてのレトリック――三木清の場合――
    三 「コミュニケーション」の科学としてのレトリック――波多野完治の場合――
    四 思想創造力に培うレトリック理論――輿水実の場合――
    五 行動精神としてのレトリック理論――山口正の場合――
    六 「説得の論法」論・「構想」論としてのレトリック理論――西郷竹彦の場合――
    七 作文教育への適用に際して
    八 考察のまとめ
 第九章 作文教育における「描写」の問題
    一 本研究の目的
    二 「描写」指導の位置
    三 「描写」表現の機構とその意義
    四 「描写」表現指導の観点
 第十章 作文教育の理論的基礎としての文章論
    一 本研究の目的
    二 「文法論的文章論」の生成
    三 作文指導における「文法論的文章論」の適用
    四 「文法論的文章論」の発展
    五 作文教育の理論的基礎としての意義
 第十一章 文章表現教育の向かう道
    一 文章表現教育の〈目的〉の見直し
    二 文章表現教育の〈目的〉を子どもの側に立って見直す
    三 「教科内容」と「教育内容」との統一止揚
    四 〈想像〉という「教育内容」の再認識
    五 空想・想像的題材の新生面の開拓
 第十二章 「語りことば」論序説
         ――「語りことば」の発見――
    一 本研究の目的
    二 「語り」の語義の淵源
    三 「語り」の機能
    四 「語りことば」の意義と定義
    五 「語りことば」の創造
    六 「語りことば」の機会と場
 第十三章 話し合いの内容・形態と人数との相関に関する一考察
         ――「三人寄れば文殊の知恵」――
    一 本研究の動機と目的
    二 「総合的な学習」を支えている主要な言語活動・技能
    三 「総合的な学習」における〈話し合い〉の実態的考察――〈話し合い〉の内容と人数との関係から――
    四 〈話し合い〉の一般的形態・性格と人数との関係

第2部 理解教育論 ――教材論・教材化論・教材分析論――
 第一章 国語科教育への文体論の受容
        ――国語科教材分析の理論的基礎の構築――
    一 本研究の目的
    二 文体論の立場と方法
    三 心理学的文体論――波多野完治著『文章心理学』を中心に――
    四 美学的文体論――小林英夫著『文体論の建設』を中心に――
    五 語学的文体論――山本忠雄著『文体論』を中心に――
    六 計量的文体論――安本美典・樺島忠夫の文体論を中心に――
    七 文学的文体論――寺田透・江藤淳らの文体論を中心に――
    八 文体論研究の意義と問題点
    九 国語科教育への文体論の受容
    十 考察のまとめ
 第二章 山本周五郎「鼓くらべ」教材化研究
        ――文体論的考察を中心に――
    一 本研究の目的
    二 作品の構造――筋立て、人物像・人物関係の設定――
    三 文体上の特質
    四 学習者の実態と教材価値
    五 考察のまとめ
 第三章 宮澤賢治童話における〈わらい〉の意味
        ――クラムボンはなぜ〈わらった〉のか――
    一 問題の所在
    二 クラムボンの〈わらい〉と〈死〉
    三 クラムボンの〈わらい〉と〈笑い〉
    四 クラムボンの〈わらい〉の意味
 第四章 木下順二民話劇「聴耳頭巾」の表現論的考察
        ――戯曲教材の意義を再認識するために――
    一 木下順二民話劇の生成
    二 戯曲の文章の表現構造
    三 民話劇「聴耳頭巾」の表現構造
 第五章 柳田国男『遠野物語』の表現構造
        ――教材化のための基礎作業――
    一 本研究の動機・目的
    二 『遠野物語』創作の動機――「事実」観を巡って――
    三 発想・着想
    四 構成・配置
    五 表現・修辞
    六 『遠野物語』の表現価値
 第六章 杉みき子作品の表現研究
        ――教材化のための基礎作業――
    一 本研究の動機・目的
    二 発想・着想に関して
    三 杉みき子作品における創作の原点としての発想・着想の源
    四 表現過程おける発想・着想
    五 杉みき子作品の教材価値

第3部 国語科授業研究論 ――授業構想論・授業展開論・授業記録論――
 第一章 読みの指導目標設定の手順・方法に関する一考察
        ――〈教材の核〉の抽出から指導目標へ――
    一 本研究の目的
    二 指導目標設定の手順・方法に関する実態とその考察――教材「やまなし」を事例として――
    三 指導目標設定までの手順と方法(試案)
 第二章 説明的文章教材指導の問題点と授業構想論
        ――「ビーバーの大工事」を実例として――
    一 説明的文章教材指導の問題点に関する考察――「表現」概念と「情報」概念の交通整理を通して――
    二 説明的文章教材の指導において「筆者」を想定する必然性
    三 説明的文章教材において指導すべき教科内容
    四 説明的文章教材から教科内容を取り出す方法――教材「ビーバーの大工事」を用いて――
 第三章 文学的文章教材の教材分析から授業の構想へ
        ――「白いぼうし」(あまんきみこ作)を事例として――
    一 「白いぼうし」の書誌
    二 「白いぼうし」の教材分析
    三 「白いぼうし」の授業の構想
 第四章 読みの教材研究に関する実態的研究
        ――「わらぐつの中の神様」(杉みき子作)の教材研究史研究を通して――
    一 本研究の目的
    二 教材研究史研究の方法
    三 教材「わらぐつの中の神様」の分析に関する考察
    四 分析データの整理――教材構造の把握――
    五 学習者の読みの予想
    六 教材価値(叙述内容価値・叙述形式価値)の抽出
    七 到達点と今後の課題
 第五章 読みの授業の構想及び展開に関する実態的研究
        ――「わらぐつの中の神様」(杉みき子作)の授業実践史研究を通して――
    一 本研究の目的
    二 「わらぐつの中の神様」の授業の構想に関する分析・考察
    三 「わらぐつの中の神様」の授業展開に関する分析・考察
    四 到達点と今後の課題
 第六章 国語科教師の専門的力量の形成に資する授業記録
    一 本研究の目的
    二 「授業記録」とは何か
    三 「授業記録」の記述方法に関する問題
    四 教師の専門的力量形成に資する授業記録を目指して――武田常夫の「授業記録」事例の検討――
    五 〈授業批評〉としての授業記録へ

  あ と が き
  索  引
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中国対外経済論 

共著
片岡幸雄・鄭海東 
シリーズ
広島経済大学研究双書第25冊 
助成
 
判型
A5 
ページ
496 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2004年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-806-3/ISBN4-87440-806-0 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
中国ははたして真の経済大国への諸条件を有するのか。世界政治経済に対する中国の歴史認識の変化と民族経済の動向を解析。外交・経済関係の特徴と実態を明確にする。
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まえがき

序 章 本書の構成
第一章 建国期における世界政治経済に対する歴史認識構造と対外経済関係論
 第1節 建国期における世界政治経済認識
  1中国の世界政治経済状況に対する基本姿勢
  2アメリカを中心とした資本主義諸国の対中経済包囲網の形成
 第2節 国民経済構築戦略の基本論理構造と対外経済関係の地位
  1反帝国主義―独立自主政治主導型国民経済構築論理
  2世界的な社会主義革命への歴史的体制転換過程にある中国国民経済の構築論理
  3社会主義計画経済の優越性を前提とした国民経済の構築論理
  4国際市場経済関係捨象―封鎖型自己完結的国民経済構築論理

第二章 世界政治経済の変革主体認識構造と対外経済関係論
 第1節 「戦争と革命」の時代認識
 第2節 世界政治経済における米ソの姿勢と中国の対外戦略
 第3節 対外経済関係の地位―対外経済関係の理論認識

第三章 世界政治経済に対する認識の変化
 第1節 「戦争と革命」の時代認識との訣別
  1認識の変化の底流
  2「戦争と革命」の時代認識との訣別
 第2節 資本主義の再評価と現代資本主義論
  1資本主義再評価論の登場―鄭励志氏の問題提起
  2「現代資本主義論」―「帝国主義」は変わったか

第四章 新しい中国社会主義経済論と対外経済論
 第1節 「平和と発展」の時代認識下における新たな対外経済論構築への始動―旧来の認識下における国民経済構築論理から新たな国民経済構築論理への転換―
  1反帝国主義―独立自主政治主導型国民経済構築論理の基礎前提の転換
  2世界的な社会主義革命への歴史的体制転換過程認識の抽象時間化と国民経済構築の新編成論理
  3社会主義計画経済の優越性を前提とした経済建設理念と政策展開の相対化
  4国際市場経済関係捨像―封鎖型自己完結的国民経済構築論理の基軸転換
 第2節 中国社会主義経済論の新展開
  1三大挑戦課題
  2中国社会主義市場経済論への道程
 第3節 社会主義市場経済理論の形成
  1商品経済と市場経済の区別
  2社会主義市場経済論
 第4節 対外経済論
  1中国の対外貿易の地位と役割
  2併存する二つの世界市場論
  3中国対外経済貿易発展理論の基礎構造
  4対外経済貿易発展戦略
  5外資直接投資の導入と貿易及び経済発展
  6APECと中国
  7WTOと中国
  8中国対外経済貿易の総体政策

第五章 中国における外資系企業と民族経済論
 第1節 旧中国―半植民地半封建経済下における外資系企業に対する評価
 第2節 史的認識構造からみた民族経済概念のコントラスト
  1民族経済概念捨像論
  2伝統的民族経済擁護論
 第3節 新民族経済論
  1新しい民族経済概念
  2民族経済保護論
 第4節 協調と対立―協調的管理政策を求めて

第六章 改革・開放と外資直接投資導入の動態―成果と問題―
 第1節 対外開放の歩み
 第2節 外資導入の概況
 第3節 外資直接投資の発展と外資直接投資導入政策内容の変化
  1第一段階(1979~83年)―対外開放の試験的準備期
  1第二段階(1984~91年)―発展段階期
  1第三段階(1992~93年)―高度発展段階期
  1第四段階(1994~99年)―調整・安定的発展期
  1第五段階(2000年~)―WTO加盟と新段階
 第4節 外資系企業の地位と基本的特徴
  1中国国民経済における地位概況
  2製造業部門における外資系企業の地位と特質
 第5節 外資系企業の進出戦略と中国のディレンマ

第七章 貿易体制改革、外資系企業の貿易参入と対外貿易の発展―成果と問題
 第1節 貿易体制改革と外資系企業の貿易における地位の躍進
  1第一段階(1979年~83年)―貿易体制改革開始期
  2第二段階(1984年~87年)―本格的体制改革突入期
  3第三段階(1988年~90年)―旧体制脱皮への試走期
  4第四段階(1991年~93年)―旧体制脱皮期
 第2節 新たな貿易体制の構築過程と現行貿易体制
  1外国為替管理の刷新
  2新しい枠組の貿易体制の構築
 第3節 貿易形態と構造的特質
  1貿易形態
  2貿易形態の構造的特質
 第4節 貿易の産業構造的特質と輸出競争力
  1貿易の産業構造的特質と形成要因
  2輸出競争力の現状
 第5節 内在するいくつかの問題

第八章 中国のGATT加盟問題の由来
 第1節 加盟申請の経緯
  1台湾のGATT脱退と中国の加盟申請
  2「地位回復三原則」
 第2節 GATT加盟の経済的背景
  1加盟のメリット
  2貿易依存度の増大
 第3節 GATT加盟の複眼的視点

第九章 遠のくGATT
 第1節 交渉の難航
 第2節 遠ざかるGATT
 第3節 加盟条件の整理
  1客観基準のない加盟条件
  2関税と非関税措置
 第4節 ルールの再検討
  1発展途上国資格の問題
  2GATT35条問題
  3選択的セーフガード

第十章 朱鎔基首相の訪米と米中合意
 第1節 1995年後の加盟交渉
  1GATT加盟からWTO加盟へ
  2強硬態度を崩さぬ米国
  3二国間交渉の進展
  4成果なしのクリントン訪中
 第2節 朱鎔基訪米と米中合意
  1中国の動揺
  2波乱の朱鎔基訪米
  3米中交渉の合意
 第3節 米中合意の評価
  1二つの譲歩案の内容と意味
  2合意内容の意味

第十一章 WTO正式加盟と中国経済への影響
 第1節 米中合意後の加盟交渉
  1EUの豹変
  2対中PNTR供与問題の決着
 第2節 加盟議定書と正式加盟
  1多国間交渉の難航
  2正式加盟の実現
  3台湾のWTO加盟
 第3節 加盟条件と中国経済の将来

第十二章 努力代替型工業化の行方
 第1節 中国GATT/WTO加盟問題の再整理
  1政治問題としての加盟問題
  2米国主導の加盟交渉
  3苛酷な加盟条件
 第2節 外資依存型経済と加盟交渉
  1米国市場依存の高まり
  2加工貿易と経済成長
  3外資依存型経済下の中国産業
 第3節 努力代替型工業化の行き詰まり
  1技術進歩の幻覚
  2技術開発メカニズムの不在
  3「捷径主義」と市場経済主義
 第4節 結びに代えて

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ポケット教育小六法〈2004年度版〉 

編者
21世紀教職研究会 
シリーズ
 
助成
 
判型
新書変形 
ページ
256 
定価
770円 (本体700円 )
発行日
2004年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-774-5/ISBN4-87440-774-9 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
大学・短大で教育学や教職科目を学ぶ学生、または現在、教育・保育・社会福祉で活躍する関係者のための、現場で必要な憲法や各法令の重要文をまとめた実用書。
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徂徠学の教育思想史的研究 日本近世教育思想史における「ヴェーバー的問題」

著者
河原国男 
シリーズ
 
助成
03年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
572 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2004年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-808-7/ISBN4-87440-808-7 
Cコード
C3012 
ジャンル
哲学・宗教 教育〈教育史〉
 
内容
問題の設定/人間形成における理念的超越性と現実的所与性の志向/理念的超越性の立場からの徂徠学の構想/日本近世教育思想史における「ヴェーバー的問題」の思考構造/ほか
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本研究の課題と方法
――丸山眞男徂徠学研究の教育史における有効性の問題――

第1章 問題の設定
    ――日本近世教育思想史における「ヴェーバー的問題」――


 第1節 M.ヴェーバー「考量」》Erwagung《概念の教育思想史的考察―「問題」の予備的考察―
 第2節 日本近世教育思想史における「ヴェーバー的問題」―M.ヴェーバー儒教論における「合理主義」》Rationalismus《の2類型と教育史的問題の構成―

第2章 人間形成における理念的超越性と現実的所与性の志向
    ――仁斎学における陶冶論的教授の思想――


 第1節 課題と方法―「師道」への問い―
 第2節 人間形成思想における両極志向性
 第3節 「活物」としての生に対する「学」の方向づけ―「公」の理念―
 第4節 陶冶論的教授の思想―教授の構想・問答の実践・師説の展開―
 第5節 歴史的意義―両極志向性の分離へ―

第3章 理念的超越性の立場からの徂徠学の構想
    ――秩序構成主体に関する種々の人間形成思想の展開――


 第1節 本章の課題―ウェーバー「考量」概念と測定術的思考様式への問い―
 第2節 主体形成の方法―「気質」「長養」「自得」の思惟とその展開を中心に―
 第3節 「学」の基本的様式―「道」を志向する媒介的師弟関係の思想―
 第4節 公共善にむけての「人材」の育成―「気質」と「職分」の関係の問題をめぐる発達の観念―
 第5節 「礼・楽」制度をつうじての人間形成諸機能―両極的な人間形成課題とSachlichkeit の原理の展開―

第4章 公的領域における現実的所与の立場
    ――「正学」派朱子学者頼春水の「学政」論の一特質――


 第1節 課題と方法
 第2節 徂徠学の公概念―教育思想としての「職分」の論理―
 第3節 頼春水「学政」論における「師弟分け」観念―教育機構の家産官僚制的組織化の主張と「人間関係優先主義」(Personalismus)―
 第4節 春水「師弟分け」思想の歴史的意義

第5章 私的領域における現実的所与の立場 
    ――宣長学における一元論的思惟傾向と教育認識の問題性――


 第1節 課題と方法
 第2節 徂徠学の二元論的立場―“生と形式”の関係にかかわる人間形成的意義の認識―
 第3節 「作り事」の主張
 第4節 直接的所与としての<生>の立場
 第5節 「自然」の教育認識―人格主体の意図的形成についての否定―
 第6節 むすび

第6章 日本近世教育思想史における「ヴェーバー的問題」の思想構造
    ――人間形成思想における理念的超越性の契機の後退――


引用書目
初出一覧
あとがき
Zusammenfassung
基本概念解説
事項索引
人名索引
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近世瀬戸内海地域の労働社会 

著者
森下 徹 
シリーズ
 
助成
03年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
330 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2004年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-801-8/ISBN4-87440-801-X 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
萩藩における直属奉公人のあり方や島嶼部の労働の特殊性を考察し、地域の所有や労働組織のあり方を浮き彫りにすることで瀬戸内海地域の特性を究明する。
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 序 章 身分的周縁論と労働史研究
  一 近世身分論の確立
  二 身分制の変容説と身分的周縁論
  三 異端論としての身分的周縁論
  四 近世労働史研究の課題

     第一編 武家奉公人論

 第一章 武家奉公人の身分意識
   はじめに
  一 萩藩直属奉公人の概要
  二 直属奉公人の労働観と身分意識
  三 藩との対抗
   おわりに
 第二章 萩藩庁の手子と中間
   はじめに
  一 藩庁機構における手子の位置
  二 手子を勤めるもの
  三 手子の利害
  四 中間の地位
   おわりに
 第三章 萩藩の江戸奉公人確保
   はじめに
  一 代役の発生
  二 代役の性格
   おわりに
 第四章 武家奉公人の徴発と雇用労働
   はじめに
  一 地下夫徴発の開始
  二 地下夫徴発の変容
  三 地下夫徴発の廃止
   おわりに
 補 論 萩藩の奉公人徴発
   はじめに
  一 出人徴発の開始と変容
  二 出人の性格
   おわりに

     第二編 出稼ぎ職人論

 第五章 出稼ぎ大工と地域社会
   はじめに
  一 岡山藩領への出稼ぎ大工
  二 萩藩領の出稼ぎ大工
   おわりに
 第六章 萩藩の大工編成と出稼ぎ大工
   はじめに
  一 近世前期の大工編成
  二 近世中期の動向
  三 田舎大工と町大工
   おわりに
 第七章 防長地域の新田開発と石工
   はじめに
  一 石材産出地の動向
  二 石材需要地の動向
   おわりに
 補 論 福田新田開発と瀬戸内の石工
   はじめに
  一 石船勘定帳の分析―その1
  二 石船勘定帳の分析―その2
   おわりに
 第八章 倉橋島の造船業と船市
   はじめに
  一 一八世紀半ばの衰微
  二 衰微の理由と振興策
  三 船市の開催要求
  四 地域的な需要への対応
   おわりに

あとがき
初出一覧
索  引
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モード 

訳者
上村盛人[クリスティーナ・ロセッティ著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
120 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
2004年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-807-0/ISBN4-87440-807-9 
Cコード
C0097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈翻訳〉 一般書/小説・童話
 
内容
作者自身の少女時代の経験をもとに描かれた「うら若き女性たちのための物語」。女性詩人ロセッティの初めて書いた小説を邦訳。
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第一部
第二部
第三部

あとがき
 ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティによるクリスティーナの肖像画
 ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ「受胎告知」
 ジョン・ブレットによるクリスティーナの肖像画

年  譜
参考文献
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国際交流の諸相 

編著
鈴木利久 
シリーズ
新潟大学マネジメントスクール研究叢書1 
助成
 
判型
四六 
ページ
232 
定価
2,090円 (本体1,900円 )
発行日
2004年2月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-789-9/ISBN4-87440-789-7 
Cコード
C1030 
ジャンル
政治・経済・法律 労働・福祉・生活
 
内容
アジア諸国との経済文化交流を進め活動している経験豊かな講師を招き、行われた新潟大学経済学部・連続集中講義『国際交流の諸相』の内容を元に編集。国際交流の営みを映し出す。
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まえがき

   一、国際交流とは何か

国際交流のキー・ワーズ
  国際交流、コンピュータ・リテラシィ、グローカライゼイション………鈴木利久
言語は国際交流の核となるだろうか
  フランコフォニーの形成と多国間国際交流の試み………西山教行

   二、経済交流の実際

韓国とのつき合い方………前田勝男
中国とのコミュニケーション基礎知識………星 博人
混迷するロシアでの厳しいビジネス………山田芳正

   三、NGOと国際協力

新潟県の国際交流………高橋和己
ロシア市民との草の根交流………宇田昭知
「公」を担うNGO………多賀秀敏
援助の現在………矢部義夫
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歴史と瞬間 ―ジョルジュ・バタイユにおける時間思想の研究―

著者
和田 康 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
312 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2004年1月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-802-5/ISBN4-87440-802-8 
Cコード
C1097 
ジャンル
哲学・宗教 文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
瞬間と概念(ヘーゲル・コジェーヴの時間論・他)/瞬間と未来(ヘーゲル的未来とニーチェ的未来・他)/瞬間と過去(人間性の起源・他)/瞬間とポエジー(サルトルと文学・他)/ほか
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学校教育の時間論的転回 

著者
中井孝章 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
264 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2003年12月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-804-9/ISBN4-87440-804-4 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
生徒同士による学校時間の間主観的構成を中心に論述。生徒の様々な時間意識を分類し、教師と生徒間の間主観的時間意識の創出プロセスを生徒指導実践と学習指導実践から見出す。
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        第1部 学校の時間論的構成

 1. 「学校時間」の構造
 2. 陶冶的時間意識の構造――現在の超越――
 3. 現在志向的時間意識の構造――現在の充実――
 4. 学びの時間意識――現在の完結――
  4. 1 「出会い」と「学び」
  4. 1 「学び」と暗黙知
 5. 学校における儀式と祝祭――間主観的時間の創出(1)――
  5. 1 非日常的時間意識の構造――永遠の現在――
  5. 2 非日常的時間意識としての儀式――入学式・卒業式を中心にして――
  5. 3 反日常的時間意識としての祝祭(狭義)――運動会を中心にして――
 6. 教師の指導意識の変革と生成としての教育実践
   ――間主観的時間の創出(2)――
  6. 1 指導意識の諸段階――計画的思惟を超えて――
  6. 2 フロー経験と間主観的状況の創出
   6. 2. 1フロー状態における内的意識の構造/6. 2. 2忘却としての教育実践/6. 2. 3生成としての教育実践――言葉の生成への立ちあい――
 7. 学校における時間意識の全体構造

        第2部 教育関係の時間論的転回

1. 教育関係の日常的契機
 1. 教育的出会いの契機
   1. 1 目が合うことの意味――「見る―見られる」の相互志向性――
   1. 2 教育関係における対象認識の理論
    1. 2. 1パノプティコン的まなざしの陥穽/1. 2. 2「してあげる」という自意識の陥穽
 2. 教育関係の継続的契機
   2. 1 生きられた〈声〉と対象化された〈声〉
   2. 2 相互シンクロニーとタイミング
 3. 教育的実践のリアリティー
 4. 教育関係の成立条件
2. 教育関係の非日常的契機――教育的対話――
 1. 教師と生徒の間――間主観性の領域――
 2. 「教師―生徒」関係における対話の構造――対話のパトスとロゴス――
   2. 1 対話のパトス的次元
   2. 2 対話のロゴス的次元
 3. 生徒の語りかけと教師の応答行為――呼びかけとしての教師の「聴く」行為――
   3. 1 語ることの本質
   3. 2 対話の成熟する時間性――異他性の内化の過程――
   3. 3 教育的イロニーとしての「応答=問い」
   3. 4 教師の共感的理解と批判的な問い
 4. 対話による、対話への教育
3. 教育関係の反日常的契機――遊びとしてのコミュニケーション――
 1. 伝えるコミュニケーションと伝えないコミュニケーション
 2. パラドックスとしての教育的コミュニケーション――学校におけるダブル・バインド状況――
 3. 教育におけるダブル・バインドの解法――遊びとしてのコミュニケーション――
 4. 「フレーム」変形としての言葉遊びの可能性

        第3部 教育実践の時間論的転回

1. 言葉の教育実践の日常的契機
 1. 読書行為の変容――近代読者の誕生――
 2. 身体の縮小・化としての「意味へと急ぐ読み=黙読」
 3. 近代読者に向けての教育――その効用と限界――
 4. 身体の拡大化としての「味わう読み=音読・朗読」
   4. 1 音読・朗読の本質
   4. 2 音読・朗読のリズムと余白の動態
 5. 音読・朗読の深層へ――有文字文明の呪縛を超えて――
2. 言葉の学習の非日常的契機――素読の復権――
 1. 言葉の儀式化としての素読
 2. 素読とは何か――現代的観点から――
 3. 素読から見た学校教育の問題点
 4. 人格知としての言葉――國弘正雄による「只管朗読」の方法――
3. 言葉の教育実践の反日常的契機
 1. 学校の言語観としての大分水嶺理論
 2. 言語の対話モデルの基礎と展開
   2. 1 言語交通の内容から形式へ
   2. 2 言語の対話的定位――言語のモノローグ形態を超えて――
   2. 3 引用行為としての言語表現
 3. 視点論による文学教育実践の読解――『スイミー』の授業分析を手がかりにして――
   3. 1 ドラマとしての教育実践
   3. 2 暗黙知としての視点と〈見え〉戦略
   3. 3 句読点の有意味性と声の再生
 4. 多声体の作品としての教育実践
4. 言葉の教育実践の反日常的契機としての共同制作――「学びの共同体」の生成――
 1. 学校教育における読み書き観の検討
 2. 共同制作による「学び共同体」の創造――「読み手→←聞き手(書き手)」の相互変換――
   2. 1 共同制作の場の組織化と編集――場のモデルと連句モデル――
   2. 2 新聞作りと群読――場のモデル――
 3. 連句の授業実践と共生の作法――連句モデル――
   3. 1 連句の構造と言葉遊び
   3. 2 付け句でつながる連句の授業実践――近藤真のリテラシー革命――
 4. 共同制作の教育実践が描く新たな学校像

付論 言葉の原初としての音への立ちあい――「音の教育」の構築に向けて――
 1. 西欧音楽における「楽音=記号」主義と「学校音楽」のパラドックス
 2. 聴取空間の構造とそのタイポロジー――聴取態勢の現象学――
 3. 音風景の構成法と聴取のエコロジー――「モノとしての音」から「コトとしての音」へ――
   3. 1 子どもの音風景の生態――相貌的思考の豊かさ――
   3. 2 環境音楽の異日常性と身体性――音楽認識の転換――
 4. 「音の教育」の展開――「音による教育」から「音の教育」へ――
 5. 身体感覚の覚醒契機としての「音の教育」

文献リスト(著者)
あとがき
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日中比較による異文化適応の実際 

著者
吉 沅洪 
シリーズ
 
助成
03年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
200 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
2003年12月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-805-6/ISBN4-87440-805-2 
Cコード
C3011 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
ビリーフ・システムと異文化適応の関連性、在日・中留学生を対象にした心理学的特徴、日中の言葉から捉えた文化の違いなど、5つの研究からみる論理療法の観点を取り入れた異文化適応の研究と考察。
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【品切】
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狐物語2 

訳者
鈴木覺・福本直之・原野昇 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
280 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
2003年12月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-800-1/ISBN4-87440-800-1 
Cコード
C0098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈翻訳〉 一般書/小説・童話
 
内容
中世フランスの古典文学『狐物語』のうちから12篇を完全翻訳。主人公・悪狐ルナールの行状、天敵イザングランとの「飽くなき闘いの話」を中心に描く動物叙事詩。
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【品切】
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第一話 ルナールとプリモーが鷲鳥の若鳥と引き替えに坊さんに僧衣を売った話
第二話 山猫ティベールと二人連れの坊さんの話
第三話 イザングランが二匹の羊に土地を分配した話
第四話 お尻の見せっこをした熊と狼と百姓の話
第五話 マルタン坊主とイザングランの話
第六話 牝馬とイザングランの話
第七話 ルナールがイザングランに殴り倒される夢を見た話
第八話 ルナールが告解聴聞僧を食べたこと
第九話 ルナールがどのようにしてローマへ行ったか、ルナールの巡礼ここに始まる
第十話 ルナールがどのようにしてコンを作り上げたかの枝篇
第十一話 ルナールがいかにして皇帝になったかという枝篇
第十二話 ルナールがライオンのノーブル王に結婚の仲人役を買って出た話

『狐物語2』枝篇対照一覧表
翻訳担当者一覧
全枝篇対照表
あとがき
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世界諸言語の地理的・系統的語順分布とその変遷 

著者
山本秀樹 
シリーズ
 
助成
03年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
570 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2003年12月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-763-9/ISBN4-87440-763-3 
Cコード
C3087 
ジャンル
文学・語学/欧米〈語学〉 言語学〈英語・その他〉
 
内容
約3000におよぶ世界諸言語の基本言語データを抽出・収集し、各地域の語順分布表を作成。地理的および系統的分布から世界の基本語順類型を提示、考察を試みる。
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はしがき

第1章 序 論
 1.0 序
 1.1 基本語順および語順データ
 1.2 節の基本語順
 1.3 語順類型と語順の整合性
 1.4 従来の研究と本研究の位置づけ
 1.5 まとめ
【注】

第2章 地域別に見た世界諸言語の語順の地理的分布 
 2.0 序
 2.1 印欧諸語地域
 2.2 ウラル諸語地域
 2.3 アルタイ諸語地域
 2.4 南アジア
 2.5 東アジア
 2.6 東南アジア
 2.7 オセアニア
 2.8 アフリカ大陸
 2.9 アメリカ大陸
 2.10 その他の地域
 2.11 まとめ
【注】

第3章 過去における語順分布
 3.0 序
 3.1 地域別の検証
  3.1.1 印欧、ウラル諸語地域から西アジア
  3.1.2 アルタイ、旧シベリア諸語地域および南アジア
  3.1.3 東アジアおよび東南アジアからオセアニア
  3.1.4 アフリカ大陸
  3.1.5 アメリカ大陸
 3.2 語順の地理的分布の変遷
 3.3 言語蝟集の可能性および言語斉一説
 3.4 過去におけるSOV型語順の優勢に対する理由づけ
 3.5 まとめ
【注】

第4章 結論および展望

【参考文献】
【言語別語順データ】
【系統別語順分布表】
【世界語順分布図】
【言語・言語グループ名索引】
【人名索引】
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廿日市の歴史探訪(五) 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
138 
定価
1,430円 (本体1,300円 )
発行日
2003年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-788-2/ISBN4-87440-788-9 
Cコード
C0021 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
歴史探訪シリーズ最終巻。連綿と伝わる行事・習慣。忘れられ消え行く地名や行事。ふるさとに生きた古老の方の話をもとに郷土の歴史と風景を後世につたえる。
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まえがき
古老談 序
古老談(1)廿日市町役場
古老談(2)桜尾古城山
古老談(3)佐伯郡立工業徒弟学校
古老談(4)電話
古老談(5)市場
古老談(6)運送
古老談(7)芸陽醤油株式会社
古老談(8)桜尾館
古老談(9)寒行
古老談(10)株式会社廿日市パラダイス
古老談(11)廿日市の源水
古老談(12)上平良の正月
古老談(13)虫送り
古老談(14)年越
古老談(15)大田植
古老談(16)夏行事
古老談(17)トロトロ
古老談(18)大林の伝承
古老談(19)上平良小学校
古老談(20)農業
古老談(21)生活用具の変貌
古老談(22)乗合馬車
古老談(23)農家の生活
古老談(24)苗作りから田の荒起しへ
古老談(25)田植えから収穫へ
古老談(26)結の存在
古老談(27)明石の食材
古老談(28)保存食
古老談(29)後畑の村域
古老談(30)米と麦
古老談(31)御飯
古老談(32)生活の中の米と麦
古老談(33)餅と割り木
古老談(34)囲炉裏と竈
古老談(35)若連中
古老談(36)方言・伊勢参り
古老談(37)佐方の正月
古老談(38)お寺
古老談(39)田植え
古老談(40)講の存在
古老談(41)管絃祭
古老談(42)住吉神社の祭り
古老談(43)村名「原」
古老談(44)七夕
古老談(45)秋祭り
古老談(46)山陽道
古老談(47)廿日市の街道
古老談(48)寺と宿場
山田氏系図のなぞ(1)
山田氏系図のなぞ(2)
折敷畑の合戦(1)
折敷畑の合戦(2)
移民(1)
移民(2)
スポーツ
桜尾城
漁業
新開地
道(1)
道(2)
堀田 仁助
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国語表現力の構造と育成 内的言語活動を主体とする理論と実践

著者
小川雅子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
188 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2003年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-782-0/ISBN4-87440-782-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
学習者の感性と認識を研き、自ら表現を吟味し工夫する態度の育成を目指した指導の理論と実践。感性と表現力の言語化に及ぼす影響の実証、実用的な表現力の実践と提案、ほか。
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まえがき

        第1部 表現活動の源泉を耕す

第一章 国語表現を豊かにする「感じる力」と「見る力」
   1 月の美しさを探す
   2 仏像の見方と仏師の心
   3 描くことを通して見る
   4 本物と修復部分の違い
   5 気韻生動を見る
   6 自然を見る目と学習者を見る力
   7 内的言語活動を主体とする創造的観点
第二章 「見る力」の深化と言語表現
   1 言語変換テスト
   2 「書く」ことを豊かにする「描く」行為
   3 スケッチをして言葉を添える
   4 価値的方向性を取り出す評価
   5 きれいな紅葉と汚い落ち葉
   6 言語化の習慣と見る力の深化

        第2部 言語表現を左右する認識のレベル

第三章 交流分析による内的言語活動の考察
   1 内的言語活動の多様さを説明する交流分析
   2 自我状態の構造モデル
   3 交流分析
   4 心理ゲーム
   5 人生脚本
   6 交流分析の再構成
   7 内的言語活動の読み取りと指導の観点
第四章 言語表現にあらわれる内的言語活動
   1 言語化と解釈をめぐる問題
   2 方言社会で形成される言語認識の問題
   3 生涯に生きる教室方言
   4 表現内容を自己の内に求める
   5 認識のレベルによる言語表現の変化

        第3部 内的言語活動を主体とする表現指導

第五章 モデルを示す方法の問題と学習者の表現
   1 導入と表現の関連性を見る一行詩の調査
   2 作品にあらわれた導入の違い
   3 モデルを示して外言を主体とする表現学習の問題
   4 是非善悪で判断できない教師の発話
   5 脳のはたらきから考える主体的表現活動
第六章 学習者を主体とする表現指導の観点
   1 教師の実践意識の吟味
   2 学習者の課題意識を喚起する
   3 学習者の主体的活動と教師の驚き
   4 一体化の実現
   5 個人指導と個別指導の違い
   6 基礎・基本・発展的内容の関係
第七章 国語表現法における指導と評価
   1 やってみて感じ取って整理する(音声言語と文字言語)
   2 気付かせて意識させる(語彙の種類・文種)
   3 岡目八目を活用する(他者の文章を検討する)
   4 多様な意見を想定する(論理的文章)
   5 現実の問題と結びつけて考える(指示・インタビュー・朗読・公用文)
   6 立場を代えてみる(模擬面接)
   7 歌心を尋ねる(短歌の創作)
   8 「心のうちなる歌碑」を刻む
   9 推敲の重要性と評価意識の吟味

あとがき
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北アイルランド小説の可能性 融和と普遍性の模索

著者
八幡雅彦 
シリーズ
 
助成
03年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
264 
定価
6,050円 (本体5,500円 )
発行日
2003年10月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-786-8/ISBN4-87440-786-2 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
7人の小説家についての論考を中心に、作品からみた世界中の対立問題に通じる普遍性と多様性、融和の可能性を模索し、北アイルランド小説の意義と価値を明らかにする。
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 序にかえて――北アイルランド問題と小説――

   第一章 ジョージ・A・バーミンガムの政治小説とユーモア小説
          ――プロテスタント・ナショナリズム、そして融和の追求へ――

バーミンガムのナショナリズムへの傾倒
『煮えたぎる鍋』(1905)と『ハイヤシンス』(1906)
  ――アイルランド歴史修正論をめぐる論争への発展――
『北の鉄人たち』(1907)と1798年蜂起
  ――過去が教える現在の北アイルランドの姿――
バーミンガムのユーモア小説の普遍的意義
  ――『ジョン・リーガン将軍』(1913)と『ウィッティー医師の冒険』(同)を中心に――

   第二章 シャン・F・ブロックの「タイタニック伝」と短編小説
          ――北アイルランドが映し出す人間世界の縮図――

タイタニック号とトマス・アンドリュース
  ――北アイルランドの融和のシンボル――
『新兵たち』(1893)と『雑踏の輪』(1896)におけるブロックの人間描写
  ――イギリスの小説家ジョージ・ギッシングとの比較において――

   第三章 リン・C・ドイルからバーナード・マクラヴァティーへ
          ――「成熟した、未知の融和」を希求して――

リン・C・ドイル「バリグリオン物語」の中の人間像
  ――北アイルランド、そして世界のミクロコズム――
バーナード・マクラヴァティー『装飾音』(1997)が奏でる「融和」の調べ
  ――キャサリン・アン・マッキーナの人生が示す可能性――

   第四章 ブライアン・ムーアの描く北アイルランド
          ――カトリシズムとナショナリズムに対する見解を中心に――

『アイスクリーム皇帝』(1965)におけるナショナリズム批判
  ――ムーアの生い立ちとの関連において――
『ジュディス・ハーン』(1955)におけるカトリシズム批判
  ――ジェイムズ・ジョイスとの比較において――
『沈黙の偽り』(1990)に描かれた北アイルランド紛争
  ――ナショナリズムとユニオニズムの正当性を巡って――

   第五章 グレン・パタソンのベルファースト小説
          ――北アイルランドの多様性と可能性――

『我が身を燃やす』(1988)とサバーバニズム
  ――「ボーダー崩壊」に向けての旅立ち――
『Fat Lad』(1992)から『ビッグ・サンダー・マウンテンの闇夜』(1995)へ
  ――国際的視野から描く、北アイルランドのアイデンティティー模索――
『インターナショナル・ホテル』(1999)における人間ドラマ
  ――紛争以前のベルファーストが呈示するものは――

   第六章 ロバート・マックリアム・ウィルソンのレトリック
          ――北アイルランドに対する憎悪から「愛」へ――

『リプリィ・ボウグル』(1989)のアイルランド批判は正当か
  ――環境の犠牲者と愛の冒涜――
『マンフレッドの痛み』(1992)における愛の謎
  ――『ユリーカ・ストリート』を生み出したレトリック――
『ユリーカ・ストリート』(1996)に描かれた愛が意味するもの
  ――紛争を超越した、ベルファーストの多様性と普遍性――

   第七章 北アイルランドの新たなアイデンティティーを模索して
          ――グレン・パタソンとのインタビュー――


 あとがきにかえて――北アイルランド社会と北アイルランド小説の今後を展望する――
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夏行く 

著者
中西柚香 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
258 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2003年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-784-4/ISBN4-87440-784-6 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
精一杯走った夏をふりかえる表題「夏行く」や「茄子の花」「緑の波がうねる」他、13編を収録。自らの体験・思いを描く自伝的短編集。
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【品切】
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 夏行く
 とくさ
 茄子の花
 夏の雲流れて
 再 会
 合歓の花の咲く道
 雛の家
 ホタルの里
 キルトに綴る
 キルト模様
 暗い波の底を見たか
 セイタカアワダチソウ
 緑の波がうねる

「夏行く」に寄せて  末宗克之
あとがき
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高校古典教育の論究 

著者
伊東武雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
400 
定価
8,250円 (本体7,500円 )
発行日
2003年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-777-6/ISBN4-87440-777-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
 
内容
実践記録と考察。“読解の三段階法”の紹介、古典教材を生かすとりくみ、七例をあげての比較読みの試み、万葉歌59首・伊勢物語“梓弓”・王朝日記の学習指導実践、ほか。
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【品切】
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まえがき

第一章 古文表現読みのために――藤原与一先生“読解の三段階法”紹介――
   はじめに
 一、読解の三段階法の提唱――『毎日の国語教育』
 二、読解の三段階法の深化――『国語教育の技術と精神』
 三、読解の三段階法の指導――『私の国語教育学』
 四、古文教材による例説
   おわりに

第二章 古典学習指導の方法――古典教材を生かすとりくみ――
   はじめに
 一、学習プリントによる指導
 二、三段階法による読解
 三、音読朗読の重視
 四、教材を生かす学習作業
 五、古典を文学として読む
   おわりに
   資料1~10

第三章 古文の読解指導――土佐日記をとりあげて――
   はじめに
 一、藤原与一先生の読解の三段階法――『私たちと日本語』のばあい――
 二、指導の実際
 三、指導の反省
 四、今後の課題
   おわりに

第四章 冊子法の実践――高校一年のばあい――
   はじめに
 一、冊子法の実際
 二、冊子法の基盤
 三、冊子法の内容
 四、冊子法の確認
 五、冊子法の効用
 六、冊子法の徹底――今後の課題――
   資料1~13

第五章 比較読みの試み――七例のとりくみ――
   はじめに
 一、英雄の最期――項羽最期と木曽最期の比較読み
 二、柳宗元“捕蛇者説”と山上憶良“貧窮問答歌”
 三、長恨歌(前半)と源氏物語桐壺
 四、“高行くや”――古事記と日本書紀の比較読み
 五、二つの門出――更級日記冒頭と奥の細道冒頭の比較
 六、近代詩四編
   “レモン哀歌”と“永訣の朝”/“一つのメルヘン”と“はじめてのものに”
 七、堀辰雄“曠野”の比較読み

第六章 万葉歌59首を読む――受容の実態を中心に――
   はじめに
 一、学習の実際
  (1)万葉歌59首の理解/(2)万葉歌59首の輪読/(3)学習の整理
 二、受容の実態
  (1)興味関心・難易・効用/(2)万葉歌への評価/(3)わたしの好きな万葉歌/(4)すきな万葉歌人/(5)わが万葉観――万葉集を学習して思うこと
   おわりに

第七章 伊勢物語二四段“梓弓”を読む――古典学習指導の一つの実践――
   はじめに
 一、梓弓の鑑賞
 二、梓弓の指導
 三、梓弓の受容
   おわりに――今後の問題

第八章 王朝日記を読む――土佐日記・蜻蛉日記・更級日記を中心に――
   はじめに
 一、読みとりのポイント(留意点)と目標――人生の真実が描かれていることを理解させる――
 二、とりくみの概要
 三、受容の実態
   1 '95年小冊子“王朝日記を読む”/2 '97年アンケート“王朝日記の学習を終えて”/3 '95 '97年アンケート“古典1の学習を終えて”
 四、反省と課題

第九章 わたくしの国語教育実践史――実践の報告を中心に――
   はじめに
 一、実践の基盤
 二、実践の立場と方法
 三、実践の内容
 四、実践の報告
   おわりに
   追加資料1~3

 あとがき
 索  引
  作品索引/事項索引/人名索引
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教育基本法の世界 教育基本法の精神と改正論批判

著者
中谷 彪 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
128 
定価
1,430円 (本体1,300円 )
発行日
2003年10月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-783-7/ISBN4-87440-783-8 
Cコード
C1037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
教育基本法の歴史的位置と制定意義、解釈に焦点をあて理解を深めるとともに、教育基本法改正論を歴史的に概観し「教育基本法改正の方向」を分析、問題点を批判する。
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【品切】
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はしがき

第1章 教育基本法の成立過程

 1 近代日本教育史における三大教育宣言の位相
  (1)学制布告書の精神
  (2)教育勅語の精神
  (3)日本国憲法と教育基本法の精神
 2 教育基本法の成立過程
  (1)「ポツダム宣言」と「国体護持」
  (2)教育改革の示唆と諸指令
  (3)田中文相と教育根本法構想
  1憲法改正議会と教育根本法構想/2教育根本法制定への措置
  (4)教育刷新委員会と教育根本法
  1教育刷新委員会の任務と特徴/2教育刷新委員会と教育根本法審議
  (5)第一特別委員会と教育の基本理念
  1第一特別委員会の委員と任務/2第一特別委員会と教育勅語/3第一特別委員会と教育基本法案要綱案の審議
  (6)教育基本法案の作成と帝国議会での審議
  1「教育の理念及び教育基本法に関すること」/2教育基本法案の帝国議会での審議
 3 教育基本法の公布
 4 教育基本法制定の意義

第2章 教育基本法の精神――逐条解釈――

 1 教育基本法解釈の前提
 2 教育基本法の逐条解釈
  (1)前 文
  (2)第1条 (教育の目的)
  (3)第2条 (教育の方針)
  (4)第3条 (教育の機会均等)
  (5)第4条 (義務教育)
  (6)第5条 (男女共学)
  (7)第6条 (学校教育)
  (8)第7条 (社会教育)
  (9)第8条 (政治教育)
  (10)第9条 (宗教教育)
  (11)第10条 (教育行政)
  (12)第11条 (補則)
 3 教育基本法を活かすために

第3章 教育基本法改正論批判――中教審答申の「教育基本法改正の方向」批判――

 はじめに
 1 教育基本法改正論の歴史
  (1)教育基本法の制定と改正論
  (2)教育基本法改正論の歴史的流れ
  (3)教育基本法改正論の内容的まとめ
 2  (03・3・20)中教審答申の教育基本法改正論の方向
  (1)答申における教育基本法改正論の構造と問題点
  1教育基本法の改正理由の構造/2教育基本法「改正の方向」
  (2)教育基本法「改正の方向」の問題点
  1教育基本法改正理由の批判/2教育基本法「改正の方向」の問題点
  (3)教育基本法「改正の方向」論の総括
  (4)答申の教育基本法改正論をめぐる政府と国民の対応
 3 教育基本法の精神の再認識
  (1)教育基本法の今日的意義
  (2)教育基本法を擁護するとは
 おわりに

付録1 教育基本法関係資料
 資料1 学制布告書 (学事奨励に関する被仰出書)
 資料2 教育ニ関スル勅語
 資料3 教育基本法
 資料4 教育基本法制定の要旨
 資料5 衆議院・教育勅語等排除に関する決議
 資料6 参議院・教育勅語等の失効確認に関する決議
 資料7 The Fundamental Law of Education (英訳・教育基本法)
 資料8 日本国憲法第26条 (日本文・英文)
 資料9 新・教育基本法私案 (新・教育基本法検討プロジェクト)
 資料10 教育基本法各条文に関する主な意見について (経済同友会)

付録2 教育基本法に関する主要参考文献
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Cyber Election Campaigning :U.S.Presidential Election 2000

著者
井上泰浩 
シリーズ
 
助成
03年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
240 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2003年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-780-6/ISBN4-87440-780-3 
Cコード
C3031 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
examines factors that determine voters' use of candidates' online campaigning and the Web' s possible effects on voting behavior in the Presidential Election 2000 by applying selective exposure and uses and gratifications theories.
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PREFACE
 Abstract
 Acknowledgements

CHAPTER 1
CYBER ELECTION CAMPAIGNING
 Purpose
 Cyber Election Campaigning
  Candidate Web Sites and Descriptions

CHAPTER 2
HISTORY OF THE INTERNET
 The Internet
 The World Wide Web

CHAPTER 3
PRESIDENTIAL ELECTION CAMPAIGNS
 The First President
 Campaign 1792
 Campaign 1796
 Campaign 1800
 Campaign 1804
 Campaign 1932
 Campaign 1936
 Campaign 1940
 Campaign 1948
 Campaign 1952
 Campaign 1956
 Campaign 1960
  Television Debate
 Campaign 1964
 Campaign 1968
 Campaign 1972
 Campaign 1976
 Campaign 1980
 Campaign 1984
 Campaign 1988
 Campaign 1992
 Campaign 1996

CHAPTER 4
THEORETICAL FRAMEWORKS
 Selective Exposure
  Partisan/Reinforcement Perspective
  Schemata Perspective
  Cognitive Consistency (Dissonance)Perspective
 Voting Behavior
 Third Party Supporters
 Uses and Gratifications

CHAPTER 5
METHOD
 Research Design
 Questionnaire and Variables
  Voter Preference/Partisanship Variables
  Media Exposure Variables
  Gratifications Variables
  Control Variables
 Analysis Methods

CHAPTER 6
RESULTS
 Participants
  Information Media Use
  Voting
 Selective Exposure
 Voting Behavior
 Third Party Supporters
 Uses and Gratifications
 Summary of Results

CHAPTER 7
DISCUSSION
 Possible Impact on Voting Behavior
  Cyber Motivation Hypothesis
 Selective Exposure to Candidate Web Sites
 Third Party Supporters ’Web Use
 Media Specific Uses and Gratifications

CHAPTER 8
CONCLUSION
 Contributions and Appropriateness
 Implications on Presidential Election Campaigning
 Limitations and Recommendations

APPENDIX A
APPENDIX B
APPENDIX C
REFERENCES
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中国の経済発展に伴うエネルギーと環境問題 部門別・地域別の経済分析

著者
張 宏武 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
336 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2003年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-779-0/ISBN4-87440-779-X 
Cコード
C3036 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
経済成長を続ける中国が直面しているエネルギー問題と環境問題。独自のデータベースに基づきエネルギー消費と環境の実態を部門別・地域別に明らかにし、解決方法を探る。
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まえがき

序 章 研究の目的と課題

第1章 中国のエネルギー消費と経済成長及び環境汚染

 第1節 マクロ的に見たエネルギー消費・経済成長と環境汚染
    1 エネルギー消費と経済成長
    2 エネルギー消費・環境汚染の経済成長への要因分析
 第2節 産業部門別に見たエネルギー消費・経済成長と環境汚染
    1 エネルギー消費構造
    2 製造業のエネルギー消費原単位
    3 製造業部門別エネルギー消費の要因分析
    4 部門別エネルギー消費・汚染排出の経済成長への要因分析

第2章 中国におけるエネルギー消費と大気汚染物質排出の部門別分析

 第1節 エネルギー起源の部門別大気汚染物質排出量の推計方法
    1 中国の大気汚染物質排出推計の必要性
    2 部門別大気汚染物質推計の方法
    3 部門別大気汚染物質推計の利用データ
 第2節 部門別大気汚染物質排出量の推計結果
    1 産業部門と転換部門を中心とする総排出構造
    2 重化学工業を中心とする工業部門排出構造
    3 石炭を中心とする発生源別排出構造
 第3節 大気汚染物質排出量変化と経済成長との関連
 第4節 部門別大気汚染物質排出原単位変化の要因分析
    1 部門別付加価値あたり大気汚染物質排出量変化の要因分析
    2 工業業種別付加価値あたり大気汚染物質排出量変化の要因分析
 第5節 部門別大気汚染物質排出原単位変化の主成分分析
    1 主成分の抽出
    2 主成分の意味付け
    3 主成分分析の結果
 第6節 部門別環境クズネッツ曲線による分析

第3章 中国におけるエネルギー消費と大気汚染物質排出の省別分析

 第1節 省別大気汚染物質排出量の推計
    1 利用データと推計方法
    2 大気汚染物質排出量の推計結果及び地域性考察
 第2節 省別大気汚染物質排出量の格差を生ずる原因について
    1 要因の分解
    2 要因相乗効果の分析方法
    3 結果の考察
 第3節 省別大気汚染物質排出量変化の要因分析
    1 要因分析の方法
    2 要因分析の結果

第4章 中国における大気汚染物質排出の省別・部門別の考察

 第1節 各省の部門別大気汚染物質排出量の計測
    1 各省の部門別CO2排出量の変化
    2 各省の部門別NOx排出量の変化
    3 各省の部門別SO2排出量の変化
 第2節 各省における部門別大気汚染物質排出量の要因分析
    1 要因の分解方法
    2 各省における部門別クロスセクション要因分解
    3 省別・部門別大気汚染物質排出量変化の要因分析
    4 中国の省別汚染排出パターンの類型化

第5章 中国における大気汚染物質排出の地域別・部門別の考察

 第1節 中国の地域別概況
 第2節 中国における大気汚染物質排出の地域別構造と動態
    1 大気汚染物質排出の地域別構造と動態
    2 各地域の特徴の比較
    3 各地域の特徴付け
    4 各地域の部門別汚染排出構造
 第3節 各地域における部門別大気汚染物質排出量の要因分析
    1 部門別に見た汚染排出の地域格差の要因分析
    2 地域別・部門別大気汚染物質排出量の時系列的変化の要因分析
    3 中国の地域別汚染排出パターンの類型化

第6章 中国と日本のエネルギー消費・経済成長・環境汚染の動態比較

 第1節 エネルギー消費の比較
    1 一次エネルギー消費量
    2 一次エネルギー消費の構成
    3 最終エネルギー消費における部門構成
    4 産業部門のエネルギー消費
 第2節 エネルギーと経済・環境の関連指標の比較
    1 エネルギー消費とGDPとの相関
    2 エネルギー消費弾性値
    3 エネルギー消費原単位
    4 エネルギーと環境の関連指標の比較
 第3節 中国と日本における製造業エネルギー消費変動の部門別分析
    1 中国における製造業のエネルギー消費原単位の推移
    2 日本における製造業のエネルギー消費原単位の推移
 第4節 中国と日本におけるエネルギー消費・汚染の経済成長への寄与度分析
    1 製造業業種別エネルギー消費の比較
    2 経済成長への寄与度の計測

第7章 中国と日本のCO2排出の部門別比較分析

 第1節 中国と日本のCO2排出構造の比較
    1 排出量及び排出動態比較
    2 部門排出構造の比較
    3 部門別GDPあたりCO2排出量の比較
    4 発生源別排出構造の比較
 第2節 中国と日本のGDPあたり部門別CO2排出量要因分解の比較分析
    1 要因の分解
    2 各部門で見た両国の要因分解の比較
    3 各要因で見た両国の比較
 第3節 中国と日本の部門別GDPあたりCO2排出量変化の主成分分析比較
    1 主成分の抽出
    2 主成分の意味付け
    3 主成分分析の結果
 第4節 中国と日本の環境クズネッツ曲線による比較分析

第8章 中国のエネルギー消費と大気汚染対策について

 第1節 エネルギー源の転換
    1 中国の一次エネルギー供給能力の展望
    2 エネルギー源転換に関する大気汚染対策
 第2節 エネルギー利用効率の向上
    1 中国のエネルギー利用効果の現状
    2 エネルギー利用効率の向上に関する大気汚染対策
 第3節 その他の対策
    1 経済効率の向上
    2 産業構造の高度化
    3 人口増加の抑制
    4 日本の技術協力

終 章 まとめ

補 論 汚染物質排出変動の要因分析の諸方法

 第1節 複数要因の同時変化を分解しない場合の要因分析法
    1 要因分析の方法
    2 要因分解の応用例
 第2節 複数要因の同時変化を分解する場合の要因分析法
    1 要因分析の方法
    2 要因分析の持つ意味
 第3節 要因分析の構造変化要因について
    1 部門の分け方で見た構造変化要因
    2 グループに分けて見た構造変化要因

 参考文献
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ヘンリー・ジェイムズ短篇集 

著者
金子桂子 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
258 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2003年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-778-3/ISBN4-87440-778-1 
Cコード
C0097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
その難解な文章ゆえに「言葉の魔術師」「文学的怪物」と呼ばれるヘンリー・ジェイムズの初期短編作品のうち3編を収録。パンドラ・ヴァレリオ家最後の人・大先輩の教訓。
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 パンドラ

 ヴァレリオ家最後の人

 大先輩の教訓

 あとがき
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国際化・情報化社会に対応する国語科教育 論証能力の育成指導を中心として

著者
光野公司郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
136 
定価
1,430円 (本体1,300円 )
発行日
2003年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-772-1/ISBN4-87440-772-2 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
国語科教育における論理的思考力育成のための指導の方向性を、具体的事例をもとに研究した理論と実践を集約。論証能力育成の必要性から実践の指導法までを提示。
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まえがき

1 国際化・情報化社会に対応する能力
 (1)現代の学校教育における対応策
   1国際化社会と英語教育/2情報化社会とコンピュータ教育
 (2)対応していくために根本となる能力

2 論証能力育成の必要性
 (1)論理的思考力育成の必要性と問題点
 (2)論理的思考力と論証の能力

3 論証能力育成のための指導の方向性
 (1)史的展開と考察
   1学習指導要領に見られる考え方/2研究者による実践
 (2)国語科教育において指導する論証――日常言語レベルの論証――
   1日常言語レベルの論証の特色/2日常言語レベルの論証の構造/3科学や社会の発達から検証する構造
 (3)論証能力育成のための指導の系統性
   1論証することの発達段階/2発達段階に応じた指導の系統性

4 論証能力育成のための指導【1】――複雑な構造の理解のために――
 (1)文(命題)相互の関連レベルの指導――「論証能力育成ドリル」の構想――
 (2)文章レベルの指導――「説明的文章との関連指導」の構想――
   1論証の構造をもとにした新しい説明的文章の文種分け/2具体的な指導の方向性(リライト教材による指導)

5 論証能力育成のための指導【2】――社会の変容に対応していくために――
 (1)情報化社会に対応するための具体的な指導
   1情報化社会と批判的思考力/2発展的な説明的文章との関連指導/3実践と分析(中学校第二学年による実践)
 (2)国際化社会に対応するための具体的な指導
   1国際化社会と論理的・効果的表現力/2発展的な説明的文章との関連指導/3実践と分析(小学校第五学年による実践)

6 まとめと今後の課題

注(引用文献)
あとがき
索引
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中世ヨーロッパと多文化共生 

共著
原野昇・水田英実・山代宏道・地村彰之・四反田想・大野英志 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
212 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
2003年9月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-776-9/ISBN4-87440-776-5 
Cコード
C3022 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/欧米 文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
文化的共生はいかにして実現したのか? 多様な価値システムの共存を多文化共生としてとらえ、現代社会が抱えつつある画一化傾向への対処法をヨーロッパ文化から探る。
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 まえがき

中世イングランドの多文化共生 ――「グローバリズム」と「ローカリズム」――(山代宏道)
チョーサーにおける語彙論的多元性――「心」に関する語彙に限定して――(大野英志)
チョーサーと格言的表現――複眼的思考の一考察――(地村彰之)
古高ドイツ語の宗教的語彙における多文化共生――古高ドイツ語へのゴート語・古アイルランド語・アングロ=サクソン語の影響関係――(四反田 想)
フランス中世文学にみる騎士像――多文化共生の視点から――(原野 昇)
多文化共生の観点からみた西欧中世の宗教理解――ノリッジのジュリアンの場合――(水田英実)

 あとがき
 Contents
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中学校国語科教育実践の探究 

著者
後藤弘子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
382 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2003年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-770-7/ISBN4-87440-770-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
宮澤賢治作品や文章表現力に関する学習指導、随筆・古典を教材とした読み深め、話し合いやディベートを通しての豊かな表現力の育成など、三十三年間の授業実践と考察。
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国語科授業研究の方法と課題 

著者
山本名嘉子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
224 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2003年9月10日2刷 
ISBN
ISBN978-4-87440-605-2/ISBN4-87440-605-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
求められる国語科授業研究、学習者の側に立つ国語科授業研究、国語科授業研究の目的と方法、自己学習力を育てる国語科授業の探究、授業における対話を育てる、ほか。
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はじめに

1 国語科授業研究の改善

 第一章 求められる国語科授業研究
  1求められる教師の専門的力量
  2学校を変える―授業を変える―
  3授業研究によって育つ教師
  4国語科授業実践力の形成
  5国語科授業研究の内容・方法の視点
 第二章 学習者の側に立つ国語科授業研究
  1学習者の視点に立つ国語科授業づくりの研究
  2国語科授業研究の視点
 第三章 国語科授業研究の目的と方法
  1国語科授業研究力の育成
  2「仮説・検証」の方法による授業研究
  3「授業のカンファレンス」
  4授業研究会への参加による授業研究
 第四章 学校における授業研究の方法と課題
  1学校における授業研究の方法と課題
  2学校の授業研究の実際
  3学校における授業研究を充実するために

2 主体的な学びを育てる国語科授業の創造

 第一章 自己学習力を育てる国語科授業の探究
  はじめに
  1自己学習力育成の現状と課題
  2自己学習力育成の実践・研究の歩み
  3自己学習力を育てる国語科授業の四類型の考察
  4自己学習力を育成する国語科授業の構想と実践上の課題
  おわりに
 第二章 個を生かす国語科授業の展開と課題
  1個を生かす国語科授業への期待
  2「個を生かす授業」についての基本的な考え方
  3個を生かす国語科の授業の構想と実際
  4個を生かす国語科の授業における実践上の課題
 第三章 「学習者の選択・自己決定」を取り入れた国語科授業の考察
  はじめに
  1「学習者の選択」を取り入れる目的の推移
  2「学習者の選択・自己決定」を取り入れた国語科授業実践の考察
  3「学習者の選択・自己決定」を取り入れた国語科の授業の成果
  4国語科における「学習者の選択・自己決定」の授業の実践的課題
  おわりに
 第四章 授業における対話を育てる(1)―対話能力を育てる国語科授業の考察―
  1対話による教育への期待
  2対話能力及び対話の教育的機能
  3学ぶことと対話
  4対話能力を育てる国語科授業の考察
  5充実した対話活動を成立させるために
  おわりに
 第五章 授業における対話を育てる(2)―対話指導カリキュラムの基本構想―
  1対話指導の現状と課題
  2対話指導の実際からカリキュラムへ
  3対話を育てるカリキュラムの構想
  4今後の課題
 第六章 文学の授業における「話し合い」活動の改善
  1国語科の授業における「話し合い」の問題
  2「話し合い」の定義と国語教室における「話し合い」
  3「話し合い」によって学ぶことの意味
  4文学教材に見る「話し合い」の取り上げ方
  5文学教材の指導における「話し合い」活動の問題点
  6「話し合い」活動改善への提言

授業研究に関する参考文献
おわりに
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GROWTH AND SYSTEM OF THE LANGUAGE OF DICKENS :An Introduction to A Dickens Lexicon

著者
山本忠雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
596 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2003年 
ISBN
ISBN978-4-87440-775-2/ISBN4-87440-775-7 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
The 3rd revised edition. The author won the Japan Academy Prize for this study in 1953./1 The Growth and Structure of Dickens's Language/2 Idiom and Idioms(英文)
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PREFACE
CONTENTS
ABBREVIATIONS
BIBLIOGRAPHY
INTRODUCTION

PART1 The Growth and Structure of Dickens's Language
 Chapter 1 The Historical Background
       2 Early Childhood
       3 Late Childhood
       4 Lessons at Home and at School
       5 School-Days
       6 A Start in Life―The Attorney's Office and the Gallery in the House of Commons
       7 The Stage
       8 Sports and Games
       9 Ships and Voyages
      10 The Counting-House
      11 The First Published Work
      12 Journeys
      13 Literature
      14 The Bible
      15 Rhetorical Expressions
      16 Word-Making
      17 Proverbs and Proverbial Phrases
      18 Utterances
      19 Sentences
      20 Conclusion

PART2 Idiom and Idioms
 Introductory
    1 Idiomatic Units
    2 A Lexicon as Distinguished from Dictionaries and Grammars
    3 The Idiomatic Nature of Dickens's Language
    4 Technicalities in Compiling the Lexicon
  Chapter 1 Idioms in the Form of the Sentence
         2 Verb-Idioms
          1. Verb-Idioms
          2. Adverb-Idioms
         3 Noun-Idioms
          1. Noun-Idioms
          2. Adjective-Idioms
         4 Conclusion

FINAL REMARKS
SUPPLEMENTARY NOTES
INDEX OF NAMES AND SUBJECTS
INDEX OF WORDS AND PHRASES
POSTSCRIPT of The Third Revised Edition
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脱欧入近代 

著者
外村直彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
234 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2003年8月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-761-5/ISBN4-87440-761-7 
Cコード
C1000 
ジャンル
哲学・宗教 一般書/随筆
 
内容
西洋の物まねから脱して、わが国の伝統と文化に根ざした近代化を考えようと主張――日本アルプスを改名しよう・日本再見・帰属心と近代、ほか。
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序 文

第1章 「日本アルプス」を改名しよう
    はじめに
    「日本アルプス」はガウランドが命名した
    小島烏水とウェストンが「日本アルプス」を喧伝した
    ウェストンとは何者か
    近代的登山と宗教的登山
    日本の登山史
    江戸時代における近代的登山のはじまり
    ヨーロッパの山岳観と登山史
    日本登山界の体質
    幸福な錯覚がえられる?
    おわりに

第2章 近代洋風建築の保存をやめよう
    はじめに
    なぜ保存するのか
    珍妙なとりあわせ
    洋風建築の種類と歴史
    いくつかの具体例
    日本建築学界の不見識
    新しい保存基準を
    現代建築を賞揚する
    建築家への要望
    おわりに

第3章 英文学科への疑問
    英文学科への疑問
    イギリス英語でなくアメリカ英語を
    日本人は聞き、話すことが苦手
    英語教育をどう変えていくか
    フランクルの意見
    滑稽な英語公用語論
    文化の崩壊を招く
    小学校からの英語教育
    英文学科を発展的に解体する
    地域学への期待

第4章 脱欧入近代
    近代化と西欧化
    西欧文明普遍主義
    上滑りに滑る
    「近代の超克」会議
    振子運動
    永井荷風の悩み
    別物ではないか
    近代認識のおくれ
    近代を分析する
    近代科学
    近代資本主義
    近代官僚制
    都  市
    読み書き能力
    個人主義、自由主義、民主主義
    一つの運動
    近代の本質
    伝統的社会と近代社会
    文明の同心円
    有機文明と無機文明
    和魂近代才でいこう
    ある海外企業リーダーの悩み
    近代の超克
    脱欧入近代

第5章 日本再見
    真似上手の国
    アメリカ日本史学者の評価
    世界史教科書の比較
    文化要素の借用について
    砂漠の文化
    まちがいではないか
    独創の文明

第6章 帰属心と近代
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国民高等学校運動の研究 一つの近代日本農村青年教育運動史

著者
宇野 豪 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
438 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2003年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-764-6/ISBN4-87440-764-1 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
第一部で、運動の起源となったデンマーク国民高等学校の思想と発展、日本における運動の胎動と成立過程を、第二部で運動に携わった人々の系譜と運動の創出・展開を詳述する。
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古文指導から古典教育へ 

著者
小林正治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2003年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-756-1/ISBN4-87440-756-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
 
内容
高等学校の古文学習において、生徒自身の考える力を引き伸ばす適切な学習指導を求め、表現過程を総合的に解釈できるような文法体系を提起し、古典教育のあり方を探っていく。
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まえがき

1 古文指導から古典教育へ
  1 国語学習の根幹
  2 自分の読み
  3 古文指導から古典教育へ
2 読みの過程
  1 表現構造
  2 創作の過程
  3 解釈の過程
3 「発想文法」の体系
  1 解釈のための古典文法
  2 発想文法
  3 表現素の分類
4 素材の表現
  1 素材の表現・第一類の自立語
  2 第一類の助詞
  3 第一類の助動詞
5 素材判断の表現
  1 素材判断の表現
  2 第二類の助動詞
  3 第一類の活用形
  4 素材敬語
6 発話態度の表現
  1 発話態度の表現
  2 第二類の助詞
  3 第二類の自立語
  4 第二類の活用形
  5 対話敬語
  6 特殊構文
7 古文の読み
  1 線条読み
  2 構造読み
  3 原文の音読・暗唱
8 古典作品の読みの実際
  1 古典作品に慣れる時期の読み
  2 読みを深めていく時期の読み
  3 独力で読み進めていく時期の読み

あとがき
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八つぁんの俳諧詩 

著者
松井博文 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
81 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
2003年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-732-5/ISBN4-87440-732-3 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
長屋の八つぁんと大家のご隠居との会話をまとめた、おもしろおかしな俳諧集。季節ごとの句30篇を収録。
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小学校対象 書きたいもん 

著者
池田雅治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
152 
定価
1,760円 (本体1,600円 )
発行日
2003年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-751-6/ISBN4-87440-751-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉 一般書/随筆
 
内容
つづり方教育を通して、子どもと保護者と教師の心をつなぐことを目標にした5年間の実践と成果。この間に出会った子ども達のことを7編に収め、つづり方教育の発展を望む。
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発刊に寄せて 〈吉田正彦〉

まえがき

1、 お母さんからの手紙
2、「人」にふれる
3、 きずあと
4、 気持ちを表明することの大切さを願って
5、心の痛み
6、「お父さん」を語る
7、聞き取る

参考図書
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心の二重性 文学的エッセー

著者
松本陽正 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
124 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
2003年7月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-766-0/ISBN4-87440-766-8 
Cコード
C3090 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉 一般書/文芸評論
 
内容
日本と外国文学12作品を例に挙げ、物語中における心の二面性を「顔あるいは仮面」「偽善」「分身」の3つの項目から提示し、自己と他者の存在認識の理解を試みる。
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序  章 心の二分化――ヴェルコール『二人のカミーユ』
第一章 顔あるいは仮面
   一、神吉拓郎『私生活』
   二、芥川龍之介『ひょっとこ』
   三、三島由紀夫『仮面の告白』
   四、安部公房『他人の顔』
第二章 偽 善
   一、モリエール『タルチュフ』
   二、スタンダール『赤と黒』
   三、ジッド『田園交響楽』
   四、志賀直哉『小僧の神様』
第三章 分 身
   一、スティーヴンソン『ジーキル博士とハイド氏』
   二、ドストエフスキー『二重人格』
   三、遠藤周作『スキャンダル』
   四、カミュ『転落』
終  章 もう一人の自分

注と参考文献
あとがき
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シャーロット・テンプル 

訳者
山本典子[スザンナ・ローソン著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
242 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2003年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-757-8/ISBN4-87440-757-9 
Cコード
C0097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈翻訳〉 一般書/小説・童話
 
内容
親切ごかしの罠にはまり、結婚の約束に翻弄されたあげく、身重のまま捨てられた美少女の悲哀にみちた運命。
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まえがき(スザンナ・ローソン)
〔第1部〕
第1章 寄宿学校
第2章 家庭の事情
第3章 思いもよらぬ不幸
第4章 運命の逆転
第5章 世の中は分からない
第6章 女教師の悪巧み
第7章 女性の胸に宿る節度
第8章 家庭の楽しい計画
第9章 何が起こるか分からない
第10章 好奇心に釣られて行動するのは、お人好しに過ぎない
第11章 愛と義務の狭間で
第12章  造物主の最後で最高の贈り物
      姿も心も
      清らかで、神々しく、善良で、感じがよく、そして愛らしい!
      呼びうる限りすべてに優れていた女!
      なんと汝は堕落したことか!
第13章 絶たれた望み
第14章 母の悲しみ
第15章 出 国
第16章 余談も必要
第17章 結 婚
〔第2部〕
第18章 反 省
第19章 思い違いだった!
第20章  堕落した娘に救いの手を差し伸べる時
      美徳の女神は美しく輝く
            偶然の出来事の章
第21章  人の悲しみを我がことのように思い
      人の過ちを見逃す心を教えて下さい
      その慈悲を私が他人に施すように
      私にも施して下さい     ポープ
第22章 心の悲しみ
第23章 悪党こそにこやかな笑顔の下に本心を隠す
第24章 明かされる謎
第25章 手紙の到着
第26章 予期されること
第27章  悲しみに沈む乙女は 露に濡れそぼる
      百合のごと 力なくうなだれた
第28章 放埓の跡を辿って
第29章 再び前へ
第30章  名ばかりの友情とは
      まやかしの子守歌
      富や名声にへつらい
      哀れな人を泣かす影
第31章 ヒロインはいかに
第32章 なぜ、何のために
第33章 人の心の分からぬ者は読まなくてよし
第34章 天 罰
第35章 結 び

 解 説(パトリシア・パーカー)/スザンナ・ローソン年譜/訳者あとがき
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源氏物語の姫君 遊ぶ少女期

著者
中西紀子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
344 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
2003年7月7日 
ISBN
ISBN978-4-87440-769-1/ISBN4-87440-769-2 
Cコード
C3093 
ジャンル
文学・語学/日本 国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
『源氏物語』に登場する紫上・雲居雁・近江君・女三宮、4人の姫君たちに焦点をあて、少女時代の遊びを中心に、彼女たちの生き方をポジティブにとらえた珠玉の論考。
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【品切】
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言語政策としての英語教育 

著者
山田雄一郎 
シリーズ
広島修道大学学術選書22 
助成
 
判型
A5 
ページ
274 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2003年6月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-760-8/ISBN4-87440-760-9 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
外国語教育の世界的趨勢、JETプログラム、小学校英語教育、英語公用語論などの諸問題を取り上げて、日本の英語教育の矛盾を指摘、その改善策や必要性を提言する。
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序 章 言語政策確立の必要性について

第1章 動き出した世界の英語
 第1節 「文化」としての英語から「道具」としての英語へ
 第2節 EUの多言語主義とイギリスの不安
 第3節 「英語たち」の世界
 第4節 世界の期待と不安――多言語主義とグローバリゼーション

第2章 JETプログラムと英語教育
 第1節 ネイティブ・スピーカー幻想
 第2節 JETプログラムの実態とその思想
 第3節 ネイティブ・スピーカーにとってのJETプログラム
 第4節 反省と改善に向けて

第3章 小学校における英語教育
 第1節 問題の所在
 第2節 目的に関する議論
 第3節 手段に関する議論
 第4節 反対論を超えて

第4章 英語公用語論の思想
 第1節 英語公用語論の登場
 第2節 言語政策と公用語の問題
 第3節 バイリンガル育成とイマージョン教育の問題
 第4節 言語政策の確立のために

第5章 日本人に求められる英語
 第1節 新しい動き――「英語が使える日本人」の育成のための戦略構想
 第2節 「戦略構想」誕生の背景
 第3節 「戦略構想」の批判的検討

終 章 日本における多言語使用の可能性

資 料/1JETプログラム 2「英語が使える日本人」の育成のための戦略構想

参考文献
あとがき
索  引
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国語科授業の構築と考究 

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
416 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2003年6月18日 
ISBN
ISBN978-4-87440-752-3/ISBN4-87440-752-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
独創性に富む国語科授業の構築を目指し、充実感を覚える国語科授業の実践・指導・研究の各段階での論考と提言。既刊『国語科授業論』『国語科教育・授業の探究』に続く第3冊目。
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まえがき

1 国語科授業構築をめざして その一
 1 国語科指導過程論から国語科授業構想論へ
 2 国語学習の磁場の発見と生成を
 3 国語教育への大道を求めて ――実践を深めていく視点――
 4 事上練磨の国語教育を
 5 教科指導の個性的創造を求めて
 6 国語教室の実践営為に徹するということ
 7 導入の授業を見直す ――導入の授業で学習課題を明確化させる問題――
 8 国語科実践記録の価値と役割
 9 授業者として努めたいこと
 10 生涯を見すえた国語科授業を
 11 子どもの自主性に根ざす授業を
 12 国語科授業力の練磨
 13 本格的な学力を生む授業計画を
 14 学ぶ主体を育てるための教師の働きかけ
 15 授業力としての発問を求めて
 16 国語学力を精練する場の発見
 17 学習主体を育てるために ――授業者として心がけたいこと――
 18 豊かな授業を生みだす指導秘策
 19 指導者に求められている「教師の耳」
 20 本格的な学習記録を求めて
 21 国語科授業者に求められるもの
 22 表現愛をはぐくむ音読・朗読の授業を
 23 国語科指導と人間形成 ――国語科指導者への提言七つ――
 24 個別指導に徹するということ
 25 探究者・誘導者としての創意と工夫
 26 「聞き方」の技能の演練を求めて
 27 すぐれた授業の源泉 ――学ぶ醍醐味を――
 28 国語科授業記録を求めて

2 国語科授業構築をめざして その二
 1 国語科授業創造への提言三つ
 2 “実践即研究”から得られる識見と力量
 3 生きた授業参観にするために
 4 授業創造への模索と課題
 5 国語科授業の実践的開拓への課題
 6 授業者として会得する“生きた呼吸”
 7 “授業の重さ”ということ ――私と国語教育――
 8 国語科授業の創造をめざして
 9 国語科授業への苦闘と沈潜を
 10 私の〈授業研究〉への提言 授業構想力と授業文脈の研究を
 11 授業者への指針 ――偉業とともに――
 12 清新な実践研究の集積を
 13 国語科授業の真の創造を
 14 学習指導案と授業構想力
 15 授業力の精練 ――足元から――
 16 授業者としての自己確立
 17 学習者の自立へ ――自らをかえりみて――
 18 学習者のことばの行為への対応 ――その工夫と精練と――
 19 授業・授業者を真に支えるもの ――研修・研究による実践的指導の精練を――
 20 国語学習活動の成立と展開 ――“言語活動例”を軸として――
 21 実践・研究者としての境涯を大切に

3 国語科授業研究の集積と課題
 1 国語科授業研究の総括と研究課題 その一
 2 国語科授業研究の総括と研究課題 その二
 3 国語科授業研究の動向と課題
 4 説明的教材で行う授業研究の視点と方法
 5 国語科授業研究を求めて
 6 児童が意欲的に学ぶ授業を求めて ――個性溢れる実践報告九編――
 7 国語科授業研究への熱い思い ――国語科授業研究の軌跡――

4 国語科授業探究者に学ぶ
 1 国語科における授業技術の発想 ――芦田恵之助から学ぶ――
 2 授業探究者としての芦田恵之助 ――教壇行脚期を中心に――
 3 国語科授業探究者 古田拡先生
 4 出雲路の日々 ――授業研究のこと――

あとがき
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小学校対象 ~国語科単元学習・総合的な学習を通して~ 学びを創る 動き出した子どもたち

編者
広島県福山市立山野小学校[山本名嘉子監修] 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
188 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2003年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-746-2/ISBN4-87440-746-3 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
福山市立山野小学校における国語科単元学習での総合的な学習の実践研究とその成果、課題。子どもたちの「自ら学び、自ら考える」力の育成を目指す。
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序章 生き生きと学ぶ国語科授業の創造  山本名嘉子
  -山野小学校国語科単元学習への歩み-

第1章 子どもの活動を中心に据えた授業づくり
  1. 教師主導,知識の詰め込み授業からの脱却
     (1)子どもたちが変わってきた
     (2)単元学習(山本先生)との出会い
     (3)教師の意識を変えていった単元学習
  2. 子どもが生き生きと学ぶ授業づくりの展開

第2章 子どもが主体的に学ぶ授業づくりの視点と方法
  1. 子どもが主体的に学ぶ授業づくり
     (1)「生き生きと活動する場」を創り出す工夫
         ~必然のある場~
     (2)学びたくなる学習内容と方法の工夫
     (3)自ら学ぶ力を育てる自己評価力の育成
  2. 単元学習の授業づくりのポイント

第3章 子どもが主体的に学ぶ授業の実際
  ふしぎがいっぱい山野の自然 ~生き物探検パート2~(3・4年)
  むかしむかしやまのでね ~かみしばいやさんになろう~(1年)
  地球の環境を新聞に書こう(5年)

第4章 子どもと共につくり出す授業の実際
  わたしたちのくすの木物語(3・4年)
  カイコ日記をつくろう(3・4年)
  おもちゃハウスであそぼう(2年)

第5章 地球と共に生きる「総合的な学習」の実際
  地球の人口減から考える ~みんな山野にカムバック~(5年)
  ふるさと山野再発見 ~山野の紹介番組を作ろう~(5年)
  21世紀の環境を考える ~ディベートをしよう~(5・6年)

第6章 読書の楽しさを伝え合う授業の実際
  本とともだちになろう
   ~ブック・コマーシャルたいかいパート2~(1年)
  お話,大すき ~絵本を作り紹介しよう~(2年)
  読書の楽しさを伝え合おう ~読書発表会を開こう~(5年)

資料
  全教科で育てる「自ら学ぶ力」
  実践した単元一覧表
  「話すこと・聞くこと」に関する年間指導計画
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ことば・文・文章を求め合って じゅんや博士 読書、文章作法の会で学んだこと

著者
白川朝子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
238 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2003年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-749-3/ISBN4-87440-749-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
平成13年12月から14年11月までの野地潤家先生による公民館成人教養教室での講話記録。読むこと・書くことについての丁寧な講義内容のほか、配付資料・雑談などを収める。
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  まえがき


1 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第1回)感想
  1 充実感でいっぱいの2時間/2 読書生活の設計、文章の書き方への助言/3 文章例

2 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第2回)感想
  1 年賀状(平成14〈2002〉年1月)から/2 新聞コラム、「新宮愛子さま」について/3 「徒然草」への道など/4 徒然草関係文献目録(野地潤家先生編)

3 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第3回)感想
  1 新聞の投書欄の“提唱”について/2 新聞の投書欄の文章から(その1)/3 新聞の投書欄の文章から(その2)/4 作文「卒業」(旧制中学校2年)/5 「言葉の力を信じた人」について/6 「鵯の死」について/7 手紙の書き方

4 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第4回)感想
  1 新聞の投書欄の文章から/2 『手紙が書ける』にかかわって/3 序文について/4 「初節句までの道のり」について/5 新聞記事2つ/6 ベストセラーに関して

5 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第5回)感想
  1 新聞のコラムについて/2 ウィークリー誌の文章について/3 文章例「校長式辞」について/4 「右足骨折」について/5 「遅ればせの自己紹介」について/6 「虹」のアンソロジーを

6 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第6回)感想
  1 ある会報の「巻頭言」について/2 「ある夜の善意」(前田嘉明博士稿)/3 「銀いろの風の中で」(野地潤家先生稿)/4 「くつした」について/5 「不思議な親子」について/6 「ある思い出話」について/7 学びえたこと

7 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第7回)感想
  1 新聞の記事について/2 「虹」について/3 「被爆体験」について/4 グリーンフェスティバル

8 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第8回)感想
  1 タクシーの運転手さんあれこれ/2 「徒然草」への案内/3 小話2つ/4 「被爆体験について」への気づき/5 『山のあなたの空遠く』から(その1)/6 自分史のこと/7 『山のあなたの空遠く』から(その2)

9 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第9回)感想
  1 はがきの書き方から/2 『昭和前期中学校国語学習個体史』について/3 「とうかさんの思い出」「泰明ちゃんの想い出」について/4 「徒然草」第194段、第130段

10 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第10回)感想
  1 「最も苦痛の少ない外国語学習」について/2 「タマちゃんのこと」その1~その6/3 「タマちゃん」日記(Nさん)/4 アザラシ(アゴヒゲアザラシ)日記(Hさん)/5 ある回想について/6 文章を学ぶということ/7 随想について/8 「お祝いの言葉」/9 防災訓練をどう文章化するか

11 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第11回)感想
  1 ある新聞記事から/2 「徒然草」について 第32段、第53段など/3 「梅干し」について/4 院生たちの文章について/5 『十菊随筆』への序文について

12 じゅんや博士 読書、文章作法の会(第12回)感想
  1 「根源のもの」(「風ぐるま」)から/2 高等師範卒業生からの寄書き/3 「図書新聞」のコラム欄から/4 公民館文学講座目録/5 エッセイ集『雨休窩・断簡』から/6 1年間のまとめ


  まとめに代えて
  あとがき
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ダリアの庭へ 

著者
仲 青治 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
276 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2003年4月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-742-4/ISBN4-87440-742-0 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
戦後瀬戸内の小島に生きる豪気母さんと息子の葛藤物語。三十代、女の人生とは。めくるめく旅の幻想。
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【品切】
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情報産業論 

著者
阿部耕一朗 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
180 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2003年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-748-6/ISBN4-87440-748-X 
Cコード
C3065 
ジャンル
政治・経済・法律 労働・福祉・生活
 
内容
第1章 電子メディア/第2章 データベース化技術/第3章 文字メディア/第4章 仮想空間。各種研究情報の現状と問題点、さらに将来像を探る。
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はじめに

第1章 電子メディア
 情報社会学への道
 通信産業
 インターネット

第2章 データベース化技術
 学術情報処理体制の現状
 情報需要ということ
 情報の生起頻度から見た技術予測
 情報発生が示す法則性

第3章 文字メディア
 ネットワーク時代の出版物

第4章 仮想空間
 芸能と宗教
 文化という仮想空間現象
 観念世界構築のステップ

おわりに
参考文献
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新たな世界観の探求 哲学・環境・倫理

著者
三村泰臣 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
130 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2003年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-745-5/ISBN4-87440-745-5 
Cコード
C1012 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
考えること・学ぶこと/人間中心主義/人間とは何か/環境倫理学/新たな世界観の創造。現代社会の環境問題を通し新たな世界観を創造する。
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古典教育の探究 

著者
菅原敬三 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
208 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2003年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-753-0/ISBN4-87440-753-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
 
内容
理論と実践の結びつきを目指した古典教材の分析と扱い方。 「板書の構造化 」に取り組んできた著者自らの板書案を併録。大和物語・枕草子・更級日記・平家物語・論語、ほか。
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【品切】
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はじめに

1 古典教育の意義・目標
 一 古典教育の課題
 二 古典教育の意義・目標
 三 古典教材の特質

2 古典授業の成立と古典教材の「教材研究と教材の扱い方」
 一 作品研究と教材研究
 二 古典授業を成立させるために
 三 教材研究と教材の扱い方
  1 『大和物語』第百五十六段「姨捨」
  2 『枕草子』第一段「春はあけぼの」(その一)
  3 『枕草子』第一段「春はあけぼの」(その二)
  4 『枕草子』第一〇一段「御かたがた、君たち」(その一)
  5 『枕草子』第一〇一段「御かたがた、君たち」(その二)
  6 『更級日記』冒頭部「道の果て」
  7 『平家物語』巻十一「先帝身投げ」
  8 『柴門の辞』(松尾芭蕉)
  9 『桃花源記』(陶潜)
  10 『論語』(為政)「吾十有五而志于学……」

初出一覧

おわりに
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人を育てることばの力 国語科総合単元学習

著者
遠藤瑛子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
352 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2003年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-735-6/ISBN4-87440-735-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
中学1~3年の3回生6年間の実践と論考集。調べ学習、生きることの意味、対話能力の向上などから考察し、生徒とともに歩んだ探求学習の記録。
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【品切】
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 序 (鳥取大学教育地域科学部教授 浜本 純逸)
1 単元「夢を開く」;「開かれた学習」をめざして(第一学年・15時間)
 はじめに
 一、単元の構成
  1使用した教材/2単元の意義/3生徒の実態/4指導のてだて
  5この単元でつけたい情報力と言語能力/6単元のねらい/7単元の展開と評価
 二、指導の実際
  1生徒の作文を学習材に/2「○年後の計画書」を作成するための推敲の方法/3「○年後の計画書を語り合う
 おわりに
2 単元「宮沢賢治の世界へ」;「調べ学習」をこう組織する(第一学年・17時間)
 一、単元の設定とねらい
 二、使用した学習材と育てたい情報活用能力
  1使用した学習材/2この単元で育てたい情報活用能力
 三、単元の展開
 四、指導の実際
  1指導の手だて/2設定された学習課題/3生徒の研究レポート「賢治と風」から
 五、実践のまとめ
3 単元「ことばをみつける―絵本による創作」;想像力・創作力を育てる(第一学年・15時間)
 はじめに
 一、単元の意義
  1使用した学習材/2単元の意義/3生徒の実態/4この単元で育てたい主たる言語能力
  5指導の手だて/6単元のねらい/7単元の展開と評価
 二、指導の実際
  1ことばのスケッチ/2絵本の創作 おわりに
4 単元「生きることの意味」;往復感想で伝え合う力を育てる(第一学年・13時間)
 はじめに
 一、使用した学習材
 二、単元の構成
  1単元設定の理由/2生徒の実態/3指導の手だて
  4単元のねらいと育てたい主たる言語能力/5単元の展開と評価
 三、指導の実際
  1往復感想の練習―「大人になれなかった弟たちに…」/2高まっていった考え―『テレジンの小さな画家たち』
 おわりに

参考
 一 「生命」の尊さと「生きることの意味」を考える
  はじめに/実際の学習で/まとめ
 二 私の読書指導
  1読書指導のきっかけは「読書ノート」/2読書案内「読んでごらん」をつくる
  3朝の十分間読書を始める/4国語の時間の読書と読書日記
  5史上最大の読書クイズ合戦

5 単元「『少年H』の時代」;生きる力と対話能力を育てる(第二学年・14時間)
 はじめに
 一、単元の構成
  1使用した学習材/2単元の意義/3生徒の実態/4指導の手だて
  5個の単元でつけたい情報力と対話能力/6単元のねらい/7単元の展開と評価
 二、指導の実際
  1夏休みの読書感想文から二編/2「少年Hの見た戦争」/3妹尾河童氏の生き方について
  4『少年H』の読書会/5父から子へ伝えたい思い
 おわりに

参考
 一 フィールドワークを取り入れた総合学習―わが街の文学Watching―
  1国語の学習を生かした単元づくり/2生徒は何を希望したか
  3生きた学習Watching/4生きた教材づくり(教師の事前研究)
  5生きている街への思い/6まとめと今年の取り組み
 二 単元「『少年H』の時代」の背景―わけわからんを乗り越えよう―
  1わけわからん/2Yの自己変革/3生徒の心の扉を開ける鍵

6 単元「夢を支える人々」;総合的な学習と関連した単元づくり(第二学年・12時間)
 一、総合単元「夢を支える人々」ができるまで
 二、単元の構成
  1使用した学習材/2単元の意義/3生徒の実態/4指導の手だて
  5この単元で育てたい言語能力や見る力など/6単元のねらい/7単元の展開
 三、指導の実際
  1『鉄、千年のいのち』を読む/2「にんげんドキュメント 千年の釘に挑む」を見る
  3シンポジウムのためのテーマ決定/4シンポジウムの草稿作り
  5シンポジウムの準備/6シンポジウム
 おわりに
7 単元「現代を読む」;メディア・リテラシー教育の実践(第三学年・15時間)
 はじめに
 一、単元の構成
  1使用した学習材/2単元の意義とねらい/3生徒の実態/4指導の手だて
  4この単元で育てたい言語能力や見る力など
 二、指導の実際
  1資生堂のポスターと学習者の反応/2公共広告機構の広告を読む
  3全面広告のプレゼンテーション/4学校紹介の広告
 三、単元末の事後調査とふり返りにみる生徒の変容
  1単元末の事後調査/ふり返りから 四、成果

参考 一 説明力を他教科で生かす
  1上手に伝えるために/2ことばだけで説明する
  3学習訓練として説明力を育てる/4学習者に説明力の意義を自覚させる
 二 中学校の国語教科書のどこを補うか
  はじめに/1教科書をもとにした単元づくり
  2単元と学習材との関係/3学習者の実態を調べる/おわりに

あとがき/初出一覧
参考資料
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紛争の法社会学 

著者
小谷朋弘 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
264 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2003年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-747-9/ISBN4-87440-747-1 
Cコード
C3032 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
法社会学の立場から弁護士問題と離婚問題にアプローチする。弁護士問題ではクライアント間の関係、弁護士の意識の問題等を。離婚問題では熟年離婚や離婚給付の問題等を挙げる。
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はしがき
序  説

          1部 弁護士職の法社会学

第1章 弁護士アクセスの構造
 1.問題の所在
 2.弁護士職の可視性
 3.紛争処理における弁護士の地位
 4.弁護士アクセスと社会的距離
 5.総括と課題
第2章 弁護士職の現代的性格
 1.はじめに
 2.紛争処理における弁護士の地位
 3.弁護士業務の特質
 4.弁護士の生活意識
 5.おわりに
第3章 日常生活の中の紛争処理
 1.はじめに
 2.紛争の態様と処理過程の問題
 3.紛争処理の構造
 4.まとめ
第4章 医療事故と被害者救済――裁判と弁護士に焦点をあてて――
 1.はじめに
 2.医療事故の発生原因
 3.医療裁判の問題構造
 4.医療裁判と弁護士
 5.医療裁判を超えて

          2部 離婚紛争の法社会学

第5章 離婚紛争の諸過程
 1.はじめに
 2.離婚紛争の発生基盤
 3.離婚紛争の処理方式
 4.離婚紛争にともなう諸問題
 5.おわりに
第6章 離婚紛争の処理過程――第三者機関の援助役割――
 1.問題の所在
 2.市民意識にみる離婚相談の相手
 3.行政機関相談窓口の援助役割
 4.家庭裁判所相談窓口の援助役割
 5.女性センター相談室の援助役割
 6.離婚紛争の処理における弁護士の援助役割
 7.むすび
第7章 DV離婚と緊急保護施設
 1.はじめに
 2.離婚にみる暴力の実相
 3.緊急保護施設としての母子寮
 4.民間女性シェルターの援助役割
 5.おわりに
第8章 高齢社会と離婚紛争
 1.増加する中高年離婚
 2.人生80年時代の家族のライフサイクル
 3.ジェンダー差別の構造
 4.中高年離婚の2つのタイプ
 5.中高年離婚のゆくえ
補 論 法化論の射程
 1.法化論の焦点
 2.法化の概念
 3.法化の問題と対策
 4.法化論の地平

あとがき
索  引
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エコハウスブック 自然となかよくする住まい12章

著者
灰山彰好 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5変形 
ページ
184 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2003年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-754-7/ISBN4-87440-754-4 
Cコード
C3052 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
機械設備に頼ることを控えた環境工学設計の方法と、太陽・風・樹木など自然との共生を実証的な方法論によって提言。多角的に環境エコデザインを解説する。日射量計算ソフト付。
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日本統計調査の進化 20世紀における調査の変貌

著者
溝口敏行 
シリーズ
広島経済大学研究叢書第24冊 
助成
 
判型
A5 
ページ
154 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2003年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-744-8/ISBN4-87440-744-7 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
経済・社会の歴史と関連づけてみる統計調査史。世帯ベース統計調査の進化/生産活動関連統計での課題/国民経済計算と消費者物価指数ほか。
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ばあちゃんまるくなる 

著者
風間友子 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
232 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
2003年3月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-743-1/ISBN4-87440-743-9 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
剛毅なばあちゃんも黄昏時を迎えて…。3冊目。「思い込み」「黄昏どき」他。
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明治三十一年から始まる『鴎外史伝』 

著者
目野由希 
シリーズ
 
助成
02年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
264 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
2003年2月28日 
ISBN
ISBN978-4-87440-736-3/ISBN4-87440-736-6 
Cコード
C3091 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
外「史伝」の理念構成時期を論究しその文化史的な要素を論述――外「史伝」におけるジャンルと様式/『西周伝』と『明治三十一年日記』からの出発/未完の史伝群と『堺事件』異本/ほか
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 はじめに
 凡  例
     序 論
第一章 既成イメージ ―先行研究の傾向―
 1 『渋江抽斎』のジャンル問題を中心とする史伝小説についての先行研究の傾向
 2 構成について
第二章 本論の目的と構成
 1 本論の目的と構成
 2 ジャンルと様式
     第1部 史伝・その理論としての美学と美術史
第一章 『日本芸術史資料』
 1 藤岡作太郎『近世絵画史』
 2 『日本芸術史資料』
 3 日記と考証的記述
 4 奇妙な告白
第二章 鴎外「史伝」におけるジャンルと様式 ―「史伝」というホロスコープ―
 1 問題提起
 2 方法と準備
 3 東京美術学校における鴎外の美学講義
 4 同時代的状況――社会進化論
 5 まとめ
第三章 夢の日本近世美術史料館
 1 「我をして九州の富人たらしめば」の形成過程
 2 鴎外・永井荷風・藤岡作太郎の浮世絵観
 3 鴎外への浮世絵の影響経路
 4 夢の日本近世美術史料館
第四章 明治三十一年の鴎外と美学
 1 明治三十年代初頭の日本の美学と鴎外
 2 「英雄は公衆の奴隷」
 3 「美術史」講義ノートのラスキン
 4 まとめ
第五章 史伝・画人伝・風俗史
 1 死なず、消え去るのみ
 2 からくり人形
 3 史伝と画人伝
 4 風俗史と芸術史
     第2部 史伝・同時代と歴史記述
第一章 『西周伝』と『明治三十一年日記』からの出発
 1 『西周伝』のエクリチュール
 2 日記作家鴎外
 3 まとめ
第二章 雑誌史伝欄とは何か
 1 問題の所在
 2 雑文・雑録、また史伝
 3 『美術評論』の「史伝」欄
 4 『山口古菴』
 5 まとめ
第三章 未完の史伝群と『堺事件』異本
 1 未完をめぐって
 2 未完のテキストをめぐって
第四章 未完と予定調和
 1 先行研究の指摘について
 2 『即非年譜』のスタイル
 3 手を入れられる私信
 4 第三者の声の参与のしかた
第五章 失われた時の探求
 1 新聞に投書する文学少年
 2 作家は処女作に回帰する
第六章 史伝のバリエーション
 1 「史伝の数割合に多きこと」
 2 蒙古のモチーフ
 3 渋柿園との類似と相異
 4 『福翁自伝』と『松雲公小伝』
 5 まとめ
第七章 能久親王の死
 1 『能久親王事蹟』の末期描写
 2 『北白川宮』の場合
 3 流布する墓碑銘
 4 ジャーナリズムによる伝記
 5 まとめ
     総 論
 1 ここまでの論旨と『渋江抽斎』との関係
 2 まとめ
 3 総 論
 おわりに
 初出一覧/索引
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国際協力による自動車部品相互補完システム 

編著
平木秀作 
シリーズ
 
助成
02年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
296 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2003年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-741-7/ISBN4-87440-741-2 
Cコード
C3034 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
ASEAN諸国で構築された相互補完生産の実態、管理技術開発、物流ネットワークの設計を、現地調査から得られた知見をもとに研究、考察する。
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幕末維新期漢学塾の研究 

編者
幕末維新期漢学塾研究会・生馬寛信 
シリーズ
 
助成
02年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
794 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
2003年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-739-4/ISBN4-87440-739-0 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本 教育〈教育史〉
 
内容
幕末維新期における漢学塾の教育活動と教育形態の実態を多面的に、具体的事例をふまえながら実証、解明する。研究会メンバー18名による共著。
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はじめに/生馬寛信
序  論 本書の研究課題と概要/生馬寛信

       第一部 漢学塾教育の特質

 第一章 幕末維新期における漢学塾――漢学者の教育活動――/神辺靖光
 第二章 明治前期「漢学塾」の基本的性格/入江 宏
 第三章 官学への転換期における林家塾昌平庚の実態――関係史料についての一考察――/橋本昭彦
 第四章 洋学学習と漢学教養――幕末維新期の学問動向のなかで――/蔵原三雪
 第五章 金沢における西洋流砲術の導入と壮猶館――洋学の受容と伝統の対応の一事例――/蔵原清人
 第六章 漢学私塾と寺子屋の区別化をめぐって――山口県『教育沿革史草稿』による実態比較――/生馬寛信

       第二部 江戸・東京、京都、大坂の漢学塾

 第一章 江戸の漢学者とその塾/関山邦宏
 第二章 幕末江戸の漢学塾/名倉英三郎
 第三章 明治初年の東京府の漢学塾――「明治五年・開業願書」を中心に――/神辺靖光
 第四章 明治一〇年代の東京府の漢学塾――「明治一六年・東京府管内私立諸学校表」を中心に――/神辺靖光
 第五章 幕末の京儒と漢学塾/竹下喜久男
 第六章 幕末期の懐徳堂とその廃絶について/山中浩之

       第三部 城下及び郷村の漢学塾

 第一章 漢学私塾自南学舎考――郷村私塾の一例――/吉岡 栄
 第二章 埼玉県域における幕末維新期の漢学塾/川本亨二
 第三章 在村知識人の学問と私塾――新潟県柏崎、藍澤南城の事例――/川村 肇
 第四章 漢学塾の普及と地域学習環境の形成/高木靖文
 第五章 在村学芸結社の形成と展開――白鴎吟社から立教館へ――/山中浩之
 第六章 観善舎とその門弟の動向/竹下喜久男
 第七章 幕末維新期美作の漢学塾――休嫌学舎と知本館――/安部崇慶
 第八章 山田方谷と備中の漢学塾――長瀬塾と小阪部塾――/安部崇慶
 第九章 明治前期山口県玖珂郡の漢学塾――玖珂郡の教育環境と東沢瀉塾――生馬寛信
 第一〇章 『継志堂由来略記』考/新谷恭明
 第一一章 唐津藩庄屋の学習と教養形式――峯平蔵日記の分析を通して――/木村政伸
 第一二章 鹿児島藩における朱子学の興隆と学派の動向/井原政純
 第一三章 鹿児島薩摩地方にみる漢学学習の「場」の基礎的研究――塾の形態と共立・共同体の形態を中心に――/井原政純
 第一四章 維新前後、沖永良部島における私塾状況の基礎的研究/井原政純

あとがき
文部省科学研究費補助金基盤研究(A)(1)報告書
 『幕末維新期における漢学塾の総合的研究123』目次
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サヌカイトと先史社会 

著者
竹広文明 
シリーズ
 
助成
02年度学術振興会助成 
判型
B5 
ページ
350 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2003年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-740-0/ISBN4-87440-740-4 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
旧石器時代、縄文時代、弥生時代のサヌカイト利用状況と石材原産地、その採取および入手、石器製作、先史社会の諸段階を多くの図表を駆使して通史的に検討する。
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序文――川越哲志
はじめに
例言

           序 章 先史社会におけるサヌカイト利用をめぐって
第1節 先史社会におけるサヌカイト利用をめぐって
 1 旧石器時代のサヌカイト利用
 2 縄文時代のサヌカイト利用
 3 弥生時代のサヌカイト利用
 4 先史社会におけるサヌカイト利用をめぐって
第2節 サヌカイトとその原産地
   付 記

           第1章 旧石器時代におけるサヌカイト利用
第1節 サヌカイト利用の開始
 1 瀬戸内を中心とした西日本における旧石器時代の変遷
 2 瀬戸内を中心とした地域のサヌカイト・安山岩利用の開始
 3 小結
第2節 旧石器時代のサヌカイト原産地における石材採取と石器製作
 1 坂出市金山奥池遺跡
 2 五色台と国分台遺跡群
 3 小結
第3節 旧石器時代におけるサヌカイトの獲得と石器製作
 1 サヌカイト原産地を取り巻く環境
 2 サヌカイト原産地周辺の遺跡群におけるサヌカイトの獲得と石器製作
 3 サヌカイト原産地から離れた地域におけるサヌカイトの獲得と石器製作
 4 小結

           第2章 縄文時代におけるサヌカイト利用
第1節 縄文時代のサヌカイト原産地における石材採取と石器製作
 1 金山原産地
 2 五色台原産地
 3 小結
第2節 縄文時代における石器製作技術の二者
 1 早稲田山遺跡と洗谷貝塚における石器製作
 2 縄文時代打製石器の様相
 3 縄文時代打製石器製作の二者
 4 小結
第3節 縄文時代のサヌカイト石器原材
 1 洗谷貝塚出土の板状石材と集積遺構
 2 縄文時代のサヌカイト石器原材
 3 縄文時代におけるサヌカイト石器原材の特徴
 4 小結
第4節 縄文時代におけるサヌカイト利用と石器製作
 1 サヌカイト原産地を取り巻く環境――瀬戸内海の形成――
 2 瀬戸内沿岸におけるサヌカイト利用と石器製作
 3 中国山地帝釈峡遺跡群におけるサヌカイト利用と石器製作
 4 日本海側地域におけるサヌカイト利用と石器製作
 5 小結

           第3章 弥生時代におけるサヌカイト利用
第1節 弥生時代のサヌカイト原産地における石材採取と石器製作
 1 金山東麓における石材採取と石器製作
 2 サヌカイト原産地および原産地周辺遺跡群をめぐって
 3 小結
第2節 弥生時代のサヌカイト石器原材をめぐって
 1 弥生時代のサヌカイト石器原材
 2 弥生時代のサヌカイト石器原材類をめぐって
 3 小結
第3節 弥生時代におけるサヌカイト利用と石器製作
 1 瀬戸内沿岸におけるサヌカイト利用と石器製作
 2 中国山地津山盆地におけるサヌカイト利用と石器製作
 3 日本海側地域におけるサヌカイト利用
 4 弥生時代におけるサヌカイト利用と石器製作をめぐって
 5 小結

           終 章 サヌカイトと先史社会の諸段階
第1節 旧石器時代
 1 後期旧石器時代ナイフ形石器文化期
 2 旧石器時代終末から縄文時代初頭にいたる各段階
第2節 縄文時代
第3節 弥生時代
第4節 サヌカイトと先史社会

おわりに
参考文献
図版・挿図・挿表・資料出典一覧
資 料
索 引
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六朝楽府文学史研究 

著者
佐藤大志 
シリーズ
 
助成
02年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
414 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2003年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-738-7/ISBN4-87440-738-2 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
古曲を主題とする擬古楽府の展開を中心に研究。総論で六朝楽府文学史を、各論で鮑照の楽府の特徴を、附論で東晋・劉宋期の「雪」を考察する。
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序文

総論 六朝楽府文学史考
 第一章 六朝楽府詩の展開と楽府題 ――東晋楽府断絶後の楽府文学――
  第一節  楽府題と楽府詩制作
  第二節  東晋楽府断絶以後の擬古楽府
  第三節  劉宋中期の楽府詩
  第四節  鮑照の楽府詩と楽府題
  第五節  南斉以後の楽府題の作とその制作
  第六節  結語
 第二章 梁陳の文学集団と楽府題
  第一節  「擬」から唱和・賦得へ
  第二節  梁陳の文学集団における楽府題のイメージの形成
  第三節  梁陳における楽府題のイメージの利用
  第四節  結語
 第三章 楽府題変遷考 ――楽府題「陌上桑」を中心として――
  第一節 楽府題の変遷と六朝楽府文学の展開
  第二節 東晋以前の「羅敷古辞」とその呼称
  第三節 「日出東南隅行」と「艶歌行」の変遷
  第四節 「陌上桑」の変遷
  第五節 李白「陌上桑」
  第六節 「羅敷古辞」と楽府題「陌上桑」
  第七節 李白徒詩中の「陌上桑」 ――悲愁の曲「陌上桑」――
  第八節 憂愁する羅敷 ――憂愁する採桑女と羅敷――
  第九節 結語

各論 六朝楽府文学をめぐる諸問題 ――鮑照を中心として――
 第一章 鮑照楽府詩論
  第一節 鮑照楽府詩の物語性
  第二節 魏晋楽府詩の表現様式
  第三節 劉宋楽府詩の表現様式
  第四節 鮑照楽府詩の特質
  第五節 結語
 第二章 鮑照と「俗」文学 ――六朝における鮑照評価をめぐって――
   はじめに
  第一節 六朝期における鮑照評価とその問題点
  第二節 楽府文学の展開と鮑照
  第三節 貴族から寒門へ ――楽府文学の担い手の変化――
  第四節 結語
 第三章 鮑照の文学とその制作の場
  第一節 文学と制作の場
  第二節 王族貴族の文学サロン・讌集 ――「競作」「座興」「言志」――
   一、「競作」/二、「座興」/三、「言志」
  第三節 「詠懐」の制作の場
  第四節 結語
 第四章 何承天「鼓吹鐃歌」について ――その六朝楽府文学史上に占める位置――
   はじめに
  第一節 何承天「鼓吹鐃歌」十五曲の制作時期
  第二節 何承天「鼓吹鐃歌」十五曲の制作意図
  第三節 東晋期以後の鼓吹曲の現状と何承天「鼓吹鐃歌」
  第四節 六朝楽府文学史上における何承天「鼓吹鐃歌」十五曲の位置
 第五章 崔豹『古今注』音楽篇について ――楽府解題書と擬古楽府制作――
   はじめに
  第一節 作者崔豹と『古今注』音楽篇について
  第二節 「崔豹解題」と擬古楽府制作
  第三節 結語

 附論 中国古典文学に於ける「雪」 ――東晋・劉宋期を中心として――
   はじめに
   第一節 西晋以前の文学における「雪」
   一、『時経』における雪/二、「害悪・寒苦をもたらすもの」としての「雪」/三、「豊穣をもたらすもの」としての「雪」/四、「鮮潔な白色を有するもの」としての「雪」/五、小結
  第二節 東晋期の新しい傾向 ――「雪」「雪景色」自体の美を描く作品の登場――
  第三節 東晋末・劉宋初期の「雪」
  第四節 結語 ――東晋期から劉宋初期に至る文学の展開――

後記
初出一覧

漢魏晋南北朝楽府関係論著目録《中文篇》
漢魏晋南北朝楽府関係論著目録《和文篇》

書名・作品名索引
人名索引
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古期ドイツ語作品集成 

著者
高橋輝和 
シリーズ
 
助成
02年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
438 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2003年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-731-8/ISBN4-87440-731-5 
Cコード
C3084 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
西暦500~1100年頃までの低地高地両ドイツ語諸方言の全作品を収録解説。古期ドイツ語時代における言語文化の諸相と特色を明らかにする。
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【品切】
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序文/凡例

1.古期ドイツ語の作品
A.ザクセン語の作品
 1.ヴェーゼル川の獣骨のルーネ文字銘
 2.ゾーストの円形留金のルーネ文字銘
 3.ノルマン人のAbc
 4.『ヘーリアント』序文
  a.散文の序文/b.韻文の序文
 5.『ヘーリアント』M写本より
  a.キリストの誕生/b.主の祈り
 6.『ヘーリアント』P写本断片より
 7.『ヘーリアント』S写本断片より
 8.『ヘーリアント』V写本抜粋より
 9.ザクセン語の創世記より
  a.アダムの嘆き/b.ソドムの運命の予告
 10.エッセンの月名
 11.ルブリンの詩篇断片より
 12.ヴィーンの呪文
  a.馬の呪文/b.寄生虫の呪文
 13.ヴェールデンの徴税簿断片
 14.ヴェストファーレン語の懺悔より
 15.ザクセン法より
 16.パーデルボルンの詩篇断片
 17.ゲルンローデの詩篇注解より
 18.トリールの血の呪文
 19.『ヘーリアント』C写本より
  a.序/b.主の祈り
 20.エッセンの徴税簿より
 21.ヴェストファーレン語の受洗の誓いA写本
 22.ザクセン語の受洗の誓い
 23.エッセンの万聖節の説教
 24.ギッテルデの貨幣銘
 25.レーオ・ヴェルチェリ司教の金言
 26.フレッケンホルストの徴税簿より

B.低部フランク語の作品
 1.ベルリーンの詩篇断片より
 2.アインハルトの『カルル大帝伝』A5写本より
 3.西フラマン語の恋愛句
 4.ヴィリラムの雅歌注解A写本より
 5.ミュンステルビルゼンの称賛句

C.テューリンゲン語の作品
 1.ヴァイマルの尾錠のルーネ文字銘
 2.テューリンゲン法より

D.中部フランク語の作品
 1.トリールの護符のルーネ文字銘
 2.ビューラハの円形留金のルーネ文字銘
 3.リブアーリ法より
 4.ケルンの受洗の誓い断片
 5.ケルンの碑文
 6.トリールの悪魔払いの宣言
 7.レーワルデンの詩篇断片より
 8.トリールの勅令
 9.チューリヒの血の呪文
 10.ハインリヒの歌

E.西フランク語の作品
 1.サリ法協約A類本文より
 2.ルートヴィヒの歌
 3.パリの会話より

F.ラインフランク語の作品
 1.フライラウベルスハイムの弓形留金のルーネ文字銘
 2.オストホーフェンの円形留金のルーネ文字銘
 3.フランク語の祈り
 4.シュトラースブルクの誓い
 5.アウクスブルクの祈り
 6.メルゼブルクの呪文
  a.身内生還の呪文/b.馬の呪文
 7.ロルシュの蜜蜂の呪文
 8.マインツの懺悔より
 9.ライヒェナウの懺悔より
 10.トリールの馬の呪文
 11.ラインフランク語の旧約賛歌より
  a.申命記32,1-4/b.サムエル記上2,1-2
 12.トリールのグレゴーリウス句
 13.ビンゲンの墓碑銘
 14.尼僧への求愛
 15.シュレットシュタットの呪文
  a.寄生虫の呪文/b.血の呪文
 16.パリの馬の呪文
 17.アプディングホーフの血の呪文
 18.ベルンの痛風の処方箋

G.南ラインフランク語の作品
 1.イージドールの『公教信仰』より
 2.ヴァイセンブルクの公教要理より
  a.主の祈り/b.信仰告白
 3.オットフリートの『聖福音集』V写本より
  a.リウトベルト・マインツ大司教への請願状/b.序/c.受胎告知
  d.キリストとサマリア女/e.主の祈り/f.郷愁
  g.ルートヴィヒ・ドイツ王への献詩/h.サロモン司教への献詩
  i.ハルトムートとヴェーリンベルトへの献詩より
 4.ロルシュの懺悔より
 5.メルゼブルクの祈り断片
 6.プファルツの懺悔

H.東フランク語の作品
 1.バーゼルの処方箋
  a.発熱の処方箋/b.癌腫の処方箋
 2.サリ法断片
 3.ヒルデブラントの歌
 4.ハンメルブルクの荘園の境界表示
 5.タツィアーンの『総合福音書』G写本より
  a.放蕩息子の話/b.天国の喩え/c.主の祈り
 6.アインハルトの『カルル大帝伝』C1写本より
 7.フランク語の受洗の誓いA写本
 8.ヴュルツブルクの懺悔より
 9.フルダの懺悔A写本より
 10.ヴュルツブルクの共有地の境界表示
 11.ヴィリラムの雅歌注解B写本より
  a.序文/b.本文59

I.バイエルン語の作品
 1.シューレルロッホの岩壁のルーネ文字銘
 2.バイエルン法A写本より
 3.モーン(ト)ゼーの写本断片より
  a.マタイ福音書より/b.イージドールの『異教徒らの召出しに関する説教』より
  c.イージドールの『公教信仰』より/d.アウグスティーヌスの説教より
 4.キリスト教徒に対する奨励A写本
 5.ヴェッソブルンの祈り
 6.フライジングの主の祈り注解A写本より
 7.バイエルン語の懺悔1
 8.ザンクト・エメラムの祈りA写本より
 9.神への賛歌
 10.フルダの覚え書き
 11.カッセルの会話より
 12.ザンクト・エメラムの主の祈り注解より
 13.ムースピリ
 14.オットフリートの『聖福音書』F写本より
 15.ジギハルトの祈り
 16.ペテロの歌
 17.司祭の誓いA写本
 18.フォーラウの懺悔断片より
 19.詩篇138
 20.ヴィーンの犬の呪文
 21.テーゲルンゼーの寄生虫の呪文
 22.バイエルン語の懺悔2より
 23.ルーオトリープより
  a.捕えられた魚/b.愛の伝言
 24.オットローの祈りより
 25.クローステルノイブルクの祈り
 26.ザンクト・エメラムの癲癇の呪文
 27.ミュンヒェンの痛風の処方箋
 28.ザンクト・エメラムの目の呪文
 29.ヴィーンのノートケル写本より
 30.ヴェッソブルンの信仰告白と懺悔1より
 31.ヴェッソブルンの宗教的助言より
 32.ヴェッソブルンの説教より
 33.マリーアラーハの潰瘍の呪文
 34.ベネディクトボイレンの信仰告白と懺悔2より

J.アレマン語の作品
 1.ノルデンドルフの弓形留金1のルーネ文字銘
 2.アイヒシュテッテンの鞘口銀板のルーネ文字銘
 3.ノイディンゲンの木材のルーネ文字銘
 4.ヴァインガルテンのS形留金1のルーネ文字銘
 5.プフォルツェンの尾錠のルーネ文字銘
 6.シュレッツハイムの青銅カプセルのルーネ文字銘
 7.シュレッツハイムの円形留金のルーネ文字銘
 8.プフォルツェンの象牙環のルーネ文字銘
 9.ヴルムリンゲンの槍先のルーネ文字銘
 10.アレマン法A類写本より
 11.ザンクト・ガレンの語彙集より
 12.アブロガンスK写本より
 13.ザンクト・ガレンの主の祈り
 14.ザンクト・ガレンの信仰告白
 15.ライヒェナウの主の祈り
 16.ベネディクト修道会会則より
 17.ムールバッハの賛歌より
  a.真夜中/b.主の祈り
 18.アレマン語の詩篇断片より
 19.ウルリヒ句
 20.ザンクト・ガレンの写字生の句
 21.ザンクト・ガレンの風刺句1
 22.キリストとサマリア女
 23.牡鹿と牝鹿
 24.ザンクト・ガレンの風刺句2
 25.チューリヒの家の呪文
 26.ノートケルの訳著より
  a.フーゴ・ジッテン司教への書状/b.ボエーティウスの『哲学の慰め』より
  c.マルティアーヌス・カペッラの『フィロロギアの結婚』より
  d.アリストテレース/ボエーティウスの『範疇論』より
  e.アリストテレース/ボエーティウスの『解釈論』より
  f.三段論法賛歌より/g.修辞学より/h.音楽論より/i.詩篇より
  j.旧約賛歌より/k.主の祈り/l.信仰告白
  m.格言/n.処世訓
 27.ザンクト・ガレンの格言
 28.ザンクト・ガレンの課業
 29.ノートケルの詩篇への注解より
  a.詩篇92より/b.詩篇98より
 30.ガルスの歌
 31.ヴァインガルテンの本の後書き
 32.ギーゼラ句
 33.ザンクト・ガレンの風刺句3
 34.シュトラースブルクの血の呪文
 35.古フュジオログスより
 36.ゲオルクの歌
 37.ザンクト・ガレンの信仰告白と懺悔1より
 38.ザンクト・ガレンの信仰告白と懺悔3より

K.ランゴバルド語の作品
 1.ベゼンイェの弓形留金AとBのルーネ文字銘
 2.ブレザの大理石半円柱のルーネ文字銘
 3.ランゴバルド語の『ヒルデブラントの歌』
 4.ロータリ王の布告より
 5.パウルス・ディアーコヌスの『ランゴバルド史』より

2.出典,解説,注釈

参考文献/作品分類/作品索引

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日本の教育学の祖・日高真實伝 

著者
平田宗史 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
180 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2003年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-734-9/ISBN4-87440-734-X 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
ひだかまざね。幕末から明治時代を生きた教育学の先駆的人物。日高真實の人間形成から教育学をいかに形成したかを考察しながら、教育学史上の意義を明らかにする。
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 グラビア
 はじめに

第一章 訃報と弔辞
 第一節 雑誌にみる訃報
 第二節 外山正一の弔辞
第二章 高鍋藩と日高家
 第一節 高鍋藩とその教育
 第二節 日高家とその教育
第三章 一家の上京と真實
 第一節 近代日本の発足と教育
 第二節 一家の上京
 第三節 同人社・東京英語学校・東京大学予備門時代の真實
 第四節 東京大学・帝国大学時代の真實
第四章 ドイツ留学時代
 第一節 留学時代のドイツの社会と教育
 第二節 ベルリン大学留学時代の真實
 第三節 ベルリンからの便り
第五章 帰国後の日高真實の活動と友人達
 第一節 帰国後の日高真實の活動
 第二節 友人達
第六章 日高真實の教育論の形成と教員養成論
 第一節 教育論の形成
 第二節 『日本教育論』の内容と意義
 第三節 教員養成論

 おわりに
 附録 日高文庫について
 年譜
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筑前神楽考 遠賀御殿神楽

著者
波多野 學 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
346 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
2003年1月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-728-8/ISBN4-87440-728-5 
Cコード
C0021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本 一般書/紀行・歴史読み物
 
内容
旧遠賀郡の筑前御殿神楽は社家神楽で日本最古の里神楽の1つといわれる。その歴史を先祖伝来の貴重な古書類、参考文献をもとに紐解き、神主達の次代継承の願いを伝える。
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グラビア
 豊山八幡神社春日神社 波多野家文書
 狩尾神社 波多野文書写――文政6年遠賀郡祭禮神楽執行社書上
 狩尾神社波多野家『神楽記』
 同倉野憲司博士校訂施訓『神楽記 全』
 宇美八幡宮 御神楽記(直方多賀神社『御神楽記』写本)
 熊野神社伊藤家文書写『御館大神楽要録 全』
 波多野家系譜
概  要
自  序

第一章 遠賀の由来と社家のいきざま

第二章 筑前御殿神楽史資料
 第一項 筑前御殿神楽史資料と研究文献
 第二項 筑前神楽年表
 第三項 権力者奉納の神楽
 第四項 御館大神楽
 第五項 遠賀郡の中・近世歴史背景
 第六項 氏子奉納の神楽

第三章 筑前神楽流布背景
 第一項 『神楽記 全』『御神楽記』比較考証
 第二項 宮中「御神楽歌」と筑前神楽「神楽歌」比較

第四章 現在の旧遠賀郡筑前御殿神楽
 第一項 遠賀郡水巻町猪熊、鷹見神社の神楽
 第二項 現状継承の神楽
 第三項 昭和筑前御殿神楽記
 第四項 神楽譜面
 第五項 筑前御殿神楽神面

むすび

 参考古文書・文献類
 篆刻『無窮』
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科学の森の猿 

著者
木村奎五 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
84 
定価
660円 (本体600円 )
発行日
2002年12月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-733-2/ISBN4-87440-733-1 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
子どもにも大人にも楽しめるショートストーリー3篇収録。表題作ほか「じろうくんの天国」「ごんぞのなみだ」。
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じろうくんの天国
ごんぞのなみだ
科学の森の猿
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実地教育・教育実習の実践的研究 

著者
清水 茂 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
246 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
2002年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-721-9/ISBN4-87440-721-8 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
鳴教大学校教育実践センター実地教育担当として取り組んできた、教師像の形成、意欲高揚、養護学校・介護等体験実習ほか独自の事前指導カリキュラムの開発編成と実践考察。
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【品切】
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寧夏回族自治区における古代の民族と青銅器文化の考古学的研究 

共著
横田禎昭・韓小忙[犬塚優司 翻訳] 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
286 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2002年12月14日 
ISBN
ISBN978-4-87440-730-1/ISBN4-87440-730-7 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
現地調査に基づき北方系青銅器を含む青銅器文化の実態を明らかにし、紀元前1100年の気候変化と人類活動の関連を推理。(中日両語併記)
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巻頭図版
まえがき

研究に至る経過

第一部
 寧夏回族自治区における青銅器文化(横田禎昭)
第二部
 寧夏の斎家文化(青銅器文化)と沙井文化の影響(横田禎昭)
第三部
 寧夏北方系青銅器文化研究(韓小忙)

あとがき
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英語の語彙指導 理論と実践の統合をめざして

著者
林 洋和 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
408 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
2002年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-716-5/ISBN4-87440-716-1 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
「語を知っている」とは?、どうすれば語彙力はアップするかを訳語、同意語・反意語、パラフレイズ、コロケーション、文化等の視点から考える。豊富な用例文でより具体的に。
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【品切】
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マトリクス人間生活学 

著者
藤女子大学人間生活学研究会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
276 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2002年11月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-726-4/ISBN4-87440-726-9 
Cコード
C1036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
人間・発達・生活・環境・福祉・教育など、それぞれの結びつきを体系化し、変動する社会での人間生活を多面的に考えるための視野を提示する。
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住田和子/E.H.S.リチャーズの生活環境思想とその時代
       ――女子高等教育と科学――
北川誠二/循環型社会形成を目指して
       ――生活資源のリサイクルとエコビジネス――
石井よう子/食生活と環境問題
佐藤 祝/ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動
中村 涼/人間の発達
       ――発達観を顧みるためのヒント――
木村晶子/エコロジカルな生き方と宗教
阿部 包/共生と共同体をもとめて
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大学英語教育における教授手段としてのポートフォリオに関する研究 

著者
峯石 緑 
シリーズ
 
助成
02年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
172 
定価
3,520円 (本体3,200円 )
発行日
2002年11月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-724-0/ISBN4-87440-724-2 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
大学生を対象に、ポートフォリオ作成を組み込んだリーディング授業とリーディング・ライティング統合授業を実施、分析。教授ツールとしての展望を理論的、実証的に論究。
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ライラックは生きていた 

訳者
上野信子・池田チヅ子[キャサリン・ジョンソン著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
264 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2002年11月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-727-1/ISBN4-87440-727-7 
Cコード
C0037 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
著者は第二次世界大戦前後に宣教師として広島女学院大学に在職。原爆投下前の大学、広島の人々の人生や日常生活と後の広島の再生をアメリカ人宣教師の目を通して描く。
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 謝辞
 まえがき(ヘレン・D・ウィーゲル)
 序(ジョン・F・ラッシィ)
 主要登場人物
第1章 広島のある朝
第2章 三人の友
第3章 牛田への道のり
第4章 パルチコフ家の人々
第5章 泉邸
第6章 本通りでの買い物
第7章 柳邸
第8章 世良先生の思い出
第9章 広島女学院の生徒
第10章 八時十五分
第11章 新しい現実
第12章 希望を持って前進

解説


 第二次世界大戦中の出来事
 広島女学院の戦後
 原書出版時(1994年当時)の広島女学院
 広島女学院戦前史
 ゲーンス先生についての補足情報
 第二次世界大戦中の著者
第二次世界大戦後の著者

訳者あとがき

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縄文時代の植物採集活動 野生根茎類食料化の民俗考古学的研究

著者
山本直人 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
248 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
2002年11月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-723-3/ISBN4-87440-723-4 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
民俗・民具調査を行い、根茎類や堅果類を食料化するときの敲打製石製品が出現する技術的背景を明らかにし、生業や経済基盤との関連において社会組織と精神文化を考察する。
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 まえがき

     第1部 生態考古学の方法と研究史
第1章 生態考古学の方法
第2章 生態学的方法論による縄文文化研究史
 第1節 研究史
 第2節 生態考古学の現状と課題

     第2部 縄文時代の植物採集活動の民俗考古学的研究

     序論 植物採集活動研究の目的と方法
第1章 植物採集活動の研究史
 第1節 研究史
 第2節 研究の所在
第2章 研究の方法と目的
 第1節 研究の目的
 第2節 研究の方法
     本論 根茎類食料化に関する民俗調査と事例研究
第3章 根茎類の植物遺体と食料化が想定される根茎類
 第1節 遺跡出土の根茎類植物遺体
 第2節 食料化が想定される根茎類
第4章 クズ食料化に関する民俗調査
 第1節 クズ粉生産地の地理的分布
 第2節 調査事例の報告
 第3節 調査事例の分析
 第4節 まとめ
第5章 ワラビ食料化に関する民俗調査
 第1節 ワラビ粉生産地の地理的分布
 第2節 調査事例の報告
 第3節 調査事例の分析
 第4節 まとめ
第6章 ヤマノイモ食料化に関する民俗調査
 第1節 調査事例の報告
 第2節 調査事例の分析
 第3節 まとめ
第7章 その他の根茎類食料化に関する民俗調査
 第1節 調査事例の報告
 第2節 調査事例の分析
 第3節 まとめ
     結論 根茎類食料化の民俗考古学的研究
第8章 クズ・ワラビ食料化に関する民俗モデルの構築と比較
 第1節 民俗調査の留意点と問題点
 第2節 クズ・ワラビ食料化に関する共通点と相違点
 第3節 クズ・ワラビ食料化の工程と関連用具
 第4節 クズ・ワラビ食料化における民具資料と考古資料の比較
 第5節 考察
 第9章 根茎類食料化の地域性と季節性
 第1節 民俗モデルの構築
 第2節 縄文時代の遺物の検討
 第3節 考察
第10章 敲打製石製品出現の技術的背景
 第1節 研究の目的と方法
 第2節 敲打製石製品の製作技術
 第3節 野生植物の食料化技術
第4節 考察
第11章 今後の課題
 あとがき/引用文献/索引
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日本近代女性運動史 広島県を中心にして

著者
今中保子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
282 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2002年11月11日 
ISBN
ISBN978-4-87440-725-7/ISBN4-87440-725-0 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本 政治・経済・法律
 
内容
大正デモクラシー昭和初期の社会民主化の波涛の中、県内女性運動がどのように起こり成長し、政府・地方庁当局にどう統合され、女性たちが15年戦争に翼賛したかを明かに。
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 まえがき
第一章 新婦人協会広島支部と女性教師
 はじめに
 一 大正期広島県女性教師の地位
  1女性教師受難時代/2職場における男女教師の差別待遇
 二 全国小学校女教員大会と新婦人協会
  1全国小学校女教員大会/2新婦人協会と女性教師
 三 三原女子師範事件
  1新婦人協会広島支部の設置/2広島県当局の圧迫/3県当局の圧迫に対する女性教師の抗議
4県当局の圧迫に対する世論
 四 新婦人協会広島支部その後の活動
 おわりに
第二章 女性教師と女性解放思想の発展
 はじめに
 一 女性教師の自主組織・全国小学校連合女教員会
 二 女性教師と母性保護
  1産前産後の休養/2「部分勤務」問題
 三 女性教師と男女平等の要求
 四 女性教師と勤労権
 五 女性教師と政治的覚醒
 おわりに
第三章 婦人参政権運動の発展
 はじめに
 一 広島県婦人参政権運動の社会的背景
  1県内無産政党結成と無産「婦人同盟」/2県内女性労働者の争議/3女人芸術連盟広島支部結成
 二 婦選獲得同盟広島支部結成と活動
 三 婦人参政権の世論と運動の不統一
 おわりに
第四章 母子保護法制定運動
 はじめに
 一 大正後期の既婚女性労働問題
  1既婚女性労働者の割合/2女性労働者の母子保護問題/3保育所問題<BR> 二 市民的女性運動と母子扶助法
  1母子保護要求の高まり/2婦女新聞社の母子扶助法制定促進会
 三 無産女性運動と母子扶助法
  1無産女性諸団体と母子保護問題/2社会民衆婦人同盟と母子扶助法制定運動
 おわりに
第五章 広島県女給同盟と生活擁護運動
 はじめに
 一 勤労女性としての女給
  1昭和恐慌と女給の増加/2女給の労働実情
 二 広島県女給同盟の結成と活動
  1女給同盟と無産女性団体/2広島県女給同盟と女給税反対運動
 おわりに
第六章 広島娼運動
 はじめに
 一 広島県における公娼制度の特質
 二 娼妓の抵抗と女性・子供の保護問題
 三 広島県廃娼期成同盟会結成と婦人参政権
 おわりに
第七章 地域女性団体の形成、発展と屈折
 はじめに
一 1920年代女性政策と地域女性団体の形成と発展
  1広島県農村女子青年団の育成と再編成/2広島県農村婦人会の組織づくり/3広島県全関西婦人連合会の活動
 二 1930年代官製女性団体のファッショ化
  1広島県連合婦人会と選挙粛正運動/2広島県国防婦人会と愛国婦人会広島県支部/3広島社会事業婦人会の活動
 おわりに
 あとがき/索引
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小学校・幼稚園 教育実習の手引き 

編著
山本名嘉子・吉原邦明 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
210 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2002年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-719-6/ISBN4-87440-719-6 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈幼児・児童教育〉
 
内容
新学習指導要領施行下の教育実習の内容・方法の検討に加え、実習の事前・事後指導、展開の実際や各教科の授業ほか、教育実習・教育活動についての基本事項をより具体的に。
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まえがき

1 教育実習の目的と方法

 1 教育実習の意義
 2 教育実習の目的と心構え
   1)子どもの理解/2)教職専門性のための実践的基礎能力の習得/3)学校の構造や機能の理解/4)教育者としての適性の吟味
 3 望まれる教師を目指して
   1)教師の基本的な技量/2)新しく求められる資質・能力
 4 教育実習の計画と期間
 5 教育実習の事前学習
   1)準備と事前学習/2)授業への準備/3)実習の評価と単位/4)学校要覧やホームページの活用
 6 教育実習の事後学習
   1)大学に戻ってからの事後学習/2)教育実習の自己評価/3)教員採用試験に備えて/4)よき社会人になるために
 7 教育実習に参加するために

2 小学校教育実習の内容と展開

 1 教育実習の内容
 2 教育実習の三形態
   1)観察実習/2)参加実習/3)総合実習
 3 教育実習の要点
 4 授業の観察・実地指導における留意点
   1)観察・実地指導のポイント/2)目標・内容・方法の一体化/3)指導形態/4)指導技術/5)発問/6)子ども相互のかかわり合いの指導/7)評価活動
 5 実習ノートの作成
   1)記録の内容/2)実習記録の活用
 6 教育実習の具体的活動
 7 実習中の健康管理
   1)自分の健康/2)児童・幼児の健康/3)学校伝染病

3 小学校教育の理解と実践

 1 小学校の目標と教育課程
 2 学校経営計画と校内組織
 3 子どもの発達と教育
   1)低・中・高学年の児童/2)生きる力の基礎/3)発達の原理
 4 小学校教育における実践課題
   1)生きる力を育てる/2)豊かな心の教育/3)基礎・基本の定着を図る学習指導/4)一人一人の個性を育む生徒指導/5)総合的な学習の実践
 5 充実した教育活動のために
   1)個に対応する指導/2)体験的活動/3)多様な学習集団/4)教育機器の活用
 6 授業づくりと指導技術
   1)「生きる力」を育む授業づくり/2)基礎・基本の徹底を目指したわかる授業づくり/3)授業づくりの手順と配慮事項/4)授業実践に学ぶ/5)授業を支える指導技術

4 各教科等の指導

 1 学習指導案の作成と授業の展開
   1)授業実習の目的/2)授業の構想/3)学習指導計画案の作成/4)授業の展開にあたって配慮すべきこと/5)授業を終えて/6)進んで研究授業を
 2 各教科等の指導
   国語科/社会科/算数科/理科/生活科/音楽科/図画工作科/家庭科/体育科/道徳/特別活動

5 幼稚園教育の理解と実践

 1 幼稚園教育の目標と課題
 2 幼稚園の機能と教育計画
 3 幼稚園教育の基本と重視事項
   1)環境構成の意味/2)指導の改善/3)教師の役割/4)家庭・地域・小学校との連携と子育て支援
 4 幼児の発達特性と指導・援助
   1)幼児の発達と幼稚園教育/2)実習場面における幼児の発達特性の理解と指導・援助/3)3歳児、4歳児、5・6歳児の発達特性

6 幼稚園教育実習の実際

 1 実習前の準備
 2 指導案の作成
   1)指導案例(部分案)/2)指導案例(日案)
 3 実習記録のとり方
 4 実習の評価
 5 安全に関する配慮
 6 行事への参加
 7 幼稚園におけるT・T

7 幼児の理解と援助の実際

 1 幼児の理解
 2 幼児の集中
 3 幼児のケンカや争いごと
 4 幼児をひきつける

8 実習園の実際

 1 安田女子大学付属幼稚園
   1)幼稚園の概要/2)園舎配置図/3)年間行事一覧表/4)幼稚園の一日/5)教育課程
 2 安田女子短期大学付属幼稚園
   1)幼稚園の概要/2)白島キャンパスへの交通及び園舎配置図/3)年間行事一覧表/4)幼稚園の一日/5)教育課程

〈資料〉
 1)小学校教諭普通免許状取得にかかわる実施計画
 2)教育実習評価(例)
 3)電話のかけ方・受け方
 4)礼状の書き方
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文章を作る過程の指導 

著者
浦上博文 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
178 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2002年10月28日 
ISBN
ISBN978-4-87440-720-2/ISBN4-87440-720-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
文章を作る過程を指導する教科書教材の実例と教材の条件ほか、著者が開発した教材とそれを用いた説明、論説、読書案内、読書感想、紀行の文章を作る過程の指導の実際を詳述。
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ヤスパースと三人の神学者たち  キリスト教教育哲学の断片

著者
深谷 潤 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
228 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2002年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-701-1/ISBN4-87440-701-3 
Cコード
C1010 
ジャンル
哲学・宗教 教育〈教育学〉
 
内容
ヤスパース哲学の独自性や科学・宗教との関係の探究、彼の教育哲学を習得理論として再構築するほか、ブルトマン、ティリッヒ、バルトの神学と対比し、教育の問題に論及。
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 序―本書の目的と構成―

     第1部 開かれた哲学―ヤスパース哲学の特徴―
第1章 ヤスパース哲学と科学
 1.ヤスパース哲学と科学
 2.ヤスパース哲学の独自性
 3.ヤスパース哲学と宗教
第2章 ヤスパースの教育哲学
 1.実存哲学に基づく教育学の課題
 2.ヤスパースの交わり論が残した課題
 3.理性による教育
 4.ヤスパースの習得理論

     第2部 ヤスパースと三人の神学者たち―基督教教育哲学の断片―
第3章 ブルトマンとヤスパース―聖書理解をめぐる対話―
 1.学問の対象としての聖書
 2.ヤスパースのイエス論―暗号としてのイエス―
 3.ブルトマンのイエス論―人間観と神観を通して―
 4.聖書理解と教育
第4章 ティリッヒとヤスパース―信仰をめぐる対話―
 1.信仰と不信仰の転換点
 2.神と自己の連関形成の方法論
 3.宗教的特徴と教育の神学
 4.問題点
第5章 バルトとヤスパース―啓示をめぐる対話―
 1.バルトの啓示信仰
 2.ヤスパースの哲学的信仰
 3.暗号から啓示への契機

終 章 個人と共同体の関わり―今後の日本のキリスト教教育を考える―
 1.ヤスパースの教会批判
 2.キリストが忘れ去られた教会
 3.霊的共同体と教会
 4.個人と共同体をつなぐ祈り

<附録1>ヤスパースと三人の神学者たちの生涯と接点
 1.ヤスパースと三人の神学者たちの出会い
 2.家庭環境
 3.結婚
 4.職歴
<附録2>略年譜
あとがき
ヤスパースの参考文献/索引
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国語科指導と評価の探究 

著者
益地憲一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2002年10月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-717-2/ISBN4-87440-717-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
今日的課題「指導と評価の一体化」の考究。評価の意義と内実、基底と課題、指導と評価の一体化、指導の探究・授業改善案、授業実践記録、と一体化への筋道を明確に提示。
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人この素晴らしき出会い 国語教師として生きて来て

著者
ひろしま国語教育太河の会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
228 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2002年10月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-714-1/ISBN4-87440-714-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
一生をかけて教職を全うした先生方による子どもたち、保護者、恩師、先輩、同志との出会いと実体験の記録。互いが認め合い、学び合いながら成長していく姿がここにある。
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 まえがき(安田平一)

 第一章 子どもが私を変えた
一、私の歌を聞いてください(土屋隆夫)/二、なせばなる(大上勝三)
三、子どもの思いに(細井 迪)/四、忘れ得ぬもの(宮崎 定)
五、教室の冷や汗(梶矢文昭)/六、あの日あの時(藤井秀昭)
七、似島小学校での出会い(寺元 鎮)/八、作文「平和は明るい仲間から」を書く(吉永正憲)
九、第三学年「みんな漢字博士」(生信勇荘)/十、作文指導での先輩との出会い(佐藤陽祐)
十一、素直さの文箱(白石 藏)/十二、卒業文集を通して(畑本龍三)
十三、青の時代(平山 威)/十四、Tさんのメール(水登安子)
十五、素晴らしき出会い(井西敏惠)

 第二章 今こうして私があるのも
一、忘れ得ぬ言葉(高田 亘)/二、二人の大先達に(芳賀 淳)
三、出会いの不思議(中村誠延)/四、凛として(野路みちえ)
五、回顧―国語人との出会い(阿川淳信)/六、愚直の歩み(増田義法)
七、大村はま先生の人間性に魅せられて(三上寿磨子)/八、図書館に関わる出会い(山縣哲明)
九、このよき出会い(若藤貞夫)十、山県から安佐へ(石橋正明)
十一、私は育てられていた(平岡豊惠)/十二、経験豊富必ずしもベテランならず(古川宏丞)
十三、すばらしき出会い(田村弘子)/十四、ひょいと あなたに(大上勝三)
十五、時代背景と指導者、諸先輩の面影(片桐豊彦)

 第三章 歩んできた道
一、あかあかと一本の道とおりたり(向井信之)二、四十年の回顧(綿崎英之)
三、お助けを得て(安田平一)/四、だれにでもできる作文指導を(細井 迪)
五、国語教師としての思い出(近藤禮子)/六、県小国研事務局メモ(平山 威)
七、集う(安田平一)/八、広島市の国語教育の歩みに支えられて(神田和正)

 あとがき(藤井秀昭)
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ヒロシマから、ヒロシマへ 大牟田稔遺稿集

著者
「大牟田稔遺稿集」刊行委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
212 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2002年10月7日 
ISBN
ISBN978-4-87440-715-8/ISBN4-87440-715-3 
Cコード
C0036 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
元広島平和文化センター理事長、大牟田稔氏の手記をまとめた遺稿集。新聞や機関誌に掲載された31篇。反核兵器の思想から世界平和への祈りを今に残す。
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序・共有したい思い/平岡 敬

「きのこ会」とともに
  〈反原爆思想〉を求めて――胎内被爆小頭症と歩いた10年
  八月の沈黙
  二十六人の原爆被害者たち――放射線に傷つけられた人生
  大牟田さんと「きのこ会」――解説に代えて/秋信利彦

「ヒロシマ」と歩む
  築きたい「共通の平和観」――平和文化センター理事長就任挨拶
  志は継がれているか――私記 ヒロシマ50年を生きた人々
  不遇な被爆歌人への思い入れ――水田九八二郎著「目をあけば修羅」を読む――
  文集「ブラジル・南米被爆者の歩み」の刊行に寄せて――日本政府の戦後責任を問う
  継承へ新たな方法論を――「自分史」充実のために――
  巨視と微視と――ヒロシマからの報告――
  原爆記者とのつき合い――梶山氏は、郷里ヒロシマを訪れては、原爆問題への関心を抱きつづけた
  『頼山陽』――梶山季之作品論
  被爆者援護法と森滝市郎
  折り鶴焼却処分問題――別の解決策「碑」で実践
  「没後50年 原民喜回顧展」に寄せて

若き友へのメッセージ
  私にとっての原爆報道
  平和への課題
  平和のとりでを築く
  大牟田稔さんに聞く

新聞記者として
  沖縄の被爆者たち
  今こそ『平和』を見詰め直そう
  『核なき世界』へ世論高めよう
  『ヒロシマの志』を貫くために
  『ヒロシマの決意』を生かす道
  東西和解と『ヒロシマの役割』
  『ヒロシマ』生かす国際貢献を

ヒロシマから、ヒロシマへ
  『民』の思想・『官』の思想――第二回国連軍縮広島会議を顧みる
  米国は原爆被害を直視せよ――スミソニアン〝原爆資料展示〟中止の余震
  アメリカ人と『原爆展』
  『核兵器違法』を明言した意義――ICJ陳述をめぐる被爆地と外務省の落差
  『爆発なき核実験』に危機感
  ヒロシマ発の平和活動――その歴史と課題

インタビュー・古希の記憶
  大牟田稔・古希の記憶(抜粋)
   あとがき
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半歩の文化論 主にイギリス・アイルランドを中心に

著者
風呂本武敏 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
192 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2002年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-713-4/ISBN4-87440-713-7 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
文学研究から文化論へ。イギリス・アイルランドを中心とした文化論ほか、アメリカ化や日本英文学研究の回顧と展望などの講演記録および論考10篇を収める。
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 まえがき
1.文学から文化論へ
2.仮想現実と媒体解読力
(1)拡散か収斂か
(2)映像化の弊害
(3)仮想現実に現実変革の活力を
3.日本英文学研究の回顧と展望
4.アングロ・アイリッシュ文学の教訓
5.ケルト・アイルランド文化の映像性
6.分析的精神の規定性―イェイツ詩を読む悦び―
7.イェイツの政治性を考える
(1)少数者であることの栄光
(2)詩の政治性理解のために
(3)民主主義の成熟のために
8.Richrad Hoggart論
 補足 リチャード・ホガート雑感
9.幸・不幸の感覚は消し去ってはならない―アングロ・アイリッシュの文学の教訓―
10.アメリカ文化論覚え書ノート―アメリカニズム、アメリカ化をめぐって―
 あとがき
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古フランス語における語順研究 13世紀散文を資料体とした言語の体系と変化

著者
今田良信 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
514 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2002年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-712-7/ISBN4-87440-712-9 
Cコード
C3085 
ジャンル
文学・語学/欧米〈語学〉 言語学〈英語・その他〉
 
内容
Cが文頭に立つ場合のCVS、CVS~SV、CSV語順が生じる違い、CVSからCSV語順の移行の過程と要因、肯定文とCVS語順、否定文とCSV語順の対応の現象と理由を解明。
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はしがき
凡例・略語表

1 序  論

 第1章 「語順」という文法用語について
  1.1.「語順」の定義
  1.2.文を構成する主要構成要素
  1.3.基本語順について
  1.4.「有標/無標」という用語について
  1.5.語順類型論から見た世界の諸言語における基本語順の種類と頻度
  1.6.基本語順の指定に関する問題点について
 第2章 古フランス語の語順の形成
  2.1.「古フランス語」という用語について
  2.2.語順類型論から見た古フランス語の基本語順の通時的背景
  2.3.語順類型論から見た古フランス語の基本語順
 第3章 用語の定義と資料
  3.1.用語の定義
  3.2.資 料

2 本  論

第1部
 第4章 問題の所在
  4.1.古フランス語における語順の特徴
  4.2.従来の研究の問題点と本研究の特徴
  4.3.問題の所在についてのまとめ
 第5章 方法論
  5.1.用例分析の枠組み
  5.2.用例収集の基本的取捨条件
  5.3.用例に関する注意事項
  5.4.付録の資料体について

第2部
 第6章 La Mort le Roi Artu の分析
  6.1.同一のCによる語順のゆれを考慮しない異なり項目数と用例総数の分布
  6.2.Cの位階と機能の組み合わせに基づく下位区分別の分析
  6.3.同一のCによる語順のゆれを含む異なり項目数に基づく分析
 第7章 La Queste del Saint Graalの分析
  7.1.同一のCによる語順のゆれを考慮しない異なり項目数と用例総数の分布
  7.2.Cの位階と機能の組み合わせに基づく下位区分別の分析
  7.3.同一のCによる語順のゆれを含む異なり項目数に基づく分析
 第8章 La Vie de Saint Eustaceの分析
  8.1.同一のCによる語順のゆれを考慮しない異なり項目数と用例総数の分布
  8.2.Cの位階と機能の組み合わせに基づく下位区分別の分析
  8.3.同一のCによる語順のゆれを含む異なり項目数に基づく分析
 第9章 資料体全体の分析
  9.1.同一のCによる語順のゆれを考慮しない異なり項目数と用例総数の分布
  9.2.Cの位階と機能の組み合わせに基づく下位区分別の分析
  9.3.同一のCによる語順のゆれを含む異なり項目数に基づく分析
 第10章 13世紀前半を中心とした語順変化の実相とメカニズム
  10.1.言語の体系と変化に関する基本的考え方
  10.2.資料体全体の分析結果に基づく考察
  10.3.文頭に立つまったく同一のCCの後続語順のゆれ

第3部
 第11章 文の肯定/否定とCVS/CSV語順
  11.1.文の肯定・否定ないし否定のみに関わるCC
  11.2.現象のメカニズムの分析
  11.3.一般言語学的考察
  11.4.「無標/有標」によって説明されるその他の事例

3 結  論__13世紀前半を中心とした古フランス語の語順の体系と変化__

  参考文献
  あとがき

付録:資料体
  La Mort le Roi Artu
  La Queste del Saint Graal
  La Vie de Saint Eustace
  文の肯定・否定ないし否定のみに関わるCC
索 引
  言語・語族名索引
  人名索引
  事項索引
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小学校対象 読むことの学習指導の探究 

著者
素水光子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
494 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2002年9月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-708-0/ISBN4-87440-708-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
低学年児童を対象に、個に添った、生涯へわたることばへの関心を育てる授業の実践記録・研究。学習者が主体的に取り組む文学教材の学習指導、音声表現と結ぶ学習指導ほか。
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 まえがき(広島大学名誉教授・鳴門教育大学名誉教授 野地潤家)
1 読むことの学習指導の構想
 一 読むことの指導の歴史とその方向
  1 学習指導要領のめざしてきたもの
  2 読むことの指導においてめざすもの
  3 読むことの指導において踏まえるもの
  4 相手理解・自己把握としての読むこと
 二 豊かな読みを創造するための視点
  1 認識主体の確立をめざす読みの指導
  2 認識力を育てるための単元構想試案
  3 読むことの指導の目標と評価の生活化
 三 読むことの授業の構想
  1 二年生教材「たんぽぽのちえ」(説明文)における授業の構想
   (一)単元設定の理由/(二)教材研究/(三)指導の構想
  2 三年生教材「ちいちゃんのかげおくり」(物語文)における授業の構想
   (一)単元設定の理由/(二)教材研究/(三)指導の構想
 四 指導者としての成長とともに
2 学習者が主体的に取り組む文学教材の読みの学習指導
 一 研究主題について
  1 長期的な見通しに立つ体系的・系統的な国語科学習の構想
  2 一単元の学習指導上の工夫
  3 絵本を完成させる物語教材の読みの指導
 二 単元〈お月さまってきれいね「たぬきの糸車」(一年生)〉の実際
  (一)単元設定の理由/(二)単元の目標/(三)単元の評価
  (四)単元の指導計画/(五)指導の実際/(六)考察
  (七)発展としての学習活動
 三 研究のまとめ
  1 研究からみえてきたもの
  2 研究の成果と課題
 資料 学習者が主体的に取り組む文学教材の読みの指導
3 音声表現と結ぶ読むことの学習指導
 一 はじめに――指導の立場――
 二 実践記録――学習の位置――
  1 一年生における指導計画
  2 実践記録1――学習の経過――
  3 実践記録2――「かくれんぼ」における実践――
  4 実践記録3――「たぬきの糸車」における実践――
 三 おわりに
 資料 音声表現と結ぶ読むことの指導
4 読むことの学習指導の充実を求めて
 一 私たち実践者に求められるもの
  (一)言語・国語科教育の構造/(二)国語科教育の土台
 二 重ね読みと書く活動を通した読みの学習――「かくれんぼ」(一年生)における実践――
  (一)児童の実態/(二)国語科学習指導として何を大切にしたいか
  (三)授業の構想/(四)研究協議
 三 国語科授業の有機的な構築を求めて――「たぬきの糸車」(一年生)における実践――
   はじめに/(一) 国語科学習の構造
  (二)「たぬきの糸車」における実際/おわりに
 四 国語科の主体的な学習を求めて
   はじめに/(一) 自他が生き合う授業を創造する
  (二)学習者が進める読みの学習をめざす/おわりに
 五 絵本作りを通して書くことの力と結んだ読みの学習を――「たぬきの糸車」(一年生)における実践――
   はじめに
  (一)第一学年〈お月さまってきれいね「たぬきの糸車」〉の単元構想のあらまし
  (二)国語科学習指導案/(三)研究授業記録/(四)授業研究会記録
  (五)考 察
   おわりに
 六 想像する力を確かに育てる読みの指導を
  (一)長期的な見通しに立つ体系的・系統的な学習構想
  (二)学習者の想像をより豊かなものに
  (三)学習者の想像力を確かなものに
5 読むことの学習指導のために
 一 学習指導を見い出す土台
  (一)読書生活指導を志向して
  (二)ことばで思索する生活をめざして
  (三)人間形成に向かう読むことの学習
 二 豊かに想像する読みの学習の自立に関して――「ちいちゃんのかげおくり」(三年生)における実践
   はじめに
  (一)単元〈心をみつめて「ちいちゃんのかげおくり」〉設定の理由
  (二)単元の目標/(三)単元構想のあらまし/(四)単元の評価
  (五)本時の学習/(六)実践の反省/(七)今後の課題
 三 小学校におけるアンソロジー作りの構想
   はじめに
  (一)一年生における実践/(二)三年生における実践
  (三)高学年における展望/(四)アンソロジー作りの中で
  おわりに
あとがき/初出一覧
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中国における民営大学の発展と政府の政策 

著者
夏 立憲 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
256 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2002年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-711-0/ISBN4-87440-711-0 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育史〉
 
内容
中華人民共和国成立後、全私立大学は接収され消滅したが、民営大学として復活・発展する。この過程を左右した政府の政策を分析、民営大学と政策上の問題の因果関係を解明。
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 はしがき
序章
第1節 研究の背景と視点
第2節 先行研究の概況と本研究の意義
第3節 本書の考察範囲と構成
 1考察範囲/2本書の構成
第1章 「民営大学」とは何か
第1節 「民営」とは何か
 1「民営」の一般的な意味/2日本語の訳語としての「民営」/3教育の分野における「民営」
第2節 「民営」と「社会諸勢力営」
 1「社会諸勢力営」の由来/2「社会諸勢力営」と「民営」の相違点/3「社会諸勢力営」に関する問題点
第3節 私立大学から民営大学への転換
 1建国初期における私立大学の接収と再編成/2私立大学接収と中断の原因/3「民営大学」の登場
第4節 民営大学の定義
第2章 民営大学の誕生
第1節 民営大学誕生の背景
 1共産党指導部の政策転換/2改革解放によってもたらされた人材需要/3高等教育に対する需要の急増/4公立高等教育の実状に関する諸問題
第2節 初期民営大学の創立者とその建学目的
 1創立者について/2建学の目的について
第3節 初期民営大学の運営状況
 1学校の管理運営機構(指導部)/2学生の募集と就職/3資金と校舎・設備/4専攻・カリキュラム・教員
第4節 初期民営大学の「名義借り」
第3章 「1982年憲法」公布以降の民営大学に対する政策の展開
第1節 「1982年憲法」と民営大学設立の第一次ブーム
 1「1982年憲法」とその意義/2民営大学設立の第一次ブーム
第2節 規制緩和から統制へ――1983~1991年の民営大学に対する政策
 1民営大学に関する法規/2民営大学に対する点検・整理/3民営大学の政策に関する若干の問題
第3節 民営高等教育セミナーと「八老上書」
 1民営高等教育セミナー/2民営高等教育研究会の発足準備/3「八老上書」
第4章 とう小平「南巡講話」と民営大学に対する方針の定着
第1節 とう小平「南巡講話」と民営大学設立の第二次ブーム
 1「南巡講話」から「中国教育改革と発展綱要」へ/2民営大学設立の第二次ブーム
第2節 「民営高等教育機関の設置に関する暫定規定」と学歴証書試験制度
 1「民営高等教育機関の設置に関する暫定規定」の主要点/2 学歴証書試験制度の展開
第3節 民営高等教育委員会の設立事情
 1民営高等教育委員会の成立過程/2民営高等教育委員会の組織と役割
第4節 「社会諸勢力による学校運営に関する条例」とその意義
 1「社会諸勢力による学校運営に関する条例」の主要点/2「社会諸勢力による学校運営に関する条例」の意義
第5節 21世紀に向けての民営大学に対する政策
 1民営大学に対する政策の新展開/2有力な民営大学の成長
第5章 地方政府の民営大学に対する施策
第1節 地方政府の民営大学政策の展開
 1地方政府の民営大学政策の形成条件/2地方政府による民営大学政策の展開過程/3民営大学に対する管理機関の設置
第2節 地方政府の民営大学に対する役割
 1民営高等教育の計画/2民営大学設置の審査/3民営大学に対する点検と評価/4援助と指導
第3節 地方政府の民営大学政策に関する問題
 1地方政府の政策と中央政府の政策との関係/2民営大学の権益を侵す問題/3民営大学分布の地域間不均衡
第6章 民営大学の役割・特徴と政府の政策
第1節 民営大学の役割と政府政策の目標
 1人材養成/2公的高等教育経費不足の緩和/3高等教育の多様化・活性化の実現
第2節 民営大学の特徴
 1多様性/2民営大学と市場との密接な関係/3公立大学への依存/4内発性と土着性
第3節 民営大学の特徴形成と政府の影響
 1公的教育経費の不足/2公立大学が民営大学に便宜を図ること/4民主党派と海外華僑の力を借りること/5市場経済形成の影響/6私立大学接収の影響
第7章 民営大学に対する政府政策の問題点
第1節 「民営教育法」の欠如
 1教育関係法体系中の「民営教育法」/2遅れている「民営教育法」制定の背景/3「民営教育法」欠如の結果
第2節 民営大学に対する政府援助の問題
 1民営大学の運営基盤脆弱の実状/2政府の援助に関する問題点
第3節 民営大学に対する規制の問題
 1民営大学に対して規制強化すべき点
2民営大学に対して規制緩和すべき点
第4節 民営大学の位置づけ
 1民営大学の位置づけに関する政府の見解/2高等教育拡大の安上がり政策と民営大学の位置づけ
終章
第1節 民営大学の発展に対する政府政策の影響
第2節 民営大学の歴史的使命と政府の政策選択
第3節 民営大学今後20年間の展望(2001年~2020年)
 付録 現地調査訪問機関一覧/民営高等教育関連年表
 主要参考文献
戻る

ひろしま人物伝 

共著
落合功・腮尾尚子・池田明子 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
154 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2002年8月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-710-3/ISBN4-87440-710-2 
Cコード
C0023 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
浅野家三代、福島正則、平清盛、頼山陽と平田玉蘊、三浦仙三郎――広島に政治、文化、思想、産業をのこした人物を三者三様の視点から取り上げ、ひもとく。
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山本一義の一球談義 

著者
山本一義 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
234 
定価
1,045円 (本体950円 )
発行日
2002年8月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-709-7/ISBN4-87440-709-9 
Cコード
C0075 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
広島カープの中心打者としてリーグ初優勝に貢献。現在日刊スポーツ野球評論家。温情豊かな恩師・監督、名選手たち、厳しくも優しい両親。野球を生きた男の懸命の心と応援歌。
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中世ヨーロッパ文化における多元性 

共著
原野昇・水田英実・山代宏道・地村彰之・四反田想 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
178 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2002年8月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-706-6/ISBN4-87440-706-4 
Cコード
C3098 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/欧米 文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
バイユー=タペストリーにみる文化的多元性/フランス中世文学にみる多元性/チョーサーの英語における多元性/古代北欧文学と中世ドイツ文学におけるゲルマン的要素とキリスト教的要素 ほか
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 まえがき
バイユー=タペストリーにみる文化的多元性(山代宏道)
フランス中世文学にみる多元性――『オーカッサンとニコレット』再読(原野 昇)
チョーサーの英語における多元性(地村彰之)
古代北欧文学と中世ドイツ文学におけるゲルマン的要素とキリスト教的要素(四反田 想)
中世ヨーロッパの多元的理解は可能か――宗教多元論の成立可能性(水田英実)
 あとがき
 Contents
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英語観を問う 英語は「シンデレラ」か「養子」か「ゴジラ」か?

著者
堀部秀雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
160 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2002年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-707-3/ISBN4-87440-707-2 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
いまや最有力の世界共通語となった英語。拡大の過程や使用実態、付随する英語観、英語教育観を見ながら、日本の英語教育に警鐘を鳴らすとともに、今後のあり方を模索する。
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第1章 さまざまな英語観
1.シンデレラとしての英語
 1.1英語の興隆――成功物語
 1.2英語の話者数――王国の版図
 1.3英語の使用領域――王国の財産
 1.4英語の未来――英語は地球王国の女王か?
 1.5英語興隆の理由――英語は美しい言語か?
2.誘拐された子供、あるいは養子としての英語
 2.1英語の多様化――親元から離れて
 2.2誘拐された子供としての英語――生みの親の嘆き
 2.3標準英語の重視――親権の主張
 2.4養子としての英語――新しい養育権の発生
 2.5変種の正当化――養育権の主張
 2.6変種の実態――養子たちの実生活
 2.7さまざまな英語話者の葛藤――英語は誰のもの?
3.ゴジラとしての英語
 3.1英語の強大化――ブリテン島で暴れた怪獣
 3.2英語の海外進出――大洋を渡る怪獣
 3.3英語の文化侵略――怪獣の底力
 3.4英語支配の深層――怪獣の正体?
 3.5英語支配と日本――われわれも怪獣の犠牲者か?
 3.6もう一つの英語の未来――ユートピアかディストピアか?
第2章 さまざまな英語教育観
1.英語観と英語教育観
2.「シンデレラ崇拝」としての英語教育
3.「新段階のシンデレラ崇拝」としての英語教育?
4.「養子」をめぐる問題
 4.1ESL,EFLからEILへ
 4.2モデルの問題
 4.3言語と文化の結びつきをめぐる問題
5.「ゴジラ」が突き付ける問題
 5.1新しい問題
 5.2英語一極集中批判
 5.3「英会話」批判
 5.4英語教育目的論再考
第3章 今後の英語教育の方向を求めて
1.わが葛藤
2.英語教育社会学の方向へ
3.外国語教育の多様化の方向へ
4.EILの方向へ
5.必修と選択の差異化の方向へ
 References
 参考文献
 あとがき
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ロシア連邦議会 制度化の検証;1994-2001

著者
皆川修吾 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
194 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2002年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-702-8/ISBN4-87440-702-1 
Cコード
C3031 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
政治歴史的背景と市民社会の育成を視野にいれ、法治国家としてのロシア議会制の発展を考察、検証。前著『移行期のロシア政治』に下院選挙結果や実例研究を大幅に加える。
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 まえがき/図表一覧表
 序論
1.はじめに
2.制度化過程のパラダイム
3.ペレストロイカ期からプーチン政権までの政治改革の推移と社会経済環境
4.プーチン政権下の権力機構
5.機能研究
(1)機能分析の視点/(2)憲法下のロシア連邦議会

第1部 維持・統合機能(System Maintenance Function)

 第1章 組織機構整備
(1)選挙法と議会運営規則/(2)上下両院合同会議/(3)会期/(4)定足数/(5)議決必要数/(6)連邦議会サービス機関/(7)議会経費
 第2章 議員構成と院内勢力図
1.上院議員
2.下院議員
(1)第1期(1994年1月-1995年12月)/(2)第2期(1996年1月-1999年12月)/(3)第3期(2000年1月-2003年12月)
3.上院幹部
(1)第1期上院議長・副議長/(2)第2期上院議長・副議長/(3)上院評議会/(4)上院委員会構成
4.下院幹部
(1)第1期下院議長・副議長/(2)第2期下院議長・副議長/(3)第3期下院議長・副議長/(4)下院常任委員会構成
 第3章 活動環境整備
1.社会的合意協定
2.連邦議会における全権代表
3.リーダー間直接会談
第2部 応答性機能(Response Maintenance Function)

 第4章 立法活動
1.予算法案
2.下院選挙法
3.国際条約法案
(1)戦利文化財返還拒否法案
(2)STATR2批准法案
4.国家の象徴法案
5.土地法典
 第5章 監督活動
1.政府不信任案
2.大統領弾劾案
3.閣僚人事
4.議会専管の人事事項
 結語
1.リーダーシップ
2.下院での政党政治の意味付け
3.政治文化
 あとがき/索引
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中等学校国語科教材史研究 

著者
橋本暢夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
560 
定価
11,000円 (本体10,000円 )
発行日
2002年7月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-695-3/ISBN4-87440-695-5 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
坪内逍遥・徳富蘆花・島崎藤村・夏目漱石・森外・芥川龍之介・寺田寅彦および垣内松三編「国文新選」「国文鑑」の教材化の状況とそれぞれの史的役割を調査・研究。
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小学校対象 自覚的な表現者を育てる 小学校国語科の授業

編者
雲石「国語」の会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
184 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2002年7月27日 
ISBN
ISBN978-4-87440-705-9/ISBN4-87440-705-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
「確かな言葉の力をつけ」、「言葉を楽しみ、言葉をみがく」国語の授業をめざして研鑽を積むメンバーによる、書くことの指導をテーマにした授業の実践実例と論考2編。
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 序章 自覚的な表現者を育てる

子ども観の成熟と授業観の成熟と――自覚的な表現者への道――(田中瑩一)
 一 はじめに
 二 「異文化としての子ども」論のあとに――E・J・キーツが提示したもの
 三 授業観の成熟のために――検証・「なかよしクイズであそぼう」(一年)の授業

 第一部 自覚的な表現者を育てる国語科授業の提案

1 提案授業 単元 物語のおもしろさを――「三年とうげ」(三年)(授業者 瀧 哲朗)
 一 学習活動案
  1はじめに 2単元の構想 3活動計画 4本時の学習活動
 二 学習活動の実際(第二次、第一時・第二時)

2 授業カンファレンス 物語のおもしろさをどうとらえるか――「三年とうげ」の授業をめぐって
 一 提案授業の趣旨(授業者 瀧 哲朗)
  1自覚的な表現者を育てる授業の構想 2「三年とうげ」の授業のねらいとめあて
 二 鼎談と討議(鼎談 足立悦男・田中瑩一/司会 間瀬茂夫)

 第二部 自覚的な表現者を育てる国語科授業の実践

1 単元 「かたちづくりゲーム」をしよう(一年)(瀧 哲朗)
  1単元の構想 2単元の目標 3単元の計画 4授業の実際 5考察

2 単元 ぼくたち・わたしたちの『ことばずかん』をつくろう(一、二年複式学級)(昌子佳広)
  1はじめに 2単元の構想 3学習活動の実際 4おわりに

3 単元 せかいでひとつだけのえほんをつくろう(一、二年複式学級)(金山剛志)
  1単元の目標 2単元の構想 3単元展開計画 4授業の実際 5 学習を通して

4 単元 名前のひみつを調べよう(四年)(松田武彦)
  1はじめに 2単元の目標 3単元の計画 4第二次の実際 5第三次の実際 6 おわりに

5 単元 慣用句クイズ大会を開こう(五年)(森脇紀浩)
  1はじめに 2単元設定の意図 3単元の目標 4単元の計画 5授業の実際 6おわりに
 コラム ある日の授業から…宝さがしをしよう(二年)(山内由佳)/「ほかほか」「ふんわり」あたたかい(二年)(藤原さり)/台本作りと役割演技で学ぶ、場面に合った言葉遣い(四年)(池渕昌志)

 第三部 自覚的な表現者を育てる国語科授業の研究

1 表現と関連した説明的文章指導の検討――「どうぶつの赤ちゃん」(小一)の場合― ―(間瀬茂夫)
 一 問題設定
 二 授業記録検討の視点
  (一)教材から導かれる視点 (二)実践史的な課題 (三)取り上げる授業記録と国語学力観
 三 授業記録の比較検討
  (一)A実践の検討 (二)B実践の検討 (三)C実践の検討
 四 表現と関連した説明的文章指導の成果と課題
  (一)認識方法の指導の定着 (二)実践史的課題の視点から (三)書くことと結びついた学力育成の視点から

2 明治・大正期における日記文指導の研究――自覚的な書き手を育てる指導を求めて― ―(岡 利道)
 一 研究の目的
 二 研究の方法
 三 研究の結果
  (一)高橋省三の所論 (二)吉村九作の所論
 四 考察

 あとがき(橋本祐治)
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日本語教育への道程 日本語・日本事情の授業の軌跡

著者
橋本澄子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
152 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2002年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-698-4/ISBN4-87440-698-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
日本語教育
 
内容
中国天津市南開大学・鳴門教育大学・徳島大学などで実施した日本語・日本事情の教育の授業記録。スピーチコンクール指導、作文指導ほか本格的で創意に溢れた実例集。
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 まえがき(広島大学名誉教授・鳴門教育大学名誉教授 野地潤家)
 はじめに
 1 話しことば教育、作文教育との出会い
1 話しことば教育との出会い――野地潤家先生に学びて――
2 作文教育との出会い――蒲池文雄先生に学びて――
 2 日本事情・日本文化の授業
3 「日本文化・時事問題」の授業
4 「日本語スピーチコンクール」指導の経過と考察
5 俳句授業の試み――留学生は俳句をどのように受けとめたか――
6 日本人と宗教――「日本事情 1」の授業
7 日本の文化・俳句の授業――「日本文化」教材としての俳句
8 日本における平和教育――「日本事情 1」の授業
 3 日本語・日本事情の授業の実際
9 「日本語」・「日本事情」の実際とその問題点(その1)
10 「日本語」・「日本事情」の実施とその問題点(その2)
 4 留学生への作文指導と文集作り
11 習熟度別作文指導の実際と文集作り
12 留学生の作文にみる日本及び日本人――「日本事情1・2」の授業を通して――
 日本人の宗教心/日本的経営/教育/日本の歴史[憲法]/俳句
 おわりに
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「封じ込め」構想と米国世界戦略 ジョージ・F・ケナンの思想と行動、1931年~1952年

著者
鈴木健人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
366 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2002年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-703-5/ISBN4-87440-703-X 
Cコード
C3031 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
対ソ政策を触媒とした世界戦略構想は「封じ込め政策の軍事化」の方向へ。なぜ提唱者の構想は外交政策として実現しなくなっていくのか?冷戦期の米国外交の問題を解明。
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 序論
第1部 「封じ込め」構想の成立と展開
 第1章 ジョージ・ケナンのソ連観 1931-1947年
はじめに
第1節 ソ連観の形成とその背景
第2節 ソ連観の構成要素
第3節 米ソ関係の構造
第4節 「冷戦」への道
まとめ
 第2章 「封じ込め」構想とマーシャル・プラン
はじめに
第1節 「封じ込め」の構想
第2節 ソ連の戦後構想
第3節 連合国とドイツ占領
第4節 マーシャル・プラン立案とドイツ
第5節 ドイツをめぐる米欧間の亀裂
第6節 ドイツ分割の確保
まとめ
第2部 「封じ込め」構想の軍事的側面
 第3章 「封じ込め」構想における軍事力の意義 1947-1952年
はじめに
第1節 従来の研究とその問題点
第2節 ケナンの軍事力観
第3節 「封じ込め」と北大西洋条約
第4節 「封じ込め」と軍事力
まとめ
第4章 「封じ込め」構想と対ソ戦争目的の設定
はじめに
第1節 対ソ戦争計画の立案
第2節 ケナンの構想と二つの戦争観
第3節 対ソ戦争目的の設定
第4節 対ソ戦争目的における限定性とケナン構想の挫折
まとめ
第3部 「封じ込め」と核兵器 1945-1950年
 第5章 冷戦初期米国の核政策
第1節 戦後軍事計画と原爆
第2節 米国核政策の転機
第3節 ケナンの初期的原爆観
 第6章 ソ連の原爆実験と米国の対応
第1節 群の原爆備蓄増加要求
第2節 ソ連の原爆実験とその影響
第3節 水爆開発への動き
 第7章 国務省内の検討作業
第1節 ケナンの軍部批判
第2節 危機の評価
第3節 政策企画本部内の作業
第4節 アチソン国務長官の態度
第5節 二つの選択
 第8章 ケナンの長文覚書「原子力国際管理」
第1節 核兵器に関する本質的諸問題の検討
第2節 冷戦状況と核
 第9章 水爆開発の決定とNSC-68
第1節 国務省内のケナン批判
第2節 水爆開発の決定
第3節 NSC-68とその論理
まとめ
 結論
注/あとがき/主用参考文献一覧/索引
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雨休窩・断簡 

著者
久替せい治 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
164 
定価
1,760円 (本体1,600円 )
発行日
2002年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-700-4/ISBN4-87440-700-5 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
――うきゅうか・だんかん―― 日常のふとした添景と古人の言に思いを馳せた折折の随想集。
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昭和前期中学校国語学習個体史 旧制大洲中学校(愛媛県)に学びて

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
698 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
2002年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-697-7/ISBN4-87440-697-1 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
大いなる国語教育学者の少年期学習と国語教育の実際。恩師の薫陶、生き生きとした教育現場と真剣に学ぶ生徒の姿。著者の記録をもととした教育史、学習史。
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記憶の断片 

著者
武谷田鶴子 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
238 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
2002年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-699-1/ISBN4-87440-699-8 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
1955年、25人の女性が原爆による火傷の形成手術を受けるべく米軍機でアメリカへ。平和への祈りをこめ記憶を辿って描く。
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 小説
十五歳だったのに
由加
 エッセイ
私のふるさとはアメリカ
 ノンフィクション
記憶の断片
1955年のアメリカから――癒された日々――
 あとがき
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国語科教育の基礎構築 

著者
白井 宏 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
234 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
2002年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-693-9/ISBN4-87440-693-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
教材を生かしきった授業構築のため魯迅作品をはじめとする作品研究ほか文学、戯曲作品分析や教材化の問題点を提起。ほかに文学教材の意義と役割、教材周辺についての随感。
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まえがき(広島大学名誉教授・鳴門教育大学名誉教授 野地潤家)
1 文学教育基礎論
 一 文学教育の意義と役割――文学教育と生涯学習――
2 文学教材の考究 その一 魯迅の場合
 二 魯迅『藤野先生』の執筆意図
 三 『阿Q正伝』を生み出したもの
 四 魯迅『狂人日記』――作品分析の試み――
3 文学教材の考究 その二
 五 文学教材『トロッコ』(芥川龍之介)について
 六 戯曲教材『夕鶴』(木下順二)について
 七 文学教材『ぼくの伯父さん』(長谷川四郎)について
 八 文学教材『ひかりごけ』(武田泰淳)について――教材化とその問題点――
4 国語教育の領野に咲く花々
 九 比喩
 十 おはなし
 十一 宿題
 十二 降る雪が父子に言を齎しぬ
 あとがき/初出一覧
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石の夢 ボードレール、シュペルヴィエル、モーリヤック

著者
横山昭正 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
236 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2002年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-691-5/ISBN4-87440-691-2 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉 一般書/文芸評論
 
内容
かれらがことばを用いて形象化しようとした世界と苦闘の軌跡をたどり、その方向性を示す試論9篇を収録。
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まえがき


「ぼくは忘れていない 街のはずれの…」評訳
ボードレールにおける動物
ボードレールと秘境思想
ボードレールにおける眼の風景


シュペルヴィエルにおける詩人
シュペルヴィエルにおける詩と生命把握
シュペルヴィエルの詩と身体感覚
『沖の小娘』における円環


モーリヤック『愛の砂漠』における動物

あとがき

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現代社会と超越的世界 

著者
大里 巖 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
174 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2002年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-690-8/ISBN4-87440-690-4 
Cコード
C1016 
ジャンル
哲学・宗教 労働・福祉・生活
 
内容
人間関係の歪や個人の精神的荒廃の進行、精神的に満たされがたい現代社会。その諸相を分析しつつ、宗教社会学的に現代社会における超越的世界の意義と両者の融合を追究。
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 はじめに
 現代における神の湯
一 世俗外禁欲主義/二 手段になった神/三 社会システムと合理化/四 保険のような宗教/五 信仰の危機と宗教観の見直し/六 神の国は到来するか
 日常的世界の極限
一 死の臨場性/二 余生を考える時代/三 現世志向の優越/四 無限を遮断する「社会」/五 聖なる世界の挑戦
 「神の支配」の現実性
一 宗教に対する無関心/二 進歩の歴史と受難の歴史/三 人間の究極的限界/四 イエスの説いた「神の国」/五 信仰者の弁明/六 み国が来ますように
 創造的人間と日常性
一 さながら蜉蝣のごとく/二 現実主義の矛盾/三 目的を問う生き方/四 進化と創造/五 未知への飛躍/六 運命の受容
 消費社会の構造的不安
/一 欠乏からの自由/二 不安の必然性/三 便法としての宗教心/四 日々の糧/五 至高経験による新展開/六 不安の中の平安
 社会の組織化と個人の能力
一 組織社会のつけ/二 受動的な能力主義/三 ムラ社会の他律性/四 ホールデン・コールフィールドの場合/五 パーソナル・アイディアル
 地域社会と時代の転換
一 危機としての客観的現実/二 工業化社会の日常的幸福感/三 複雑化した社会システムと個人の無力感/四 組織と人間の受動性/五 失われた言葉の解説/六 大衆化社会の大衆人間/七 他者のための共同体の形成
「静かな社会」の倦怠(アンニュイ)
一 人生観の変化/二 ゆとりある生活を脅かす忙しさ/三 「人並みに」という生活規範/四 自分の時間を失う/五 集団のなかから自分のなかへ/六 家族のなかに交わりを
「消費」に見る豊さの虚構
一 欲しいから買うのか/二 消費者主権の真相/三 欲望の性質/四 ショッピングの楽しみ/五 人間性の回復を求めて/六 覚醒の兆し
 まず「見ること」を学ばねば
一 広島の暑い夏/二 核兵器のもたらしたもの/三 「場」の証言する力/四 教育の目的は「進歩」か/五 境界を越えて/六 瞑想が育む平和
 世界社会の視野における平和
一 日本の平和を支えるもの/二 フィリピンのバナナと日本/三 平和を装った構造的暴力/四 開発援助と累積債務/五 認識の転換と世界社会構想/六 個人的課題
 近代社会の合理的精神と『モモ』に描かれた時間
一 モモに体現されたM・エンデの時間概念/二 時間意識の変化とその誘因としての「灰色の男たち」/三 近代化を支えた時間意識とその束縛/四 時間の救済
 ナチス政権下における教会の対応とグラフ・フォン・ガレン司教の抵抗運動
一 ナチス体制下の抵抗運動/二 キリスト教教会の抵抗運動/三 ヒットラーの政府声明とカトリック教会の対応/四 政教条約の成立/五 グラフ・フォン・ガレン司教の場合/六 回勅『切実なる憂慮をもって』の波紋/七 人種妄想とユダヤ人の迫害/八 戦勝にともなうナチスの教会弾圧の強化/九 ヨーロッパを揺るがした三つの説教/十 説教の反響/十一 ナチスの反応とガレンの立場
 おわりに
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高校対象 高校国語科授業を求めて 

著者
山下明子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
352 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2002年3月28日 
ISBN
ISBN978-4-87440-688-5/ISBN4-87440-688-2 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
論説・評論文、読書、音声言語の指導、3年間を見通した指導計画ほか、つねに「ことばの力をつける」ことを根底において取り組んだ著者の実践研究、授業の実際。
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寡占・日本の新聞産業 形成・構造・行動

著者
林 立雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
228 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2002年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-704-2/ISBN4-87440-704-8 
Cコード
C3036 
ジャンル
政治・経済・法律 労働・福祉・生活
 
内容
同調的価格改定行動、「再販売価格維持制度」、記者クラブの情報カルテル化やそれらの存廃議論の考察により新聞産業の形成過程、構造、市場行動の特性と問題点を浮き彫りに。
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 まえがき
1.新聞・商品特性
 1.大量生産・生鮮食品
 2.新聞界「護送船団方式」
 3.輸出入限定商品
 4.ヤヌスの貌「ブロック紙」
 5.新規参入・退出
2.官制二重構造市場形成
 1.戦時統合「一県一紙」
 2.「全国紙」整理
 3.統制極め付け「持分合同」
 4.新興紙の参入・脱落
 5.自由競争開始
2.「共同・地方紙連合」対「全国紙枢軸」
 1.長崎(地方紙)の敵を江戸(同盟)で討つ
 2.全国紙3社、共同脱退
 3.全国紙4紙、共同離れ
4.当面措置「再販制度」
 1.縦・横のカルテル
 2.例外なき規制緩和
 3.中間報告「再販廃止へ」
 4.再販論争国会
 5.議員連盟、新聞労連が支援
 6.公取委、新聞協会と対話
 7.パブリックコメント「再販維持」
 8.再販制度「当面存置」
 9.解禁「景品付き」・「割引き」販売
 10.旬の野菜に「無代紙」
 11.サンパチルール
 12.パンドラの匣
5.新聞購読料
 1.同調的値上げ・追随改定
 2.プライス・リーダー
 3.値上げ理由、異紙同句
 4.新聞代内外価格差
 5.簪
 6.即売5%だけ
 7.同調的休刊日
 8.揺らぐ協調的寡占体制
6.情報カルテル・記者クラブ
 1.「クラブ」八百有余・「記者」1万人有余
 2.週刊誌、クラブ加盟試行・拒否
 3.省庁縦割り・クラブも縦割り
 4.「関係者以外入室禁止」
 5.記者室備品無償供与
 6.記者倶楽部誕生
 7.大本営発表
 8.変身、倶楽部がクラブに
7.脱・記者クラブ
 1.「『脱・記者クラブ』宣言」黙殺
 2.異例・県主催記者会見
 3.開かれた「表現道場」
 4.知事・市長主導でクラブ改革
 5.「記者クラブ」と「記者室」
 あとがき
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倫理と宗教の間 カントとキェルケゴールに関連して

著者
宮地たか 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2002年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-685-4/ISBN4-87440-685-8 
Cコード
C1012 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
21世紀に求められる平和理念とは? カントとキェルケゴールの比較研究から模索する、斬新な平和構想。今日の深刻な課題、倫理と宗教の本質的諸問題を問う。
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まえがき
第一章 カント哲学の体系性
1 批判哲学以前/2 認識の限界/3 善意志の概念
第二章 知の限界と宗教性について
1 カントとキェルケゴール/2 著作家の二面性/3 人間の罪と自由/4 カントの宗教論
第三章 美と善の関係をめぐって
1 問題の方向性/2 感情の観察/3 美的判断と直観/4 美の分析論/5 崇高の分析論/6 宗教性と崇高の感情
第四章 キェルケゴールの実存弁証法
1 美的から倫理的へ/2 野の百合と空の鳥/3 信仰への飛躍と同時性の概念
第五章 カントの純粋宗教信仰
1 道徳と宗教/2 善原理と悪原理の共在/3 善原理と悪原理の対立/4 宗教と不可視的教会/5 宗教における理性と愛/補足:ヨブ記の二つの解釈
第六章 教育に関連するもの
1 義務と愛について――ルソーとカント――/2 ローレンツ『鏡の背面』からのノート/3 言語表現についての一試論――ファサールとアダム・シャフとの対立――
注/引用・参考文献/あとがき――永久平和への祈願をこめて――/索引
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国語科授業活性化の探究3 表現指導を中心に

著者
渡辺春美 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
394 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2002年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-689-2/ISBN4-87440-689-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
表現力の高低が授業の質を左右するとの観点から理解と表現を関連づけた指導実践と論考。文章表現の学習指導、音声表現の学習指導、古文・現代文と関連づけた表現指導、ほか。
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まえがき(広島大学名誉教授・鳴門教育大学名誉教授 野地 潤家)
序章 国語科授業の活性化を求めて――表現指導を中心に――
第一章 文章表現の学習指導
一 短歌の学習指導
はじめに/(一)短歌学習指導の概略/(二)短歌鑑賞指導の実際/(三)短歌創作指導の実際/(四)冊子「短歌を学ぶ―鑑賞と創作―」作り/おわりに―考察のまとめと課題―
二 論理的文章表現の学習指導――小論文指導の場合――
はじめに/(一)小論文指導の概要/(二)小論文の学習指導の実際―「考えるヒント―発想を耕す―」の場合―/(三)小論文指導の実際/(四)小論文作成の実際/おわりに―考察のまとめと課題―
第二章 音声表現の学習指導
一 「三分間スピーチ」の試み(1)――相互理解を深める表現指導――
はじめに/(一)活性化の試み/(二)「三分間スピーチ」の実践/(三)三分間スピーチに対する生徒の反応/おわりに
二「三分間スピーチ」の試み(2)――メモからのスピーチ――
はじめに/(一)学習指導の概略/(二)学習指導の実際/(三)学習指導の考察/おわりに
三 群読の学習指導――漢詩「白頭を悲しむ翁に代わりて」の場合――
はじめに/(一)群読の学習指導の概要/(二)群読の学習指導の実際/(三)群読の学習指導の考察/おわりに―考察のまとめ―<BR>四 ディベートの学習指導の実際――「外国語(英語)教育を考える」の場合――
はじめに/(一)指導計画/(二)指導の実際と評価/(三)考察のまとめ―反省と今後の課題―/おわりに―指導の改善を求めて―
五 音声表現力の評価問題
(一)宮沢賢治「英訣の朝」―朗読の評価問題―/(二)「木曽の最期」(『平家物語』)―群読の評価問題―
六 音声表現力育成の構想
はじめに―国語科授業活性化と音声表現力―/(一)音声表現力の構造/(二)音声表現力を育成する授業の試み/おわりに―音声表現力を育成する授業のために―
第三章 古文・現代文に関連づけた表現指導
一 古文との関連指導
(一)表現を開く『枕草子』の学習指導/(二)表現を軸とした『徒然草』の学習指導/(三)アメリカにおける古典と関連づけた表現指導―連句の学習指導「Basho and Linked Poems」の場合―/(付)芭蕉と連句〈訳〉
二 現代文との関連指導
(一)『羅生門』の授業改善の試み―小説の読みにおける「書くこと」の実践/(二)「ことばについて考える」の場合―関連指導としての小論文指導―
終章 表現指導の活性化を求めて――まとめと課題――
(一)表現意欲を大切にした表現指導/(二)表現方法の学習指導―小論文の指導―/(三)表現力をとらえた学習指導/(四)達成感・充実感をもたらす表現指導/(五)授業活性化の方法としての表現指導/(六)授業者の表現力の修練/(七)豊な表現指導を求めて
あとがき
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Le Mariage 

著者
中山幸一郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
新書 
ページ
134 
定価
1,048円 (本体953円 )
発行日
2002年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-686-1/ISBN4-87440-686-6 
Cコード
C0077 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
牧師さんによる、教会で挙式するカップルのための、式と結婚生活へのいざない書。一般の関係者にも大いに参考になる。
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【品切】
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前口上
Part 1
ヴァージン・ロード/誓約/指輪の交換/左手薬指のロマンス/ヴェール/ブーケ&ブートニア/ブライドメイド&ベストマン/サムシング・フォー/カウンセリング
Part 2
セレモニーからパーティへ 1/セレモニーからパーティへ
Part 3
Sermon from Reverend Kevin Soileau/指輪のエピソード
Part 4
花々に包まれて
Part 5
家族の風景/いさかい/誕生日/幸せの見える場所/夫婦の色彩/夫婦の相補性/夫婦の年輪/自由は愛のなかに
Part 6
三つの愛をギリシャ語で/大切な重荷/LOVE AFFAIR
あとがき1/あとがき2
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東晋の詩文 

著者
長谷川滋成 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
494 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2002年3月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-684-7/ISBN4-87440-684-X 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
ら闡、湛方生、王羲之父子、郭璞、支遁、陶淵明など代表的詩人や主要作品についての論文・講話ほか「遊仙詩七首」「天台山遊賦并序」の詳解、郭璞、支遁の伝記の訳注。
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【論文】
 ゆ闡の詩
はじめに/採薬の場所/採薬の詩/神薬の効/採薬の詩の考察/採薬の詩と遊仙の詩/採薬の詩の妙気/ゆ闡の山水観/ゆ闡詩の評価/おわりに
 湛方生の詩
はじめに/神仙詩を中心として/玄言詩を中心として/田園詩を中心として/山水詩を中心として/おわりに
 王羲子父子の「蘭亭の詩」
羲之父子の「蘭亭の詩」は一四篇/子の「蘭亭の詩」―蘭亭の風景と俗念の解放/子の蘭亭の詩―老荘の哲学賛美/羲之の「蘭亭の詩」―子と類似の詩/羲之の「蘭亭の詩」―時間の推移/羲之の「蘭亭の詩」―人間の寿命/羲之の生死に対する考え方/羲之父子の「蘭亭の詩」の意味するもの
 季節の詩
はじめに/夏の詩/冬の詩/春の詩/秋の詩/おわりに
 登山の詩の背景
山―仁者の楽しむ所/名山―仙人の居所/道士―真人・仙人・沙門/泰山―封禅・仙界/天台山―仙人・沙門/山に登る詩―玄言詩
 「蘭亭の詩」の対句
はじめに/風景/思想/おわりに
 郭璞「遊仙の詩」の対句
はじめに/仙人の登場/仙界への飛翔/仙人の居所/仙界の風景/仙人の飲食/仙界と俗界/おわりに
 東晋詩における郭璞の位置
はじめに/郭璞と李充の関係/郭璞と李充の経歴/郭璞と李充の思想/郭璞の道家の詩/郭璞と李充の接点/文学史家の郭璞評/おわりに
【詳解】
 郭璞「遊仙の詩七首」
 孫綽「天台山に遊ぶ賦并びに序」
【訳註】
 郭璞の伝記
 支遁の伝記
【講話】
 陶淵明の日日
 東晋の詩
 「遊」の意味するもの―先秦・東晋の間―
 あとがき/拙著等一覧
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中国の工業化と清末の産業行政 商部・農工商部の産業振興を中心に

著者
劉 世龍 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
322 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2002年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-687-8/ISBN4-87440-687-4 
Cコード
C3022 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
関連史料をもとに中国史上初の中央産業行政機関=商部・農工商部の成立や機構、その産業振興政策を分析、清末新政期の政策が中国の工業化に与えた影響と評価・課題を検証。
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【品切】
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古浦敏生先生御退官記念 言語学論集 

編者
古浦敏生先生退官記念論文集編集委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
480 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2002年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-683-0/ISBN4-87440-683-1 
Cコード
C3087 
ジャンル
文学・語学/欧米〈語学〉
 
内容
英、仏、伊、独、ポルトガル、ノルウェー、ギリシア、ヒッタイト、ヘブライ、アラビア、マリラ、モンゴル、中国、朝鮮、日本語ほか多彩な分野で活躍する32名による論考。
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【品切】
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トーマス・マン 神話とイロニー

著者
洲崎惠三 
シリーズ
 
助成
01年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
398 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2002年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-681-6/ISBN4-87440-681-5 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
内外の研究成果をふまえ、アドルノの同一性=非同一性の相互限定否定弁証法とマンのイロニーの関連づけ、ハイデガーの根拠律によるヨセフ神話考察などで、新たなマン像を提示。
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凡例

序 論 神話とイロニー
第一節 テーマ――神話とイロニー、ミュトスとロゴス
1 ミュトスとロゴス/2 シンボルと神話/3 モデルとしての神話、神話と心理学/4 イロニー
第二節 構成、各章概要
1 構成/2 各章概要
第三節 日本におけるトーマス・マン受容――自然とフマニスムス
1 闘うフマニスト/2 三島由紀夫、辻邦生、北杜夫のトーマス・マン受容/3 深層心理学と神話/4 自然/5 自然とフマニスムス
第四節 現代ドイツ文学とトーマス・マン――ドイツ二〇世紀前半小説の諸相
1 価値真空時代の叙事詩/2 ドイツ二〇世前半の小説の六特性/3 モデルネの神話

 第1部 神話(ミュトスMythos)
第一章 nunc stans(静止セル現在)と神話
第一節 サント=ヴィクトアール山、ペーター・ハントケのnunc stans
第二節 『魔の山』の時間と無時間
第三節 ショーペンハウアーのnunc stans
第四節 祖型、祝祭、心理学としての神話
第五節 『パリ始末記』のアルフレート・ボイムラー批判
第六節 黄昏から曙光へ
第七節 自然科学となったロマン主義(ジークムント・フロイト)
第八節 希望の原理としての神話(エルンスト・ブロッホ)
第九節 大地(闇)の母から太陽(光)の父へ(J・J・バハオーフェン)
第一〇節 始源母胎への意識の光
第二章 『魔の山』(意志と表象としての世界)――ロマン主義か啓蒙主義か――
第一節 冥府〈魔の山〉への昇降、水平と垂直
第二節 意志と表象としての世界、永劫回帰と時計時間
第三節 意志、無形式、ロマン主義の勝利(B・クレスディアーンセン)
第四節 表象、形式、啓蒙へのイニシエーション(H・コープマン)
第五節 魔の山にかかる想像力の虹(イロニー)
第三章 八つ裂き、エロス襲撃、ヘルメース――『ヨセフ』四部作三つのモチーフと根拠律――

第一節 八つ裂きのモチーフ(死と再生)
1 ディオニューソス=ザグレウス(ニーチェ)、象徴としての神話(E・カシラー)/2 イーシスとオシーリス/3 バビロニアとエジプト、超越と内在、アポカリプスと輪廻
第二節 エロス襲撃モチーフ、ムト=エム=エネトとヨセフ
1 白い月の尼とエロスの鵞鳥/2 母権性と父権性(バハオーフェン)、自然と精神、エジプトとヘブライ/3 汚泥の白鳥/4 エロスの火と精神の氷
第三節 ヘルメース=モチーフ、月
1 八つ裂きのタムズ=アドーニス(Tammuz=Adonis)からヘルメースとしてのヨセフ像へ/2 ヘルメースと月/3 神々の子供(ケレーニイ、ユング)、男女両性具有者ヘルマプロディートス/4 祖型としての神話
第四節 根拠としての自然とロゴス/1 根拠律、根拠は深淵、矛盾律/2 ratio、ロゴス、principium/3 存在は遊戯、人間存在の啓示としての神話、神話との同一化(unio mystica)
第五節 「初めにロゴスありき」
1 神の息吹き=言葉(ロゴス)/2 物語の精神
第四章 メフィストーフェレスとしてのアドルノ――現代のファウストゥス博士――
第一節 実現されたユートピア
第二節 自然・非同一的なるもの
第三節 銀蠅糞塊と麝香の匂い、死と人間性(『欺かれた女』)
第四節 『カルメン幻想曲』(Fantasia sopra Carmen)
第五節 共作の感情移入
第六節 亀裂――フィエスコのムーア人、ハサン
第七節 絶えず否定する精神
第八節 同一性への抵抗としての個、自己否定による自己実現
第九節 聖画像破壊(Ikonoklasmus)と再構築、ペーネロペーの織物
第一〇節 イロニー――非同一の同一化、同一の非同一化

 第2部 イロニー(Ironie)
第五章 正負の自己意識(アイデンティティー)とイロニー――マルティーン・ヴァルザーの論をめぐって――
第一節 イロニーとは何か
第二節 自己意識とイロニー、正負のアイデンティティー
第三節 マルティーン・ヴァルザー文学の四基音――欠如
第四節 古典的イロニー(偽装)――ソクラテス
第五節 ロマン主義的イロニー(自己同化)――F・シュレーゲルとフィヒテ
1 ソクラテス的イロニーの市民的イロニーへの機能替え(F・シュレーゲル)/2 自我と非我、有限と無限間に浮遊する想像力(フィヒテ)/3 意識の累乗、超越論的ポエジー
第六節 イロニーの弁証法――ペーター・ソンディ、ヘーゲル
第七節 正負の自己意識とイロニー
1 対立両極間に浮遊する精神的自由、正の自己意識(F・シュレーゲル、トーマス・マン)/2 負の自己意識(カフカ、ローベルト・ヴァルザー)/3 否定弁証法/4 内面の逆説的表現、匿名としてのイロニー(キルケゴール)
第八節 マルティーン・ヴァルザーのトーマス・マン批判
第六章 イロニーと言語再生、モンタージュ、表現主義論争、仮象と現実
序 連続と非連続の転回点
第一節 日本のトーマス・マン受容三態
第二節 イロニー三態(中間性、批評距離、遊戯性)
第三節 イロニーの表現構造・落差(差異)信号
第四節 ニヒリズム
第五節 風景からレンズへ、所記から能記へ、芸術の自律化
第六節 反文法的言語再生(ハイセンビュテル)
第七節 象徴から再生へ、主観の内面告白から外的略語的人間把握へ
第八節 表現主義論争、小説の理論、全体性とイロニー(ルカーチ)
第九節 表現主義、リアリズム、単語の独立、モンタージュ(エルンスト・ブロッホ)
第一〇節 引用、伝統と革新
第十一節 強制された宥和、芸術的仮象と経験的現実の差異(アドルノ)
第七章 イロニーの相におけるトーマス・マンのニーチェ受容――『ある非政治的人間の考察』――
第一節 ヴァーグナー、ドイツ性批評家としてのニーチェ
第二節 心理学者としてのニーチェ
第三節 自己磔刑の悲劇的倫理家としてのニーチェ
第四節 〈生〉の概念定立者としてのニーチェ
第五節 イロニーと市民化
第六節 非政治的人間と芸術的フマニスムス
第七節 ドイツ性、ロマン主義、音楽(ヴァーグナー)への惑溺とその克服
第八章 パレストリーナ、性と知の悪魔――イタリアへのマンのアムビヴァレンツ――
第一節 火と氷地獄
第二節 Homophilie(火)
第三節 エロスの襲撃
第四節 仮面と素面、舞台と楽屋、小説と日記
第五節 プレネステの悪魔(ケレーニイ)
第六節 ダンテのインフェルノ、氷地獄
第七節 知の悪魔・イロニー
第八節 ドン・ファン、ファウスト
第九節 フィオレンツァ、美とアスケーゼ(禁欲)
第一〇節 アムビヴァレンツのイロニー

結 論 ミュトスとイロニーの織物――トーマス・マンの文学――
第一節 神話(ミュトス)
1 ウェヌス・アナディオメネ/2 アプロディーテー=ウェヌス/3 マーヤのヴェール、物語の織物/4 デーメーテール=ペルセポネー/5 ディオニューソス、イェーズス・クリストゥス
第二節 神話、モデル、シンボル、ロゴス、心理学、イロニー
1 神話と祖型、自我の遠心と求心/2 新しき神話(F・シュレーゲル)、古代とモデルネ、神話と心理学/3 八つ裂きの神の再生への希望、永遠と瞬間(ハーバマース)/4 神話と象徴(W・エムリヒ)、心理学と神話(ヴァーグナー)/5 形象と意味――象徴、古典、ロマン芸術三形式(ヘーゲル美学)
第三節 神話と啓蒙
1 ファウストゥス博士、自然と理性/2 啓蒙の弁証法(アドルノ、ホルクハイマー、ハーバマース)
第四節 偽装、自己同化、留保としてのイロニー(ウーヴェ・ヤプ)
第五節 対立原理の弁証法的宥和としてのイロニー
1 弁証法的宥和/2 同一性と非同一性、否定弁証法(アドルノ)、イロニー/3 自然、エロスの襲撃――同一性の非同一化、非同一性の同一化としてのイロニー

主要参考文献/あとがき/初出一覧/索引/ドイツ語レジュメ
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中世アーサー王物語群におけるアリマタヤのヨセフ像の形成 

著者
横山安由美 
シリーズ
 
助成
01年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
306 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2002年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-680-9/ISBN4-87440-680-7 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
世俗・宗教論争などを反映するアリマタヤのヨセフ像を取りこみ、民話から文学創造と社会思想・神学思想の統合した広大な作品群へと変貌した過程を解明、新たな視野を提示。
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凡例

第一章 聖書正典―欠落の人―
第二章 聖書外典―復活の商人―
第1節 『ペテロの福音書』/第2節 『ニコデモの福音書』/第3節 『アリマタヤのヨセフの物語』/第4節 『バルトロマイの復活の書』/第5節 『ピラトの死』/第6節 『ティベリウス帝の回復』/第7節 『フランク史』
第三章 『主の復讐』―混同の始まり―
第1節 『主の復讐(ラテン語版)』/第2節 『主の復讐(ラテン語変異型)』/第3節 『主の復讐(古仏語武勲詩版)』/第4節 『主の復讐(古仏語散文版)』
第四章 聖書注解の伝統―義人ヨセフと典礼―
第1節 アンブロシウス(4世紀)/第2節 ヒエロニムス(4-5世紀)/第3節 ベータ・ヴェネラビリス(8世紀)/第4節 アマラリウス(9世紀)/第5節 ホノリウス・アウグストドゥネンシス(12世紀)/第6節 ペストル・コメストル(12世紀)
第五章 ロベール・ド・ボロン―騎士ヨセフ―
第1節 『聖杯由来の物語』/第2節 『メルラン』/第3節 『ディド・ペルスヴァル』
第六章 『ランスロ聖杯』―騎士の祖先ヨセフと「息子」の誕生―
第1節 『聖杯の物語』/第2節 『ランスロ本伝』と『聖杯の探索』
第七章 『ペルレスヴォー』―「良い騎士」ヨセフと記録者ジョセフェ―
第1節 ヨセフ像の象徴的利用/第2節 語り手の問題
第八章 『続編』―ヨセフ像の定着―
第1節 『第一続編』/第2節 『第二続編』/第3節 『第三続編』/第4節 『第四続編』
第九章 非聖杯物語系統―騎士の鑑(かがみ)ヨセフ―
第1節 聖史劇/第2節 宮廷風騎士道物語/第3節 武勲詩
第十章 グラストンベリー修道院と英国の政治背景―国際的な聖人の誕生―
 アリマタヤのヨセフ像の相関図
補遺
補遺1 聖杯物語と時間
第1節 宮廷風騎士道物語の時間/第2節 聖杯物語の時間/第3節 「遷移」
第4節 「運命の輪」
補遺2 聖杯物語と空間
第1節 宮廷風騎士道物語の空間/第2節 聖杯物語の空間/第3節 終末/第4節 ローマとエルサレム
後書/書誌/図版/索引
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自然が語る ヘルマン・ヘッセの世界

著者
丹治信義 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
252 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
2002年2月22日 
ISBN
ISBN978-4-87440-674-8/ISBN4-87440-674-2 
Cコード
C1098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
視覚的に魅力あるモチーフが見事に主題と結びついたヘッセ文学。ヘッセ作品を彩るいくつかの自然現象を取り上げ、「物言えぬ自然」を語る意義とその魅力に迫る。
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序章 ヘルマン・ヘッセの自然観
 自然描写/物言えぬ自然/ヘッセの生い立ち/その時代
第一章 雲と小舟と風
 雲のイメージ/似姿/雲の予兆/フェーン
第二章 水
 水のイメージ/挫折/帰一/再生と転生
第三章 魚
 魚のイメージ/魚釣り/無関心/瀕死の魚
第四章 鳥
 鳥のイメージ/自由への憧れ/ハイタカの誕生/黒い鳥/古き善きもの
第五章 花
 花のイメージ/生命の輝き/高嶺の花/創造の神秘/弔いの花
第七章 樹木
 樹木のイメージ/生命の木/ひこばえ/カスターニエ
第八章 火
 火のイメージ/花火/暖炉の火/錬金術
第九章 狼
 狼のイメージ/荒野の狼/魔術劇場/二人のヴォルフガング
終章 形象と比喩 自然が語る
 あとがき/ヘルマン・ヘッセ年譜/動植物日独対照表
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高等学校における文学の単元構想の研究 『こゝろ』(夏目漱石)の教材解釈と実践事例の検討を通して

著者
井上孝志 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
226 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2002年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-682-3/ISBN4-87440-682-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
20余年間実績をあげつつもより確かなものを求め続けた著者が、過去の実践研究の成果・課題をふまえて再度全篇の教材研究を行い、新たな文学読解・鑑賞の授業構想を提案。
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イランの口承文芸 現地調査と研究

著者
竹原 新 
シリーズ
 
助成
01年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
944 
定価
22,000円 (本体20,000円 )
発行日
2001年12月27日 
ISBN
ISBN978-4-87440-677-9/ISBN4-87440-677-7 
Cコード
C3039 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア  芸術・文化 文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
伝説、歌謡を含む口承文芸ほか、伝承遊戯、民間信仰におよぶ202例を分類、採録。ペルシア語、ローマ字の翻字と日本語訳を付す。イラン地域文化研究にも貢献する貴重な資料。
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はじめに
序 論
  研究目的
  先行研究
  研究の現状
  調査の必要性
  本研究の意義/口承文芸研究における意義/イラン地域文化研究における意義
  本研究の特色
調査について
  予備調査
  本調査の経緯
  調査地について
  資料について
分 析
  AT番号による分類
  伝承状態/話者の年齢層/伝承経路の傾向
解 説
  動物寓話
  本格昔話
  笑話と小話
  形式譚
  伝 説
  現代伝説
  歌 謡
  伝承遊戯
  民間信仰
まとめ
資 料
  凡 例
  採録資料一覧
 動物寓話 001-010
 本格昔話 011-050
 笑話と小話 051-085
 形式譚 086-088
 伝 説 089-134
 現代伝説 135-158
 歌 謡 159-171
 伝承遊戯 172-174
 民間信仰 175-202
参考文献
要 旨/要 旨(ペルシア語)
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様々なる結婚のディスコースと女性主体 シェイクスピア・エリザベス・ケアリ、ミドルトン

著者
中村裕英 
シリーズ
 
助成
01年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
242 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2001年12月21日 
ISBN
ISBN978-4-87440-676-2/ISBN4-87440-676-9 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
結婚や夫婦関係を扱った劇を取り上げ、女性主体を構成するディスコースや社会的背景に着目、ルネサンス期の女性の発する「声」、結婚している「女性」とはいかなる存在かに迫る。
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序 章
第1章 『尺には尺を』――権力・セクシュアリティ・結婚のディスコース――
セクシュアリティの統制の必然性/「置換」の所在/反権力的な声/教会法の改正と若者たち/若者にとって不利な1604年の教会法/結婚に対する親の権威の強化/夫婦のセクシュアリティの価値づけ/若者たちの結婚への強い関心/逸脱したセクシュアリティの結婚による包摂
第2章 『終わりよければすべてよし』――ヘレナの主体表象と"All's well that ends well"の意味――
劇の「現代性」/結婚のディスコースとは/ヘレナの主体/女性にとっての教育/ヘレナの台詞の矛盾/ヘレナの即興演技/商業主義のディスコース/結婚後のヘレナ/"merit"を信じる精神/結婚ディスコースを逆手に取るヘレナ/浪費する夫への対処法/劇のタイトルの意味すること/人生のパラドックス
第3章 『オセロー』――結婚のディスコースとデズデモーナの主体――
『オセロー』批判の変化/夫婦の愛/私的問題の重視/「自然な」結婚/"Mutual love"/過激な女性主体としてのデズデモーナ/プロテスタンティズムにおける夫婦のセクシュアリティ/デズデモーナの主体構成/エミリアの主体構成/イアーゴーの主体構成/結婚のディスコースとオセロー/オセローの主体と付焼き刃的進歩思想/夫婦破綻の過程/妻の殺人とプロテスタンティズムのディスコース
第4章 『冬物語』――ポーリーナという主体とベッドフォード伯爵夫人――
『冬物語』と『パンドスト』との比較/ポーリーナという主体/ポーリーナのシュリュー的性格の正当化/宮廷マスクの歴史におけるベッドフォード伯爵夫人/家父長制度への subversion としての宮廷マスク/ポーリーナとベッドフォード伯爵夫人/『冬物語』の自己再生法
第5章 『メアリアムの悲劇』1――エリザベス・ケアリの主体とコーラスにおける家父長制社会との交渉――
エリザベス・ケアリ/コーラスに見られるフェミニスト的戦略/エリザベス・ケアリの戦略/文学創造者としてのエリザベス・ケアリの主体
第6章 『メアリアムの悲劇』2――三人の妻の主体構成――
『メアリアムの悲劇』のプロット/ヘロデの妻ドーリス/メアリアムの主体構成/サロメの主体構成
第7章 『チープサイドの貞淑な乙女』――夫婦のセクシュアリティとドゥーブル・アンターンドゥル――
『チープサイドの貞淑な乙女』のプロット/卑猥な言葉選び/イエローハンマー夫妻/オールウィット夫妻/ドゥーブル・アンターンドゥルを言わないサー・ウォーター/サー・オリヴァー・キックス夫妻/サー・ウォーター/夫婦愛/タッチウッド・ジュニア/ウェールズの娘とティム/個人主義的恋愛観と豊饒性/セクシュアリティと多産/四旬節における豊饒性
 参考文献
 あとがき
 初出一覧
 索  引
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明治・大正・昭和初期の英語教科書に関する研究 

共著
小篠敏明・中村愛人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
196 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2001年12月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-679-3/ISBN4-87440-679-3 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
文学、説明文、日常会話の視点から分類、さらに文体の分析、題材内容の分析、文法編成の原理から考察。日本の教科書の展開を実証的に明らかにし、今後のあり方を模索する。
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【品切】
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まえがき
第1部 英語教科書の質的分析と概観
 第1章 英語教科書の質的分析
 第2章 英語教科書の概観
第2部 英語教科書の解題
 第3章 National Readers の解題
 第4章 正則文部省英語読本の解題
 第5章 The Globe Readers の解題
 第6章 New English Drill Books の解題
 第7章 The International Readers の解題
 第8章 Kanda's Crown Readers の解題
 第9章 The Standard English Readers (P) の解題
 第10章 The Standard English Readers (T) の解題
 終章
 参考文献
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English Teaching Methodology in Japan :A Historical Perspective

著者
小篠敏明 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
156 
定価
1,870円 (本体1,700円 )
発行日
2001年11月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-678-6/ISBN4-87440-678-5 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
Palmer, Fries, Communication-Oriented Methodology in Junior and Senior High School, Kumaravadivelu’s “Postmethod”, Brown’s ‘Enlightened, Eclectic Approach” (英文)
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Chapter1 English Teaching Methodology in Japan---A Historical Overview
 1,History of English Teaching Methodology in Japan
 2,Quest for an Optimal Methodology for the Japanese Context
 3,Implications of the Methodological History
Chapter2 Palmer's Methodology as Developed in Japan
 1,Palmer's Life and Work
 2,Demonstrations at the Annual Conferences of English Teachers and Conventions of the Institute for Research in English Teaching
 3,The Fukushima Plan
 4,Evaluation of the Fukushima Plan
Chapter3 Fries' Methodology as Developed in Japan
 1,Fries' Life and Work
 2,Features of Fries' Methodology
 3,Fries' Methodology as Developed in the Japanese Context
 4,Implication of the Development of the Oral Approach
Chapter4 Communication-Oriented Methodology in Junior High School
 1,Criteria for Evaluating Techniques
 2,Communication-Oriented English Teaching in Junior High School
 3,Cultural Differences in Communication
Chapter5 Communication-Oriented Methodology in Senior High School
 1,Communication-Oriented English Teaching in Senior High School
 2,Communicative Activities in Text-Based English Class
Chapter6 From Method to Postmethod:A Shift of Paradigm
 1,Kumaravadivelu's“Postmethod”
2,Brown's “Enlightened, Eclectic Approach”
 3,The Feasibility of the New Paradigm
Appendix1 Chronology of Harold E. Palmer(1877-1949)
Appendix2 Chronology of Charles C. Fries(1887-1967)
Selected Bibliography
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どの子もみんなすばらしい 

著者
原良枝 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
194 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2001年11月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-673-1/ISBN4-87440-673-4 
Cコード
C0037 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
教員、教育者教育研究所推進委員として、すべてをかけて生徒とともに歩み、教育原理・人間教育の探究に身をそそいできた半生録。
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インターネット時代に生きる 英語の読解指導 

著者
児玉光雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
258 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2001年11月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-670-0/ISBN4-87440-670-X 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
E-mailでの交信やホームページの閲覧に必須の精読力。文法・語彙力、文脈による理解力、ソーシャルスキルを培う指導法の探究により、精読力の獲得と逐語訳からの脱皮を図る。
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【品切】
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はじめに
1 文法事項の教材研究(その1)
A はじめに
B 文と文のつながり
C ‘and'などの等位接続詞構文
D 時などを表す副詞節
2 文法事項の教材研究(その2)
A はじめに
B 無生物主語・名詞構文など
C 後置名詞修飾文型
3 文法事項の指導法(その1)
A はじめに
B 文と文のつながりを読む
C 共通構文
D 時などを表す副詞節
4 文法事項の指導法(その2)
A はじめに
B 無生物主語・名詞構文
C 後置名詞修飾文型
D 文法用語全般
E 副詞
F 「5文型」
G S+V+Oについて
H 不定詞
I ネクサス(Nexsus)について
J 受動態
K HAVE (HAS) TO と MUST
L BE GOING TO と WILL ('LL)
M THATの総合的学習
N Grammar in a Wider Perspectiveによる指導
5 語彙の教材研究 及び 指導法
A はじめに
B 日英両語の意味のずれ
C 多義語
D 文法面からのアプローチ
E 文脈や関連語句からの雑推
F 総合的に判断するもの
G Collocation(語の語の相性)
H 基本動詞
I 前詞・副詞
J 多語動詞 (Multi-word verbs)
K 相関語句など(関連する他の語を見失わないように)
L 語彙をマスターさせる
M 語彙指導から見た英語教育の課題
6 文の指導法
A はじめに
B フレーズ・リーディングの各種指導法
C 内容読み
D スキーマの扱い
E テスト問題について
7 ソーシャル・スキルの養成
A はじめに
B 英文法研究・外国語教育の潮流
C 機能別の表現
D ポライトネス度の尺度
E ポライトネス諸表現と教材研究
F ポライトネスに関しての指導事例
G ソーシャル・スキルの養成を前提とした読解指導
8 補足しておきたいこと
A はじめに
B 「読む」ことの意義の再確認C 逐語訳からの脱皮を目指して
D 「読む」ことと他の3技能とのかかわり
E 教材研究用資料集成
おわりに/《参考文献》/《索引》
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詩集 青のページ 

著者
山本あさ子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
80 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2001年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-661-8/ISBN4-87440-661-0 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
地縁、血縁、戦争…かなわぬ抵抗と知りつつ、何度も何度も這い出ようとした日々。みずからの来歴を凝縮する情感溢れる詩集。
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1 もう一人
峠/棘/老/あそぶ/眠り/古い靴/体重計/もう一人/小数点/バランス/御使者殿/度忘れ/球/おつかれさま/悔 い/ある夜半に/青のページ/枠/ド ジ
 山本さんの声  横山 昭
2 だんだん
レール/結 構/観音まいり/縛 る/兵馬俑/骨/呉越峠/ティッシュペーパー/ザック ザック/だんだん/おまつり着/小 舟
あとがき
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万葉の動物たち 

著者
宮地たか 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
320 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2001年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-658-8/ISBN4-87440-658-0 
Cコード
C1092 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉 一般書/文芸評論
 
内容
代表的万葉歌から鳥類49首、哺乳類21首、魚介類17首、昆虫類11首、その他2首の100首を詳解。万葉の人びとと動物たちの綾なすいきいきとした世界が目前に迫る。
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まえがき
鳥類
1うぐいす/2よぶこどり/3いかるが/4つばめ/5きぎし/6ほととぎす/7ぬえどり/8ぬえこどり/9うづら/10はつかり/11かりがね/12かり/13かりがね/14あきさ/15すがどり/16すどり/17しながどり/18みさご/19あとり/20をし・をしどり/21しらたづ/22しらさぎ/23にほどり/24やまどり/25せにゐるとり/26たづ/27たづ/28ちどり/29ちどり/30ももちどり/31みやこどり/32しらとり/33かまめ/34さかどり/35かも/36あぢむら/37たか/38たづがね/39みづとり/40とり/41とり/42とり/43おほとり/44かも/45もちどり/46う/47からす/48かけ/49わし
哺乳類
50あかごま/51いぬ/52いぬ/53うし/55うまのつめ/56きさ/57きつ/58くま・あらくま/59くろうし/60さる/61しか/62しか/63しし/64ししじもの/65たつのま/66とら/67まかみ/68むささび/69をさぎ/70いさな
魚介類
71あはび/72あはびたま/73あゆ/74いそがい/75うつせがい/76かつを/77かひ/78かに/79しじみ/80しだたみ/81しび/82すずき/83たひ/84ひを/85ふな/86むなぎ/87わうぎょ
昆虫類
88あきづ/89か/90くも/91こ・くはこ/92こほろぎ/93すがる/94つつがむし/95てふ/96なつむし/97ほたる/98ひぐらし
その他
99かはず/100かめ
参考文献・あとがき・索引
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刑務所母親物語 

著者
一色鈴子 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
176 
定価
1,048円 (本体953円 )
発行日
2001年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-671-7/ISBN4-87440-671-8 
Cコード
C0076 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
多くの縫製工場を経営する傍ら、ある男子刑務所で6年間指導員として縫製作業の指導にあたった。その間の受刑収容者との交流録。
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まえがき
1 指導員として
1 タクシーの運転手
2 名古屋でのタクシー
3 アロハシャツ
4 化粧品の香り
5 指導員として
6 とうきび焼きの夜店
7 朝の挨拶
8 キザラの付いたアメ玉
9 自作の仮装大会
10 刑務所の移転
11 麻薬(ヤク)
2 母親として
12 保護家庭の子
13 ある子
14 家出少女を売る子
15 悪い子
16 外車で恐喝
17 ドイツ語の訳せる子
18 務所の食堂
19 一番に思い出した顔
20 喧嘩で懲罰
21 終身刑の子
3 十年目の再会
22 やっぱり務所がええ
23 悲しい知らせ
24 選挙の票を買う
25 ヤク(麻薬)の売り方
26 十年目に親子で来た子
27 塀のない刑務所
28 脱走者
29 東レのサニーセブン
30 河川敷のいもだき
31 だまされたと思うて
32 一人の子をつれて
33 大衆演劇と姫路の子
34 近江飛龍劇団
4 折にふれて――子らを思う歌――
5 折にふれて――ある子の詠んだ歌――
6 ある子の手記
あとがき
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つれづれの部室 

著者
中田輝義 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
100 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
2001年10月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-669-4/ISBN4-87440-669-6 
Cコード
C0078 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
「自分たちの思いを語りあい、表現し、社会参加するいい機会になると思うのです」。重症筋無力症で、CGに夢をかける著者がメール、チャット仲間との交信をまとめた散文集。
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数と図形 

著者
石橋康徳 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
98 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2001年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-668-7/ISBN4-87440-668-8 
Cコード
C3014 
ジャンル
教育〈理科 算数・数学〉
 
内容
小学校教員養成課程用テキスト。算数科の教材開発に繋がるものと、数学的背景に関するものを交互に配し、演習や雑談により、数学に興味をもつ学生の自発的学習に供する。
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【品切】
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ホーソーンの作品における女性像 

著者
山本典子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
210 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
2001年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-665-6/ISBN4-87440-665-3 
Cコード
C3097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
ホーソーンはもっとも多く女性を描いた作家である。その作品ごとにそれぞれの女性像を分析。作品における位置・役割とともに、アメリカ社会での意義・人生の意味を考察する。
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まえがき
第1章 序論―ホーソーンと女性たち
第2章 「ウェークフィールド」―宇宙の放浪者
第3章 「大望ある客」―運命の皮肉
第4章 「あざ」―永遠の女性
第5章 「ラパチーニの娘」―破滅の女性
第6章 「美の芸術家」―芸術家の代償
第7章 「雪人形―子供の奇跡」―想像力の世界
第8章 「優しい少年」―狂信者の非情
第9章 「若いグッドマン・ブラウン」―闇の世界
第10章 『緋文字』―女性の自立
第11章 『七破風の屋敷』―愛の太陽
第12章 『ブライズデイル・ロマンス』―女性権利運動家の苦悩
第13章 『大理石の牧羊神』―伝統的女性へ
第14章 ホーソーンの女性像の多様性
第15章 ホーソーンの女性像の意義
Bibliography/邦文参考文献/索引
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移住と言語変容 北海道方言の形成と変容

著者
小野米一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
290 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2001年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-664-9/ISBN4-87440-664-5 
Cコード
C3081 
ジャンル
言語学〈日本語〉
 
内容
東北方言を中心に全国の方言が集まって、やがて海岸部方言と内陸部方言とに変容、さらに北海道“共通語”ができる過程を、社会言語学的視点から文化変容の姿として捉える。
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【品切】
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小野米一君と北海道と北海道方言・柴田武
序 章 移住と言語変容
第1節 本研究の目的と方法
第2節 北海道への移住と言語変容
第3節 「変化」と「変容」
第4節 本書の構成
第1章 北海道方言前史――『松前方言考』についての考察――
第1節 著者及び成立
第2節 諸写本について
第3節 著作の意図
第4節 所載語彙の特徴
第5節 語彙の残存率
第2章 北海道におけることばの伝播
第1節 北海道海岸部方言と内陸部方言
第2節 東北方言の特色
第3節 北海道南部地方に持ち込まれた東北方言語彙
第4節 北海道南部地方からの語彙の広がり
第5節 北海道全域へのことばの伝播
第6節 伝播の経路
第3章 北海道1世の生活語――富山県からの移住者について――
第1節 士別市川西町の事例
第2節 上川郡鷹栖町の事例
第4章 北海道方言の形成と変容――富山県砺波地方からの移住入植地――
第1節 北海道方言とその母体
第2節 北海道方言の母体
1 自然会話の例
2 音韻面の特徴 (1)モーラ体系/(2)特色音節/(3)音変化/(4)語アクセント/(5)イントネーション
3 文法面の特徴 (1)敬語法/(2)用言/(3)助動詞/(4)助詞/(5)文末詞/(6)接続詞/(7)連語
第3節 北海道方言の形成
1 自然会話の例
2 音韻面の特徴 (1)モーラ体系/(2)特色音節/(3)音変化/(4)語アクセント/(5)イントネーション
3 文法面の特徴 (1)敬語法/(2)用言/(3)助動詞/(4)助詞/(5)文末詞/(6)接続詞/(7)連語
4 語彙面の特徴
第4節 北海道方言の成立
第5節 北海道方言の変容
第5章 団体入植地における言語変容――福島県相馬地方からの移住入植地――
第1節 相馬弁・二宮弁・北海道弁
第2節 二宮弁の自然会話 1見送り/2迎 え/3お詫び
第3節 音韻上の特色
(1)母音の「イ」と「エ」/(2)連母音の同化/(3)長呼化傾向/(4)短呼化傾向/(5)「シ」「ス」、「チ」「ツ」などの発音
(6)「キ」の発音/(7)ガ行音/(8)子音の有声化/(9)子音の無声化/(10)サ・ハ行音/(11)ラ行音の弱まり
(12)鼻音挿入/(13)ヤ行音/(14)拍の観念/(15)語アクセント/(16)まとめ
第4節 文法上の特色
(1)文末詞/(2)断定表現/(3)打ち消し表現/(4)完了・過去表現/(5)推量表現
(6)可能表現/(7)受け身表現/(8)接続表現/(9)活用形/(10)助詞/(11)文終止法
(12) まとめ
第5節 語彙上の特色
(1) 相馬弁からの移入語彙/(2) 北海道弁からの移入語彙/(3) まとめ
第6節 世代による変化
第7節 むすび
第6章 屯田入植地における言語変容
第1節 旭川市東旭川町旭川屯田兵村の場合
1はじめに/2音声面について/3アクセント面について/4文法面について/5語詞面について/6まとめ
第2節 旭川市永山町永山屯田兵村の場合
1はじめに/2音声面について/3アクセント面について/4文法面について/5語詞面について/6まとめ
第3節 深川市納内町納内屯田兵村の場合
1はじめに/2音声面について/3アクセント面について/4文法面について/5語詞面について/6まとめ
第4節 上川郡当麻町当麻屯田兵村の場合
1はじめに/2音声面について/3アクセント面について/4文法面について/5語詞面について/6まとめ
第5節 屯田兵村と言語変容
14つの屯田兵村/2第1軸に関して/3第2軸に関して/4第3軸に関して/5世代差と地点差/6まとめ
第7章 北海道方言の現在
第1節 札幌市における自然会話
1 高年者の会話例
2 若年者の会話例
第2節 北海道方言の均質化
1 北海道内の方言アクセント
2 札幌市の語アクセント
結 章 移住と言語変容研究の射程
第1節 言語変容に関する研究
1 言語の変化
2 「新方言」の研究など
3 言語変容の研究
第2節 移住と言語変容についてのモデル
第3節 北海道のことばと北海道の文化
第4節 北海道方言研究の射程
付 論 国内外における移住と言語変容
第1節 日本語話者の移住と言語変容
1 国内への移住
2 国外への移住
第2節 諸外国における移住と言語変容
第3節 移住と言語生活
注/主要参考文献/本書のもととなった既発表論文等/あとがき/事項索引
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小学校対象 表現に拓く国語の授業 

著者
尾川佳己 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
184 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2001年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-663-2/ISBN4-87440-663-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
小学生の理解で培った力をもとに絵本作り、作詩・作文、音声表現・対話と、積極的で創造的な表現の力を育むための授業の実践とその考察。
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第1章 理解で培った力を表現に生かす
第1節 理解で培った力を表現に生かすための枠組み
1 理解で培った力を表現に生かすために/(1)理解から表現への段階/(2)単元化の視点
2 理解で培った力を表現に生かす実践例/(1)読み取ったことを表現する――石うすの歌(6年)――/(2)読み取った文章や構成にならって表現する/(3)創造的に表現する――夢のお話を書こう(4年)
3 書く力に培う単元づくりのために
第2節 読み取ったことを表現する
1 絵本をつくろう【「たんぽぽのちえ」(2年)】/(1)絵本づくりで読みを活性化する/(2)授業の実際
2 子育て日記をつくろう【「一つの花」(4年)】/(1)授業づくりについて/(2)単元の目標/(3)単元計画/(4)授業の実際
第3節 読み取った文章や構成にならって表現する
1 みんなで楽しむ詩のリズム【「食べもの」他(3年)】/(1)授業づくりについて/(2)単元の目標/(3)単元計画/(4)授業の実際
2 キョウリュウの本を出版しよう【「キョウリュウの話】他(4年)】/(1)子どもが主体的に取り組む授業過程を/(2)自己の読みを再構成して表現する/(3)自己の論理を形成するために情報探索の読書をする/(4)再構成と論理形成を重視する
第4節 創造的に表現する
1 「ひらがな虫」のお話をつくろう【「ひらがな虫」他(1年)】/(1)教材について/(2)読み取りからお話づくりまでの段階/(3)お話づくりにおける授業の実際/(4)実践をふり返って
2 挿入話を書く【「たぬきの糸車」(1年)】/(1)「たぬきの糸車」の読解から作文へ/(2)授業の実際/(3)「視点を移動してイメージする力」を

第2章 表現力を育む
第1節 作文力を育む
1 ことばのへや(2年)/(1)授業づくりについて/(2)単元の目標/(3)単元計画/(4)授業の実際
2 四こま漫画のお話をつくろう(2年)/(1)授業づくりについて/(2)単元の目標/(3)単元計画/(4)授業の実際/(5)四こま漫画による低学年の作文指導
3 クラスメートおもしろ事典をつくろう(4年)/(1)授業づくりについて/(2)単元の目標/(3)単元計画/(4)授業の実際/(5)まとめ
4 ハーブティーのパンフレットをつくろう(2年)/(1)授業づくりについて/(2)単元の目標/(3)単元計画/(4)授業の実際/(5)まとめ
第2節 音声表現力を育む
1 音読力を育む/(1)音読劇で読みを活性化する【「力太郎」(2年)】/(2)音読と吹き出しを授業の中核にすえる【「アナトール、工場へ行く」(4年)】
2 対話力を育む/(1)くらげやいせえびになって【「スイミー」(2年)】/(2)いろりを囲んで語り合おう【「ごんぎつね」(4年)】/(3)トークを授業の表舞台に
 「表現に拓く国語の授業」の創造――「あとがき」にかえて――
 初出誌一覧
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中・高・大学生スポーツテストの30年の変遷 ―1964年~1993年―

共著
瀬戸進・水間惠美子 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
236 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2001年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-660-1/ISBN4-87440-660-2 
Cコード
C3075 
ジャンル
教育〈保健・体育〉
 
内容
文部省体育局編「体力・運動能力調査報告」の1964年から1993年までの通巻資料によって、体格2、体力8、運動能力6の16項目について発育発達学的視点から検討する。
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【品切】
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はしがき
第1章 我が国のスポーツテストの歴史的経緯
第2章 スポーツテストの実施要項
第3章 中・高・大学生の体格・体力・運動能力の1964年~1993年に至る30年間の測定成績/1体格の男女別、平均値・標準偏差/2体力診断テストの男女別、平均値・標準偏差/3運動能力テストの男女別、平均値・標準偏差
第4章 中・高・大学生の体格・体力・運動能力の30年間の年次傾向
第5章 中・高・大学生の体格・体力・運動能力10年毎3期の縦断的学年推移
第6章 中・高・大学生の体格・体力・運動能力の回帰勾配による10年毎3期の学年推移
第7章 我が国のスポーツテストの将来展望/1体格・体力・運動能力のピーク年齢/2中2、高2、大学生の体力・運動能力の標準化勾配による10年毎の1期と3期の比較
索引
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国語科教育の理論と実践 

著者
小山 清 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
376 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2001年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-659-5/ISBN4-87440-659-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
高校教師を37年間務め、昭和55年には第7回石井賞を受賞。そのもととなった論考に別稿を加えて復刻。教材への切り込み方、教材の扱い方、授業展開のあり方などを詳述。
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【品切】
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羅英対訳・詳註 『変身物語』を読む[1] 

著者
鈴木利久 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
260 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2001年8月6日 
ISBN
ISBN978-4-87440-666-3/ISBN4-87440-666-1 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
オウィディウス(43B.C.-17?A.D.)のMetamorphosesはシェイクスピア他多くの英文学作品に影響を与えた。Loeb版をテキストとして詳細な語釈をつけ、原本理解の一助とする。
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【品切】
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THE AGE OF CREOLIZATION IN THE PACIFIC :In Search of Emerging cultures and Shared Values in the Japan-America Borderlands

編者
松田 武 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
404 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2001年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-662-5/ISBN4-87440-662-9 
Cコード
C3030 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
――In Search of Emerging Cultures and Shared Values in the Japan-America Borderlands. 日米間で共有または相違する価値観について日米8研究者による論考。(英文)
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Preface (Takeshi Matsuda)
Chapter 1 Creole Time--Notes on Understanding Creolization for Transnational Japan-America (David Blake Willis)
Chapter 2 Institutionalizing Postwar U.S.-Japan Cultural Interchange--The making of Pro-America, Liberals, 1945-1955 (Takeshi Matsuda)
Chapter 3 The Religious Occupation in Postwar Japan--The Christian Community and Educational Institutions (Julie Higashi)
Chapter 4 Japan, Jazz, and Creolization (Joe B. Moore)
Chapter 5 The Power of Hybridity in Japanese-American Relations (David Blake Willis)
Chapter 6 Beyond the Politics of Japanese Language Education--Reconsidering Its History through Japan's Contact with the United States as a Rival and a Master (Akie Tomozawa)
Chapert 7 Toward a Solid Civic Triangle--Emerging Relationships between Citizens, Civil Society, and Local Governance (Chieko Kitagawa Otsuru)
Chapter 8 U.S.-Japan Nonprofit Exchange as Cultural Interaction--The Emerging Role of Nonprofit Organizations as Agents of Cultural Transmission and Transformation (Yutaka Sasaki)
Chapter 9 Creolization in Business Management--The Internet and Responses of Japanese Companies (Yuzo Murayama)
INDEX
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廿日市の歴史探訪(四) 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
150 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2001年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-657-1/ISBN4-87440-657-2 
Cコード
C0021 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
厳島神主宗親、戦う厳島神主家、神領の争奪、桜尾の攻防、神主家の滅亡、桜尾城と毛利秀元、産生の神、農民と米、廿日市の町屋の発生・仮屋のこと、ほか年中行事22件。
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【品切】
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まえがき
厳島神主・宗親(1)
厳島神主・宗親(2)
戦う厳島神主家(1)
戦う厳島神主家(2)
神主家相続争い(1)
神主家相続争い(2)
神領の争奪(1)
神領の争奪(2)
神領の争奪(3)
神領の争奪(4)
神領の争奪(5)
神領の争奪(6)
桜尾の攻防(1)
桜尾の攻防(2)
桜尾城の変貌
桜尾の攻防(3)
神主家の滅亡
興藤の墓
父と子の墓
桜尾城と毛利秀元
上不見山浄土王院
宮内の「コズミガ谷」
産生の神(1)
産生の神(2)
宗高尾城(1)
宗高尾城(2)
産生の神(3)
廿日市の稲作
農民と米
原村人口の停滞と変化
宮内村の人口増加
人口増加の原因
地御前村の人口増
どこにあったか元澄の墓
廿日市の町屋の発生・仮屋のこと(1)
廿日市の町屋の発生・仮屋のこと(2)
廿日市の町屋の発生(3)
宗高尾城址から見える海
さんばいさま(田の神)のこと
祖霊と墓
動く神社
原村の牛馬
年中行事(1)盆
年中行事(2)七夕
年中行事(3)中元
年中行事(4)八朔
年中行事(5)秋祭
年中行事(6)祭の食事
年中行事(7)亥の子祭
年中行事(8)胡講
年中行事(9)オタイヤ
年中行事(10)煤払い
年中行事(11)正月
年中行事(12)トビ
年中行事(13)人日
年中行事(14)帳開き
年中行事(15)左義長
年中行事(16)小正月
年中行事(17)節分
年中行事(18)雛節句
年中行事(19)御霊会
年中行事(20)田植え
年中行事(21)泥おとし
年中行事(22)管絃祭
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中学校対象 中学校国語科表現指導の探究 

著者
宝代地まり子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
270 
定価
3,520円 (本体3,200円 )
発行日
2001年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-655-7/ISBN4-87440-655-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
文学・古典・韻文の各教材をもとに、課題条件法をはじめとする表現指導法により、特別教育活動とも連携し、理解と表現の一体化をめざして学習指導を行った実践記録と考察。
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まえがき(広島大学名誉教授 鳴門教育大学名誉教授 野地 潤家)
はじめに
第1章 表現力を育てる国語科学習指導をめざして
一 表現力を育てる学習指導の領域と指導法――先達の理論に学ぶ――
(一)「中学校作文指導の組織化」野地潤家氏――整理と統合
(二)『表現学序説―作文教育の改造』輿水実氏――再生作文による表現指導の可能性
(三)「体系をふまえ見通しをもった指導を」巳野欣一氏――多様な作文指導法と作文学習構成法
二 学習者を中心に据えた学習指導の展開――先達の理論に学ぶ――
(一)『国語学習学入門』増田信一氏――学習者中心の「学習」成立のための条件
(二)『ひとり学びを育てる』斎藤喜門氏――「二類四層の国語学力」
(三)『現代学習団づくり講話』吉本均氏――表現できる国語教室の基盤~応答的な関係の組織化
第2章 理解と表現の一体化をめざした学習指導――文学
一 「僕の防空壕」(野坂昭如)の学習指導――作品の呼び掛け構造と文学言語に着目して作品と対話する学習――
(一)学習指導の意図
(二)教材選定の観点と教材化の工夫
1 教材選定の観点/2 教材化の工夫/3 単元の学習過程と、学習過程に沿って必要と教える学び方技能
(三)学習指導の研究
1 学習者の実態/2 学習指導目標/3 学習指導計画/4 指導者が行った支援の内容
(四)学習指導の展開――手引き①~⑪
(五)学習活動の状況および反応の実際
1 班一枚のレポートの型/2 悲しみの比喩表現の例/3 鑑賞文――詩と散文の例
(六)学習作品の相互評価例――創りあげた作品群に振れて再発信する
(七)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価/2 考察
二 「想う」(五木寛之)の学習指導――テーマそのものについて作者と対話する学習――
(一)学習指導の意図
(二)教材観と教材化の工夫
1 教材観/2教材化の工夫
(三)学習指導の研究
1 学習者の実態/2 学習指導目標/3 学習指導計画/4 評価の基準と方法
(四)学習指導の展開
1 学習指導の展開(第一時)/2 第一時以降の学習指導の展開
(五)学習活動の状況および反応の実際
1 生徒の学習反応(1)/2 生徒の学習反応(2)
(六)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価/2 考察
第3章 理解と表現の一体化をめざした学習指導――古典
一 「徒然草」(吉田兼好)の学習指導――自主編成した教材群をもとに作者と対話する学習――
(一)自主編成の意図
1 単元名/2 学習指導の意図
(二)教材選定の観点・教材の編成と教材化の工夫
1 教材選定の観点/2 今回設定したテーマと教材の編成/3教材化の工夫――「作業プリント」の内容
(三)学習指導の研究
1 学習者の実態/2 学習指導目標/3 学習指導計画
(四)学習指導の展開――理解学習から表現学習へのいざない
1 「テーマ(2) 友人観、人間観をさぐる」の例――「共とするにわろき者…」の指導の展開/2 学習の展開
(五)学習活動の状況および反応の実際――「作業プリント」記入の実例
1 学習活動の状況――「作業プリント」の実例/2 反応の実際――「作業プリント」記入の実例
(六)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価――学習の達成度から/2 考察
二 「平家物語」(扇の的)の学習指導――古典のリズムを群読と短歌で表現する学習――
(一)学習指導の意図
(二)学習指導の研究
1 学習指導計画・評価計画の手順とポイント/2 文章構造図の作成/3 学習指導計画
(三)学習指導の展開
1 学習指導案例/2 展開
(四)学習活動の状況および反応の実際
1 学習活動の状況/2 反応の実際
(五)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価/2 考察
三 「万葉集」の学習指導――地域単元の学習資料群をもとに自分だけの再表現作品を作る学習――
(一)自主編成の意図
1 教材の概観/2 教材しての可能性――古典単元から表現への可能性/3 教材編成の柱として立てた四つのテーマ/4 教材の編成と教材化の工夫
(二)学習指導の研究
1 学習者の実態/2 学習指導目標/3 学習指導計画/4 指導者が行った支援の内容
(三)学習指導の展開
1 理解学習の実際/2 表現学習の実際
(四)学習活動の状況および反応の実際
1 発表学習/2 反応の実際
(五)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価/2 考察
第4章 理解と表現の一体化をめざした学習指導――韻文
一 俳句の学習指導(一)――学習者の読みを起点とした理解学習――
(一)はじめに――俳句楽し有指導の五点の柱
(二)教材としての俳句の価値――一行構造のダイナミックな緊張体系
1 緊張体系を生み出す構造/2 調べを生み出す構造――『日本語のリズム・四拍子文化論』別宮貞彦氏による/3 内容価値、言表価値、能力から洗い出した俳句の教材としての価値――理解および表現
(三)教材の編成と教材化の工夫
1 反応の予想と方法化への見通し/2 教材の編成――観点と編成
(四)学習指導の研究
1 学習指導目標/2 学習指導計画
(五)学習指導の展開
1 理解学習の実際――「あをあをと…」大野林火/2 表現学習の実際――発展学習としての実作指導
(六)学習活動の状況および反応の実際
1 学習者の感想/2 学習者の作品
(七)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価――理解指導の観点から/2 考察
二 俳句の学習指導(二)――自主編成資料を起点とした導入学習――
(一)TTによる自主編成資料と学習指導の概要
1 TTで自主編成した一〇句と価値的観点/2 私の推薦句
(二)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価/2 考察
三 短歌の学習指導――一人ひとりの心を解き放たせる短歌の表現をめざして――
(一)教材としての短歌の価値
1 短歌と言葉の力――「詩歌」の創作指導の価値/2 教材研究の視点――短歌学習の四点の柱/3 教材研究の実際――「短歌創作のための手引き」/4 発展教材五〇首の実際
(二)学習指導の研究
1 学習指導目標/2 学習指導計画/3 指導者が行った支援の内容
(三)学習活動の状況および反応の実際
1 鑑賞文「小説の一情景のように表現する」の実例/2 創作短歌の実例/3 記述式による相互評価とフィードバックの実例
(四)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価/2 考察
四 はがき歌の学習指導――韻文指導の前段階に位置づける試案――
(一)教材化の視点
1 先達に学ぶ/2 内容価値の観点から/3 国語科表現指導の観点から
(二)教材の編成と教材化の工夫
1 教材の編成の観点/2 教材の編成/3 教材化の工夫
(三)学習指導の研究
1 学習指導目標/2 学習指導計画/3 教材開発の実際――生徒に示した代表の一〇作
(四)学習活動の状況および反応の実際
1 理解学習――「私が選んだはがき歌」とその理由/2 表現学習――「私の僕のはがき歌――一年一組編」/3 互選された作品とその理由――「私が選んだはがき歌」
(五)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価/2 考察
第5章 特別教育活動との連携による実践展開――機能的な場を支える国語科表現技術の習得――
一 意見文の学習指導
(一)機能的な場を支える国語科表現技術の習得
(二)中学生の思考を育てることと意見文指導――ニューレトリックが示唆する意見文指導の今日的意義「協力のためのレトリック」の成立する社会への思考と意見文指導
1 教材化の視点/2 解決型の意見文指導と社会認識を育てる題材設定の必要性
(三)意見文の技能系統表試案
(四)機能的な場の表現指導――長崎方面の修学旅行に取材する意見文指導の学習構成の例
1 生徒の表現学習の高まりをもたらす学習指導の組み方/2 長崎平和学習のカリキュラムと各教科・領域のクロスおよび支援を戴いた方々/3 表現指導の実際
(五)学習活動の状況および反応の実際
1 学習指導の実際――課題条件法による表現指導/2 推敲学習/3 反応の実際(1)――意見文記述例/4 反応の実際(2)――意見文に添えたお礼の手紙文記述例/5 反応の実際(3)――他校との交信例/6 反応の実際(4)――地域を越えた場への交信例
(六)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価/2 考察
二 本作り、パンフレット作りの学習指導――一年生転地学習・三年生修学旅行との連携――
(一)生徒の表現学習の高まりをもたらす学習指導の組み方
1 行事と表現の基礎的学習/2 内燃力――行事の成功を生かす
(二)教材化の視点
1 イメージ化のための学習資料の準備/2 同心円上に広がる教室文化の力を生かす/3 楽しさの加味/4 学年行事の報告の場を生かす処理
(三)表現指導の実際
1 学習材/2 学習指導のねらい
(四)学習活動の状況および反応の実際
1 本作り設計図から導く手順と方法/2 反応の実際
(五)学習指導の評価と考察
1 学習指導の評価/2 考察
(六)パンフレット作りへの発展指導
1 先達に学ぶ/2 教材化の手順/3 学習指導の評価と考察
三 書く環境の整えの工夫
(一)心の風景を共有できる教室と表現学習
(二)出会い時の指導――日常の喜怒哀楽を短作文で綴る継続学習
1 先達に学ぶ/2 日常の喜怒哀楽を短作文で綴る継続学習
(三)学年だより、学級だよりと文集作成によるフィードバック
1 特活との連携による書き、読み合う環境の設定/2 学年便りに掲載した短作文の実際/3 学年便りの中の言葉がけの一節
おわりに
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大村はま「国語教室」に学ぶ 新しい創造のために

著者
橋本暢夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
501 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2001年7月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-654-0/ISBN4-87440-654-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
大村提案39項目を採録・検討、その国語教室の営みと合わせて考察。鳴門教育大学所蔵の「大村はま文庫」目録を付す。
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【品切】
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小学校対象 中学校対象 教師のための 表現分析の手引 

監修
長田久男[国語授業学研究会編] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
244 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2001年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-656-4/ISBN4-87440-656-4 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
小・中学校国語教材をもとに、着目することば・表現を取り上げて、それらの構造と働きとを整理、解釈の要領を示す。さらに多くの教材を例にした表現分析の実践例をあげる。
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【品切】
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監修者のことば
はじめに
本書のねらいと特色
一 名詞(モノ・コトを示すことば)
二 動詞(動作を示すことば)
三 形容詞(評価を示すことば)
四 こ・そ・あ・(ど)ことば
五 情態を示すことば
六 接続のことば
七 並列を示すことば
八 程度を示すことば
九 解説することば
十 注釈することば
十一 態度を予告することば
十二 相手との関係をつくることば
十三 接続表現
十四 並列表現
十五 自問自答表現
十六 文末表現「のだ」
おわりに
索引
監修者及び執筆者紹介
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酒蔵覗き語り 

著者
大山広司 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
262 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2001年6月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-653-3/ISBN4-87440-653-X 
Cコード
C0039 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
杜氏の里・安芸津町に生まれ育った著者が酒と酒造りに関する薀蓄を傾ける。集中酒造りは貴重な記録でもある。
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【品切】
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まえがき
1 酒との縁
幼少のころからの酒との縁
酒呑み
酒道
三浦仙三郎翁の銅像
天下の芳醇望広島の酒
軟水醸造の大先覚者・三浦仙三郎
三津杜氏から広島杜氏へ
七夕の酒(一九九一、七、三)
2 広島の酒
広島の酒
広島県産酒の全国的な評価
有名な杜氏さんたち
酒造講習会から蔵入りへ
お神酒あがらぬ神はなし
「昔の酒」と「今の酒」
地酒ブームから吟醸酒へ
純米酒党
きき酒(その一)
きき酒(その二)
きき酒と酒匠
酒のおいしさ
3 酒造り歌
鏡開き
広島杜氏酒造り歌保存会
酒造り作業と酒造り歌
私の酒造り歌
いろは順にならべられた酒造り歌
4 古酒
NHKモーニング・ワイドの酒
祥酒と清酒の古酒の里を訪ねる
清酒の古々酒と胡麻祥酎の里を再び訪ねる
泡盛の古酒とウォッカの古酒
中国の酒
酒泉
ビールを飲んだら小便したくなるのは何故
ジャパ・ナマ JAPANAMA
『夏子の酒』と『蔵』を読んで
女性の酒
土佐の酒
酒の表示の移り変り
5 「広島杜氏」寄稿
伝統に広島杜氏
酒の遍歴
小説『亀甲鶴』より
新潟県の杜氏について
勤続ということについて
ソ連訪問と越後の酒男
酒造に対する疑問 その一
酒造に対する疑問 その二
酒造に対する疑問 その三
酒造従事者の確保
池田酒相の逝去と酒造業界
ある杜氏さんへの手紙
欧米の旅から帰って
杜氏Yさんへ
構造改革を迫られている酒造業界
七〇年から七一年へ
Iさんへの便りに託して
最近の世相
愛知県知多半島の酒蔵訪問
水について考える
飲める酒
酒造りの魂
酒の講釈
日本酒の日
酒造りの心
地方の時代と広島の酒
広島酒譚
ご苦労さんです
ヨーロッパを再び訪れて
丹波の「山の芋」
神の酒
転換期にある酒造業界
酒造好適米のこと
酒米についての私見
変わりゆく酒造業界
酒の世界はどんどん変わってゆく
吟醸酒と酒の個展
『杜氏物語』を読む
異常な年――酒米
酒の世界はどんどん変る
平成七年は画期的な年だった
元気をだせ 酒造業界
変転に忙しい酒造業界
飲める酒が欲しい
歴史の転換期にある酒造業界
酒が分からなくなった話
あとがき
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かたくなにみやびたるひと 蓮田善明と清水文雄

著者
金本正孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
48 
定価
550円 (本体500円 )
発行日
2001年4月29日 
ISBN
ISBN978-4-87440-650-2/ISBN4-87440-650-5 
Cコード
C3010 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
通敵行為の隊長を射殺後自決した蓮田善明の足跡と、清水文雄ほか『文芸文化』の同人との交流の一端、死友に対する友情の軌跡。
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【品切】
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その後のハックルベリー・フィン マーク・トゥエインと19世紀アメリカ社会

著者
辻 和彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
360 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2001年4月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-651-9/ISBN4-87440-651-3 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
『トム・ソーヤ』『ハックルベリー・フィン』の続編群を分析、解読し、それらがいかにマーク・トウェインの中の人種・階級・ジェンダーに関する社会意識を反映していか、また、19世紀アメリカ社会がどのように、マーク・トウェインの言説の中に濃縮されているかを探る。
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【品切】
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異文化コミュニケーション教育 他者とのコミュニケーションを考える教育

著者
青木順子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
370 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2001年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-648-9/ISBN4-87440-648-3 
Cコード
C1037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
個々人が文化の限界を超えてコミュニケーションを深めるための教育カリキュラム研究。文化、知覚、自己概念、言語、非言語コミュニケーション、価値観、異文化教育、ほか。
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はじめに
第1章 文 化
 文化とは何か/自文化と異文化の比較/視点の変換/文化の重層性/ほか
第2章 コミュニケーション
 ―とは何か/―の分析/―の理由・諸相/―の問題/―と異文化コミュニケーション
第3章 知 覚
 ―とは何か/自己と知覚/異文化コミュニケーションと知覚
第4章 自己概念
 ―とは何か/自己実現/ジョハリの窓/アイデンティティ/異文化コミュニケーションと自己
第5章 言 語
 ―とは何か/―の問題/異文化コミュニケオションと言語/―と文化/翻訳/ほか
第6章 非言語コミュニケーション
 非言語コミュニケーション/言語コミュニケーションと非言語コミュニケーション/異文化と非言語コミュニケーション
第7章 価値観
 ―とは何か/異文化コミュニケーションと価値観/価値分類システム/価値志向/ほか
第8章 ステレオタイプ
 ―とは何か/―の小話/―の調査/日本人・アラブ人・黒人・女性のステレオタイプ/―と科学調査/ほか
第9章 偏 見
 ―とは何か/―の理由/―の表出/ステレオタイプ・偏見・戦争・敵のイメージ・教育
第10章 異文化トレーニング
 ―とは何か/ロールプレイ・シミュレーション・ゲーム/異文化能力
第11章 異文化教育
 ―とは何か/―の目標/―における発達モデル/―のリスク/未来志向の教育/大学生の異文化教育の問題点/最終目標としての人間像
第12章 大学生の異文化教育カリキュラム――実践・評価・課題
  あとがき/参考文献
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わが心の内なる歌碑4 

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
220 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2001年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-647-2/ISBN4-87440-647-5 
Cコード
C1092 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
心に残る36人の各一首とその周辺。鹿持雅澄、飛田志げ子、小島吉雄、坂本素子、久野保心、内藤 濯、斎藤喜博、服部嘉香、石川武美、杉敏介、室生犀星ほか。
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【品切】
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1 あきかぜの福井の里にいもをおきて (鹿持 雅澄)
2 幅広く厚みありたる一生(ひとよ)かも (飛田志げ子)
3 新しく軸かけかへてわがををれば (小島 吉雄)
4 夕焼の空は不思議にきらめきて (坂本 素子)
5 ゆふ立はあとなくはれし梢より (久野 保心)
6 教え子に教えられること多かりと (内藤 濯)
7 傷つくことのみ多き職と思ひ (斎藤 吉博)
8 耐へ耐へし涙と涙見合ひつつ (服部 嘉香)
9 うどんげの花は咲くとも育たじと(石川 武美)
10 嬉しくもなしとは云はじ負ふ責の (杉 敏介)
11 人めきなき折をうががひ思ふまゝ (杉 敏介)
12 子三たりゆきて十とせに妻ゆきぬ (杉 敏介)
13 いつさいのものみな生けり生けることの (室生 犀星)
14 憩ふべく紅葉見るべくおみやげの (菊池 寿人)
15 紅葉々を酒にうかべて雨の音に (菊池 寿人)
16 水垂れのかそけき音のなつかしき (弘津 正二)
17 貢太郎・桂月・龍馬のならび立つ (岡林 清水)
18 しんしんと雪降る夜はさびしさの (久松 潜一)
19 徳島の街見おろせば流れたる (藤原 明美)
20 学校にあがりたる時、机並べし (松田 常憲)
21 新しき時代の中に極小の (栗原 一登)
22 人々のせむすべ知らに渡り行く (高田 浪吉)
23 天の陽は白くかゞよひ四方はいま (尾山篤二郎)
24 われを顧み父出でゆきぬすでに亡き (森下 弘)
25 秋の色ただよふ空にたけ高く (栗林三千雄)
26 山のみどりをうつしてふかきしづけさよ (安田 章生)
27 四十年よくも馴れしとながめけり (金子 元臣)
28 かなかなの澄み透る声ひと筋に (長谷川孝士)
29 連勝の早稲田健児がうたふなる (相馬 御風)
30 ときわかずきこゆるものか汝が声は (仲河 与一)
31 あめつちの大瀑音のなかいて (岡本かの子)
32 飛行士もさる事ながらヒューストンゆ (高橋 浅子)
33 鮭のぼる石狩川の早き瀬に (三橋 仲雄)
34 わが耳の遠くなりしを憐れむ如く (柳川 清)
35 はらはらと黄の冬ばらの崩れ去る (窪田 空穂)
36 病室の夜は更けゆくに寝ねがてつ (宮崎 市定)
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生と死のおきて 

著者
難波紘二 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
324 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2001年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-646-5/ISBN4-87440-646-7 
Cコード
C0012 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
生命はいつにはじまり、いつ終わるのか? 出生前診断、中絶、慈悲殺、脳死、戦争、死刑ほか、医学・科学の進歩、IT革命と激動する現代の生命倫理の諸問題を考える。
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はじめに
第一章 どうしていま生命倫理がやかましいのか?
崩れ行く日本社会の倫理
なぜ倫理は崩壊したのか
人類史に生じた三大革命
第三の波
日本社会の特殊性と第三の波
知のフォッサマグナ
第三の波と倫理・道徳の変化
過渡期の倫理変動
第二章 日本における生命倫理のあゆみ
生物学と倫理学の結びつきの始まり
バイオエシックスの誕生
日本での生命倫理
第三章 脳死は人の死か
脳死と植物状態はどう違うか
脳死と尊厳死
脳死と移植医療
脳死の社会的受容とはどういうことか
欧米における死の扱い方
第四章 なぜ人を殺してはいけないか
生命は尊いのか
「なんじ殺すなかれ」の範囲はどこまでか
サルも仲間を殺す
意外に多い、思いこみによる間違い
悪と攻撃性の起源
人間への長い道のり
普遍的ヒューマニズムの成立
なぜ人を殺してはいけないのか
少年法の罰則強化で犯罪は防げるか
許される殺人はあるのか
第五章 親の子殺しは認められるか
子殺しのいろいろ
サルの子殺し
子殺しを正当化する西欧文明
現代の子殺し
子殺しを生み出す背景
第六章 自分の生命や身体をどうしようと勝手か
自殺は認められるか
自然淘汰と自然選択
臓器は売買できるか
売春は個人の自由か
去勢と纏足の自由はあるか
ピアスや入れ墨は自由か
第七章 出生前診断により胎児に重篤な障害があった場合、中絶できるか
問題の所在
選択的妊娠中絶は許されるのか
遺伝子の選択は、進化の原則
着床前受精卵診断をどう評価するか
選択は個人の自由か
優生学に対する歴史的誤解
なぜ反対があるのか
差別はなぜ生まれたかダウン症の子をもつ親のホンネ
過剰な身勝手主義を排す
私ならこう考える
出生前診断で障害者に対する差別は強まるか?
この章の終わりに
第八章 患者の生命は誰のものか
医師は本人の意思に反して、患者の生命を救うべきか
安楽死は認められるべきか
高瀬舟の意義
ライシャワーの最後
自立した市民
HeLa細胞の問題
第九章 動物の生命は誰のためにあるか
人間と動物
鯨は食ってはいけないのか
動物に意識はあるのか
動物実験はどこまで許されるのか
慈悲殺という概念
第十章 国家による殺人は正しいか
死刑制度は許されるか
個人的殺人に対する刑罰としての死刑
予防教育としての死刑
死刑は誰がやるのか
死刑の本質
大量殺人と死刑
生命刑に誤審はあってはならない
戦争による殺人はなぜ許されるのか
国民国家と戦争
戦争の廃絶は可能か
第十一章 フェミニズムの悪夢
未来予測
自己と結婚する可能性
クローン人間をどう受けとめるか
倫理学者へのメッセージ
第十二章 情報化社会と研究者の倫理
新しい社会の出現が要請する倫理
産業社会が生み出した科学者倫理
情報化社会が必要とする新しい倫理
頻発する科学者の不正
科学者警察(ORI)の誕生
インターネット空間の倫理
健全な情報化社会を築く資料
参考文献/索引
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『ラセラス』受容史の研究 

著者
泉谷 寛 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
110 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
2001年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-643-4/ISBN4-87440-643-2 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
サミュエル・ジョンソンの東洋物語『アビシニアの王子・ラセラスの物語』(1759)について、その版本を中心に時代と国境を超え愛読されてきた軌跡をたどる。
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『ラセラス』受容史の研究
1.はじめに
2.1759(宝歴9)年~1784(天明4)年
3.1785(天明5)年~1800(寛政12)年
4.1801(享和1)年~1850(嘉永3)年
5.1851(嘉永4)年~1900(明治33)年
6.N.D.版
『ラセラス』受容史の研究(2)
1.はじめに
2.明治期『ラセラス』の片影(補遺)
3.『ラセラス』版(補遺)
4.普及版
5.合本版,訳本版
4.著作集・選集
7.SJ書誌
『ラセラス』受容史の研究(3)
1.はじめに
2.明治期(1868,明元~1911,明44)
3.大正期(1912,大1~1925,大14)
4.昭和期(1926,昭1~1988,昭63)
5.おわりに
『ラセラス』受容史の研究(4)
1.Gwin J. Kolb Collection of Rasselas
2.1759(宝歴9)年~1994(平成6)年
3.明治期(1868,明元~1911,明44)
『ラセラス』受容史の研究(5)
1.E.ホジキン作『「ラセラス」の続編』について
2.〈幸福の谷〉について
3.『ラセラス』の家
4.アジソン編『道徳雑纂集』について
5.〈選択〉(Choice)について
6.『ラセラス』以前以後
7.ホークスワス作『アルモランハメト』
8.釈迦伝と『ラセラス』
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1930年代のアジア国際秩序 

著者
秋田 茂 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
334 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2001年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-556-7/ISBN4-87440-556-8 
Cコード
C3033 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア 政治・経済・法律
 
内容
経済的支配と政治的抵抗という二項対立的な従来の見方にとらわれず、アジア植民地と本国の相互依存・相互補完の関係について議論し、アジア間の地域的な構造連関に言及する。
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【品切】
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総論 秋田 茂・籠谷直人
1.アジア国際関係史研究の視角――国際秩序・経済的対応・相互依存――
2.アジアの工業化をめぐる三つの視点――経済ナショナリズム・帝国内分業・相互補完――
3.帝国主義的国際秩序の「解放」性とアジア
4.東アジア間競争への対応と戦後アジア国際秩序
第1章 綿業通商摩擦問題と日本の経済外交――日印会商(第一次:1933-34年、第二次:36-37年)・日蘭会商(1934-37年)を中心に―― 籠谷直人
1.日本は「孤立」したか?
2.英・蘭の帝国主義的アジア秩序
3.日本の経済的協調外交
4.日本政府と綿業との距離
5.日本の協調的経済外交と東アジア支配
6.経済外交の終焉
第2章 東アジアにおける工業化型通貨秩序の成立 杉原 薫
1.東アジア工業化の国際的条件
2.国際通貨体制と東アジア「切り下げ圏」
(1)世界貿易の破壊と「近隣窮乏化」政策/(2)スターリング圏と東アジア/(3)特恵関税ブロックと東アジア/(4)東アジア「切り下げ」圏の成立
3.「切り下げ圏」と輸入代替工業化
(1)世界経済における東アジアの位置/(2)日中貿易と実質為替レート/(3)構造的権力と日本の通貨戦略の限界/(4)東アジアの工業化と欧米の追認
4.工業化型通貨秩序の成立
第3章 日本帝国の膨張と植民地工業化――東アジアの国際関係―― 堀 和生
1.工業化の起点
2.「アジア間貿易」論と日本
3.日本植民地における貿易構造
4.日本定刻経済圏と工業化
5.日本帝国破壊の後に
第4章 日本植民地期台湾の対満州貿易促進とその社会的意義(1932-1941年) 林 滿紅(河原林直人訳)
1.台湾人にとっての対満州貿易経験
2.台湾人商人の国際的貿易経験の強化
(1)満州での日商に対する台商の地位/(2)日本政府の関与/(3)台湾人商人の進出/(4)台湾中南部地方商人の対外貿易活動への参入
3.対中国貿易と台湾人の日本人化
(1)満州と華南の経験の差異/(2)台湾人と大陸人の対立
4.対満州貿易の経験と抗日史観
第5章 戦間期中国の対外経済政策と経済発展 久保 亨
1.主体的な存在としての中国
2.工業化戦略と関税政策の展開過程
3.関税収入と輸入貿易の推移
4.保護関税下の産業発展と経済構造の変容
(1)中国資本が主力だった産業分野/(2)中国資本・外国資本双方が有力だった産業分野/(3)国内産業が未発達だった分野/(4)まとめ
5.国際秩序への衝撃
6.中国と1930年代国際秩序
第6章 「帝国」秩序と検疫――20世紀初期、東アジア・東南アジアにおける「衛生」の政治学―― 飯島 渉
1.「帝国」秩序と経済要因
2.検疫制度の展開
3.「帝国」秩序と検疫
(1)日本の「帝国」秩序の展開/(2)国際連盟とシンガポール伝染病情報局/(3)中国の条約改正と検疫賢の回収
4.日本の「帝国」秩序と「衛生」
第7章 1930年代東南アジアの貿易と経済 池本幸生
1.はじめに
2.東南アジアの貿易構造
(1)世界恐慌と30年代の回復/(2)東南アジアの貿易構造
3.1930年代のタイ
(1)タイの貿易構造と日本の参入/(2)東南アジアのナショナリズム(3)保守的経済政策から積極政策へ
第8章 英印経済関係とインド工業化の一側面――第二次日印会商(1936~37年)を中心に―― 柳沢 悠
1.イギリスは「インドの輸出品への市場確保」をどの程度重視したか
2.第二次日印商会と日本・ビルマ会商にみるイギリスの利害関心
(1)第二次日印会商におけるインド政庁と本国政府/(2)日本・ビルマ会商/(3)ケインとホプキンズの見解の検討
3.インド工業発展の背景:いくつかの論点
第9章 イギリス帝国の変容と東アジア 木畑洋一
1.「十五年戦争」論とイギリス
2.1930年代初頭のイギリス帝国
(1)帝国変容の兆候/(2)帝国の経済的意味
3.満州事変とイギリス
(1)満州事変への対応/(2)民族運動への対処と日本要因
4.日本との協調模索とその背景
(1)対日接近策の論理/(2)日中戦争への道
5.イギリス帝国の落日
第10章 ヘゲモニー移行期の米国と東南アジア――英国との関係で―― 石井 修
1.政治的「空位」の20年?
(1)アジア貿易の伸長/(2)先進工業国間の中国市場における対立と協調
2.「パクス・アングロ・アメリカーナ」か?
3.米国の中国観
日本の対米依存の構造
米国にアジア政策の見取り図はあったか?
第11章 ジェントルマン資本主義と東アジア――日本・中国の工業化に対するイギリスの認識 1890~1930年代―― 秋田 茂
1.イギリスの海外膨張と東アジアの工業化
2.世紀転換期の日本の工業化をめぐるイギリス側の認識
(1) 日本の綿糸輸出とイギリス製機会の輸入の相互補完成/(2)日本のアジア向け輸出の加速/(3)日露戦争期の外積発行とロンドン金融市場/(4)「通商国家」日本の台頭に対する好意的姿勢
3.戦間期の世界システムと日本
(1)イギリス本国経済利害との相互補完性の弱体化/(2)日本の輸入貿易の性格変化/(3)強力な日本の輸出競争力/(4)日本の経済ナショナリズムに対する積極的評価
4.戦間期中国の工業化に対するイギリスの認識
5.経済利害の補完性と世界経済
あとがき
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価値哲学 「私」の解体と再構成にむけて

著者
和佐谷維昭 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
224 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
2001年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-635-9/ISBN4-87440-635-1 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
ことばを手がかりに、存在・意識としての「私」は「個体」に収斂できないこと、個体としての「個人」を解体し、多様な視点・関係性について想像力を働かせる必要性を明示。
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【品切】
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古詩唐詩講義 

著者
小尾郊一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
510 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2001年3月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-645-8/ISBN4-87440-645-9 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
一般教養として、より広範な人々が漢詩に親しめるよう平易に解説。古詩十九首、古学府、魏、晋、陶淵明、宋、斉、梁、陳、北朝、隋、初唐、盛唐、岑参、中唐、晩唐の名選。
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 まえがき
 中国の詩の流れ
 古体詩と近体詩のちがい
一 漢 代
垓下歌(項羽)/大風歌(劉邦)/秋風辞(劉徹)/詩(蘇武)/与蘇武詩其一・三(李陵)古詩十九首(其一・二・七・十・十四・十五・十七)悲愁歌(烏孫公主)ほか
二 三国六朝時代
【魏】
短歌行/苦寒行(曹操)
燕歌行/雑詩(曹丕)
七歩詩/白馬篇/ほか(曹植)
七哀詩 其一・二(王粲)
飲馬長城窟行(陳林)
贈従弟詩
贈秀才入軍詩
詠懐詩 其一・三・十一・十五(阮籍)
【晋】
猛虎行/赴洛道中作(陸機)
悼亡詩 其一・二(潘岳)
詠史詩/招隠詩(左思)
遊仙詩 其一・二(郭璞)
帰園田居 其一・三/飲酒 其五・七/責子/擬古詩 其七・九/ほか(陶淵明)
【宋】
登池上楼/遊南亭/ほか(謝霊運)/擬行路難 其四・六(鮑照)
【斉】
玉階怨/遊東田/ほか
【陵】
詠湖中雁/別范安成(沈約)
擬陶徴君潜田居(江淹)
相送(何遜)
詔問山中何所有、賦詩以答(陶弘景)
【陳】
玉樹後庭花(陳叔宝)/別毛永嘉(徐陵)
【北朝】
木蘭詩/勅勒歌/企喩歌辞/擬詠懐
【隋】
飲食長城窟行 示従征群臣(煬広)/人日思帰(薛道衡)
三 唐代
【初唐】
述懐(魏徴)
於易水送人/在獄詠蝉(駱賓王)
和晋陵陸丞早春遊望(杜審言)
送杜少府之任蜀州(王勃)
従軍行(楊炯)
代悲白頭翁(劉希夷)
古意 呈補闕喬知之
登幽州台歌(陳子昇)
【盛唐】
照鏡見白髪 聯句(張九齢)
涼州詩(王翰)
宿建徳江/望洞庭(孟浩然)
登鸛雀楼/涼州詩(王之渙)
出塞(王昌齢)
鹿紫/酌酒与裴迪/ほか(王維)
独坐敬亭山/黄鶴楼送孟浩然之広陵/ほか(李白)
人日寄杜二拾遺(高適)
春望/登岳陽楼/ほか(杜補)
胡茄歌 送顔真卿使赴河隴/経隴頭分水/ほか(岑参)
【中唐】
楓橋夜泊(張継)
帰雁(銭起)
連州吟(孟郊)
左遷至藍関、示姪孫湘(韓愈)
秋思(張籍)
水夫謡(王建)
新豊折臂翁/ほか(白居易)
竹枝詞(劉禹錫)
江雪/ほか(柳宗元)
三遣悲懐
渡桑乾(賈島)
神絃曲(李賀)
【晩唐】
咸陽城東楼(許渾)
江南春/ほか(杜牧)
商山早行
無題/ほか(李商隠)
湖中(李群玉)
長安秋望(陸亀蒙)
橡媼歎(皮日休)
曲江春感(羅隠)
詠田家(聶夷中)
送別(魚玄機)
隴西行(陳陶)
自沙県抵尤渓県、値泉州軍過後、村落皆空、因有一絶
山中寡婦(杜筍鶴)
小尾郊外一博士 年譜・著述目録/後記
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学ぶ喜びを育む教師の教育 

著者
徳本達夫 
シリーズ
広島文教女子大学研究双書5 
助成
 
判型
A5 
ページ
246 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2001年3月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-547-5/ISBN4-87440-547-9 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
保育者養成に主眼を置き、教師養成教育の現状と課題を考察。学生の学習主体性を培い、みずからも学びの共同体の一員となる養成教育課程をめざした実践と改革への提言。
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はじめに
序章 現代教育の病理と教師教育
1.気になる子どもたちと大人たち
2.日本社会における人間形成の論理
3.子どもと大人の解放のために
4.教師教育への問い
第1章 教師養成教育の現状と課題―短大における保育者を中心に―
1.問題の発端と本稿の性格
2.養成教育の問題状況
1.制度レベルの問題
2.教師・学生レベルの問題
3.実習に現れた養成教育の問題点―学生の提起する問題―
1.学生に意識化されている問題点
2.学生に意識されていない問題点
4.授業「実習講義」を中核におく養成教育課程の構想
第2章 養成教育課程の構造化・総合化―養成教育課程構造・編成論―
はじめに
1.養成教育課程の問題点
2.教育課程改正と養成教育
3.養成教育の総合化
4.教育課程の構造と編成
5.課程と展望
おわりに
第3章 養成教育改革例―授業「児童文化」の実践―
1.養成教育論議における共通基盤
2.授業「児童文化」の概要
3.1989年度実践例の概要
第4章 教師教育と国連「子どもの権利条約」
1.問題の所在
2.子どもの権利条約と幼児保育
3.紙芝居化の作業過程
4.実践の総括
第5章 教師教育と環境教育(1)
1.はじめに―問題の所在と限定―
2.教師教育と環境教育―基本的視点―
3.環境教育と保育者の役割
4.環境教育の実践例―授業「児童文化」のなかでの試み―
5.おわりに―総括と課題―
第6章 教師教育と環境教育(2)
1.問題の所在
2.共同研究「「こども・いのち・しぜん」への序説」
3.環境教育のための劇の創作
4.結果と考察
5.おわりに―課題に代えて―
第7章 教師教育における表現活動
1.学生の現在―高等教育の大衆化と授業―
2.教員養成教育のなかでの授業実践
3.劇の創作による卒業研究
4.実践の成果と課題
5.おわりに―教師教育の課題―
第8章 教育実践における教師の自己理解
1.はじめに
2.子どもの理解の基本原則
3.子どもの理解の実際
4.教師養成教育の課題―主体形成の教育―
5.おわりに
第9章 自分探しの卒業論文
1.問題の所在と対象
2.大学教育における卒業論文の位置
3.卒論ゼミの概要と主な柱
4.ゼミのじっさいとの運営と卒論のテーマ
5.学びと癒しの関係作りへ―成果と課題―
6.今後の課題
7.おわりに
終章 学びの基盤としての存在肯定
1.「透明な存在」を生きる子ども
2.「心の教育」と存在肯定
3.学びの基盤としての感性教育
4.感性教育の実践
あとがき
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陰陽路の歴史と風景 

編者
広島文教女子同大学人間科学研究所 
シリーズ
広島文教女子大学地域文化研究叢刊2 
助成
 
判型
A5 
ページ
166 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2001年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-652-6/ISBN4-87440-652-1 
Cコード
C1025 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
中世経済の発展と広島湾頭・『篁山竹林寺縁起』の世界・芸備地方における俳諧の石碑と奉納額・中国山地の『明星』詩歌人・河野翠瀲・中国山地が育む広島の特産品。
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中世地域経済の発展と広島湾頭――“祇園”を中心として――(角重 始)
『篁山竹林縁起』の世界(森下 要治)
芸備地方における俳諧の石碑と奉納額(下垣内 和人)
中国山地の『明星』詩歌人・河野翠瀲――略伝・作品年譜・資料――(寺本 喜徳)
中国山地が育む広島の特産品――太田川のめぐみ――(三次 康之)

あとがき
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現代知のネットワーク 尾道短期大学公開講座論集

著者
尾道短期大学図書委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
204 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2001年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-636-6/ISBN4-87440-636-X 
Cコード
C1000 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
比較ビジネス制度論、医療経済学、人間・経営工学、日本経済史、日・英文学、経済学史、英語コミュニケーション、日本語音韻論、健康スポーツ学、法学。知的連携の成果を結集。
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話し合う力を育てる授業の実際 系統性を意識した三年間

著者
若木常佳 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2001年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-641-0/ISBN4-87440-641-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
内容
中学1年生では話し合いの基礎として対話指導を細やかに行い、2、3年生では話し合いの段階へステップアップ。学ぶ意欲を引き出す工夫と細やかな配慮に溢れた実践記録。
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『源氏物語』教材化の調査研究 

著者
一色恵里 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
666 
定価
11,000円 (本体10,000円 )
発行日
2001年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-634-2/ISBN4-87440-634-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
明治、大正から新制高等学校、昭和20、30年代の教科書採録状況を調査、時代ごとの特色を考察。ほかに「宇治十帖」の教材化、「夕顔」「桐壺」巻の学習指導の実践事例。
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国語教育実習個体史 

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2001年3月10日2刷 
ISBN
ISBN978-4-87440-644-1/ISBN4-87440-644-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
実地授業での教材研究、指導計画、配付資料、指導教官の師範授業、合同批評授業ほか、自らの教育実習の綿密な実践記録をもとに、国語科授業成立の過程と淵源を追究。
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まえがき
1 わたくしの国語教育実習個体史
一 はじめに
二 「教生心得」
三 「昭和十七年度附属中学校概要」
四 教育実習日程
五 瀬群敦先生の示範授業 「海と山」
六 瀬群敦先生との出会い
七 小谷等先生の示範授業 「豫譲報仇」
八 藤原与一先生の「文法」のご授業
九 山根安太郎先生の「国語教授法」
一〇 教育実習に備えて
一一 最初の実地授業 「日本海海戦」
一二 実地授業二 「東郷元師と乃木大将」
一三 実地授業三 作文「表現」
一四 実地授業四 「心の小径」
一五 実地授業五 漢文「張儀連衡」
一六 実地授業六 「平家の都落」
一七 実地授業七 「習字」
一八 合同批評授業 その一
一九 教生授業(漢文)参観
二〇 合同批評授業 その二
二一 教育実習配布資料 その一
二二 教育実習配布資料 その二
二三 教育実習配布資料 その三
二四 おわりに
2 国語科授業成立の過程と淵源――「平家の都落」を中心に――
一 「平家の都落」の教材研究及び指導計画
二 「平家の都落」の授業のあらましと批評
三 林実教授の「平家物語」講読と試問
四 林実教授の夏期休暇レポート――「平家物語の文学的性格と其の文学精神」――
五 林実教授との出会い
六 自主研究「戦記文学と我が国民性」序説
七 原文解釈における藤原与一先生の感化
八 小学校での「平家物語」のとの出会い
九 旧制中学校で学んだ戦記物教材
一〇 高木市之助の「戦記物と国語教育」
一一 川端康成氏の「平家物語」文章観
一二 おわりに
3 国語教育経験課程の事例
一 教育実習への準備
二 教育実習日程
三 最初の授業の教材「一寸ぼふし」
四 「一寸ぼふし」の教材研究
五 「一寸ぼふし」の授業
六 「一寸ぼふし」の授業への批評
七 「一寸ぼふし」の二回目の授業
八 実地授業をささえていたもの
九 国語教育への旅立ち
一〇 芦田恵之助先生との出会い
一一 みずからの国語教育実践の源流
一二 みずからの国語教育実践の課題
あとがき
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教員養成史の二重構造的特質に関する実証的研究 戦前日本における地方実践例の解明

編者
野村新・佐藤尚子・神崎英紀 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
390 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2001年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-642-7/ISBN4-87440-642-4 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
明治期から第二次世界大戦後新教育制度発足までの大分県における官立とそれ以外の義務教育教員養成機関の二重構造の実態を明らかにする。
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中国経済の産業連関 

著者
滕  鑑 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
612 
定価
16,500円 (本体15,000円 )
発行日
2001年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-640-3/ISBN4-87440-640-8 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
独自の産業連関表の再構築により、改革・解放後の中国経済の構造、発展諸問題を数量分析。国際比較、国際間相互依存も視野に入れ経済理論を現実問題にフィードバック。
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はしがき
第1章 序論
1 本書の課題と方法
2 経済発展と産業構造の理論的展開
2-1 産業構造の経験法則
2-2 産業構造変化の要因分析
3 産業連関分析のエッセンス
3-1 産業連関論と他の諸分野との関連
3-2 産業連関分析の基本モデル
3-3 産業連関分析の応用
4 本書の構成
     第1部 中国経済の産業連関分析
第2章 現代中国の経済発展
はじめに
1 中国の景気循環―経済成長の概観―
2 建国初期から文化大革命終結まで
2-1 建国初期~1961年:「大躍進」の狂熱と挫折
2-2 1962~1976年:経済調整期と文化大革命の混乱
2-3 1977~1981年:改革・開放への始動
2-4 1982~1990年:改革・開放以来最高の「峰」から最悪の「谷」
2-5 1990年代:21世紀へのソフトランブィング
3 産業構造の変化
3-1 1949年前と復興期:初期条件
3-2 1953~1961年:第2次産業の膨張と第1次産業の萎縮
3-3 1962~1976年:労働の農業還流
3-4 1977~1990年:景気変動と構造変化
3-5 1991年以降:第3次産業の成長
むすび
第3章 中国の経済循環と産業連関の構造
はじめに
1 国内生産、中間投入、総供給と総需要
1-1 国内生産額と成長率
1-2 中間投入・付加価値
1-3 総供給と総需要
1-4 最終需要
2 需要の生産波及効果
2-1 逆行列係数
2-2 後方連関効果
2-3 前方連関効果
2-4 総合連関効果
3 均衡産出高モデルによる構造分析
3-1 最終需要の生産誘発効果
3-2 最終需要の輸入誘発効果
3-3 最終需要の付加価値誘発効果
むすび
第4章 経済成長と産業構造変化の要因
はじめに
1 本章のフレームワーク
1-1 成長と構造変化の要因分析モデル
1-2 中国経済への適用
1-3 シルキン・モデル適用上の諸問題
2 対象期間における中国経済の動向
2-1 1985~1987年「景気好況期」
2-2 1988~1990年「景気収縮期」
3 全体の経済成長と産業構造変化の要因分析
3-1 中国経済の成長要因別寄与度
3-2 各成長要因に対する産業の貢献度
3-3 3産業の成長要因別寄与度
4 製造業の成長と構造変化の要因分析―移行期中国の重化学工業化の要因仮説とその検証
4-1 重化学工業化の要因―仮説の提起
4-2 製造業の分類
4-3 製造業各産業の成長貢献度
4-4 製造業各産業の成長要因の寄与度
4-5 各成長要因の製造業への影響
むすび
第5章 農業・食糧部門の成長と産業連関
はじめに
1 中国農業の成長
1-1 農業の成長
1-2 食糧生産の推移
2 世界農業中の中国
3 農業の需給構造と貿易構造の変化
3-1 生産構造の変化
3-2 消費構造の変化
3-3 食糧貿易の構造変化
4 食糧価格の変動とその要因
4-1 食糧価格の推移
4-2 食糧価格変動の要因(1994~1995年)
5 農業・食糧の産業連関の構造
5-1 需給バランスと需要構造
5-2 投入構造
6 農業・食糧の波及効果分析
むすび
第6章 農業部門内及び非農業部門との相互依存
はじめに
1 本章のフレームワーク
1-1 アグリビジネスの概念とその限界
1-2 本章の方法
1-3 農業内各部門、農業と非農業部門との基本関連
2 乗数分解モデルの概要
2-1 モデルの構造
2-2 農業・非農業部門間の波及経路
3 農業部門の波及効果分解
3-1 農業部門内波及―内部乗数
3-2 農業と非農業部門との波及効果―外部乗数
3-3 農業部門の総誘発効果
4 製造業・サービス業への誘発効果
4-1 製造業・サービス業投入誘発係数
4-2 製造業・サービス業等への内部波及
むすび
第7章 中国と日本の自給構造の国際比較
はじめに
1 本章のフレームワーク
1-1 経済発展と生産の迂回化
1-2 スカイライン分析の方法
2 中日経済の概観
2-1 1985年における中日経済
2-2 中国経済の発展:1985~1987~1990年
3 中日経済のスカイライン分析:1985年
3-1 中国、日本のスカイラインの概観
3-2 産業別自給率の比較
3-3 輸出率・輸入率の比較
4 中国経済のスカイラインの変貌:1985~1987~1990年
4-1 1987、1990年における中国経済のスカイライン
4-2 産業別自給率の変化
4-3 輸出率・輸入率の変化
むすび
第8章 中国と日本との経済相互依存
はじめに
1 国際産業連関モデルの構造
1-1 国際産業連関表の仕組み―「中日表」を例に
1-2 国際産業連関モデルの構造
2 中日間の経済関係の展開
2-1 中日貿易の拡大
2-2 中日貿易の構造変化
3 中日両国の経済相互の依存の分析
3-1 「中日表」でみた経済相互依存
3-2 中日経済におけるリンケージ効果
4 中日両国の相互依存関係の構造分析
4-1 中国産業の最終需要による生産誘発
4-2 日本産業の最終需要による生産誘発
むすび
第9章 21世紀における中国経済の展望と課題
1 農業・食糧問題
1-1 中国の食糧需給の見通し
1-2 中国農業の困難と課題
2 インフラ部門の整備
2-1 国民経済におけるインフラ部門の地位
2-2 運輸部門の現状と展望
3 WTO加盟と経済の国際化
3-1 WTO加盟の経済的パフォーマンス
3-2 WTO加盟と貿易体制の改革
3-3 WTO加盟と中西部地域開発戦略
補論 将来における中国食糧需給の見通し
     第2部 中国産業連関表についての研究
第10章 産業連関表作成事業の中国での展開
はじめに
1 1987年産業連関表以前の展開過程
2 期を画す1987年産業連関表
2-1 作成経緯
2-2 従来の中国産業連関表との相違点と共通点
2-3 SNA方式による産業連関表との相違点と共通点
3 最近における新しい展開
3-1 1987年に表以降の改定
3-2 延長表の推計
3-3 接続表の作成
4 産業連関表の拡張―「都市・農村経済投入占用産出表」
4-1 「占用」の概念
4-2 部門分類の特徴
4-3 「都市・農村経済投入占用産出表」の意義
5 中国産業連関表の成果と問題点
5-1 中国産業連関表の成果
5-2 中国産業連関表の問題点
補論1 投入占用産出モデルの基本構造
補論2 中国の産業連関表体系と1993年SNAの産業連関表体系
第11章 中国産業連関表における「純輸出」の分割
はじめに
1 推計用資料と推計方法
1-1 中国産業連関表における輸出、輸入の概念
1-2 推計資料および推計方法
1-3 1987年表における輸出・輸入額の推計方法と推計結果の問題点
2 通関輸出入額の価格評価替え
2-1 輸出価格・輸入価格
2-2 現行輸入品価格の評価変替え方法
3 中国産業連関表における「純輸出」ベクトルの分割
3-1 部門分類の統合と調整
3-2 通関輸出入額の組替えと価格評価替え
1-3 1990年表における輸出・輸入ベクトルの作成
むすび
補論 中国の貿易統計
第12章 産業連関表における国産品表と輸入表の推計
はじめに
1 RAS法
2 国産品表および輸入表の推計方法
3 推計作業の経過
3-1 基準年次の輸入表の作成と価額表示の扱い
3-2 国際運賃・保険料、関税・輸入商品税の扱い
3-3 分類部門の統合と調整
3-4 1987、1990年国産品表、輸入表の推計
むすび
第13章 産業連関表のデフレーターと実質化
はじめに
1 デフレーター作成のための資料と方法
1-1 中国の物価指数
1-2 デフレーターの作成方法
2 中国産業連関表におけるデフレーターの作成経緯
2-1 国産品
2-2 輸入品
2-3 デフレーター作成上の問題点
3 産業連関表の実質化
3-1 行部門別の実質化
3-2 付加価値部門の評価替え
4 実質化の結果への評価―結びに代えて
第14章 農林水産業・食糧分析用産業連関表の推計
はじめに
1 利用可能なデータソース
1-1 中国国家統計局による公式産業連関表
1-2 中国科学院による産業連関表
2 共通分類部門の設定
2-1 内生部門
2-2 外生部門
3 1987年農業・食糧分析用表の推計
3-1 1987年公式表の修正と組替集計
3-2 時価評価表の実質化
4 1992年農業・食糧分析用表の推計
4-1 国内生産額
4-2 耕種農業部門の投入係数、最終需要構成比の推計
むすび
     第3部 中国産業連関表
中国1985―1987―1990年接続産業連関表
表1 1985年産業連関表(名目)
表1-1 1985年競争輸入型産業連関表(名目)
表1-2 1985年競争輸入型投入係数表(名目)
表1-3 1985年競争輸入型逆行列係数表(名目)
表1-4 1985年非競争輸入型産業連関表(名目)
表1-5 1985年非競争輸入型投入係数表(名目)
表1-6 1985年国産品逆行列係数表(名目)
表1-7 1985年輸入表(名目)
表2 1985年産業連関表(実質)
表2-1 1985年競争輸入型投入係数表(実質)
表2-2 1985年競争輸入型投入係数表(実質)
表2-3 1985年競争輸入型逆行列係数表(実質)
表2-4 1985年非競争輸入型産業連関表(実質)
表2-5 1985年非競争輸入型投入係数表(実質)
表2-6 1985年国産品逆行列係数表(実質)
表2-7 1985年輸入表(実質)
表3 1987年産業連関表(名目)
表3-1 1987年競争輸入型産業連関表(名目)
表3-2 1987年競争輸入型投入係数表(名目)
表3-3 1987年競争輸入型逆行列係数表(名目)
表3-4 1987年非競争輸入型産業連関表(名目)
表3-5 1987年非競争輸入型投入係数表(名目)
表3-6 1987年国産品逆行列係数表(名目)
表3-7 1987年輸入表(名目)
表4 1987年産業連関表(実質)
表4-1 1987年競争輸入型産業連関表(実質)
表4-2 1987年競争輸入型投入係数表(実質)
表4-3 1987年競争輸入型逆行列係数表(実質)
表4-4 1987年非競争輸入型産業連関表(実質)
表4-5 1987年非競争輸入型投入係数表(実質)
表4-6 1987年国産品逆行列係数表(実質)
表4-7 1987年輸入表(実質)
表5 1990年産業連関表(名目)
表5-1 1990年競争輸入型産業連関表(名目)
表5-2 1990年競争輸入型投入係数表(名目)
表5-3 1990年競争輸入型逆行列係数表(名目)
表5-4 1990年非競争型産業連関表(名目)
表5-5 1990年非競争輸入型投入係数表(名目)
表5-6 1990年国産品逆行列係数表(名目)
表5-7 1990年輸入表(名目)
中国1987-1992年農林水産業・食糧分析用産業連関表
表6 1987年農林水産業・食糧分析用産業連関表
表6-1 1987年農林水産業・食糧分析用産業連関表(実質)
表6-2 1987年投入係数表(実質)
表6-3 1987年逆行列係数表(実質)
表7 1992年農林水産業・食糧分析用産業連関表
表7-1 1992年農林水産業・食糧分析用産業連関表(名目)
表7-2 1992年投入係数表(名目)
表7-3 1992年逆行列係数表(名目)
共通分類部門対照表
表8-1 1985-1987-1990年接続産業連関表の共通分類部門
表8-2 1987-1992年農林水産業・食糧分析用産業連関表の共通分類部門
参考文献一覧
索引
あとがき
初出一覧
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古代東大寺庄園の研究 

著者
丸山幸彦 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
620 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
2001年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-639-7/ISBN4-87440-639-4 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
北陸、畿内・中国地域、古代の東大寺庄園、阿波国新島庄に関し、本来存在していた関係文書群のあり方を復元・整理。8~10世紀大土地所有の特質を多面的に探究。
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序論

     第一部 北陸における東大寺庄園群の展開
第一章 越前・越中・伊賀における東大寺庄園の展開
はじめに
一 越前国の庄園
二 越中・伊賀両国の庄園
三 東大寺庄園群全体のなかでの三国の庄園
まとめ
第二章 越前平野の村と道守庄
はじめに
道守庄関係文書
道守庄成立以前の越前平野
庄設置以後から一円化に至る間の動向
まとめ
第三章 越前諸庄園の経営
はじめに
一 桑原庄券の特質
二 足羽郡諸庄と広耳墾田の経営
三 桑原庄の経営
まとめ
     第二部 畿内・中国地域における東大寺庄園群
第一章 天平勝宝八年六月勅施入庄・所群の性格と機能
はじめに
一 勘渡状について
二 八世紀中期の山崎地域の東大寺庄園
三 大阪湾沿いの庄・所とその構成
四 大和国の庄・所について
五 造東大寺司の二大庄・所群の成立
第二章 水上交通路沿いの東大寺庄園
はじめに
一 庄面積の変動
二 庄域の景観復元
三 津および市と庄園
まとめ
第三章 山野河海の世界における東大寺庄園と村里刀禰
はじめに
一 七五〇年代の赤穂
二 七八〇・九〇年代の赤穂郡と島上郡

三 大同元年の占点地規制
四 民要地体制
まとめ
     第三部 阿波国新島庄の成立とその変遷
第一章 大河川下流域における開発と交易の進展
はじめに
一 関連史料批判
二 三地区の位置比定
三 低湿地開発の進展
まとめ
第二章 水上交通路としての南海道支道と東大寺庄園

はじめに
一 南海道支道をめぐって
二 勝浦地の位置および経営
三 瀬戸内海庄園群と新島庄
まとめ
第三章 九世紀における低湿地開発の進展と庄園返還運動
はじめに
一 承和七年の庄域調査
二 庄域の変遷
三 庄園回復運動の第二段階
四 開発化多雨道の展開と庄園回復運動
まとめ
付 章 新島庄関係文献解題
     第四部 一〇世紀の東大寺庄園
第一章 延喜庄園整理令と庄園
はじめに
一 延喜庄園整理令の内容
二 延喜庄園整理令の史的位置
延喜庄園整理令と官省符庄

まとめ
第二章 板蝿杣の形成と展開
はじめに
一 山の世界と盆地の世界
二 板蝿杣の第1期
三 板蝿杣の第2期
まとめ
余 論 篠山盆地における大山庄
はじめに
一 庄預・庄子と堪百姓
二 庄域内開発と庄預・庄子
三 開発・経営の担い手としての庄預・庄子
まとめ
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マルチメディア語学学習教材の開発と評価 ――理論と実証と――

著者
宮本節子 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
316 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
2001年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-637-3/ISBN4-87440-637-8 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育 日本語教育
 
内容
マルチメディア型リーディング教材「電子ブック」を開発。授業、実験、調査、多面的評価により、マルチメディア学習の過程と成果を認知面・情意面の両方向から探る。
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第1章 序論
1.1 メディア学習の変遷
1.2 マルチメディアの定義と特質
1.3 研究の動機
1.4 マルチメディア研究の問題点と利点
1.5 研究目的
第2章 メディア研究の基礎
2.1 メディアと記憶の関わり
2.2 複合メディアの効果
2.3 リーディング支援ツール
第3章 実験用教材の開発
3.1 電子ブックとは何か
3.2 素材の選定
3.3 マルチメディア教材の制作
第4章 実験研究の方法
4.1 実験計画
4.2 実験参加者
4.3 実験手続き
4.4 実験課題
4.5 パイロット実験
赤と青・白と黒
第5章 学習結果の調査:語彙情報の効果
5.1 目的、実験計画、実験教材、手順
5.2 アンケート結果と考察
5.3 要点把握課題の結果と考察
5.4 結果と考察:単語テスト
5.5 結論
第6章 学習結果の調査:文法情報の効果
6.1 目的、実験計画、実験教材、手順 
6.2 アンケート結果と考察
6.3 要点把握課題の結果と考察
6.4 結果と考察:和訳テスト
6.5 結論
第7章 学習結果の考察:映像情報の効果
7.1 目的、実験計画、実験教材、手順 
7.2 アンケート結果と考察
7.3 要点把握課題の結果と考察
7.4 結果と考察:和訳テスト
7.5 結論
第8章 学習結果の調査:音声情報の効果
8.1 目的、実験計画、実験教材、手順
8.2 アンケート結果と考察
8.3 要点把握課題の結果と考察
8.4 結果と考察:単語テスト
8.5 結論
第9章 学習の情意的側面の調査
9.1 学習ヘルプとツールの有用感
9.2 学習満足度と学習者特性の関係
第10章 学習過程の調査
10.1 自由記述アンケートによる学習過程調査
10.2 インタビューによる学習過程調査
第11章 総合的考察
11.1 本研究の知見の考察
11.2 教育への示唆
11.3 今後の課題
11.4 CALL研究の現在~インターネットの世界
あとがき/参考文献
付録/資料
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自立した老後 

著者
佐野敏行 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
380 
定価
9,130円 (本体8,300円 )
発行日
2001年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-632-8/ISBN4-87440-632-7 
Cコード
C3036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
――アメリカ中西部小都市と周辺地域の歴史人類学的研究。1850~1986年までの資料から親子の扶養関係の変化や文化的背景との関連を調査、自立した老後の在り方を検証。
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 はじめに
 図・表リスト

第1章 序
本書の課題と意義
第2章 人口動態
 人口推移/年齢分布/男女別年齢分布/出生地別年齢分布と、文化的背景別年齢分布/出生地の変化/文化的背景の変化/職業タイプの変化
第3章 高齢者の扶養パターンの変遷
 ハウスとファミリ/ファミリの類型化/ハウス数とハウス内人数、ファミリ数とファミリ構成員数/高齢者のいるハウスの割合とハウス当たりの平均人数の変化/高齢者の自立性の指標/高齢者夫婦間の年齢差、及び、最終出産時年齢/同居人
第4章 高齢者の生活パターンの編成と文化的背景
 ハウス所有者関係と文化的背景/ファミリ・ヘッドの変化/ハウス内人数の歴史的変化/ファミリ・タイプとその歴史的変化
第5章 ファミリ・ヒストリーの分析
 リヴァー・フロント市/クラーク郡区/レイクランド郡区/まとめ
第6章 フォーカル・ファミリの分析
第7章 結 論
 付表
 参考文献/索引
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周縁からの挑発 

著者
河野賢司 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
410 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2001年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-630-4/ISBN4-87440-630-0 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
紛争演劇/映画の挑発(S.フィネガン、R.グレンディニングほか)演劇の抵抗と反逆(J.ケニー、D.ブーシコーほか)越境する地平(英米、日本作家とアイルランド文学)。
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まえがき

     第1部 紛争演劇/映画の挑発
第1章 シェイマス・フィネガン―反カトリックのエグザイル
はじめに
1 第1戯曲集『北」
2 第2戯曲集『ヨーロッパの墓場』
3 第3戯曲集『まったくのたわごと』
おわりに
第2章 ロビン・グレンディニング―マイノリティからの視点
1 『マンボ・ジャンボ』
2 『ダニー・ボーイ』
第3章 マイケル・ハーディング―『ヒューバート・マリーの未亡人』論
はじめに
1 作品の梗概
2 作品の主題と特徴
おわりに
第4章 ポール・マルドューン―IRA批判劇『6人の誠実な義勇兵』
はじめに
1 作品の梗概
2 謎解きの試み
おわりに
第5章 ケン・ロウチ―『隠された議題』と<撃ち殺し>
はじめに
1 映画『隠された議題』の梗概
2 モデルとされる実在の事件や人物
3 映画作品としての『隠された議題』の批判的評価
4 監督インタビューにみる政策意図や反響
おわりに
     第2部 アイルランド演劇の抵抗と反逆
第1章 ジェイムス・ケニー『人騒がせ』
はじめに
1 『人騒がせ』の時代背景
2 『人騒がせ』のアイルランド人・マクラリ中尉
おわりに
第2章 ディオン・ブーシコー―エメット伝説の創出と流布

はじめに
1 エメット伝説の誕生
2 ブーシコーの『ロバート・エメット』
3 エメットの最終弁論の真偽論争
4 ブーシコー劇にみる「エメット最終陳述」の取扱い
おわりに
第3章 レノックス・ロビンソン―英雄復活願望
はじめに
1 レノックス・ロビンソン『失われた指導者』
2 パーネルを主題とする他の演劇作品
おわりに
第4章 ジャック・イェイツ―不条理演劇の早すぎた先駆者
はじめに
1 主要戯曲作品の梗概と寸評
おわりに
     第3部 アイルランド文学の越境する地平
第1章 アメリカ作家とアイルランド
1 ウォルト・ホイットマン―アイルランドでの高い評価
2 ヘンリー・ミラー―主要長編のアイルランド人像
3 アナイス・ニン―アイルランド作家との接点
4 ポールオースター―若き日のダブリン経験
第2章 イギリス作家とアイルランド
1 エドワード・リア―『ナンセンスの絵本』のアイルランド人
2 ウォルター・スコット
3 ラドヤード・キプリング―変節のロイヤリストの年代記
4 ロレンス・ダレル―詩劇『アイルランドのファウスタス』
5 アイリス・マードック―『赤と緑』のアングロ・アイリッシュ性
第3章 日本作家とアイルランド
1 菊池 寛
2 丸山 薫
第4章 その他の影響
1 『ヴィッドゲンシュタイン
2 『フィネガンズ・ウェイク』のなかのマザーグース
3 子どもたちのアイリッシュ・ジョーク
あとがき/人名索引/Summary
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ルターとメランヒトンの教育思想研究序説 

著者
菱刈晃夫 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
346 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2001年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-628-1/ISBN4-87440-628-9 
Cコード
C3037 
ジャンル
哲学・宗教 教育〈教育学〉
 
内容
原典に即し、ルターとメランヒトンの教育思想が「罪」の問題からいかにして教育責任論、「キリスト教的-フマニタス」の教育論へと開花していったかを明らかにする。
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【品切】
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序論
1節 ルターとメランヒトンの生涯
1.ルターの生涯/2.メランヒトンの生涯
2節 教育史のなかのルターとメランヒトン
3節 問題の所在 -宗教改革とフマニスムス-     1部 ルター -宗教改革の精神と教育-
1章 罪と教育
1節 「罪人」としての人間
2節 自己から他者へ―愛の実践
3節 自己から神へ―信仰の鍛錬
結び
2章 キリスト教的人間の生
1節 「罪」の自覚
2節 ソーラ・フィデ
3節 「キリスト」の形成
1.人間とキリストとの「合一」/2.「キリストのまねび」(imitatio Christi)へ向けて
結び
3章 キリスト教的社会における人間の責任
1節 この世の三つの秩序と職務そして職業
2節 キリスト者とこの世の人
3節 神の協働者としての人間
結び
4章 神への自発的応答としての教育責任
1節 「説教者」の教育責任
2節 「両親」の教育責任
3節 「政府」の教育責任
結び
補章 タウラーにおける「底」への還帰とキリスト教的人間の責任
1節 「底」への還帰
2節 業において果たされる責任
3節 「高貴なる人間」の陶冶
結び
     2部 メランヒトン -フマニスムスと教育-
1章 理性と教育
1節 認識論
1.確実性の三規範/2.確実性の第四の規範
2節 「神の像」の破壊と再生
1.「神の像」としての人間/2.「神の像」の破壊と再生
3節 「理性」に対するメランヒトンの態度
1.メランヒトンにおける「理性」と「哲学」/2.「哲学」の領域と「理性」の有効範囲
補節 ルターとの比較
結び
2章 「キリスト教的-フマニタス」と人間の責任性
1節 「罪」とキリスト者の「自由」
1.メランヒトンの「罪」理解の変化/2.キリスト者の「自由」
2節 「自由意志」について
1.「自由意志」をめぐる論争/2.メランヒトンにおける「自由意志」
3節 「キリスト教的-フマニタス」と人間の責任性
結び
3章 教育の本質と目的
1節 信仰と教育
1.信仰と行い/2.教育の位置と領域と役割/3.「律法」と「教育」
2節 「キリスト教的-フマニタス」と言葉
1.「フマニタス」と言葉/2.メランヒトンと雄弁家キケロー
3節 「キリスト教的-フマニタス」の形成へ向けて
結び
4章 「キリスト教的-フマニタス」の形成
1節 教育(学)上の根本概念
1.「雄弁」・「教養」・「叡智」/2.その他の根本概念
2節 教育の場としての「学校」
1.メランヒトンの学校観/2.ルターとの比較
3節 学校規則と教育内容
1.「ザクセン学校規則」と「ヘルツベルク学校規則」/2.「ニュルンベルク上級学校規則」と「アイスレーベン学校規則」/3.ヴィッテンベルク大学の学制改革
結び
結語

文献一覧
人名索引/後記
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国際金融問題 アフリカ、アジア、ヨーロッパの抱える問題

著者
二村英夫 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
242 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2001年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-623-6/ISBN4-87440-623-8 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
サブサハラ・アフリカの金融経済問題、アジア通貨危機とIMFの経済調整策、EU通貨統合の課題。日本銀行、IMFアフリカ局での実地経験を踏まえ、問題点を分析。
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第1章 サブサハラ・アフリカの金融経済問題
第1節 サブサハラ・アフリカ諸国の現状
第2節 サブサハラ・アフリカの歴史的条件
第3節 IMF、世界銀行の構造調整策
第4節 サブサハラ・アフリカの発展に必要なこと
第5節 サブサハラ・アフリカ諸国の問題の理論的な説明
第6節 開発政策の改善提案
第7節 IMF、世界銀行の新しい貧困救済プログラム
第8節 重債務国に対するわが国の対応策
補 論 調整プログラムの作成方法
第2章 アジア通貨危機と国際通貨基金の経済調整策
序 論
第1節 アジア通貨危機の分析
第2節 アジア通貨危機の発生と危機の連鎖的波及
第3節 IMFの構造調整策
第4節 IMF体制の修正と改革
第5節 アジア通貨危機に対するわが国の対応
第3章 欧州通貨統合の課題
はじめに
第1節 最適通貨地域の理論のEU金融経済への適応
第2節 金融面の課題
第3節 財政面の課題
終わりに
参考文献/索引
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マス・コミュニケーション理論と社会的現実 

著者
大里 巖 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
126 
定価
2,860円 (本体2,600円 )
発行日
2001年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-633-5/ISBN4-87440-633-5 
Cコード
C3036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
マス・コミ理論はそのまま現実に適応しうるか? マスコミ効果の再評価と沈黙の螺旋的進展仮説、システム理論と世論の機能、宗教の受容過程とコミュニケーション、他。
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【品切】
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強齋先生語録 

編者
金本正孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
374 
定価
11,000円 (本体10,000円 )
発行日
2001年2月18日 
ISBN
ISBN978-4-87440-629-8/ISBN4-87440-629-7 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
崎門学派、若林強齋の語録を岡彪村翻刻『強齋先生雑話筆記』以外の写本とも照校、より原本に近い形で翻刻。『望楠所聞』、『雑記』『貫川記聞』『乙巳録』と各成立考。
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序……近藤啓吾
本 論
望楠所聞 乾
 望楠所聞 三輪御傳授箚記
 望楠語録
 望楠所聞 中
 望楠所聞
望楠所聞 坤
 望楠別録
 字義仮名遣
 望楠所聞
 望楠所聞
 望楠所聞続
雜 記
貫川記聞
乙巳録

附 論
『望楠所聞』成立考
『貫川記聞』『乙巳録』成立考―その筆録者坂弘毅について―

あとがき
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Concordance du Roman de Renart d'apres l'edition γ 

著者
原野 昇 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A4 
ページ
1362 
定価
16,500円 (本体15,000円 )
発行日
2001年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-638-0/ISBN4-87440-638-6 
Cコード
C3085 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
Concordance / Frequence d'apparition(dans l'ordre alphabetique / dans l'ordre numerique decroissant)(仏文)
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Sur le logiciel……………SHIGEMI Shinya
Concordance

Frequence d'apparition (dans l'ordre alphabetique)
Frequence d'apparition (dans l'ordre numerique decroissant)
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話しことば教育の研究 討議指導を中心に

著者
楢原理恵子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
236 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2001年1月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-622-9/ISBN4-87440-622-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
内容
小中高各段階での話し合い、討議指導の実践と考察。――討議指導の推移と問題点、成立と機構、討議能力と指導の意義、討議指導実践の考察、討議指導の構想と課題。
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まえがき(広島大学名誉教授 鳴門教育大学名誉教授 野地潤家)
はじめに
第一章 討議指導の推移と問題点
第一節 討議指導の推移と現状
第二節 討議指導のかかえる問題点
第二章 討議行為の成立と機構
第一節 討議行為成立の基盤
第二節 討議の機構
第三節 討議行為の価値
第三章 討議能力の発達と指導の意義
第一節 討議能力の発達
第二節 討議指導の意義
第四章 討議指導実践の考察
第一節 児童言語研究会による話し合い指導――小学校のばあい――
第二節 大村はま氏による討議指導――中学校のばあい――
第三節 梅下敏之による討議指導――高等学校のばあい――
第五章 討議指導の構想と課題
第一節 討議指導の構想
第二節 討議指導の課題
おわりに その一――1983(昭和58)年春
おわりに その二――2000(平成12)年秋
あとがき/参考文献
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六朝都督制研究 

著者
小尾孟夫 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
354 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2001年1月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-620-5/ISBN4-87440-620-3 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
第1部では将軍号に注目し、曹魏・晋代・東晋・劉宋における常置の州都督制、第2部では西晋・東晋・劉宋・南斉・梁・陳における臨置の征討都督の制度的展開過程を追究。
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【品切】
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序 章 六朝時代における軍制史研究の現状と課題

第一部 州都督制の展開
第一章 曹魏における「四征」将軍と州都督
はじめに/第一節 州都督の起源/第二節 「四征」将軍と州都督/おわりに
第二章 晋代における将軍号と州都督
はじめに/第一節「四征」将軍、州都督に関する諸問題/第二節 「四征」将軍と州都督/第三節 将軍号と州都督/おわりに
第三章 東晋における多州都督制
はじめに/魏晋における州と督制の展開/多州都督制の成立/多州都督制の構造と役割/おわりに
第四章 劉宋における州都督と軍事
はじめに/将軍号/将軍号と州都督支配関係/対北魏戦における州都督支配関係/おわりに

第二部 征討都督と征討体制
第五章 西晋における「大都督」
はじめに/第一節 西晋における大都督/第二節 西晋「大都督」任用例/おわりに
第六章 東晋における征討都督
はじめに/第一節 征討都督と州都督/その他の征討都督と前鋒都督/おわりに
第七章 劉宋における征討都督
はじめに/征討都督任用例/征討都督の任用形態/征討都督の役割/第四節 前鋒都督/おわりに
第八章 南斉における征討都督
はじめに/第一節 征討都督任用例/第二節 征討都督任用例〔1〕の分析/第三節 征討都督任用例〔2〕の分析/おわりに
第九章 梁における征討都督
はじめに/第一節 征討都督任用例/第二節 征討都督の役割/第三節 武帝期における「都督衆軍」等事例/第四節 梁末における「都討衆軍」等事例/おわりに
第十章 陳における征討都督
はじめに/第一節 征討都督任用例/第二節 征討都督任用状況概況/第三節 征討都督任用例の分析/おわりに
終 章 結 語

あとがき/人名索引/Contents/Summary
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雇用問題の所在と対応 

著者
狭田喜義 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
198 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2001年1月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-625-0/ISBN4-87440-625-4 
Cコード
C3033 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
資本主義市場経済の成立と資源利用の合理性、失業の発生と資本主義経済体制の不合理性、新労資制経済の構築、新労資制経済推進の具体策――日本の雇用問題の解決策を探る。
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【品切】
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まえがき
第1章 資本主義市場経済の成立と資源利用の合理性
第1節 資本主義経済と市場経済の成立
1 社会体制と経済体制
 1)社会体制の成立/2)社会耐性の類型/3)経済体制の成立―管理経済と計画経済の場合
2 資本主義自由市場経済の成立
 1)自由労働者と労働市場の成立/2)社会的分業制と商品経済および商品市場の成立/3)商品市場の多様化/4)混合経済の体制の成立
3 貨幣経済と資本および金融市場の成立
 1)貨幣経済の成立/2)貨幣の機能と貨幣経済の拡大/3)貨幣の本質的機能と派生的機能/4)貨幣の資本への転化/5)貨幣の種類/6)金融の商品化
第2節 資本主義経済の合理性
1 資源利用の有効性
 1)市場経済の合理性の構造/2)古典学派経済学の予定調和説/3)新古典学派経済学の「価格分析」と市場経済の機構/4)限界効用学説の所得配分と最大満足の原理/5)「価格分析」の選択の理論/6)財の需要の変化/7)需要に即応する供給の変化―資源の有効利用
2 資源利用の効率性
 1)古典学派経済学の作業分業論/2)古典学派経済学の社会分業論/3)新古典学派経済学の「価格分析」と費用の構成/4)費用の構造/5)生産量の決定と利潤原理/6)生産費の切り下げと大規模生産の法則/7)可動費の押下げと新資源の発掘・活用
3 市場経済の総括的把握と一般均衡理論
 1)ワルラスの一般均衡理論の成立/2)一般均衡理論の方程式組織
4 市場経済の合理性維持の市場条件
 1) 資源利用の合理性の市場条件/2)個別市場の市場独占と資源利用の不合理性/3)金融機関による間接的独占支配の発生/4)金融資本の巨大化と金融資本自体の独占化による不合理性の発生/5)独占市場の諸形態と独占企業の行動
5 資本蓄積と経済発展
 1)マルクス学派経済学の「価値分析」と資本の運動/2)資本の運動の3過程と剰余価値の源泉/3)労働による商品価値の生産/4)労働力の価値の構成と剰余価値の生産/5)商品の価値構成と譲与価値率および利潤率/6)付加価値の分解/7)資本蓄積と経済発展
6 イノヴェーションと経済発展
 1)シュンペーター経済学のイノヴェーション理論/2)資本主義経済の発展性/3)イノヴェーションの遂行者=企業者/4)経済発展の諸側面
第2章 失業の発生と資本主義経済体制の不合理性
第1節 資本主義経済と雇用問題
1 未調整失業の諸形態とその解消
 1)資本主義経済と失業問題の意義/2)摩擦的失業の発生とその解消/3)労働ミスマッチ失業の発生とその解消/4)人間関係ミスマッチ失業とその解消/5)自発的失業とその解消/6)フリーター失業とその解消/7)失業形態の原因別の諸類型
2 投資起因失業とその解消
 1)初期資本主義経済と資本不足失業/2)景気循環失業とその解消/3)資本主義経済の発展と保守的投資失業/4)広告宣伝費の膨張と資源利用の不合理性
第2節 資本主義経済と構造的失業
1 労働分配率抑圧失業と課題
 1)資本主義経済の進展と購買力不足失業/2)資本主義経済の企業経営と低賃金方策/3)企業別労働市場と低賃金カルテル/4)低賃金方策としての格差賃金/5)低賃金方策の二律背反性/6)資本主義経済の進展と労働者の3種類の生活状態/7)物質的貧困化としての低賃金
2 高度資本主義経済と開発不発失業
 1)高度資本主義経済への到達/2)高度資本主義経済と労働力供給の転換/3)高度資本主義経済と開発不発失業/4)生産財生産部門優位の投資構造と高度資本主義経済の破綻/5)開発不発失業の解消と高度労働能力の育成/6)資本主義経済の発展と失業発生構造の総括
3 市場経済の脱落要因と雇用機会
 1)市場経済の成立と生活条件/2)利用の非競合性と非排除性/3)公共財の供給の脱落/4)準公共財/5)外部経済の問題/6)資源の効率的利用と外部費用/7)資源の有効利用と外部収益の問題/8)公共財の供給と雇用増加/9)外部経済の内部経済化と雇用増加
第3節 構造的失業についての雇用諸学説
1 雇用諸学説の大要とその現実との乖離
 1)古典学派経済学の絶対的過剰人口説/2)マルクス学派経済学の資本の有機的構成の高度化説/3)新古典学派経済学の賃金硬直説/4)ケインズ学派経済学の有効需要不足説の場合/5)シュンペーター経済学の失業不関与説の場合/6)高度資本主義経済における開発不発失業の課題
第3章 新労資制経済の構築
第1節 新成長経済と新労働力共同集団の形成
1 新成長経済の確立
 1)停滞経済からの脱出/2)経営労働力の自立化と新資本主義経済の成立/3)新労働力共同集団の形成
3 新労資制経済の構造
 1) 経営労働力の流動化と多様化/2)担当労働力の流動化/3)資本の流動化
第2節 新労資制経済の推進
1 新労資制経済の構成要因とその流動化の推進
 1)経営労働力の流動化策/2)担当労働力の流動化策/3)新労働力の育成/4)新労働力の流動化の促進施設の設置/5)資本の流動化策
2 新労働力共同集団の活動条件の整備
 1)完全費用の条件と市民運動/2)外部収益と市民運動/3)新労働力共同集団の活動と経営者団体/4)新労働力共同集団の活動と労働組合
3 新労資制経済と政府活動
 1)資本主義経済と政府の関与/2)公共財の供給と政府活動/3)市場経済と政府規制/4)公共投資政策の雇用対策としての有効化
第4章 新労資制経済の推進の具体策―日本経済の場合―
第1節 新労資制経済と雇用対策の推進
1 雇用対策の基本的対応
 1)サービス労働の排除/2)残業労働の規則/3)公共事業の綜合的判断の必要
2 多角的低賃金方策の克服
 1)分社化の場合/2)派遣労働者の場合/3)裁量労働の場合/4)パートタイマーの場合/5)終身雇用制の場合
第2節 新労資制経済と雇用対策の基礎造り
1 企業内能力主義人事管理の構築
 1)昇進コースの複数化/2)昇進段階の統一と資格制度の設定/3)労働能力育成制度の整備/4)教育内容の組織化
2 賃金形態の能力主義及び成果主義への転換
 1)賃金形態の種類と属人給/2)年功給の性格とその功績/3)職務給の実施条件/4)職務給への移行/5)成果給としての年俸給の登場/6)年俸給の実施
3 人事考課制度の整備
 1)人事考課制度の導入/2)人事考課の客観化/3)人事考課制度の構成/4)人事考課要素の構成/5)人事考課の客観性の維持/6)人事考課の公平性の維持/7)人事考課の評定の組織化
4 能力主義人事管理の社会的対応
 1)教育施策の整備/2)経営者団体の高い見識の育成/3)労働組合の強く賢い組織形態への転換/4)労働組合の組織率の確保5)労働組合の判断力の確立/6)大学教育の課題
5 少子化と労働力減少問題への対応
 1)高齢労働力の活用/2)女子労働力の活用/3)男女雇用均等化問題/4)外国人労働者の雇用
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憧れ力を育む授業の構想 とびだせ生活科! 地域へ! 未来へ! 総合的な学習へ!

著者
伊藤裕康 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
198 
定価
2,090円 (本体1,900円 )
発行日
2001年1月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-631-1/ISBN4-87440-631-9 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈社会〉
 
内容
「飽学」「小子化」の今こそ、夢を見、抱き、背負える子どもを育む授業を。文化発信型生活科授業の構想・展開・実践、総合的な学習の時間の構想・活動・実践ほか。
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小学校対象 中学校対象 作文教材の開発に関する研究 

著者
貝田桃子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
330 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2000年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-610-6/ISBN4-87440-610-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
教材によって生徒の反応は確実に変化する。(小・中)教科書作文教材の検討、教材開発の観点からの先行実践の見なおしをふまえた、自らの実業高校国語教室における実践実例。
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もう一つの「地理」 総合的な学習登場下の社会科教室

共著
伊藤裕康・高田準一郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
224 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
2000年11月3日 
ISBN
ISBN978-4-87440-624-3/ISBN4-87440-624-6 
Cコード
C1025 
ジャンル
教育〈社会〉
 
内容
地理的センスに溢れ、自らも知る楽しみを味わえる教師、「地名物産の地理」から国際理解、「生きる力」を培う地理へ。学校、社会、生活と地理、教材開発の周辺。
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高等学校作文教育の創成 

著者
堀江マサ子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
476 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2000年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-617-5/ISBN4-87440-617-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
実際に使用した予習・学習プリントや生徒の作文、ディベートなどをふんだんに盛り込み、1~3年次の体系的指導実践上の創意工夫を報告。『実際』『探究』に続く第3弾。
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まえがき (広島大学名誉教授 鳴門教育大学名誉教授 野地潤家)
序章 高校国語科指導への取り組み――高1~高3の年間指導計画を中心に――
はじめに
1 一年時における年間指導計画表
2 二年時における年間指導計画表
3 三年時における年間指導計画表
1 1年時の高校作文教育指導実践上の工夫
1 予習プリント活用による古典作品をイメージ化、内存化させる工夫――入門期「児のそら寝(宇治拾遺物語)」「かぐや姫のおひたち(竹取物語)」の場合――
2 音声言語活動を活かした工夫――特に現代文「羅生門(芥川龍之介)」のディベートと古典の音読の工夫を通して――
【関連実践例その1】教材のまとめの段階における音声言語活動の活用
【関連実践例その2】平成八年一学期のディベートの概要
 ①小説「蠅(横光利一)」の読みの後のディベート 論題「人生は偶然によって変わる。」
 ②小説「舞姫(森鴎外)」の読みの後のディベート 論題「太田豊太郎の生き方は是である。」
3 具体例の重要さを自覚させる工夫――漢文「宋有狙公」「刻船求剣」「漁父之利」の具体例の的確さへの納得から――
4 文章スタイルを気づかせる工夫――現代文、評論「水の東西(山崎正和)」「河童の血筋(中野孝次)」・古文、歌物語の文体に着目して――
5 ミニ小論文を書かせる工夫――現代文「城の崎にて」・古文「土佐日記」・漢文「何前倨而後恭也『史記』「不入虎穴、不得虎子『後漢書』」「死諸葛走生仲達『資治通鑑』」の場合――
2 二年時の高校作文教育指導実践上の工夫
1 イメージを膨らませて作文させる工夫――漢文の故事・寓話の世界を物語りに――
2 グループ学習を活用した作文の工夫――「山月記(中島敦)」の実践から――
3 生徒各自の読みの確立目指した小論文作成――現代文「こころ」古文「万葉集・古今集・新古今集」を使って――
4 総合的見方を育てる作文の工夫――古文「更級日記」「蜻蛉日記」「紫式部日記」「大鏡」の合わせ読みから――
5 ものの見方・考え方を漢文の中から探らせる作文の工夫――陶潜「責子」「桃花源記」、韓愈「雑説」、屈原「漁父辞」の比較から――
3 三年時の高校作文教育指導実践上の工夫
1 小説を自分のものとさせて書かせた作文の工夫――「舞姫(森鴎外)」の実践から――
2 一つのテーマを多角的視点から捉えることを試みた作文の工夫――「旅ついて(三木清)」「時間の科学(村上陽一郎)」「人間の時間(中村雄二郎)」の実践から――
3 インタビューを取り入れて自分のものとさせてから作文させる工夫――「無常ということ(小林秀雄)」の実践から――
4 古典講読「源氏物語」における作文の工夫――「桐壺」「若紫」「薄雲」「若菜上」「柏木」「御法」「浮舟」の巻きの実践から――
5 古典講読「史記」の人物論を欠かせる工夫――「完璧帰趙」「べん池之会」「刎頸之交」「 軻入奏」の実践から
終章 単元ごとに作文を書かせる指導を終えて
1 三年の最後の授業「国語と私」の作文より
2 実践を通して気づいたこと
3 三年生最後の授業での私のメッセージから
あとがき
発表・論文
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『文選』陶淵明詩詳解 

著者
長谷川滋成 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
204 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2000年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-618-2/ISBN4-87440-618-1 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
始作鎮軍参軍経曲阿作一首/辛丑歳七月赴仮還江陵夜行塗口一首/挽歌詩一首/雑詩二首/詠貧士詩一首/読山海経詩一首/擬古詩一首/帰去来一首/五柳先生伝/陶徴士何誄一首并序
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 まえがき
 凡  例

始作鎮軍参軍経曲阿作一首
辛丑歳七月赴仮還江陵夜行塗口一首
挽歌詩一首
雑詩二首 其一、其二
詠貧士詩一首
読山海経詩一首
擬古詩一首
帰去来一首

付録
五柳先生伝
陶徴士何誄一首并序

陶淵明略年譜
 あとがき
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小論文の書き方入門 

著者
森田信義 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
74 
定価
770円 (本体700円 )
発行日
2000年10月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-616-8/ISBN4-87440-616-5 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
減点されることの少ない文章、確実に平均点の取れる文章を書くには? 学生の書く文章に共通する問題を、文章作成過程に即して解明、具体的改善方法を探る。
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ふだん着の園長 

著者
黒長 澳 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
182 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2000年10月2日 
ISBN
ISBN978-4-87440-619-9/ISBN4-87440-619-X 
Cコード
C0095 
ジャンル
教育〈教育エッセイ・記録〉 一般書/随筆
 
内容
園児との生活の中で感じたこと、保護者や地域の人々と考えたいことを綴った毎月の園だより。人と触れ合う喜び、自然と戯れる楽しさを体験させる幼児教育の理論と実践の記録。
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はしがき
1 自然の教育力と生きる力――心の荒廃は遊びの変質にある
一 遊ぶ子どもは心も育つ
 新入園児/泥んこ遊び/けんかの中で
二 子どもの遊びに指示はやぼ
 ごっこ遊び/自然との触れ合い
三 好奇心は子どもの宝
 自然は遊びの宝庫/カラタチ/保育の真髄/『ダメ』と『イケナイ』は禁句
四 自然でしか味わえない体験がある
 「小鳥の森」が大好き/くりのいが/知的好奇心を刺激する
五 子どもと一緒に夜空を眺める
 仮性近視が治った/感動が新しいものを生み出す
六 子どものやる気をつぶしていないか
 手を出せば自分ですると三歳児/『待つ』と『励ます』/小鳥の森で
七 直接体験にまさるものなし
 ある朝/おはようの笑顔がうれし秋の朝/「シシ座流星群」/「地球は青かった」 秋ぐもりロマンと終わる流星群
八 四季それぞれを体験させる
 冬を楽しむ/雪降ろし
九 自然の中でからだと心を癒す
 巣箱づくり/校舎の穴/巣立ち
十 自然からエネルギーをもらう
 「見て見て!」/土と水に触れる/生きる力
2 子どもの自立と大人の役割――人と触れ合う機械をふやす
一 親子の触れ合いと家族の絆を
 餅つき/だっこを迫る幼児/しっかり抱きしめる
二 人は支え合って生きることを実感させる
 阪神大震災/今も仮説住宅で/神戸の子どもたち
三 自ら進んでお手伝いをする子どもに
 食器洗い/道徳感・正義感が充実/洗たく/体験ができる環境を
四 子どもにことばかけを
 絵は考えて描くもの?/獅子舞/「これ見て!」
五 しつけとおしつけ
 便所の履物/ちり一つない学校/月曜日の朝/社会生活に適応する力を/子どもは水遊びが好き/夏季プール遊びで/「親離れ」は「子離れ」から/過ぎたるはなお及ばざるがごとし
七 目標あっての努力
 園長室で/皆勤賞は?/「太陽の塔」
八 子どものよさを見つけよう
 兄と弟/よさはどこで見つける?
九 子育ての基本は毎日の食卓にあり
 朝食は?/おにぎりに救われた弟/甘いものの食べすぎ?/バランスのよい食事を!
十 意思を貫くようにしむける
 肺ガンの標本/意思力が弱い?/喫煙コーナーで
3 幼児期と心の形成――「子育て」に対する考え方を見直してみよう
一 感性を刺激する
 一人一人が持っている/感性豊かな子どもに/淡雪に幼児の手形くっきりと
二 子どもの言いなりにならない
 喧そうの四月/溺愛とは?/自分をコントロールする力を
三 異年齢児と遊ばせよう
 ブロック遊び/グローブジャングル/脳内物質セロトニン
四 賢治の作品を読んで聞かせる
 ゴーシュ先生/イーハトーブのこと/なめとこ山の熊/人と動物の触れ合い 21世紀を生きる幼児に
五 お年寄りとの触れ合いを
 エイジズム/やさしい眼差しとぬくもりの中で/心と心の結びつき
六 家庭は自己表現の場
 自己主張する園児/タイガーウッズ選手は早期教育?/青春期内科の患者がふえる
七 音楽は生きる糧となる
 幼児は音楽が好き/ある出会い/ピアノの前で/音楽に親しむ
八 絵本は心の栄養
 講演会で/シュタイナー教育とテレビ
九 あいさつすれば心が開かれる
 朝のあいさつ/強制しない
十 国際理解は幼児から
 インターナショナルスクールの幼児と遊ぶ/ヘザーさん夫妻を迎えて/受験英語では話せない/外国語に親しめる環境づくりを 国際理解の原点
十一 幼児期は生涯でもっとも大切なとき
 「そつ琢同時」/安心は安定につながる
引用文・参考文献
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エネアス物語 

訳者
原野昇・村上勝也・太古隆治・中川正弘・前田弘隆・今田良信 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
258 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
2000年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-611-3/ISBN4-87440-611-4 
Cコード
C0098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈翻訳〉 一般書/小説・童話
 
内容
12世紀中頃のフランス語版の初訳。ウェルギリウスの『アエネーイス』と比べ、舞台・人物は古代のままだが、行動様式や感情・城塞・武具・戦闘方法などは中世のものである。
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エネアス物語
訳注
あとがき
固有名詞一覧
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中学校対象 ことばと心を育てる 

著者
遠藤瑛子/大村はま奨励賞受賞 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
312 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2000年10月20日2刷 
ISBN
ISBN978-4-87440-266-5/ISBN4-87440-266-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
中学校での著者10年間の実践記録。私のまわりで、自然とことば、ことばを考える、古典に親しむ、など身近な話題で子どもの関心を深める。
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一 わたしのまわりで
1 単元 私の住んでいる町――「自己学習力」を育てる指導――
二 自然とことば
1 単元 風――自然とともに生きる――
2 単元を春を待つ――俳句の心を――
3 単元 写真絵本『なつのかわ』との出会い――短歌に挑戦――
三 ことばを考える
1 単元 ことばを楽しむ
2 単元 写真からことばへ――見る・感じる・考える――
3 単元 私たちの話ことばは乱れているか
四 古典に楽しむ
1 単元 今昔物語の世界へ――群読「保昌と袴垂」――
2 単元 旅に生きる――松尾芭蕉と宇野重吉――
五 世界へ目を
1 単元 世界の中野日本人――目を世界へ
2 単元 「遠い国・近い国」
六 平和を考える
1 単元 平和への願い
初出誌一覧
あとがき
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日本語CALLコースウェアのアイデア 

編著
水町伊佐男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
164 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2000年9月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-621-2/ISBN4-87440-621-1 
Cコード
C3037 
ジャンル
日本語教育
 
内容
前著『コンピュータ活用』での基礎知識をもとに日本語コースウェアを各自が購入したソフトウェアを使って作成。作品中のテキストデータやプログラム(コード)も掲載。
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 はじめに
第1章 絵を用いた基本的な動詞の学習(山本真澄)
1.コースウェアの概要
2.材料の選定
3.コースウェアの詳細
4.テキストデータ
第2章 災害に関する語彙学習(川添 智)
1.コースウェアの概要
2.材料の選定
3.教材内容
4.テキストデータ
第3章 初級漢字の学習(木原扶史子)
1.コースウェアの概要
2.コースウェアの詳細
3.コースウェアの作成手順
第4章 日本語動詞のデータベース検索(田中久晴)
1.コースウェアの概要
2.IPA動詞について
3.検索プログラムの作成
4.データ
第5章 日本語動詞の活用練習(水町伊佐男)
1.コースウェアの概要
2.コースウェアの詳細
3.全動詞のグループ別文字データの内容
 おわりに
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高等学校 小論文指導ノート 

著者
葛原昌子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
172 
定価
2,090円 (本体1,900円 )
発行日
2000年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-615-1/ISBN4-87440-615-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
あらゆる学部・学科で出題頻度の高い「環境問題」を取り上げ、小論文作成に理論・実践の両面からアプローチ。大学入試過去問題、個別添削例付きでわかりやすく解説。
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中世ヨーロッパに見る異文化接触 

共著
原野昇・水田英実・山代宏道・地村彰之・四反田想 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
220 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2000年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-613-7/ISBN4-87440-613-0 
Cコード
C3022 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/欧米 文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
『ロランの歌』に見る異文化/十字軍のもたらしたもの/ノルマン征服と異文化接触/チョーサーの英語に見る異文化/ドイツ中世に見られる世界のイメージ
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【品切】
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まえがき

『ロランの歌』に見る異文化(原野 昇)
十字軍のもたらしたもの(水田 英実)
ノルマン征服と異文化接触(山代 宏道)
チョーサーの英語に見る異文化(地村 彰之)
ドイツ中世に見られる世界のイメージ――『博物学者』と『世界年代記』を中心に――(四反田 想)

あとがき
執筆者紹介
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ポップスで学ぶ英語 

著者
光原百合 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
60 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
2000年8月22日 
ISBN
ISBN978-4-87440-608-3/ISBN4-87440-608-4 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
習うより慣れろ、で英語の反復練習を楽しくさせるためにポップスを利用。PUFF, TAKE ME HOME, TOP OF THE WORLD, YOUR SONG, LAST CHRISTMAS, ほか。
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【品切】
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広島市小学校国語教育のあゆみ・戦後 

編者
ひろしま国語教育太河の会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
236 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2000年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-607-6/ISBN4-87440-607-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
戦後50年、国語教育に力を注ぎ、校長として退職された先生方が結集して纏めた国語教育研究の実践史。研究会・大会のほか出版活動・国語教育研究活動などの詳細な記録。
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射程 たとえば晩夏、たそがれに放つ射手座

著者
久替せい治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5変形 
ページ
94 
定価
1,870円 (本体1,700円 )
発行日
2000年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-600-7/ISBN4-87440-600-9 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
過ぎ去った物語は、夢幻のはてに、未来を映しだしている――60余年の生涯を凝縮する詩と、詩をやさしく支える挿し絵。
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山本忠雄博士遺稿集 滞英日記・英語英文学論稿

編者
黒瀬 保・伊藤弘之 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
238 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2000年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-604-5/ISBN4-87440-604-1 
Cコード
C0095 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
広島高師・広島文理大・神戸大ほかの教授を歴任、平成3年86歳で亡くなった山本忠雄博士の滞英日記、英語英文学論、シェィクスピアの英語論と随筆「英文学と社会」
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次世代予約販売〈特約付〉 

作
山根よしみ[土肥賢治 画] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A6 
ページ
144 
定価
628円 (本体571円 )
発行日
2000年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-603-8/ISBN4-87440-603-3 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
“チャンスの神様というのはね、前髪が一つまみしかなくて、ものすごく恐ろしい形相で突進してくるんですって”――「やりなおしの人生」「色別犯罪刑」「一夫多妻」ほか、SFショートショート20篇。
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句集・食ふ 犬猫大臣句集

著者
徳広順一(犬猫大臣) 
シリーズ
 
助成
 
判型
A6 
ページ
96 
定価
990円 (本体900円 )
発行日
2000年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-601-4/ISBN4-87440-601-7 
Cコード
C0192 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
ワンルームワンルームごとの春燈/猫の尾を障子にはさんでしまいにけり――軽妙な作風にも鋭い視線が光る。
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多文化主義と共生 新しい歴史教育の道標

著者
冨所隆治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
162 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2000年5月11日 
ISBN
ISBN978-4-87440-602-1/ISBN4-87440-602-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
米英の歴史教科書には過去を積極的に肯定する記述はあっても、反省し否定するものはほとんどない。今日の歴史教育に求められるものは何かを英米の教育課程の分析から。
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近世藩領社会の展開 

著者
高橋 啓 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
380 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
2000年5月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-597-0/ISBN4-87440-597-5 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
西南外様の徳島県を取り上げ、藩領社会の独自な形成過程や農民をはじめとする地域民衆の具体的なありようを検討、社会構造や幕藩国家における歴史的位置を見定める。
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はじめに
     第一部 藩領社会の形成
第一章 徳島藩の成立と領国経営
一、蜂須賀氏の入国と徳島藩の成立
二、領国経営の諸課題
三、藩政の展開
四、農民夫役と勧農普請役の成立
むすびにかえて
付論 徳島藩成立期の村落
第二章 身分制支配の展開
はじめに
一、蜂須賀氏の「かわた」支配
二、「穢多」身分の成立とその背景
三、「掃除」身分の成立について
四、身分的隔離と差別の強化
五、「部落」の生活
むすびにかえて
付論一 徳島藩の非人支配
付論二 近世後期阿波における皮革流通
付論三 「あるき」考
     第二部 藩領社会における領主と農民
第一章 棟付改めと夫役
はじめに
一、蜂須賀氏の農民支配をめぐって
二、農民夫役と軍役
三、「人定」と初期棟付帳
四、農民夫役の変質
第二章 淡路の棒役負担
はじめに
一、淡路加封と棒役
二、徳島藩の夫役
三、棟付帳の作成と棒役負担
四、棒役負担から請棒制へ
第三章 近世後期の村落と「諸割賦」
はじめに
一、村方諸割賦について
二、郡中諸割賦とその周辺
三、諸割賦の負担と農民生活
付論 「追立夫」考
     第三部 藩領社会の展開
第一章 商品生産の展開
はじめに
一、藍作の展開
二、藩権力の生産・流通支配
三、売場株の設定と藍師経営
第二章 近世後期藍作地帯の社会変動
はじめに
一、藍作の展開と村落
二、天保の飢饉と藍作経営
三、危機への領主的対応
第三章 宝暦・明和期の藩政改革
一、領主的危機の進行
二、明和の改革と国産政策
三、安永・天明期の政治状況
四、寛政の改革について
付論一 蜂須賀重喜と「新法」
付論二 徳島城下の「盆踊」考
あとがき
索引
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家族ラプソディー 

著者
松原三和子 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
305 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2000年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-592-5/ISBN4-87440-592-4 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
因習と伝統に取り込まれた夫と自由闊達をめざす妻と、都会と田舎と、その葛藤の中から自立に目覚める妻にとまどう夫をコミカルに描く。
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まえがき
     1.序論篇
1 『文選音決』という研究資料
2 『文選音決』のテキスト
3 『文選音決』の諸注
3.1 反切・直音・声調注
3.2 諸家音
3.3 如字
3.4 避声・避諱 
3.5 作者注
3.6 古典引用
3.7 案語
3.8 下同
3.9 教韻・方言
3.10 左思「三都賦」諸家注について
3.10.1 左思「三都賦」諸家注についての諸説
3.10.1.1
3.10.1.2
3.10.1.3
3.10.1.4
3.10.2 諸説の検討
3.10.2.1 説(一)の検討
3.10.2.1 説(二)の検討
3.10.2.3 説(二)の検討
3.10.2.4 説(四)の検討
3.10.3 左思「三都賦」諸家注についての結論
4 『文選音決』の選者
4.1 選者についての従来の説
4.2 公孫羅説の手がかり
4.3 『音決』の文字の相違を指摘する体例
4.4 斯波説の検討
4.4.1 斯波の疑問の第一点――『鈔』と『音決』との正文の文字の相違
4.4.1.1 斯波の疑問の第一点の(1)
4.4.1.2 斯波の疑問の第一点の(2)
4.4.1.3 斯波の疑問の第一点の(3)
4.4.2 斯波の疑問の第二点――『鈔』と『音決』との篇章の食い違い
4.4.3 斯波の疑問の第三点――『鈔』の選者は「察」なる人物でもある
4.5 「今案」の疑問四点
4.5.1 「今案」の疑問の第一点
4.5.2 「今案」の疑問の第二点
4.5.3 「今案」の疑問の第三点
4.5.4 「今案」の疑問の第四点
4.6 『鈔』中の手がかり
4.7 選者についての結論
5 公孫羅という人物
6 『文選音決』の価値
7 研究の目的
8 研究の方法
9 『切韻』の音韻体系
     2.本論篇
1 声類
1.1 唇音
1.1.1 軽唇音
1.1.2 重唇音
1.1.2.1 〈幇〉〈滂〉両母の混同を示す例がある
1.1.2.2 〈幇〉〈滂〉両母の混同を示す例がある
1.1.2.3 〈滂〉〈並〉両母の混同を示す例がある
1.2 舌音
1.2.1 舌頭音
1.2.1.1 〈端〉〈知〉両母の混同を示す例がある
1.2.2 舌頭音・舌上音
1.2.2.1 〈端〉〈知〉両母の混同を示す例がある
1.2.2.2. 〈透〉〈徹〉両母の混同を示す例がある
1.2.2.3 〈定〉〈澄〉両母の混同を示す例がある
1.2.2.4 〈泥〉〈娘〉両母の混同を示す例がある
1.3 歯音
1.3.1 歯頭音(精組)
1.3.1.1 〈精〉〈心〉両母の混同を示す例がある
1.3.1.2 〈心〉〈精〉両母の混同を示す例がある
1.3.1.3 〈精〉〈従〉両母の混同を示す例がある
1.3.1.4 〈心〉〈邪〉両母の混同を示す例がある
1.3.1.5 〈従〉〈邪〉両母の混同を示す例がある
1.3.2 正歯音二等(荘組)
1.3.2.1 正歯音二等(荘組)と三等(章組)とは、各々独立していて、混同は見られない
1.3.2.2 〈荘〉〈崇〉両母の混同を示す例がある
1.3.2.3 〈荘〉〈初〉両母の混同を示す例がある
1.3.2.4 〈荘〉〈生〉両母の混同を示す例がある
1.3.2.5 〈崇〉〈俟〉両母の混同を示す例がある
1.3.2.6 〈生〉〈心〉両母の混同を示す例がある
1.3.3 正歯音三等(章組)
1.3.3.1 〈船〉〈常〉両母の混同を示す例がある
1.3.3.2 〈書〉〈常〉両母の混同を示す例がある
1.4 牙喉音
1.4.1. 〈見〉〈群〉両母の混同を示す例がある
1.4.2 〈疑〉〈影〉両母の混同を示す例がある
1.4.3 〈見〉〈渓〉両母の混同を示す例がある
1.4.4 〈影〉〈暁〉両母の混同を示す例がある
1.4.5 〈匣〉母と〈于〉母とは『音決』では分かれている
2 韻類
2.1 1類
2.1.1 〈東一〉〈冬〉両韻通用の例がある
2.1.2 〈泰〉〈灰〉両韻通用の例がある
2.1.3 〈覃〉〈談〉両韻通用の例がある
2.2 1/2類
2.2.1 〈肴〉〈侯〉両韻通用の例がある
2.2.2 〈覃〉〈咸〉両韻通用の例がある
2.2.3 〈咸〉〈銜〉両韻通用の例がある
2.3 1/B類
2.3.1 〈候〉〈幽B〉両韻通用の例がある
2.4 1/C類
2.4.1 〈東一〉〈東三〉両韻通用の例がある
2.4.2 〈魂〉〈文〉両韻通用の例がある
2.4.3 〈唐〉〈陽〉両韻通用の例がある
2.4.4 〈候〉〈尤〉両韻通用の例がある
2.5 2類
2.5.1 〈皆〉〈夬〉両韻通用の例がある
2.5.2 〈刪〉〈山〉両韻通用の例がある
2.5.3 〈耕〉(開口)〈庚二〉(開口)両韻通用の例がある
2.6 2/A・B・AB類
2.6.1 〈肴〉〈宵〉両韻通用の例がある
2.7 4/A・B・AB類
2.7.1 〈蕭〉〈宵〉両韻通用の例がある
2.7.2 〈青〉〈清〉両韻通用の例がある
2.8 A・B・AB類
2.8.1 〈庚三〉〈清〉両韻通用の例がある
2.9 A・B・AB/C類
2.9.1 〈脂〉〈之〉両韻通用の例がある 重紐A・Bの対立に混乱はない
2.9.2 〈脂合〉〈微合〉両韻通用の例がある
2.9.3 〈祭〉〈廃〉両韻通用の例がある
2.9.4 〈真開B〉〈欣〉両韻通用の例がある 重紐A・Bの対立に混乱はない
2.9.5 〈幽B〉〈尤〉両韻通用の例がある 重紐A・Bの対立に混乱はない
2.9.6 〈塩B〉〈厳〉両韻通用の例がある
2.10 声調
2.10.1 上声全濁音声母字の去声化
2.10.2 平声と上声との混同
2.10.3 平声と去声との混同
2.10.4 上声と去声との混同
3 『音決』固有の音
4 『音決』の音韻体系のまとめ
5 反切論
5.1 反切上字
5.1.1 陽声上字・入声上字
5.1.2 陰声字
2.5.2 反切下字
5.3 反切上字・下字の相関関係
5.3.1 声母
5.3.2 清濁
5.3.3 開合
5.3.4 等位
5.3.5 慧琳型反切
6 反切論のまとめ
     3.結論篇
資料篇
資料(1)音注総表
資料(2)反切上字表
『音選音決』被注字索引
あとがき
《〈文選音決〉研究》的要旨
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英文読解のプロセスの指導 談話の結束性と読解

著者
田鍋 薫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
216 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2000年3月21日 
ISBN
ISBN978-4-87440-596-3/ISBN4-87440-596-7 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
中学・高校のリーディング指導で直面する問題を扱う。何を重要課題としたか、それにどのように取り組んだかを、日本のEFL学習者を念頭に、国内外の文献を渉猟してまとめた。
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ディベートガイド 基礎からのディベート

訳者
渡辺春美・木下哲朗[J.M.エリクソン、J.J.マーフィー、R.B.ゼウシュナー共著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
164 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2000年3月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-586-4/ISBN4-87440-586-X 
Cコード
C1037 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
国際人として生きる上に必須の話法・ディベートの基本と方法を解説。――意義、過程と理解、組み立て方、調査及び論証、立論と否定立論の組み立て、反駁、反対尋問、論者の義務、話術ほか。
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続々・わたしの韓国・中国 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
306 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2000年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-593-2/ISBN4-87440-593-2 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
なぜ渡来があったのかということ/吉林省の朝鮮族のこと/王仁博士の不思議なこと/その後の好太王碑改竄説のこと、ほか。
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文選音決の研究 

著者
狩野充徳 
シリーズ
 
助成
99年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
750 
定価
19,800円 (本体18,000円 )
発行日
2000年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-595-6/ISBN4-87440-595-9 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
反切・直音・声調注などの音注を整理・分析してその音韻体系の特色を解明し、次に反切を分析してその構造を明らかにする。音注以外の種々の注釈にも考察を加えて注釈の全貌を明かす。
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まえがき
     1.序論篇
1 『文選音決』という研究資料
2 『文選音決』のテキスト
3 『文選音決』の諸注
3.1 反切・直音・声調注
3.2 諸家音
3.3 如字
3.4 避声・避諱 
3.5 作者注
3.6 古典引用
3.7 案語
3.8 下同
3.9 教韻・方言
3.10 左思「三都賦」諸家注について
3.10.1 左思「三都賦」諸家注についての諸説
3.10.1.1
3.10.1.2
3.10.1.3
3.10.1.4
3.10.2 諸説の検討
3.10.2.1 説(一)の検討
3.10.2.1 説(二)の検討
3.10.2.3 説(二)の検討
3.10.2.4 説(四)の検討
3.10.3 左思「三都賦」諸家注についての結論
4 『文選音決』の選者
4.1 選者についての従来の説
4.2 公孫羅説の手がかり
4.3 『音決』の文字の相違を指摘する体例
4.4 斯波説の検討
4.4.1 斯波の疑問の第一点――『鈔』と『音決』との正文の文字の相違
4.4.1.1 斯波の疑問の第一点の(1)
4.4.1.2 斯波の疑問の第一点の(2)
4.4.1.3 斯波の疑問の第一点の(3)
4.4.2 斯波の疑問の第二点――『鈔』と『音決』との篇章の食い違い
4.4.3 斯波の疑問の第三点――『鈔』の選者は「察」なる人物でもある
4.5 「今案」の疑問四点
4.5.1 「今案」の疑問の第一点
4.5.2 「今案」の疑問の第二点
4.5.3 「今案」の疑問の第三点
4.5.4 「今案」の疑問の第四点
4.6 『鈔』中の手がかり
4.7 選者についての結論
5 公孫羅という人物
6 『文選音決』の価値
7 研究の目的
8 研究の方法
9 『切韻』の音韻体系
     2.本論篇
1 声類
1.1 唇音
1.1.1 軽唇音
1.1.2 重唇音
1.1.2.1 〈幇〉〈滂〉両母の混同を示す例がある
1.1.2.2 〈幇〉〈滂〉両母の混同を示す例がある
1.1.2.3 〈滂〉〈並〉両母の混同を示す例がある
1.2 舌音
1.2.1 舌頭音
1.2.1.1 〈端〉〈知〉両母の混同を示す例がある
1.2.2 舌頭音・舌上音
1.2.2.1 〈端〉〈知〉両母の混同を示す例がある
1.2.2.2. 〈透〉〈徹〉両母の混同を示す例がある
1.2.2.3 〈定〉〈澄〉両母の混同を示す例がある
1.2.2.4 〈泥〉〈娘〉両母の混同を示す例がある
1.3 歯音
1.3.1 歯頭音(精組)
1.3.1.1 〈精〉〈心〉両母の混同を示す例がある
1.3.1.2 〈心〉〈精〉両母の混同を示す例がある
1.3.1.3 〈精〉〈従〉両母の混同を示す例がある
1.3.1.4 〈心〉〈邪〉両母の混同を示す例がある
1.3.1.5 〈従〉〈邪〉両母の混同を示す例がある
1.3.2 正歯音二等(荘組)
1.3.2.1 正歯音二等(荘組)と三等(章組)とは、各々独立していて、混同は見られない
1.3.2.2 〈荘〉〈崇〉両母の混同を示す例がある
1.3.2.3 〈荘〉〈初〉両母の混同を示す例がある
1.3.2.4 〈荘〉〈生〉両母の混同を示す例がある
1.3.2.5 〈崇〉〈俟〉両母の混同を示す例がある
1.3.2.6 〈生〉〈心〉両母の混同を示す例がある
1.3.3 正歯音三等(章組)
1.3.3.1 〈船〉〈常〉両母の混同を示す例がある
1.3.3.2 〈書〉〈常〉両母の混同を示す例がある
1.4 牙喉音
1.4.1. 〈見〉〈群〉両母の混同を示す例がある
1.4.2 〈疑〉〈影〉両母の混同を示す例がある
1.4.3 〈見〉〈渓〉両母の混同を示す例がある
1.4.4 〈影〉〈暁〉両母の混同を示す例がある
1.4.5 〈匣〉母と〈于〉母とは『音決』では分かれている
2 韻類
2.1 1類
2.1.1 〈東一〉〈冬〉両韻通用の例がある
2.1.2 〈泰〉〈灰〉両韻通用の例がある
2.1.3 〈覃〉〈談〉両韻通用の例がある
2.2 1/2類
2.2.1 〈肴〉〈侯〉両韻通用の例がある
2.2.2 〈覃〉〈咸〉両韻通用の例がある
2.2.3 〈咸〉〈銜〉両韻通用の例がある
2.3 1/B類
2.3.1 〈候〉〈幽B〉両韻通用の例がある
2.4 1/C類
2.4.1 〈東一〉〈東三〉両韻通用の例がある
2.4.2 〈魂〉〈文〉両韻通用の例がある
2.4.3 〈唐〉〈陽〉両韻通用の例がある
2.4.4 〈候〉〈尤〉両韻通用の例がある
2.5 2類
2.5.1 〈皆〉〈夬〉両韻通用の例がある
2.5.2 〈刪〉〈山〉両韻通用の例がある
2.5.3 〈耕〉(開口)〈庚二〉(開口)両韻通用の例がある
2.6 2/A・B・AB類
2.6.1 〈肴〉〈宵〉両韻通用の例がある
2.7 4/A・B・AB類
2.7.1 〈蕭〉〈宵〉両韻通用の例がある
2.7.2 〈青〉〈清〉両韻通用の例がある
2.8 A・B・AB類
2.8.1 〈庚三〉〈清〉両韻通用の例がある
2.9 A・B・AB/C類
2.9.1 〈脂〉〈之〉両韻通用の例がある 重紐A・Bの対立に混乱はない
2.9.2 〈脂合〉〈微合〉両韻通用の例がある
2.9.3 〈祭〉〈廃〉両韻通用の例がある
2.9.4 〈真開B〉〈欣〉両韻通用の例がある 重紐A・Bの対立に混乱はない
2.9.5 〈幽B〉〈尤〉両韻通用の例がある 重紐A・Bの対立に混乱はない
2.9.6 〈塩B〉〈厳〉両韻通用の例がある
2.10 声調
2.10.1 上声全濁音声母字の去声化
2.10.2 平声と上声との混同
2.10.3 平声と去声との混同
2.10.4 上声と去声との混同
3 『音決』固有の音
4 『音決』の音韻体系のまとめ
5 反切論
5.1 反切上字
5.1.1 陽声上字・入声上字
5.1.2 陰声字
2.5.2 反切下字
5.3 反切上字・下字の相関関係
5.3.1 声母
5.3.2 清濁
5.3.3 開合
5.3.4 等位
5.3.5 慧琳型反切
6 反切論のまとめ
     3.結論篇
資料篇
資料(1)音注総表
資料(2)反切上字表
『音選音決』被注字索引
あとがき
《〈文選音決〉研究》的要旨
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レベラー運動の研究 

著者
友田卓爾 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
480 
定価
10,450円 (本体9,500円 )
発行日
2000年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-594-9/ISBN4-87440-594-0 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
1部 革命議会の成立とロンドン民衆、2部 ロンドン民衆とレベラーズ、3部 レベラー運動の構造と展開、4部 レベラー運動の思想、レベラー運動詳細年表及び文献目録。
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序――問題の所在と本書の課題
     第1部 革命議会の成立とロンドン民衆
第一章 ロード=ストラフォード体制の崩壊とロンドン民衆
はじめに
一 群衆のデモンストレーションと『根と枝』請願
二 怒れる群衆とストラフォード伯の処刑
三 セクトの集会と討論
四 分離主義への恐怖
第二章 『大抗告』とロンドン群衆
はじめに
一 「軍隊陰謀」・「出来事(インシデント)」・アイルランド叛乱
二 『大抗告』の出版
三 国王反対派によるロンドン群衆の動員
四 「カトリック陰謀」への警鐘
第三章 内戦への序曲
はじめに
一 徒弟・「若者たち」の反主教でもと騒擾
二 「キャバリアー」対「ラウンドヘッド」
三 五議員逮捕未遂事件
四 経済不況と地方の決起
     第2部 ロンドン民衆および新型軍兵士の政治化とレベラーズ
第四章 「ロンドン大闘争」とレベラーズ
はじめに
一 ウェストミンスター宗教会議の動向とロンドン民衆
二 保守的市民の大衆請願
三 急進的市民の対抗大衆請願
四 「ロンドン大闘争」とレベラーズ
第五章 新型軍の政治化とレベラーズ
はじめに
一 「軍隊の危機」と『三月請願』
二 新型軍の政治化
三 政治化の推進者たち
四 オルガナイザーたち
第六章 新型軍の叛乱とレベラーズ
はじめに
一 『三月請願』を乗り越える地平
二 チレンデン中尉とアジテーター組織
三 兵士の叛乱
四 新型軍の政治化から急進化へ
     第3部 レベラーズの政治運動と革命思想
第七章 パトニー選挙権論争における自然権のレトリック
はじめに
一 People観
二 Representative観
三 Constitution観
四 「絶対的自然権」の意味
第八章 レベラーズの社会的抗議と自然権のレトリック
一 反独占闘争の経済的・社会的背景
二 僧職者批判と「真の宗教」
三 法曹批判と「真の法」
四 領主・ジェントルマン批判
第九章 レベラー運動の組織化とアジテーション
はじめに
一 活字と民衆
二 政治綱領トプロパガンダ
三 自然・理性への訴え
四 プロパガンダから組織化へ
五 「大衆請願」による政治的結合――集会・署名・デモ
第十章 レベラ―運動の戦略と戦術
はじめに
一 反国王闘争から反長老派闘争へ
二 『大請願』から第一『人民協定』へ――議会長老派との闘争
三 『一月請願』から最後の『人民協定』へ――軍隊独立派との闘争
四 シー・グリーン色の記章を付けた男性市民・女性・若者の「大衆請願」
五 「軍事専制」へのプロテスト
終章 レベラー民主主義のオリジナリティ
はじめに
一 『人民協定』の権力規定
二 権力の非中央集権化構想
三 自然権思想における権力観
四 世俗的基盤にたつ「大衆請願」
五 レベラー運動の意義
結び
あとがき
レベラー運動関連年表/レベラーズ関連文献目録/人名索引
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宮澤賢治《春と修羅 第二集》研究 

著者
木村東吉/H12年度岩手日報賢治賞受賞 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
1092 
定価
26,400円 (本体24,000円 )
発行日
2000年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-591-8/ISBN4-87440-591-6 
Cコード
C3092 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
作品番号と創作日時に関する一考察、構想・試論、最終構想の輪郭/日付と番号に関わる作品論、詩群構成に関わる作品論と詩群論/創作日付の日の気象状況/翻刻本文稿。
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第1分冊

凡例
     第一部 研究編
総論編
第一章《春と修羅 第二集》における作品番号と創作日付に関する一考察――日付と番号のずれの原因を中心に――
第二章《春と修羅 第二集》の構想・試論――詩集の編集段階に沿った詩稿の再整理と詩群構成を中心に――
第三章《春と修羅 第二集》最終構想の輪郭――黒クロース表紙のメモと《遺稿整理時番号》の再検討穂法
各論編(一)日付と番号に関わる作品論
第四章 九〇〔祠の前のちしゃのいろした草はらに〕考――作品差し替えに関わる番号重複について――
第五章 九三「曠原淑女」考――詩群構成と改稿との関連を中心に――
第六章 三一三「命令」とその背景――「産業組合青年会」との番号重複が意味するもの――
第七章 三三一「孤独と風童」とその背景――「凍雨」との番号重複が意味するもの――
第八章 四〇三「岩手軽便鉄道の一月」考――巻末作品としての意味に注目して――
各論編(二)詩群構成に関わる作品論と詩群論
第九章 《五輪峠紀行詩群》と「岩手軽便鉄道の一月」考――『春と修羅』(第一集)との対称性に注目して――
第一〇章 二七「鳥の遷移」考――詩群構成と作品番号の意味に注目して――
第一一章 三〇五〔その洋傘(かさ)だけでどうかなあ〕考――作品番号の変更と作品改稿との関連に注目して――
第一二章 《外山紀行詩群》考――詩群の変容と心象スケッチの意味について――
第一三章 《一九二四年春詩群》考――作品の融合と創作日付の役割について――
第一四章 《修学旅行詩群》考――詩群構成と作品の差し替えについて――
第一五章 《岩手山麓晩秋紀行詩群》考――詩群変容の背景――
第一六章 《三陸旅行詩群》考――詩群の有機的構成とその変容――
第一七章 四一五〔暮れちかい 吹雪の底の店さきに〕考――詩稿成立家庭の再検討と詩群破壊の内実――
第一八章 《岩根橋紀行詩群》考――詩群構成の変容と詩群排列との関連について――
     第二部 資料と考察編
《春と修羅 第二集》創作日付の日の気象状況
結語
第2分冊
     第三部 動態詩集《春と修羅 第二集》翻刻本文稿
作品細目次
翻刻本文作成方針
凡例
一次清書稿第一手入形段階
一次清書稿最終手入形段階
二次清書稿第一手入形段階
二次清書稿最終手入形段階
定稿段階
付録
3番稿資料編
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ISLAM IN SOUTHEAST ASIA 

著者
今永清二 
シリーズ
 
助成
99年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
290 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
2000年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-588-8/ISBN4-87440-588-6 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
Islamization of Java, Islamization of Sumatra, The Islamic Society in Budug Village, East Java, The Muslim in Thailand, The Chinese Muslim Community in Northern Thailand, etc.(英文)
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The Emerging Local Governments in Eastern Europe and Russia :Historical and Post-Communist Developments

著者
家田 修 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
400 
定価
11,000円 (本体10,000円 )
発行日
2000年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-584-0/ISBN4-87440-584-3 
Cコード
C3031 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
Local Reforms in Ukraine, Local Governments in Poland, Hungary, Czech Republic, Slovakia, Romania, Croatia, Serbia, Montenegro, Slovenia, Macedonia, Bulgaria, Post-Soviet Russia(英文)
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Introduction to the Emerging Local Governments in Eastern Europe and Russia(Osamu IEDA)
Chapter 1. Local Reforms in Ukraine 1990-1998:Elite and Institutions(Kimitaka MATSUZATO)
Chapter 2. Local Government and the State:Change and Continuity of the Local System in Poland(Manabu SENGOKU)
Chapter 3. Local Government in Hungary(Osamu IEDA)
Chapter 4. The Local System of the Czech Republic(Yukino SATO)
Chapter 5. The System of Local Administration Slovakia(Susumu NAGAYO)
Chapter 6. Local Government in Romania(Takafumi NAKAJIMA)
Chapter 7. Local Governments in Croatia, Serbia, Montenegro and Slovenia(Shinichi ISHIDA)
Chapter 8.Local Government in the Former Yugoslav Republic of Macedonia since 1995(Chieko OBA)
Chapter 9.An Analysis of Local Government in Bulgaria(Makoto KIMURA)
Chapter 10.The Foundation of Local Self-government in Post-Soviet Russia――from Soviet-type to Mayorship-type Local Democracy――(Kengo NAGATSUNA)
Index/Contributors
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近・現代的想像力に見られるアイルランド気質 

編著
風呂本武敏 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
210 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
2000年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-582-6/ISBN4-87440-582-7 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
アイルランドの短編小説作家とG・ラッセル、B・マクナマラ、F・オコナー、S・ベケット、D・マーフィー、J・マクガハーン、N・ジョーダン、C・トビーン、D・マッドンの作品を通して。
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1)アイルランド短編小説の魅力(井勢 健三)
2)アイルランドにおける神智学運動〈A.E.(George Russell)〉(赤井 敏夫)
3)寓話作家による写実小説〈Brinsley MacNamara〉Richard Kelly(三宅 伸枝訳)
4)理想と現実の狭間で〈Frank O'Connor〉(吉田 文美)
5)ベケットの〈内なる他者〉の系譜〈Samuel Beckett〉(森 尚也)
6)ダヴラ・マーフィの『離れた場所』に見られる北アイルランドのカトリックとプロテスタント〈Dervla Murphy〉Ralph Bosman(池田 寛子訳)
7)ジョン・マックガハーン『ポルノ作家』を巡って〈John McGahern〉(風呂本 武敏)
8)父と子と――ニール・ジョーダンの作品から〈Neil Jordan〉(佐野 哲郎)
9)二つの世界の間で:コルム・トビーン〈Colm Toibin〉(伊藤 範子)
10)創られた「過去」との葛藤――デァドラ・マッドンの小説〈Deirdre Madden〉(虎岩 直子)
書誌
あとがき/執筆者一覧
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アメリカ文学と絵画 文学におけるピクトリアリズム

他著
早瀬博範 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
244 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
2000年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-580-2/ISBN4-87440-580-0 
Cコード
C3097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
メルヴィル、ホーソーン、ストレザー、スタイン、カーロス・ウィリアムズ、ヘミングウェイ、フォークナー、ケルアック、ボロックなどにおける文学と絵画の関係。
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序文
第1章 メルヴィルの反アメリカン・ピクチャレスク――「リップ・ヴァン・ウィンクルのライラック」論――(大島 由起子)
第2章 ホーソーンの『大理石の牧神』における二枚の絵画をめぐって(向井 久美子)
第3章 ストレザーの見る絵――『使者たち』におけるジェイムズの絵画的手法――(後川 知美)
第4章 キュービズムとガートルード・スタインの「緑色のゲーム」に見られる視覚と技法の相関関係 デボラ・シュニッツァー(翻訳 早瀬博範)
第5章 カーロス・ウィリアムズにおける絵画的手法(樋渡 真理子)
第6章 ヘミングウェイの散文におけるキュービズム的構造(光富 省吾)
第7章 キュービストとしてのフォークナー(早瀬 博範)
第8章 ジャック・ケルアックとジャクソン・ポロックの即興的手法と作品構造について(光富 省吾)
索引/執筆者一覧
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ヘラクレイトスにおける「プシューケー」論への展開 

著者
後藤 淳 
シリーズ
 
助成
99年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
196 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2000年2月21日 
ISBN
ISBN978-4-87440-577-2/ISBN4-87440-577-0 
Cコード
C3011 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
第1章 ヘラクレイトスの宇宙論、第2章「対立の一致」と「不可視なるハールモニエー」、第3章「ロゴス」、第4章 ヘラクレイトスにおける人間の「知」、第5章 人間の「プシューケー」
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凡例
引用したヘラクレイトス断片番号一覧
緒言
第1章 ヘラクレイトスの宇宙論
第1節 「永遠に生きる火」
第2節 「火」と万物の「交換」
第2章 「対立の一致」と「不可視なるハールモニエー」
第1節 ひとつの主体に対して、相反する述語づけがなされることによって成立する対立関係とその結合
第2節 人間全体に共通する経験的事物における対立関係とその解消
第3節 断片10における対立関係の解消
第4節 「不可視なるハールモニエー」
第3章 「ロゴス」
第1節 oratioとしての「ロゴス」
第2節 ratioとしての「ロゴス」
第4章 ヘラクレイトスにおける人間の「知」
第1節 ヘラクレイトスにおける人間批判
第2節 ヘラクレイトス断片に現れる「神」の概念
(1)複数形で表現される「神々」
(2)単数形で表現される「神」
(3)クセノファネスの「神」と対比
(4)断片32における「ゼウス」の意味
第3節 「ト・ソフォン」と「ソフィエー」
第4節 「ソフィエー」を妨げるもの
(1)人間の個人的性質に起因する要因
(2)人間に共通する要因
第5章 人間の「プシューケー」
第1節 人間の行動様式に対応する「プシューケー」の位相
(1)日常的な「プシューケー」
(2)深化する「プシューケー」
第2節 「プシューケー」と「火」との類似
第3節 ヘラクレイトスにおける「自己探求」の意味
結語
あとがき/参考文献/人名索引/事項索引
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ニュージーランドの保育と子育ての支え合い 

著者
松川由紀子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
190 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2000年2月14日 
ISBN
ISBN978-4-87440-578-9/ISBN4-87440-578-9 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈幼児・児童教育〉
 
内容
無償幼稚園を中心に発達してきた多様な保育機関とともに、親の子育てを支援する姿勢が同国の基本的性格である。その歴史と現状分析を通してわが国の保育へ問題提議する。
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時令説の基礎的研究 

著者
久保田 剛 
シリーズ
 
助成
99年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
400 
定価
11,000円 (本体10,000円 )
発行日
2000年2月4日 
ISBN
ISBN978-4-87440-576-5/ISBN4-87440-576-2 
Cコード
C3011 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/アジア
 
内容
戦国から秦・漢にかけての時令説個別の篇章の本文校訂に重点をおきながら、時令説の核心をなす天人相関思想、陰陽五行思想についての基本的側面、事実の究明を行う。
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序文
     前篇
第一章 夏小生について
一、欠落の所在と補填への試み
(一)経文の構成をめぐって(検討事象の模索)
(二)時候記事と七十二候
(三)七十二候的項目をめぐって
結語
二、経文についての問題個所の検討
(一)経、伝の識別
(二)経文の句読
(三)箸冰(十月)について
第二章 ひん風七月について
一、構成上の問題点――いわゆる「つきにかけて」を中心に――
二、七月流火について
はじめに
(一)流火について
(二)流火と七月
第三章 呂氏春秋十二紀と礼記月令篇
一、飭死事(月令篇、仲冬の月)をめぐって
二、時令の遵守と恩恵の記述
三、其性禮、其事視(十二紀、孟夏の月)をめぐって
(一)問題点の概略、検討の前に
(二)十二紀における五性、五事
(三)十二紀と月令篇との同一性と相違点
結語
第四章 管子幼官篇について
一、幼官篇と陰陽五行説
はじめに
(一)幼官篇の高世について
(二)幼官篇と陰陽五行説
二、本文の再検討
(一)本文の確定(その経過)
(二)時令記事の性格をめぐって
結語素へ―素
第五章 管子四時篇について
一、五行的校正とその特色
(二)五行的構成とその特色
二、五行的構成と陰陽
(一)「標準的な」陰陽について
(二)時令の段階における陰陽
(三)五行的構成と陰陽
結語
第六章 管子五行篇について
一、序論について
はじめに
(一)五行篇の概観
(二)序論の概要
(三)序論における問題個所について
結語
二、本論の構成上の特色
(一)本論の構成と五行
(二)五行的構成の性格
結語
     後編
第一章 時令の篇章における五行の色彩
はじめに
一、五行の色彩(表一・二・三を通して)
(一)表一・二・三について
(二)五行の色彩による文飾
二、五行の色彩・文飾の由来
第二章 時令の篇章における年間区分と五行――礼記月令篇の場合――
はじめに
一、五行の数をめぐって
二、五音をめぐって
三、十二律をめぐって
結語
第三章 礼記月令篇における四立の儀礼と五行――色彩と鸞をめぐって――
一、四立の儀礼
(一)四時~四郊~五行
(二)親帥、親迎
二、四立の儀礼と五行記事
三、四立における色彩・鸞
第四章 礼記月令篇における気について(1)――陰陽(陰気・陽気)をめぐって――
はじめに
陰陽、陰気・陽気
(一)二至、二分をめぐって
(二)四時、暖・暑・涼・寒をめぐって
1 全体の概観
2 四立
3 二至
4 霜降
5 難(災厄の祓除)
(三)2、3、4、5のまとめ
第五章 礼記月令篇における気について(2)――天地(天気・地気)をめぐって――
はじめに
天地、天気・地気
(一)A2・I1をめぐって
(二)生・長・殺・死をめぐって
初出一覧
あとがき
索引
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山のあなたの空遠く わが生の軌跡

著者
村上久美子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
280 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2000年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-585-7/ISBN4-87440-585-1 
Cコード
C0023 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
四国の山里に5人の兄弟の末っ子として生まれ、次兄がレイテ島で戦死、長兄も出征。結婚後も父母と家を守って生きぬいた半生記。
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カント解釈の問題 

著者
黒積俊夫 
シリーズ
 
助成
99年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
312 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
2000年1月28日 
ISBN
ISBN978-4-87440-571-0/ISBN4-87440-571-1 
Cコード
C3014 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
カント哲学の新解釈。理論哲学では経験理論を内在論と、実践哲学に関しては倫理学を実質的価値倫理学と解して、その新解釈の意味、必然性、意義を全11章にわたって説く。
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序言
各章の内容概要
凡例
1 解釈の形成
第一章 経験の成立――ロックからカントへ――
第二章 表象としての現象
第三章 カント解釈の問題
第四章 「カント解釈の問題」をめぐって
2 解釈の展開(理論哲学面)
確実性の問題――デカルト―カント―ヴィトゲンシュタイン――
第六章 内在論としてのカント先験哲学
第七章 超越論から内在論へ――真のカント理解のために――
第八章 ヘーゲルの経験理論とその挫折――『意識経験学』から『精神現象学』へ――
3 解釈の展開(実践哲学面)
第九章 「心身問題」をめぐって
第十章 嘘の容認――『嘘』論文の根本問題――
第十一章 カント論理学の成立
あとがき
初出一覧
人名索引
Summary
Contents
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第二言語使用におけるコミュニケーション方略 

著者
岩井千秋 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
2000年1月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-587-1/ISBN4-87440-587-8 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
第二言語使用とコミュニケーション方略、コミュニケーション方略研究の理論背景、理論的問題点、実証研究、研究事例、コミュニケーション方略と第二言語教育、将来的展望と課題
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超越と内在 トーマス・マンの世界

著者
田中 暁 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
204 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2000年1月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-583-3/ISBN4-87440-583-5 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
第一章 唯美主義とその克服、第二章 生と死と、第三章 生の一回性と反復性、第四章 デモーニッシュなもの、第五章 二つの自然発生――超越者の内在化の過程と問題提議。
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リチャード3世研究 

著者
尾野比左夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
280 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1999年12月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-589-5/ISBN4-87440-589-4 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
一章 リチャード三世の伝説と実像、二章 グロスター公リチャードと北部イングランド、三章 グロスター公のクーデター、四章 リチャード三世の治世、五章 リチャード三世の統治、ほか。
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前文
はしがき
序論
第一章 リチャード三世の伝説と実像
第一節 テューダー朝伝説の形成
第二節 テューダー朝伝説の修正と論争
第三節 20世紀のリチャード三世像
むすび
第二章 グロスター公リチャードと北部イングランド
第一節 エドワード四世治世前半期のグロスター公
第二節 政治的基盤の確立
第三節 北部支配領域の拡大
第四節 北部支配の基盤とその特質
むすび
第三章 グロスター公のクーデター
第一節 王位簒奪の源泉
第二節 クーデターへの道
第三節 クーデター成功の背景
むすび
第四節 リチャード三世の治世
第一節 政権の確立
第二節 1483年10月の反乱
第三節 支配体制の実体
第四節 政権の崩壊過程
むすび
第五章 リチャード三世の統治
第一節 貴族統治
第二節 中央統治
第三節 経済政策
むすび
結論
付録
1、リチャード三世関係年表
2、リチャード三世協会
文献目録
人名・事項索引
Summary:Richard 3
Preface to the First Publication of Richard 3 in Japan by R.A. Griffiths
Contents
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紀行随筆集 えんそく 

著者
五藤俊弘 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
224 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1999年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-579-6/ISBN4-87440-579-7 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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われら人生の同行者 日韓文化交流の21世紀を見据えて

著者
チョウ サンヒュン 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
240 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1999年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-573-4/ISBN4-87440-573-8 
Cコード
C1073 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
著者は韓国音楽会の重鎮、元国会議員。大戦中日本軍二等兵、戦後北朝鮮に捕らえられて脱走。親日家が語る日韓21世紀の文化交流。
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自然詩人ウィリアム・ワーズワース 自然と神と人間の霊の交わり

著者
奥田喜八郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
350 
定価
4,620円 (本体4,200円 )
発行日
1999年11月11日 
ISBN
ISBN978-4-87440-572-7/ISBN4-87440-572-X 
Cコード
C0097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
ワーズワースの少年時代、詩篇の観賞、「自然の敬虔の務め」について、「自然」観について、「虹」の再考察、「或る蝶に寄せて」について、「ラッパ水仙」について、「郭公に寄せて」を味読する、ほか。
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まえがき
第1章 ウィリアム・ワーズワースの少年時代
第2章 ワーズワース詩篇の鑑賞
第3章 「自然の敬虔の務め」について
第4章 ワーズワースの「自然」観について
第5章 ワーズワース作「虹」の再考察
第6章 ワーズワース作「或る蝶に寄せて」について
第7章 ワーズワース作「ラッパ水仙」について――人の自然保護者として――
第8章 「郭公に寄せて」を味読する
第9章 自然詩人ウィリアム・ワーズワース――「われは一方の雲の如く独りさびしくさまよった」を読む――
第10章 ワーズワース初期の作品群
索引
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長崎遊学者事典 

著者
平松勘治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
462 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1999年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-566-6/ISBN4-87440-566-5 
Cコード
C1021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
江戸時代長崎に遊学し爾後の事績の判明した者1,052名を出身地により都道府県別に50音順に配列。生没年・遊学時の年齢・事績を詳細に記録。出身地別・目的別等の統計を付す。
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なぞの昭和地区古代 

著者
國僧智昌 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
120 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1999年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-513-0/ISBN4-87440-513-4 
Cコード
C0039 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
呉市昭和地区の歴史。神社と古代/仏教と古代/遺跡・遺物・石器・土器・その他/伝承と古代/風俗・習慣と古代/地史と古代/異論・雑感の7部にわけて地区の歴史をさぐる。
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日本縄文文化の研究 

著者
中谷治宇二郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
248 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
1999年10月11日 
ISBN
ISBN978-4-87440-567-3/ISBN4-87440-567-3 
Cコード
C1021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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音楽的成長と発達 誕生から6歳まで

訳者
神原雅之・難波正明・里村生英・渡邊 均・吉永早苗[ドロシー・T・マクドナルド&ジェーン・サイモンズ共著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
256 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1999年10月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-574-1/ISBN4-87440-574-6 
Cコード
C3073 
ジャンル
教育〈音楽・美術〉
 
内容
発達・学習理論と乳幼児期の音楽、音楽を教えること、障害のある子どもを音楽的活動に溶け込ませること、幼児のための音楽的アプローチと方法、幼児の音楽教育における評価、ほか。
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第1章 乳幼児期の音楽:過去と現在
ヨーロッパにおける揺籃期
アメリカにおける揺籃期
20世紀前半
現在
議論のための問題・示唆される活動/文献
第2章 発達・学習理論と乳幼児期の音楽
諸理論へのアプローチ
ピアジェの発達段階
ブルーナーの教授理論
モンテッソーリーの設定環境
目的へのアプローチ
議論のための問題・示唆される活動/文献
第3章 乳幼児期の音楽的発達:基礎的なリサーチ
遺伝と環境
初期の音楽行動
スキルの発達
情緒的発達
創造性
議論のための問題・示唆される活動/文献
第4章 環境の構成
学習環境
物的環境
音楽的設備
社会的環境:教師
議論のための問題・示唆される活動/文献
第5章 音楽を教えること:基礎的なリサーチ
指導へのアプローチ
概念的理解
聴取技能の指導
歌唱技能
リズム運動
楽器を演奏すること
音楽を創ること
要約
議論のための問題・示唆される活動/文献
第6章 障害のある子どもを音楽的活動にとけ込ませること ケイト・ガフェラー
認知の限界
聴取スキルの限界
歌唱の限界
運動機能とリズムの限界
社会性の限界
推薦参考書:音楽教育と特殊学習者/議論のための問題・示唆される活動/文献
第7章 幼児のための音楽的アプローチと方法
モンテッソーリと整えられた環境
ダルクローズ・メソード
オルフ・アプローチ
コダーイ・メソード
マンハッタンビル・ミュージック・カリキュラム・プログラム
鈴木才能教育
結論
議論のための問題・示唆される活動/文献
第8章 幼児の音楽教育における評価
評価の定義
評価方法の計画
子どもの音楽的成長の評価
その他の音楽的評価方法
議論のための問題・示唆される活動/文献
事項索引/人名索引/楽曲索引/訳者あとがき
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ひろしまべん100話 

著者
町 博光 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
184 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1999年10月8日 
ISBN
ISBN978-4-87440-568-0/ISBN4-87440-568-1 
Cコード
C0070 
ジャンル
言語学〈日本語〉
 
内容
広島方言の特徴と用語例――広島弁の概説(名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・助詞・助動詞・成句)、広島弁の発想(方言のなかの人・動物・植物・色・数・味・漢語・方言の語源)
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一 広島弁の特徴
二 広島弁の概説
名詞―マンマンサン・ノークリ・キントト・ゴザネブリなど
動詞―ミテル・オドロク・ハブテル・サゲルなど
形容詞・形容動詞―ミヤスイ・モテン・イタシー・イビセーなど
副詞―エット・イジリイッカ・エータイ・テレーグレなど
助詞・助動詞―ガンス・ワシャー・ト抜け・ノーなど
成句―ナンジャワイノー・カマートーサギニカーテモなど
三 広島弁の発想
方言の中の人―カバチタレ・ハブ・ヨメノナミダ・ジンバラーガーカクなど
方言の中の動物―ウシコロシ・トラヤンマ・ツキッポ・カラスノヘなど
方言のなかの植物―トーガキ・キンカイモ・イモヒキ・ホーソバリなど
方言のなかの色―アカチョコベー・アオゴチなど
方言のなかの数―イジリイッカ・ナナバケなど
方言のなかの味―ミソオケ・スイキョシなど
方言のなかの漢語―ネンダーホリ・ムサンコーニなど
方言の語源解釈―オコトイー・アジモスッポモナイなど
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廿日市の歴史探訪(三) 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
210 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1999年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-570-3/ISBN4-87440-570-3 
Cコード
C0021 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
天満宮の祭礼と氏神、廿日市の町通りの形成、古代山陽道についての諸説、行基にかかわる伝説、江戸時代の産物、鋳物師のわび状、享保の飢饉、天明の飢饉、明治の不登校、ほか。
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人間と愛 

編者
河野 眞 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
242 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1999年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-565-9/ISBN4-87440-565-7 
Cコード
C3012 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
東西の哲学・倫理の研究者15人による、愛の形と本質論。第一章 東洋における愛の思想、第二章 西洋における愛の思想、第三章 現代における愛の問題。
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歌集 藍青のそら 

著者
橋本豊子 
シリーズ
 
助成
 
判型
菊 
ページ
210 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1999年7月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-564-2/ISBN4-87440-564-9 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
第二歌集。『月魄』以後、昭和60年から平成9年までの533首。――夜のそらの藍青に喉をひらきおりおのれを漱ぐおこないとして
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歌集 月魄 

著者
橋本豊子 
シリーズ
 
助成
 
判型
菊 
ページ
222 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1999年7月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-563-5/ISBN4-87440-563-0 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
夫逝き嫁きて戸籍簿に一つ残りしわが名見つむる――教師をつとめながら農家を守る生活の中から生んだ佳作493首。
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中学校対象 思考力を高める国語教室 

著者
原藤芳明 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
202 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1999年5月28日 
ISBN
ISBN978-4-87440-539-0/ISBN4-87440-539-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
反復表現に着目して読み深めを行う授業の実践と考察。――文学教材の読み深めとその教材化の基本/反復表現に着目しての読み深め/一語一語が持つ役割とその関連、ほか。
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雷峡 

著者
豊永 徳 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
380 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1999年5月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-561-1/ISBN4-87440-561-4 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
関ヶ原合戦の後、西の要所平戸松浦の領主鎮信は、策略家の徳川家康を相手にお家安堵の策を練る。史料を駆使して描く歴史ロマン。
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大衆観光の生態史 日本とイギリス

共著
今井誠則・山内義治 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
224 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1999年5月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-554-3/ISBN4-87440-554-1 
Cコード
C0033 
ジャンル
労働・福祉・生活 一般書/実用・趣味
 
内容
世界で最も早く大衆文化の育った日本とイギリスではまた大衆観光が盛んであった。その歴史をひもとき、産業としての観光のあり方、観光の文化交流に果たす役割を考える。
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まえがき
1 観光
1 旅と観光
2 国際観光
2 アジア経済圏からの自立―日本
1 日本の中世
2 中華帝国
3 貨幣
4 工業
5 生活
3無アジア経済圏からの自立―イギリス
1 イギリスの中世
2 東インド会社
3 東インド
4 マニュファクチャー
5 生活
4 木綿
1 鎖国
2 日本の木綿
3 イギリスの木綿
4 産業革命
5 経済文明の確立
6 文明と文化
1 工業化文明と日本
2 文化とアイデンティティ
7 大衆観光
1 豊かさ
2 富
3 旅
4 日本の大衆観光
5 イギリスの大衆観光
エピローグ――平和を求めて――
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椎の葉の鳴る里 

著者
豊永 徳 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
280 
定価
1,562円 (本体1,420円 )
発行日
1999年5月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-553-6/ISBN4-87440-553-3 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
西海の小島に育つ子どもたちの天衣無縫の姿を詩情豊かに描く学校小説。生き生きした九州の島ことばに彩られる痛快な悪童物語。
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考古学から見た地域文化 瀬戸内の歴史復元

編著
脇坂光彦・小都 隆 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
340 
定価
4,070円 (本体3,700円 )
発行日
1999年5月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-552-9/ISBN4-87440-552-5 
Cコード
C1021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
瀬戸内の考古学/旧石器時代の広島/帝釈峡遺跡群/瀬戸内の弥生時代/古墳時代の青銅器/帆立貝形古墳と群集墳/古代の役所と寺院/古代の木簡/古代・中世の製鉄/ほか。
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序章 考古学から見た地域文化
一 広島県における旧石器時代石器群
二 神戸平野の環濠集落
三 広島県前期古墳出土の特徴ある青銅鏡について
四 古式古墳群について――三次地域における様相――
五 吉備西部の横穴式石質と首長墓
六 広島の古瓦
七 「物」としてみた広島の古代木簡
八 古代・中世の製鉄
九 古代の塩づくり
十 草戸千軒町遺跡と瀬戸内の港
十一 瀬戸内の中瀬土器――吉備地域の土師質土器を中心に――
十二 芸備の小規模城
十三 広島県内における石造物研究の現状と課題
十四 近世の製鉄
十五 近世街道・石畳遺跡の調査と保存・活用
十六 原爆ドームと被爆建物群

コラム
1 帝釈狭遺跡群
2 宮脇遺跡と細石器
3 サヌカイト、安山岩と黒曜石
4 中小田古墳群
5 三ツ城古墳
6 製鉄用の木炭窯
7 沖浦遺跡
8 万徳院跡の庭園
9 広島城跡
あとがき
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コリンズ短編小説集 

訳者
松本憲尚[W・コリンズ著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
290 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1999年4月23日 
ISBN
ISBN978-4-87440-555-0/ISBN4-87440-555-X 
Cコード
C0097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
数多くの作品の中から現代性を持つと思われる8編を収録。――黒い小屋・死者の手・狂人の結婚・運命のゆりかご・悪漢フォントラロイの話・夢の魔女・船長とニンフ・家庭の秘密。
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備後国の誕生 

著者
久替せい治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
264 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1999年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-549-9/ISBN4-87440-549-5 
Cコード
C1021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
記紀における備後伝承について/備後地域における部民制と吉備政権/備後地域における国造制・屯倉制と大和政権/備後国の誕生/飛鳥・白鳳文化と備後における造形文化。
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まえがき
     1 記紀における備後伝承について
はじめに
一、吉備品遅君と吉備品遅部雄セキ 
1 吉備品遅君の始祖伝承
2 備後地域における御名代(子代)
3 息長氏と吉備品治国造
4 吉備品遅雄セキの動向
二、婀娜国の屯倉設置
1 婀娜国の位置比定
2 吉備穴国造と和珥(春日)氏
三、「備後国司」と吉備の分割――備後国の誕生
1 「備後国司」設定の史実性
2 白雉献上と備後国の成立
小結(要約)
     2 備後地域における部民制と吉備政権(五・六世紀)
はじめに
一、備後地域における部民の分布状況
二、備後地域の御名代(子代)について
三、刑部および春日部と雄略朝
四、吉備の古墳と部民制
1 巨大古墳の衰退と部民配置
2 吉備の古墳と部民制
五、備後の御名代(刑部・春日部)と古墳群
1 庄原盆地における前方後円墳群
2 馬洗川流域における帆立貝形古墳群
六、品遅部と吉備品治・穴国造の始祖伝承――政治的備後圏の形成――
小結(要約)
     3 備後地域における国造制・屯倉制と大和政権(六世紀)
はじめに
一、大和王権と吉備の分氏伝承
二、吉備における国造と屯倉
三、吉備穴・品治国造成立の前段階と展開
1 芦田川流域における前半期古墳
2 婀娜国の屯倉設置と吉備穴国造
3 服部川流域の後期古墳と吉備品治国造
四、波久岐国造について
小結(要約)
     4 備後国の誕生――終末期古墳と白鳳期寺院(七世紀)
はじめに
一、「備後国司」と「三谷郡大領」
二、備後国の誕生と終末期古墳
1 亀石郡の白 貢上と天武期
2 芦田川流域における終末期古墳
3 常城築造と備後国の誕生
三、地域首長(評督層)と白鳳期寺院
小結(要約)
     5 飛鳥・白鳳文化と備後における造形文化
はじめに
一、飛鳥・白鳳文化の形成に関して
1 飛鳥・白鳳文化の時代区分
2 様式論における今後の課題
二、備後における造形文化の受容と形成
1 国造制の成立と大形横穴式石室墳の造営――朝鮮文化への憧憬と導入(飛鳥文化)――
2 終末期古墳と中央官人の派遣――渡来文化の移植(飛鳥文化か白鳳文化へ)――
3 備後国の誕生と地方寺院の創建――渡来文化の結実と日本文化の画期(白鳳文化)――
小結(要約)
結びに代えて
あとがき
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Closed Captions for Language Teaching and Learning 

著者
角山照彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
180 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1999年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-559-8/ISBN4-87440-559-2 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
An Overview of Closed Captions Research in the United States and its Implications for EFL Classrooms in Japan / Can Closed Captions Be Useful to Lower-Level Learners, too? and others.
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Preface
Chapter 1 An Overview of Closed Captions Research in the United States and its Implications for EFL Classrooms in Japan
1.1 Introduction
1.2 Closed Captions--An Introduction
1.3 Research on Closed Captions in the United States
1.4 Implications for EFL Classrooms in Japan
1.5 Conclusion
Chapter 2 Can Closed Captions Be Useful to Lower-Level Learners, too?
2.1 Introduction
2.2 Method
2.3 Results and Discussion
2.4 Conclusion
Chapter 3 Vocabulary Teaching with the Use of Captions in Brackets
3.1 Introduction
3.2 Use of Film Videos for Vocabulary Learning
3.3 Closed Captioning Technology
3.4 display of Sound Effects
3.5 Potential of a Multimedia Dictionary
3.6 Conclusion
Chapter 4 Combined Use of English and Japanese Subtitles in Film Videos
4.1 Introduction
4.2 Problems with the Use of Film Videos in the Classroom
4.3 Justification for the Use of Japanese Subtitles
4.4 Combined Use of English and Japanese Subtitles
4.5 Actual Class Procedures
4.6 Opinion Survey and Analysis--Student's View
4.7 Conclusion
Chapter 5 Simulated Movie Translation with the Use of Closed Captions
5.1 Introduction
5.2 Movie Translation
5.3 Closed Captions and Movie Translation
5.4 In-class Simulated Movie Translation
5.5 Opinion Survey and Analysis--Students' View
5.6 Conclusion
Bibliography/Index
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おもしろ教育放談 

著者
井上正明 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
208 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1999年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-550-5/ISBN4-87440-550-9 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
前著『おもしろ教育評価』の第二弾。いま現在学校教育に包含されている諸問題について、その「虚像」と「実像」といった視点から勝手気ままに面白おかしく叙述する。
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William Shakespeare :A Survey of His Plays and Poems

著者
湯浅信之 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
264 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1999年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-548-2/ISBN4-87440-548-7 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
Plot Synopses, Selected Passages, Famous Words, Critical Comments, ――Life of William Shakespeare / Histories / Comedies / Tragedies / Romances / Poems / Appendices / Notes(英文)
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Life of William Shakespeare
Histories
The Third Part of Henry the Sixth
The Tragedy of Richard the Third
The The Tragedy of kind Richard The Second
The First of Henry the Fourth
The Life of king Henry the Fifth
Comedies
The Taming of the Shrew
A Midsummer Night's Dream
The Merchant of Venice
The Merry Wives of Windsor
As You Like it
Twelfth Night, or What You Will
Measure for Measure
Tragedies
An Excellent Conceited Tragedy of Romeo and Juliet
The Tragedy of Julius Caesar
The Tragedy of Hamlet, Prince of Denmark
The Tragedy of Othello, the Moor of Venice
The Tragedy of king Lear
The Tragedy of Macbeth
The Tragedy of Antony and Cleopatra
Romances
Cymbeline
The Tempest
Poems
The Sonnets and A Lover's Complaint
Songs From the Plays
Appendices
A Chronology of British History 1066~1660
Bitosh kings and Queens From Henry 2 to Charles l2
Notes
Explanatory Notes
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二十世紀の洗礼者T.S.エリオット 詩と思想の創造的分析の試み

著者
小川聖子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1999年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-542-0/ISBN4-87440-542-8 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
今なお多くの読者と研究者を引きつけてやまないエリオットの、その文学者としての在り方を追究。二十世紀の洗礼、感情の発見、永遠性を求めて、の3部で構成する論考9編。
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まえがき
1.二十世紀の洗礼――『荒地』への道・『荒地』からの道――
1.『荒地』の成立過程を追って
2.『荒地』における儀式化の諸相について
3.書記の詩における社会性
2.感情の発見
4.『荒地』とワーグナー:『荒地』の叙情性についての一考察
5.エリオットの詩における感情への回帰
6『四つの四十奏』の成立過程を追って
3.永遠性を求めて
7.Bornt NortonにおけるふたつのLogos
8.時間と非時間
9.不安と二十世紀の洗礼者

あとがき
文献
索引
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教師のための読者反応理論入門 

訳者
山元隆春[リチャード・ビーチ著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
350 
定価
3,630円 (本体3,300円 )
発行日
1999年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-515-4/ISBN4-87440-515-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
――読むことの学習を活性化するために。テクスト志向、経験志向、心理学的、社会的、文化的研究の5つの反応理論によって教室での反応を引き出すための提言を行なう。
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日本語版への序文
謝辞
シリーズ編者まえがき
第1章 序論
理論がどのように実践を形成するか
役割、目標、テクスト、コンテクストという諸概念
反応に関する五つの理論的パースペクティヴ
「茸」に対する生徒の反応
「茸」に対する私自身の反応
第2章 テクスト志向の反応理論
反応に関する現象学の諸理論
語りのさまざまな約束事についての読者の知識に関する理論
注目の規則/意義づけの規則/構成の規則/結合の規則
ジャンルの習慣についての知識
反応の修辞理論/形式に対して反応すること
反応に関する記号論
間テクスト性と反応
テクスト理論に関するポスト構造主義者の批判
ポストモダンの文学に反応すること
テクスト志向のパースペクティヴの限界
第3章 経験志向の反応理論
経験的反応の諸過程
参入すること
「情動の言葉」を経験すること
想像された世界を構築すること
同化すること/共感すること
映像化すること
関係づけること
テクストに伴う経験の質を判断すること
テクストに対する自分自身の反応を内省すること
自らの経験について物語ること/自分たちの経験についての感情に傾注すること/自分たちの経験を評価すること
経験志向の諸理論の限界
第4章 心理学的反応理論
発達心理学の諸理論
演じ手としての読者/ヒーロー・ヒロインとしての読者/思考者としての読者/解釈者としての読者/テクストの実用的使用者としての読者/認知発達の諸レベル/道徳的推論及び反応の諸水準/知的発達の諸水準<BR>反応の認知―処理モデル<BR>仮説形成/問題発見/因果関係の明確化/予測推論行為/習性/信念/目標/プランの諸関係/読者のスキーマ使用/認知方略し様における個人差
反応に関する認知言語学理論
反応に関する精神分析学理論
心理学的諸理論の限界
第5章 社会的反応理論
社会的構成主義理論
「解釈共同体」/社会的役割
対話理論
発話行為論と社会学的理論
発話行為の約束事について知識
社会共同体としての教室
社会的理論の限界
第6章 文化研究的反応理論
ポスト構造主義理論
読みの編成体を獲得すること/反応の制度的な社会化/反応することと集団のメンバーシップ/歴史的コンテクストにおける「読みの編成体」
ジェンダーの役割と態度
教師の読みの編成体
さまざまな文化世界のエスノグラフィー的探究としての反応行為
文化研究的パースペクティヴの限界
第7章 実践に対する理論の適用
さまざまな反応活動の計画に対する五つの理論的パースペクティヴの適用
テクスト志向/経験志向/心理学的/社会的/文化研究的/教師の内容/調査
用語解説
文献一覧
訳者解説
あとがき
人名索引/事項索引/書名・作品名索引
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大航海時代における異文化理解と他者認識 スペイン語文書を読む

著者
染田秀藤 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
280 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1999年4月10日2刷 
ISBN
ISBN978-4-87440-352-5/ISBN4-87440-352-2 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
16-7世紀の記録文書の中から代表的作品8篇を選び、ヨーロッパ近代思想の原点として分析、支配者・被支配者の異文化理解や他者認識の在り様を解明する。
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日本語の教育とコンピュータ活用 

編著
水町伊佐男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
216 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1999年3月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-551-2/ISBN4-87440-551-7 
Cコード
C3037 
ジャンル
日本語教育
 
内容
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学ぶよろこびに迫る社会科授業づくりと教員の力量形成 

著者
伊藤裕康 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
250 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1999年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-557-4/ISBN4-87440-557-6 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈社会〉
 
内容
「答えがない授業」を考案し「生き方を問う社会科」授業を実践。――学ぶよろこびに迫る授業づくりを求めて・学ぶよろこびに迫る社会科授業の創造・ほか。
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地域社会教育と生涯学習 

著者
国生 寿 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1999年3月23日 
ISBN
ISBN978-4-87440-518-5/ISBN4-87440-518-5 
Cコード
C3036 
ジャンル
教育〈社会〉
 
内容
地域社会教育の理念、戦後社会教育の展開、生涯学習推進の体勢と構想、社会教育法制のゆくえの4部構成。学校・地域社会・家庭での教育、公民館・社会教育団体の活動を考察した好著。
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まえがき
第1章 地域社会教育の理念
第1節 社会教育の意義と概念
1.近代学校制度の創設
2.社会教育の誕生と発展
3.地域社会教育の意義
4.自己向上と環境醸成
第2節 地域の生活と教育
1.地域社会と学校
2.地域と集団活動
3.家族と家庭教育
4.地域連帯感と社会参加
第2章 戦後社会教育の展開
第1節 戦後社会教育のあゆみ
はじめに
1.社会教育の再出発と寺中構想
2.社会教育法の制定と定着
3.経済成長と社会教育
4.行政改革と社会教育
5.生涯学習法と社会教育法制
第2節 初期公民館と公民館委員会
1.問題の所在
2.公民館委員会の意義と役割
3.公民館委員会の実態
4.公民館委員会の可能性
資料「公民館の造り方在り方」
第3節 社会教育団体の育成と補助金問題
はじめに
1.社会教育法制と社会教育関係団体
2.戦後初期の団体育成策
4.PTAの育成と補助金禁止
5.社会教育法改正と補助金再開
第3章 生涯学習推進の体制と構想
第1節 生涯学習推進体制の現状――京都府――
1.研究の意図
2.生涯各州都市宣言とモデル市町村
3.生涯学習推進組識
4.生涯学習に関する答申・構想
むすび
第2節 自治体におけ生涯学習の計画と体制――京都府京田辺市――
はじめに
1.京田辺市の概要
2.社会教育と生涯学習の行政
3.生涯学習の構想と計画
4.生涯学習の組織と体制
むすび
第3節 学校週5日制と社会教育――京都府山城地方――
はじめに
1.社会的背景
2.京都府の動向
3.山城地方の実態
むすび
第4節 公的社会教育民間の連携――福岡県宗像市――
1.問題の所在
2.宗像市の概要と社会教育の特徴
3.市民学習ネットワーク事業
4.連携の可能性――むすびに代えて――
終章 社会教育法制のゆくえ
第1節 職員養成の問題点
1.検討課題
2.社会教育職員養成の現状
3.生涯学習審議会に見る職員養成
4.課題と展望
第2節 規制緩和と社会教育
1.問題の所在
2.生涯学習審議会「中間まとめ」の概要
3.地域分権と規制緩和の方向性
4.社会教育法制のゆくえ――むすびに代えて――
あとがき
索引
初出一覧
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忙中閑話 

著者
真下一策 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
124 
定価
880円 (本体800円 )
発行日
1999年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-546-8/ISBN4-87440-546-0 
Cコード
C1076 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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詩集 雪模様 

著者
望月雅子 
シリーズ
 
助成
 
判型
菊 
ページ
126 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1999年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-528-4/ISBN4-87440-528-2 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
「深さをたたえた色彩感といい、きよらかな水の感触といい、行間から聞こえる詩情が、ひたすらあたたかく包容しています」。(立野竹久)
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小説集 白き花ばな 

著者
望月雅子 
シリーズ
 
助成
 
判型
菊 
ページ
210 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1999年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-527-7/ISBN4-87440-527-4 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
「亡きひとに対するレクイエムで、とりわけ姉なる人に向ける嘆きと賛美の声は異様なまでに美しい響きを伝える」。(岩崎清一郎)
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汎用ポリマーの改質による機能性付与 

著者
児玉恒雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
130 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1999年3月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-569-7/ISBN4-87440-569-X 
Cコード
C3043 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
一般的なポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの汎用ポリマーとポリメタクリル酸メチルなどについて改質による機能性付与を追求。
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戦後作文教育文献解題 

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
444 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1999年3月3日 
ISBN
ISBN978-4-87440-545-1/ISBN4-87440-545-2 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
昭和22年から39年までの文献計 226冊を内容紹介・意義・対象等にわたって解説。「戦後作文・綴り方教育史資料年表」「戦後作文教育文献目録」を付し利用者の便をはかった。
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序文
凡例
     本編
昭和22年(1947)『綴方実践への道』
『綴る生活』
昭和23年(1948)
新教育叢書13『作文指導の出発』
季刊『作文教育』第一集
『想像の詩教育』
昭和24年(1949)
『作文』(銀の鈴文庫・学習篇4)
綴方集『風の子』
『作文十二講』
昭和25年(1950)
『国語表現学習の研究』
『童詩の研究』
『国語教育講座』(全6巻・補遺1巻)
『小学生・詩の導き方』
『生活教育の作文指導』
『現代文章心理学』
昭和26年(1951)
『子どもの分の見方・導き方』
大関松三郎詩集『山芋』
『山びこ学校』
『親と教師への子どもの講義』
生活する教室『北方の教師の記録』
『新しい作文教育 低学年の指導』
『原爆の子』
『魂あいふれて』
『新しい綴り方教室』
『山びこ学校から何を学ぶか』
『家のこと』『私の名前』
昭和27年(1952)
『こどもの詩』
『みつばちの子』
『新しい綴方教室』
『これからの国語教育のためにⅥ・作文の教育』
中学生全集79『中学生の作文』
『生活綴方と作文教育』
『綴方の中の子ども』
『恵那の子ども』
『私の作文教育帳』
『私たちの綴方曾議』
『新しい作文教育 高学年の指導』
『日本こども詩集』
『綴方と児童生活』
『作文の話 文例による実際指導』
『日本児童文章史』
『表現能力をのばす』
『作文教育の大系』
『綴方風土記』(全8冊別冊1巻)
昭和28年(1953)
『作文生活の設計展開』(全)
『文章心理学入門』
『作文教育新論』
『この子らもかく――おくれた子どもと綴方――』
『生活綴方の伝統』
少年少女『新しい作文の事典』
『よい作文のかき方』(全7巻)
生活綴方代表作品『ぼくの夜しごと』
『母と教師のための作文教室』
『作文・書きかたの学習指導』
『こどもの綴方・詩』
『作文教育の方法』
『子どもの詩をみちびく』(教育実践文庫3)
『わが作文教育』
『創作する子どもたち』(教育実践文庫18)
『綴る力を生かす』(教育実践文庫30)
『作文の時間』―指導の実際―
『児童生活詩の理論し実践』
『ひさ子ちゃんのこと』『母と大雨の中を』『生きている兄』(1953年 全国小・中学校つゞり方コンクール入選作品集)
『綴方教師の手記』
昭和29年(1954)
『どんな文がよいか』(教育実践文庫44)
『文集の作り方』(教育実践文庫28)
『教師の作文――一隅を照らす人びと――』
『作文はこうして指導する』(全4冊)
『作文の教室』
『文章読本』
『新文章読本』
『子どもの詩の指導』
『精神薄弱児の国語指導』
『作文教育講座』
昭和30年(1955)
『読みと作文の心理』
『文集 ひろしま』
『生活文の学習指導』
『子どもの創作の指導』
『生活綴方ノート1』
『作文の教師』
『詩の数え方・中小学の詩教育』
『作文指導法』(国語科教育研究叢書第1集)
『母と子の作文読本』(全4巻)
『生活綴方の実践と作品』
『国語教育 第5巻 作文教育』
『児童詩の作らせ方』
『日本の生活綴方』
昭和31年(1956)
『小学生の詩』
『教師の実践記録』―作文教育―
『作文指導の問題点』
『教師のための児童詩教育』
『生活綴方的教育方法』
『日本児童詩集成』
『小学校低学年の読み書き能力』
『教師のための作文教育方』
『話し・作文・話し合い教育』
昭和32年(1957)
『抵抗する作文教育』
『生活綴方的教育方法の発展』
『作文指導の実際』
『おかあさんと生活綴方』
『作文教育入門』
『生活綴方読本』
『子どもをのばす生活綴方』
国語指導方体系4『作文指導法』
『表現指導――作文の基礎能力――』
『作文教育――学習指導のあゆみ』
昭和33年(1958)
『小学校中学年の読み書き能力』
『つづり方兄妹』
『学級文集』(教室の手帳11集)
『文集活動99の相談』(教師のための相談叢書20)
『綴方連盟事件』
『生活綴方事典』
『作文教育変遷史』
『生活作文の壁』
『生活綴方の探究』
昭和34年(1959)
『文章読本』
『生活綴方の認識と表現』
『論文の書き方』
『私の歩んだ生活綴方の道』
『作文指導の技術』
『楽しい作文の授業』
『少年少女のつづり方 作文全集』(全10巻)
『らくがき黒板』
『作文の系統的指導』
『作文二十話』
『入門期の作文指導』
『文章採点――よい文章をかくための条件』
昭和35年(1960)
『小学校高学年の読み書き能力』
『学校の詩』初・中級篇1
『これからの作文指導』
国語教育実践講座7『作文指導』
『村のつづり方教育入門』
『悪文』
『文章研究序説』
『文章研究序説』
『集団思考による作文指導――先生とともに生徒とともに――』
昭和36年(1961)
『作文教育』
『集団作文法による学級指導』
『作文指導の展開』
『作文の授業入門』
『作文の見かた 育てかた』
『新しい作文指導の実践』
『思考力を育てる作文指導の系統的実践』
『講座・生活綴方』(全5巻)
昭和37年(1962)
『北方教育の遺産』
『作文に強くなる――作文指導について父母のみなさんへの手紙』
『新しい作文教育の探究』
『作文処理の方法』
『実用文の書き方――文章心理学的発想法』
昭和38年(1963)
『文章入門』
『機能的作文指導』(全3冊)
『表現論 ことばと言語行動』
『低学年の表現指導』
『作文の練習学習』
『生きる力の作文学級』
『書くことの学習指導1』(小学校国語指導資料2)
『詩でそだつ子ども』
『子どもの詩の画廊』
『文章構成法』
昭和39年(1964)
『詩と作文』
『児童詩教育の方法』
『作文指導系統案集成』
『書くことの学習指導2』(小学校国語指導資料3)
『人格形成と児童詩の心理』
『児童文の見方と表現指導』――低学年――
『小学生の言語能力の発達』
『生活綴方文例事典』
『児童詩の授業』
『作文の指導過程』(全3巻)
付録
戦後作文・綴り方教育史年表
戦後作文教育文献目録(昭和20年~39年)
あとがき
索引
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日本語に於ける不定語の構文的機能に関する歴史的研究 副詞的不定語を中心に

著者
于  康 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
600 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1999年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-524-6/ISBN4-87440-524-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
言語学〈日本語〉
 
内容
不定語と共起する推量の助動詞の機能、終助詞「ぞ」の機能、不定語が共起する希望表現の史的研究、「いかに」の述語用法、副詞的不定語の意味用法と構文的機能の史的変遷、ほか。
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廿日市の歴史探訪(二) 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
2,134円 (本体1,940円 )
発行日
1999年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-523-9/ISBN4-87440-523-1 
Cコード
C0021 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
佐西の浦と廿日市、桜尾城主の墓、廿日市の町屋、鋳工山田氏、廿日市の本陣、津和野藩御船屋敷、大内義隆のこと、吉見正頼のこと、折敷畠の戦、厳島の合戦、宮内の条理制、ほか。
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小学校対象 小学校国語科学習指導の探究 

著者
佐田壽子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
304 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1999年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-522-2/ISBN4-87440-522-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
低学年・中学年での実践にもとづく研究発表と実践の論稿27編。作文・音声言語による表現学習の指導、音読・朗読指導、読みの学習から文集活動への展開と、活発な取り組みが窺える。
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小学校対象 生き生きと学ぶ国語科授業の探究 

著者
津田修吾 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
282 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1999年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-521-5/ISBN4-87440-521-5 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
小学校低学年・中学年・高学年を対象として読むことを中心に実践・研究した事例と考察。小規模校、小人数学級、複式学級での先導的実践として注目される。
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タイ文学の土壌 思想と社会

著者
吉岡みね子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
280 
定価
6,050円 (本体5,500円 )
発行日
1999年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-538-3/ISBN4-87440-538-X 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
韻文伝統のタイに散文が導入されて100年。第二次世界大戦をはさんで大きく変貌した価値観と文学。本書は「国家と文学」という観点からタイの近・現代文学を考察する。
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はじめに
     第一部 政治と文学
第一章 国家建設と文学
「田楽勝利記念塔」
『ワンナカディー・サーン(文学ジャーナル)』
『ワンナカディー・サーン(文学ジャーナル)』その後の展開
ラッタニヨム(愛国信条)と作家たち
第二章 権力と思想
カウィー・カーンムアン(政治の詩人)
『アクソーンサーン』
「赤い幽鬼」
第三章 政治文学
政治小説
シーブーラパー
刑務所の中での自由な精神――『幻想の国』ニミットモンコン・ナワラット(M・R)――
『パッタヤー』ダーオハーン
第四章 戦争と文学
自由タイ運動と大東亜戦争
小説に見る自由タイ運動
     第二部 社会と文学
第一章 伝統社会の中で
タイ女性作家の存在とその系譜
タイ社会と女性
階級社会
第二章 現代に生きる古典
第三章 文芸思潮、テーマの変遷
第四章 現代社会の歪み
「土」を求めるワット・ワンラヤーンクーン
『虎の道』シラー・コームチャーイ
タイ社会の現実
     第三部 研究ノート――タイ文学の動向
註釈
文献
作家リスト
資料集
タイ文学概史
あとがき
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広島臨戦地日誌 

著者
広島県庁/復刻 
シリーズ
 
助成
 
判型
菊 
ページ
800 
定価
16,500円 (本体15,000円 )
発行日
1999年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-124-8/ISBN4-87440-124-4 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
明治27・28年日清戦争時の天皇・各界要人・軍・国県市の状況のほか、各地域からの協力献納、戦争犠牲者への見舞いなど詳細に記す。戦争の原点を知る一級史料。
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金輸出再禁止後の日本経済の躍進と高成長商品 

著者
富永憲生 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
6,050円 (本体5,500円 )
発行日
1999年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-537-6/ISBN4-87440-537-1 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
1930年代前半のめざましい経済成長を従来の需要サイドからではなく、供給サイドの変化、特に商品開発や製造技術の革新に重点を置いて、この期の成長産業を網羅的に分析する。
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はじめに
第1章 1929-36年間の日本経済と高成長商品
1.1930年代前半の日本経済
1-1 戦間期日本経済の概観
1-2 1932年以降の日本経済の回復・成長過程-マクロ的側面
2.1929-36年間の高成長商品
2-1 高成長商品分析の方法
2-2 重要高成長商品について
3. 1920年代との比較
4.まとめにかえて
第2章 輸出と高成長商品
1.商品別の輸出動向
 重要輸出高成長商品
 綿織物輸出
2.地位機別輸出の動向
 満州への輸出
 移出の動向
3.輸出を主とする重要高成長商品
 人絹産業
 鰮トマト漬缶詰
4.まとめ
第3章 国産化の進展と高成長商品
1.戦間期国産化の概観
2.産業の保護育成制作
 関税政策
 補助金政策
 国際カルテル
3.外国技術の九州と技術の向上
 国産化が不十分な分野
4.まとめにかえて
第4章 設備投資と労働市場
1.設備投資と高成長商品
1-1 設備投資の動向
1-2 設備投資拡大のメカニズム
1-3 軍需と設備投資
2.労働市場
2-1 雇用動向
2-2 賃金動向
 就業年数別就業者数の変動と平均賃金(男女別総計)
 就業年数による産業別標準化賃金の動向
 初任給および昇給率の変動
2-3 機械器具製造業(男子)の雇用・賃金動向
2-4 消費の増大
3.まとめ
第5章 高成長商品と企業
1.高成長商品の生産企業規模による区分
2.高成長商品と大企業
3.高成長商品と中小企業
 遠州―綿広幅ポプリン
 尾西毛織物業の成立―洋服用サージ(セル、セルジス)
 機械部品
 自動車部分品及び付属品
 ラジオ
 中堅企業
4.高成長商品と企業家精神
4-1 国産化と企業家精神
4-2 輸出と企業か精神
終わりに
補足1 重要高成長商品について
補足2 八幡製鉄所の精算額を考慮した工業統計データの修正について
あとがき
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移行期のロシア政治 

著者
皆川修吾 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
470 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1999年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-536-9/ISBN4-87440-536-3 
Cコード
C3031 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
二部立てで、廣岡正久・塩川伸明・袴田茂樹・森下敏男・下斗米伸夫・松里公孝・中村 裕・宇多文雄・上野俊彦・皆川修吾の精鋭10人による共同執筆。
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まえがき
凡例
     第1部 国家指向と政治(法)文化
第1章 現代ロシアと「ユーラシア主義」――ロシアにおける「脱欧入亜」の心理と論理――(廣岡 正久)
第2章 言語と政治――ペレストロイカ期の言語法問題――(塩川 伸明)
第3章 ロシアにおける社会・経済的危機とマックス・ウェーバーの再評価(袴田 茂樹)
第4章 ロシアの法文化(森下 敏男)
     第2部 政治機構の制度化
第5章 ロシア政治の制度化――タタールスタン共和国を例として――(下斗米伸夫)
第6章 The Meso-Elite and Meso-Government in Post Communist Countries――A Comparative Analysis――(脱共産主義諸国における中位エリートと注意政府――比較分析――)(松里 公孝)
第7章 変動期ロシアの政治再編(中村 裕)
第8章 ロシアにおけるマスメディアの機能の変化(宇多 文雄)
第9章 ロシアの選挙民主主義――ペレストロイカ期における競争選挙の導入――(上野 俊彦)
第10章 移行期ロシア議会(皆川 修吾)
あとがき
索引
執筆者一覧
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多段階生産・在庫・運搬システム 

著者
渡辺展男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
204 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1999年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-535-2/ISBN4-87440-535-5 
Cコード
C3034 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
――数理計画法によるモデリング。カンバン方式の概念に基づいた引っ張り型生産指示方式の数理計画モデルを提案、定式化された問題を数理計画法を用いて解くためのアプローチを例示。
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第1章 多段階生産・在庫・運搬システム
1.1 多段階生産・在庫・運搬システムの生産指示方式
1.2 数理計画法によるモデリング
第2章 カンバン方式の数理計画モデル
2.1 はじめに
2.2 カンバン方式
2.3 Bitran-Chang のモデル
2.4 Bard-Golany のモデル
2.5 洪―福川のモデル
2.6 数理計画法によるモデリングの課題
2.7 まとめ
第3章 引っ張り型生産指示方式の基本モデル
3.1 はじめに
3.2 モデルの条件
3.3 定式化
3.4 生産指示のロジック
3.5 計算手続き
3.6 凡用数理計画ソフトウェアを用いた解法システムの枠組み
3.7 応用例
3.7.1. 自動車部品製造工程の概要
3.7.2 数値計算の条件
3.7.3 計算結果および考察
3.8 まとめ
第4章 発注点を用いた場合の数理計画モデル
4.1 はじめに
4.2 モデルの条件
4.3 定式化
4.4 解法
4.5 応用例
4.5.1 数値計算の条件
4.5.2 計算結果および考察
4.6 近似計算手続きの特徴
4.7 まとめ
第5章 モデル記述言語を用いた解法システムの設計
5.1 はじめに
5.2 モデル記述言語
5.3 基本モデルの記述
5.3.1 解くべき整数計画問題
5.3.2 モデル記述言語による記述
5.3.3 マトリックスファイルの生成
5.4 計算手続き
5.4.1 標準手続き
5.4.2 近似計算手続きの計算戦略
5.4.3 近似手続き1
5.4.4 近似手続き2
5.5 解法システムの枠組み
5.6 応用例
5.6.1 数値計算の条件
5.6.2 計算結果および考察
5.7 まとめ
補論 使用した数理計画ソフトウェアの機能評価
第6章 段取り回数を考慮した場合の数理計画モデル
6.1 はじめに
6.2 モデルの条件
6.3 定式化
6.4 モデル記述言語を用いた解法
6.4.1 モデルの最低式化
6.4.2 標準手続き
6.4.3 近似計算手続き
6.5 応用例
6.5.1 数値計算の条件
6.5.2 計算結果および考察
6.6 近似計算手続きの特徴
6.7 まとめ
第7章 多目標モデルと解法システムの設計
7.1 はじめに
7.2 モデルの条件
7.3 定式化
7.3.1 記号
7.3.2 目標制約条件
7.3.3 システムの制約条件
7.3.4 達成関数
7.4 多目標モデルに対する解法
7.4.1 モデルの再定式化
7.4.2 計算手続き
7.5 解法システムの枠組み
7.6 応用例
7.6.1 数値計算の条件
7.6.2 計算結果
7.6.3 考察
7.7 まとめ
第8章 結び
付録A MSPフォーマット
A.1 生産計画問題
A.2 定式化
A.3 マトリックス
A.4 MSPフォーマット
付録B 凡用数理計画ソフトウェアを用いた解法システムの記述
B.1 ジョブ制御言語
B.2 MSP手続き制御言語
付録C モデル記述言語を用いた解法システムの記述
C.1 近似手続き1
C.2 近似手続き2
参考文献
URL
索引
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ケルトの名残とアイルランド文化 

編著
風呂本武敏 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
390 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1999年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-534-5/ISBN4-87440-534-7 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
アイランド本国の二人の論考を皮切りに、イェイツ、ジョイス、現在活躍中の詩人たちと映像文化、ケルトの写本、ケルトの十字架、ドルイド信仰と、アイルランド文化の基層に迫る。
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古代東アジアの鉄と倭 

著者
東  潮 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
490 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1999年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-533-8/ISBN4-87440-533-9 
Cコード
C3020 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
第一編 韓と倭の鉄――無文土器時代の鉄/東北アジア諸地域の鉄/東アジアにおける鉄斧の系譜関係/弥生時代の鉄製武器の系譜、第二編三国・加耶と倭の鉄――鉄ていの基礎的考察・他
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幕末・明治期の日仏交流 中国・四国地方編(一)松江

著者
田中隆二 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
370 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
1999年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-532-1/ISBN4-87440-532-0 
Cコード
C3085 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本 文学・語学/欧米〈語学〉
 
内容
松江藩フランス学先覚者入江文郎、松江藩お雇いフランス人教師アレクサンドルとヴァレット、二人のフランス人の教え子達、松江フランス学列士で、先覚者の事績をたどる。
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【品切】
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第一章 松江藩フランス学先覚者入江文郎
事績
生い立ち
漢学の素養と蘭学修行
フランス語学習と教授
明治初年日本人フランス留学生総代
パリで客死
資料
資料の概要
入江家所蔵資料
その他の資料
本章掲載資料と説明
写真
名刺
文書
辞令 留学生に対する帰国命令書など
留学生名簿
西航備志録
その他
資料(一)
資料(二)
第二章 松江藩緒お雇いフランス人教師アレクサンドルとヴァレット
フランス人アレクサンドルとワレット
アレクサンドル及びワレット雇い入れれの背景
アレクサンドル
ワレット
ワレットはヴァレットか
ヴァレット
第三章 二人のフランス人(アレクサンドルとヴァレット)の教え子達
教え子達の概要
教え子列伝
瀧野多三郎
澁川忠二郎
塩野門之助 (一)
塩野門之助 (二)
玉木十之助
山口 半六
梅 謙次郎
野津武一郎
落合豊三郎
竹内平太郎
第四章 松江フランス学列士
松江フランス学列士
蘆田 元之助
飯塚 納
小田均一郎
神谷浩之助
酒井秀之丞
庄司金太郎
外山金作
竹内平六
あとがき
索引
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理性と認識衝動 初期フォイエルバッハ研究

著者
半田秀男 
シリーズ
 
助成
98年度文部省助成 
判型
A5 
ページ
1460 
定価
33,000円 (本体30,000円 )
発行日
1999年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-531-4/ISBN4-87440-531-2 
Cコード
C3011 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
最初期のラテン語論文『理性論』と重要一次資料によりフォイエルバッハと旧思想の断絶面のみならず連続面も詳細に解明する本格的研究。下巻に『理性論』原文の本邦初訳を収める。
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第一部 『理性論』論考
緒 論
第一篇 『理性論』の成立とその後
第一章 『理性論』の成立
第二章 『理性論』と『死と不死についての諸思想』
―両者の執筆順序について-
第三章 『理性論』その後
第四章 ボーリン/ヨードル版『全集』(SW)の欠陥性・不完全性
第二篇 『理性論』の内容
第一章 「主観性哲学」批判-『理性論』の根本モティーフ-
第二章 ヘーゲル的「思弁哲学」-『理性論』の理論的枠組み
第三章 『理性論』における人間性
第四章 『理性論』における「人間論」と「思弁哲学」
第五章 フォイエルバッハ理論の体系上の問題
[付論一]哲学史の方法に関する若干の理論的考察
-哲学思想の構造と力-
[付論二]哲学史の方法に関する若干の理論的考察
-「継承哲学」の特質規定の試み-
[付論三]エラルゲン講義『論理学および形而上学への序説』
第三篇 『理性論』の諸解釈
序章 『理性論』の諸解釈を検討するに当たって
第一章 『理性論』を「人間学」的作品として読もうとする立場
第二章 『理性論』を「思弁哲学」的作品として読もうとする立場
第三章 『理性論』の「思弁哲学」的枠組みと「人間論」との関係
終 章 纏めと補足
[付論]宗教の問題をめぐるフォイエルバッハとヘーゲル
第四篇 『理性論』の歴史的な位置と意味
第一章 『理性論』は古臭い?
第二章 『理性論』の歴史的背景を考える
第三章 「歴史的汎神論」としてのヘーゲル哲学
第四章 『理性論』の歴史的な位置と意味を考える
結び 文献目録
第二部 『理性論』訳・註
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日本社会の近代化と宗教倫理 

著者
河村 望 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
390 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1999年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-512-3/ISBN4-87440-512-6 
Cコード
C3012 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
近代資本主義の精神、日本人および日本文化の形成、開かれた共同体と宗教倫理、日本文化の再構成、近代日本の文化的ルーツ、伝統と近代化、日本資本主義の精神と宗教倫理、ほか。
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今田滋子先生退官記念論文集 日本語教育の交差点で 

編者
今田滋子先生退官記念論文集刊行委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
330 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1999年2月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-526-0/ISBN4-87440-526-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
日本語教育
 
内容
研究論文編(学校教育における日本語教育ほか)応用・実践報告編(コミュニケーション障害とリハビリテーションほか)、教材分析(初級日本語ビデオ教材の場面リストほか)の3部構成。
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はじめに/今田滋子先生略年譜/今田滋子先生著作一覧
第1部 研究論文編
母国語話者と日本語学習者の談話内疑問表現とそのイントネーションについて(大浜るい子・岡田英子・杉本 巧・熊野七恵)
松山方言話者による疑問文末詞「か」のイントネーション(大浜るい子・長岡順子・山中康子)
広島方言の疑問文末詞「か」のイントネーション(岡田英子・山中康子・町 博光)
現代日本語の接尾辞「げ」の一考察(黄 其正)
日本語初級教科書付属会話テープの疑問文末イントネーション(迫田久美子・長岡順子・山中康子・熊野七恵)
存在動詞「いる」のもう一つの用法(南 督鉉)
日本語の詫びの手紙の書き方―中級日本語学習者への指導を目指して(西村史子)
学校教育における日本語教育(縫部義憲)
一般性傾向性の「ものだ」から事態認識・評価の「ものだ」(いわゆる感慨の「ものだ」)への文法化(藤井ゆき)
日本語母語話者と韓国人日本語学習者における不満表明行為の特徴(松島弘枝・伊藤かんな)
判決文と新聞コラム記事における漢字使用の比較―法律系日本語教育のための実態調査(村上 恵)
日本語の名詞修飾節の構造と第2言語学習者(山中恵美)
第2部 応用・実践報告編
大学院進学希望者に対する日本語教育への試み(安藤淑子)
スリランカのAレベル(中等教育)(家村伸子)
日本語学習者のための広島方言教材(黒田裕三子・元田 静・松浦和美)
企業の海外技術研究生のための日本語研修の一事例(後藤美知子)
コミュニケーション生涯とリハビリテーション(武島 章)
ビデオ教材を用いたポライトネス学習(夛田美有紀)
企業研修生の日本語教育実践報告(西尾節子)
中国における日本語会話授業の一つの試み(橋本典子)
直接法による教師の説明行動―初級と中級の比較より―(古別府ひづる)
タイの高校における日本語ボランティアについての体験報告(三原嘉子)
第3部教材分析――資料編
初級日本語ビデオ教材の場面リスト(呉 佳・岡田英子・島崎ゆうこ)
初級日本語教室活動教材の文型・表現型リスト(衛藤優香・舒斌)
初級日本語絵教材の語句リスト(国実久美子・織田倫子・山口周子)
執筆者一覧/刊行委員/あとがき
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奥田邦男先生退官記念論文集  日本語教育学の展開 

編者
奥田邦男先生退官記念論文集刊行委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
324 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1999年2月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-525-3/ISBN4-87440-525-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
言語学〈日本語〉 日本語教育
 
内容
日本語教育学、対照言語学、日本語学、実践報告の4部構成。4か国24人の執筆者で教育の舞台も各地に及び、多様な視点から日本語教育の諸問題に迫る。
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【品切】
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アメリカ・交通・経済史 

共著
村山裕三・近江健吉・石田信博・畠平徹・加藤一誠 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
130 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1999年2月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-529-1/ISBN4-87440-529-0 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
ネットワークと標準化/南北戦争前の西部交易と交通の役割/国際貨物輸送ネットワークの再編成/資源利用の効率化における「温故知新」の模索/空港アクセスの選択要因の分析。
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榊原胖夫先生古稀記念論文集の刊行によせて
榊原胖夫先生年譜

     論集
ネットワークと標準化――19世紀から展望したアメリカの情報通信革命――(村山 裕三)
南北戦争前の西部交易と交通の役割<(近江 健吉)
国際貨物輸送ネットワークの再編成――東アジア・東南アジアのコンテナ輸送と航空貨物輸送――(石田 信博)
資源利用の効率化における「温故知新」の模索(畠平 徹)
空港アクセスの選択要因の分析――国際線旅客と国内線旅客の比較を中心に――(加藤 一誠)

あとがき
執筆者紹介
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木坂基先生退官記念論文集  日本語表現法論攷 

編者
木坂基先生退官記念論文集編集委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
320 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1999年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-541-3/ISBN4-87440-541-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
文学・語学/日本
 
内容
文章史(近代日本語文章成立の研究・ほか)、文体(翻訳体としての『伊蘇普物語』の文体・ほか)、文章表現(冒頭段落に位置する提題文・ほか)および表記、方言について。
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【品切】
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はじめに
1 文章史
近代日本語文章成立の研究 (木坂 基)
近代文章の成立について (木坂 基)
欧文脈と手紙 (木坂 基)
近代語の成立における西欧語の影響 (尹 鎬淑)
2 文体
『浅草紅団』の文体 (木坂 基)
島崎藤村の随筆の表現 (木坂 基)
翻訳体としての『伊蘇普物語』の文体 (木坂 基)
『通俗伊蘇普物語』の文体成立の一側面 (木坂 基)
畳語「しばしば」「たびたび」「とぎどき」「をりをり」についての一考察 (安光 裕子)
3 文表現
冒頭段落に位置する提題文 (木坂 基)
文末詞を伴わない質問表現の文百的意味について (木坂 基)
今昔物語集における授受動詞について (古川 俊雄)
江戸時代に於ける副詞的不定語の表現性について (于 康)
接尾辞「がる」考 (黄 其正)
4 表記
近代文章の成立とカタカナ (木坂 基)
片仮名表記体系の形成史論 (沼本 克明)
『あひゞき』における振仮名表現 (浅田健太朗)
振り仮名の12の機能とその分化 (内山 和也)
5 方言
消えゆくカツカン (木坂 基)
日本語俗語の意味特徴 (町 博光)
近畿方言における〈めんどうくさい〉を表す形容詞「オトロシ」の意味の記述 (井上 博文)
文中遊離成文化の諸相 (友定 賢治)
「ジャン」の現代史 (江端 義夫)
あとがき
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中島敦研究 

著者
藤村 猛 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
296 
定価
4,620円 (本体4,200円 )
発行日
1998年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-516-1/ISBN4-87440-516-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
わが西遊記、悟浄歎異、山月記、弟子、南島譚、名人伝、李陵の各作品論、および「中島敦の谷崎文学受容について」「中島敦論ノート」6章からなる作家論。
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第一章 「わが西遊記」
第二章 「悟浄歎異」
第三章 「山月記」――その問題点と構造および位置――
第四章 「山月記」再説
第五章 「弟子」
第六章 「南島譚」――「幸福」を中心にして――
第七章 「名人伝」――その意味するもの――
第八章 「李陵」――その本質と成立について――
第九章 「李陵」再説
第十章 中島敦の谷埼文学受容について――「谷埼潤一郎論」から弟子」の場合――
第十一章 中島敦論ノート(一)――昭和十年前後の中島――
第十二章 中島敦論ノート(二)――「過去帳」から「わが西遊記」へ――
第十三章 中島敦論ノート(三)――昭和十五年前後の中島(1)――
第十四章 中島敦論ノート(四)――昭和十五年前後の中島(2)――
第十五章 中島敦論ノート(五)――「南洋行」から「弟子」へ(1)――
第十六章 中島敦論ノート(六)――「南洋行」から「弟子」へ(2)――
あとがき
初出一覧
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教育関係論の研究 

著者
宮野安治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
230 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
1998年11月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-427-0/ISBN4-87440-427-8 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
教育と教育関係、ヘルバルトと教育関係、ノールの教育関係論、ブーバーの教育関係論、ボルノーの教育的雰囲気論、「教育関係」から「教育的相互作用」へ、ほか。
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【品切】
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はじめに
     第1部 概念と前史
第1章 「教育関係」概念について
第1節 教育と教育関係
第2節 「教育関係」概念の成立と展開
第3節 用語の問題
第2章 ヘルバルトと教育関係
第1節 ヘルバルトの過程教師体験
第2節 概念論批判と教育的因果関係
第3節 訓育論における教育関係
     第2部 ノ―ルの教育関係論第1章 理論構築の源泉
第1節 ディルタイからの影響
第2節 ノ―ルと青年運動
第3節 ペスタロッチの教育関係論
第2章 学的背景
第1節 普遍妥当的教育学の出発点としての教育現実
第2節 教育学の自律と教育関係
第3節 クリーク教育学と教育関係論
第3章 弁証法的性格
第1節 ノ―ル教育学における「両極性」概念
第2節 教育関係の弁証法的構造
第3節 両極性原理と改革教育運動
     第3部 展開と批判
第1章 ブーバーの教育関係論
第1節 対話的思想家としてのブーバー
第2節 「対話的関係」としての教育関係
第3節 教育関係における「相互性」と「それ」の問題
第2章 精神科学的教育学と教育関係論
第1節 精神科学的教育学本質特徴
第2節 フリットナーによる展開
第3節 リットの批判
第3章 批判の諸相
第1節 ノ―ル晩年の理論的修正
第2節 クルーゲの批判
第3節 ギーゼッケの批判
     第4部 新たな方向づけ
第1章 ボルノーの教育的雰囲気論
第1節 ボルノーのノ―ル評価
第2節 人間学的問題としての「気分」
第3節 教育的雰囲気論の展開
第4節 「第3の可能性」をめぐって
第2章 教育的相互作用理論の構想
第1節 「教育関係」から「教育的相互作用」へ
第2節 モレンハウアーの理論
第3節 ウーリッヒの理論
第4節 ヨッピエンの理論
第5節 批判的総括
付論 篠原助市の教育関係論
索引
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文章を読む行為の研究 

著者
長田久男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
350 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1998年10月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-511-6/ISBN4-87440-511-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
読む行為の方法である自覚的なだどり読み、品詞に着目した自覚的な分析読みの方法、文章に着目した自覚的な総合読みの方法、読む行為の主体である読み手の「問」の4部よりなる。
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川と人間 吉野川流域史

著者
東  潮 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
360 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1998年8月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-509-3/ISBN4-87440-509-6 
Cコード
C1021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
旧石器時代から近現代にいたる吉野川流域の人間と自然のかかわりを歴史学、歴史地理学、民俗学、考古学、生物学の面からとらえる。平成10年度四国地区大学放送公開講座テキスト。
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はしがき
序章 吉野川の河川環境と流域史
河川の自然環境と開発史・四国の河川環境・吉野川流域の地形環境・吉野川の利水と治水
一 吉野川流域の自然と歴史概観―石と人間のかかわり――
旧石器人と石器・縄文と石器・弥生人と石器
コラム1 吉野川流域を掘る
二 人間活動と自然環境の変遷
生物的自然環境と人間・植生・四国の植生
三 稲作のはじまり――吉野川下流を中心に――
縄文から弥生・縄文時代晩期の文化・吉野川下流域の縄文時代後晩期弥生時代がはじまったころ・吉野川下流域の弥生時代前期・弥生文化伝播の時期と前期社会の特色・イヌとのつきあい・戦いのはじまり
阿波の銅鐸と朱
弥生人の宗教観・銅鐸の変遷と分布・銅鐸に描かれた農耕神話・地中への埋納と終焉・朱とはなにか・日本列島における朱の使用・四国東部における弥生時代の朱・まとめ
コラム2 若杉遺蹟における辰砂の採掘
五 前方後円墳の誕生
はじめに・弥生墳丘墓と前方後円墳・讃岐型前方後円墳の支配する世界・使譯通じる所三十くに・堅穴式石槨(室)の提供・極少規模の前方後円墳が営まれる世界・宮谷古墳の登場と讃岐潟前方後円墳の衰退
六 古墳群の形成と地域政権
はじめに・古墳群展開の諸段階・古墳展開の諸段階と地域首長権・徳島の古墳の特質――古墳時代中期――四国における古墳分布と徳島・まとめ
七 巨石墳の出現――六・七世紀の阿波――
巨石墳の発掘――大里二号墳――・阿波の横穴式石室の構築法・横穴式石室墳をめぐる諸問題
コラム3 吉野川流域における横穴式石室の変遷
八 川と古代地方豪族――阿波国造碑と栗凡直氏――
阿波国造碑について――弟臣・麻呂・救夫――・「クニ」と凡直国造・令制國栗の成立・八世紀の阿波
コラム4 徳島市観音寺遺跡の調査成果
九 信仰に見る中世の世界
はじめに・板碑の立つ風景・くらしのなかの呪術・霊山信仰の諸相・山伏と中世社会
十 阿波藩における走り百姓について
はじめに・阿波入国と走り百姓対策・おわりに
十一 江戸時代の城下町を発掘で探る――近世都市徳島の考古学的研究――
はじめに・近世都市徳島城下町の形成・城下町の発掘調査――常三島――・おわりに
十二 絵図にみる吉野川
絵図と河川・国絵図にみる吉野川・地誌図としての河川絵図・治水絵図としての河川絵図・その他の河川絵図
十三 川と民俗――吉野川流域を中心として――
はじめに・川と水神信仰・川戸年中行事・川と水運と信仰・川をさまよう神々・雨乞いと流域の文化・おわりに
執筆者一覧
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石田米壯文集 

著者
石田米壯 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
282 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1998年8月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-507-9/ISBN4-87440-507-X 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
遺文集。東大入学後学徒出陣、敗戦で帰還、復学、卒業と同時に学園の理事長となったがやがて解任された著者の波乱を秘めた短篇小説集。
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芸備両国の条里遺構 

著者
佐々木卓也 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
114 
定価
2,619円 (本体2,381円 )
発行日
1998年8月8日 
ISBN
ISBN978-4-87440-413-3/ISBN4-87440-413-8 
Cコード
C3025 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
古代芸備両国における地域開発方法――条里遺構の地域分布と施行年代――/安芸国の条里遺構/備後国の条里遺構/<資料>古代芸備両国における地域構造・社寺分布。
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日本儒教の精神 ――朱子学・仁斎学・徂徠学――

著者
西晋一郎講義/木南卓一校合増補 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
290 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1998年8月2日 
ISBN
ISBN978-4-87440-503-1/ISBN4-87440-503-7 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
儒教の伝来、宋学について、朱子学について、仁斎学について、徂徠学について、「朱子学・仁斎学・徂徠学」の序言と結語、西洋思想史大意で日本人の精神のあり方を説く。
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口絵写真 六葉

一 儒教の伝来
二 宋学について
三 朱子学について
四 仁斎学について
五 徂徠学について
六 「朱子学・仁斎学・徂徠学」の序言と結語
七 西洋思想史大意

後記
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国語科授業活性化の探究2 古典(古文)教材を中心に

著者
渡辺春美 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
360 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1998年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-504-8/ISBN4-87440-504-5 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
 
内容
古典(古文)の授業活性化の試みとして、日本永代蔵・伊勢物語・枕草子・源氏物語・大鏡・徒然草等の学習指導を行い、古典教育の意義と古典を読む力を考察する。
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まえがき(広島大学名誉教授 鳴門教育大学名誉教授 野地潤家)
序章 国語科授業の活性化を求めて
第一章 古典入門期指導の試み――学ぶ意味にふれる授業を目指して――
はじめに――古典入門期しどうのあり方
一 古典学習への高校生の疑問
二 「古典入門――私達はなぜ古典を学ぶのか――」の学習計画
三 授業展開の実際
四 生徒の感想
おわりに――反省と課題
第二章 古典の授業活性化の試み(一)
1 『日本永代蔵』学習指導の試み――教材の配列による理解の深化――
はじめに
一 教材と授業のねらい
二 授業のねらい達成のための工夫――仮説として――
三 学習計画
四 授業の実際
五 生徒の感想とその考察
おわりに――反省と課題
2 『伊勢物語』学習指導の試み――『みやびの世界を歩く』の場合――
はじめに――古典の授業活性化のために
一 「『伊勢物語』――みやびの世界を歩く――」の授業計画
二 授業の実際
三 生徒の感想――『伊勢物語』を学んで――
おわりに――反省と課題
第三章 古典の授業活性化の試み(二)
1『枕草子』の授業構想
はじめに
一 古典の学習指導の改善
二 古典の授業活性化のための授業構想――『枕草子』の場合――
おわりに
2 『枕草子』の授業の実際
はじめに
一 古典の学習指導の改善
二 『枕草子』学習指導の概要
三 学習指導の実際
おわりに――『枕草子』学習指導の考察と課題
第四章 古典の授業活性化の試み(三)
1 『源氏物語』学習指導の試み(1)――古典に親しむ態度の育成を目指して――
はじめに――「古典」の目標について――
一 学習テーマの設定
二 『源氏物語』の指導内容
三 「世の中のしくみと愛」の試み
おわりに――反省と課題――
2 『源氏物語』学習指導の試み(2)――班別学習による『愛と誇り』の学習――
はじめに
一 『源氏物語』の指導内容
二 班別学習による「愛と誇り」の試み
三 「愛と誇り」の感想例
おわりに――班別学習による「愛と誇り」の試みの反省と課題――
3 『源氏物語』学習指導の試み(3)――古典の学び手を育てる単元学習の試み――
はじめに
一 「『源氏物語』――様々な愛の姿――」の学習指導の概要
二 「愛と不信――紫の上の物語――」の学習指導
三 古典の学び手を育てる単元学習の創造のために
おわりに
第五章 古典の授業活性化の試み(四)
『大鏡』学習指導の試み――『歴史を生きた人々』の場合――
はじめに――授業活性化の基本的観点
一 古典の授業活性化の工夫
二 『大鏡』の授業計画
三 授業展開の実際
四 生徒の学習の実態とその考察
終わりに――反省と課題――
第六章 古典の授業活性化の試み(五)
『徒然草』学習指導の試み――表現を軸として――
はじめに
一 学習指導計画
二 『徒然草』学習指導の実際
三 生徒の表現とその考察
おわりに――『徒然草』学習指導の反省と課題――
第七章 古典の教材開発と教材研究
1 教材開発の視点――教材開発の視点とその活用――
はじめに
一 「『大鏡』――歴史を生きた人々――」の授業の実際
二 学習材開発の視点
三 生徒に育った能力・態度
おわりに
2 教材開発の実際――『万葉種』・『古今和歌集』・『新古今和歌集』の共催研究――
はじめに
一 教材研究の方法
二 教材化と指導計画
三 教材研究の実際
おわりに――今後の課題――
第八章 古典受容の実態と古典の読み
1 古典教育の意義――生徒の感想を中心に――
はじめに
一 古典教育の意義――生徒の考える古典教育の意義を通して――
二 古典教育の可能性――生徒の感想を中心に――
おわりに
2 古典を読む力の考察――生徒の実態を中心に――
はじめに
一 研究の目的
二 実態調査の方法
三 調査結果と考察
おわりに――まとめと課題――
結章 豊かな古典教育を求めて――まとめと課題――
一 古典教育の基本
二 古典教育の意義と可能性
三 古典教育の方法――授業活性化のために――
四 古典を読む力の明確化
五 古典教育年間計画の立案
六 豊かな古典教育を求めて
あとがき
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21世紀の平和と創造 

編者
嶋矢志郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1998年7月7日 
ISBN
ISBN978-4-87440-506-2/ISBN4-87440-506-1 
Cコード
C2031 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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同和教育の実践・研究 

著者
清水 茂 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1998年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-500-0/ISBN4-87440-500-2 
Cコード
C1037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
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漢文の教材研究 別冊 

著者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
175 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1998年5月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-505-5/ISBN4-87440-505-3 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
漢文学の基礎知識(漢字・訓読・思想・史書・漢詩・文章・書籍)、参考(単元教材・参考論文)
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総目次
漢文学の基礎知識
一、漢字についての基礎知識
二、訓読についての基礎知識
三、思想についての基礎知識
四、史書についての基礎知識
五、漢詩についての基礎知識
六、文章についての基礎知識
七、書籍についての基礎知識
参考
1、単元教材「唐詩」――李白と杜甫――
2、参考論文
①「漢詩の教材研究――李白と杜甫――」
②「漢詩の対句――唐詩を中心にして――」
③「『論語』の教材研究」
補遺
「古詩篇」口語訳
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漢文の教材研究3 史伝篇(二)秦漢以後

共著
山本 昭・森野知子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
203 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1998年5月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-502-4/ISBN4-87440-502-9 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
彼取りて代はるべし、先んずれば即ち人を制す、項羽大いに怒る、鴻門の会、四面楚歌、剣を抜きて蛇を切る、始皇帝狙撃、背水の陣、蘇武漢節を持す、他。
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『漢文の教材研究』について
『史記』の教材研究(森野繁夫)
【史記】
1、彼 取りて代はるべし(項羽本紀)
2、先んずれば即ち人を制す(項羽本紀)
3、項羽 大いに怒る(項羽本紀)
4、鴻門の会[その一](項羽本紀)
5、鴻門の会[その二](項羽本紀)
6、四面楚歌(項羽本紀)
7、項羽の最期(項羽本紀)
8、剣を抜きて蛇を斬る(高祖本紀)
9、天下を有する所似(高祖本紀)
10、大風の歌(高祖本紀)
11、秦の律令・図書を収る(蕭相国世家)
12、功狗と功人(蕭相国世家)
13、始皇帝狙撃(留侯世家)
14、孺子 教ふべし(留侯世家)
15、忠言は耳に逆ふも行ひに利あり(留侯世家)
16、俛して袴下り出づ(淮陰侯列伝)
17、背水の陣(淮陰侯列伝)
【十八史略】
18、蘇武 漢節を持す(前漢)
19、死せる諸葛、生ける仲達を走らす(三国)
20、創業守成(唐)
【付録】
一、楚漢年表
二、楚漢地図
三、三国地図
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教材開発の理論と実際 

著者
福岡教育大学授業研究会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
242 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1998年4月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-491-1/ISBN4-87440-491-X 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
国語・社会・英語・算数・数学・理科・音楽・図画美術・書道・技術・家庭・体育・生活・道徳・特別活動各科の教材開発の理論と実際、さらに教材と人格発達の論考を掲載。
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まえがき
第1章 教材開発の理論
1.教材の概念
2.教材論に関する先行研究
3.雑論の素材,題材としての subject matter
4.経験と教材
(1)経験を与える手段としての教材/(2)ヘルバルト教育学と経験/(3)デューイ教育学と経験
5.教育において教材とは何か
6.教材開発の理論
第2章 教材と人格発達
1.学校教育と人格の発達
(1)何が人格を発達させるのか/(2)学校と人格発達とのかかわり
2.自己のとらえ方と教材
(1)自己概念の発達/(2)自尊感情とは/(3)自信のない日本の子ども
3.教材と人格発達の関係
(1)学力と人格形成/(2)教材と人格形成/(3)教材とは何か
第3章 国語科における教材開発の理論と方法
1.国語科における教材とは何か
2.国語科における教材開発の視点
3.国語科における教材開発の方法
4.国語科における教材開発の実践例
(1)教材化しようとする言語文化材の発掘/(2)「技術の中に」の教材化と加工
5.国語科教材開発にあたっての留意点
第4章 フィールドワークのすすめ――社会科教材開発の理論と方法をめぐって――
1.社会科の教材開発とフィールドワーク
2.クリーク地帯の農業
3.大川市における伝統的食文化の教材開発
(1)伝統的食文化を中心とする地域調査/(2)子どもたちの食生活と食意識の調査
4.授業づくりと評価
5.終わりに
第5章 英語科教材開発の理論と方法
1.教材とは
2.英語教育の目標と教材
3.聞くことの教材研究
4.聞くことと語彙
5.コミュニケーションの教材
6.題材についての教材研究
第6章 算数・数学科教材開発の理論と方法
1.素材と教材
2.教材の良否と学習指導
3.教材研究の仕方
(1)数学の立場から/(2)数学史の立場から/(3)教科書研究の立場から/(4)学習心理学的な立場から/(5)社会的立場から
4.子どもの実態からの教材研究
(1)分数の事例
(2)平行四辺形の求積の事例/(3)特殊一般と任意一般
5.結び
第7章 理科教材開発の理論と方法
1.はじめに
2.教材の定義
3.教材と教具
4.教材化とその構成要素
5.教材研究の定義
6.教材研究の種類とその内容
7.教材・教具の改善の視点
8.おわりに
第8章 音楽科教材開発の理論と実際
1.教材開発について
(1)教材の条件/(2)教材開発の視点/2.小学校音楽科における教材開発の事例
(1)低学年(鑑賞)/(2)中学年(歌唱)/(3)高学年(即興的表現)
3.中学校音楽科における教材開発の事例
(1)「見えないもの」を「見えるもの」として提示する場合(2)「教師が教えたいもの」を「子どもが学びたいもの」として提示する場合
第9章 図画工作・美術科教材開発の理論と方法
1.研究開発の視点
(1)はじめに―教材の自主的な編成に向けて/(2)教材とは何か/(3)造形活動における表現の特質/(4)人間的表現の基盤を考える(5)近代~現代美術の変遷と造形遊び(6)おわりに―地域の教育力の活用
2.図工・美術における,これからの教材づくりの方向と展望
(1)はじめに/(2)子どもの生きる環境と生命の輝き/(3)生命の表現としてのプリミティズム/(4)おわりに
第10章 書道科教材開発の理論と実際
1.はじめに
2.書道科における教材とは
(1)学習の流れの上から見た教材/(2)表現及び鑑賞学習の上から見た教材/(3)機能や形態の上から見た教材
3.新学力観から見た教材開発
4.教材の選択・吟味
(1)指導理念上からの選択・吟味/(2)学習指導の理念と学習指導計画
5.教材開発の視点
(1)鑑賞/(2)臨書における発見学習の重要性(3)臨書から創作へ
6.教材開発の具体例(学習指導案)
7.おわりに
第11章 技術科の教材開発の理論と実際
1.教材とその価値
2.教材解釈と教材開発
3.教材開発の方法
4.教材研究の具体例――のこぎりを主要素とする技術での切断能力(技能)形成――
5.教材開発の具体例――電気回路の基本構成を判断する能力形成――
第12章 教材開発の理論と方法:家庭科
1.はじめに
2.子どもの状況を用いる上で陥りやすい問題点
(1)既成ビデオを教材として授業に取り入れる場合の問題/(2)実験教材を授業に取り入れる場合の問題
第13章 体育科教材開発の理論と実際
1.授業と教材
2.教材と教具
3.教材開発(新しい運動の創造)
4.教材開発の実際
(1)バスケットボールとバレーボールの運動生成過程にみる教材開発/(2)低学年のゲーム領域における教材開発
第14章 生活科教材開発の理論と実際
1.生活科における教材開発についての考え方
(1)生活科における教材開発とは活動開発である/(2)素材や事象が持つ活動展開の可能性を探る/(3)学習の基本過程を考える/(4)学習の総合性に配慮する/(5)学習の生活科を考える
2.生活科における活動開発の実際
(1)探検や採集活動/(2)飼育や栽培活動/(3)遊び物づくりの活動/(4)交流活動/(5)学習のまとめの表現物づくりの活動
第15章 教材開発の理論と実際:道徳
1.はじめに
2.道徳教育における教材開発の理論
(1)道徳の時間の性格と役割/(2)道徳の内容とその構成/(3)道徳教育における「教材」とは何か/(4)資料の選択と開発
3.道徳教育における教材開発の実際
(1)道徳教育における教材開発/(2)資料分析の手順/(3)資料類型と資料活用類型/(4)読み物資料「足袋の季節」の分析事例
第16章 特別活動の教材開発の理論と方法
1.特別活動における「教材」
2.特別活動の活動内容
3.特別活動の指導の原則
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説明的文章教育の目標と内容 何を、なぜ教えるのか

著者
森田信義 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
130 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1998年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-492-8/ISBN4-87440-492-8 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈説明文〉
 
内容
実践現場での活用をめざした簡潔な目標論・内容論。論理的認識力を育てる、読みの水準と読みの場、能力の系統性をどう考えるか、論理的構造をとらえる教材研究方法、ほか。
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まえがき
第一章 説明的文章教育の現状と課題
1 国語科における説明的文章の位置
2 説明的文章学習に対する児童・生徒の意識の実態
第二章 論理的認識力を育てる
1 論理的思考、論理的認識ができるということ
2 「論理」を読む ―「論理」体験―
(1)「論理」を読み取る必然性 ―説明的文章教育の存在理由―/(2)「論理」を読むことの実際
第三章 説明的文章を読むとはどういうことか
1 はじめての出会い ―筆者は、「何を」書いているか―
2 改めて教材に出会う ―どのように書いているか(論理と表現の読み)を読む―
(1)全体の論理構造に出会う/(2)教材各部(意味段落)の構造
3 複数教材の比較による個性の発見とその問題
4 自己の既有認識との比較 ―「実の場」の原理を生かした読み・単元の再検討―
5 説明的文章の評価
第四章 読みの水準と読みの場―「実の場」原理を生かす―
1 読みの水準・読みの様相
2 「実の場」原理に立つ読みとは何か ―「実の場」の長所と短所―
3 「実の場」の読みを教室に生かすために
(1)教材との偶然の出会いを必然にする工夫/(2)実態としての読みの尊重/(3)学習課題づくり/(4)教材への働きかけ ―表現活動―
4 国語科説明的文章教育としての読みを「実の場」に
5 教室における読みも「実の場」の読み
第五章 説明的文章の読みの能力とは何か
1 二つの系列 ―確認読みの能力と評価読みの能力―
(1)確認読みの能力/(2)評価読みの能力
2 「学習」能力、「対情報」能力
3 問題解決能力
(1)問題発掘能力/(2)問題解決の方法を構想する能力/(3)問題解決実践力/(4)評価能力
第六章 能力の系統性をどう考えるか
1 評価のできる六年生はどこに行ったか?
2 「系統性」とは何か
3 何を系統的に教えるのか
4 認識能力をどのように指導するのか
第七章 教科書教材に関する一考察 ―改訂と教材の質―
1 教科書の実態と改訂の内容
2 改訂の結果と教材の質
第八章 説明的文章の教材研究に関する提案 ―「論理指標表現」に着目する―
1 「論理指標表現」の性格と位置
2 「論理」を読む手がかりの発見
(1)学習の方法化/(2)大きな単位(段落)からの出発/(3)論理指標表現の把握
第九章 論理構造をとらえる教材研究法
1 教材の全体構造の把握
2 「おこす」、「とく」、「まとめる」各段階の内部構造
(1)「おこす」段落の構造/(2)「とく」段落の構造/(3)「まとめる」段落の構造
あとがき
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おもしろ教育評価 

著者
井上正明 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
220 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1998年4月6日 
ISBN
ISBN978-4-87440-494-2/ISBN4-87440-494-4 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
とかく分かりにくい評価の問題を、教育現場への批判的考察も入れて、落語風に分かりやすく解説。一人ひとりの個性をいかに把握し学力とともにどう評価するか、が本書の主題となっている。
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【品切】
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アメリカ教育行政学 

著者
中谷 彪 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
284 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1998年4月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-484-3/ISBN4-87440-484-7 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
――ニューロンとカウンツ。19世紀中期以降の展開を踏まえて1920~30年代のアメリカ教育行政に新風を吹き込んだ2人の理論を分析、その特質と影響を検証し、その位置づけを行う。
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はしがき
序 本書の課題――アメリカ教育行政学におけるニューロンとカウンツ――
     第1部 アメリカ教育行政学の歴史と特質
第1章 19世紀末までの教育行政学
第2章 19世紀末から20世紀初頭の教育行政学
第3章 20世紀初期の教育行政学
第4章 テイラーの科学的管理法と教育行政学
第5章 20世紀前半の指導的教育行政学者たち
第1節 スポウルディングの教育行政学
第2節 ホビットの教育行政学
第3節 カバリーの教育行政学
第4節 ストレイヤーの教育行政学
第6章 管理教育行政学の批判と反省
第1節 管理行政学の批判と反省
第2節 アメリカ行政学の批判と反省
第3節 1930年初頭までの教育行政学
第4節 アメリカ教育行政学の転換
     第2部 J.H.ニューロンの教育行政学
第1章 J.H.ニューロンの生涯と教育研究活動
第1節 転換期の教育行政学者ニューロン
第2節 ニューロンの経歴と著作
(1)ニューロンの経歴/(2)名教育長としてのニューロン/(3)ティーチャーズ・カレッジのニューロン/(4)ニューロンの社会的活動/(5)ニューロンの著作
第2章 応用社会科学としての教育行政学
第1節 アメリカ社会の転換と教育行政学の変革
第2節 応用社会科学としての教育行政学
第3節 ニューロンの教育行政学の構造
(1)新しい社会創造のための教育行政学/(2)アメリカ教育行政学の批判的分析/(3)教育委員・教育長・教員の教育思想の検討
第3章 J.H.ニューロンの教育行政理論
第1節 デモクラシーのための教育
第2節 教育の機能論
第3節 教育の機会均等論
第4節 教育行政への住民参加
第5節 教育委員会論
第6節 教育長論
第7節 教育の中央統制と地方統制
第8節 教育と政治の分離論
第9節 教師の教育の自由論
第4章 J.H.ニューロンの教育行政理論の評価と影響
第1節 ニューロンの教育行政理論の特質
第2節 ニューロンの教育行政理論の問題点
第3節 ニューロンの教育行政理論の影響
     第3部 G.S.カウンツの教育行政学
第1章 G.S.カウンツの生涯と教育研究活動
第1節 教育行政学者としてのカウンツ
第2節 カウンツの経歴と著作
(1)カウンツの経歴/(2)カウンツの著作
第2章 G.S.カウンツの教育行政学の分析
第1節 アメリカの教育委員会の実態分析
(1)アメリカ教育行政における教育委員会の位置/(2)教育委員会の制度的構成/(3)教育委員会の社会的構成
第2節 政治の中の教育―シカゴにおける政治と教育―
(1)シカゴにおける大人たちの教育的愚行/(2)社会的諸勢力の葛藤の中の教育行政/(3)教育の民衆統制原理の幻想と克服
第3節 学校教育と社会改造――『学校は新しい社会秩序を建設しうるか』の分析
(1)進歩主義教育とその運動/(2)カウンツの進歩主義教育批判
第3章 社会改造のための教育
第1節 集産主義への移行と教育の役割
第2節 社会改造の推進者としての教師
第4章 G.S.カウンツの教育行政論の評価と影響
第1節 カウンツの教育行政論の特質
第2節 カウンツの教育行政理論の問題点
第3節 カウンツの教育行政論の影響
結 アメリカ教育行政学におけるニューロンとカウンツ
第1節 20世紀初頭のアメリカ教育と管理教育行政学
第2節 アメリカ教育行政学におけるニューロンとカウンツ
(1)ニューロンの位置/(2)カウンツの位置
第3節 ニューロンとカウンツの学的遺産を継承するもの
資料1 アメリカ教育行政学文献一覧
資料2 アメリカ行政学文献一覧
人名索引
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生体情報 

著者
小林 惇 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
150 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1998年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-489-8/ISBN4-87440-489-8 
Cコード
C1045 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
――遺伝情報の発現と生理情報の伝達――大学教養課程の学生を対象に書き下ろした生体への案内書。生命科学の最新の情報をも取り入れて、一般読者にも興味ある読み物となっている。
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アメリカ演劇を楽しむ 

著者
勝 健一郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
180 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1998年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-496-6/ISBN4-87440-496-0 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
――オニールの女性を主人公にした四大作の特質。Anna Christie, Strange Interlude, Mourning Becomes Electra, Long Day's Journey into Nightの四大作をもとに、言語の特質、作品の悲劇性をさぐる。
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心をはぐくむ幼児教育 

編著
神原雅之・秋山幹男・有馬比呂志 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
228 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1998年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-495-9/ISBN4-87440-495-2 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈幼児・児童教育〉
 
内容
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魂の彷徨 

著者
篠田昭夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
160 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1998年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-493-5/ISBN4-87440-493-6 
Cコード
C3097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
―ディケンズ文学の一面―A Tale of Two Cities, A Message from the Sea, Great Expectations, Tom Tiddler's Ground, George Silverman's Explanationsと1859-60年にかけてのエッセイ群。
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まえがき
第一章 A Tale of Two Cities ――主人公Sydney Cartonの生と死――
第二章 1859年から60年にかけてのエッセイ群――作家の自己表白との関わり――
第三章 A Massage from the Sea――1860年のクリスマス作品――
第四章 Great Expectations――主人公Pipの生の軌跡――
第五章 Tom Tiddler's Ground――1861年のクリスマス作品――
第六章 George Siverman's Expectation――最後の完成作品――
あとがき
主要参考文献
索引
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日本英学発達史の基礎研究 

著者
寺田芳徳 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
800 
定価
16,500円 (本体15,000円 )
発行日
1998年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-499-7/ISBN4-87440-499-5 
Cコード
 
ジャンル
英語教育
 
内容
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ガルベールの日記 

訳者
守山記生[ガルベール・ド・ブリュージュ著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
232 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1998年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-478-2/ISBN4-87440-478-2 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
――中世の領域君主と都市民――Galbert de Brugesの日記の全訳。1127年から28年にかけてフランドル伯シャルル善良侯の暗殺とその後の危機についての正確な記述で史料価値が高い。
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廿日市の歴史探訪(一) 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1998年3月2日 
ISBN
ISBN978-4-87440-487-4/ISBN4-87440-487-1 
Cコード
C0021 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
神話の時代から昭和まで、故事来歴・神社仏閣・地名人名・風土と文化・芸術芸能など、故郷の奥深さ、あたたかさが伝わる。
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漢文の教材研究9  思想篇(三)孟子

著者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
137 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1998年2月28日 
ISBN
ISBN978-4-87440-481-2/ISBN4-87440-481-2 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
何必日利、五十歩百歩、民之父母、猶縁木而求魚也、恒産恒心、顧而言他、惻隠之心、性善、牛山之木、仁人心也、魚我所欲也、良知良能、民為貴
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『漢文の教材研究』について
『孟子』の教材研究
1 「何必日利」章(梁恵王篇・上)
2 「五十歩百歩」章(梁恵王篇・上)
3 「民之父母」章(梁恵王篇・上)
4 「猶縁木而求魚也」章(梁恵王篇・下)
5 「恒産恒心」章(梁恵王篇・上)
6 「顧而言他」章(梁恵王篇・下)
7 「惻隠之心」章(公孫丑篇・上)
8 「性善」章(告子篇・上)
9 「牛山之木」章(告子篇・上)
10 「仁人心也」章(告子篇・上)
11 「魚我所欲也」章(告子篇・上)
12 「良知良能」章(尽心篇・上)
13 「民為貴」章(尽心篇・下)
[付録] 単元教材例「諸子の思想」
戦国時代地図
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中間言語研究 日本語学習者による指示詞コ・ソ・アの習得

著者
迫田久美子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
490 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1998年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-497-3/ISBN4-87440-497-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
日本語教育
 
内容
韓国・中国の男女及び日本人児童を対象に学習指導をし、その習得状況を分析。第一言語と第二言語の習得過程、教室学習と自然習得など、習得の実状と問題が明るみに。
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土居光知 工藤好美氏宛書簡集 

著者
風呂本武敏 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
320 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1998年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-490-4/ISBN4-87440-490-1 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
土居光知氏から工藤好美氏にあてた書簡147通。昭和2年8月27日から54年3月23日までで、文学理論の補足、関心の所在、文学研究への助言のほか、友人としての人生についての助言など。
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 はじめに

 土居光知先生と父 (大原千代子)

1.佐倉・牛込・高田雑司ヶ谷時代
2.富山・岩瀬村時代
3.台北時代
4.終戦~(東京・名古屋・奈良・京都)
5.東京(調布・立川)時代

 土居光知先生年譜・著作目録・論文
 工藤好美先生年譜・著作目録・論文

 あとがき
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PERCEPTIONS OF THE JET PROGRAMME 

著者
足立和美 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1998年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-488-1/ISBN4-87440-488-X 
Cコード
C3087 
ジャンル
英語教育
 
内容
わが国独自の英語教育法であるJETプログラムの実施状況と問題点を、学習者・日本人英語教師・外国人青年英語指導助手を対象に調査。英語教育の問題点と今後の課題を提示する。
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沖縄語漢字資料の研究 

著者
多和田眞一郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
594 
定価
19,800円 (本体18,000円 )
発行日
1998年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-486-7/ISBN4-87440-486-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
言語学〈日本語〉
 
内容
現在知られている沖縄語に関する漢字資料(中国語資料)の分析研究により沖縄語の変化を考察。「琉球館訳語」『使琉球録』『音韻字海』『中山伝語録』『琉球入学見聞録』等の資料を使用。
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1 「琉球館訳語」の研究
1.本文翻刻・対応日本古語・通し番号
2.音訳字索引
3.音訳字一覧
4.音訳字の音価推定
5.本文の音声表記
6.考察
2 『使琉球録』(陳侃)「夷語附」の研究研究
1.本文翻刻・対応日本古語・通し番号
2.音訳字索引
3.音訳字一覧
4.音訳字の音価推定
3 『使琉球録』(郭汝霖)「夷語附」の研究
1.本文翻刻・対応日本古語通し番号
2.音訳字索引
3.音訳字一覧
4.音訳字の音価推定
4 『音韻字宇』(周鐘)「附録夷語音釋」の研究
1.本文翻刻・対応日本古語・通し番号
2.音訳字索引
3.音訳字一覧
4.音訳字の音価推定
5 『使琉球録』(蕭崇業)「夷語附」の研究
1.本文翻刻・対応日本古語・通し番号
2.音訳字索引
3.音訳字一覧
4.音訳字の音価推定
6 『使琉球録』(夏子陽)「夷語附」の研究
1.本文翻刻・対応日本古語・通し番号
2.音訳字索引
3.音訳字一覧
4.音訳字の音価推定
7 『中山伝信録』(除葆光)「琉球語」の研究
1.本文翻刻・対応日本古語・通し番号
2.音訳字索引
3.音訳字一覧
4.音訳字の音価推定
8 『琉球入学見聞録』(潘相)「土音」の研究
1.本文翻刻・対応日本古語・通し番号
2.音訳字索引
3.音訳字一覧
4.音訳字の音価推定
9 漢字資料を通して見た沖縄語
10 音訳字総覧
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ドイツ中世博物誌・世界年代記の異類像 

著者
四反田 想 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
494 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1998年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-485-0/ISBN4-87440-485-5 
Cコード
C3099 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
ヨーロッパ中世と日本中世における「世界像」、ドイツ中世の語源学、ドイツ中世の自然科学的態度と中世博物誌における初期キリスト教的迷信との対立、『フイジオログス』コンコーダンス。(全独語)
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カント理論哲学形成の研究 

著者
桧垣良成 
シリーズ
 
助成
97年度文部省助成 
判型
A5 
ページ
420 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1998年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-483-6/ISBN4-87440-483-9 
Cコード
C3014 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
デカルト、ヴォルフ、バウムガルテンの理性主義の流れにカントの前批判期を位置づけ、そこからカント研究のある部分が全くの誤認であると指摘、従来の通説に対立する見解を示す。
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序論
     第一部 「実在性」の概念
第一章 カント以前における「実在性」と「存在」
第一節 「実在性」概念の源流
第二節 バウムガルテンにおける「実在性」と「存在」
第二章 前批判期カントにおける「実在性」と「存在」
第一節 「真に肯定的な規定」としての「実在性」と「存在」
第二節 実在的対立
第三節 空間の実在性
第三章 『純粋理性批判』における「実在性」と「存在」
第一節 「真に肯定的な規定」としての「実在性」
第二節 「超越面的演繹」の課題を担う「実在性」
第三節 「認識」の客観的実在性」とコペルニクス的転回――ライプニッツおよびロックとの対比――
第四節 metakategorialな概念としての「客観的実在性」
第四章 「実在的」の二義性――「概念」と「実在」との関係の転回――
第一節 「二義性」の再検討
第二節 理性主義における「実在的」
第三節 前批判期カントにおける理性主義的な「実在的」
第四節 「二義性」の成立
第五章 「実在的け」と「綜合的」――「存在判断」と「綜合的判断」――
第一節 「実在的」の二義性と「綜合的」の二義性
第二節 「存在判断」と「総合的判断」
     第二部 カントの理論哲学形式における諸論点と「実在性」の問題
第一章 「根拠」の概念
第一節 『新解明』における「根拠けの概念
第二節 従来の解釈の批判
第三節 理論哲学形式における『新解明』の意義
第二章 「神の存在のオントローギッシュな証明」に対する批判の展開
第一節 『新解明』における異論
第二節 『証明根拠』における異論
第三節 弁証論的対立
第四章 思考法の変革
第一節 『懸賞論文』の「方法」論
第二節 先学に対する独自性――ホッブズ、ライプニッツ、ヴォルフ、クルージウスとの対比――
第三節 『純粋理性批判』との比較
第五章 「質料」と「形式」との関係
第一節 ヴォルフにおけるforma dat esse reiという命題
第二節 「反省概念の多義性」の章における「質料」と「形式」
第三節 転回の事情
第四節 「経験的実在論」としての批判哲学
第六章 可能性の制約
第一節 神の現存在の論証のための唯一可能な証明根拠
第二節 カントの証明根拠の特徴
第三節 証明根拠に対する自己批判
第四節 純粋理性の理想
第五節 超越論的証明
第六節 「可能性の根拠」と「可能性の制約」
第七節 「可能性の制約」の転回
終章 モナド論から批判哲学へ
第一節 前批判期カントの「理性主義」
第二節 前批判期諸著作における「理性主義」の諸相
第三節 パウムガルテンのモナド論
第五節 批判哲学の萌芽再考
     付論
第一章 神の存在のオントローギッシュな証明と認識論的立場の問題――トマス、デカルト、カント――
第一節 トマスとデカルト
第二節 カント
第二章 存在と本質との区別の問題――トマスとカント――
第一節 Seinに関するカントのテーゼと神における存在と本質との同一性
第二節 神のオントローギッシュな証明に対するトマスの批判の眼目
第三節 トマスにおける存在と本質との「概念的」区別
第四節 「概念」と「実在」との区別
第三章 「超越論的感性論」の再構成
第一節 空間および時間の「超越論的観念性」
第二節 「感性的直感」としての空間および時間
第三節 「純粋形式」としての空間および時間
第四節 カントの理論哲学形式における空間時間論の位置づけ
あとがき
資料 バウムガルテン『形而上学』訳注
文献表
索引 事項索引
    人名索引
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資源の科学的理解 

著者
藤谷 健 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
170 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1998年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-476-8/ISBN4-87440-476-6 
Cコード
C1040 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
文系理系を問わず資源を科学的に理解し今日の問題を客観的かつ冷静に判断するための材料を提供。資源一般から水、大気、有機化合物、化石燃料、金属、繊維、ゴム、その他広範囲に展望。
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萩原朔太郎 

著者
坂根俊英 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
282 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1997年12月22日 
ISBN
ISBN978-4-87440-472-0/ISBN4-87440-472-3 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
朔太郎文学の出発、短歌と社会性、「愛憐詩篇」論、「ノート」の分析、「手」と詩精神、『月に』吠える論、『青猫』論、『蝶を夢む』論、『氷島』論、アフォリズムについて。
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朝日綿布貿易と綿業の展開 

著者
金 永徽 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
230 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1997年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-479-9/ISBN4-87440-479-0 
Cコード
C3025 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
李朝前期の綿作と綿布の貨幣機能、朝日綿布貿易の展開、綿布貿易の行き詰まりと日本綿作の開始、日本綿作の展開、李朝後期の綿作の展開、朝日の綿作技術。
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子どもの死と再生 

共著
田畑元春・水野善親 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
228 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1997年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-477-5/ISBN4-87440-477-4 
Cコード
C0011 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
いじめ・不登校・子どもの暴力__小・中・高校教師と保護者・地域関係者10年間の実践成果。子どもと暴力、思春期を生きる子ども、不登校を生きる、いじめをなくす、ほか。
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作文教育における創構指導の研究 

著者
大西道雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
586 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
1997年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-475-1/ISBN4-87440-475-8 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
歴史・理論と実践の研究。レトリックと創構受容と問題点を明治・大正・昭和とたどり、指導の理論的基礎、系統的指導の構想、臨床的実践的研究を進める。学位論文。
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序文(野地潤家)
まえがき
序章 研究の目的と方法
第1節 研究の目的
第2節 研究の方法
第一章 受容史的観点から見た創構指導研究の到達点と課題
第1節 明治期におけるレトリック、創構の受容と問題点
1 翻訳紹介による受容期(明治10年代)の問題点
2 翻案による受容期(明治20年代)の問題点
3 学的体系化を志向した受容期(明治30年代)の問題点
4 文章作法に力点をおいた受容期(明治40年代)の問題点
第2節 大正期におけるレトリック、創構の受容と問題点
1 作文教育への適用期(大正初期)の問題点
2 作文教育への組織化期(大正中期)の問題点
3 創構に着眼した読み方教育への志向期(大正中・後期)の問題点
第3節 昭和期におけるレトリック、創構の受容と問題点
1 創構力に関する理論および実態探求期(昭和戦前期)の問題点
2 レトリック、創構の再評価気(昭和戦後期)の問題点
第4節 創構指導研究の到達点と課題
1 史的観点から見た創構指導研究の到達点と課課題
2 作文教育の観点から見た成果と課題
第二章 創構指導の理論的基礎
第1節 創構指導の基礎理論
1 主体形成と「場=トポス」
2 文章想生成における「全体」優先説
3 キーワードの機能
4 生成的文章産出論
第2節 創構の生成モデル――意見・論説聞の場合――
1 意見とは
2  意見の三類型
3 意見の生成原理
4 意見の創構の生成モデル
第3節 創構スキルの発見と組織化
1 短作文と創構スキル
2 アイデア(思想)の発見、創出と記録(メモ)のスキル
3 アイデア組織化のスキル
4 創構スキルの組織化
第4節 創構指導の原理
1 創構力の措定――意見・論説文の場合――
2 創構指導の原理
3 「場」を軸とする作文指導過程
第三章 創構の系統的指導の構想
第1節 創構指導の目標の系統的設定の試み
1 系統的目標設定のための基礎調査
2 系統的目標設定の基本的原則
3 目標の系統的設定の試み
第2節 系統的目標にもとづく授業構成のための課題・条件
第四章 意見文・論説文の創構指導の臨床的実践的研究
第1節 小学校における創構指導の授業研究
1 授業研究の仮説
2 授業計画
3 授業の経過
4 授業の分析と考察
5 授業研究の集約
第2節 中学校における創構指導の授業研究
1 授業研究の仮説
2 授業計画
3 授業の経過
4 授業の分析と考察
5 授業研究の集約
第3節 高等学校における創構指導の授業研究
1 授業研究の仮説
2 授業計画
3 授業の経過
4 授業の分析と考察
5 授業研究の集約
結章 研究の総括と結論
第1節 研究の総括
第2節 結論
あとがき
引用・参考文献
索引
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霧の墓 

著者
福永タミ子 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
336 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1997年11月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-473-7/ISBN4-87440-473-1 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
毛利家中宍戸元続と織田信長の妹蘭を中心に、戦国末期を生きた者たちの死生と愛憎を描く。
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現代学校教育論 

著者
中谷 彪 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
180 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1997年10月6日 
ISBN
ISBN978-4-87440-470-6/ISBN4-87440-470-7 
Cコード
C1037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
――人格の完成と生き甲斐の追求。「子どもの権利条約」と情報公開・開示問題/教育基本法の現代的意義/中高一貫教育構想の本質/附属学校の存在意義と現代的課題、ほか。
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はしがき
     第1部 子どもの権利と学校教育
第1章 「子どもの権利条約」と情報公開・開示問題
はじめに
1.情報公開・開示制度
2.教育情報の公開・開示制度
3.「権利条約」における教育情報への権利
4.西欧諸国における教育情報への権利
(1)アメリカ/(2)イギリス/(3)ドイツ
5.日本における教育情報への権利―高槻市における調査書開示請求―
(1)調査書開示請求の経緯/(2)調査書開示訴訟の争点
6.教育情報の公開・開示と親の教育情報への権利
(1)子どもの学習賢と親の教育権/(2)学校教育を知る権利/(3)親の学校教育への発言権/(4)親の学校選択権
7.「総合所見」欄非開示への疑問
第2章 教育基本法の現代的意義
はじめに
1.「ポッダム宣言」と日本国憲法の公布
(1)「ポツダム宣言」と日本国憲法の公布/(2)教育改革の示唆と諸指令
2.田中文相と教育基本法構想
(1)憲法改正議会と教育根本法構想/(2)教育根本法制定への措置
3.教育刷新委員会と教育根本法
(1)教育刷新委員会の任務と特徴/(2)教育刷新委員と教育根本法審議
4.第一特別委員会の委員と基本理念
(1)第一特別委員会の委員と任務/(2)第一特別委員会と教育勅語/(3)第一特別委員会と教育基本法案要綱案の審議
5.教育基本法案の作成と帝国議会での審議
(1)「教育の理念及び教育基本法に関すること」/(2)教育基本法案の帝國会議での審議
6.教育基本法の公布
7.教育基本法制定の意義
第3章 人格の完成と生き甲斐の追求―卒業式式辞―
1.中学校校長の式辞
(1)自己を磨けば、未来が開ける/(2)逞しく生きるとは/(3)基礎基本を大切に/(4)人格完成の中核的要素は愛の心
2.校舎主任の式辞
(1)厳粛で意義ある卒業式を/(2)学問と生き甲斐の追求/(3)学問と研究は人格の完成のために
     第2部 現代学校考
第4章 中高一貫教育構想の本質―6年制中等学校の批判的分析―
はじめに
1.中高一貫教育論議の経緯
(1)中等教育の多様化/(2)6年制中等学校の初出/(3)6年生中等学校のメリットとデメリット/(4)中等学校の類型/(5)中等学校の弾力的な性格/(6)公立6年生中等学校とその後の議論/(7)都道府県等の動向/(8)都立大学附属高等学校の計画
2.中高一貫教育の本質
(1)受験から解放されるか/(2)カリキュラムの重複を避け、ゆとりの時間はあるか/(3)受験エリート校になるか
3.6年制中等学校推進の狙い
4.6年制中等学校を乗り越える視点―真の中高一貫教育の創造への提言―
おわりに
第5章 附属学校の存在意義と現代的課題
1.教員就職比率の低下現象と教育大学・学部の再編
2.教育大学・学部の再編と附属学校
3.特別委員会「報告」の基本的視点
4.「報告」における附属学校のあり方の諸提案
5.附属学校の諸課題と改革の視座
(1)入学者の選抜について/(2)連絡進学について/(3)附属学校の校長・教頭の選任について/(4)附属教官の人事交流について
6.附属教官の待遇の改善について
(1)勤務体制/(2)給与格差/(3)昇任
7.附属学校の整備について
8.附属学校の課題と展望―まとめにかえて―
     第3部 現代子育て論
第6章 いじめの風土的考察―稲作農耕民族の人間観と教育観の視点から―
はじめに―重要教育課題としてのいじめ問題―
1.いじめ問題の風土的視点
2.稲作農耕民族の文化といじめ問題
(1)稲作農耕民族の文化的特質/(2)稲作農耕民族の人間観と教育観/(3)稲作農耕民族の人間観・教育観といじめ問題
3.いじめ帽子と克服の基本的視点
4.いじめ防止と克服の教育制度改革
5.いじめ防止と克服の心構えと具体的方策
(1)いじめ防止と克服の心構え/(2)いじめ防止と克服の具体的方策
おわりに
第7章 現代の子育て論
はじめに
1.現代子ども文化と教育
(1)子どもとは/(2)文化とは/(3)子ども文化とは
2.歴史のなかの子どもと教育―昔―
(1)児童労働と教育/(2)親は最高の教育権者/(3)地域社会と子育て/(4)家族の中の子育て
3.現代社会の子どもの状況と教育
(1)現代社会の子ども―子どもの環境―/(2)現代における子どもの教育―親の対応―
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音節数別・終声順索引 上代語(倭語)名詞2500語一覧 

編著
片柳 寛・村上珠樹 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
176 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1997年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-469-0/ISBN4-87440-469-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
文学・語学/日本
 
内容
三省堂『時代別国語大辞典』に準拠。単音節語、二音節語、三音節語の各名詞を頭語順「あいうえお」配列と終声順「あかさたな」配列に表記、比較言語学の基礎資料とした。
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はじめに
集計各種
表1 語頭音順/音節数別
表2 語頭音分布 ⅰ)行別 ⅱ)列別
表3 終声順/音節数別
表4 濁音分布
第1編 頭語順「あいうえお」配列
1 単音節語
2 二音節語
3 三音節語
第2編 終声音「あかさたな」配列
1 単音節語
2 二音節語
3 三音節語
おわりに
付録
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ヒロシマ・アメリカ 原爆展をめぐって

著者
直野章子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
176 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1997年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-467-6/ISBN4-87440-467-7 
Cコード
C0033 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
スミソニアン航空宇宙博物館での中止を受けてアメリカン大学で開催実現にこぎつけた一留学生の奮闘の記録。外から見たヒロシマが示唆的。
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カナダのバイリンガル教育 イマーション・プログラムと日本の英語教育の接点を求めて

著者
伊東治己 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
218 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1997年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-468-3/ISBN4-87440-468-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
英語教育
 
内容
カナダの言語政策・教育制度、イマーション・プログラムの概要、21世紀の日本の英語教育、ほか。
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漢文の教材研究2 史伝篇(一)春秋・戦国時代

共著
佐藤利行・森野知子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
187 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
1997年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-465-2/ISBN4-87440-465-0 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
陶朱公范蠡、餓死於首陽山、管鮑之交、晏子之御、孫嬪名顕天下、鼓腹撃壌、臥薪嘗胆、鶏鳴狗盗、合従連衡、完璧、刎頸之交、他。
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『漢文の教材研究』について
史伝教材について――『史記』と『十八史略』
『史記』の編纂について
【史記】
1、陶朱公范蠡(越王句踐世家)
2、餓死於首陽山(伯夷列伝)
3、管鮑之交(管晏列伝)
4、晏子之御(管晏列伝)
5、孫ヒン、名顕天下(孫子呉起列伝)
6、視吾舌、尚在不(張儀列伝)
7、蘇君之時、儀何敢言(張儀列伝)
【十八史略】
8、鼓腹撃壌(帝堯)
9、臥薪嘗胆(呉)
10、鶏鳴狗盗(斉)
11、合従連衡(趙)
12、完壁(趙)
13、ベン池之会(趙)
14、刎頸之交(趙)
15、毛遂自薦(趙)
参考文献
春秋・戦国年表
春秋時代地図
戦国時代地図
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天孫降臨の原義 

著者
友田吉之助 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
246 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
1997年9月12日 
ISBN
ISBN978-4-87440-466-9/ISBN4-87440-466-9 
Cコード
C0021 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
文化人類学を基礎に、民俗・言語・考古・神話・地理など、とりわけ天文学・地理学・暦学を協働させて日本神話を解釈、「天孫は福井県三方郡に降臨した」と説く。
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はしがき
第一章 天孫降臨神話の矛盾点
第一節 国譲り神話の矛盾点
第二節 日向降臨神話の矛盾点
第二章 天孫は福井県三方郡に降臨した
第一節 日向国とは福井県三方郡である
第二節 王の舞の意義
第三節 天孫は梅丈岳に降臨した
第三章 天孫はトンボの化身である
第一節 天孫はトンボの化身である
第二節 天孫は四月一日に降臨した
第三節 天孫は万物の根源者である
第四節 天皇はトンボの化身である
第五節 天皇は日月合壁の化身である
第六節 天孫は射手座の箕星の化身である
第七節 日本民族の祖霊はトンボの化身である
第四章 海幸山幸神話は福井県三方郡の神話である
第一節 海幸山幸神話と星座
第二節 海宮は福井県三方郡にあった
第三節 福井県三方郡は箕星と尾星との合体者である
第四節 隼人の現住地は福井県三方郡である
第五章 日本国家の原形
第一節 豊葦国の原形は福井県三方郡である
第六章 天孫は西暦前十二世紀末に降臨した
第一節 黄帝暦の性格と克殷の年
第二節 わが国で黄帝暦が施行された証拠
第三節 天孫は西暦前十二世紀末に降臨した
結語

著者の略歴と業績
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自学システムと教師の支援 

著者
井上正明 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
212 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1997年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-463-8/ISBN4-87440-463-4 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
「生きる力」を学習してゆくための「自学システム」。自己および他者評価の有効的な活用を提言する。新学力観から生きる力の養成へ、生きる力の育成と教師の支援活動、ほか。
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西中国山地 復刊版 

著者
桑原良敏 
シリーズ
 
助成
 
判型
A4変形 
ページ
242 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
1997年8月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-459-1/ISBN4-87440-459-6 
Cコード
C0025 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
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高等学校小説教材の読みの試み 

著者
西辻正副 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
360 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
1997年8月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-453-9/ISBN4-87440-453-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
小説教材の分析と学習指導――状況を読む、精読の試み、ほか。教材分析の試み――作者の工夫の発見、小説はどのように書かれているか、作者の心的状態を読みとく。
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易・近思録講義 

著者
西 晋一郎/木南卓一校訂 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
330 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1997年8月8日 
ISBN
ISBN978-4-87440-454-6/ISBN4-87440-454-5 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
東洋思想、とくに儒教の哲学思想をすぐれて説いた宋学の本質を理解し東洋的世界観人生観を体認長養させる。近思録筆記(道体篇)と西銘講義を加える。
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口絵写真 七葉

一、易の組立
二、乾坤の二 
三、繋辞伝 六章
近思録
一、道体類 大極図説 誠無為章 以下四十六章
二、為学類 聖希天章 以下二十九章
三、致知類 心通乎道章 以下六章
近思録 道体類 <講義
西銘講義
後記
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東広島の歴史事典 

著者
東広島郷土史研究会 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
416 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
1997年7月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-461-4/ISBN4-87440-461-8 
Cコード
C0001 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
東広島市は古い歴史をもっているが広島大学の移入によって急速に変貌している。歴史保存と文化の伝承を目的に収録編纂した1439項目を50音順に配列。
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グラビア

刊行にあたって

本編
 ア 愛染明王像…
 イ 飯田研究団地…
 ウ 上原古墳…
 エ 永沢寺…
 オ 応永の国人衆…
 カ 解剖碑…
 キ 城井小三郎の墓…
 ク 久善田八幡神社…
 ケ 慶安の御触書…
 コ 幸熊丸…
 サ 才ガ迫第一号古墳…
 シ 地祝い…
 ス 隨泉寺…
 セ 青雲保育所…
 ソ 僧一峯…
 タ 代官…
 チ 築地神社…
 ツ 塚土古墳群…
 テ 手洗鉢への盃状穴…
 ト 土井次作…
 ナ 内藤四郎右衛門…
 ニ 西ガガラ遺跡…
 ヌ 温井川…
 ネ 涅槃会…
 ノ 農業会…
 ハ 廃寺…
 ヒ 日垣良美…
 フ ふいご祭…
 ヘ 兵器補給支廠…
 ホ 報恩講…
 マ 前倉勘右衛門…
 ミ 三浦元清…
 ム 向原古墳群…
 メ 明治12年橋梁調…
 モ 毛利父子小倉神社への願書目代依宗…
 ヤ 灸の日…
 ユ 有舌尖頭器…
 ヨ 養鶏組合…
 ラ ライオンズクラブ…
 リ 力善の観音堂…
 ル ルーテル幼稚園…
 レ 蓮華寺…
 ロ ロータリークラブ…
 ワ 若草園…

資料編
 1、歴代村役
 2、広島県議会加茂郡選出議員

主要参考文献
あとがき
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ポストモダンの消費と観光 

著者
山内義治 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
148 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1997年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-460-7/ISBN4-87440-460-X 
Cコード
C0033 
ジャンル
労働・福祉・生活 一般書/実用・趣味
 
内容
成熟社会に提言する新感覚の消費・観光論。1成熟社会・2ポストモダンの消費・3観光へのいざない・4観光の時代(1)・5観光の時代(2)・6旅行のゆくえ・7観光事業のマーケティング
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子どもの読みを育てる文学の授業 

著者
広瀬節夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1997年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-456-0/ISBN4-87440-456-1 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
虚構性にねざす読みの開拓を、子どもの読みをひらく、文学教材をとらえる視点、学習価値をとらえる作品研究、学習指導への教材研究、授業分析からの教材研究、ほか。
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奥の細道行脚 

著者
横山邦治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
500 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1997年4月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-449-2/ISBN4-87440-449-9 
Cコード
C1095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
芭蕉の足跡の歴史的検証と文学的洞察の行脚記。奥の細道の全行程を踏破、350年前の面影をたしかめ句文の心のひだを探る。付・中国語訳「奥之細路」。
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老爺戯作集 

訳者
織田禎造[G・K・チェスタトン著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5変形 
ページ
96 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1997年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-448-5/ISBN4-87440-448-0 
Cコード
C0098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
風刺とアイロニー、人生の哀感をにじませる老人向けの絵本、あるいはノンセンス詩集。チェスタトン27歳のときの詩とスケッチで読後のカタルシスは一服の清涼剤。
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高等学校文章表現の授業 

著者
児玉 忠 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
410 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1997年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-447-8/ISBN4-87440-447-2 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
短詩型文学にねざす授業――短歌、俳句、詩をてがかりにする指導、さまざまな題材をとらえる指導――批評文、紹介文、聞き書き文の指導、それぞれの実践と考察。
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中世伝承文学とその周辺 

他著
友久武文 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
350 
定価
11,000円 (本体10,000円 )
発行日
1997年3月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-452-2/ISBN4-87440-452-9 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
看聞御記の戦記語りと当道座/「寄合風流」考/伊野町大内の風流踊り歌/中野有久本田植歌集校訂試論/『続日本書記』童謡の表現と識者/田植草紙の解釈、ほか。
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【品切】
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まえがき (横山 邦治)

ハヤシている風景―『源平盛衰記』において― (真鍋 昌弘)
梁塵秘抄四二一番歌「われらが住処(すみか)は花の園…」解釈試論 (馬場 光子)
『続日本記』童謡の表現と識者―「桜井に白壁沈くや」を中心に― (宮岡 薫)
平康頼と検非違使―宝物集序説― (山口 眞琴)
『明恵上人行状』の資料性と〈間〉の位置 (古田 雅憲)
看聞御記の戦記語りと当道座 (渡邊 昭五)
広島大学蔵『横笛草子』に関する考察 (西本 寮子)
「寄合(よりあい)の風流(ふりゅう)」孝―「小歌の心」を中心に― (小野 恭靖)
酒盛孝―宴の中世的形態と室町小歌― (永池 健二)
「聟入り物」の狂言をめぐって―天正本を中心に― (須田 悦生)
幸若舞曲百合若大臣覚書 (白石 一美)
巡礼歌謡の問題点―特に語彙・類型句に着目して― (下仲 一功)
荘園鎮守社の芸能伝承とその周辺 (藤井 昭)
田植草紙の解釈 (友久 武文)
「こがね作りを買はいの」(田植草紙)をめぐって―敬意の「―い」「―さい」― (山内 洋一郎)
弥山の腰の朝霧孝 (浅野 日出男)
中野有久本田植歌集校訂試論(一) (田中 瑩一)
田植歌「我が恋」ナガレの考察―「羽織の紐の玉結」・「羽織の襟と思はれる」・「住吉山の景色かや」・「下着の褄とも思はれる」の歌謡について― (竹本 宏夫)
風流踊歌の語法―和泉地方の事例から― (佐々木 聖佳)
伊野町大内の風流踊り歌 (井手 幸男)
芸備地方風流踊り歌素描 (西 和子)
『鄙廼一曲』の唄一首「ひけや夜客(ヤカク)も」―伝承過程と採録本文について― (森山 弘毅)

あとがき
執筆者一覧
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漢文の教材研究7 思想篇(一)論語

著者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
173 
定価
2,640円 (本体2,400円 )
発行日
1997年3月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-434-8/ISBN4-87440-434-0 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
学而時習之・三人行必有我師焉・君子去仁・悪乎成仁・君子之徳風也・割鶏焉用牛刀・吾十有五而志于学ほか。
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【品切】
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『漢文の教材研究』について
『論語』の教材研究
【学習】
1 「学而時習之」章(学而篇)
2 「学而不思、則罔」章(為政篇)
3 「吾嘗終日不食」章(衛霊公篇)
4 「不憤不啓」章(述而篇)
5 「弟子入則孝」章(学而篇)
6 「三人行必有我師焉」章(述而篇)
【仁・恕】
7 「君子去仁・悪乎成仁」章(里仁篇)
8 「其為仁之本与」章(学而篇)
9 「吾道一似貫之」章(学而篇)
10 「仁者己欲立而立人」章(雍也篇)
【政治】
11 「民無信不立」章(顔淵篇)
12 「道之似政」章(為政篇)
13 「君子之徳、風也」章(顔淵篇)
【其の他】
14 「割鶏焉用牛刀」章(陽貨篇)
15 「長沮桀溺」章(微子篇)
16 「子畏於匡」章(子罕篇)
17 「飯疏食飲水」章(述而篇)
18 「不敬何似別乎」章(為政篇)
19 「己矣乎」章(公冶長篇)
20 「盍各言爾志」章(公冶長篇)
21 「吾十有五而志于学」章(為政篇)
【付録】
孔子と『論語』(単元例)
中国の思想
春秋時代要図
孔子略年譜
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ポストモダンの倫理学 

著者
青木克仁 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
438 
定価
7,150円 (本体6,500円 )
発行日
1997年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-455-3/ISBN4-87440-455-3 
Cコード
C3012 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
言語的意味の一義性という課題、安楽死について、日本的「和」の構造、相対主義について、ハイデガーと政治、友愛についての考察、自由について、民主主義について、ほか。
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序 章 啓蒙主義的近代の約した解放はどこへ行ったのか?
第1章 言語的意味の一義性という課題
第2章 人生について
トルストイの見解
ワルター・ステイスの見解
カミュの見解
カート・バイヤーの見解
ポール・エドワードの見解
トマス・ナーゲルの見解
リチャード・テイラーの見解
ジョン・ラッチスの見解
第3章 安楽死(Euthanasia)について
第4章 日本的「和」の構造
第5章 三島由紀夫――日本的近代
第6章 相対主義について
第7章 ハイデガーと政治
第8章 友愛についての考察
第9章 自由について
第10章 民主主義について
第11章 議論への手引き
あとがき
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藤原尚教授広島大学定年祝賀記念 中国学論集 

編者
藤原尚教授広島大学定年祝賀記念事業会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
516 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1997年3月21日 
ISBN
ISBN978-4-87440-441-6/ISBN4-87440-441-3 
Cコード
C3037 
ジャンル
文学・語学/アジア〈語学〉
 
内容
曹植集語彙研究/阮籍「詠懐詩」の典故表現/成晃墓誌について/東晋詩の対句/陶淵明と従弟敬遠/鮑照の連作楽府に関する一考察/幽玄と隠秀/『文選』李善注前史、ほか。
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君たちおはよう 

著者
広瀬節夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
210 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1997年3月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-444-7/ISBN4-87440-444-8 
Cコード
C0037 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
大学付属中学校の校長として毎週の全校集会のとき、入学式・卒業式のときに行なった挨拶を収録。
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言葉を読む 

著者
河野頼人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
310 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1997年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-439-3/ISBN4-87440-439-1 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本
 
内容
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ジークフリート・レンツの世界 

著者
水内 透 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
246 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1997年3月3日 
ISBN
ISBN978-4-87440-433-1/ISBN4-87440-433-2 
Cコード
C1097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
レンツとヘミングウェイ、或る自己確立の短編、『ドイツ語の時間』、記憶と忘却、読者への穏やかな挑発、郷土像の変貌、三編のドラマ、狂気の法廷、ほか。
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第一章 レンツとヘミングウエイ
第二章 初期の長編小説
第三章 或る自己確立期の短編――『後払い請求』
第四章 『ドイツ語の時間』
第五章 記憶と忘却――『郷土博物館』
第六章 読者への穏やかな挑発――『模範像』
第七章 マズール――郷土像の変貌
第八章 三編のドラマ
第九章 狂気の法廷?――『或る戦争の終結』
あとがき
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続・わたしの韓国・中国 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
290 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1997年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-445-4/ISBN4-87440-445-6 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
日韓の古代人はなぜ言葉が通じたのかということ、南宋官窯から思いついた良渚文化のこと、ほか40篇。
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1960年代の初等国語科教育素描 

著者
中西一弘 
シリーズ
フランスの国語教育1 
助成
 
判型
A5 
ページ
290 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1997年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-442-3/ISBN4-87440-442-1 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
国語(母語としてのフランス語)科教育の構造、読み方教育、暗唱教育、語彙教育、文法教育、話し方教育、作文教育、国語(フランス語)教育の実際。
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古事記と日本国家の成立 

著者
大久保一郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
382 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1997年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-438-6/ISBN4-87440-438-3 
Cコード
C1021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
記紀に基づいて神話が作られた意味をさぐり、2・3世紀に始まる日本国家の成立事情を明らかにし、古事記の系図をもとに古代氏族の出自を追う。
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朝鮮の開国と近代化 

著者
原田 環 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
390 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1997年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-450-8/ISBN4-87440-450-2 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
近代朝鮮がウエスタン・インパクトの下でどのように開国近代化していったかを明らかにする。清と朝鮮の宗属関係、朴珪寿の対日開国論、朝鮮の鎖国攘夷論、ほか。
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【品切】
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イェイツ アングロ・アイリッシュのディレンマ

著者
藤本黎時 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
316 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1997年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-446-1/ISBN4-87440-446-4 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
イェイツの民族意識の多面性と矛盾面を検証。作品の詳細な分析を通してその人間像に肉迫、民族的・宗教的・言語的に二極化した社会の言語文化の特質を明らかにする。
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はじめに
第1章 アングロ・アイリッシュの詩人の出発
第2章 アイルランドの文芸復興運動と神秘思想――薔薇の象徴をめぐって――
第3章 大衆と農民――アングロ・アイリッシュの社会的ディレンマ――
第4章 夢と責任――アングロ・アイリッシュの社会的応答――
第5章 「恐ろしい美」の誕生――ロマンティック・アイルランドの復活――
第6章 詩における神話化――復活祭蜂起の英雄像の完成――
第7章 史実と神話の間――劇『クフーリンの死』をめぐって――
第8章 歴史と啓示の幻想――「1919年」――
第9章 荒れ果てた心――「内乱時の暝想」――
第10章 ルネッサンス的人間像――グレゴリー・エレジ――
第11章 黄昏の栄光――クール・パーク哀歌――
第12章 愛と青春への悔恨――「若くまた老いた男」――
第13章 愛の逆説――「超自然の歌」

主要参考文献
索引
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エドワード・トマスとイングリッシュネス 

著者
飯田 操 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
476 
定価
7,262円 (本体6,602円 )
発行日
1997年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-443-0/ISBN4-87440-443-X 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
19世紀から20世紀にかけて意識化されたイングリッシュネスの概念を社会・文化的背景から検討。美しい田園の描写を通して見える真摯な自己追求とイギリス探求。
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はしがき(マヴァンウィ・トマス)

     序論 トマスの詩
イギリスのかがみ/自然への傾斜/詩作への道程/自然な言葉/複雑な意味

     総論 トマスの自己発見と真のイギリスの希求
1 イングリッシュネスの概念とトマス
単純な意味でのイングリッシュネス/強要されるイングリッシュネス/もう一つのイングリッシュネス/イングリッシュネスの矛盾とその統一の試み/トマスの存在点/トマスの同時代人
2 「イギリス」の多層な意味とトマスの愛国心
「わがイギリス」/エドワード・イースタウェイ/トマスの愛国心/「つまらない正邪の問題ではない」/美しきイギリス/不変のイギリス
3 トマスにおける「ホーム」の意味
「ホームの」の多義性・重層性/トマスのホーム/ホームの希求/ホームの発見/ホームの分裂/ホームと自己探求
4 トマスにおける「自然」の意味
自然への愛着/産業主義への疑問/トマスの自然観/パストラルの伝統とトマスの自然観/自然との同化/再生的不変の希求/自然の歌

     各論(A)トマスの自然
1 土
「土」の多義性/愛国心と田園/自然と現実/土のオクシモロン性/土の総合性
2 森
死の象徴としての森/生の象徴としての森/自己喪失と自己発見/森の変化と大きな自然
3 風
風の歌/時代と風/風と白馬の象徴的意味/風の受容/風とメランコリー/風と想像力
4 鳥
鳥と詩的想像力/鳥の飛翔/鳥の歌声/鳥の再生的意味/鳥にみる不変の希求
5 水
水の象徴さまざま/美しきイギリスの川/川の再生的意味/荒れる水と自己/水車場の過去/海の欠落
6 雨
雨への愛着/雨の二面性/内化する雨/醒めた眼で眺められる雨/詩作と現実
7 火
火の二面性/破壊の火/安らぎの火/再生の火/火にみる不変の希求
8 太陽
冬の陽/再生と太陽/太陽と理想郷/陽ざしの風景/太陽と現実/太陽のおきて

     各論(B)トマスの感覚表現
1 色彩と陰影
トマスの色彩語/有彩色/無彩色/光と闇/陰影の詩人トマス
2 騒音と静寂
時代の物音/雑音とトマスの歌/騒音と沈黙/静寂と安らぎ/沈黙と再生
3 匂いと記憶
トマスの匂いの範囲/イギリス的景観のなかの匂いと再生的意味/匂いと記憶
4 味覚と共感覚
トマスの味覚表現/共感覚の概念/共感覚批評/トマスの共感覚/味覚表現と曖昧さ/味覚と再生的意味/諦念と焦燥

結論 トマスのイングリッシュネス

あとがき
参考文献
索引
エドワード・トマスの詩作品にあらわれる語彙およびその頻度数
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Learning and Information Processing of Kanji and Kana 

著者
山田 純 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
232 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1997年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-437-9/ISBN4-87440-437-5 
Cコード
C3081 
ジャンル
日本語教育
 
内容
日本語の書記体系の特異性の問題点に着目、書き言葉という枠組みの中で視覚言語の学習と情報処理のメカニズムを大局的に研究するための基礎的論考。(英文)
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Chapter 1 Introductory Remarks
Chapter 2 The Learning of Logographic Kanji and Syllabic Kana
2.1 Whole Word Kanji are Easier to Learn than Syllable Kana
2.2 Meaning and the Learning of Kanji and Kana
2.3 Asymmetries of Reading and Writing Kanji
2.4 Developmental Dyslexia in Japanese
2.5 Developmental Deep dyslexia in Japanese:A Case Study
Chapter 3 Perception and Naming of Kanji and Kana
3.1 The Use of the Orthographic Lexicon in Reading Kana Words
3.2 Kanji Words are Easier to Identify than Kana Words
3.3 Why are Kana Words Named Faster than Kanji Words?
3.4 Naming Bound Morpheme Kanji and Word Kanji
Chapter 4 Conclusions
Bibliography
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スペイン・中南米関係文献目録 

著者
坂東省次 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
354 
定価
9,398円 (本体8,544円 )
発行日
1997年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-436-2/ISBN4-87440-436-7 
Cコード
C3000 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
7305点の文献を総記、思想・哲学、宗教、歴史、政治・法律、経済・経営、民族・文化、芸術、文学、語学、自然科学の11大分野274項目に分けて集録。
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はじめに
目次
凡例
引用・参考・掲載・文献目録・略号
年号対照表
主題別分類目録
01.00.総記
01.01.スペイン一般
01.02.書誌
02.00.思想・哲学
02.01.一般
02.02.ルシアス・セネカ
02.03.聖イシドルス
02.04.ファン・ヒネス・デ・セプルベダ
02.05.ファン・ルイス・ビーベス
02.06.フランシスコ・スアレス
02.07.フランシスコ・スアレス
02.08.ハイメ・バルメス
02.09.ドノソ・コルテス
02.10.マルセリーノ・メネンデス・イ・ペラヨ
02.11.ミゲル・デ・ウナムーノ
02.12.アンヘル・ガニベー
02.13.ラモン・メネンデス・ピダル
02.14.ラミーロ・デ・マエストゥ
02.15.ホセ・オルテガ・イ・ガセット
02.16.アメリコ・カストロ
02.17.サルバドール・デ・マダリアガ
02.18.グレゴリオ・マラニョン
02.19.ディエス・デル・コラール
02.20.ハビエル・スビリ
03.00.宗教
03.01.一般
03.02.イグナシオ・デ・ロヨラ
03.03フランシスコ・ザビエル
03.04.サンタ・テレサ・デ・ヘスス
03.05.サン・ファン・デ・ラ・クルス
03.06.ホセ・マリア・エスクリバー
04.00.歴史
04.01.一般
04.02.古代・中世
04.03.近代
04.04.大航海・植民地時代
04.05.コロンブス
04.06.内戦
04.07.現代史
04.08.スペイン系ユダヤ人
04.09.交渉史
05.00.政治・法律
06.00.経済・経営
07.00.民族・文化
07.01.一般
07.02.アンダルシア
07.03カタルーニャ
07.04.バスク
07.05.ガリシア
07.06.ジプシー
07.07.闘牛
07.08.スポーツ
07.09.観光
07.10.料理
08.00.芸術
08.01.美術
08.01.01.一般
08.01.02.エル・グレコ
08.01.03.ディエゴ・ベラスケス
08.01.04.ホセ・デ・リベラ
08.01.05.フランシスコ・スルバラン
08.01.06.サルバドール・ダリ
08.01.07.ジョアン・ミロ
08.01.08.フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエテス
08.01.09.パブロ・ピカソ
08.02.音楽
08.03.映画
08.04.建築
08.05.写真
08.06.陶器
09.00.文学
09.01.文学史・文学一般
09.02.小説
09.02.01.フェルナンド・デ・ロハス
09.02.02.マテオ・アレマン
09.02.03.ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯
09.02.04.フランシスコ・ケベード
09.02.05.バルタサール・グラシアン
09.02.06.ホセ・カダルソ
09.02.07.フェルナン・カバリェロ
09.02.08.ホセ・デ・エスプロンセーダ
09.02.09.ホセ・マリアーノ・デ・ラーラ
09.02.10.ファン・バレラ
09.02.11.ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン
09.02.12.ガスパール・ヌニェス・デ・アルセ
09.02.13.グスタボ・アドルフォ・ベッケル
09.02.14.ベニート・ペレス・ガルドス
09.02.15.エミリア・パルド・バサン
09.02.16.クラリン(レオポルド・アラス)
09.02.17.アルマンド・パラシオ・バルデス
09.02.18.ミゲル・デ・ウナムーノ
09.02.19.ラモン・マリア・デル・バジェ=インクラン
09.02.20.ビセンテ・ブラスコ・イバーニェス
09.02.21.ビオ・バローハ
09.02.22.アソリン(ホセ・マルティネス・ルイス)
09.02.23.ラミロ・デ・マエストゥ
09.02.24.ベンセステオ・フェルナンデス・フローレス
09.02.25.ファン・ラモン・ヒメネス
09.02.26.ラモン・ペレス・デ・アヤーラ
09.02.27.グレゴリオ・マルチネス・シエラ
09.02.28.ペドロ・ムニョス・セカ
09.02.29.アルトゥロ・バレア
09.02.30.ホセ・マリア・ペマン
09.02.31.ラモン・センデール
09.02.32.フェリペ・アルファウ
09.02.33.マックス・アウブ
09.02.34.カミーロ・ホセ・セラ
09.02.35.ホセ・マルティネス・マルティン・ビヒル
09.02.36.ミゲル・デリーベス
09.02.37.カルメン・ラフォーレ
09.02.38.ホルヘ・センプルン
09.02.39.ルイス・マルティン・サントス
09.02.40.アナ・マリア・マトゥーテ
09.02.41.ファン・ゴイティソーロ
09.02.42.マヌエル・バスケス・モンタルバン
09.02.43.ルイス・ランデーロ
09.02.44.ペドロ・アルモドバル
09.02.45.ルイス・アントニオ・デ・ビリェナ
09.02.46.ファン=ラモン・サラゴサ
09.02.47.アルトゥーロ・ペレス・レベルテ
09.03.ミゲル・デ・セルバンテス
09.04.詩
09.04.01.一般
09.04.02.『わがシッドの歌』
09.04.03.ゴンサーロ・デ・ベルセオ
09.04.04.ドン・ファン・マヌエル
09.04.05.ファン・ルイス
09.04.06.サンティリャーナ侯爵
09.04.07.ホルヘ・マンリーケ
09.04.08.ガルシラーソ・デ・ラ・ベガ
09.04.09.ルイス・デ・レオン
09.04.10.サン・ファン・デ・ラ・クルス
09.04.11.ルイス・デ・ゴンゴラ
09.04.12.ホセ・デ・エスプロンセダ
09.04.13.ホセ・ソリャーリャ
09.04.14.ラモン・デ・カンポアモール
09.04.15.ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン
09.04.16.グスタボ・アドルフォ・ベッケル
09.04.17.ロサリア・デ・カストロ
09.04.18.ラモン・マリア・デメ・バリェ=インクラン
09.04.19.マヌエル・マチャード
09.04.20.アントニオ・マチャード
09.04.21.ファン・ラモン・ヒメネス
09.04.22.フェデリコ・ガルシア・ロルカ
09.04.23.ビセンテ・アレイクサンドレ
09.04.24.ラファエル・アルベルティ
09.04.25.ルイス・セルヌーダ
09.04.26.ホセ・イエロ
09.05.演劇
09.05.01.一般
09.05.02.バルトロメ・デ・トーレス・ナアロ
09.05.03.ロペ・デ・ベガ
09.05.04.ギリェン・デ・カストロ
09.05.05.ティルソ・デ・モリーナ
09.05.06.カルデロン・デ・ラ・バルカ
09.05.07.トマス・デ・イリアルテ
09.05.08.レアンドロ・フェルナンデス・デ・モラティン
09.05.09.フランシスコ・マルティネス・デ・ラ・ロサ
09.05.10.ホセ・ソリーリャ
09.05.11.ホセ・エチェガライ
09.05.12.ハシント・ベナベンテ
09.05.13.ラモン・マリア・デル・バリェ=インクラン
09.05.14.アルバレス・キンテーロ兄弟
09.05.15.ハシント・グラウ
09.05.16.ペドロ・ムニョス・セカ
09.05.17.グレゴリオ・マルティーネス・シエルラ
09.05.18.フェデリコ・ガルシア・ロルカ
09.05.19.アレハンドロ・カソーナ
09.05.20.ミゲール・ミウラ
09.05.21.ビクトル・ルイス・イリアルテ
09.05.22.アントニオ・ブエロ・バリェホ
09.05.23.アルフォンソ・サストレ
09.06.比較文学
09.07.民話・昔話
09.08.児童文学
09.09.地方文学
09.09.01.ガリシア文学
09.09.02.バスク文学
09.09.03.カタールニャ文学
09.10.ラテンアメリカ文学
09.10.01.一般
09.10.02.イサベル・アジェンデ
09.10.03.マリアノ・アスエラ
09.10.04.ミゲル・アンヘル・アストゥリアス
09.10.05.アントニオ・オメロ・アタナシウス
09.10.06.エミリオ・アブレウ・ゴメス
09.10.07.ロペス・アルブーハル
09.10.08.ブラウリオ・アレナス
09.10.09.レイナルド・アレナス
09.10.10.マリア=デル=カルメン・アブラム・R
09.10.11.ホセ・マリア・アルゲーダス
09.10.12.グスタボ・アルフレード・ハコメ
09.10.13.J・J・アレオラ
09.10.14.エンリケ・アンデルソン=インベル
09.10.15.ホルヘ・イカサ
09.10.16.パコ・イグナシオ・タイボ二世
09.10.17.ホルヘ・イサーク
09.10.18.ホルヘ・イバルグエン・ゴイティア
09.10.19.ギリェルモ・カブレラ・インファンテ
09.10.20.ビセンテ・ウイドブロ
09.10.21.アルトゥロ・ウスラル・ビエトリ
09.10.22.マリア・エステル・バスケス
09.10.23.ラウル・エスキーベル
09.10.24.ホルヘ・エドワーズ
09.10.25.サルバドール・エリソンド
09.10.26.フェリスベルト・エルナンデス
09.10.27.ホセ・エルナンデス
09.10.28.マリア・エルビラ・ベルムデス
09.10.29.シルビナ・オカンボ
09.10.30.ミゲル・オテロ=シルバ
09.10.31.ファン・カルロス・オネッティ
09.10.32.アンドレス・オメロ=アタナシウス
09.10.33.ロムロ・ガジェーゴス
09.10.34.ロサリオ・カステリャーノス
09.10.35.ギリェルモ・カブレラ=インファンテ
09.10.36.オマル・カベサス
09.10.37.ガブリエル・ガルシア=マルケス
09.10.38.エルネスト・カルデナル
09.10.39.オネリオ=ホルヘ・カルドーソ
09.10.40.アレホ・カルペンティエル
09.10.41.エレナ・ガロ
09.10.42.ニコラス・ギリェン
09.10.43.オラシオ・キローガ
09.10.44.リカルド・グイラルデス
09.10.45.フリオ・コルタサル
09.10.46.グスタボ・サインス
09.10.47.エルネスト・サバト
09.10.48.セベロ・サルドゥイ
09.10.49.アントニオ・シスネロス
09.10.50.アントニオ・スカルメタ
09.10.51.ホセ・ソレル・プイグ
09.10.52.ホセ・ファン・タブラーダ
09.10.53.ルベン・ダリオ
09.10.54.エドムンド・デスノエス
09.10.55.ホセ・ドノソ
09.10.56.マルタ・トラーバ
09.10.57.マヌエル・ドルフマン
09.10.58.パブロ・ネルーダ
09.10.59.セサル・バジェーホ
09.10.60.オクタビオ・パス
09.10.61.セネル・パス
09.10.62.ホセ・エミリオ・パチェーコ
09.10.63.マリオ・バルガス=リョサ
09.10.64.ミゲル・バルネー
09.10.65.ルイサ・バレンスエラ
09.10.66.アドルフォ・ビオイ=カサレス
09.10.67.マヌエル・プイグ
09.10.68.ファニー・ブイトゥラゴ
09.10.69.ホセ・ホアキン・フェルナンデス・デ・リサルディ
09.10.70.カルロス・フェンテス
09.10.71.アルフレード・ブライス=エチェニケ
09.10.72.ルフィーノ・ブランコ・フォンボナ
09.10.73.マルタ・ブルネー
09.10.74.マヌエル・ペイロウ
09.10.75.マリオ・ベネデッティ
09.10.76.フェデリコ・ペルツァー
09.10.77.アベル・ポッセ
09.10.78.エレーナ・ポニアトブスカ
09.10.79.ホルヘ=ルイス・ボルヘス
09.10.80.ホセ・マルティ
09.10.81.ガブリエラ・ミストラル
09.10.82.マヌエル・ムヒカ=ライネス
09.10.83.エクトル・アドルフォ・ムレーナ
09.10.84.カルロス・マルティネス・モレノ
09.10.85.アウグスト・モンテローソ
09.10.86.アタウアルパ・ユパンキ
09.10.87.フリオ・ラモン・リベイロ
09.10.88.レオポルド・ルゴーネス
09.10.89.ホセ・ルベン・ロメロ
09.10.90.ファン・ルルフォ
09.10.91.アルフォンソ・レイエス
09.10.92.ホセ・レサマ=リマ
09.10.93.ホセ・レブエルタス
09.10.94.アウグスト・ロア=バストス
09.10.95.マヌエル・ロハス
09.10.96.ゴンサロ・ロハス
09.10.97.グレゴリオ・ロペス・イ・フェンテス
10.00.語学
10.01.音声学・音韻論
10.02.文法論
10.03.語彙
10.04.歴史・方言
10.05.教育・概論
10.06.比較・対照言語
10.07.辞書・語彙集
10.08.学習参考書
10.09.教科書
10.10.地方語
10.10.01.ガリシア語
10.10.02.バスク語
10.10.03.カタールニャ語
10.11.ラテンアメリカのスペイン語
11.00.自然科学
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表現研究と国語教育 

著者
田中瑩一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
290 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1997年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-411-9/ISBN4-87440-411-1 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
物語絵本の文章表現と幼児の反応、児童の話し合いの言葉、一児童の日記に見られる使用語彙の発達と語彙指導、明治期の地方における国語教育の実際、ほか。
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命見つめて六十年 

著者
原田東岷 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
244 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1997年 
ISBN
ISBN978-4-87440-440-9/ISBN4-87440-440-5 
Cコード
C1004 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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都市化する地域社会の社会言語学的研究 

著者
高永 茂 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
286 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1996年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-435-5/ISBN4-87440-435-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
文学・語学/日本
 
内容
都市化する言語社会の研究方法、都市化する地域社会、言語使用に影響を及ぼす社会的諸要因、農村における言語使用、性・年令と言語変化、地域社会のなかの言語、ほか。
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大村はま「国語単元学習」から何を学ぶか 

著者
萬屋秀雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1996年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-432-4/ISBN4-87440-432-4 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
――大村はま「国語単元学習」の徹底分析――言語教育「国語単元学習」から何を学ぶか、ほか作文教育・文学の鑑賞指導・読書教育の国語単元学習について。
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揺れる境界線 

著者
中野弘恵 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
180 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1996年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-422-5/ISBN4-87440-422-7 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
病理検査室で出会った彩子には不思議な陰影と囁きが……。「揺れる境界線」ほかに「弔いの日」、「再会」。
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自由労働社会の構築 

著者
狭田喜義 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
234 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1996年11月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-431-7/ISBN4-87440-431-6 
Cコード
C3033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
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身辺小説集 

著者
中野真琴 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
174 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
1996年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-429-4/ISBN4-87440-429-4 
Cコード
C0076 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
山頭火にまつわる話など、身辺に触れた人々の運命を静かなタッチでつづるドキュメンタリー風小説3篇。
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現代言語教育の改革 

著者
萬屋秀雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
2,970円 (本体2,700円 )
発行日
1996年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-426-3/ISBN4-87440-426-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
――言語指導と文体・表現指導の統合をめざして。「ことば遊び」を通しての言語教育の改革、大村はま「国語単元学習」から何を学ぶか、文体・表現指導の探究、ほか。
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1 「ことば遊び」を通しての言語教育の改革
  
 一 村田栄一『ことばのびっくり箱』実践研究
  (一) はじめに―遊びを教育に
  (二) 「遊び」を取り入れた国語教育実践研究
     1 「あたまに注意」(アクロステック)の方法
     2 「名まえのなかになにがある」(アナグラム)の方法
     3 「ヘンシン―変身」(ファンタジーの二項式)の方法
  (三) おわりに―今後の研究課題

 二 鈴木清隆『ことば遊び、五十の授業』伊東信夫『ひらがなあそびの授業』実践研究
  (一) はじめに―国語教育の中の異変
  (二) 『ことば遊び、五十の授業』(鈴木清隆)の分析検討
     1 動きと音で遊ぶ―かっぱの輪唱―
     2 ナンセンス遊び―笑いの五七五―
     3 ファンタジー遊び―異質なことばが火花を散らす―
     4 ファンタジー遊び―全世界が変身する―
  (三) 『ひらがなあそびの授業』(伊東信夫)の分析検討
     1 文字かき歌を「読み」の教材に―おとぼけの精神<たぬきのきんどけい>―
     2 UFO、変身の術―五ひきの怪獣、おおあばれ―
  (四) おわりに―言語教育はおもしろい

 三 大村はま「ことば遊び・言語教育」の実践研究
  (一) はじめに―「ことば遊び」を取り入れた言語教育
  (二) 大村はま氏の「ことば遊び」を取り入れた国語教育実践記録の分析検討
     1 「私たちの作ったことば遊び」の場合
     2 「作文遊び」の場合
     3 「正月のゲーム」の場合
  (三) 結び―子どもの心理と響き合う「ことば遊び」言語教育

2 大村はま「国語単元学習」から何を学ぶか―大村はま「国語単元学習」の徹底的分析
  
 一 『大村はま国語教室』の実践研究―「ことばの指導」(中学一年)の分析検討―
  (一) はじめに―「大村はま国語教室」と「ことばの指導」
  (二) 『ことばの指導の実際』の実践研究
     1 「単元 表現くらべ」実践研究
     2 「単元 ことばとことばの生活について考える」実践研究
  (三) 結び―大村はま「ことばの指導」の評価と課題

 二 大村はま『ことばの指導の実際』実践研究―「このことばこそ」の実践(中学一年)から何を学ぶか―
  (一) はじめに―生活の中で活かされる言語教育
  (二) 「ことわざ」の実践の分析
  (三) 類義語「驚く」の実践の場合
  (四) おわりに―大村はま実践「国語単元学習」の問題点・課題

3 文体・表現指導の探究

 一 文体指導―井伏鱒二「山椒魚」の場合―
  (一) はじめに―文体指導の重要性
  (二) 文体指導論の比較検討
     1 増淵恒吉氏の文体指導論―教室用文体論の提言―
     2 井上敏夫氏の文体指導論―文体論的考察の導入の提言―
     3 熊谷孝氏の文体指導論―文体づくりの国語教育の提唱
     4 西郷竹彦氏の文体指導論―芸術教育としての文芸教育の提言―
     5 文体指導論まとめ―文体指導の重要性―
  (三) 文体指導の実践記録(「山椒魚」)の比較検討
     1 村井義昭氏の実践より―中学三年―
     2 武田政市氏の実践より―中学三年―
     3 前野昭人氏の実践より―中学三年―
     4 文体指導実践の総括
  (四) 結び―今後の課題

 二 千葉省三童話の表現の探究―「虎ちゃんの日記」を中心に―
  (一) はじめに―千葉省三の童話
  (二) 「虎ちゃんの日記」の表現の探究―生き生きとした躍動的な子ども像はいかなる表現から生まれるのか、それはなぜか―
     1 表現形式―日記体―
     2 日記形式の視点―虎ちゃんの目と心―
     3 虎ちゃん像の造型―省三の理想の子ども像―
     4 子どもの綴方の影響―綴方の方言に学ぶ―
  (三) おわりに―今後の課題

 三 オー・ヘンリ「最後の一葉」の表現・技法の探究
  (一) はじめに―表現・技法からのアプローチ
  (二) 筋・構成につてい―事件の筋とイメージ・意味の筋―
  (三) 部分の表現・技法―擬人法、会話法、即時的・即物的表現・伏線の効果―
  (四) 象徴性・虚構性―多様な解釈の成立―
  (五) 結び―作品の魅力・本質解明

あとがき
初出一覧
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イギリス文学の世界とその魅力 

著者
西前美巳 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
160 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1996年10月21日 
ISBN
ISBN978-4-87440-415-7/ISBN4-87440-415-4 
Cコード
C1098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
__時代の流れに沿って__それぞれの時代層で生み出された文学世界の特質と魅力を作家と作品によって語る。ベーオウルフから現代まで俯瞰する好著。
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生いたちの記 

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1996年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-423-2/ISBN4-87440-423-5 
Cコード
C0081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
昭和24年1月から25年5月まで、長男澄晴氏の生いたちの様子を記録。幼児の言語発達と家庭教育の実際を記した貴重な資料となっている。
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老子講義 

著者
西 晋一郎/木南卓一校訂 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
318 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1996年10月8日 
ISBN
ISBN978-4-87440-419-5/ISBN4-87440-419-7 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
西は西田幾太郎と並び称された。広島文理科大学でのその講義を本間日出男氏が記録、晋一郎が補筆、これを木南卓一先生の校訂・増補により翻刻出版。
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西遊記繪圖 

編者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
110 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1996年9月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-420-1/ISBN4-87440-420-0 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈古典・漢文教育〉
 
内容
漢文講読用サブテキスト。呉承恩『西遊記』の絵図100葉(内二葉は他本より補足)を影印。江戸時代訳本『通俗西遊記』講読の際に参照すると理解しやすい。
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漢文の教材研究10 古詩篇

著者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
177 
定価
2,640円 (本体2,400円 )
発行日
1996年9月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-416-4/ISBN4-87440-416-2 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
詩経、楚辞、項羽、漢・武帝、古楽府、古詩、曹植、王粲、阮籍、陶潜、王籍より抜粋。
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『漢文の教材研究』について
古詩の流れ
1、詩経「桃夭」(国風・周南)
2、詩経「凱風」(国風・ハイ風)
3、詩経「陟コ」(国風・魏風)
4、楚辞「九歌――東皇太一――」
5、項羽「垓下歌」
6、漢・高祖「大風歌」
7、漢・武帝「秋風辞」
8、古楽府「戦城南」
9、古楽府「長歌行」
10、古詩「行行重行行」
11、古詩「去者日以疎」
12、古詩「生年不満百」
13、曹植「七歩詩」
14、曹植「野田黄雀行」
15、王粲「七哀詩」(其の一)
16、阮籍「詠壊詩」(其の一)
17、陶潜「帰園田居」(其の一)
18、陶潜「飲酒」(其の五)
19、陶潜「雑詩」(其の一)
20、陶潜「責子」
21、王籍「入若耶渓」
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国語科教育論(第二刷) 

著者
浜本純逸 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
1996年8月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-414-0/ISBN4-87440-414-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
国語科教育の目標、学習材、国語科で育てる学力、説明的文章の構造と文学作品の構造、説明的文章の学習指導、文学作品との対話、新単元学習、国語科教師、ほか。
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高校対象 わが国語科実践・研究への軌跡 

著者
宇根聰子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
320 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1996年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-410-2/ISBN4-87440-410-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
高校37年の実践の中から摘録。意見を育てるための作文指導、小論文添削指導、読書感想文への取り組み、高校生の質問心理、ことば・文章を求めて、ほか。
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わが旅情・郷愁の軌跡 

著者
宇根聰子 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
240 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1996年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-401-0/ISBN4-87440-401-4 
Cコード
C0026 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
高校での国語教育のかたわら、ヨーロッパ、アジア各地を旅行した折々の感想をつづる好エッセイ。
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世直し福祉計画 

著者
宮野鼻治彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
260 
定価
1,760円 (本体1,600円 )
発行日
1996年6月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-412-6/ISBN4-87440-412-X 
Cコード
C0036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
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アメリカン・ドリーマーの末裔たち ヴァンダービルト一族の栄光と没落

訳者
上村麻子[A・T・ヴァンダービルト著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
420 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1996年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-402-7/ISBN4-87440-402-2 
Cコード
C0022 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
一介の農民の子から一代で鉄道王となり世界一の富豪となったヴァンダービルトとその子孫たちの栄華と没落の過程を、ゴールドラッシュの世相とともに綴る。
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国語科教育・授業の探究 

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
370 
定価
4,730円 (本体4,300円 )
発行日
1996年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-398-3/ISBN4-87440-398-0 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
講演記録。驚異的な読書量をもとに綿密な準備の上になされた感動的で密度の高い講演は、教材研究、授業構築、学習力育成、教育課題と広範囲におよぶ。
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まえがき
1 国語科教材研究を求めて
一 国語科における創造性(一九六八)
二 読書指導のあり方を求めて(一九七三)
三 人間教育をめざす教材研究(一九七五)
四 詩教材によって育てるもの(一九七六)
2 国語科教育の創造を求めて
五 新指導要領実施上の諸問題(一九七七)――特に表現と理解の関連指導について――
六 国語科教育の新しい課題(一九七九)
七 国語教育実践の創造(一九八〇)
八 豊な国語学力を育てるために(一九八一)
九 言語感覚を育てるために(一九八二)
3 国語科授業の構築を求めて
一〇 主体的に取り組む国語学習過程を求めて(一九八四)
一一 国語科単元の実践的展開(一九八五)
一二 国語科授業の多角的展開(一九八七)
一三 国語科授業の構築を求めて(一九八八)
4 国語学習力の育成を求めて
一四 国語学習力の育成を求めて(一九八九)
一五 国語科授業における充実感と成就感(一九九〇)
一六 学習者の国語学力把握の方法(一九九一)
あとがき
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続・ばあちゃんまかり通る 

著者
風間友子 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
302 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1996年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-406-5/ISBN4-87440-406-5 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
あっけらかんとして悪戯をし、孫の失敗を大笑いし、娘を派手な口論でやりこめて……。自由闊達なばあちゃんの日々。
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流れ藻遥か 

著者
竹本宏夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
218 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1996年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-405-8/ISBN4-87440-405-7 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
「つかの間の月日を地に燃え尽きて行くなり嵯峨の紅葉もわれも」。短歌と歌文集。
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啄木断章 

著者
井上信興 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
300 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1996年5月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-404-1/ISBN4-87440-404-9 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/文芸評論
 
内容
医業のかたわら啄木研究に没頭してきた著者の第四作。啄木の借金記録表なども加えて生活と心情に迫る。
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古文指導の探究 

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
210 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1996年5月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-397-6/ISBN4-87440-397-2 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
 
内容
古文指導の内容と方法についての研究・実践と教材としての古文の研究。――古文指導における基本問題、古文解釈と古文暗誦の問題、古文指導における教材研究、ほか。
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まえがき
1 古文指導における基本問題
一 古典文芸教材化の基本問題
二 古文指導の基本問題 その一 ――「古典乙1」の場合――
三 古文指導の基本問題 その二 ――「古典乙2」の場合――
2 古文解釈と古文暗誦の問題
四 土井忠生先生の「源氏物語」演習――国語解釈学の極北――
五 「おくのほそ道」の前全文暗誦 その一
六 「おくのほそ道」の全文暗誦 その二
3 古文指導における教材研究
七 芭蕉の修辞意識――「おくのほそ道」を中心に――
八 芭蕉における表現深化――炭俵「門しめてだまつてねたる面白さ」の場合――
九 「猿衰」所収の「はつしぐれの巻」の三四の句について――その生活史的背景など――
一〇 「日乗上人日記」考――元禄期言語生活の一面――
付 古典教育の研究(口述)――本居宣長を中心に――
あとがき
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開発と環境 

著者
中島正博 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
280 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1996年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-396-9/ISBN4-87440-396-4 
Cコード
C1036 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
――共生の原理を求めて。インドネシア、タイ、マレーシアの事例調査をもとに、近代化と自然資源の利用、環境問題と地域住民、開発の方法論について問題提示。
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まえがき――
第1章 世界の開発・環境・平和 ――地球的問いかけ――
第1節 第三世界について
第2節 環境と開発に関するリオ宣言
第3節 リオ宣言の解説と検討
第4節 「平和,開発,環境保護」の相互依存性
付録 環境と開発に関するリオデジャネイロ宣言
第2章 近代化と自然資源 ――総論――
第1節 近代化と自然資源の劣化
第2節 酸い資源の開発と利用
第3章 森林資源の利用と地域住民 ――インドネシアの焼畑耕作と自然資源管理――
第1節 焼畑耕作の現状
第2節 東カリマンタンの非伝統的な焼畑の事例
第3節 非伝統的な焼畑農業による自然環境への影響
第4節 焼畑の抑制と持続可能な農業
第5節 焼畑は森林破壊の元凶か
第4章 水資源の利用と地域住民 ――タイの潅漑開発と水資源管理――
第1節 チャオプラヤー・デルタの水利開発
第2節 農業水利秩序形成の現状
第3節 水配分と農民の対応
第4節 水利秩序発展の動向
第5節 水利秩序発展の可能性
第5章 環境保護と地域住民 ――マレーシアの環境問題解決事例――
第1節 環境行政の関係機関
第2節 事例分析の着眼点
第3節 環境紛争事例における紛争解決過程
第4節 環境紛争解決過程の分析
第6章 開発と環境 ――新たなパラダイムへ向けて――
第1節 迫られる軌道修正
第2節 生命系の世界観
第3節 人間と自然の関係
第4節 これからの開発パラダイム
第7章 地域・開発・環境 ――開発の方法論――
第1節 持続可能な開発の条件
第2節 自然資源管理と地域社会
第3節 適性技術と住民参加
あとがき
参考文献
初出一覧
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内在価値を感じさせる 国語教育の根幹 

著者
小川雅子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
1996年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-395-2/ISBN4-87440-395-6 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
生活ことば、とくに方言と国語教育に焦点をあてた実践と研究。就学期の国語教育の問題、国語教育と作文コンクール、方言社会の教育力、ほか。
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中学校国語科授業の展開と集積 

著者
大分県中学校国語教育研究会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
3,075円 (本体2,796円 )
発行日
1996年4月8日 
ISBN
ISBN978-4-87440-378-5/ISBN4-87440-378-6 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
故中西昇先生、前鳴門教育大学長野地潤家先生のご指導のもと30年の実践研究を通して得た成果と実践の記録。国語科授業の成立と構築、展開と集積、生成と深化、ほか。
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史記評林〈影印〉 

編者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
100 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1996年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-393-8/ISBN4-87440-393-X 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈古典・漢文教育〉
 
内容
越王勾践世家、伯夷列伝、管晏列伝、孫呉列伝、伍子胥列伝、孟嘗君列伝、廉頗藺相如列伝、刺客列伝。
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教養の宗教学 

著者
熊谷 啓 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
192 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
1996年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-386-0/ISBN4-87440-386-7 
Cコード
C1014 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
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高等学校における詩学習指導の軌跡 

著者
中谷雅彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
178 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1996年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-403-4/ISBN4-87440-403-0 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
高校生を対象とした詩教材の学習指導方法の実践と課題。詩との出会い・認識力・読解力など、さまざまな視点から豊かな詩の鑑賞指導を追究する。
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女子大学生の体力と運動能力 

著者
水間惠美子 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
148 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1996年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-400-3/ISBN4-87440-400-6 
Cコード
C3075 
ジャンル
教育〈保健・体育〉
 
内容
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異文化コミュニケーションと教育 

著者
青木順子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
230 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1996年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-394-5/ISBN4-87440-394-8 
Cコード
C1037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
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学ぶよろこびに迫る教育の創造 

著者
倉田侃司 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
212 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1996年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-392-1/ISBN4-87440-392-1 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
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漢文の教材研究8 思想篇(二)諸子

著者
小松英生 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
169 
定価
2,530円 (本体2,300円 )
発行日
1996年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-380-8/ISBN4-87440-380-8 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
人之性悪・星隊木鳴(荀況)、侵官之害・処知則難(韓非)、不尚賢・江海為百谷王・小国寡民(老子)、北冥有魚・荘子妻死(荘周)他。
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この本の目次を見る
『漢文の教材研究』について
「諸子」の教材研究
一、「人之性悪」(荀況)
二、「星隊木鳴」(荀況)
三、「侵官之害」(韓非)
四、「処知則難」(韓非)
五、「不尚賢」(老子)
六、「江海為百谷王」(老子)
七、「小国寡民」(老子)
八、「北冥有魚」(荘周)
九、「荘子妻死」(荘子)
十、「兼愛」(墨テキ)
十一、「尚賢」(墨テキ)
「参考文献」
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中国眩暈 

著者
浅井俊介 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
210 
定価
1,922円 (本体1,748円 )
発行日
1996年2月26日 
ISBN
ISBN978-4-87440-387-7/ISBN4-87440-387-5 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
占領下大連での少年時代と敗戦引き揚げの苦海。回想の中に蘇る緊迫の人間模様。他に「ミネルヴァの梟たち」など。
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ノルマン征服と中世イングランド教会 

著者
山代宏道 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
500 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1996年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-391-4/ISBN4-87440-391-3 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
異民族間での征服・定着・同化・統合の諸問題を教会分野中心に検討。序章 イングランドノルマンディー、1 各国王と教会政策、2 司教と司教座教会、3 教会と社会。
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アメリカ社会の批評家としてのホーソーン 

著者
山本 雅 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
436 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1996年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-390-7/ISBN4-87440-390-5 
Cコード
C3097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
――アメリカ社会とロマンス。人間の内面に肉薄せんとするホーソーンが同時に時代・社会への批判と風刺を行なっている点に着目。研究に新たな一石を投じる。
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まえがき
第一章 着目と方法
第二章 19世紀前半のアメリカ社会
第三章 ホーソーンのロマンスについて
第四章 「朴の親戚モリヌー少佐」
第五章 「ラパチーニの娘」
第六章 「美の芸術家」
第七章 「若きグッドマン・ブラウン」
第八章 「イーサン・ブランド」
第九章 「あざ」
第十章 「地上の大たき火」
第十一章 「天国行き鉄道」
第十二章 「ハイデッガー博士の実験」
第十三章 「人生の行列」
第十四章 「メリーマウントの五月柱」
第十五章 『緋文字』
第十六章 『七破風の屋敷』
第十七章 『ブライズデイル ロマンス』
第十八章 『大理石の牧羊神』
第十九章 『懐かしき我が故郷』
NOTES
文献
索引
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自動車の現地生産と部品調達 

著者
平木秀作 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
212 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1996年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-389-1/ISBN4-87440-389-1 
Cコード
C3063 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
国際協力で製品を市場に供給する場合の部品流通のリードタイムが全システムに及ぼす影響を解明、関係諸国の生産管理技術の向上を図り合理的な設計方法を提案。
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中国地方における鉄穴流しによる地形環境変貌 

著者
貞方 昇 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
450 
定価
19,223円 (本体17,476円 )
発行日
1996年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-388-4/ISBN4-87440-388-3 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
大正期まで長く行なわれたタタラ製鉄のための鉄穴流しによって生じた地形環境の変貌を実証的に調査・究明。各種図版・地図により具体的な全体像を描き出す。
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宋代礼説研究 

著者
山根三芳 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
468 
定価
11,000円 (本体10,000円 )
発行日
1996年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-385-3/ISBN4-87440-385-9 
Cコード
C3012 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/アジア
 
内容
張横渠の礼説、司馬光の礼説、二程子の礼説、および朱子関係文献訳注、張子正蒙訳注よりなり、それぞれの礼思想・礼説のほか冠儀考、婚礼説などについて詳考。
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はじめに
第一章 張横渠の礼説
第一節 張子の礼思想
第二節 張子の礼説
第二章 司馬光の礼説
第一節 司馬光の礼説
第二節 司馬光の「冠儀」説
第三節 司馬光の「婚儀」説
第四節 司馬光の「居家雑儀」考
第三章 ニ程子の礼説
第一節 ニ程子の礼説
第四章 朱子礼関連文献訳注
第一節 『朱子語類』巻八十四
第二節 『朱子語類』巻八十五
第五章 張横渠の思想
第一節 張子思想研究序説
第二節 張子の思想考
第三節 張子の天人合一思想
第六章 張載『正蒙』訳注
第一節 「作者」篇
第二節 「三十」篇
第三節 「有徳」篇
附記(関連研究文献増補)
所収論文目録
おわりに
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シェイクスピアの新語、新語義の研究 

著者
岡村俊明 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
458 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1996年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-384-6/ISBN4-87440-384-0 
Cコード
C3082 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
作品の中の出所・廃語・臨時造語などの情報を新たに提示して改訂した新語のリストと、数量的観点からの研究。凝縮した斬新な表現としての意義を追跡する。
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序章 新語、新語義論
第一章 シェイクスピアの新語、新語義論
1)シェイクスピアの新語論
2)シェイクスピアの新語義論
第二章 シェイクスピアの新語についてのSchaferのリストとOED諸版の編集について――シェイクスピアの新語、新語義の新しいリスト作成へ――
第三章 シェイクスピアの新語、新語義の全リスト
0)シェイクスピアの新語、新語義のリストを読むための注
1)シェイクスピアの新語全リスト
2)シェイクスピアの新語義の全リスト
第四章 シェイクスピアの新語、新語義の全リストの読み方
1)シェイクスピアの創作年代に関するODEとE.K.Chambers の比較検討
2)数量的観点から見た、シェイクスピアの作品の、各創作時期及び各ジャンルにおける新語、新語義の特色
第五章 シェイクスピアの新語、新語義各論、主に文体との関連において
1)シェイクスピアの複合新語
2)シェイクスピアの最初期の作品The First Part of Hemri the Sixth 文体について
3)Richard 3 The Tempest へ――新語と新語義を中心に――
4)シェイクスピアの笑いの新語
主要参考文献
後記
INDEX
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住空間のコンセプトとバリエーション 

著者
灰山彰好 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
140 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1996年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-399-0/ISBN4-87440-399-9 
Cコード
C3090 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
インテリア記号論の試み。郊外住宅団地の戸建て住宅を対象に、今日の見かけの多様さの奥に潜む「文化の相」を解読。住宅デザインの試論的研究書である。
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学びのファンタジア 

著者
庄井良信 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
300 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
1995年12月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-379-2/ISBN4-87440-379-4 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
学校で多大な緊張を強いられ自閉や学習障害に陥る子どもたちにファンタジーを与え、希望と積極性をもたせる臨床教育の実践。
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序文
第1章 魔法のとびらがひらくとき――「子ども文庫」からはじまる21世紀・教育支援ネットワーク
1 ころぼっくる文庫の誕生
2 ファンタジーがこころを癒すとき
3 「情熱の詩人」が歩みはじめる
第2章 ファンタジアの賢人たち――「読みとる」学びから「読みひらく」学びへ
1 さまよえる賢人たち
2 発達の最近接領域(ZPD)――その虚像と実像
3 学習集団に「個性」が輝くとき
第3章 こころ癒されるとき――教育セラピーとは何か
1 精神医学と教育学
2 セラピーとは何か
3 やすらぎからときめきへ
4 ファンタジアの主人公
5 臨床心理学から臨床教育学へ
第4章 セラピーネットワーク――「学校五日制」時代に生きる教師達
1 教室から地域へ――小さな子どもの大きな苦悩から
2 学びをひらく
3 セラピー感覚のある教師へ
第5章 ヴィゴツキー・ルネサンス――学びあいの秘宝をさぐる
1 活動のトライアングル
2 "neo-Vygotskian"の学習パラダイム
3 学びがこころを癒すとき
第6章 ことばの息吹がきこえるとき――学びのバフチン・パラダイム
1 揺らぐ自立像と活動理論
2 対話しながら自己問答する
3 発話に「声」がやどるとき
第7章 ファンタジーの教授学――「あそび」が潜在能力をひらくとき
1 教育学とファンタジー
2 意味世界への"Sociocultural"なアプローチ
3 権利としてのファンタジー
第8章 芸術としての学び――21世紀の「学力保障」とは何か
1 孤独なアンドロイドの群像
2 学びと芸術 ―― ヴィゴツキーの原点思想に帰る
3 学力保障パラダイム再考
第9章 学習・芸術・人形劇セラピー――人形(marionette)とともに生きる喜び
1 人形劇と教育学
2 芸術としての学び
3 "anthropmorphe"による芸術体験
4 学びをひらく人形劇
5 あきちゃんのほほ笑み―― 保育のなかの人形劇セラピー
第10章 メタファーの光と影――人形劇とセラピー国際会議(フランス)随想
1 虚構と現実のあいだの「雲」
2 治療から社会参加へ
3 異文化葛藤と人形劇
第11章 教室にファンタジーを――「いじめ」をのりこえる抒情のしらべ
1 抒情とファンタジーの生活指導
2 心の奥にある願い ――それをどう意味づけるか
3 がんばれ冒険宝島
第12章 思春期相談のアンソロジー――春をよぶ青年教師たちへ
1 揺れる思春期 ――その「こころ」を読む
2 あきらめるな思春期!
3 自我形成のゆがみ ――その源泉を探る
4 青年教師よ、あつく未来を語れ
文献
索引
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わたしの韓国・中国 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
310 
定価
2,669円 (本体2,427円 )
発行日
1995年11月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-381-5/ISBN4-87440-381-6 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
綿密な現地調査と鋭い批評眼でつづる韓国・中国の歴史・考古・風俗・習慣・国民性についての好エッセイ。
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続紆曲の記 

著者
藤井千之助  
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-627-4/ISBN4-87440-627-0 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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冬の影 

著者
小林哲也 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-464-5/ISBN4-87440-464-2 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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明日の日のために 

著者
八木佐和子 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-462-1/ISBN4-87440-462-6 
Cコード
 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
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学ぶよろこびを育む国語科の授業 

著者
岡 利道  
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-451-5/ISBN4-87440-451-0 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
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上田宗箇とその時代 

著者
渡 好美 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-341-9/ISBN4-87440-341-7 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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中華経済圏の胎動 

著者
陳 文泉 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
210 
定価
2,456円 (本体2,233円 )
発行日
1995年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-377-8/ISBN4-87440-377-8 
Cコード
 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
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英語教育実践学の視点 

著者
渡辺一保 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
340 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
1995年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-375-4/ISBN4-87440-375-1 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
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Theatre of the Mind 

著者
P. Timothy Ervin 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
310 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1995年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-374-7/ISBN4-87440-374-3 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
Script, Dialogue, Stage, Character, Conflict / Character List, Gestures and Costumes, Theatres, Setting, Sound Effects, Silence, Dialogue / King Lear etc.(英文)
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教育現場のカウンセリング 

共著
小谷等・神谷ゆかり 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
172 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1995年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-373-0/ISBN4-87440-373-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
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宇品築港物語 

著者
竹島浅吉 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
116 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1995年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-371-6/ISBN4-87440-371-9 
Cコード
C0021 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
日清・日露から太平洋戦争終結まで重要な軍港となった宇品の築港の内実を、財政面を中心に記述。実際は黒字完了であったのに大きな赤字だったという誤解を解く。
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まえがき

一 宇品築港前史
 (一)黒船来航から維新の夜明け――品川弥二郎のトコトン節――
 (二)明治維新で、武士は士族と改められ、生活には困窮する
 (三)士族の反乱、各地に起こる
 (四)明治新政府の、士族授産政策
 (五)広島県の士族授産と、旧広島藩主浅野長勲の士族授産助成金

二 千田広島県令の登場
 (六)東京府大書記官千田貞暁、広島県令に任命
 (七)宇品築港事業案(宇品築港、新田築調事業)の申請
 (八)宇品築港事業案の審査と難行と暫定対策としての、広島県士族授産所
 (九)同進者(旧広島藩士族の友誼団体)の動き
 (十)野呂山開墾事業の中止と、その従業員および開墾資金残額を宇品築港事業へ転用

三 ムルデルの宇品築港計画から起工式―服部長七とその人造石
 (十一)内務省御雇水理工師ムルデル来広と宇品築港計画書の呈示
 (十二)農商務大輔、品川弥二郎―宇品築港で苦悩する千田県令 土木業界の偉才、服部長七
 (十三)服部長七とその考案になる人造石
 (十四)宇品築港建設費の決定と請負人服部長七
 (十五)宇品築港事業(築港及び新田築調事業)建設費の調達
 (十六)宇品築港事業具体化への動きと、その反対運動
 (十七)宇品築港事業、許可への申請
 (十八)宇品築港事業の許可と、その起工式

四 宇品築港工事開始と設計変更―第一回国庫補助の申請
 (十九)宇品築港工事の開始と、新道築調の急務
 (二十)宇品築港工事の設計変更
 (二一)宇品築港工事の進捗と潮止め工事
 (二二)第一回国庫補助の申請と内務省からの実査の通知

五 未曾有の暴風、築港工事を大破
 (二三)内務省の実査の直前、未曾有の暴風、宇品築港工事を大破
 (二四)内務省田部技師の来広と宇品築港実査復命書(本文要点)
 (二五)広島県は内務省の改修意見を受入れ

六 宇品築港工事は終期を迎え保有資産の再検討を行う
 (二六)千田知事は、不足する宇品築港事業費として、市街宅地その他の不要資産の処分を検討する
 (二七)市街宅地の売却(宇品築港事業による築調地)
 (二八)宇品島北岸の工場跡地の売却と、これを買った大倉喜八郎という人物像
 (二九)安芸郡吉浦村(現在の呉市吉浦町)地先に造成した宅地の処分

七 海岸物揚場、桟橋施設の処分難行と第二回国庫補助の申請と決定
 (三〇)海岸物揚場及び桟橋の処分
 (三一)桟橋会社設立の難行と第二回国庫補助への申請
 (三二)既応の第一回国庫補助の概要と今回の第二回国庫補助の申請と決定

八 千田知事の進退伺―罰俸と左遷
 (三三)第二回国庫補助の最終段階に秘めた千田知事の進退伺と罰俸
 (三四)千田知事の進退伺提出前後から、転任にかけての回顧と点描
 (三五)千田知事の転任と、県民の送別

九 千田広島県知事、在広九年九ヵ月 その全期間心血を注いだ宇品築港、新田築調事業の総決算
 (三六)宇品築港、新田築調の事業は完成し築調土地の帰属は、次のように決定する
 (三七)明治二十二年十一月三十日、築港の事業は大成し、次の精算書を作る

引用文献について
宇品築港史略年表
あとがき
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新しい私との出会い 

著者
久替せい治 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
136 
定価
1,281円 (本体1,165円 )
発行日
1995年8月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-369-3/ISBN4-87440-369-7 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
――脳血管障害と共に生きる日々。脳卒中で半身麻痺となってから社会復帰し生きる希望を見出して行く体験記。
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ヒロシマ・こどもたちの夏 

作
村上啓子[堀口忠彦 画] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
104 
定価
1,281円 (本体1,165円 )
発行日
1995年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-370-9/ISBN4-87440-370-0 
Cコード
C8793 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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昭和地区ものがたり 

著者
國僧智昌 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
288 
定価
2,989円 (本体2,718円 )
発行日
1995年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-366-2/ISBN4-87440-366-2 
Cコード
C0039 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
呉市焼山地区の郷土史。生活と文化、方言、伝承、うたの各項目の調査収録のほか、資料として記録、古文書、人口、教育、遺跡・遺物、人物・民具、ほか。
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縄文人はパン食だった 

著者
山内義治 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
200 
定価
1,601円 (本体1,456円 )
発行日
1995年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-367-9/ISBN4-87440-367-0 
Cコード
C0020 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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古代ギリシアの原子論 

著者
西川 亮 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
546 
定価
10,450円 (本体9,500円 )
発行日
1995年7月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-368-6/ISBN4-87440-368-9 
Cコード
C1010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
デモクリトスを中心として、万物は原子と空虚からなるとの認識から、全存在に一貫する合理性を追求して科学から精神世界へとつながった道筋の理論的解明を試みる。
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はしがき
凡例
     第一部 無限なるもの
アナクシマンドロスの《ト・アペイロン》
はじめに
一 アナクシマンドロスの『断片』
二 アリストテレスによる解釈
三 アリストテレスとテオブラストスとの接点
四 原子論への示唆
     第二部 原子の世界と神々
第一章 デモクリトスのミークロス・ディアコスモス
第一節 ミークロス・ディアコスモスとメガス・ディアコスモス
(一)著作『ミークロス・ディアコスモス』
(二)ミークロス・ディアコスモスとメガス・ディアコスモスの意味
(三)「ト・パン」と「ゾーオン」
第二節 ディオドロスの『歴史叢書』第一巻
(一)ディオドロスとアブデラのヘカタイオス
(二)ディオドロスとデモクリトス
(三)『歴史叢書』第一巻
(四)『歴史叢書』第一巻第七・八章の特色
第三節 デモクリトスの生命体説
(一)生命体の発生
(二)生殖
(三)生理現象
(四)生命体の分化と分類
第四節 デモクリトスの文化史説
(一)ツェツェスと『歴史叢書』第一巻第八章
(二)ルクレティウスの『物の本性について』第五巻と文化史の側面
第五節 四つの構成要素
第二章 デモクリトスにおける神々
第一節 デモクリトスの神観の問題点
第二節 セクストスの証言
第三節 キケロの証言
第四節 テミスティオスの証言
第五節 神々のエイドーラ
第六節 エイドーラの付与するもの
     第三部 デモクリトスの後継者たち
第一章 キオスのメトロドロス
第一節 デモクリトスの後継者の系譜
第二節 メトロドロスについての資料
第三節 ブルタルコスとストバ゜イオスの証言
第四節 トロドロスの天体説
第五節 メトロドロスの『断片』
第二章 アブデラのアナクサルコス
第一節 アナクサルコスについての伝承
第二節 系譜上の一
第三節 アレクサンドロス大王との関係
第四節 アナクサルコスの『断片』
第五節 アナクサルコスの思想傾向
第三章 テオスのナウシプァネス
第一節 ナウシプァネスについての伝承
第二節 エピクロスとの関係
第三節 ナウシプァネスの『断片』
第四節 デモクリトスの思想と関係
第五節 エピクロスの思想との関係     第四部 エピクロスの自然観
第一章 プロレープシス
第一節 規準論
第二節 「プロレープシス」の語の用法
第三節 感覚からの派生
第四節 エピボレー
第二章 アトモス・プュシスとアナプェース・プュシス
第一節 《不可分なもの》の語の用法
第二節 アトモス・ブュシス
第三節 アナプェース・プュシス
第四節 エピクロスにおける原子と空虚
第三章 パレンクリシスからパルモスへ
第一節 パレンクリシスとエピクロスの『書翰』
第三節 原子の衝突
第四節 パルモス
第四章 魂の動き
第一節 魂の要素説
第二節 魂の動き
第三節 感覚と流出物
第四節 ルクレティウスの解釈
第五章 エピクロスの神々
第一節 エピクロスの『書翰』における神々
第二節 キケロの証言
第三節 神々のプロノイア
第四節 メタコスミオンの神々
結語
出典
参考文献
索引
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被爆舞踏曲 

著者
田端 展 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
260 
定価
1,601円 (本体1,456円 )
発行日
1995年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-365-5/ISBN4-87440-365-4 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
戦後50年。被爆博覧会で被爆者仕立ての人体ロボットをポータブル原子力発電機で作動させたところが……。
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フミさんのこと 

著者
深川賢郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
210 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1995年6月28日 
ISBN
ISBN978-4-87440-349-5/ISBN4-87440-349-2 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
――林芙美子の尾道時代。小学校・女学校時代の級友・恩師と夫が語る芙美子の実像。これに著者自身による芙美子の家庭・環境と文学についてのエッセイを載せる。
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まえがき

小学校時代
 チクバの友?
 明るい子じゃった
 現代っ子みたいな人

女学校時代
 背は低かった
 もう学校へ行けない
 乱読
 丸ぽちゃの女の子
 可愛らしいS子様―木曽季野氏への便り―

小学校時代の恩師
 本当は孤独な子
 思うさま春の歌を―小林正雄氏への便り―
 林芙美子を語る

女学校時代の恩師
 今井篤三郎氏のこと
 どん底の苦しさを―今井篤三郎氏への便り―
 追憶

夫の語る林芙美子
 工房の生活

林芙美子の尾道時代
 林芙美子の尾道時代

あとがき
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中国の国語教育 

著者
南本義一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
164 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1995年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-372-3/ISBN4-87440-372-7 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
文革後急速な変革を遂げる中国とその国語教育。1980年代の国語科教育研究、国語科教科書について、読むことの教育、書くことの教育、指導の実際、補説。
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わたしのヒロシマ俳句 

著者
重本泰彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6変形 
ページ
118 
定価
961円 (本体874円 )
発行日
1995年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-364-8/ISBN4-87440-364-6 
Cコード
C0092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
少年時代に広島で被爆。成人して帰郷のたびに見て感じるヒロシマの姿心を俳句に。全和英併記。
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高校国語科学習指導の探究 

著者
山本伸子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
314 
定価
4,218円 (本体3,835円 )
発行日
1995年4月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-357-0/ISBN4-87440-357-3 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
――表現指導を中心に。国語1・2の学習指導と国語表現、読書、漢字の学習指導の実践研究報告。香川県土庄、小豆島両高校での15年間の記録を中心とする。
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官能検査、意識・実態調査と調理実験 

共著
横山紘子・近藤悦子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
140 
定価
1,922円 (本体1,748円 )
発行日
1995年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-356-3/ISBN4-87440-356-5 
Cコード
C3077 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
味つけの基本となる官能テストを女子大生を対象に実施__炊飯、煮物の味付け、卵・食塩・りんご等による実験、汁ものの塩味の官能テスト、その他各種実験データ。
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人間形成の宗教学 

著者
熊谷 啓 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
172 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1995年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-353-2/ISBN4-87440-353-0 
Cコード
C1014 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
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高校作文教育の探究 

著者
堀江マサ子 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
250 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1995年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-348-8/ISBN4-87440-348-4 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
目標を、深い内容のある独自の文章スタイルの体得と、書き深め省察し、生涯文章を書き続けていく持続力の習得において研究を重ねた過程と成果の報告。
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KEY ASPECTS OF PALMER'S METHODOLOGY 

著者
小篠敏明 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
150 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1995年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-362-4/ISBN4-87440-362-X 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
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地域づくりと生涯学習 

著者
吉富啓一郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
300 
定価
6,050円 (本体5,500円 )
発行日
1995年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-355-6/ISBN4-87440-355-7 
Cコード
C3036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
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諸芸術の共生 

編者
齋藤稔先生退官記念論文集編集委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
430 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
1995年3月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-360-0/ISBN4-87440-360-3 
Cコード
C3070 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
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世直し住宅論 

著者
宮野鼻治彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
220 
定価
1,760円 (本体1,600円 )
発行日
1995年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-359-4/ISBN4-87440-359-X 
Cコード
C0036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
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吉川守先生御退官記念論文集 言語学論文集 

編者
吉川守先生御退官記念論文集編集委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
380 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1995年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-354-9/ISBN4-87440-354-9 
Cコード
C3087 
ジャンル
言語学〈英語・その他〉 文学・語学/欧米〈語学〉
 
内容
広島大学言語学研究室出身者29名による論文集。シュメール、ヒッタイト、ヘブライ、アラビア、ギリシア、ラテン、英、独、仏、モンゴル、朝鮮ほかの言語研究。
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痩骨先生手習帳 

著者
田中正四 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
170 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1995年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-351-8/ISBN4-87440-351-4 
Cコード
C1047 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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学問生産の研究 

著者
相原総一郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
6,050円 (本体5,500円 )
発行日
1995年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-361-7/ISBN4-87440-361-1 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
――研究活動の高等教育研究。教育学研究者の特性と業績を統計学的に分析。パブリケーション、組織特性と学問生産性、研究大学の特性など諸問題を明らかにする。
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はしがき
序章
第1章 教育学の構造 ―教育学研究者の特性―
はじめに
第1節 教育学の場 ―専門分野・学会・勤務大学―
1 専門分野
2 学会
3 勤務大学
第2節 教育学研究者の属性 ―年齢・性別・国際性―
1 年齢
2 女性
3 国際教員
第3節 教育学研究者の市場 ―占拠率・自給率・系列率―
1 占拠率
2 自給率と系列率
まとめ
第2章 高等教育研究の特質 ―専攻領域の構造―
はじめに
第1節 高等教育研究者の特性
1 学歴 ―出身大学・出身大学院・取得学位―
2 勤務大学 ―所属機関・階級―
3 専門分野
4 所属学会と研究課題
第2節 高等教育研究の構造
まとめ
第3章 教育学研究のパブリケーション ―教育学博士と著書―
はじめに
第1節 教育学博士
1 学位授与の状況 ―学位授与大学・性別・国際性―
2 教育学研究者の学位取得 ―年齢・勤務大学・学校歴―
3 博士論文の題目分析 ―国際性・学際性・時代性―
第2節 教育学研究の著書
1 著書刊行の機会構造(1) ―年齢・性別・階級―
2 著書刊行の機会構造(2) ―勤務大学・出身大学・勤務地域―
3 著書刊行の規定要因
まとめ
第4章 学科の組織特性と学問的生産性 ―質問紙調査より―
はじめに
     第1部 学究生活の規定要因 ―研究志向と研究費について―
目的と方法
第1節 大学人の研究志向
1 大学人の年齢
2 大学人の職階
3 大学人の専門分野
4 高等教育機関の設置者
5 高等教育機関の機関種
6 大学院の有無
7 勤務大学類型
第2節 大学人の研究費
1 経常研究費
2 科学研究費補助金
3 民間研究資金
まとめ ―大学人の研究志向と研究費―

     第2部 学科の組織特性と学問的生産性 ―学問的生産性の高い学科の特性―
問題の所在
第1節 分析の枠組
1 学問的生産性
2 高等教育システム
3 学科の諸条件
4 学科の規範
第2節 学科の特性と学問的生産性
1 学科の平均的教員の学術論文発表数
2 高等教育システムと学科の学問的生産性
3 学科の諸条件と学問的生産性
4 学科の規範と学問的生産性
第3節 学科の学問的生産性の規定要因
まとめと展望 ―学問的生産性の高い学科―
補章 研究大学の特性
はじめに
第1節 『大学評価の研究』より
第2節 『東京大学 現状と課題1 1990―1991』より
まとめ
資料1 『大学評価の研究』で指摘された「研究大学」の特性
資料2 東京大学と広島大学:おもな公開資料の比較
引用文献一覧
初出一覧
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たたら吹製鉄の技術と構造の考古学的研究 

著者
河瀬正利 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
296 
定価
9,680円 (本体8,800円 )
発行日
1995年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-358-7/ISBN4-87440-358-1 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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西晋一郎の哲学 

著者
隈元忠敬 
シリーズ
 
助成
94年度文部省助成 
判型
A5 
ページ
270 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1995年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-346-4/ISBN4-87440-346-8 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
東洋的精神と西洋的知性の会合を世界的深底の場で成就することを課題として西田哲学と並ぶ高峰と称された西哲学の形成発展と精神を総括、現代への位置づけを図る。
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序論
1 西晋一郎の学徳/2 西哲学の衰頽/3 西哲学復興のために
第一章 西晋一郎の哲学の形成と発展
一 人と学
1 修身の学/2 至誠の人
二 知と実在
3 普遍即特殊/4 反四の知
三 自知と自在
5 実在即意識/6 意識の三重構造/7 主客一
四 全と自覚
8 全/9 自覚
五 真理と自由
10 虚と現象/11 自由意志/12 絶対的自由/
第二章 「一」の生成
序論
一 「即」と「一」
1 普遍即特殊/2 「即」と「一」
二 「考」と「一」
3 普遍への「復帰」/4 対立の一致
三 主客「一」
5 主客「一」/6 道徳的統一
四 「全」と「一」
7 一一皆全/8 「全」と「一」
五 「虚」と「一」
9 「虚」と「一」/10 「自覚」と「一」
第三章 フィヒテ受容
序論
一 知の体系
1 反始の知/2 根本知/3照明の知
二 フィヒテの受容
4 体系形成/5 体系の原理
三 フィヒテの超克
6 即今性/7 一箇性/8 至誠の人
第四章 自覚論
序論
一 実在と自覚
1 実在の統一/2 実在の発展/3 自覚の由来
二 意識と自覚
4 意識の統一/5 意識の発展/6 精神の構造/7 自覚の基底
第五章 自由論
序論
一 実在と意識
1 実在即意識/2 神即愛/3 意識の基底
二 意識と道徳
4 意識の構造/5 自然と道徳/6 道徳の実現
三 自由の体系
7 絶対的自由/8 自由の体系/9 天人の合
第六章 徳論
序論
一 「全」の体系
1 「全」の生成/2 「全」の構造
二 「全」の論理
3 自然と道徳/4 自由意志
三 徳の体系
5 徳の体系/6 徳の展開
第七章 藤樹学への親近
序論
一 藤樹学への接近
1 西哲学の原理/2 「考」の理法/3 「考」と「感謝」
二 藤樹学の徹見/4 西哲学体系の確立/5 藤樹学の精神/6 「考」の原理
三 藤樹学の発揚
7 藤樹学の発揚/8 東洋論理の確立
西晋一郎略年譜
文献
あとがき
索引
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いのちの水源を守る 

著者
小田 襄 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
250 
定価
1,922円 (本体1,748円 )
発行日
1995年2月18日 
ISBN
ISBN978-4-87440-350-1/ISBN4-87440-350-6 
Cコード
C0051 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
平成6年2月広島県北のスキー場から突如重油が流れ出した。その汚染を食い止めるために新しい防除法が考案され、雪中に苛酷な作業が続けられた。その貴重な記録。
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ヴァレンシュタイン 

訳者
海老澤君夫[シラー著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
300 
定価
4,070円 (本体3,700円 )
発行日
1994年12月24日 
ISBN
ISBN978-4-87440-345-7/ISBN4-87440-345-X 
Cコード
C1097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
シラーの代表作の完訳。既訳のものがいずれも散文訳であるのに対し原文に極力忠実に行分けをし、リズムと読みやすさに配慮して訳出した。テクストは国民版第8巻。
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新しい授業学への展望 

著者
奈良教育大学教科教育学会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
210 
定価
2,136円 (本体1,942円 )
発行日
1994年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-338-9/ISBN4-87440-338-7 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
授業全般・学級運営と国語・社会・算数・理科・音楽・図工・体育・技術・家庭・英語・生活・幼児教育各教科ごとの特徴・授業設計・実際・評価についての実践研究。
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続・わたしの東アジア 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
350 
定価
2,883円 (本体2,621円 )
発行日
1994年10月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-337-2/ISBN4-87440-337-9 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
中国・韓国・朝鮮の人々と社会を直視――新羅の王冠は蛮風だということ/金日成の水晶の棺でわかったこと、ほか。
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歴史のなかの性 

著者
難波紘二 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
186 
定価
2,669円 (本体2,427円 )
発行日
1994年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-333-4/ISBN4-87440-333-6 
Cコード
 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
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ファンタジーの方法 

著者
小比賀香苗 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
230 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1994年8月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-332-7/ISBN4-87440-332-8 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
E・M・フォースターのファンタジー論を中心として、文学的・深層心理学的の両面からファンタジーの定義を試み、方法としてのファンタジーを考察する。
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知恵の教え 

著者
ペトルス・アルフォンシ 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
440 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1994年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-321-1/ISBN4-87440-321-2 
Cコード
C1039 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/欧米 文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
古代インド・ペルシャに発し東西世界で生活の基本的な知恵として『ゲスタ・ロマノールム』ほか西洋古典に示唆し引用された古典中の古典。ラテン語原本より初訳。
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はしがき
引用文 『ジャータカ』、「シラ書」、『ミリンダ王の問い』

神への畏れについて
偽善について
蟻と雄鶏と犬について
例話一 半人前の友だち
例話二 非の打ちどころのない友だち
助言について
媚び諂う者について
思慮分別について
沈黙について
例話三 三人の詩人
例話四 騾馬と狐
ほんとうの気高さについて
七つの学科、七つの技能、七つの教え
嘘について
例話五 男と蛇
例話六 詩人とせむし男 
例話七 大酒飲みの家に足を踏み入れた学生
例話八 鷲木莵(わしみみずく)の泣き声
邪まな女について
例話九 葡萄摘み
例話一〇 亜麻布
例話一一 剣
例話一二 王と物語師
例話一三 涙を流す犬
例話一四 井戸
良き女性について
例話一五 十箱の櫃
例話一六 十本の油樽
例話一七 黄金の蛇
見知らぬ道連れについて
広いほうの道を選ぶべきことについて
例話一八 (a)間道
(b)浅瀬
例話一九 二人の市民と農夫
例話二〇 王作の仕立屋の徒弟ネドゥイ
例話二一 二人の旅芸人
気前のいい人とけちん坊と浪費家について
豊かさについて
例話二二 農夫と小鳥
信じてはいけない書物もあることについて
例話二三 農夫が狼にやると約束した牛と狐の裁決
受け入れてもよい助言と吟味しなければならない助言について
例話二四 盗賊と月の光
恩恵について
良い王と悪い王について
例話二五 マリアーヌス
例話二六 二人の兄弟と王の歳出額
王との親交について
食卓の作法(テーブル・マナー)について
例話二七 奴隷のマイムンドゥス
この世のものの移ろいやすさについて
例話二八 ソクラテス(=ディオゲネス)と王
人生の終わりについて
例話二九 王の顧問の聡明な息子
来世について
例話三〇 あまりにも多くのものを選び出そうとした盗賊
例話三一 羊飼いと商人
死について
例話三二 墓地を歩く賢者
ある死者の言葉
例話三三 アレクサンドロス大王の黄金の墓
例話三四 己が魂を戒める隠者
隠者たちの様々な言葉について
神への畏れについて
結び
訳註
説話の比較のための註
解説
一 著者とその時代
二 『知恵の教え(デイスキプリーナ・クレーリカーリス)』――タイトル、構成、内容、影響――
三 シュタインヘーヴェルの『イソップ集』
四 造形美術について
あとがき
索引
Aes, ATh, TMI 一覧
書誌
1 テキスト、近代語訳、研究書
2 引用文献、参考文献
1 邦語文献・漢籍・仏典
2 欧文文献
3 比較註に「以上のほかに」として記した文献
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研究開発の経済学 

著者
江 新喜 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1994年6月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-329-7/ISBN4-87440-329-8 
Cコード
 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
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HUMOURISTS IN THE ARENA 

著者
高瀬ふみ子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
170 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1994年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-325-9/ISBN4-87440-325-5 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
Essays on Thomas Malory, Thomas Nashe, George, Chapman, Ben Jonson, Herman Melville and Samuel Beckett(英文)
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結びのはなし 

著者
平本昭南 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
140 
定価
2,136円 (本体1,942円 )
発行日
1994年4月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-327-3/ISBN4-87440-327-1 
Cコード
C0076 
ジャンル
一般書/実用・趣味
 
内容
基礎篇・研究篇・文献篇の3部構成で「結び」の全てを網羅。結節法・結合法・結輪法・結着法・結縮法・装飾法の諸法を解説。
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人間形成の倫理学 

著者
熊谷 啓 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
172 
定価
1,922円 (本体1,748円 )
発行日
1994年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-313-6/ISBN4-87440-313-1 
Cコード
 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
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核絶対否定への歩み 

著者
森瀧市郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
304 
定価
1,815円 (本体1,650円 )
発行日
1994年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-320-4/ISBN4-87440-320-4 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
精神的原子の連鎖反応が物質的原子の連鎖反応に勝たねばならぬ、と続けた反核平和運動の理念と行動の記録。
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三次盆地の霧の研究 

著者
宮田賢二 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
255 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1994年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-340-2/ISBN4-87440-340-9 
Cコード
C3044 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
霧の発生から消滅まで、霧発生時の気象状態、霧の変動性、霧の機構、霧と地域生活など、三次盆地の霧の実態について10年の歳月をかけ精察・研究した貴重な記録。
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アジアの風の手紙 

著者
今永清二 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
280 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1994年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-318-1/ISBN4-87440-318-2 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
アジア史研究のかたわらにまとめた随筆集。1964年から93年までのアジアおよび日本の世相を写す。
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堀辰雄文芸考 

著者
松原 勉 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
126 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1994年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-316-7/ISBN4-87440-316-6 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
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時代精神のなかの文学 

著者
吉村昭男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
312 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
1994年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-314-3/ISBN4-87440-314-X 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
――M.アーノルド、T.S.エリオット、H.リードをめぐって。歴史的思想的背景と、社会的・風土的環境との面から時代精神を解明し、作家活動と想像力を考察する。
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はじめに――時代精神と文学――
     1
1.自然観の変遷――アーノルドとワーズワス――
2.想像力の盛衰――アーノルドとキーツ――
3.時代の流れと評論家――批評家アーノルドの全体像――
     2
1.文学史改革の理論と実践――文芸批評家エリオットの誕生とその背景――
2.不毛世界の詩と豊饒世界の詩――エリオットの回心――
3.劇詩から詩劇へ――エリオットの批評家意識――
     3
1.想像力と環境――リードの戦争詩――
2.ユートピア文学の系譜――リードの幻想――
3.時代精神とヒューマニズム――アーノルドとリード――
主要参考文献
あとがき
INDEX
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現代教育行政学研究 

編著
上原貞雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
350 
定価
6,835円 (本体6,214円 )
発行日
1994年2月17日 
ISBN
ISBN978-4-87440-317-4/ISBN4-87440-317-4 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
教育制度・教育行財政・教育経営・教育法・教育政策・教育計画・教師教育および教職員組織などほとんどの領域を国内外の資料に基づいて論究。
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チャールズ・ディケンズとクリスマス物の作品群 

著者
篠田昭夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
140 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1994年1月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-312-9/ISBN4-87440-312-3 
Cコード
C3097 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
The Holly-Tree, The Perils of Certain English Prisoners, The Haunted House, Doctor Marigold, Mugby Junction, No Thoroughfare について。
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Shakespeare's Creative Art of Stratification 

著者
加島康彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
210 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1994年 
ISBN
ISBN978-4-87440-347-1/ISBN4-87440-347-6 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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日本の動物文学 

共著
阿部真人・雅子 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
350 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1994年 
ISBN
ISBN978-4-87440-339-6/ISBN4-87440-339-5 
Cコード
C1095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
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読本研究文献目録 

監修
横山邦治  
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
325 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
1993年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-305-1/ISBN4-87440-305-0 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
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中世牧歌の楽園とアジール 

著者
石井正人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
400 
定価
7,604円 (本体6,913円 )
発行日
1993年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-284-9/ISBN4-87440-284-4 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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考古学研究の道 科学的研究方法を求めて

著者
中谷治宇二郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
270 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1993年11月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-303-7/ISBN4-87440-303-4 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
日本考古学草創期に大きな業績を残した治宇二郎の遺稿集。学術論文・調査報告・書評の3部から成り、いずれも今日なお示唆に富むところが多い。
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会議法の移入と発展 

著者
村上幸子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
270 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1993年11月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-308-2/ISBN4-87440-308-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
国語表現法の基礎的研究。福沢諭吉『会議辯』、大島貞益『会議便法』、小幡篤次郎『議事必携』、鳩山和夫『会議法』、望月小太郎『議会法』の検証と今日的意義。
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室町末期馬医書『秘伝集』の国語学的研究 

著者
蔵野嗣久 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
155 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1993年10月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-319-8/ISBN4-87440-319-0 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本
 
内容
翻字篇(『秘伝集』上・下)、書誌、内容と類似書、馬薬方の項目について、針灸法の項目について、言語について、索引。
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現代アメリカ演劇 オニールの実験期の作品について

著者
勝 健一郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
186 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1993年10月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-324-2/ISBN4-87440-324-7 
Cコード
C1098 
ジャンル
芸術・文化 文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
『限りなきいのち』ほか7作の成立・内容・特徴を紹介。現代アメリカ演劇の基礎をつくりノーベル文学賞受賞者となったオニールの心の軌跡を作品を通してうかがう。
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国語科教育学の基礎 

他著
森田信義 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
224 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1993年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-307-5/ISBN4-87440-307-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
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古代東アジアの文化交流 

著者
井上秀雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
540 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1993年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-304-4/ISBN4-87440-304-2 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
神話、祭祀儀礼、仏教受容、律令体制、文字、金石文字、城郭遺跡、都城遺跡を比較、交流の実像に迫るとともに、日本の天皇像と古代朝鮮の王者像から支配形態の相違を。
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中世日本語論考 

著者
蔵野嗣久 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
250 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1993年9月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-315-0/ISBN4-87440-315-8 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本
 
内容
『内閣文庫本庭訓往来』『雑筆抄』『北野目代日記』『天正狂言本』『日用月用能毒之捷径』『古今著聞集』『沙石集』『愚管抄』の仮名表記と音韻、係結びの法則等。
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ジェイン・オースティン 

著者
松原光彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
100 
定価
1,601円 (本体1,456円 )
発行日
1993年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-299-3/ISBN4-87440-299-2 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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山頭火研究 

著者
植山正胤 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
390 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
1993年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-297-9/ISBN4-87440-297-6 
Cコード
C3092 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
生い立ち、放浪の歳月と山野、その文学を、遍歴の年月を縦に、交友の広がりを横にして余すところなく語り尽くす、山頭火の編年体評伝の決定版。
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まえがき (鳴門教育大学学長 野地 潤家)
自序
序章
第一節 山頭火と南国の雑木山
第二節 文学史的考察について
第一章 放浪初期までの山頭火
第一節 誕生から明治中期まで
第二節 明治中期から同末期まで
第三節 大正初期から大正末期まで
第二章 山頭火と同時代の俳句作家
阿東碧梧桐
高浜 虎子
中塚一碧楼
萩原井泉水
尾崎 放哉
飯田 蛇笏
木原 秋桜子
山口 誓子
第三章 山頭火「しぐれ」の系譜
第一節 『山頭火全集第二巻』 (春陽堂)から
第二節 「しぐれ」と放哉と山頭火と
第三節 「うしろ姿のしぐれてゆくか」への流れ
第四節 「しぐれ」と芭蕉と山頭火と
第五節 「しぐれ」と良寛と山頭火と
第六節 鉄鉢の句について
第四章 山頭火観音の旅
第一番 英彦山霊泉寺
第二番 大久山長谷寺
第三番 補蛇落山清水寺
第四番 医王山大楽寺
第五番 長岩屋山天然寺
第六番 足曵山両子寺
第七番 宝龍山宝満寺
第八番 飛来山霊山寺
第九番 高城山吉祥院・観音院
第十番 九六位山円通寺
第五章 山頭火俳諧における文学性の考察
はじめに
1、「巡拝」にいたるまでの生涯
2、「巡拝」を中心として句作行
3、行乞放浪の要件と「巡拝」
おわりに
あとがき
主な参考文献
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近代世界システムの歴史的構図 

編者
松田 武・阿河雄二郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1993年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-292-4/ISBN4-87440-292-5 
Cコード
 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
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国語科評価の実践的探究 

著者
益地憲一  
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
280 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1993年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-295-5/ISBN4-87440-295-X 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
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広島県の祭り 

著者
真下三郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5変形 
ページ
180 
定価
2,114円 (本体1,922円 )
発行日
1993年6月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-298-6/ISBN4-87440-298-4 
Cコード
C1033 
ジャンル
芸術・文化 一般書/歴史読み物
 
内容
県内の神社・寺院の祭りや縁日、祭り的諸行事の主なものを収録。縁起と祭礼など歴史と様式解説するほか、都市の祭り、故郷の祭りなど年中行事と月別表を添付。
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ジョンソン研究 

著者
泉谷 寛 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
244 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1993年6月3日 
ISBN
ISBN978-4-87440-294-8/ISBN4-87440-294-1 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
平凡な日常生活を生き、喜び、悩み、苦しみ、忍耐し、忠告を与え続けたジョンソンは今また読み直されている。代表的な作品の特徴と作者の人柄を。
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午後の旅立ち 

著者
松井博文 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
86 
定価
1,068円 (本体971円 )
発行日
1993年4月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-289-4/ISBN4-87440-289-5 
Cコード
C1092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
人生を1日にたとえれば、私はいま、午後3時あたりに佇んでいるでしょうか。その旅立ちの詩。
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国語科授業活性化の探究 文学教材を中心に

著者
渡辺春美 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
310 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1993年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-285-6/ISBN4-87440-285-2 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
高等学校で20年近く実践に取り組んできた著者の授業研究、授業改善の軌跡の集成。さまざまな教材を教室でどのように活用したかがいきいきと記録されている。
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古代中国における結婚のカテゴリーと近親関係 

訳者
谷田孝之[M・グラネ著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
310 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
1993年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-283-2/ISBN4-87440-283-6 
Cコード
C3011 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
内親・外親、兄弟関係と男系王朝、言辞上の近親関係の制度、名(姓)の間の競争、世代間および隣人間における均等の制度、単一方向における結婚契約、ほか。
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訳者序
凡例

1 結論
2 近親関係の伝統的組織
(1)内親(Proches inertnes)
「名」(性)の共有と祭祀の共有――結婚禁止に関する規則の二面――近親関係の測定、喪のカテゴリーの組織――近親関係のカテゴリー表――祭祀手段の近親関係の原理――親等と世代
(2)外親(Proches externes)
内親と外親――呼称組織――世代相互間の等価値の制度はいかなる条件において機能することができるか――世代傾斜の恐怖と呼称の永続の原理
3 近親関係の組織の古代形式
(1)兄弟関係と男系王朝
父権の革新――近親関係の範囲――カズン関係と兄弟関係――共同的規律の衰退――王朝原理による侵略
(2)言辞上の近親関係の制度
身分、階級および呼称――個人的呼称と世代の指定標――世代指定標と婚姻上の送り先定標――外婚の義務と結婚の宿命的行先
(3)「名」(姓)の間の競争
「名」(姓)と結婚契約の組織の理論的永続――名の発揚と顧客の微集――群の精神、ゲームの奇想と協約――補整的実施策の不謹慎な利用
(4)世代間および隣人間における均等の制度
徳と出生地――性の分離――四つのカテゴリー分割および交錯した送り出しの組織
4 別々の再帰の組織
(1)単一方向における結婚契約
(2)「巡回における配置」と「操作の自由」
中国の解決策とオーストラリアの解決策――結束の組織の複雑性
本論要旨(訳者補)
訳者後記
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七巻本『拾玉集』(架蔵本)翻刻 

共著
石川 一・五條小枝子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
234 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1993年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-287-0/ISBN4-87440-287-9 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
「文禄三年幽斎奥書」と「仁科保慶」の書写奥書があり、「歌合百首」「北山百首」の勝負付等の脱落を補填している。本書では『続国歌大観』との異同を記す。
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中国地方製鉄遺跡の研究 

編者
広島大学文学部考古学研究室 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
 
定価
10,120円 (本体9,200円 )
発行日
1993年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-286-3/ISBN4-87440-286-0 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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中学校対象 音読・朗読指導の実践的研究 

著者
谷木由利 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
224 
定価
3,737円 (本体3,398円 )
発行日
1993年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-279-5/ISBN4-87440-279-8 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
――中学校国語科における。大村はま先生の精神に基づいて実践を深めた研究報告。音読・朗読指導の動向と課題、創意と工夫などによって位置と意義を明確に。
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女子青年の人格および価値観の形成 

著者
神谷ゆかり 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
180 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1993年 
ISBN
ISBN978-4-87440-281-8/ISBN4-87440-281-X 
Cコード
 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
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高校古典教育の考究 

著者
伊東武雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
362 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1992年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-267-2/ISBN4-87440-267-4 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
 
内容
実践記録と考察。文法読みから表現読みへ、古典学習指導のいくつかの方法、公開授業での実践、古典学習指導における短作文学習の試み、比較読みの試み、ほか。
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労働の機械化史論 

著者
中峯照悦 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1992年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-278-8/ISBN4-87440-278-X 
Cコード
C3033 
ジャンル
哲学・宗教 政治・経済・法律
 
内容
人類史における生産力の画期、発達したマシネリの構造、『資本論』における機械の把握、田辺振太郎『技術論』における機械論の検討、協業論、“機械”以後の機械の発達。
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シェリー詩集 

著者
高橋規矩  
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
232 
定価
9,900円 (本体9,000円 )
発行日
1992年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-273-3/ISBN4-87440-273-9 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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中国の近代化と政治的統合 

著者
横山 英 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
300 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1992年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-271-9/ISBN4-87440-271-2 
Cコード
C0022 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア 政治・経済・法律
 
内容
孫文における国民統合の論理構造、国民革命期における中国共産党の政治的統合構想、路線転換期における中国共産党の根拠地構想、中華民国の成立と臨時参議院、ほか。
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まえがき(横山 英)

     第1部 統合構想の研究
孫文における国民統合の論理構造(中山 義弘)
はじめに
1 国民統合の論理
2 国民統合の象徴――三民主義と五権憲法
おわりに
国民革命期における中国共産党の政治的統合構想(横山 英)
まえがき
1 民主連合政府論の採用
2 国民会議の提唱
3 国民会議促成会の展開
4 地域民主化闘争と国民の政治的統合
5 北伐戦争と政治的統合構想
あとがき
路線転換期における中国共産党の根拠地構想(田中 仁)
はじめに
1 東征と統一戦線工作
2 三方面軍の合流と西安の新情勢
3 西安事変と陜甘寧辺区の成立
おわりに
1940年代後半期における中国民主派知識人の国家統合をめぐる論調(水羽 信男)
問題の所在
1 民主派知識人の政権構想
2 民主派知識人の民主主義観と“国民”像
結びにかえて――民主派知識人の国家統合論の限界と可能性

     第2部 統合政策の研究
清末の産業行政をめぐる分権化と集権化(曽田 三郎)
はじめに
1 商部の設置と産業行政の方針
2 商部設置前の地方産業行政機関の活動
3 集権的産業行政の試み
4 集権的産業行政の挫折
おわりに
「北洋新政」体制下における地方自治性の形成――天津県における各級議会の成立とその限界――(貴志 俊彦)
はじめに
1 地方有力者による公共組織の再編と地方自治制の導入
2 天津県議事会・董事会の活動とその意義
3 地方自治制改正による各級議会の成立
おわりに
中華民国の成立と臨時参議院(楠瀬 正明)
はじめに
1 南京臨時参議院改造事件の経過と背景
2 臨時省議会改革の動向
3 北京臨時参議院の政治的統合機能
おわりに
張作霖による在地懸案解決策と吉林省督軍孟恩遠の駆逐(松重 充浩)
はじめに
1 孟恩遠の吉林省支配と在地有力諸団体の対応
2 張作霖の吉林省進出の要因
おわりに
1920年代前半,北京政府の「地方自治」政策と省自治風潮問題の所在(金子 肇)
1 北京政府「勢力圏」諸省の省自治風潮
2 北京政府内務部の「地方自治」政策構想
3 地方行政会議をめぐる〈中央〉と〈地方〉
結語
南京国民政府成立期の農村土地政策と地主層――浙江省の「二五減租」と「土地陳報」――(笹川 裕史)
はじめに
1 浙江省農村社会と地主層
2 浙江省「二五減租」の実施と計骸化
3 浙江省「土地陳報」の実施と失敗
おわりに
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北方民族文化誌〈下巻〉 

訳者
谷口幸男[オラウス・マグヌス著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
680 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
1992年11月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-242-9/ISBN4-87440-242-9 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
1555年版ラテン語原本よりの初訳。ウプサラの司教オラウスが北欧の地理・文化の全般を図説したもので、481枚の木版画と解説より成る。博物自然・生活・教育・信仰・軍事・法律等、自身の経験と観察にもとづいて描述した北欧民族の生活文化誌。
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わたしの中国 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
286 
定価
2,420円 (本体2,200円 )
発行日
1992年10月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-274-0/ISBN4-87440-274-7 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
10余年にわたって中国を見つづけて、その文化社会を描いた深層の中国現代史であり、民衆の生活実録。
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健闘の文豪ジョンソン 明治期『ラセラス』の片影

著者
泉谷 寛 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
208 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1992年9月18日 
ISBN
ISBN978-4-87440-270-2/ISBN4-87440-270-4 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
学士戎孫からドクター・ジョンジョンへ、『ラセラス』冒頭の‘exhortation’について、明治期『ラセラス』の翻訳、『ラセラス』を読んだ文人たち、ほか。
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高等学校国語科学習指導研究 

著者
三浦和尚 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
270 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1992年7月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-264-1/ISBN4-87440-264-X 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
__小説教材の取り扱いを中心に。学習指導記録と導入教材の考察。羅生門、薮の中、気の弱い男、舞姫、新聞記事、アゲハチョウ、蜜柑、沈黙、山月記、ほか。
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漢文の指導法 

著者
長谷川滋成 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
290 
定価
1,975円 (本体1,796円 )
発行日
1992年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-262-7/ISBN4-87440-262-3 
Cコード
C3087 
ジャンル
国語・漢文教育〈古典・漢文教育〉
 
内容
技能的な面を中心にした指導書。言語(返り点、送りがな、漢字、漢文の構造、他)/理解(聞く、視る、解釈、読み解く)/表現(書き下し文、白文、読む、書く)
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中世備後の宗教・在地武士 

著者
堤 勝義  
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
258 
定価
2,456円 (本体2,233円 )
発行日
1992年5月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-263-4/ISBN4-87440-263-1 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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遡行 

著者
福谷昭二 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
94 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1992年4月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-118-7/ISBN4-87440-118-X 
Cコード
C1092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
詩誌火皿・中国新聞等に掲載したものの中から精選。昏る地球、街のかお、アラスカの空から、指標喪失、ほか。
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続・校本田植草紙 

著者
友久武文 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
458 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1992年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-300-6/ISBN4-87440-300-X 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
前巻同様東京大学国語研究室蔵の影写本を使用。第一部では前巻と同様朝歌一番~晩歌四番、苗取歌に至る172首、それ以外の290余首を第二・第三部に編成した。
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凡例
第一部
朝歌一番
朝歌二番
朝歌三番
朝歌四番
昼歌一番
昼歌二番
酒来時之歌
酒飲呑て後
昼歌三番
昼歌四番
晩歌一番
晩歌二番
晩歌三番
晩歌四番
あがり歌
時儀歌
苗取歌
第二部
第三部
句索引
諸本解題
後記
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現代アメリカ教育行政の研究 

監修
名和弘彦[上原貞雄編集] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
284 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1992年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-302-0/ISBN4-87440-302-6 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
教育に一段と期待をし始めたアメリカ教育行政の多面的研究。現代のアメリカ教育行政の動向を初等教育に関する教育指導、教師教育課程延長化を通して。
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Various Subjects on Eighteenth-Century English Literature 

著者
高瀬ふみ子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
254 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
1992年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-265-8/ISBN4-87440-265-8 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
――Swift, Pope, Richardson, Fielding and Johnson. The Fool-Knave Dichotomy in A TALE OF A TUB ほか10篇の英文評論で18世紀文学の特徴を。(英文)
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商君書研究 

著者
好並隆司 
シリーズ
 
助成
91年度文部省助成 
判型
A5 
ページ
596 
定価
16,500円 (本体15,000円 )
発行日
1992年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-260-3/ISBN4-87440-260-7 
Cコード
C3011 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/アジア
 
内容
秦の商鞅の書、いわゆる商君書各篇の成立期を明らかにし校訂・和訳を付す。中国古代の家父長的家内奴隷制、商鞅「分異の法」と秦朝権力、戦国魏政権の派閥構造、ほか。
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     第一部
第一章 秦の建国から帝国成立までの政治史概観
第二章 中国古代の家父長敵家内奴隷制――在地首長・豪族との関連において――
はじめに
一 生活実態としての郷
二 郷の変動とその性格
三 斉国における家父長制的官僚制の発展
四 秦漢期の基本矛盾と主要な矛盾
五 在地首長・家父長敵家内奴隷所有者の発展と国家
結語
第三章 秦漢帝国の構造について
一 秦漢の什伍制度について
二 秦の什伍制と商鞅変法
三 閭左の人
四 漢代の主客体制
五 漢代の賦と租
結語
第四章 商鞅「分異の法」と秦朝権力
はじめに
一 田斉権力をめぐる問題
二 商鞅第一次変法の視角
三 第二次変法中の「分異の法」的規定について
結語
第五章 商君書徠民、算地両篇よりみた秦朝権力の形成過程

一 徠民篇についての問題点
二 算地篇の位置
三 徠民、算地両篇の具象化
四 應侯范雎と蔡澤
五 秦朝権力の性格変化
結語
     第一部 補篇
第一章 鼎のゆくえ――周から漢へ――
一 宣帝の宝鼎
二 副葬品による封建時代の鼎制
三 文献による封建時代の鼎制
四 鼎制をめぐる戦国期の政治
五 九鼎消滅の説話
六 帝璽の時代における鼎
結語
第二章 轅田再考

一 「制轅田」
二 轅田解釈検討
第三章 戦国魏政権の派閥構造

一 文侯政権の二重構成
二 文侯期の師友集団
三 文侯期の臣僚集団
四 恵王朝の政権構造
結語
第四章 中国古代山沢の再検討
はじめに
一 増淵説の問題点
二 共同体と専制権力
1 塩業
2 治鉄業
結語
     第二部
第一章 鄭氏による諸篇の編年と批判
第一段階
(1)更法編/(2)墾令編/(3)境内編/(4)戦法、立本両篇/(5)兵守篇
第二段階
(1)算地篇/(2)修権篇
第三段階
(1)去彊篇/(2)徠民篇/(3)弱民篇、説民篇/(4)外内篇
第四段階
(1)キン令篇/(2)壹言篇、畫策篇/(3)開塞篇/(4)錯法篇/(5)賞刑篇/(6)慎法篇
第五段階
(1)君臣篇/(2)禁使篇、定分篇
商君書各篇作成時期順序についての基準
(1)軍事/(2)商業活動、商売買/(3)権/(4)韓非の思想
第二章 商君書について
一 商君書の著作と編成年代
二 宋淑萍「論商君書之成書時代」
三 私見による商君書各篇の編年
第三章 商君書の考訂と和訳
一 戦法・立本・兵守編釈読
1 三篇の由来
2 兵守篇の解釈
3 三篇の『商君書』における位置
4 校訂と注釈
(1)戦法篇/(2)立本篇/(3)兵守篇
5 釈読にあたっての問題点
(1)戦法篇の趣旨と孫子計篇/(2)立本篇と孫子/(3)兵守篇と孫子
6 和訳
(1)戦法/(2)立本篇/(3)兵守篇
二 農戦・開塞・壹言篇の位置
2 釈読にあたっての問題点
(1)農戦篇の官爵/(2)農戦篇の商業/(3)農戦篇の思想/(4)開塞篇の「今世」と史論/(5)壹言篇の開塞
3 校訂と注釈
(1)農戦篇/(2)開塞篇/(3)壹言篇
4 和訳
(1)農戦篇/(2)開塞篇/(3)壹言篇
三 境内篇釈読
1 境内篇の位置
2 釈読
3 和訳
四 外内篇釈読
1 外内篇の位置
2 釈読
3 和訳
五 錯法篇の位置
1 錯法篇の位置
2 校訂と注釈
3 和訳
六 君臣・慎法両篇釈読
1 君臣篇の位置
2 君臣篇の歴史論からみた成立時期
3 慎法篇の位置
(1)名王・忠臣について/(2)現状批判と採るべき政策/(3)本篇の作成された時/(4)鄭良樹説「壱」の演変からみた慎法篇成立時点の批判
4 校訂と注釈
(1)君臣篇/(2)慎法篇
5 和訳
(1)君臣篇/(2)慎法篇
七 算地篇釈読
1 算地篇の位置
2 校訂と注釈
3 和訳
八 徠民篇釈読
1 徠民篇の位置
2 校訂と注釈
3 釈読にあたっての問題点
(1)陳啓天『商君書校釈』の徠民篇/(2)「其寡萠賈息、民上無通名、下無田宅」について/(3)「復」について/(4)華軍之勝について
4 和訳
九 修権篇釈読
1 修権篇の位置
2 校訂と注釈
3 和訳
十 去彊・説民・弱民三篇釈読
1 三篇の商君書における位置
2 去彊篇における常官と爵
3 校訂と注釈
(1)去彊篇/(2)説民篇/(3)弱民篇
4 和訳
(1)去彊篇/(2)説民篇/(3)弱民篇
十一 賞刑・画策両篇釈読
1 賞刑・画策二篇の位置
(1)秦疏と論著/(2)教化/(3)蝨/(4)賢
2 校訂と注釈
(1)賞刑篇/(2)画策篇
3 和訳
(1)賞刑篇/(2)画策篇
十二 墾令篇釈読
1 墾令篇の位置と釈読にあたっての問題点
(1)草必墾矣について/(2)墾令篇の製作時期/(3)墾令篇二十ヶ条の問題点
2 校訂と注釈
3 和訳
十三 キン令篇釈読
1 キン令篇の位置
(1)キン令篇成立に関する諸説/(2)鄭良樹の本篇についての考察/(3)本篇と商君書他篇との関係及び製作者/(4)本篇に関する私見
2 校訂
3 和訳
十四 禁使篇釈読
1 禁使篇の位置
2 校訂と注釈
3 和訳
十五 更法・定分両篇釈読
1 更法篇についての諸見解
2 鄭良樹説の吟味
3 平畫と平晝
4 商鞅の呼称
5 更法篇と趙策・列傅
6 更法篇についての小結
7 定分篇の諸見解と批判
8 校訂と注釈
(1)更法篇/(2)定分篇
9 和訳
(1)更法篇
(2)定分篇
あとがき
索引
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青年・成人期障害者の自立・発達・協同 

著者
鈴木 勉 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
276 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1992年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-259-7/ISBN4-87440-259-3 
Cコード
C3036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
歴史的に見ても新たな実践分野である青年・成人期障害者の福祉実践の現実と課題をライフステージ上と、福祉協同の思想と実践、障害者の生活と地域福祉協同の場面で。
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はしがき
     第1部 青年・成人期障害者のライフステージ上の課題としての自立・発達・協同
第1章 青年期の発達課題と生涯青年の生活現実――同時代を生き抜く知的発達障害者の青年たちに視点をあわせて――
第2章 青年・成人期障害者の自立と協同
第3章 障害者の人間としての尊厳性の根拠をめぐって――人間存在の「絶対的価値」と「関係的価値」――
第4章 「第三世代の人権」と「発達への権利」

     第2部 福祉協同の思想と実践 ――協同作業所運動の意義とその展開――
第1章 「もろい社会」の再設計と協同作業所運動
第2章 副詞協同運動としての協同作業所運動
第3章 障害者協同作業所と生活協同組合との提携の発展
第4章 広島県域における協同作業所の設立経過と現状
第5章 協同作業所の事例的研究 ――きつつき協同作業所を対象に――
第6章 共同作業所所者の母親の心身の疲労度自覚症状について ――親の会のサポート効果の側面より――

     第3部 青年・成人期障害者の生活課題と地域福祉協同
第1章 知的発達障害者のサポートネットワークづくり――就労やくらしを軸に,比較的「軽い」といわれる知的発達障害者の青年・成人期を支える棒
第2章 在宅精神障害者の「支援―安定・発達型」生活関係づくりの実践
第3章 在宅重度障害者の援助活動と福祉のまちづくり
第4章 障害を有する森永ひ素ミルク被害者の自立と労働保障にむけた取り組み
第5章 知的障害者の障害基礎年金支給を求めて
第6章 胎内被爆小頭児の戦後――「きのこ会」のあゆみと相談事例から――
補論 島根県隠岐島における障害者福祉活動の展開
はじめに
1 隠岐における障害者施設づくり
2 隠岐島後地区における障害者ネットワーク
3 20年間の歩みの中から学ぶもの
4 障害者の福祉ニーズ
5 おわりに――隠岐島障害者自立支援システムづくり
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日本移民史研究序説 

著者
児玉正昭  
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1992年 
ISBN
ISBN978-4-87440-261-0/ISBN4-87440-261-5 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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英語英米文学点描 

著者
熊川良治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1991年12月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-258-0/ISBN4-87440-258-5 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
アメリカ英語における規則性指向の傾向、受動態の用法、『序曲』における through' の意味、David Copperfield の言語、聴解力の特徴、混沌からの脱出、ほか。
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広島の文学 

著者
岩崎文人 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
150 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1991年10月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-255-9/ISBN4-87440-255-0 
Cコード
C1099 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉 一般書/文芸評論
 
内容
正岡子規、鈴木三重吉、志賀直哉、中村憲吉、倉田百三、大木惇夫、井伏鱒二、大田洋子、林芙美子、原民喜、山代巴、近藤芳美、木下夕爾、大庭みな子、大江健三郎、ほか。
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正岡 子規 ●広島・呉・尾道
鈴木 三重吉 ●広島・能美島・加計
志賀 直哉 ●尾道
中村 憲吉 ●布野・三次・尾道
倉田 百三 ●庄原・三次・尾道
大木 惇夫 ●広島
井伏 鱒二 ●福山・広島・三和
大田 洋子 ●広島・江田島
林 芙美子 ●尾道
原 民喜 ●広島
山代 巴 ●府中・三次
近藤 芳美 ●広島
木下 夕爾 ●福山
峠 三吉 ●広島
村井 志摩子 ●広島
竹西 寛子 ●広島・宮島
大庭 みな子 ●西条・広島
大野 允子 ●広島
大江 健三郎 ●広島
参考文献
あとがき
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デュルケーム教育理論の研究 

著者
原田 彰 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
280 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1991年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-253-5/ISBN4-87440-253-4 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
公教育としての学校教育の確立に努め、その基礎理論をつくったデュルケームの人間観・社会観・教育観と理論形成への影響の研究と訳註。
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薔薇・栽培と楽しみ 

著者
亀山 寧 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
340 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1991年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-248-1/ISBN4-87440-248-8 
Cコード
C0076 
ジャンル
一般書/実用・趣味
 
内容
つくり方・手入れの仕方を1月から12月までの月ごとに詳説。バラの歴史・文化・鑑賞法から賞味法までを入れたバラの総合誌。
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 序文… 野地潤家

 はじめに

薔 薇
 ばらの原産地は何処か
 ばらと文化
 ナポレオンの后ジョセフィーヌとばら
 日本のばらと文化

季節のばらの手入れ
 12月~1月のばらの手入れ
       ◆元肥の適量は五月の花が教えてくれる◆
 2月のばらの手入れ ◆心はずむ剪定の季節◆
 3月のばらの手入れ ◆虫もそろそろ出はじめます◆
 4月のばらの手入れ ◆ばらの新芽は赤ちゃんの手◆
 5月のばらの手入れ ◆咲き薫る五月のばらを楽しもう◆
 6月のばらの手入れ ◆病虫害のシーズンです◆
 7月のばらの手入れ ◆秋ばらへの心くばりは今からです◆
 8月のばらの手入れ ◆風立ちぬ いざ!◆
 9月のばらの手入れ ◆ひそやかなばらの息づかいをわが心に◆
 10月のばらの手入れ ◆スリップスと雨に気をつけよう◆
 11月のばらの手入れ ◆越冬準備もお忘れなく◆

わたしのおすすめするばら ◆カタログとの楽しいニラメッコ◆

ばらと楽しむ
 1年じゅうばらを咲かせて楽しむ
 人にばらを贈る
 ばらを生ける
 コサージュやブーケで生活に色どりを
 ポプリやドライ・フラワーを作る
 ばらを賞味して楽しむ
 ばらを表現して楽しむ
 交流を楽しむ
 「ばら色の人生」

《日本のばら園案内/ばら会案内/日本ばら会推薦業者名簿》

あとがき
参考文献
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形象と比喩 ―ヘルマンヘッセ研究―

著者
丹治信義 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
209 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1991年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-254-2/ISBN4-87440-254-2 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈語学〉
 
内容
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小学校対象 確かで豊かな国語学習を求めて 

著者
素水光子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1991年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-252-8/ISBN4-87440-252-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
小学校低学年を中心に20年におよぶ実践の記録。1年生の国語学習の基礎づくりに関して、授業をどう組織するか、遅進児に学ぶ学習の定着、ほか。
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説明的文章教材の実践研究文献目録2 

著者
森田信義 
シリーズ
説明的文章教材の実践研究文献目録 
助成
 
判型
A5 
ページ
318 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1991年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-251-1/ISBN4-87440-251-8 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
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フィヒテ『全知識学の基礎』の研究 

著者
隈元忠敬 
シリーズ
 
助成
85年度文部省助成 
判型
A5 
ページ
340 
定価
6,160円 (本体5,600円 )
発行日
1991年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-151-4/ISBN4-87440-151-1 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
難解ゆえに適切な研究書を欠いてきたとされる『全知識学の基礎』に哲学的思索の典型を認め、フィヒテの真理愛と確信に満ちた立論の核心を突く嚆矢の書。
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まえがき
序論
第一章 フィヒテ知識学の基礎構造
第一節 先験哲学
一 フィヒテとカント
二 フィヒテとラインホールト
三 フィヒテとヤコービ
第二章 弁証法的自我
一 フィヒテ弁証法の問題 1 ヘーゲルとその学派によるフィヒテ弁証法の批判 2 現代におけるフィヒテ弁証法の顕揚 3 「対立の統一」としてのフィヒテ弁証法
二 三原則における「対立の統一」 4 第一原則 5第二・第三原則
三 理論的知識学における「対立の統一」 6 観念的・実在論・批判的観念論 7 質的と量的 8 限定と交互限定 9自覚
四 実践的知識学における「対立の統一」 10 努力 11 三つの自我の統一点
第三節 絶対我と絶対者
一 絶対我の二面 1 自覚としての絶対我 2 絶対者の超越面
二 絶対者の二面 3絶対者の内在面 4絶対者の超越面
三 絶対者の映像 5 絶対者 6 映像
第二章 三原則の構造
第一節 第一原則 1 導入 2 事項 3 第一原則 4 同一律と実在性のカテゴリー 5 カント、デカルト、ラインホールと及びスピノザ
第二節 第二原則 1 導入 2 反立の形式と質料 3 第二原則 4 反立の命題と否定性のカテゴリー 5 考察
第三節 題三原則
1 導入 2 課題の設定 3 課題の解決 4 検証 5 第三原則 6 根拠の命題 7 反立的と綜合的 8 正立と正立判断 9 批判哲学の性質 10限定のカテゴリー
第三章 理論的知識学
第一節 カテゴリーの演繹 1 反省の道 2 理論的知識学の原則 3 交互限定 4 作用性 5 実態性
第二節 構想力の演繹 1 作用性と実体性との総合 2 交互的能動受動の質料的根拠 3 交互的能動受動の形式的根拠 4 交互的能動事湯どうと独立的能動性との相互限定 5 総括 6 考察
第三節 表象の演繹 1 直感 2 悟性、判断力、理性
第四章 実践的知識学
第一節 努力の演繹 1 導入 2 第一課題 自我の非我に対する因果性 3 第二課題 非我の反立の真相 4 第二原則の再検討 5 努力 6 努力の検証 7 努力の難点とその解決(一) 8 努力の難点とその解決(二) 9 考察
第二節 三つの自我の合一点 1 導入 2 自我の外出の根拠 3 三つの自我の合一点 4 批判的観念論、実在・観念論、観念・実在論 5 物自体
第三節 衝動の演繹 1 導入 2 第三定理 3 第四定理 4 第五定理 5 第六定理 6 考察
第四節 憧憬と道徳的衝動 1 第七定理 2 第八定理 3 考察
第五章 フィヒテ後期への展望
第一節 光の形而上学
一 知の光 1 光の形而上学 2 絶対知の光 3 光の源泉
二 存在の光 4 真理と現象 5 根源的光 三 光の体系 6 現象論の展開 7 光の体系
第二節 存在の意識
一 存在の意識との対立 1 存在と意識の問題 2 意識の否定 3 存在の定立
二 存在と意識との統一 4 存在の自知 5 映像の自知 6 存在の意識
文献
索引
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哲学の慰め 

訳者
樋口昌幸[チョーサー著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1991年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-250-4/ISBN4-87440-250-X 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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哲学と宗教 ―三渡幸雄先生喜寿記念論集―

編者
隈元忠敬 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
250 
定価
4,805円 (本体4,369円 )
発行日
1991年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-246-7/ISBN4-87440-246-1 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
三渡幸雄先生喜寿記念論集。フィヒテの宗教論における愛、カントの批判主義と批判的動機、モンテーニュとカトリック、シェリングの同一哲学における宗教観、ほか。
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はじめに(隈元 忠敬)

哲学研究の思い出(三渡 幸雄)
フィヒテの宗教論における愛について(隈元 忠敬)
カントの批判主義と批判的動機――汎通的規定の原則Grundsatz der durchgngign Bestmmungと二律背反の問題について――(中橋 健二)
思惟と認識――『純粋理性批判』第二版の改訂部の問題――(小澤 照彦)
『判断力批判』の「美の分析論」をめぐって(熊谷 教子)
欲求・自己と他者・不幸な意識――『ヘーゲル精神現象学』の「自己意識」について――(片山 弘基)
計算的思考――苦痛の前奏――(栗栖 照雄)
ヤスパース哲学の思惟方法(高柳 央雄)
一遍智真(米田 成夫)
モンテーニュとカトリック(家永 道生)
シェリングの同一哲学期における宗教観(三上 誓徹)
シェリング『自由論』における人間学の特質(稲村 秀一)
価値明証性について――M・シェーラーを中心に――(熊谷 正憲)

三渡先生の経歴と業績
あとがき(隈元 忠敬)
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シェリー散文集 

著者
高橋規矩 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
158 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1991年5月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-247-4/ISBN4-87440-247-X 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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情報化社会への戦略 

共著
阿部耕一朗・舟場正富 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
208 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1991年4月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-244-3/ISBN4-87440-244-5 
Cコード
 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
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広島県の囃し田 

著者
真下三郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5変形 
ページ
148 
定価
1,601円 (本体1,456円 )
発行日
1991年4月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-249-8/ISBN4-87440-249-6 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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北方民族文化誌〈上巻〉 

訳者
谷口幸男[オラウス・マグヌス著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
640 
定価
10,450円 (本体9,500円 )
発行日
1991年4月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-241-2/ISBN4-87440-241-0 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
1555年版ラテン語原本よりの初訳。ウプサラの司教オラウスが北欧の地理・文化の全般を図説したもので、481枚の木版画と解説より成る。自然・風習・迷信・信仰・戦争・鉱山と金属、ほか。
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仕事学原論 

著者
村上哲大 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
350 
定価
3,204円 (本体2,913円 )
発行日
1991年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-245-0/ISBN4-87440-245-3 
Cコード
C3033 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
「仕事」の普遍的方法・技術を初めて科学として体系化した労作。仕事学とは何か、仕事学の方法論と研究対象、心と形の法則、ワークプロセス、目的と手段、など。
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社会構造と教育 

著者
石田 剛 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
300 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1991年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-240-5/ISBN4-87440-240-2 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈社会〉
 
内容
アメリカと日本の比較研究。日本の経済発展を契機として両国教育に対する関心が深まっている。20名の米人研究生と2名の日本人研究者によるシンポジウム。
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ふるさとの文化財 

著者
海田管内文化財保護審議委員会 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
200 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1991年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-243-6/ISBN4-87440-243-7 
Cコード
C3021 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
呉市・東広島市・安芸郡・賀茂郡2市14町に所在する市町村指定文化財と、それに準ずる文化財の写真と解説を収録。所在地を示す地図で便を図る。
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英語科教育法の理論と実際 

著者
栗栖英雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
261 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1991年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-237-5/ISBN4-87440-237-2 
Cコード
 
ジャンル
英語教育
 
内容
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N・ハルトマン自由論の研究 

著者
熊谷正憲 
シリーズ
 
助成
90年度文部省助成 
判型
A5 
ページ
700 
定価
11,000円 (本体10,000円 )
発行日
1991年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-239-9/ISBN4-87440-239-9 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
現象学と問題学と批判学の各方法を見事に統合、自分の哲学的方法として駆使するハルトマンの特長を徹底的に研究することによって、その現代的意義を明らかにする。
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序文(三渡幸雄)
序章
     第一部 N・ハルトマンの自由論
第一章 ハルトマン自由論の基礎
第一節 存在論的基礎
一 存在論的態度と認識論的態度
第二節 認識論的基礎
一 超越的動き
二 認識形而上学
三 理念的なものの認識
第二章 価値感情論と自由意志論序説
第一節 価値感情論
一 価値感情・価値応答
二 価値感情と価値界
三 価値感情と価値総合
四 価値感情の先天性と無誤謬性
五 価値評価と価値判断
六 価値感情論と存在論的態度
第二節 自由意志論序説
日 価値感情と意志の自由
二 実在的状況と意志の自由
三 自由の実現としての目的的行為
第三節 自由の可能性
一 自由のカテゴリー法則的可能性
二 自由の相論的可能性
第三章 精神論
第一節 精神論一 ―心的なものと精神―
一 価値認識と決断の情緒性
二 価値認識と決断の主体
三 心的なものの独自性
四 精神の独自性
第二節 精神論二 ―客観的精神と被客体化精神―
一 客観的精神
二 客観的精神と個人的精神との関係
三 被客体化精神
四 被客体化精神と生きた精神との関係
第三節 精神論三 ―精神の自由と自己認識―
一 個人的精神の生
二 客観的精神の生
三 精神の自由
四 精神の有限性
五 精神の自己認識
六 客観的精神の自己認識
第四節 人格論 ―自由を担うもの―
一 人格と人格性
二 個的人格性と個的人格性価値
     第二部 自由論の展開と批判
第四章 価値感情論の批判的検討
第一節 価値感情論の批判的検討一 ―根源的直感としての価値感情―
一 価値の感情規定
二 価値所与性
三 根源的体験としての価値感情
四 根源的価値直感
第二節 価値感情論の批判的検討二 ―実在経験と価値直感―
一 実在経験と価値直感との同一性
二 実在経験と価値感情・価値直感
第五章 価値実現論とその批判的検討
第一節 価値実現論一 ―倫理的価値と事態価値―
一 価値実現と価値
二 価値実現と意志
三 倫理的価値と事態価値の実現
第二節 勝ち実現論二 ―価値実現と財価値―
一 価値実現の価値
二 価値実現のアンチノミー
三 価値質料の実現
四 価値実現と財価値
第三節 価値実現論三 ―理念的なものの実現―
一 倫理的価値と事態価値・財価値
二 価値実現における価値の理念性と実在性
三 倫理的現実における価値の理念性と実在性
四 実在的なものと理念的なもの
五 価値の絶対性
第四節 価値実現論の批判的検討
一 人格における一時的決定と二次的決定
二 原理と具体的なものとの関係
三 価値性格と価値質料
四 価値存在論の弱点
五 価値の実現
第六章 価値論の批判的検討
第一節 価値論の批判的検討一 ―価値そのもの―
一 価値の実在性
二 価値の理念性
三 価値実現の価値の理念性
四 価値あること或いは価値あるもの
五 無価値或いは反価値
第二節 価値論の批判的検討二 ―価値と意味―
一 事態価値・財価値の価値性
二 美的価値の価値性
三 意味と価値の弁証法
四 価値論・意味論の批判的検討
第七章 自由論の批判的検討
第一節 自由意志論
一 意志の自由
二 自由の倫理的必然性
三 自由の存在論的可能性
四 自由の主体としての精神・人格
五 自由の根拠の問題
第二節 自由論批判 ―ハルトマンへの誤解と批判―
一 自由論への誤解
二 自由論批判一 ―自由意志の根拠―
三 自由論批判二 ―自由意志の依存性―
四 自由論批判三 ―価値の無制約性と人格の無制約との矛盾―
第三節 自由論の批判的検討
一 ハルトマンの基本的態度の限界一 ―自由意志の根拠―
二 ハルトマン基本的態度の限界二 ―自由と自己意識―
     第三部 自由の根拠に関して―宗教と現象の問題―
第八章 ハルトマンのキリスト教(宗教)観
第一節 キリスト教倫理観
一 キリスト教倫理の特徴と意義
二 キリスト教倫理批判
三 隣人愛論批判
第二節 ハルトマンの反神論
一 絶対的なものの否定
二 神の実在的存在の否定
三 倫理学と宗教とのアンチノミー
四 反神論
第九章 キリスト教観の批判的検討
第一節 キリスト教観への批判
一 宗教的体験と人格の問題
二 人間と神との関係
三 ハルトマン基本的態度と宗教
四 神の原理的排除
五 キリスト教観批判の総括
第二節 キリスト教観の批判的検討一 ―人間と神―
一 人間と神との階層関係
二 人間の意志と神の意志
三 宗教における 此岸と彼岸
四 自立的価値と神の掟
五 人格的愛と隣人愛
第三節 キリスト教観の批判的検討二 ―罪と人格―
一 罪と赦し
二 赦しと神
三 悪と自由
第四節 キリスト教観の批判的検討三 ―自由論と宗教観―
一 自由の根拠
二 ハルトマンと宗教
三 キリスト教観の批判的検討の総括
第十章 現象の哲学・現象学とその批判的検討
第一節 現象の哲学と現象学
一 現象と存在
二 現象の自己超越性
三 現出と現象の存在
四 理念的存在の現象
五 現象学の評価と批判
第二節 現象の哲学・現象学への批判と評価
一 現象の哲学・現象学への批判
二 仮象論の批判
三 現象の哲学・現象学への積極的評価
第三節 現象の哲学・現象学の意義と限界
一 自然的態度
二 自然的態度の意義と限界
三 問題学の立場と理論の立場
四 宗教現象への閉鎖的態度
終章
あとがき
文献
索引
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蒙古語訳「宝徳蔵般若経」の研究 

著者
樋口康一 
シリーズ
 
助成
90年度文部省助成 
判型
A5 
ページ
390 
定価
16,500円 (本体15,000円 )
発行日
1991年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-238-2/ISBN4-87440-238-0 
Cコード
C3098 
ジャンル
哲学・宗教 言語学〈英語・その他〉
 
内容
蒙古語の古形を多く保存し「玉」とも言える仏典『宝徳蔵般若経』の言語資料としての位置づけを明確にした上で、校訂テキスト、訳・註を紹介。
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はしがき

凡例
     第一部
1 解題
2 『宝徳蔵般若経』の蒙古語訳
3 『宝徳蔵般若経』旧訳の言語特徴
4 『宝徳蔵般若経』新訳の言語特徴
5 結語
第一部 注
     第二部
訳注
参考文献
あとがき
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古代ローマのイタリア支配 

著者
石川勝二 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
400 
定価
6,380円 (本体5,800円 )
発行日
1991年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-236-8/ISBN4-87440-236-4 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
王政時代からラテン戦争終結の前338年まで、338年からハンニバル戦争の終わる前3世紀の末まで、そして最後を前2世紀の3期に区分して詳述。
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南島鉄器文化の研究 

著者
朝岡康二 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
340 
定価
7,700円 (本体7,000円 )
発行日
1991年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-234-4/ISBN4-87440-234-8 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
村落社会と職人文化の関係を鍛冶技術とその類型を通して見る。沖縄の鍛冶、南島鉄器文化の技術的特色、南島、インドネシア、韓国の鞴、鳴り物製作技術とその装置、ほか。
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はじめに
1 沖縄の鍛治―技術と存在形態
はじめに
1 南島鍛冶の技術系譜
2 技術系譜論の問題点
3 沖縄本島の鍛冶の存在形態
(1)首里,那覇の鍛冶
(2)「ミンダカリカンジャー」の出自
(3)沖縄の鍬型
(4)「ヒツ付き鍬」の系譜
(5)「アカグエー」と「ナーレイラグエー」
4 宮平鍛冶と阿嘉鍛冶
(1)鉄氏宮平亨要
(2)那覇鍛冶と村方鍛冶
(3)先掛けと刃金入れ技術
5 先島の寄留鍛冶と在村鍛冶
(1)「ヤンバルカンジャー」の寄留
(2)在村鍛冶とヒ祭
(3)波照間島の鞴祭
2 竹富島の鞴祭
1 竹富島の鍛冶伝承
2 鍛冶屋,真栄里憲一
3 竹富島の鞴祭
3 南島鉄器文化の技術的特色
1 沖縄の鍛冶技術の装置体系
(1)送風装置
(2)金床と木台
4 南島鍛冶職人の修行過程
1 職と技術伝承
2 南島の鍛冶職人
3 鍛冶材料
4 鍛冶の修行過程
(1)本土の場合
(2)沖縄の場合
5 鍛冶伝承と鍛冶小屋跡
1 沖縄の鍛冶屋の概要
(1)戦後の鍛冶屋の概要
(2)町の鍛冶
(3)回村の鍛冶
(4)寄留鍛冶
(5)在村鍛冶
(6)所遣座の鍛冶
2 鍛冶小屋の種類
(1)町の鍛冶小屋
2 番所などに近い鍛冶小屋
(3)村の鍛冶小屋
4 鍛冶場跡
3 鍛冶屋と鍛冶跡の関わり
(1)最近まで営業しており,実際の鍛冶屋の活動が記憶されているもの
(2)信仰的なものに結びついて記憶されているもの
6 『東北院職人歌合』における鍛冶図
1 『東北院(建保)職人歌合』の挿画の系譜
2 鍛冶の姿勢
3 鍛冶鞴の位置と向き
4「12番本」の異本
付記
7 南島,インドネシア,韓国の鞴
1沖縄の鍛冶技術の南方的特色
2 大和鞴の移入
3 インドネシア諸島の鞴
(1)皮袋の鞴
(2)芯を抜いた丸木二本の筒鞴
(3)車輪を利用した回転式の鞴
(4)長尺型の箱鞴
4 踏み鞴と箱鞴―韓国における変遷―
(1)4弁式の箱鞴
(2)3弁式の鞴
(3)踏み鞴
5 沖縄の鞴差し
8 鳴り物製作技術とその装置
1 過酷の鉦作り
(1)熔解炉
(2)型
(3)加熱炉
2 バリ島,クルンクンのゴング作り
(1)鞴
(2)坩堝
(3)火炉
(4)石型
(5)鍛造用具
3 ジャワ島,ウォノソボの銅器作り
(1)加熱炉
(2)鞴
4 まとめ
9 ジャワ島の鍛冶の村を訪ねて
ジャワ島への憧れ
1 西ジャワ州の高原の町スカブミへ
(1)ジャカルタからバンドンへ
(2)スカミブの点描
(3)早朝のバザール
(4)古鉄と再生のジャワ島の鉄文化
2 スカミブの鍛冶屋の村
(1)鍛冶の先進地チサト村へ
(2)チバトの鍛冶屋の刃金入れ技術
(3)中国式の鞴と動力ファン
3 スカラジャ郡ジャラン・ガナソリ村の鍛冶屋
(1)竹棹の関所や養魚池
(2)ガナソリ村の鍛冶屋の組織
(3)ガナソリ村の古風なププタン(鞴)
(4)金床と火炉をめぐって
4 ボロス郡クボンぺデス村の鍛冶屋
(1)道を間違えてクボンペデス村へ
(2)鉄の台を持つ風呂鍬の鍛造を見る
(3)鍛冶用の炭をめぐって
5 チアンジュール盆地の水田で
(1)西部ジャワの穀倉チアンジュール付近
(2)チヘア村の稲刈り風景
(3)米の品種の変化と稲刈り道具
(4)山羊,牛,水牛の飼育と草刈機
6 中部ジャワ島への旅
(1)中部ジャワ海沿岸の水田と稲
(2)ブレベスの畑用の鍬に見る中国鍛冶技術
(3)中部ジャワ島の棚田と鍬
(4)旅の終わり
10 インドネシア諸島の鍛冶――装置と作業様式の変容をめぐって――
1 マレー系鍛冶在来技術研究の意義
2 タナ・トラジャの鍛冶
3 西スマトラ・ブキティンギの鍛冶
4 東スマトラ・メダン周辺の鍛冶
5 結論
11 山刀考――インドネシア,タナ,トラジャの鍛冶の技術を中心に――
1 鉈と山刀
2 山刀を作る鍛冶
(1)親方と先手の役割
(2)火炉・金床・木台
3 山刀作りの技術
4 まとめ
Ⅹ2 インドネシア西ジャワ州スカブミ鉄製農具発達小史
1 西ジャワ州スカブミ県の概要
2 スカブミ近郊の鍛冶業の諸形態
(1)スカブミ県チサト(Cisaat)郡チバト(Cibat)村の鍛冶
(2)スカブミ県バロス(Baros)郡クボンプデス(Kubon Pedes)村,ジャランガナソリ(JL.Ganasori)村の鍛冶
3 インドネシアにおけるふたつの鍬型の形式分類
4 スカブミ地方の「U字型鍬」と「ヒツ付き鍬」
5 鍬台を持つ「U字型鍬」
6 エステイト農業と鍛冶技術
7 中国系鉄器の伝来
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子どもの自立と授業の科学 

共著
庄井良信・中瀬古 哲 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1991年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-235-1/ISBN4-87440-235-6 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
授業における「自立」と主体形成、学力形成や、優等生の人格破壊や学習意欲の疎外などといった現代の問題に、理論と実践の両面から取り組む。
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有島武郎試論 

著者
田辺健二 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
216 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1991年1月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-233-7/ISBN4-87440-233-X 
Cコード
C3099 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
日本人としてある種の異質さを持ちながら根強く読みつがれ時代の局面に来ると表に表れる有島文学の特質。明治43年の有島武郎・有島武郎の内部生命観、ほか。
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人と組織の活性化研究 

著者
村上哲大 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
330 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1990年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-232-0/ISBN4-87440-232-1 
Cコード
C1033 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
社員に、いかにして意欲を持たせ、能力の向上をはかり、創造性を開発するか。企業内企業とも言うべき一人会社制の提案など、日本社会の将来を見透しての労作。
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昭和国語教育個体史 

著者
輿水 実 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
630 
定価
14,951円 (本体13,592円 )
発行日
1990年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-229-0/ISBN4-87440-229-1 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
戦前の近代国語教育、戦時中の国民的思考を経て戦後アメリカ言語学・言語教育の受入れ、33年間の指導要領につなげられた歴史を著者の体験に基づいて記録する。
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はじめに (鳴門教育大学副学長 野地潤家)
序章 昭和国語教育個体史
一 現場の昭和国語教育個体史総括
二 昭和国語教育史のまったく新しいとらえ方
三 過去六〇年間の国語科教育の歩み
     第1部 昭和戦前期
第一章 国語科教育研究五〇年
一 機能的国語教育ということ
二 教育理論とシステムとモデル
三 国語教育研究五〇年
第二章 国語科の思潮はなぜ変わるか
一 歴史の本質
二 教育実践と理論史
三 国語教育研究問題の歴史
四 一九三〇年代、四〇年代の国語教育研究問題
五 一九五〇年代から現在までの国語教育研究問題
六 国語教育思潮は何によって変わるか
七 教育の現実問題研究の姿勢
第三章 形象理論の頃
一 それはどういうものであったか、なぜそれが出てきたか
二 わたしはそれにどんな関与をしているか
三 それは現場ではどのように受取られていたか
第四章 解釈学的国語教育の頃
一 それはどういうものであったか、なぜそれが出てきたか
二 わたしはそれにどんな関与をしているか
第五章 言語教育の頃
一 昭和一〇年頃の客観的状勢
二 わたしの『国語教育理論』
三 『言語教育概論』の頃
第六章 戦時中の国語科教育
一 国民科国語のあり方
二 国民科国語の実践
三 「決戦国語教育・戦ふ綴方」
     第2部 昭和銭後期 (一)
第一章 占領下の国語科教育 その一
一 無事を確かめ合う
二 教職適格審査
三 「みんないいこ教科書」の編集
四 昭和二二年度指導要領の編集
第二章 占領下の国語科教育 その二
一 『国語のコース・オブ・スタディ』
二 単位と単元
三 雑誌『コトバ』の再興
第三章 占領下の国語科教育 その三
一 教員再教育講習
二 戦後国語科教育の三段跳び
三 昭和二六年度指導要領の「まえがき」
四 この頃の学習指導案
第四章 講和後の国語科教育
一 二十世紀前半における国語教育法の進歩
二 学力低下と学力調査
三 戦前・戦後を一貫した原理
四 経験主義対能力主義
第五章 国語科学習の系統化 その一
一 国語教育連盟と日本国語教育学会
二 系統学習オリエンテーション座談会
第六章 国語科学習の系統化 その二
一 「国語の系統学習」のまとめ
二 東部地区で話したこと
三 西部地区で話したこと
     第3部 昭和戦後期 (二)
第一章 小学校用国語教科書の編集
一 『週刊朝日』の教科書批判
二 小学校用「国語」編集の趣意
三 全一三巻の各巻についている能力表
四 教材の系列と能力の発達
五 文法学習指導と学習の手引きの系列
六 教師用書(学習指導書)
第二章 文法教育ブーム
一 系統化と文法教育
二 小学校の文法指導
三 文法指導と言語への関心・意識
第三章 昭和三三年度学習指導要領の編集
一 編集委員会の成立
二 国語学習指導のバランス
三 基礎学力・系統化・思考力
四 改訂指導要領の学力観
第四章 戦後の国語教育の講座
一 刀江書院の『国語教育講座』
二 全日本国語教育協議会の明治図書講座『国語教育』
三 『国語指導法体系』の編集
第五章 国語教育の実態調査
一 実態調査の流行
二 国語教育と基本語の問題
三 学習指導の実態についての質問紙調査
四 国語学習能力の発達
第六章 わたしの研究発表
一 国立国語研究所の講演会・研究発表会
二 国語学力の水準
三 作文能力の学年的発達
     第4部 昭和戦後期 (三)
第一章 教材研究の復興
一 教材とは何か
二 国語の教材性、特に、言語と思考との連関
三 国語科における教材と単元の編成
四 国語科教材の範囲と内容
五 国語科における教材研究の方法
六 国語教材の価値的観点十か条について
第二章 スキル学習時代
一 スキル学習ということ
二 基礎学力の養成
三 グレーのスキル学習
四 国語科スキル学習の意義
五 スキルのプログラム学習
第三章 国語科教育の正常化 その一
一 授業中心主義の復活
第四章 国語科教育の正常化 その二
一 「聞く・話す・読む・書く」から「言語・作文・読解」へ
二 言語教育・国語教育・国語科教育
三 国語科学習の本質特性
第五章 国語科教育の正常化 その三
一 国語科学習の構造化とスキル学習
二 新しい国語学力指導法
     第5部 国語科研究個体史――まとめ――
第一章 わたしの国語教育の研究の成果 その一
一 国語教育の統一的研究
二 人間形成
三 漢字の読み書き分離学習
第二章 わたしの国語教育の研究の成果 その二
四 基本的指導家庭
五 国語学力
第三章 わたしの国語教育の研究の成果 その三
六 スキル学習
輿水實年譜
輿水實著作目録
あとがき (青山学院大学講師 風間彰典)
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漢文の教材研究5 漢詩篇(二)

著者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
170 
定価
2,530円 (本体2,300円 )
発行日
1990年9月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-231-3/ISBN4-87440-231-3 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
孟浩善「春暁」・劉禹錫「秋風引」・高適「除夜作」・岑参「磧中作」・王維「九月九日憶山東兄弟」・張継「楓橋夜泊」ほか。
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『漢文の教材研究』について
「漢詩」の教材研究
1 孟浩然「春暁」
2 劉禹錫「秋風引」
3 王昌齢「芙蓉桜送辛漸」
4 王翰「涼州詞」
5 王之渙「登鸛鵲桜」
6 王之渙「涼州詞」
7 高適「除夜作」
8 岑参「磧中作」
9 王維「九月九日憶山東兄弟」
10 王維「送元二使安西」
11 王維「鹿柴」
12 王維「竹里館」
13 張継「楓橋夜泊」
14 白居易「八月十五日夜禁中独宿対月憶元九」
15 白居易「香炉峰下新ト山居草堂初成偶題東壁」
16 元槇「聞白楽天左降江州司馬」
17 柳宗元「江雪」
18 杜牧「江南春」
19 杜牧「山行」
20 于業「勧酒」
〈附録〉
一、漢詩のきまり
二、唐代詩人の生没年
三、唐代職官表
四、唐代要図
あとがき
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時代の課題と哲学者 

著者
西川 亮 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
218 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1990年9月17日 
ISBN
ISBN978-4-87440-230-6/ISBN4-87440-230-5 
Cコード
 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
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心に培う文学教育の構造 

著者
山下 宏 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
236 
定価
2,970円 (本体2,700円 )
発行日
1990年9月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-228-3/ISBN4-87440-228-3 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
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一つの水脈 

著者
岩崎文人 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
236 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1990年9月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-227-6/ISBN4-87440-227-5 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
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中国近世文学評論史 

著者
横田輝俊 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
400 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
1990年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-224-5/ISBN4-87440-224-0 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
清代文人結社の形態と文学論の実態を究明。明代詩文社の展開で華北・中・南の各詩社を、明代文学論の展開で詩文論を、清代文学論の展開で古文論と詩論を。
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     第一部 明代詩文社の展開
序章
第一章 華北の詩社
(一) 李東陽の詩社
(二) 前七子の詩社
(三) 後七子の詩社
(四) 三袁の詩社
(五) 海岱詩社
第二章 華中の詩社
一 江蘇地方
(一) 北郭の十友
(二) 杜瓊の詩社
(三) 沈周らの詩社
(四) 碧山吟社
(五) 歸有光の文社
(六) 明末の文社
二 南京地方
(一) 清恬雅会
(二) 芳園雅会
(三) 林下同会
(四) 南都吟社
(五) 秣陵吟社
(六) 三餘雅会
(七) 西臺雅集
(八) 李宗城の詩社
(九) 李登の詩社
(一〇)長干社
(一一) 詩畫社
(一二) 羅縣閣文社
(一三) 青渓社
三 浙江地方
(一) 烏トンの九老会
(二) 小瀛洲十老社
(三) スイ李耆英会
(四) 西湖八社
(五) 武林怡老会
(六) 湖南崇雅社
(七) ケン山逸老社
第三章 華南の詩社
一 福建地方
(一) ビン中の十子
(二) 徐トンらの詩社
二 廣東地方
(一) 前五先生の詩社
(二) 後五先生の詩社
結章
     第二部 明代文学論の展開
序章
第一章 明初の詩文論
(一) 高啓
(二) 楊基
(三) 張羽
(四) 彝王 
(五) 王行
(六) 唐粛
(七) 宋濂
(八) 劉基
(九) 蘇伯衡
(一〇) 王イ
(一一) 方考孺
(一二) 会瓊
(一三) 朱右
(一四) 林鴻
(一五) 高柄
第二章 三楊らの詩文論
(一) 楊士奇
(二) 榮楊 
(三) 永楽大典と詩文論
第三章 成化・弘治・正徳の詩文論
(一) 李東陽
(二) 楊守陳
(三) 李夢陽
(四) 何景明
(五) 王延相
(六) 康海
(七) 徐禎卿
(八) 文微明
(九) 唐寅
(一〇) 楊循吉
第四章 嘉靖・隆慶・萬暦の詩文論
一 李・王の派
(一) 李攀龍
(二) 王世貞
(三) 謝榛
(四) 徐中行
(五) 宗臣
(六) 呉国倫
(七) 汪道昆
(八) 胡応麟
(九) 屠隆
二 公安派
(一) 袁宗道
(二) 袁宏道
三 陶望齢の詩と詩文論

一 ある文学論
二 意象と表現
三 明代の古文と八股文
(一) 明初の八股文
(二) 唐・帰・袁の古文と股法
(三) 唐・帰・袁の八股文についての見解
(四) 試題と時勢
(五) 古文と八股文との境界
     第三部 清代文学論の展開
第一章 桐城派出現以前の古文論――倭禧を中心として――
一 学道・積理
二 法
三 考據
第二章 桐城派の古文論
一 方苞(一六六八-一七四九)
二 劉大 (一六九八-一七八〇)
三 姚 (一七三一-一八一五)
第三章 曽国藩の古文論>
一 陰陽剛柔
二 義理、詞章、考據
三 「鳴原堂論文」と「求闕齋讀書録」等
附 方苞と八股文
第四章 清代の詩論
一 銭謙益
二 袁枚
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わが心のうちなる歌碑2 

著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1990年8月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-225-2/ISBN4-87440-225-9 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
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個を伸ばす国語教育 

著者
松野脩輔 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
1990年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-226-9/ISBN4-87440-226-7 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈読みの指導〉
 
内容
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スパルタ史 〈紀元前950-192年〉

訳者
丹藤浩二[W.G.フォレスト著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
294 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1990年3月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-221-4/ISBN4-87440-221-6 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
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校本田植草紙 

著者
友久武文 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
358 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1990年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-223-8/ISBN4-87440-223-2 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
東京大学国語研究室本を底本として、近年発見の「草紙」系歌謡の歌詞や配置構成の全容を有効且つ正確に把握でき、その位置・特色をも再認識できる(真鍋昌弘)。
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凡例
朝歌一番
朝歌二番
朝歌三番
朝歌四番
昼歌一番
昼歌二番
酒来時之歌
酒呑て後
昼歌三番
昼歌四番
晩歌一番
晩歌二番
晩歌三番
晩歌四番
あがり歌
時儀歌
一ツ歌
苗取歌
補遺編
諸本解題
後記
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戦後地域民主主義の歩み 

著者
天野卓郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
264 
定価
1,922円 (本体1,748円 )
発行日
1990年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-222-1/ISBN4-87440-222-4 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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意見文指導の研究 

著者
大西道雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
360 
定価
4,805円 (本体4,369円 )
発行日
1990年3月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-220-7/ISBN4-87440-220-8 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
意見を論理的に構築し的確に伝えるための認識と表現の指導研究。意見文における創構指導の系統的目標設定、中学生・高校生の課題意見文の指導など。
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戦後社会福祉の展開 

著者
田代国次郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
270 
定価
5,126円 (本体4,660円 )
発行日
1990年2月26日 
ISBN
ISBN978-4-87440-219-1/ISBN4-87440-219-4 
Cコード
C3036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
戦後から高度経済成長期を経て現在に至る広島県を中心にした寡婦・母子・父子・孤老等の問題とそれに対する社会福祉の展開と問題点。
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第1編 広島県母子寡婦父子福祉の展開
1 戦後母子福祉問題の出現
2 経済成長期の母子寡婦福祉問題
3 低経済成長期の母子寡婦父子福祉問題
4 広島県母子寡婦福祉の現状と課題
第2編 広島県更年期福祉の展開
1 戦後広島県の高年期福祉問題
2 経済成長期の高年期福祉問題
3 広島県高年期福祉問題の現状と課題
あとがき
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古英詩韻律研究 

著者
藤原保明 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
380 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1990年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-217-7/ISBN4-87440-217-8 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
古英詩の韻律と構造を決定するのは強弱という型であることに着目して、百年以上も的確に捉えられなかったさまざまな韻律現象を明らかにする。
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【品切】
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はしがき
序章 古英詩と韻律
第1節 古英詩の成立と韻律の特徴
第2節 古英詩韻律研究の問題点
第3節 新しい韻律の枠組みの設定
第1章 古英語の語強勢
まえがき
第1節 単純語の強勢
第2節 接頭辞付加語の強勢
第3節 複合語の強勢
第4節 接尾辞付加語の強勢
まとめ
第2章 古英詩の押韻
まえがき
第1節 頭韻の原則
第2節 頭韻の位置
第3節 頭韻の形式と分布
第4節 頭韻と語彙範疇
第5節 頭韻の機能
第6節 頭韻詩の中の脚韻
まとめ
第3章 古英詩のリズム
まえがき
第1節 Sievers(1893)におけるリズム
第2節 Bliss(1962,1967)におけるリズム
第3節 Halle & Keyser(1971)におけるリズム
第4節 Russom(1987)におけるリズム
第4章 頭韻詩のための新韻律論
まえがき
第1節 頭韻詩の成立と韻律構造に関する仮説
第2節 強勢と頭韻
第3節 頭韻の原則
第4節 頭韻階級の原則
第5節 副詞の範疇と機能および頭韻
第6節 韻律解釈再考
第7節 古英詩以外の頭韻詩と韻律
終章
参考文献
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さまよえるユダヤ人 ―翻訳と研究―

訳者
高橋規矩[シェリー著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
180 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1990年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-216-0/ISBN4-87440-216-X 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
詩人18歳のときの作品で総行数1451行の長編詩。ユダヤ人文学の中でも異彩を放つこの詩と関係ある他の詩人の詩をも翻訳掲載する。
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三世代同居の家族関係 

共著
横山紘子・神谷ゆかり 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
2,989円 (本体2,718円 )
発行日
1990年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-215-3/ISBN4-87440-215-1 
Cコード
C3037 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
「もしも人生を始めからやり直すことができるとしたら、あなたはどんな人生を歩みたいと思うか」をテーマにした計105項目845問のアンケートをもとに分析。
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はじめに
第一章 総論
第一節 しつけと祖父母同居および母親就業との関係
第二節 しつけの目標と祖父母同居および母親就業との関係
第三節 しつけの方法と祖父母同居および母親就業との関係
第四節 夫の家事分担と親との同居および妻就業との関係
第五節 同居意識と同居の有無との関係
第六節 同居の苦労の認識と祖父母同居および母親就業との関係
引用文献
第二章 調査,研究
第一節 しつけに及ぼす祖父母の同居および母親就業の影響について
第二節 しつけの目標に及ぼす祖父母との同居および母親就業の影響について
第三節 しつけの方法に及ぼす祖父母との同居および母親就業の影響について
第四節 夫の家事分担に与える親との同居および妻就業の影響について
第五節 同居の有無要因が同居に関する意識に及ぼす影響について
第六節 同居の苦労の認識に及ぼす祖父母との同居および母親就業の影響について
引用文献
資料 アンケート
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東アジアの経済発展 

編者
金子敬生・安元泰 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
340 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1990年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-213-9/ISBN4-87440-213-5 
Cコード
C3021 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
躍進しつづける東アジアの経済を、儒教・社会経済構造・歴史の各面から、日本・韓国・中国の研究者が共同執筆。東アジアNIESの経済発展と日本の役割、ほか。
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【品切】
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大越史略索引 

著者
片倉 穣 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1990年1月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-218-4/ISBN4-87440-218-6 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
陳荊和氏編『校合本大越史略』に記載の年代・人名・地名・官職名をはじめベトナム前近代史研究に必要な全ての名辞・語彙を収集摘録。巻末にはさらに検字表を付した。
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【品切】
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遅い朝食 

著者
川本洋子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
100 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1990年1月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-137-8/ISBN4-87440-137-6 
Cコード
C1092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
大阪文学学校で小野十三郎氏に学んだ作詩法が光る好詩集。1979年から1988年までの詩。
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【品切】
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THE RESEARCH OF THE CHINESE MUSLIM SOCIETY IN NORTHERN THAILAND 

著者
今永清二 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
240 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
1990年 
ISBN
ISBN978-4-87440-153-8/ISBN4-87440-153-8 
Cコード
C3022 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
The General Situation of Nan Ho Muslim Community / Sanpakhoi Muslim Community / Chang Klan Muslim Community / Chang Puak(英文)
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 INTRODUCTION

THE GENERAL SITUATION OF BAN HO MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF SANPAKHOI MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF CHANG KLAN MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF CHANG KLAN MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF HUO FAI MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF THA TON MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF FANG MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF BAN YANG MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF MAESAI MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF MAEASALONG (BAN SANTIKIRI) MUSLIM COMMUNITY
THE GENERAL SITUATION OF THE CHINESE MUSLIM COMMUNITY IN CHIANG RAI
THE GENERAL SITUATION OF PAKISTANI MUSLIM COMMUNITY IN CHIANG RAI
THE GENERAL SITUATION OF BAN TAM MUSLIM COMMUNITY
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わたしのシルクロード 

著者
石田米孝 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
280 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1989年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-096-8/ISBN4-87440-096-5 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
シルクロードに沿う国の人々の経済的な貧しさと心の不思議なのびやかさに触れて語る鋭い文明批評。
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広島県の獅子舞 

著者
真下三郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
114 
定価
1,601円 (本体1,456円 )
発行日
1989年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-212-2/ISBN4-87440-212-7 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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表現教育の研究 

著者
森田信義 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
140 
定価
1,430円 (本体1,300円 )
発行日
1989年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-211-5/ISBN4-87440-211-9 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
言葉と人間のものの見方、考え方、感じ方とを関連づけて言語表現技能の向上を図る。表現と認識、表現教育の目標、表現の過程と指導過程、表現指導の方法、ほか。
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集中豪雨を追う 

著者
中国新聞社 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
136 
定価
1,922円 (本体1,748円 )
発行日
1989年8月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-210-8/ISBN4-87440-210-0 
Cコード
 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
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『源氏物語』学習指導の探究 

著者
世羅博昭 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
412 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1989年7月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-207-8/ISBN4-87440-207-0 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
著者自ら源氏物語の教材化をはかり授業に試みた実践の記録。特に敬語表現の考究、語句・語彙・文法についての指導法の報告は卓抜で示唆するところが大きい。
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英語教育 ―研究と資料―

著者
森山善美 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
176 
定価
2,073円 (本体1,885円 )
発行日
1989年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-209-2/ISBN4-87440-209-7 
Cコード
 
ジャンル
英語教育
 
内容
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小学校対象 みがき合う授業の創造 

著者
山中克彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
266 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1989年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-206-1/ISBN4-87440-206-2 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
内容
小学校教育において聞くこと・話すこと・話し合いの重要性に着目、話すことの指導を中心に豊かな言語環境づくりを目指した30年の実践と論考。
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春秋正義の世界 

著者
野間文史 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
232 
定価
3,097円 (本体2,816円 )
発行日
1989年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-205-4/ISBN4-87440-205-4 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈古典・漢文教育〉
 
内容
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バッハ・インヴェンションとシンフォニア 

著者
石川正司 
シリーズ
 
助成
 
判型
A4 
ページ
132 
定価
2,492円 (本体2,266円 )
発行日
1989年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-025-8/ISBN4-87440-025-6 
Cコード
 
ジャンル
教育〈音楽・美術〉
 
内容
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国語科教育実践理論の研究 

著者
清水 茂 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
326 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1989年5月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-201-6/ISBN4-87440-201-1 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
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ギリシア散策 

著者
関本 至 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
170 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1989年5月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-101-9/ISBN4-87440-101-5 
Cコード
C3088 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
ギリシアの言語・文学・歴史に対する造詣をもとに、随筆風につづった現代ギリシア論。現代ギリシアの方言に見る諺の修辞法/アリ・パシャについて、ほか。
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現代ギリシア方言に見る諺の修辞法
アリ・パシャについて
マクリヤーニス将軍とその二つの遺稿
カヴァーフィス覚書
知られざる文学――現代ギリシア詩――

ギリシアの言語問題
辞書にないギリシア語
一冊の本
アテネより
アテネ大学とセサロニーキ大学
ギリシア行漫筆
ペメポーニソスの旅
ギリシア再訪
ギリシアと私
私の歩んだ道――言語の森の小径――
文学と私――わが読書遍歴――
二人の学者の訃
ウォピンとドーチェスタ
英国旅行の思い出
あとがき
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REFLECTIONS ON THE NATURE AND STYLE OF THE LIBERAL ARTS 

著者
Miles. M. Shishido/斯林三枝子注 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
100 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1989年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-280-1/ISBN4-87440-280-1 
Cコード
C3082 
ジャンル
言語学〈英語・その他〉
 
内容
大学生用テキスト。著者は日系二世でシカゴ大学Ph. D.現在パシフィック大学宗教・哲学教授。原文の他に詳細な注を付ける。
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人体についての科学〈第2刷〉 

他著
銭場武彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
180 
定価
2,492円 (本体2,266円 )
発行日
1989年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-200-9/ISBN4-87440-200-3 
Cコード
 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
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漢文の教材研究6 文章篇

著者
山本 昭 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
177 
定価
2,456円 (本体2,233円 )
発行日
1989年3月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-202-3/ISBN4-87440-202-X 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
漁父之辞・桃花源記・五柳先生傳・春夜宴従弟桃花園序・雑説・師説・蛇捕者説・賣油翁・愛蓮説・讀孟嘗君傳。
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購入冊数

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『漢文の教材研究』について
漢文の「文章」の教材教育
一、「漁父之辭」(屈原)
二、「五柳先生傳」(陶淵明)
三、「桃花源記」(陶淵明)
四、「春夜宴從弟桃花園序」(李白)
五、「雜説」(韓愈)
六、「師説」(韓愈)
七、「捕蛇者説」(柳宗元)
八、「讀孟嘗君傳」(王安石)
九、「賣油翁」(歐陽脩)
十、「愛蓮説」(周敦頤)
参考文献
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漁業社会の食生活語彙 

著者
町 博光 
シリーズ
広島女子大学国語国文学叢書 
助成
 
判型
B6 
ページ
274 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1989年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-204-7/ISBN4-87440-204-6 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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大和の恋は終わりたるらし 

著者
真木ひろこ 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
274 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1989年3月3日 
ISBN
ISBN978-4-87440-090-6/ISBN4-87440-090-6 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
乙女の彷徨と死の近辺。大学進学で上京し梶山季之氏らとも交流をもち、ある日突然鉄道死した若き女性の追証。
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日本児童詩教育の歴史的研究 

著者
弥吉菅一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
全3巻3,240 
定価
74,800円 (本体68,000円 )
発行日
1989年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-199-6/ISBN4-87440-199-6 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
明治維新から昭和敗戦にいたるまでの間の児童詩教育の変遷史。時代と、それが子どもの詩と心の教育に与えた影響、教育現場と社会の受容の実態など。
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〈第一巻〉
まえがき
序章
はじめに
一、研究の契機
(一) 学的立場からの契機
(二) 私的立場からの契機
二、研究の課題・目的・意義
(一) 研究の課題
(二) 研究の目的
(三) 研究の意義
三、研究の視点・構想・方法
(一) 研究の視点
(二) 研究の構想
(三) 研究の方法
第一章 投稿詩歌とわらべ唄の時代
一、時代の区分と傾向
(一) 時代の区分(明治初年~同一三年)
(二) 時代の傾向
二、投稿誌『頴才新誌』所収詩歌の検討
(一) 投稿誌『頴才新誌』の創刊
(二) 投稿誌『頴才新誌』の時代区分とその傾向
(三) 投稿誌『頴才新誌』所収詩歌の分析
(四) 投稿誌『頴才新誌』所収詩歌の位置
三、伝承童謡わらべ唄作品の検討
(一) 伝承童謡わらべ唄の分類と立場
(二) 子守唄の作品分析
(三) 遊戯唄の作品分析
(四) 天体気象の作品分析
(五) 動物植物の作品分析
(六) 年中行事の作品分析
(七) 大阪のわらべ唄の分析
四、投稿詩歌・わらべ唄の脱皮現象の検討
(一) はじめに
(二) 『頴才新誌』所収詩歌の傾向と分析
(三) わらべ唄の改作傾向とその分析
(四) 学校唱歌の創作過程の傾向とその分析
(五) おわりに
五、投稿詩歌・わらべ唄時代の意義と位置
(一) はじめに
(二) 当時における意義と位置
(三) 現代における意義と位置
(四) おわりに
第二章 学校唱歌と投稿詩歌の時代
一、時代の区分と傾向と問題点
(一) 時代の区分(明治十四年~同二十五・六年)
(二) 時代の傾向
(三) 当代児童詩教育の問題点と分析企画
二、学校唱歌の作品に対する検討
(一) はじめに
(二) 『小學唱歌集』とその作品分析
(三) 『幼稚園唱歌集』とその作品分析
(四) 『小學歌唱』とその作品分析
(五) 「君が代」の制定過程の分析
(六) おわりに
三、国語教科書の詩教材の検討
(一) はじめに
(二) 自由編纂時代の諸本の分析
(三) 検定初期時代の諸本の分析
(四) おわりに
四、投稿誌『頴才新誌』所収の詩歌作品の検討(一) はじめに
(二) 韻文中心時代の概観(傾向と区分)
(三) 韻文中心時代の投稿作品の分析(一)
(四) 韻文中心時代の投稿作品の分析(二)
(五) 韻文中心時代の投稿作品の分析(三)
(六) おわりに
五、少年雑誌『少年園』所収の投稿新体詩の検討
(一) はじめに
(二) 『少年園』投稿新体詩の分析(一)
(三) 『少年園』投稿新体詩の分析(二)
(四) おわりに
六、学校唱歌と投稿詩歌の時代の意義と位置
(一) はじめに
(二) 当代における意義と位置
(三) 現代からみた意義と位置
(四) おわりに
第三章 軍歌流行と少年詩萌芽の時代
一、時代の区分と傾向と問題点
(一) 時代の区分(明治二十五・六年~同三十九・四十年)
(二) 時代の傾向
(三) 当代児童詩教育の問題点と分析企画
二、軍歌と唱歌の作品検討
(一) はじめに
(二) 日清戦争中の軍歌の分析
(三) 戦時体制下の学校唱歌の分析
(四) 日露戦争中の軍歌の分析
(五) おわりに
三、国語教科書の詩教材の検討
(一) はじめに――対象と分類法――
(二) 検定本の詩教材の分析
(三) 国定本の詩教材の分析
(四) 「作文」から「綴り方」への分析
(五) おわりに
四、少年誌『日本之少年』投稿作品の検討
(一) はじめに――創刊と傾向――
(二) 投稿新体詩(日清以前)の作品分析
(三) 懸賞詩歌(日清前後)の作品分析
(四) 投稿新体詩(日清戦時下)の作品分析
(五) おわりに(位置)
五、少年誌『少年世界』投稿作品の検討
(一) はじめに
(二) 少年誌『少年世界』の日清戦時下投稿作品分析――自由投稿(明治27年~32年)の時代――
(三) 少年誌『少年世界』の戦時体制下投稿作品分析――懸賞課題応募(明治33年~35年)の時代――
(四) 少年誌『少年世界』の日露戦時下投稿作品分析――韻文作品空白(明治36年~41年)の時代――
(五) おわりに
六、新体詩創作指導書の検討
(一) はじめに(趣旨)
(二) 序
(三) 内容
(四) おわりに(意義)
七、軍歌流行と少年詩萌芽の批判と位置
(一) はじめに
(二) 時代的意義
(三) 現代的意義
(四) おわりに

〈第二巻〉
第四章、少年詩ブームと新童謡試作の時代
一、時代の区分と傾向と問題点
(一) 時代の区分(明治三十八・九年~大正五・六年)
(二) 時代の傾向
(三) 当代児童詩教育の問題点と分析企画
二、少年誌『少年世界』投稿作品の検討
(一) はじめに
(二) 第一期――再び、和歌・俳句・新体詩の時代――『少年世界』明治四十二年(第十五巻)~大正二年(第十九巻)――
(三) 第二期=小唄・新口語詩などへの志向時代――『少年世界』大正三年(第二十巻)~大正七年(第二十四巻)――
(四) おわりに
三、少年詩ブーム現象に対する検討
(一) はじめに
(二) 少年詩と『日本少年』詩の分析
(三) 少年誌と『芳水詩集』の分析
(四) 終わりに
四、新童謡の試作現象に対する検討
(一) はじめに――新童謡の胎動――
(二) 新童謡の試作品の分析(一)
(三) 新童謡の試作品の分析(二)
(四) 新童謡の試作品の分析(三)
(五) おわりに――新童謡の方向――
五、学校唱歌の新現象に対する検討
(一) はじめに――民間から文部省へ――
(二) 民間編・唱歌集作品の分析
(三) 文部省編・唱歌集作品の分析
(四) おわりに――新現象の視点から――
六、第二期国定国語教科書の詩教材の検討
(一) はじめに――第二期国定教科書とその傾向――
(二) 第二期国定国語教科書詩教材の抽出と分類一覧
(三) 第二期国定国語教科書詩教材の作品分析
(四) おわりに――第二期国定国語教科書詩教材の位置――
七、少年詩ブームと新童謡試作時代の意義と位置
(一) はじめに
(二) 当時における意義と位置
(三) 現代からみた意義と位置
(四) おわりに
第五章 創作同様開花の時代
一、時代の区分と傾向と問題点
(一) 時代の区分(大正六・七年~同十一・二年)
(二) 時代の傾向
(三) 当代児童詩教育の問題点と分析企画
二、詩人の創作童謡に対する検討
(一) はじめに
(二) 北原白秋とその童謡の分析
(三) 西条八十とその童謡の分析
(四) 野口雨情とその童謡の分析
(五) 三木露風とその童謡の分析
(六) おわりに
三、児童の創作童謡に対する検証
(一) はじめに
(二) 『赤い鳥』における童謡の創作指導
(三) 『金の船』『金の星』における童謡の創作指導
(四) 『童話』における童謡の創作指導
(五) おわりに

四、第三期国定国語教科書の詩教材の検討
(一) はじめに――第三期国定教科書とその傾向――
(二) 第三期国定国語教科書詩教材の抽出と分類一覧
(三) 第三期国定国語教科書詩教材の作品分析
(四) おわりに――第三期国定国語教科書詩教材の位置――
五、創作童謡開花の時代の意義と位置
(一) はじめに
(二) 当代のなかでの意義と位置
(三) 現代からみた意義と位置
(四) おわりに
第六章 児童自由詩の時代
一、時代の区分と傾向と問題点
(一) 時代の区分(大正十・十一年~昭和四・五年)
(二) 時代の傾向
(三) 当代児童詩教育の問題点と分析企画
二、児童自由詩の提唱と指導に対する検討
(一) 白秋の「兒童自由詩」発見とその分析企画
(二) 白秋の「兒童自由詩」発見過程の分析
(三) 白秋の「兒童自由詩」命名提唱の分析
>三、児童自由詩の指導と展開に対する検討
(一) はじめに――提唱以降の展開の分析企画――
(二) 白秋「兒童自由詩」展開第一期の分析
(三) 白秋の「兒童自由詩」展開第二期の分析
(四) おわりに――提唱以降の展開の総括――
四、児童自由詩の選出評語からの検討
(一) はじめに――白秋の選出評語からの検討企画――
(二) 文珠論文「『赤い鳥』児童自由詩における白秋選評の研究」に対する解説と批評(一)
(三) 文珠論文「『赤い鳥』児童自由詩における白秋選評の研究」に対する解説と批評(二)
(四) おわりに――文珠論文の意義とその展開――
五、児童自由詩時代の意義と位置
(一) 今までの分析過程に対する再確認
(二) 意義と欠点に対する証言と諸説

(三) 意義と欠点に関する総括

〈第三巻〉
第七章 児童生活詩初期の時代
一、時代の区分と傾向と問題点
(一) 時代の区分(昭和四・五年~同九・十年)
(二) 時代の傾向
(三) 当代児童詩教育の問題点と分析企画
二、児童生活詩の提唱と作品の検討
(一) はじめに
(二) 児童生活詩の提唱に対する分析
(三) 児童生活詩の作品に対する分析
(四) おわりに
三、児童生活詩からの派生問題の検討
(一) はじめに
(二) 素材性の問題
(三) 長詩的叙事的方法の問題
(四) 主観性と芸術性の問題
(五) おわりに
四、第四期国定国語教科書の詩教材の検討
(一) はじめに――第四期国定教科書とその傾向――
(二) 第四期国定国語教科書詩教材の中止湯津と分類一覧
(三) 第四期国定国語教科書詩教材の作品分析
(四) おわりに――第四期国定国語教科書詩教材の位置――
五、児童生活詩初期の意義と位置
(一) 今まで述べてきたことの再確認
(二) 当代における意義と位置
(三) 現代からみた意義と位置
第八章 生活行動詩への志向時代
一、時代の区分と傾向と問題点
(一) 時代の区分(昭和十年頃~昭和十五年頃まで)
(二) 時代の傾向
(三) 当代児童詩教育の問題点と分析企画
二、児童生活行動詩の提唱と指導の検討
(一) はじめに
(二) 生活行動詩への提唱に関する分岐
(三) 生活行動詩を支持した詩誌の分析
(四) 生活行動詩の実践指導に関する分析
(五) おわりに
三、児童生活行動詩の作品に対する検討
(一) はじめに
(二) 自然現象に取材した作品の分析
(三) 児童生活に関連の深い作品の分析
(四) 家庭労働に関連のある作品の分析
(五) 家庭経済に関連のある作品の分析
(六) 社会現象を批判し抵抗する作品の分析
(七) おわりに
四、白秋の「提言」とその批判に関する検討
(一) はじめに
(二) 白秋の「提言」における内容の検討
(三) 白秋の「提言」に対する批判の検討
(四) 白秋の「提言」とその批判の意義
(五) おわりに
五、児童生活行動詩の意義と位置
(一) 今まで述べてきたことの再確認
(二) 当時における意義と位置
(三) 現代からみた意義と位置
第九章 戦時下の皇国主義生活詩の時代
一、時代の区分と傾向と問題点
(一) 時代の区分(昭和十五・六年~二十年)
(二) 時代の傾向
(三) 当代児童詩教育の問題点と分析企画
二、皇国主義生活詩に対する検討
(一) はじめに
(二) 児童の創作した生活詩に関する分析
(三) 青年の創作した詩作品に関する分析
(四) おわりに
三、成人の創作した少国民戦争詩に対する検討
(一) はじめに
(二) 北原白秋著『大東亞戦争少國民詩集』を中心にして
(三) 与田準一編『少國民のための大東亞戦争詩』を中心にして
(四) おわりに
四、第五期国定国語教科書の詩教材の検討
(一) はじめに――第五期国定国語教科書とその傾向――
(二) 第五期国定国語教科書詩教材の抽出と分類一覧
(三) 第五期国定国語教科書詩教材の作品分析
(四) おわりに――第五期国定国語教科書詩教材の位置――
五、皇国主義生活詩の意義と位置
(一) はじめに――意義と位置づけに対する企画――
(二) 当時における意義と位置
(三) 現代における意義と位置
(四) おわりに――この時代の意義と位置の総括
結章

参考文献
あとがき
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過剰都市化社会の移動世代 

著者
谷 富夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
306 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
1989年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-196-5/ISBN4-87440-196-1 
Cコード
C3036 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
――沖縄生活史研究。那覇都市圏に大量に見られる人口還流現象(Uターン)の社会・文化的特性を生活史法を用いて解明。戦前から今日までの世代的特徴が見える。
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岑参の辺塞詩 

著者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
200 
定価
2,669円 (本体2,427円 )
発行日
1988年12月26日 
ISBN
ISBN978-4-87440-195-8/ISBN4-87440-195-3 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/アジア〈語学〉
 
内容
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小学校対象 心にひびきあう国語教育の創造 

著者
岡屋昭雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
436 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1988年11月21日 
ISBN
ISBN978-4-87440-194-1/ISBN4-87440-194-5 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
小学校国語教室で人生のドラマを創造するロマンを、という発想から重ねた実践の記録。国語教室の授業の営み、教育実践史の研究、作品研究事例、ほか。
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高校対象 国語科学習指導の探究 

著者
山本義美 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
248 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1988年10月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-193-4/ISBN4-87440-193-7 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
五公立高校での授業実践の記録と考察。「現代国語」指導の一方法、古典(古文)の学習指導、国語科学習指導の過程と方法、文章・文体の学習指導、ほか。
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中国と私、そしてヒロシマ 

著者
今堀誠二 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
186 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1988年9月26日 
ISBN
ISBN978-4-87440-191-0/ISBN4-87440-191-0 
Cコード
 
ジャンル
一般書/歴史読み物
 
内容
現代中国研究の第一人者で女子大の学長も務めた著者の、ヒロシマの平和運動・中国研究・大学・教育と人々の出会いについての警鐘的エッセイ。
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モーツアルト・ピアノ・ソナタにおける装飾音の実際 

著者
石川正司 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
192 
定価
2,669円 (本体2,427円 )
発行日
1988年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-189-7/ISBN4-87440-189-9 
Cコード
 
ジャンル
教育〈音楽・美術〉
 
内容
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これからの衣と食 

著者
広島文教女子大学 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
500 
定価
6,407円 (本体5,825円 )
発行日
1988年5月2日 
ISBN
ISBN978-4-87440-188-0/ISBN4-87440-188-0 
Cコード
 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
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人体についての科学 

他著
銭場武彦 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
164 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1988年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-187-3/ISBN4-87440-187-2 
Cコード
 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
内容
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『尼僧の戒律』の言語と表現 

著者
貝原洋二 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
336 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1988年3月5日 
ISBN
ISBN978-4-87440-190-3/ISBN4-87440-190-2 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
イェスペルセン、クルイシンハー、フリーズなどの文法を参考に動詞を中心として文章構成と作者の意図言語感覚を包摂した形での言語的特徴を分析。
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いま、食を考える 

著者
山内義治 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
178 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1988年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-186-6/ISBN4-87440-186-4 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
飽食から豊食へ、食と健康、農業の行方、料理を考える、など、農と食を中心とした文明批評。健康な農業への提言。
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広島の橋の上 

著者
中井正文 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
218 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1988年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-091-3/ISBN4-87440-091-4 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
八月六日の朝一瞬の閃光で石の階段に影を遺しただけで消え去った無名の人物の、その死後の霊魂を追跡。
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南宋初期政治史研究 

著者
寺地 遵  
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
518 
定価
14,300円 (本体13,000円 )
発行日
1988年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-182-8/ISBN4-87440-182-1 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/アジア
 
内容
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老年期の衣生活 

著者
水野上与志子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
170 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1988年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-185-9/ISBN4-87440-185-6 
Cコード
C3077 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
老年期の衣服の機能や衣生活についての実態調査・実験を行い、改良点と対策を科学的に考察。快適で身体機能に適切な日常着、寝衣、寝具、おむつ、衣服管理ほか。
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近世瀬戸内農村の研究 

著者
有元正雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
510 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1988年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-183-5/ISBN4-87440-183-X 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
畿内につぐ先進地瀬戸内農村の歴史的特質を、村落の形成・支配の推移・商品生産と流通・農民層の分解と地主制の形成・豪農文化の成立・近代産業の成立の観点から。
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はしがき
芸備両国における慶長検地と貢租制 (土井 作治)
はじめに
一 毛利氏の慶長検地と貢租制
二 福島検地と石高制
三 貢租制と小農自立策
近世前期の村落と役家――備中国浅口郡乙嶋村の事例―― (原田 誠司)
はじめに
一 乙嶋村の概況
 「本役」の政治的性格
三 「本役」・「内子」・「下人」の実態
むすび
宝暦・明和期における備中農村の動向――松山領下道郡山田村を中心に―― (上原 兼善)
はじめに
一 宝暦期の山田村
二 備中騒動
むすび
近世後期阿波における「諸割賦」をめぐって (高橋 啓)
はじめに
一 村方諸割賦について
二 郡中諸割賦とその周辺
三 諸割賦の負担と農民生活
近世後期東播五郡惣代床屋集会の性格 (谷山 正道)
はじめに
一 加古川筋の社会経済情勢――一九世紀前半――
二 東播五郡惣代床屋集会(活動)の展開
むすびにかえて――残された課題――
讃岐高松播領坂出村と商品生産 (木原 溥幸)
はじめに
一 砂糖生産の発展
二 坂出塩田の築造
おわりに
幕末・明治前期讃岐在来糖業の動向とその特質 (岡 俊二)
一 問題の所在と本稿の課題
二 分析対象の概観
三 幕末~明治期讃岐糖業の動向と特質
四 大山家製糖業の推移
五 明治前期讃岐糖業の収益性の再検討
六 初製糖生産の技術的特質と労賃水準
七 初製糖生産における労働慣行
八 結論
長州播撫育方と妻崎新開作 (小川 国治)
はじめに
一 中野・妻崎開作と撫育方
二 妻崎新開作と石炭
結語にかえて
醤油醸造業における生産と労働――幕末・明治期の瀬戸内東部地域を中心に―― (中山 正太郎)
はじめに
一 生産形態
二 醤油醸造家の経営収支
三 生産工程と精製
四 低賃金労働と労働請負制
まとめ
幕末期農業生産力と地主富農の経営動向――備後国深津郡市村土屋家を中心として―― (濱田 敏彦)
はじめに
一 対象地域の概況と土屋家
二 幕末期土屋家の手作地経営
三 幕末期土屋家の全体経営動向
おわりに
近世後期における商人地主の存在形態――備後府中・延藤家の事例―― (中山 富広)
はじめに
一 土地集積の過程と特質
二 小作料収取の形態
三 地主経営の推移
おわりに
地主制形成期の諸問題 (有元 正雄)――備後南部を中心として――
はじめに
一 商品生産の発展
二 富農・豪農の成立
三 生産力上昇とその基盤
四 農民層の分解
五 地主制の形成
むすびにかえて
播磨における尊王思想家の存在形態 (柴田 一)――林田藩儒河野鉄兜の場合――
はじめに
一 鉄兜論の検討
二 鉄兜の思想展開
結語
あとがき
執筆者紹介
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漢文の教材研究4 漢詩篇(一)李白・杜甫

著者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
233 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1988年1月11日 
ISBN
ISBN978-4-87440-184-2/ISBN4-87440-184-8 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
李白――峨眉山月歌・子夜呉歌・早発白帝城・他。/杜甫――兵車行・月夜・春望・江村・絶句・登高・登岳陽楼・他。
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『漢文の教材研究』について
「漢詩」の教材研究
李白の作品
李白について
峨眉山月歌
望天門山
丸夜洛城聞笛
静夜思
送友人
黄鶴桜送孟浩然之広陵
子夜呉歌
清平調詞
月下独酌
独坐敬亭山
早発白帝城
杜甫の作品
杜甫について
兵車行
月夜
春望
きょう村
石壕吏
江村
絶句
旅夜書懷
登高
登岳陽桜
李白略年譜
杜甫略年譜
附録
漢詩のきまり
唐代詩人の生没年
あとがき
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緑の中の廃墟 

著者
杉山 毅 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
210 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1987年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-181-1/ISBN4-87440-181-3 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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芸備俳諧資料集2 

著者
下垣内和人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
300 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1987年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-175-0/ISBN4-87440-175-9 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
野坡門の俳書の内、広島多賀庵、三原合歓庵関係の俳書を翻刻。歳旦、十二日行、ひさこ笛、とこしへのうめ、庚申春帖、其袋集、たままつり、ほか。
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漢文表現論考 

著者
長谷川滋成 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
2,669円 (本体2,427円 )
発行日
1987年10月7日 
ISBN
ISBN978-4-87440-178-1/ISBN4-87440-178-3 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈古典・漢文教育〉
 
内容
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英語教科書使用語彙 高校編1987年版

編者
三浦省五 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
240 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1987年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-179-8/ISBN4-87440-179-1 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
英語1・英語2・英語2Bの文部省検定済高等学校用教科書74種類76冊に出てくる単語を網羅(総数13,236語)、アルファベット順・頻度順に配列。大学入試問題作成の基本資料として活用。
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1.調査研究の意図
2.調査の材料
3.調査の方法および表の見方
4.本書の利用方法
5.英語教科書使用語彙一覧表(アルファベット順)
6.英語教科書使用語彙一覧表(頻度順)
7.英語教育関係の語彙選定研究
付録 文部省必修指定語彙および中学校英語教科書使用語彙一覧表(頻度順)
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英語教科書使用語彙総攬 〈中学校編1987年〉

著者
三浦省五 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
238 
定価
2,136円 (本体1,942円 )
発行日
1987年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-177-4/ISBN4-87440-177-5 
Cコード
 
ジャンル
英語教育
 
内容
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ゲルマンの民俗 

著者
谷口幸男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
360 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1987年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-176-7/ISBN4-87440-176-7 
Cコード
C3039 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
ゲルマン人の葬制と死の観念・ヴァイキングの一般教養など、キリスト教に改宗する前のヴァイキングを主とした北欧民族の、あまり知られていなかった風俗・習慣。
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国語教育実践技術の開発 

著者
小川利雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
262 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
1987年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-174-3/ISBN4-87440-174-0 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
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沖縄農業へのこれからのシナリオ 

著者
近藤久男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
208 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1987年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-172-9/ISBN4-87440-172-4 
Cコード
C3098 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
光合成アップのための私案、宮古島は地下水涵養にアクティブになれ、海洋牧場への提言、海の生態系と汚濁、大型海藻栽培への緊急度、赤土流亡阻止への対策、ほか。
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広島県の盆踊 

著者
真下三郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5変形 
ページ
180 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1987年7月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-171-2/ISBN4-87440-171-6 
Cコード
C3098 
ジャンル
芸術・文化 一般書/歴史読み物
 
内容
盆と盆踊りの歴史、現在広島県で行われている盆踊りの由来、形態、曲調、歌詞と踊りの時期を詳述する。盂蘭盆、精霊祭など各地の盆の行事が興味深い。
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神々の息子たち 

著者
斎木寿夫  
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
260 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1987年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-169-9/ISBN4-87440-169-4 
Cコード
C3098 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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シュプランガー教育学 重要用語小辞典 

著者
山崎英則 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
256 
定価
1,760円 (本体1,600円 )
発行日
1987年6月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-166-8/ISBN4-87440-166-X 
Cコード
C3098 
ジャンル
哲学・宗教 教育〈教育学〉
 
内容
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日ぐれの街 

著者
岩崎清一郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
250 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1987年5月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-170-5/ISBN4-87440-170-8 
Cコード
C3098 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
オムニバス風に描かれる昭和10年代の広島の下町。やがて切迫する時間とともに8月6日にむかう。
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マシュー・アーノルドの文芸批評 ―詩ち批評のあいだで―

著者
吉村昭男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1987年5月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-167-5/ISBN4-87440-167-8 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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国語科授業構築の原理と方法 

著者
広瀬節夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
430 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1987年5月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-165-1/ISBN4-87440-165-1 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
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現代ギリシアの言語と文学 

著者
関本 至 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1987年3月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-168-2/ISBN4-87440-168-6 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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芸備接境域方言の方言地理学的研究 

著者
町 博光 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
250 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
1987年3月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-083-8/ISBN4-87440-083-3 
Cコード
C3088 
ジャンル
言語学〈日本語〉
 
内容
広島県中・東部の方言調査と研究。芸備接境域方言の分布傾向、方言の動態、分派認定などの考察のほか、東西対立型分布図、四域対立型分布図ほか各種分布図を示す。
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漢文の教材研究1  故事成語篇

著者
森野繁夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
182 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1987年3月16日 
ISBN
ISBN978-4-87440-164-4/ISBN4-87440-164-3 
Cコード
C3098 
ジャンル
国語・漢文教育〈漢文教育〉
 
内容
五十歩百歩・助長・矛盾・守株・仮虎威狐・蛇足・漁夫の利・鶏口牛後・刻舟求剣・知音・杞憂・朝三暮四・他。
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『漢文の教材研究』について
「故事成語」の教材研究
虎の威を仮る狐
蛇足
助長
五十歩百歩
漁夫の利
矛盾
守株
先ず隗より始めよ
舟に刻みて剣を求む
塞翁が馬
虎穴に入らずんば、虎子を得ず
出藍の誉れ
杞憂
病 膏盲に入る
胡蝶の夢
朝三暮四
無用の用
鶏口牛後
知音
推敲
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人をつくり技を生かす 

著者
宮原 斉 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
224 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1987年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-162-0/ISBN4-87440-162-7 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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鳥たちの行方 

著者
山田夏樹 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
246 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1987年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-161-3/ISBN4-87440-161-9 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
受験勉強に疲れた高校生の心象小説。男に別れを告げに行く女と高校生の幻想的な出会いの「鳥たちの行方」ほか。
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イェール大学における学問開発システム 

著者
石田 剛 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
624 
定価
24,200円 (本体22,000円 )
発行日
1987年2月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-163-7/ISBN4-87440-163-5 
Cコード
 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
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ママだーいすき 

著者
相戸絢子 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
206 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1986年11月4日 
ISBN
ISBN978-4-87440-159-0/ISBN4-87440-159-7 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
二歳で発病、十一歳で脊髄ガンで逝ったひろ君は、息を引き取る直前まで周囲を気遣い夢を語っていた。
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芸備俳諧資料集1 

著者
下垣内和人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
300 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1986年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-158-3/ISBN4-87440-158-9 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
芸備地方に残存する近世俳諧資料の内、芸備俳壇の主流となった野坡門の俳書を中心に翻刻。俳諧の流れとともに当時の庶民文人の交流の様を伺い知ることができる。
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高校国語科教育の実践課題 

著者
野宗睦夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
360 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
1986年10月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-160-6/ISBN4-87440-160-0 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
 
内容
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イェール大学の教育システム 

著者
石田 剛 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
670 
定価
26,400円 (本体24,000円 )
発行日
1986年6月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-157-6/ISBN4-87440-157-0 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
アメリカでも有数の大学で280年以上の歴史をもつイェール大学の思想・慣習・制度の徹底調査研究。組織と管理体制、学部教育の管理、学部教育の現状等。
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フィヒテ全知識学の基礎・知識学梗概 

訳者
隈元忠敬[フィヒテ著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
380 
定価
6,050円 (本体5,500円 )
発行日
1986年5月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-156-9/ISBN4-87440-156-2 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
西洋哲学の3大難解書のひとつ「知識学の基礎」に訳者自身の研究に基づく挿入と訳注を付す。「梗概」はフィヒテ会心の作で、後期知識学理解に欠かせない。
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目的発想法 

著者
村上哲大 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
284 
定価
1,430円 (本体1,300円 )
発行日
1986年4月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-154-5/ISBN4-87440-154-6 
Cコード
 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
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国語科表現指導の研究 

著者
中洌正堯 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
340 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1986年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-152-1/ISBN4-87440-152-X 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
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近世後期朱子学派の研究 

著者
頼 祺一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
600 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1986年2月27日 
ISBN
ISBN978-4-87440-150-7/ISBN4-87440-150-3 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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白池庵木居延命録 

著者
宮尾敬三 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
316 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1986年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-084-5/ISBN4-87440-084-1 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
安芸国沼田郡大塚村の豪農で村方役人の小谷雄右衛門の日記。万延元年1月から明治2年10月までで、再度の長州征伐、飢饉・疫病の流行、村落の動静など詳細に記す。
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国語科漢文教育論 

著者
南本義一 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
182 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1986年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-155-2/ISBN4-87440-155-4 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈古典・漢文教育〉
 
内容
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「平中物語」研究と索引 

著者
曽田文雄  
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
206 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1985年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-148-4/ISBN4-87440-148-1 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
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ローマから中世へ 

編者
竹内正三・坂田正二 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
350 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1985年10月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-149-1/ISBN4-87440-149-X 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/欧米
 
内容
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書簡用語の研究 

著者
真下三郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
530 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
1985年6月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-147-7/ISBN4-87440-147-3 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/日本
 
内容
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加東郡播州針の歴史 

著者
勝部直達 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
114 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1985年6月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-032-6/ISBN4-87440-032-9 
Cコード
C1077 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
西脇市とならんで古来釣針の産地として知られていた兵庫県加東郡の釣針産業史。近代化への道――機械化への目覚め、草分けの人々、再生から近代化へ、産地の変遷、ほか。
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集落の社会地理 

著者
提 正信 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
240 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1985年3月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-146-0/ISBN4-87440-146-5 
Cコード
C3025 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
都市と村落をつらぬく視角をもとめ、方法・フィールドをかえて試みた調査報告を収録。中心地体系の基礎的研究、広域中心都市広島、中国山地の社会地理学的研究。
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THE SENTENCE STRUCTURE IN JOHN DRYDEN'S :An Essay of Dramatic Poesy

著者
入江啓太郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1985年3月27日 
ISBN
ISBN978-4-87440-144-6/ISBN4-87440-144-9 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
1 Diagrammatic Representation of the Sentence Structure in An Essay of Dramatic Poesy / 2 Computer Analysis(英文)
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幕藩制国家の展開 

著者
土井作治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
660 
定価
7,480円 (本体6,800円 )
発行日
1985年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-145-3/ISBN4-87440-145-7 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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佐伯万葉史の研究 

著者
永尾幹三郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1984年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-143-9/ISBN4-87440-143-0 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本 一般書/紀行・歴史読み物
 
内容
大伴君熊凝の終焉の地の定説に疑問を持ったところから自ら実地調査、別に推定するとともに、古代の地名解明により柿本人丸の朝霧扁舟の地を芸州明石とする。
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行乞日記抄 

著者
吉田文五 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
250 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1984年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-142-2/ISBN4-87440-142-2 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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認識主体を育てる 説明的文章の指導 

著者
森田信義 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
160 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1984年10月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-155-2/ISBN4-87440-155-4 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
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説明的文章教材の実践研究文献目録1 

著者
森田信義 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
192 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1984年10月15日 
ISBN
ISBN978-4-87440-141-5/ISBN4-87440-141-4 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
内容
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音楽の資質と発達 ―音楽能力の心理学的研究―

著者
峰田信雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
166 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1984年9月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-138-5/ISBN4-87440-138-4 
Cコード
 
ジャンル
教育〈音楽・美術〉
 
内容
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ミダス王の耳 

著者
仁田昭子 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5変形 
ページ
82 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1984年8月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-119-4/ISBN4-87440-119-8 
Cコード
C1092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
ミダス王の髪結人が地面の穴に秘密をささやいたようにわたしはこの詩集にわたしの秘密をこめよう……。
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井伏鱒二研究 

著者
磯貝英夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
580 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1984年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-134-7/ISBN4-87440-134-1 
Cコード
C3092 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
井伏鱒二の文学を多面的に論究。井伏鱒二の位置・井伏文学の方法序説、井伏文学の展開、作品論、井伏鱒二とその郷土、研究史・資料その他で井伏文学の全容に迫る。
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まえがき (磯貝 英夫)
1 総論
井伏鱒二の位置 (磯貝 英夫)
井伏文学における自己回復の道 (江後 寛士)
井伏文学の方法・序説――「言葉について」の話法構造とメタ言語の濫用と―(塩崎 文雄)
2 井伏文学の展開
井伏鱒二の初期―『夜ふけと梅の花』について―― (坂根 俊英)
井伏鱒二と常民―「朽助のいる谷間」「川」を中心に― (横山 信幸)
井伏作品における社会と個の問題―昭和十年第前半の作品を中心に― (秋枝 美保)
井伏鱒二の戦時下抵抗のかたち―「花の町」を軸にして― (前田 貞昭)
井伏鱒二の戦後―その視点構造と情念― (相原 和邦)
井伏鱒二・戦後の歴史小説の警鐘―松川事件との関連にふれて― (藤本千鶴子)
井伏文学における旅―昭和三十年代前品の作品を中心に― (赤井 恵子)
「武州鉢形城」から「黒い雨」へ (田辺 健二)
最近の井伏鱒二―放下と固執について― (槇林 滉二)
井伏文学の総集成―『海揚り』と『萩窪風土記』をめぐって― (磯貝 英夫)
3 作品論
「山椒魚」 (槇林 滉二)
「丹下氏邸」考 (伊藤眞一郎)
「青ヶ島大概記」論―史料と虚構をめぐって― (宇野 憲治)
「さざなみ軍記」論 (横山 信幸)
「さざなま軍記」文体考―その写実性人間愛― (木村 東吉)
「漂民宇三郎」論―庶民文学の方法について― (江後 寛士)
「黒い雨」注解 (寺横 武夫)
4 特論
井伏鱒二の随筆 (岩崎 文人)
井伏鱒二の方言表現―「朽助のいる谷間」の場合― (藤本千鶴子)
井伏の歴史ものの翻訳について (アントニー・V・リーマン)
井伏鱒二とその郷土 (岩崎 文人)
5 研究史・史料
井伏鱒二研究略史 (寺横 武夫)
井伏鱒二参考文献年表 (寺横 武夫)
井伏鱒二著作年表 (前田貞昭・綾目広治・他)
執筆者紹介
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漢語漢文の世界2 

著者
広島文教女子大学 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
270 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1984年5月30日 
ISBN
ISBN978-4-87440-135-4/ISBN4-87440-135-X 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/アジア〈語学〉
 
内容
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こんにゃくの科学 

編著
沖増哲 
シリーズ
広島女子大学地域研究叢書 
助成
 
判型
A5 
ページ
312 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1984年5月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-136-1/ISBN4-87440-136-8 
Cコード
 
ジャンル
労働・福祉・生活
 
内容
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広島民俗論集 ―広島民俗学会発会10周年記念誌―

著者
広島民俗学会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
280 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1984年4月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-127-9/ISBN4-87440-127-9 
Cコード
C0039 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
神楽能における金剛童子、中国山地からの出稼ぎ坑夫、太田川の木材運送、太田川にみる文化・災害そして民俗、備後神楽の能舞、村づくりと安芸門徒、ほか。
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近代の詩歌 

他著
岩崎文人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
 
定価
1,078円 (本体980円 )
発行日
1984年4月13日 
ISBN
ISBN978-4-87440-132-3/ISBN4-87440-132-5 
Cコード
C1092 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
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経営組織体と秘書 

編著
白沢恵一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
178 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1984年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-131-6/ISBN4-87440-131-7 
Cコード
C1034 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
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生活経済論 

著者
白沢恵一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
210 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
1984年4月2日 
ISBN
ISBN978-4-87440-130-9/ISBN4-87440-130-9 
Cコード
C1033 
ジャンル
政治・経済・法律
 
内容
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明治期地方啓蒙思想家の研究 

編者
甲斐英男・青野春水 
シリーズ
 
助成
80年度文部省助成 
判型
A5 
ページ
720 
定価
7,920円 (本体7,200円 )
発行日
1984年3月26日 
ISBN
ISBN978-4-87440-059-3/ISBN4-87440-059-0 
Cコード
C3010 
ジャンル
哲学・宗教 歴史・考古・民族/日本
 
内容
福山の藩医窪田次郎はいちはやく「下議員結構の議案」を提示、先駆的な社会・政治思想を示すとともに、バセドウ氏病を発見、片山病の研究など医績をのこした。
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序 (後藤陽一)
     第一部 研究編
第一章 啓蒙思想形成の歴史的前提
はじめに
一 社会的背景
二 文化的背景
おわりに
第二章 政治思想
はじめに
一 福山藩議院と粟根村代議人制度
二 小田県議事所と「下議員結構ノ議案」
三 官選議院と臨時民選議員
四 蛙鳴群の結成と地方官会議
おわりに
第三章 民政思想
はじめに
一 啓蒙と民政
二 報告両替社の設立
三 租税改革論
第四章 教育・医療衛生活動と思想
はじめに
一 教育・教化活動
二 医療・衛生活動
おわりに
     第二部 資料編
凡例
目次
1 民政・租税
2 民会・学習社
3 諸建白
4 教育
5 細謹社
6 医療・衛生
7 文稿
8 窪田家・窪田次郎
あとがき
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国語教育の根源と課題 

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著者
野地潤家 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
276 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1984年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-129-3/ISBN4-87440-129-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
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白氏文集訓点の研究 

著者
宇都宮睦男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
520 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
1984年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-126-2/ISBN4-87440-126-0 
Cコード
C3091 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉 文学・語学/アジア〈文学〉
 
内容
中古より江戸時代に至るまでに行われた訓点の歴史的変遷と、日本古典文学作品にその訓点がどのように摂取されているかを調査し特質を裏づける訓点の系統的研究。
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杜氏物語 

著者
植野瞭三 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
294 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1984年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-125-5/ISBN4-87440-125-2 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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高校文章表現指導の探究 

著者
加藤宏文 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
354 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
1983年8月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-043-2/ISBN4-87440-043-4 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
実践記録と考察。書き出し文の分析と考察、詩教材における価値学習とその表現、随筆教材における「理解」と「表現」、評論教材における「範例」理解と表現、ほか。
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はじめに

1 書き出し文指導の実際─理解と表現の関連指導から─

 一 書き出し文の分析と考察─「わたしにとっての『タンス』」─
 二 詩教材における価値学習とその表現
 三 『羅生門』学習における相互批評とその表現─第一次感想文の書き出し─
 四 随想教材における「理解」と「表現」─200字作文の構想─
 五 『赤い岩』学習における構造理解とその表現─400字作文の書き出し─

2 文章表現指導の実際─さまざまな試み─

 六 『人間の土地』学習におけるカード法とその表現─一語作文からの積み重ね─
 七 評論教材における「範例」理解と表現─書き出す意欲のために─
 八 課題学習の持続と表現力─「ひといき作文」指導の試み─
 九 近代俳句の理解と表現─200字批評の試み─
一〇 短歌教材における解釈とその「表現」─「理解」の順序と書き出し─

3 文章表現指導の持続

一一 「現代国語」学習において指導をどうつづけたか─「近代小説論」の展開─
一二 「古典」学習において「表現」をどう指導したか─源氏物語の端役たちに学ぶ─
一三 「小論文」の学習指導をどうすすめたか─Dさんの場合─

初出誌一覧
おわりに
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クロダイ釣りの研究 

著者
勝部直達 
シリーズ
 
助成
 
判型
菊 
ページ
1000 
定価
22,000円 (本体20,000円 )
発行日
1983年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-077-7/ISBN4-87440-077-9 
Cコード
C0076 
ジャンル
一般書/実用・趣味
 
内容
クロダイ(チヌ)の総合的研究。生態、釣季、釣況、年の釣況、釣場の釣況、釣況予察、ほかクロダイについて余すところなく調査研究。
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献 評

はじめに

序 章 生態
 第一節 釣りのための生態観察
 第二節 釣りのための胃内容物調査若干例
 第三節 生態の諸相

第一章 食性
 第一節 消化系
 第二節 感覚系
 第三節 食物
 第四節 哺食
 第五節 索餌

第二章 釣季
 第一節 釣季の定義
 第二節 釣季周年化への試算
 第三節 釣季周年化へのコンサルタント

第三章 釣況
 第一節 釣況概要
 第二節 永年の釣況
 第三節 釣場の釣況
 第四節 日々の釣況
 第五節 クロダイの釣況予察

終 章 雑抄一括
 第一節 クロダイの呼称名
 第二節 クロダイ釣り雑抄
 第三節 チヌ雑抄

付録 古典集覧

あとがき
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芸州三田 

著者
永井弥六 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
240 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1983年7月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-071-5/ISBN4-87440-071-X 
Cコード
C3021 
ジャンル
一般書/紀行・歴史読み物
 
内容
かつて安芸国三田村の村長を勤め、郷土史家である著者が村の歴史民俗を随筆風に記した。二・二六事件や原爆のことのほか、山焼き、村祭りなど農山村の行事が情感豊かに。
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風の十字路 

著者
小久保均 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
293 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1983年7月9日 
ISBN
ISBN978-4-87440-113-2/ISBN4-87440-113-9 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
平穏な日常生活にある日不意に訪れる小さな亀裂をさぐりながら、その向こうに幻想を描き見る。
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言語学論叢 ―関本至先生古希記念―

著者
広島文教女子大学英文学会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
450 
定価
6,600円 (本体6,000円 )
発行日
1983年6月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-139-2/ISBN4-87440-139-2 
Cコード
C3088 
ジャンル
文学・語学/欧米〈語学〉
 
内容
「エステル記」の文法的特徴について/現代ギリシア語の統語構造の一考察/アナトリア諸語における前置詞の発達について/古典ギリシア語の構造についての一考察、ほか。
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戦後広島保守王国史 

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著者
林 立雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
382 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1983年3月22日 
ISBN
ISBN978-4-87440-068-5/ISBN4-87440-068-X 
Cコード
C3031 
ジャンル
一般書/紀行・歴史読み物
 
内容
1945年~1938年「戦後黄金の時代」、保守王国体制を築き上げた日本政治の縮図といわれる広島県政界38年間の軌跡をたどる。衆参・県議選全結果付き。
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高校古典教育の探究 

著者
伊東武雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
280 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1983年3月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-049-4/ISBN4-87440-049-3 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈古文・古典教育〉
 
内容
実践記録と考察。素材読みとその深化の方法、徒然草学習指導の実際、更級日記学習指導の実際、源氏物語指導の実際、古典学習指導の読み、文法指導の実際、ほか。
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天草版平家物語の基礎的研究 

著者
清瀬良一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1982年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-037-1/ISBN4-87440-037-X 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
諸流本との比較によって原拠本の年代測定の誤りを正す。天草版平家物語の原拠本、天草版平家物語の編修過程で生じた本文理解上の問題点、ほか。
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創作絵本指導の実際 

著者
土屋美智代 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
228 
定価
2,860円 (本体2,600円 )
発行日
1982年11月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-048-7/ISBN4-87440-048-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈幼児・児童教育〉
 
内容
保育園長として子供の想像力を伸ばすとともに園児同士の友達意識を育てることに心を砕いた結果、絵本を作らせる試みとなった。その記録。
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近世村落の社会史的研究 

著者
後藤陽一 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
440 
定価
6,380円 (本体5,800円 )
発行日
1982年11月2日 
ISBN
ISBN978-4-87440-069-2/ISBN4-87440-069-8 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
主として中国・瀬戸内地方の史料をもとに近世村落の成立、村落共同体と農業経営、近世の身分制、近世の思想に分けて論究。社会制度と身分制の関係に焦点を当てる。
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はしがき
     1 近世村落の成立
一 封建権力と村落構成
1 封建的土地所有の成立について
2 戦国大名権力下の農村構成
3 近世村落の形成
補1 (報告要旨)
補2 (大会報告)
補3 宮川満著『太閤検地論』第2部 書評
二 瀬戸内海地域における近世村落の形成
はじめに
1 島嶼部村落構成の類型
2 非島嶼型村落構造
3 島嶼型村落構造
結びにかえて
三 近世初期検地帳と名寄帳
はじめに
1 享保期詩鹿川村の村落構成
2 寛永十五年「鹿川村地結帳」
3 「名寄帳」にみる小農の共同関係
4 鹿川村にみる家父長的「家」の構造
四 役家体制
1 役家制に関する所論
2 「役家体制」の歴史的意義
     2 村落共同体と農業経営
一 近世村落と共同体規制
はじめに
1 近世検地と「村」把握
2 村の共同体的性格
3 村の身分構成
4 本役家と村落構成
5 共同体規制の歴史的形態
二 内海島嶼の社会史
1 現存史料
2 惣高覚帳から
3 「受組」の機能
4 港町の成立へ向けて
三 山陽筋農村における富農経営の性格
はじめに
1 「作帳」の内容
2 土井家の経営の性格
     3 近世の身分制
一 近世の身分制と社会
はじめに
1 近世的身分制の形成
2 家制度と身分階層制
3 近世の賤民制度
結びにかえて
二 近世村落の身分制
はじめに
1 本役家・浮過と下人層
2 身分的編成
三 芸備両国の近世賤民制
1 戦国・近世初頭の身分把握
2 芸備における部落の概括
3 部落民の身分と生業
〈補論〉同和問題を歴史的に考える
     4 近世の思想
〈前提〉室町・戦国期の歴史思想
はじめに
1 「応仁広記」について
2 古典的な心
3 例(ためし)と時
4 「難太平記」の場合
5 非理法権天
一 近世思想史上における実学的思惟――熊沢蕃山の時処位論について――
1 歴史の転換と天道思想
2 実学的思惟の展開
3 蕃山における実学的思惟
4 時処位論の展開
5 蕃山の政治・社会思想
6 蕃山の尚古思想
二 熊沢蕃山の生涯と思想の形成
1 生い立ちと修学
2 岡山藩復仕と治績
3 番山の致仕
4 京都時代
5 明石時代
6 郡山時代
7 古河幽居
三 封建教学の史書『読史余論』
あとがき
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園児のつくった創作絵本 

編者
土屋美智代 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
3冊セット 
定価
2,640円 (本体2,400円 )
発行日
1982年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-095-1/ISBN4-87440-095-7 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈幼児・児童教育〉
 
内容
土屋園長先生たちの指導のもとに園児たちが作った絵本。すべてカラー印刷、上製本。たんじょうかいへいこう、じゃんぼたちのぼうけん、ロージーかぞくのサンポ。
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言語学・言語教育の転換 

訳者
大野敏男・田中正道[W・フィエトル著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
140 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1982年10月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-003-6/ISBN4-87440-003-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
言語学〈英語・その他〉
 
内容
フィエトルは19世紀末、外国語教育改革の急先鋒となり、やがて近代化の基礎を作った。外国語教育史研究に意義あるのみならず、今日なお示唆するものが大きい。
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広島県の海陸風 

編者
宮田賢二 
シリーズ
広島女子大学地域研究叢書Ⅲ 
助成
 
判型
A5 
ページ
396 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
1982年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-053-1/ISBN4-87440-053-1 
Cコード
C3033 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
広島県沿岸地域の海陸風について、広域調査の結果とデータをもとに研究。変動の要因や大気汚染とのかかわりを追究する。
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英独比較語学 

著者
古川尚雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
400 
定価
5,500円 (本体5,000円 )
発行日
1982年3月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-008-1/ISBN4-87440-008-6 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈語学〉 言語学〈英語・その他〉
 
内容
古ドイツ語・古英語から現代英・独語まで、その語形・語法・発音の変遷と相互の影響関係を比較検討し民族移動の歴史にまで迫る比較言語学・言語民族学。
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献辞

略語表
序章
第一節 英・独語の関係
第二節 印欧祖語の分化
第三節 西ゲルマン語の分化
第四節 母音の問題
第五節 英・独語成立前史
第六節 英・独語の時代区分とその意義
1. 英語の時代区分とその特徴
2. ドイツ語の時代区分とその特徴
3. 時代区分の歴史的意味の検討
第七節 英・独語の文字,表記法
第一章 古代英語と古代ドイツ語
第一節 古代英語の背景
第二節 古代ドイツ語の背景
第三節 古代英語と古代高地ドイツ語との比較
1. 屈折
2. 古代英語とドイツ語,現代英語
3. 名詞型変化(1)
古代英語と古代高地ドイツ語の名詞変化の比較
1) 強変化/2) 弱変化
4. 名詞型変化(2)
古代英語と古代高地ドイツ語の形容詞変化の比較
5. 名詞型変化(3)
1) 人称代名詞/2) 再帰代名詞/3) 所有代名詞/4) 指示代名詞/5) 関係代名詞/6) 疑問代名詞/7) 不定代名詞
6. 古代英語及び古代高地ドイツ語の同士変化の概括
7. 古代英語の動詞変化の大要
1) 強変化動詞
2) 弱変化動詞
3) 過去現在動詞(強弱変化動詞)
4) 不規則変化動詞
8. 古代高地ドイツ語の動詞変化の大要
1) 強変化動詞
2) 弱変化動詞
3) 過去現在動詞
4) 不規則変化動詞
9. 古代英語と古代高地ドイツ語とにおける副詞,前置詞,接続詞について
1) 副詞
2) 前置詞
3) 接続詞
10. 結語
第二章 中世英・独語
第一節 中世英語の背景
第二節 中世高地ドイツ語の背景
第三節 中世英語と中世高地ドイツ語との比較
1. 中世英語及び中世高地ドイツ語の表記法,発音
2. 中世英語と中世高地ドイツ語の全体的傾向
3. 名詞屈折の変化
4. その他の名詞型変化
1) 形容詞
2) 代名詞
3) 指示代名詞
4) 関係代名詞
5) 疑問代名詞
6) 不定代名詞
5. 中世英語の動詞の変化
1) 強変化動詞
2) 弱変化動詞
3) 過去現在動詞
4) 不規則変化動詞
6. 中世高地ドイツ語の動詞の変化
1) 強変化動詞
2) 弱変化動詞
3) 過去現在動詞
4) 不規則変化動詞
7. 不変化詞の発達
第三章 近,現代英・独語
第一節 近代英語標準語の成立
第二節 現代ドイツ文章語の成立
第三節 現代英語と現代ドイツ語
第四節 英・独語の方言について
第四章 現代英・独語比較文章論
第一節 文章論概要
第二節 造語法について
第三節 語群
1) 前置詞句における前置詞の位置
2) 物主代名詞,または冠詞と名詞
3) 形容詞の位置
4) 副詞または副詞句(状況語)と名詞
5) 名詞または名詞句の形容詞,副詞規定
6) 名詞による名詞の規定
第四節 語順の歴史的展開
1) 配語法固定化一般について
2) 名詞の附加語の位置
3) 動詞の位置
4) 分離現象
5) 前置詞の位置
6) むすび
第五節 現代英・独語の語順
第六節 文の種類
1) 単項分と二項分
2) 単文,重文,複文
3) 発言の動機による分類
4) 肯定文と否定文
第七節 単文
1. 主部の研究
1) 主部の位置
2) 主語のない文
3) 非人称のitとes
4) 論理的主語
5) 名詞,代名詞以外の主語
6) 主格以外の格の主語
2. 述部の研究
1) 述部のない,また不完全な文
2) 述部の構成
第八節 重文(対結文)
1. 完全並列(接合語なき重文)
2. 接合重文
3. 重文の意味関係
1) 並置関係
2) 相反関係
3) 因由的,結果的関係
第九節 複文(附結文)
1. 従文の起源
1) 接合語を有しない従文
2) 主文の文成分から従文の接続詞となったもの(従属接続詞)を持つ複文
3) 関係代名詞や関係福詞によって接続されている複文
4) 疑問詞に導かれる従文を持つ複文
5) 分詞構文について
2. 従文の性格
1) 主語従文(subject clause, Subjektsatz)
2) 客語従文(predicative clause, Pradikatssatz)
3) 補足語(目的語)従文(object clause,Erganzungssatz, Objektsatz)
4) 附加語従文(attributive clause, Attributsatz)
5) 状況語(副詞語)従文(adverbial clause, Asverbialsatz)
あとがき
著者略歴
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産業の発達と地域社会 瀬戸内産業史の研究

編者
渡辺則文 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
500 
定価
8,800円 (本体8,000円 )
発行日
1982年2月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-060-9/ISBN4-87440-060-4 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
近世から昭和初期までの、主に瀬戸内諸地域の産業・地域社会の変遷と発達。阿波藍・長州綿織物・泉南製糖業・広島鉄山・宇和島製蝋・各地の塩などの生産と流通機構。
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はしがき (渡辺 則文)
1 生産と流通
近世後期吉野川流域の葉藍生産 (高橋 啓)
瀬戸内海水運による阿波藍の流通 (泉 康弘)
幕末期長州藩における綿織物の生産形態 (三宅 紹宣)
幕末・維新期泉南地方における一製糖業経営の動向 (岡 俊二)
近代における塩の流通機構 (相良 英輔)
2 産業の発達と権力
戦国大名毛利氏の流通支配の性格 (秋山 伸隆)
広島藩営鉄山の成立とその構造 (土井 作治)
長州藩経済政策と山代請紙制 (小川 国治)
化政期大和の「国訴」とその背景 (谷山 正道)
讃岐高松藩における砂糖為替金 (木原 溥幸)
宇和島藩における製ロウ業と専売制 (三好 昌文)
幕末・維新期の鉱山政策と広島鉄山 (井上 洋)
3 産業と地域社会
長州藩における貞享検地 (日野 綏彦)
近世山陽筋における林野の所持・利用の変化と村落 (道重 哲男)
在郷町と周辺村落 (堤 正信)
瀬戸内における三菱の鉱山業進出と地域社会 (川崎 茂)
昭和恐慌期の科学繊維工業と工業立地 (千田 武志)
編者・執筆者紹介
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無常 

著者
津田輝夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
126 
定価
1,100円 (本体1,000円 )
発行日
1981年11月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-203-0/ISBN4-87440-203-8 
Cコード
C1092 
ジャンル
一般書/歌集・詩集・句集
 
内容
よどんで臭いどぶ川にそう/道の突きあたり/矛盾の果実が燃えている、ほか平明で豊かな情感の詩集。
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【品切】
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医学と人間 

著者
飯島宗一 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
172 
定価
1,760円 (本体1,600円 )
発行日
1981年10月8日 
ISBN
ISBN978-4-87440-121-7/ISBN4-87440-121-X 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
広島大学・名古屋大学の各学長などを歴任した著者の医学者・教育者としての随感。鋭い教育批評。
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【品切】
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高校作文教育の実際 

著者
堀江マサ子 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
220 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1981年8月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-046-3/ISBN4-87440-046-9 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
「読むこと」と「書くこと」の関連をふまえた作文教育の実践実例。日々の授業ノートでの生徒と教師の書き合いや、卒業学年の卒業記念論文など、自身の国語教室の記録。
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【品切】
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明治地方自治制の成立 

著者
甲斐英男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
192 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1981年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-055-5/ISBN4-87440-055-8 
Cコード
C3033 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本 政治・経済・法律
 
内容
――広島県の事例を通して。戦前の地方自治制度・地方自治の実態の分析により、「地方自治の本旨」なる理念、戦後地方自治の理念を実現するため克服すべき課題を明らかにする。
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【品切】
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「広島女子大学地域研究叢書」の発刊によせて (広島女子大学長 今堀誠二)
まえがき
一 府県の創出
1 広島県と深津県の成立
2 備後六郡の広島県移管
3 県治機構の整備と初期の県政
二 区戸長制と町村
1 戸籍法の試行と大区小区制 補論 福山藩の「戸籍表」
2 大区小区制下の町村と総代人制度
三 三新法体制
1 三新法体制と府県
2 三新法体制と町村
四 市制・町村制と郡制・府県制
1 市制・町村制と町村合併
2 市制・町村制の施行
3 郡制・府県制の施行
あとがき
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現代日本文学の旗手たち 

著者
足立悦男 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
246 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1980年12月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-108-8/ISBN4-87440-108-2 
Cコード
C1095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉 一般書/文芸評論
 
内容
戦後登場の作家、詩人、歌人の作風を社会との関連で解説。高橋和巳、倉橋由美子、吉本隆明、大岡信、富岡多恵子、鈴木志郎康、塚本邦雄ほか。
渓水社で購入する
【品切】
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愛の文学選 

著者
森本 穫 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
209 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
1980年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-033-3/ISBN4-87440-033-7 
Cコード
C1095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉 一般書/文芸評論
 
内容
男女の愛をテーマにした作品と作家を紹介する文入門書。森鴎外、谷崎潤一郎、太宰治、田山花袋、井伏鱒二他。
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高校対象 高校言語教育の実際 話すことを主にして

著者
梅下敏之 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
282 
定価
3,850円 (本体3,500円 )
発行日
1980年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-034-0/ISBN4-87440-034-5 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
内容
高校における話すことの教育/スピーチの学習指導/対談・インタビュー・問答の学習指導/会議・討議の学習指導/座談会の学習指導/朗読の学習指導。聞くこと・話すことの実践記録。
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中等国語教育論攷 

著者
山根安太郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
260 
定価
3,080円 (本体2,800円 )
発行日
1980年5月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-051-7/ISBN4-87440-051-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
広島高師附属中学校時代15年間の実践研究の論考9篇に戦後執筆の1篇を入れる。文と語の相関性と解釈、富士谷御杖の思惟とその態度、国語講読指導の方法、ほか。
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福岡県国語教育史研究 

著者
浜本純逸 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
286 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1980年3月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-027-2/ISBN4-87440-027-2 
Cコード
C3037 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
東の長野に西の福岡と知られた福岡県の国語教育史。明治40年代の作文教育、堤政俊の文芸的綴り方教育、角虎夫の思想と実践、ほか今日に繋がる教育の実像。
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南山の雨 

著者
藤井素臣 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
1979年12月8日 
ISBN
ISBN978-4-87440-458-4/ISBN4-87440-458-8 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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釣針史料集成 

著者
勝部直達 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
334 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1979年12月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-074-6/ISBN4-87440-074-4 
Cコード
C0076 
ジャンル
一般書/実用・趣味
 
内容
古代から明治時代までの史料。釣針史資料(釈名、基本型釣針、擬餌針)、釣針史年表、釣針師人名録。
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一、釈 明

二、基本型釣針
(一)呼称名及び種類
(二)各部名称
(三)釣針師及び釣道具屋
(四)製法・材料
(五)性能及び評語
(六)価格及び生産高

三、疑餌針
(一)蚊針
(二)角(つの)
(三)餌木
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外国語教育の原点 調査と論考

編著
片柳 寛 
シリーズ
 
助成
 
判型
B5 
ページ
214 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
1979年11月1日 
ISBN
ISBN978-4-87440-001-2/ISBN4-87440-001-9 
Cコード
C3082 
ジャンル
言語学〈英語・その他〉
 
内容
「外国語言語学」への提言、外国語とのかかわりについて、外国語学習の諸要件、外国語教育としての英語のカリキュラム、英語科カリキュラムのためのプログラミング、ほか。
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IN SEARCH OF DRYDEN'S LANGUAGE 

著者
入江啓太郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
118 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
1979年7月31日 
ISBN
ISBN978-4-87440-002-9/ISBN4-87440-002-7 
Cコード
C3098 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
DRAMATIC ENGLISH/SENTENCE STRUCTURE IN JOHN DRYDEN'S EARLIER PROSE/NEWER METHOD FOR DESCRIPTION OF SENTENCE(英文)
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購入冊数

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ヒロシマに、なぜ 

著者
小倉 薫 
シリーズ
 
助成
 
判型
A6 
ページ
238 
定価
1,078円 (本体980円 )
発行日
1979年7月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-079-1/ISBN4-87440-079-5 
Cコード
C1095 
ジャンル
一般書/紀行・歴史読み物
 
内容
広島市長室次長として来訪の外国要人の案内をつとめたその印象と人物評。ニクソンほか19人。
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半月に頬を寄せて 

著者
石井三郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-335-8/ISBN4-87440-335-2 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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食が人を支配する 

著者
山内義治 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-306-8/ISBN4-87440-306-9 
Cコード
 
ジャンル
労働・福祉・生活 一般書/随筆
 
内容
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児童の学習動機の規定因 

著者
神谷ゆかり 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
136 
定価
1,650円 (本体1,500円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-301-3/ISBN4-87440-301-8 
Cコード
 
ジャンル
教育〈幼児・児童教育〉
 
内容
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日本文学語学論考 

著者
蔵野嗣久  
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
124 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-293-1/ISBN4-87440-293-3 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉 国語・漢文教育〈文学教育〉
 
内容
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原始の川 

著者
穐山 護  
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-282-5/ISBN4-87440-282-8 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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価値哲学試論 

著者
和佐谷維昭 
シリーズ
 
助成
 
判型
B6 
ページ
200 
定価
1,760円 (本体1,600円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-277-1/ISBN4-87440-277-1 
Cコード
 
ジャンル
哲学・宗教
 
内容
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頭の中の休憩室 

著者
河野昌之 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-272-6/ISBN4-87440-272-0 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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アメリカの国語教育 

著者
森田信義 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-256-6/ISBN4-87440-256-9 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
内容
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芸備俳諧資料集3 

著者
下垣内和人 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
300 
定価
5,280円 (本体4,800円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-192-7/ISBN4-87440-192-9 
Cコード
C3095 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
芸備地方俳諧資料一般を翻刻。解説。歳旦(享和三年、文化十年)やまかづら(文化十四年、文政十一年、十二年)、郡山集、五月雨集、ゆふかほ集、おきな集、ほか。
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砂漠の中の涸れた河 

著者
斎木寿夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-116-3/ISBN4-87440-116-3 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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十菊新抄 

著者
頼 桃三郎 
シリーズ
 
助成
 
判型
A6 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-115-6/ISBN4-87440-115-5 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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沙漠都市 

著者
斎木寿夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-114-9/ISBN4-87440-114-7 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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流れてやまず 

著者
小久保均 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-112-5/ISBN4-87440-112-0 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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太田川は流れる 

著者
中井正文 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-111-8/ISBN4-87440-111-2 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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ゲヘナの火 

著者
斎木寿夫 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-110-1/ISBN4-87440-110-4 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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釣針図譜 

著者
中村利吉/復刻 
シリーズ
 
助成
 
判型
美濃六七丁和綴本 
ページ
 
定価
22,000円 (本体20,000円 )
発行日
1978年10月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-075-3/ISBN4-87440-075-2 
Cコード
C0076 
ジャンル
一般書/実用・趣味
 
内容
旧藩時代から明治初期にかけて使用されていた釣針を原寸大で正確に彩色図に描いたもので、収録は71種879図。
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附属

『釣針図譜』解題
 一、原本の体裁
 二、『釣針図譜』の類書
 三、著作年代および著作者考
 四、内容について 
 五、価値

中村利吉人物評語及び年譜

釣針図補遺
 柳楢悦「鯣ノ説」
 中村利吉「漁釣具の図及其説明」
 農務局編『水産博覧会第一区第一類』
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黒雨 

著者
斎木寿夫 
シリーズ
 
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判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-106-4/ISBN4-87440-106-6 
Cコード
 
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一般書/随筆
 
内容
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資料'82反核 

著者
ひろしまをよむ会 
シリーズ
 
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判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-105-7/ISBN4-87440-105-8 
Cコード
 
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一般書/随筆
 
内容
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水薦苅 

著者
飯島宗一 
シリーズ
 
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判型
 
ページ
 
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-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-104-0/ISBN4-87440-104-X 
Cコード
 
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一般書/随筆
 
内容
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おかめはちもく 

著者
藤井成之 
シリーズ
 
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判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-103-3/ISBN4-87440-103-1 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
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奥出雲のことば 

共著
糸原正徳・友定賢治 
シリーズ
 
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判型
A5 
ページ
164 
定価
4,400円 (本体4,000円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-093-7/ISBN4-87440-093-0 
Cコード
C3088 
ジャンル
言語学〈日本語〉
 
内容
奥出雲地方の方言を収録。アクセント、共通語訳、品詞、分布、例文を示した方言辞書。『島根県方言辞典』(島根方言学会)を補うものとして重宝される。
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道化の断章 

著者
金尾博行 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-089-0/ISBN4-87440-089-2 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
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教育に燃えて 

著者
西本 巌  
シリーズ
 
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ページ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-087-6/ISBN4-87440-087-6 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
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リラックス分析 

著者
金本和孝 
シリーズ
 
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判型
 
ページ
 
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-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-086-9/ISBN4-87440-086-8 
Cコード
 
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一般書/随筆
 
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性格の病 

著者
金本和孝 
シリーズ
 
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判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-085-2/ISBN4-87440-085-X 
Cコード
 
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一般書/随筆
 
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うすきいのちの記録 

共著
山崎敦子・義治 
シリーズ
 
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判型
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-082-1/ISBN4-87440-082-5 
Cコード
 
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一般書/随筆
 
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なないろの村から 

著者
中野幸男 
シリーズ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-081-4/ISBN4-87440-081-7 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
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ひとりひとりの教育 

著者
安田正夫  
シリーズ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-080-7/ISBN4-87440-080-9 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈総論〉
 
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広島文学ノート 

著者
川村盛明 
シリーズ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-078-4/ISBN4-87440-078-7 
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文学・語学/日本〈文学〉
 
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広島県上下町昔話集 

著者
広島女子大学国文学科 
シリーズ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-072-2/ISBN4-87440-072-8 
Cコード
 
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歴史・考古・民族/日本
 
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近世の身分制 

著者
 
シリーズ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-070-8/ISBN4-87440-070-1 
Cコード
 
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歴史・考古・民族/日本
 
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影印 田植草子集 

著者
 
シリーズ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-067-8/ISBN4-87440-067-2 
Cコード
 
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歴史・考古・民族/日本
 
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幸若舞曲集(二) 

著者
広島女子大学国文学科 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-066-1/ISBN4-87440-066-3 
Cコード
 
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歴史・考古・民族/日本
 
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幸若舞曲集(一) 

著者
広島女子大学国文学科 
シリーズ
 
助成
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-065-4/ISBN4-87440-065-5 
Cコード
 
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歴史・考古・民族/日本
 
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芸備わらべうた歌詞集 

著者
広島女子大学国文学科 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-064-7/ISBN4-87440-064-7 
Cコード
 
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歴史・考古・民族/日本
 
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農業社会の食生活語彙 

著者
町 博光 
シリーズ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-063-0/ISBN4-87440-063-9 
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歴史・考古・民族/日本
 
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芸備風流踊り歌集 

著者
広島女子大学国文学科 
シリーズ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-062-3/ISBN4-87440-062-0 
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歴史・考古・民族/日本
 
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芸備口説音頭集 

著者
広島女子大学国文学科 
シリーズ
 
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発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-061-6/ISBN4-87440-061-2 
Cコード
 
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歴史・考古・民族/日本
 
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ゲルマン社会史の研究 

著者
坂田正二 
シリーズ
 
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\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-058-6/ISBN4-87440-058-2 
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労働・福祉・生活
 
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広島県の少年非行とその対策 

他著
松本真一  
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-057-9/ISBN4-87440-057-4 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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近代真宗の展開と安芸門徒 

著者
熊田重邦 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-056-2/ISBN4-87440-056-6 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
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感潮河川の貝類 

著者
新川英明 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-054-8/ISBN4-87440-054-X 
Cコード
 
ジャンル
生命・環境・自然
 
内容
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話しことば入門 

著者
村上幸子 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-052-4/ISBN4-87440-052-3 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
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児童文化の理論と実際 

著者
 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
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-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-047-0/ISBN4-87440-047-7 
Cコード
 
ジャンル
教育〈幼児・児童教育〉
 
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話しことば教育史研究 

著者
 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-045-6/ISBN4-87440-045-0 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈話し言葉教育〉
 
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文学教材指導法の研究 

著者
萬屋秀雄 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-041-8/ISBN4-87440-041-8 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈文学・教材研究〉
 
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近代日本文学 

他著
田辺健二 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-039-5/ISBN4-87440-039-6 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
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現代ギリシア短編小説選集 

著者
関本 至 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-038-8/ISBN4-87440-038-8 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
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日記指導の実際 

著者
金城勝代 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-035-7/ISBN4-87440-035-3 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
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漢詩解釈試論 

著者
 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-031-9/ISBN4-87440-031-1 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈古典・漢文教育〉
 
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漢文教育序説 

著者
 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-030-2/ISBN4-87440-030-2 
Cコード
 
ジャンル
国語・漢文教育〈古典・漢文教育〉
 
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漢語漢文の世界1 

著者
三迫初男 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
 
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-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-029-6/ISBN4-87440-029-9 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/アジア〈語学〉
 
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相対の文学 

著者
山碕雄一 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-028-9/ISBN4-87440-028-0 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
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国譲り神話の周辺 

著者
畠山兼人 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-026-5/ISBN4-87440-026-4 
Cコード
 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
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ピアノの勉強、その心得 

著者
石川正司  
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-024-1/ISBN4-87440-024-8 
Cコード
 
ジャンル
教育〈音楽・美術〉
 
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青年期の性教育 

著者
小笠原延  
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-023-4/ISBN4-87440-023-X 
Cコード
 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
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教育汚職 

著者
平田宗史 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-022-7/ISBN4-87440-022-1 
Cコード
 
ジャンル
教育〈教育学〉
 
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行政人事管理論 

著者
板垣 綬 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-021-0/ISBN4-87440-021-3 
Cコード
 
ジャンル
政治・経済・法律
 
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平和の原理 

著者
宇野正三 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-014-2/ISBN4-87440-014-X 
Cコード
 
ジャンル
哲学・宗教
 
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シェイクスピア 

著者
松元 寛 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-013-5/ISBN4-87440-013-2 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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フランス鉄道時代の作家たち 

著者
壇上文雄  
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-012-8/ISBN4-87440-012-4 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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アルフレッド・ド・ヴィニー研究 

著者
田中隆二 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-011-1/ISBN4-87440-011-6 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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黒い森での死 

訳者
余川文彦[R・ゲング著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-010-4/ISBN4-87440-010-8 
Cコード
 
ジャンル
文学・語学/欧米〈文学〉
 
内容
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象牙とチョーク 

著者
松元 寛 
シリーズ
 
助成
 
判型
 
ページ
 
定価
-円 (本体-円 )
発行日
\ 
ISBN
ISBN978-4-87440-009-8/ISBN4-87440-009-4 
Cコード
 
ジャンル
一般書/随筆
 
内容
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残酷な場所 

著者
小久保均 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
228 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
1975年9月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-107-1/ISBN4-87440-107-4 
Cコード
C0093 
ジャンル
一般書/小説・童話
 
内容
敗戦後の混迷期をへて少年から大人にいたるまでの心象風景を描く13篇。
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